JP6946284B2 - 湾曲バルブステムを有する拭き取り可能なバルブ - Google Patents

湾曲バルブステムを有する拭き取り可能なバルブ Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2015年10月17日に出願された米国仮特許出願番号第62/243,036号の明細書に基づいて優先権を主張するものであり、その開示された内容が参照によりここに組み込まれる。
(発明の分野)
本発明は、ルアー作動バルブに関する。より具体的には、本発明は、拭き取り可能なバルブステムを有する拭き取り可能なバルブに関する。
(背景技術の説明)
現在、バルブを通過する流体の流れを防ぐために、バルブ本体内に強制的にノーマルクローズ型の貫通スリットを有する内部エラストマーバルブステムを含むような、静脈内(IV)ライン、容器用などの多数のタイプの拭き取り可能なバルブが存在する。シリンジ又は他のIV構成要素の端部に取り付けられたオス型ルアーの先端などのアクセス装置によってアクセスされたとき、アクセス装置の先端部は、バルブステムをバルブ本体内に押し込み、これによって先端部がスリット内に挿入してバルブステムを開き、流体がアクセス装置から、アクセス装置の先端部を通過し、そして今強制的に開いたスリットを通して流れることを可能にする。アクセス装置の先端部をバルブから取り外すと、バルブステムのエラストマー特性は、弾性的にバルブステムを外方向へ移動させ、バルブ本体内のノーマルクローズ位置に戻す。
本出願の譲受人が所有しているエラストマーバルブステムを有する拭き取り可能なバルブを教示する代表的な特許及び特許出願は、米国特許第6,651956号、第6,089,541号及び第6,036,171号及び米国特許出願公開第2015/0141937号、第2008/0009822号及び第2005/0261637号で開示されている。
米国特許第6,651956号の明細書に記載されたように、図1及び図2に示すバルブ10は、拡径部16及び縮径部18を形成した中心軸穴14を有する実質的に管状のバルブ本体12を備えている。穴14は、オス型のバルブ部品又は機器22(以下、一般にアクセス装置を指す)、例えば、ルアー先端を有する針なしシリンジを受け入れるための第1の開放端部20と、流体ライン(図示せず)又は他のアクセス装置と連通するための第2の開放端部24とを規定している。好ましくは、バルブ本体12は、比較的堅牢で耐久性のある材料、例えば熱可塑性材料(例えば、ポリカーボネート)によって形成される。
組立を容易にするために、バルブ本体12は、前方本体部26と後端部28との2つの部分から構成することができる。この2つの部分は、溶接ジョイント30において一緒に超音波封止され、連続的なバルブ本体12が得られる。最終的に、ジョイント30の位置は必須ではなく、バルブ本体12は、一緒に接続された2つの別個の部品から形成される必要がなく、更に多くの部品により形成されるか、或いは一体的な単一体として形成されてもよいことが理解されるべきである。溶接ジョイント30の代わりに、スナップジョイント又は接着ジョイントが、バルブ本体12の前方部26と後部28との間に設けられてもよい。図示のように、好ましくは、ハウジング12の形状は、その外面が略凸状の形状を呈し、近位端における肩部の断面直径は、ハウジングの中間部における断面直径よりも大きく(即ち、バルブ10の中間部におけるハウジング26よりも肩部21におけるハウジング26の方が広い)、これによってバルブ10の安定な扱いを容易にする。
バルブ本体12の後部28は、対応するメス型ルアー取付具(図示せず)を有するアクセス装置を受け入れるためのオス型ルアー取付具として構成されてもよい。或いは、後部は、チューブなどの流体ラインと直接係合するように構成されてもよい。実際に、バルブの後端部の形状及び構成には多くの変形例が存在する。
