JP3223540U - 傘カバーと親骨の一体構造 - Google Patents

傘カバーと親骨の一体構造 Download PDF

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Abstract

【課題】一般用傘の中綴じ工程に代えて適用できることはもちろんのこと、特に耳のない一枚張りの傘カバーと親骨の合体において、親骨が浮かないように合体できる傘カバーと親骨の一体構造を提供する。【解決手段】傘生地からなる断面山状の縫い山2と縫い山の裾から平坦状に延出する支持片3からなる縫い代4を、親骨5の任意な個所において、支持片を傘カバー6に、また縫い山を親骨にそれぞれ固定して、傘カバーと親骨とを合体させる。【選択図】図1

Description

本考案は、傘カバーと親骨の一体構造に係り、とくに三角コマ縫い合わせの耳がない一枚張りの傘に好適な傘カバーと親骨の一体構造に係るものである。
従前の一般的な傘においては、図5に示されるように、傘用生地を三角状に裁断した三角コマ20を親骨21の数に応じて縫い合わせて傘カバー22を作り、ついで三角コマ10の縫い合わせで傘内部に出来る耳23を縫い代として親骨21を通常は2ヶ所あるいは3ヶ所でこの縫い代に縫い止め24する中綴じ工程により傘カバー22と親骨21を一体化し親骨21が浮かないようにしていた。
しかしながら、近時、柄などが継ぎ目無く表現される一枚張りの傘が消費者の人気を博するようになってきたが、一枚張りでは一枚の生地を傘に張り合わせるため縫い山を利用した中綴じ工程が不要となる。反面、縫い山を利用した骨と生地との接着がないと傘を閉じたときに生地が泳ぎぶかぶかとなる状態になり、とくに傘を閉じたときに生地が一緒に閉じなくてはならない折り畳み傘では閉じられる骨と接着していない生地は浮いてしまい、うまく傘をたたむことが出来ない問題があった。
そのことから、骨と生地を接着するために、たとえば特許文献1に示されるように親骨と傘生地をボンドで接着したり、あるいは図6に示すように、傘生地の末端部分だけを切り通常の傘の同じ耳25を作りこれを利用して縫い合わせたりするなどの手段が講じられてきた。
しかしながら、上記したような親骨と傘生地をボンドで接着する手段については、親骨の材質が樹脂あるいは金属なのに対して生地は繊維という異種の素材どうしに適した接着剤がないことから、短時間の使用ではがれてしまう欠点があり、また、傘生地の末端部分だけを縫い合わせる手段にあっては、末端部分の傘の柄がずれてしまい、柄などが継ぎ目無く表現される一枚張りの良さが失われるという問題が生じたものである。
特開2018−183557号公報
本考案は、上記した実状に鑑みてなされたもので、傘生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の両端から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において、上記支持片を傘カバーに、また記縫い山を親骨にそれぞれ固定して、傘カバーと親骨とが親骨が浮かないよう合体させる、傘カバーと親骨の一体構造を提供することを目的とするものである。
本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造は、傘生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の両端から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において、上記支持片を傘カバーに、また記縫い山を親骨にそれぞれ固定して、傘カバーと親骨とが親骨が浮かないよう合体させたものである。
本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造によれば、傘生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の両端から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において、上記支持片を傘カバーに、また記縫い山を親骨にそれぞれ固定したから、傘カバーと親骨とがしっかりと合体し、風圧や経年劣化で親骨と生地が離れない仕組みとしたから、傘カバーから親骨が浮くことがなくなり、特に耳のない一枚張りの傘カバーと親骨の合体に適用できる顕著な効果が得られる。
本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造の実施の一例を示す概略図である。 本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造の実施の一例を示す概略説明図である。 本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造の別の実施例を示す概略図である。 本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造別の実施例を示す概略説明図である。 従前の耳を利用した中綴じを示す概略説明図である。 従前の傘カバー末端部のみに設けた耳を利用した中綴じを示す概略説明図である。
傘生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の裾から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において上記支持片を傘カバーに、また記縫い山を親骨にそれぞれ固定して、傘カバーと親骨とが親骨が浮かないよう合体させたものである。
以下、本考案の傘カバーと親骨の一体構造を自動開閉折り畳み傘に適用した実施例について、図1および図2に従って説明する。
