JP3223508B2 - 反射鏡並びにその製造方法及びその製造用金型 - Google Patents

反射鏡並びにその製造方法及びその製造用金型

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は例えばパラボラアンテナ等の放物線状の反
射鏡並びにその製造方法及びその製造用金型に関するも
のである。
[従来の技術] 一般に、この種の反射鏡として一枚の板金を湾曲成型
したもの、あるいは、合成樹脂を同様に湾曲成型したも
の等が使用されているが、これらは局部圧縮に対して強
度性に欠けるという欠点を有している。この問題を解決
するために、一対のアルミニウム合金製板材の間に合成
発泡材を充填すると共に、これら合成発泡材の空隙に合
成樹脂を充填した反射鏡が開発されている(特開昭58−
33302号公報参照)。
また、一般に、2枚の金属板間に樹脂層を形成した複
合材は、例えば、押出しにより板状に形成した合成樹脂
板の両面を接着剤により金属板と接合して製造されてい
る。このようにな方法にて製造された複合材は、サンド
イッチ鋼板と称されるもので、その構造は、単に金属板
の間に樹脂層が形成された平面板材であり、曲げや絞り
等の形状をなすものではない。
そこで、この発明の発明者等は、板金のプレス加工と
樹脂の射出成型とを組合せて種々の形状の複合材の製法
を提案している(特願昭61−224223号、特願昭62−2113
22号)。すなわち、これらの製法は、対になるプレス加
工用のパンチ、ダイス等の凹凸部を形成した移動金型と
固定金型との間に被成型板となる金属板を2枚重ねた状
態で配置する。その後、移動金型の移動による型締めを
行って、まず、プレス加工を行い、その後、各金型に金
属板を1枚ずつ保持した状態で移動金型を型締め解除方
向に後退して両金属板間に所定幅のキャビティ、あるい
は、プレス加工による穴を通して金属板の外側にキャビ
ティを形成し、そのキャビティ内に溶融樹脂を射出注入
して樹脂層を形成する。そして、樹脂層が硬化した後に
複合材成型品を取出すようにしている。また、複合材の
別の製法として、2枚の被成型板を分離した状態で同時
にプレス加工を行い、その分離した状態でプレス加工の
なされた両被成型板間に樹脂層を形成する製法を提案す
ると共に、その成型用金型を提案した(特願昭63−1187
3号)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記反射鏡は、一対のアルミニウム合
金製板材の間に、合成発泡材を充填すると共に、これら
合成発泡材の空隙に合成樹脂を充填したもので、保持装
置へ取付けるには別途取付け手段を用いて保持装置へ取
付ける必要がある。また、上記製法を用いて反射鏡を製
造したとしても、反射鏡の形状の自由度は小さく、保持
装置用取付部を一体に形成するためには、金型にキャビ
ティを設け、更にキャビティに合せて加工した板金をセ
ットして成型を行わなければならず、製造工程が複雑に
なるという欠点を有している。
この発明は、上記事情に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、一対の金属板間に合成樹脂層を形成
すると共に、保持部材用取付部を一体に形成した反射鏡
を提供するものであり、更に、この反射鏡の製造を容易
にすると共に、品質の向上を図れるようにした反射鏡の
製造方法及び製造用金型を提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明の反射鏡におい
ては、対峙する曲面状の金属製表面板及び裏面板と、こ
れら表裏板間に充填される合成樹脂層とから成るサンド
イッチ構造をなし、裏面板の適宜部位に合成樹脂層が隆
起すると共に保持部材用取付け手段を具備する取付部を
形成して成るものである。
また、この発明の反射鏡の製造方法は、固定金型体、
可動金型体及びこれら固定金型体と可動金型体との間に
介在される中間金型体を用意した後、上記固定金型体と
中間金型体の間及び可動金型体と中間金型体との間にそ
れぞれ被成型板を配置する準備工程と、この状態で上記
固定、可動及び中間金型体の同時型締めを行って各被成
型板の絞り加工を行う第1の工程と、上記第1の工程の
後に上記固定金型体及び可動金型体のノックアウトを後
退しつつ型締めして両被成型板の外周の抜き加工を行う
と同時に、上記中間金型体と固定金型体又は可動金型体
