JP3223540U - 傘カバーと親骨の一体構造 - Google Patents
傘カバーと親骨の一体構造 Download PDFInfo
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Abstract
Description
しかしながら、近時、柄などが継ぎ目無く表現される一枚張りの傘が消費者の人気を博するようになってきたが、一枚張りでは一枚の生地を傘に張り合わせるため縫い山を利用した中綴じ工程が不要となる。反面、縫い山を利用した骨と生地との接着がないと傘を閉じたときに生地が泳ぎぶかぶかとなる状態になり、とくに傘を閉じたときに生地が一緒に閉じなくてはならない折り畳み傘では閉じられる骨と接着していない生地は浮いてしまい、うまく傘をたたむことが出来ない問題があった。
そのことから、骨と生地を接着するために、たとえば特許文献1に示されるように親骨と傘生地をボンドで接着したり、あるいは図6に示すように、傘生地の末端部分だけを切り通常の傘の同じ耳25を作りこれを利用して縫い合わせたりするなどの手段が講じられてきた。
しかしながら、上記したような親骨と傘生地をボンドで接着する手段については、親骨の材質が樹脂あるいは金属なのに対して生地は繊維という異種の素材どうしに適した接着剤がないことから、短時間の使用ではがれてしまう欠点があり、また、傘生地の末端部分だけを縫い合わせる手段にあっては、末端部分の傘の柄がずれてしまい、柄などが継ぎ目無く表現される一枚張りの良さが失われるという問題が生じたものである。
本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造1について、図1には後述する傘カバー生地6と同素材の傘用生地からなる断面山状の縫い山2と、この縫い山2の裾から平坦状に延出する支持片3とからなる縫い代4の親骨5への取り付け前の概略説明図が示され、取り付け後は図2に示されるように、親骨5の任意な個所において上記縫い山2が親骨5に沿うよう上記支持片3を傘カバー6にボンドで固定するとともに、上記縫い山3から親骨側面に設けられた貫口7を通り親骨5と傘カバー6の間隙を抜けて戻るように縫い糸8を巻き止めすることにより親骨5に上記縫い山2を固定して傘カバー6と親骨5とが親骨5が浮かないよう合体させている。
この場合において、上記支持片3は傘カバー6生地と同素材の傘用生地からなるので異種素材に比べて接着材がなじみやすく強固に合体でき、また縫い山2を利用すれば親骨5を縫い糸8で縫着でき、これにより親骨5と傘カバー6とが強く一体化することにより、風圧や経年劣化による親骨と傘生地が離れる不具合も解消できることとなる。
本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造11について、図1には後述する傘カバー生地と同素材の傘用生地からなる断面山状の縫い山12とこの縫い山12の裾から平坦状に延出する支持片13からなる縫い代14の親骨15への取り付け前後の概略説明図が示されている。そして上記縫い山12は両端を開口するトンネル部16が設けられ、上記支持片13を傘カバー17にボンドで固着させ、親骨15をこのトンネル部16に貫通させ、また上記支持片13を傘カバー17にボンドで固着させ、ついで縫い山12と親骨15を縫い糸18で袋状に巻き止めすることにより傘カバー17お親骨15とを親骨15が浮かないよう合体させている。
この場合において、上記支持片13は傘カバー16生地と同素材の傘用生地からなるので異種素材に比べて接着材がなじみやすく強固に合体でき、また縫い山12を利用すれば親骨15を縫い糸18で縫い山12と縫合でき、これにより親骨15と傘カバー17とが強く一体化することにより、風圧や経年劣化による親骨と傘生地が離れる不具合も解消できることとなる。
また、縫い山を利用して親骨に縫い合わせて固定するようにしたから、親骨と傘生地が強く一体化して親骨が傘カバーから浮くことがなく安定する効果が得られる。
その他、本案によれば親骨が破損して修理する場合にも、縫い代を親骨から分離できるためアフターサービスにも適する。
2 縫い山
3 支持片
4 縫い代
5 親骨
6 傘カバー
7 貫口
8 縫い糸
11 実施例2に示す傘カバーと親骨の一体構造
12 縫い山
13 支持片
14 縫い代
15 親骨トンネル部
16 トンネル部
17 傘カバー
18 縫い糸
21 三角コマ
22 親骨
23 耳
24 縫い止め部
25 耳
Claims (3)
- 傘生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の裾から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において上記支持片を傘カバーに、また記縫い山を親骨にそれぞれ固定して、傘カバーと親骨とが親骨が浮かないよう合体させたことを特徴とする傘カバーと親骨の一体構造。
- 傘生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の裾から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において上記縫い山が親骨に沿うよう上記支持片を傘カバーに接着剤により固定するとともに、上記縫い山から親骨側面に設けられた貫口を通り親骨と傘カバーの間を抜けて戻るように縫い糸で巻き止めすることにより親骨に上記縫い山を固定して傘カバーと親骨5が親骨が浮かないよう合体させたこと特徴とする請求項1記載の傘カバーと親骨の一体構造。
- 上記縫い山に両端を開口するトンネル部が設けられ、親骨の一部をこの筒状に貫通させ、また上記支持片を傘カバーに接着剤により固定するとともに、上記縫い山を親骨に縫い糸で巻き止めすることにより傘カバーと親骨とが親骨が浮かないよう合体させたことを特徴とする請求項1記載の傘カバーと親骨の一体構造。
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JP3223540U true JP3223540U (ja) | 2019-10-17 |
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