バルブ本体12内にはバルブステム32がある。好ましくは、ステム32はシリコーンによって形成されるが、代わりに、ステム32は、他の弾性エラストマー材料、例えば天然ゴム、熱可塑性エラストマー、又は熱可塑性ゴムによって形成されてもよい。図3A、図3B及び図3Cに示すように、好ましくは、ステム32は、略円錐形の前方本体部34と、略円筒形の後部本体又はスロート部36とを有する。前方本体部34及びスロート部36の両方は、略円形の断面外形を有し、バルブ本体12は相応的に形成される。ステム32の前方本体部34は、複数の略円筒形の部分38,39及び40と、前方本体部34が一端部46に向けて全体的に先細になるように備えた略円錐形の部分44とを含む。
好ましくは、ステム32の後方本体部36は、強い軸方向の圧縮抵抗を与えるように実質的に円筒形であり、且つ端部46とは概ね反対側の鈍い又は平らな端部48で終端する。ステム32は、ステム32を通る中心軸流体通路50を有し、当該流体通路50は、その一端において、ステム32の前端面46に貫通スリット52を画定し、その他端において、対向する第2の端部開口54を画定する。好ましくは、ステム32の第2の端部54は、バルブ本体12の内面と密封して整列し、バルブ10の内部で液体、空気又は他の流体を運ぶために、ステム32内の流体通路50とバルブ本体12との間にスムーズな流体の流れ経路を提供する。好ましくは、ステム32の側壁は、ステム32の一端46から他端48まで延びる。
円筒形の部分39は、リリーフ機能として機能するように構成されている。これは、円筒形の部分39は、部分38が圧縮され、閉じたスリット52をより堅く封止するとともに、円錐形の部分44をバルブ本体12の対応する部分65内に封止することを可能にすることによって、流体の背圧に対する抵抗を大きくするためである。
ステム32の第2の端部開口54は常にオープン状態であるが、従来技術の1実施形態において、ステム32の前方部分34におけるスリット52は、バルブステム32がバルブ本体12の内部に圧縮されていないときでもノーマルクローズ状態である。
オプション的に、バルブステム32は、その外面に円周方向のノッチ58を有する。ノッチ58は、バルブステム32の外面60に弱い点を与える。ノッチ58は、オス型アクセス装置22がバルブ10と係合したときに、バルブステム32がノッチ58において概ね外向きに曲がり又は拡張し、それによりバルブステム32内に増加した流量を提供するように構成される。増加した流量によって、より少ない流れ抵抗が生じる。アクセス装置22がバルブステム32のスリット52に係合されると、スリット52はアクセス装置22の外面を封止し、ステム32はバルブ本体12の内部へ移動する。スリット52が開かれると、流体は、ステム32を通ってアクセス装置22へ又はアクセス装置22から流れることが可能になる。バルブ10は、バルブ10が作動されると、流体がバルブ10を通っていずれの方向へも流れることが可能であるように構成されている。アクセス装置22がステム32の端部46におけるスリット52から取り外されると、スリット52が閉鎖されることによってアクセス装置22が更に取り外されるときの流体漏れを防止する。更に、ステムは、先端部56が取り外されるときに、スリット52がアクセス装置22の先端部56を拭き取り又は清浄にするように構成されている。
肩部62は、ステム32に設けられ、概ねして、略円錐形の前方本体部34と略円筒形の部分36との接合部に位置する。肩部62は、バルブ本体12内の対応する肩部64と係合することによって、それらの間に封止接触点を形成することができる。アクセス装置22がバルブ10に係合されているか否かにかかわらず(図2参照)、前記封止接触点は維持される。更に、アクセス装置22がバルブ10と係合されていないとき、ステム32の前方部分34の側面の全体が、概ねバルブハウジング12の内面65に密封して係合している。当該密封係合は、バルブ本体12の前部26のテーパ角度が、ステム32の前部34のテーパ角度と概ね同一であることにより生じるものである。