の一方に設けられたパンチとダイにより穴の抜き加工を
行う第2の工程と、上記型締めを解除して上記固定金型
体と可動金型体に被成型板を残した状態で上記中間金型
体を固定金型体と可動金型体との間から退避する第3の
工程と、上記固定金型体と可動金型体との型締めにより
形成されたキャビティ内に溶融合成樹脂を注入充填して
合成樹脂層を形成すると共に上記穴部に保持部材用取付
け手段を具備する取付部を形成する第4の工程と、上記
合成樹脂層が固化した後に上記固定金型体と可動金型体
との型締めを解除し、被成型板間に合成樹脂層を介在し
た反射鏡を取出す第5の工程とから成るものである。
更にまた、この発明の反射鏡の製造用金型は、固定金
型体と、この固定金型体に対して進退移動する可動金型
体と、これら固定金型体と可動金型体との間に進退自在
に配置されると共に固定金型体と可動金型体と共働して
同時型締め可能な中間金型体とから成り、上記固定金型
体と中間金型体及び可動金型体と中間金型体の対向面に
それぞれ対をなす凹凸曲面部を形成し、上記固定金型体
及び可動金型体の凹凸曲面部を構成するノックアウトを
それぞれ進退自在に形成すると共に、固定金型体と可動
金型体の対向面にこれに両金型体の型締め状態の際にキ
ャビティを形成するキャビティ形成部を設け、かつ、上
記固定金型体又は可動金型体の一方と中間金型体の対向
部位に共働して穴抜きを形成するパンチとダイを設ける
と共に、パンチ部に取付部形成部を設けて成るものであ
る。
この発明の反射鏡において、取付部は合成樹脂層が隆
起すると共に保持部材用取付け手段を具備するものであ
れば裏面板の任意の位置に設けられ、また、任意の形態
のものであってもよく、例えば合成樹脂層の隆起部にナ
ットを埋設して保持部材取付け手段を形成してもよく、
あるいは、合成樹脂層の隆起部にボルトを植設して保持
部材取付け手段を形成してもよい。この場合、取付部は
合成樹脂を露出させた状態であっても差支えないが、好
ましくはの取付部の外表面に金属製の補強キャップを被
着する方がよい。
この発明の反射鏡の製造方法において、固定金型体と
可動金型体との型締めにより形成されたキャビティ内に
溶融合成樹脂を注入充填して合成樹脂層と取付部を形成
する第4の工程では、取付部に保持部材用取付け手段を
形成するのであるが、この際、第3の工程の抜き加工に
て形成された穴部にナット又はボルトを支持した状態で
配置させることにより保持部材用取付け手段を形成する
ことができ、また、穴部に補強用キャップをセットする
ことにより第4の工程において取付部の外表面に補強用
キャップを同時に被着することができる。なお、この補
強用キャップは第4の工程終了後尾に取付けることも可
能である。
更にまた、この発明の反射鏡製造用金型において、固
定金型体と可動金型体の凹凸曲面部を構成するノックア
ウトはそれぞれ進退自在に形成されるものであれば任意
のものでよく、例えば油圧等の流体圧力によりノックア
ウトを進退移動することができる。また、キャビティ形
成部は固定金型体と可動金型体の型締め状態の際に固定
金型体と可動金型体の対向面間にキャビティを形成する
ものであれば任意のものでよく、例えばノックアウトの
周囲に形成されて型締めの際に互いに当接するダイにて
形成できる。
[作 用] 上記のように構成される固定金型体、可動金型体及び
中間金型体を対峙させて、各金型体間に被成型板を配置
した状態で、固定、可動及び中間金型体の同時型締めを
行うことにより、被成型板の絞り加工が行われる。この
絞り加工を行った後、固定金型体及び可動金型体のノッ
クアウトを後退しつつ型締めを行うことにより、被成型
板の外周の抜き加工が行われると同時に、パンチとダイ
によって穴の抜き加工が行われる。そして、型締めを解
除して中間金型体を退避した後、固定金型体と可動金型
体との型締めにより形成されたキャビティ内に溶融合成
樹脂を注入充填することにより、合成樹脂層が形成され
ると共に、この合成樹脂層が隆起した取付部が形成され
る。
[実施例] 以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の反射鏡の第一実施例の側面図、第
2図はその背面図が示されており、第3図は保持部材に
反射鏡の取付けた状態の側面図、また、第4図は取付け
状態の要部拡大断面図が示されている。
この発明の反射鏡は、対峙する曲面状の金属製表面板