本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造1について、図1には後述する傘カバー生地6と同素材の傘用生地からなる断面山状の縫い山2と、この縫い山2の裾から平坦状に延出する支持片3とからなる縫い代4の親骨5への取り付け前の概略説明図が示され、取り付け後は図2に示されるように、親骨5の任意な個所において上記縫い山2が親骨5に沿うよう上記支持片3を傘カバー6にボンドで固定するとともに、上記縫い山3から親骨側面に設けられた貫口7を通り親骨5と傘カバー6の間隙を抜けて戻るように縫い糸8を巻き止めすることにより親骨5に上記縫い山2を固定して傘カバー6と親骨5とが親骨5が浮かないよう合体させている。
この場合において、上記支持片3は傘カバー6生地と同素材の傘用生地からなるので異種素材に比べて接着材がなじみやすく強固に合体でき、また縫い山2を利用すれば親骨5を縫い糸8で縫着でき、これにより親骨5と傘カバー6とが強く一体化することにより、風圧や経年劣化による親骨と傘生地が離れる不具合も解消できることとなる。
以下、本考案の傘カバーと親骨の一体構造を適用した別の傘の実施例について、図3および図4に従って説明する。
本考案に係る傘カバーと親骨の一体構造11について、図1には後述する傘カバー生地と同素材の傘用生地からなる断面山状の縫い山12とこの縫い山12の裾から平坦状に延出する支持片13からなる縫い代14の親骨15への取り付け前後の概略説明図が示されている。そして上記縫い山12は両端を開口するトンネル部16が設けられ、上記支持片13を傘カバー17にボンドで固着させ、親骨15をこのトンネル部16に貫通させ、また上記支持片13を傘カバー17にボンドで固着させ、ついで縫い山12と親骨15を縫い糸18で袋状に巻き止めすることにより傘カバー17お親骨15とを親骨15が浮かないよう合体させている。
この場合において、上記支持片13は傘カバー16生地と同素材の傘用生地からなるので異種素材に比べて接着材がなじみやすく強固に合体でき、また縫い山12を利用すれば親骨15を縫い糸18で縫い山12と縫合でき、これにより親骨15と傘カバー17とが強く一体化することにより、風圧や経年劣化による親骨と傘生地が離れる不具合も解消できることとなる。
尚、上記実施例において示した縫い代の形状は実施例に限らず、親骨が縫い山を利用して固定でき、傘カバーに固定できればどのような形状であってもよく、縫い山の形状についても親骨の形状に適合するよう適宜に選択すればよい。また縫い代の素材は傘用生地として傘カバーと同じ傘生地を用いたが、これに限らず縫い山を利用して親骨を固定めでき、支持片が傘カバーに固定できる生地であれば傘用生地を含むどのような生地であってもよい。さらにこの実施例ではボンドで支持片を傘カバーに接着したが接合手段についてはその他どのような手段であってもよい。そしてまた、縫い山と親骨とを合体させる手段についてもその他の手段を用いてもよい。また実施例に示した縫い代は親骨が1本に対し3ヶ所において取り付けるが、この取り付け個所の数についても任意に選択できる。
傘生地のごとき繊維生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の両端から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において上記支持片を傘カバーに、また記縫い山を親骨にそれぞれ固定して、傘カバーと親骨とが親骨が浮かないよう合体させたから、傘カバーと親骨とが親骨が浮かないように一体化でき、従前に見受けられた一般用傘の耳を用いた中綴じ手段に代えて新たな中綴じ手段として長傘、折り畳み傘のいずれにも適用できることはもちろんのこと、特に近時普及が進んでいる耳のない一枚張りの傘カバーと親骨の合体に適する顕著な効果が得られる。
また、縫い山を利用して親骨に縫い合わせて固定するようにしたから、親骨と傘生地が強く一体化して親骨が傘カバーから浮くことがなく安定する効果が得られる。
その他、本案によれば親骨が破損して修理する場合にも、縫い代を親骨から分離できるためアフターサービスにも適する。
1 実施例1に示す傘カバーと親骨の一体構造
2 縫い山
3 支持片
4 縫い代
5 親骨
6 傘カバー
7 貫口
8 縫い糸
11 実施例2に示す傘カバーと親骨の一体構造
12 縫い山
13 支持片
14 縫い代
15 親骨トンネル部
16 トンネル部
17 傘カバー
18 縫い糸
21 三角コマ
22 親骨
23 耳
24 縫い止め部
25 耳









Claims (3)

  1. 傘生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の裾から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において上記支持片を傘カバーに、また記縫い山を親骨にそれぞれ固定して、傘カバーと親骨とが親骨が浮かないよう合体させたことを特徴とする傘カバーと親骨の一体構造。
  2. 傘生地からなる断面山状の縫い山とこの縫い山の裾から平坦状に延出する支持片からなる縫い代を親骨の任意な個所において上記縫い山が親骨に沿うよう上記支持片を傘カバーに接着剤により固定するとともに、上記縫い山から親骨側面に設けられた貫口を通り親骨と傘カバーの間を抜けて戻るように縫い糸で巻き止めすることにより親骨に上記縫い山を固定して傘カバーと親骨5が親骨が浮かないよう合体させたこと特徴とする請求項1記載の傘カバーと親骨の一体構造。
  3. 上記縫い山に両端を開口するトンネル部が設けられ、親骨の一部をこの筒状に貫通させ、また上記支持片を傘カバーに接着剤により固定するとともに、上記縫い山を親骨に縫い糸で巻き止めすることにより傘カバーと親骨とが親骨が浮かないよう合体させたことを特徴とする請求項1記載の傘カバーと親骨の一体構造。

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