また、ステム32の端部48は、バルブ本体12内で、例えば後部28の内部で、肩部66に接触して封止され、これによってもう1つの封止接触点が形成される。更に密封な接触を提供するために、ステム32の端部48には、端部54に隣接する平坦部68と端部54から突出するリップ70との両方が設けられている。リップ70及び部分68がバルブ本体12内の肩部66に接触して封止しているとき、部分36はバルブ本体12内の隣接する内側の側壁25を接触して封止し、これによってステム32の端部48とバルブ本体12との間に実質的に2つの接触面を提供する。したがって、全体として、バルブステム32とバルブ本体12の内部との間には、常に実質的に3点の封止接触点(すなわち、肩部62と肩部64との間の封止接触点、及びステム32の端部48とバルブ本体12の内部との間の2つの封止接触点)が存在する。更に、上述したように、好ましくは、バルブ本体12の前部26のテーパ角度は、ステム32の前部34のテーパ角度と概ね同一であり、これにより、ステム32の前部34は、概ねバルブ本体12の内面65に接触して封止するようになる。当業者であれば、ステム32とバルブ本体12との間の封止接触点を設ける他の更なる方法を認識することができる。ステム32とバルブ本体12との間の封止接触点を設けることは、流体が流れ領域からステム32とバルブ本体12との間の中間スペース74に侵入するか又は漏れ込むことを防止するために重要である。
バルブと係合するアクセス装置がないときは、バルブステム32の端部46におけるスリット52は完全に閉じており、バルブステム32の端部46は、バルブ本体12の前部凹面領域23の底部と概ね同一平面である。これによりステム32の端部46及び隣接領域が清浄化され得る。この特徴は、バクテリアの増殖を避けるべき医療用途において重要である。この目的のために、滅菌綿棒を用いて、ステム32の端部46及び隣接領域を清浄化することができる。凹面領域23は、アクセス装置22をバルブ内に案内するのに役立つ。
好ましくは、ステム32は、アクセス装置22がバルブ10と係合していないときに、バルブステム32が図1に示す位置に自然に止まっているように構成される。しかしながら、ステム32の端部46をバルブ本体12の端部20に向けて付勢するための手段を設けることができる。特に、圧縮ばね(図示せず)を、ステム32とバルブ本体12との間の中間スペース74内に設けることができる。
ステム32とバルブ本体12との間に圧縮ばねを設けてもよいが、好ましくは、ステム32の後部本体部分36は、厚い壁を有し、ステム32の端部48をバルブ本体12の第1の端部20に向かって付勢するのに十分なばね定数又は力を与えるのに十分頑丈に設けられる。
次に、バルブ10の動作を、アクセス装置22との係合に関連して説明する。上述したように、バルブ10と係合するアクセス装置22は、オス型ルアー先端を有する針なしシリンジであってもよい。アクセス装置22がバルブ10と係合される前に、バルブ10は図1に示す状態にあり、このとき、スリット52は閉じており、密閉に封止された状態である。更に、上述したように、ステム32は、いくつかのポイント(すなわち、向かい合っている端部48、肩部62、及びステム32の前部34の全表面)においてバルブ本体12に接触して封止されている。
アクセス装置22の先端56を先ずステム32の端部46におけるスリット52と係合させると、スリット52は最初にその挿入に抵抗する。しかし、アクセス装置22の先端部56が更に押し込まれ又はスリット52に係合されてステム32を内方に移動させると、スリット52は最終的に変形し又は開いて、アクセス装置22の先端部56の進入を可能にする。図4に示されているように、ステム32の弾力性により、ステム32とアクセス装置22の先端部56との間に緊密な封止が形成される。先端部56とステム32との係合は、ステム32を更に圧縮し、内部の封止を、特に端部54において、更に強化するように働く。
アクセス装置22の先端部56がステム32のスリット52内に更に押し込まれると、ステム32の端部46がバルブ本体12の更に内側に押し込まれ、図2に示すように、バルブステム32は、ノッチ58において曲げるか又は概ね外向きに延びる。ステム32の端部46は、最小壁厚の領域にある支点35の大凡周辺において崩れ、キャビテイ50の内方に折り畳まれる。スリット52は完全に開いて、流体がステム32を通ってアクセス装置22へ、又はアクセス装置22から流れることを可能にする。アクセス装置22がステム32の端部46におけるスリット52から取り外されると、スリット52は閉鎖し、流体漏れを防止する。更に、ステム32は、取り外される際に先端部56を清潔に拭き取る。
アクセス装置22における対応するオス型ルアーロックネジ78と係合するために、メス型ネジ又はルアーロックネジ76がバルブ本体12の端部20の近傍に設けられてもよい。或いは、バルブ10とアクセス装置22との間に、それらの係合のために、他の対応する構造を設けてもよい。バルブ10とアクセス装置22との間の係合が、アクセス装置22を整列させるのに役立つとともに、スリット52の拡張及びスリット52によるアクセス装置22の先端部56の受け入れに対する抵抗を克服するように機械的利益を提供する。しかしながら、バルブ本体12とアクセス装置22との間のネジ係合は、アクセス装置22の先端部56とステム32のスリット52とを係合状態に保つために必ずしも必要ではないことが指摘されるべきである。なぜなら、アクセス装置22の先端部56とバルブ本体12の部分18との間のグリップ又は摩擦係合に、先端部56の周りのスリット52の係合を加えたものは、アクセス装置22とバルブ10との係合状態を十分に保つことができるためである。それにもかかわらず、それらの間に大きな分離力が存在するときに、上述したルアーロックネジ76及び78をそれぞれアクセス装置22及びバルブ本体12又は他の係合構造に設けることが望ましい場合がある。それはもちろん、バルブ10の使用される用途によるものである。
アクセスデバイス22の先端部56がスリット52と係合した後、流体は、先端部56を介してステム32を通して注入又は抜き出すことができる。すなわち、アクセス装置22は、ステム32を通して流体を吸い上げ又は注入することができる。流体が流れる際に、ステム32とバルブ本体12との間の中間スペース74には進入しない。したがって、中間スペース74におけるバクテリアの増殖は助長されることがない。
次に、アクセス装置22がバルブ10から分離されると何が起こるかについて考察する。アクセス装置22の先端部56が最初にステム32の端部46におけるスリット52から抜かれるとき、ステム32はその固有の弾性によってバルブ本体12の端部20に向けて動かされる。ステム32の先端部56へかたよりの結果、ステム32のスリット52及び隣接する内部のステムの壁は、先端部56が抜かれるときに、流体が実質的になくなるように先端部56を拭き取る。医療上の応用において、これは高価な注射液の無駄を低減し、汚染された又は生体有害性の液体に対して、意図せず望ましくない人体の曝露を最小限に抑えることができる。
上述したバルブ10は、従来技術に対していくつかの利点を提供する。例えば、中間スペース74は、流体の流れから密閉されている。したがって、その中への流体の漏洩がない。また、ステム32とバルブ本体12との間に圧縮バネが設けられている場合、その圧縮バネが流れる流体に曝されることはない。また、アクセス装置22の先端部56は、先端部56がバルブ10から抜かれると流体が実質的になくなるように拭き取られる。更に、バルブ10は、バクテリアの増殖が感知可能な領域を提供しない。更に、ステム32は、端部46において、比較的平坦でしわのない上面を得るためにリリーフ機能39を有するように構成されている。全ての構成部品が円形の断面形状を有するため、バルブの組み立て時に正確な部品の方位付けを必要とせず、信頼性の高い高速製造が可能である。更に、ステム32は、アクセス装置22の先端部56がステム32の端部46におけるスリット52に挿入されたときに折れ曲がるように構成されており、これにより内部流量が増加し、流体の流れに対する抵抗が軽減される。より多くの利点が本発明により提供され、上述したように記載されている。当業者は、更に多くの利点を容易に理解することができる。
以上説明した、且つ図3A−3Eに示すように、静止状態(すなわち、バルブ本体12に取り付けられていない状態)で、ステム32の露出上面46は、概ね平坦な構成を有する。図3Fに示すように、バルブステム32がバルブ本体12内に設置された後に圧縮されると、露出上面46は僅かに凸面になる。この構成のバルブステム32は、米国特許第6,651,956号の譲受人によって長年にわたり事業化に成功した。
従来、バルブステム32は、約40デュロメータを有するシリコーンにより構成されている。貫通スリット52の切断の間に、切削中の引き裂きを最小にし、組み立てられたバルブ10がその後滅菌されるときにスリットの治癒を最小にするように、切削ブレードは通常潤滑されることに留意されたい。また、組立中に、バルブステム32は、典型的には、その前部円錐部分34と、バルブ本体12の拡大及び縮小された直径部分16及び18との間の摩擦係数を低減させる性能を高めるために潤滑され、したがって、アクセス装置22によって係合されたときに、バルブステム32がより自由に崩れ、係合が解除されたときにバルブステム32がその休止位置に戻ることを可能にする。
利用者の使用説明書(IFU)は、アクセス装置22の先端がステム32を本体12の軸方向内方に押して、ステム32が均一に崩れるように、アクセス装置22をバルブ10に同軸にアクセスさせることを要求している。しかし、不都合なことに、アクセス装置の先端が鋭角(IFUに従わない)でバルブ10に押し込まれると、バルブステム32は崩れた後にバルブ本体12の内側に詰まる場合がある。また、図4A及び図4Bは、バルブ本体12の内側に詰まっているバルブステム32を示す。前述したバルブステム内のスリットの潤滑は、IFUに反してバルブがアクセスされた場合であっても、バルブステムの詰まる頻度を減少させた。しかし、バルブステム32の詰まり事例は時折報告される。
従って、本発明の目的は、先行技術の装置の前述した欠点を克服し、拭き取り可能なバルブ技術の進歩に顕著な貢献を与える改善を提供することである。
本発明の別の目的は、IFUに反してバルブが意図的に鋭角でアクセスされた場合であっても、バルブ本体内に詰まることのないバルブステムを有する拭き取り可能なバルブを提供することである。
本発明の別の目的は、バルブステムがバルブ本体内に詰まることを防止するのに十分な深さで縁から縁まで延びる、凹形の曲面を有するバルブステムを提供することである。
上記は、本発明の関連する目的のいくつかを概説したものである。これらの目的は、意図された発明のより顕著な特徴及び用途のいくつかの単なる例示であると解釈されるべきである。開示された発明を本開示の範囲内において異なる方法で適用する、又は本発明を変更することによって、他の多くの有益な結果が達成され得る。したがって、本発明の他の目的及びより完全な理解は、特許請求の範囲並びに添付の図面によって規定される本発明の範囲に加え、本発明の概要及び好ましい実施形態の詳細な説明を参照することによって得られる。
本発明を要約すれば、本発明は、凹形の湾曲上面を有する崩れ可能なバルブステムを備える拭き取り可能なバルブを含む。好ましくは、凹形の湾曲上面は、バルブステムの縁から縁まで延びる。より好ましくは、凹形の湾曲上面は、崩れるときに崩れたバルブステムがバルブ本体内に詰まることを防ぐために十分な半径を有し、これにより、崩れたバルブステムが閉鎖位置に戻るとともに、凹形の湾曲上面がバルブの端部と実質的に同一平面になる。更に、凹形の湾曲上面の半径が大きすぎないことは好ましい。凹形の湾曲上面の半径が大きすぎる場合、バルブステムの上面が深すぎるため、洗浄/滅菌のときに十分に拭き取ることが難しい。
好ましくは、バルブステム内に形成されたスリットは、上述した米国特許第6,651,956号に示されているように、概ね真っ直ぐな貫通スリットであり、当該スリットは、非圧縮時にノーマルクローズであり、バルブステムがバルブ本体に挿入されたときに、バルブステムの圧縮により強制的により強く閉じられる。或いは、本明細書に参照として組み込まれた米国特許第5,699,821号に開示されているように、バルブステムは、ノーマルオープン型スリットを有してもよい。当該スリットは、バルブステムがバルブ本体内に挿入されたときに圧迫されて閉じられる。
凹形の半径を有する表面に係る最も好ましい実施形態において、バルブは、平坦な表面で通常達成可能な圧力よりも高い背圧(例えば、10psiを追加された)で作動することができる。増大した背圧は、バルブステムの表面の平坦な構成よりも凹形の構成による有利な結果であると考えられる。
最後に、米国特許第8,221,363号(その開示内容は本明細書中に参考として援用される)と異なり、バルブステムの縮径部は、バルブ本体の上縁部の下方のバルブ本体の内腔に接触して封止する略円形の円筒構造を有する。これにより、崩れるとき、バルブステムの縮径部は、スリットが開き始めるときにバルブ本体の内方へかなりの距離を移動する。
以下の本発明の詳細な説明がよりよく理解されることによって、本発明の当該技術への貢献をより完全に理解することができるように、前述は、本発明のより適切で重要な特徴を相当広範に概説した。本発明の特許請求の範囲の主題を形成する本発明の更なる特徴を以下に説明する。開示された概念及び特定の実施形態は、本発明と同様の目的を実行するための他の構造を修正するか又は設計するための基礎として容易に利用され得ることは、当業者に理解されるべきである。また、当業者であれば、等価な構成が添付の特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲から逸脱しないことも理解すべきである。
(原文に記載なし)
図5A、5B及び5Cに示すように、本発明の改良されたバルブステム100は、凹形の湾曲上面102を備え、凹形の湾曲上面102は、好ましくは、バルブステム32の中心線104を中心とする半径(例えば、0.208インチ)の凹面に形成され、リリーフ部39の縁から縁まで延びる。図5D及び5Eに示すように、アクセス装置による様々な鋭角での繰り返し係合は、バルブステム32をバルブ本体12内に詰まらせることなく、バルブステム32が常に自然にその通常の閉鎖位置まで回復することが保証される。
湾曲上面が、リリーフ部39(図6A、6B及び6C参照)の縁から縁まで延びる、長すぎる凹面半径(例えば、0.416インチ)を有する場合に、浅い湾曲面を形成し、アクセス装置を鋭角(図6D及び6E参照)でバルブステム32に係合させるときに、バルブステム32をバルブ本体12内に詰まらせる可能性があることが分かった。
バルブステム32が崩れた後に弁体12内に詰まらないようにする「スイートスポット」が存在し、その「スイートスポット」は、凹形の湾曲上面の半径が約0.208インチであることが考えられる。より小さい値の半径は、詰まりを回避する可能性が高いが、半径が短すぎると、凹面が深くなり、洗浄及び滅菌するときに表面の拭き取りが困難となる。
より具体的には、0.416,0.208及び0.125インチの半径で40デュロメータの一群のステムを用いて実験を行った。業界標準の40デュロメータのバルブステムにおいて、半径0.418のステムのスリットは部分的に縁部の崩れ及び一部の側部の崩れがあって、半径0.125のステムのスリットはいくつかの縁部の崩れがあった。しかし、半径0.208のステムのスリットは、縁部又は側部の崩れがなかった。したがって、0.208の半径を有する40デュロメータのステムは、最適な結果を達成することが判断される。
ステムのデュロメータを工業標準である40デュロメータから変化させた場合の影響
を測定するために、0.416,0.208及び0.125インチの3つの半径で30及び50デュロメータの一群のステムを用いて追加的な実験を行った。30デュロメータのステムのスリットは、3つの半径のそれぞれは縁部又は側部の崩れがあった、50デュロメータのステムはいくつかの凹んだステム(すなわちアクセスされた後に完全には戻らないステム)、及び縁部又は側部の崩れを有するスリットがあった。従って、工業標準である40デュロメータのステムは、上記半径0.208インチの最適半径において最適な結果を達成することが判断される。
本発明は、添付の特許請求の範囲に含まれる内容並びに上記明細書の内容を含む。本明細書はある程度の特定性を有する好ましい形態で記載されているが、好ましい形態の当該開示は例としてのみなされたものであり、構造、組み合わせ、又は構成部品の配置の詳細における多くの変更は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行うことができる。
以上、本発明について説明した。

Claims (10)

  1. バルブ本体(12)内で崩れるバルブステム(100)を備え、
    前記バルブ本体(12)は、第1の円形の縁を有する第1の円筒形の縮径部(18)を有し、
    前記バルブステム(100)は、第2の円筒形の縮径部(38)を有し、
    前記第2の円筒形の縮径部(38)は、前記バルブ本体(12)の前記第1の円筒形の縮径部(18)内で幅いっぱいに延在し、
    前記第2の円筒形の縮径部(38)は、前記バルブステム(100)が前記バルブ本体(12)内で崩れたときに開く貫通スリット(52)を有し、
    前記バルブステム(100)は、第2の円形の縁を有する凹形の湾曲上面(102)を有し、
    前記凹形の湾曲上面(102)の前記第2の円形の縁は、前記バルブステム(100)が前記バルブ本体(12)内で崩れていないときに前記バルブ本体(12)前記第1の円筒形の縮径部(18)の前記第1の円形の縁と実質的に同一平面にあり、
    前記バルブステム(100)の前記凹形の湾曲上面(102)は、前記バルブ本体(12)の前記第1の円筒形の縮径部(18)の前記第1の円形の縁内で縁から縁まで延在している、
    拭き取り可能なバルブ。
  2. 前記バルブステムの前記凹形の湾曲上面は、前記バルブステムの縁から縁まで延びている、請求項1に記載の拭き取り可能なバルブ。
  3. 前記バルブステムの前記凹形の湾曲上面は、前記バルブステムが崩れときに前記バルブ本体内に詰まることを防止するのに十分な半径を有し、それにより前記バルブステムが、前記凹形の湾曲上面の前記第2の円形の縁が前記バルブ本体の前記第1の円筒形の縮径部(18)の前記第1の円形の縁と実質的に同一平面にある、崩れていない位置に戻ることが保証されている、請求項2に記載の拭き取り可能なバルブ。
  4. 前記凹形の湾曲上面の前記半径は、前記バルブステムの前記凹形の湾曲上面が前記バルブ本体内で深くなり過ぎて十分な拭き取りが困難であるほど大き過ぎないように構成された、請求項3に記載の拭き取り可能なバルブ。
  5. 前記バルブステムに形成された前記貫通スリットは、概ね真っ直ぐな貫通スリットを含む、請求項3に記載の拭き取り可能なバルブ。
  6. 前記バルブステムに形成された前記貫通スリットは、非圧縮時にノーマルクローズであり、前記バルブステムが前記バルブ本体に挿入されたときには前記バルブステムの圧縮により強制的により強く閉じられるように構成されている、請求項5に記載の拭き取り可能なバルブ。
  7. 前記バルブステムに形成された前記貫通スリットは、ノーマルオープン型スリットを有し、前記バルブステムが前記バルブ本体内に挿入されたときに、前記ノーマルオープン型スリットは圧迫されて閉じられるように構成されている、請求項3に記載の拭き取り可能なバルブ。
  8. 前記バルブステムは、約40のデュロメータを有する、請求項1に記載の拭き取り可能なバルブ。
  9. 前記凹形の湾曲上面は、約0.208インチの半径を有する、請求項1に記載の拭き取り可能なバルブ。
  10. 前記バルブステムは、約40のデュロメータを有し、且つ前記凹形の湾曲上面は、約0.208インチの半径を有する、請求項1に記載の拭き取り可能なバルブ。
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