10及び裏面板12と、これら表面板10と裏面板12との間に
充填される合成樹脂層14とから成るサンドイッチ構造を
なし、かつ、裏面板12の適宜部位に合成樹脂層14が隆起
すると共に保持部材用取付け手段であるナット16を埋設
具備する取付部18を形成した構造となっている。
この場合、表面板10及び裏面板12は、例えばポリプロ
ピレン、ポリエチレン樹脂、アドマー(商品名;東セロ
化学(株)製)等の接着フィルムを貼着した鋼板、アル
ミニウム合金、銅板あるいはステンレス等の金属製板材
にて形成され、また、合成樹脂層14はポリプロピレン、
ナイロン等にて形成されている。
上記取付部18は、裏面板12の4箇所に突出される台形
状の取付部本体18′内にナット16を埋設すると共に、ナ
ット16と外部とを連通する案内通路13とで構成されてお
り、その外表面にはステンレス製の補強キャップ15が被
着されている。
このように構成されるこの発明の反射鏡を保持部材17
に取付けるには、取付部18を保持部材17に当接した状態
で保持部材17に穿設された透孔17a及び案内通路13を貫
通する取付けボルト19をナット16にねじ結合することに
より行う。
なお、上記実施例では、取付部18の取付け手段がナッ
ト16である場合について説明したが、必ずしも保持部材
用取付け手段はナット16である必要はなく、例えば第5
図ないし第7図に示すように、取付部18に植設されるボ
ルト16′にて保持部材用取付け手段を形成し、保持部材
17を取付部18に当接した状態において、ボルト16′にナ
ット19′を締結することにより反射板を取付けるように
してもよい。
なお、符号18aは取付部18の補強用リブである。
次に、この発明の反射鏡の製造方法及びその製造金型
について説明する。
第8図はこの発明の製造用金型の分解断面図が示され
ている。
この発明の製造用金型は、固定金型体20と、この固定
金型体20に対して進退移動する可動金型体22と、これら
固定金型体20と可動金型体22との間に進退自在に配置さ
れると共に固定金型体20と可動金型体22と共働して同時
型締め可能な中間金型体24とで構成されている。
上記固定金型体20と中間金型体24及び可動金型体22と
中間金型体24の対向面にそれぞれ対をなす凹凸曲面部2
6,26が形成されており、この際、固定金型体20には凹凸
曲面部26を構成する凹状曲面を有するノックアウト28
(以下に凹状ノックアウトという)が固定金型体20に設
けられた段付シリンダ部30内に摺動自在に嵌装されると
共に、その背面側に配置された油圧シリンダ32,32のピ
ストンロッド33,33により進退自在に形成され、また、
可動金型体22の凹凸曲面部26,26を構成する凸状曲面を
有するノックアウト29(以下に凸状ノックアウトとい
う)が可動金型体22に設けられた段付シリンダ部30内に
摺動自在に嵌装されると共に、その背面側に配置された
油圧シリンダ32,32のピストンロッド33,33により進退自
在に形成されている。
上記凹状ノックアウト28の中心部には凹状ノックアウ
ト28を貫通して固定金型体20の背面側から型面側に向っ
て穴抜きパンチをも兼ねる樹脂射出用のスプルー34が突
設され、このスプルー34の外周側には複数の穴抜きパン
チ36が凹状ノックアウト28を貫通した状態で同様に突設
されている。また、穴抜きパンチ36の先端側には取付部
18を形成する凹部38が設けられている。
一方、中間金型体24の固定金型体側面にはスプルー34
及びパンチ36を嵌装する抜きかす排出口41を有する凸状
のダイ40(外周抜きパンチを兼ねる)が形成され、可動
金型体側面には外周抜き用の凹状のパンチ42が形成され
ている。また、凸状のダイ40及び凹状のパンチ42の外周
側にはそれぞれ中間金型体24に設けられた凹所44,44に
対して出没可能なストリッパープレート46,46が配設さ
れている。
また、上記固定金型体20と可動金型体22の対向面には
両金型体20,22の型締め状態の際に当接してキャビティ5
0を形成するキャビティ形成部材である外周抜き用ダイ5
2,54が形成されている。
次に、上記のように構成されるこの発明の金型を用い
て反射鏡を製造する工程について第9図(a)〜(g)
を参照して説明する。
◎準備工程 まず、固定金型体20、可動金型体22及びこれら固定金
型体20と可動金型体22との間に介在される中間金型体24
を互いに対峙状に用意した後、固定金型体20と中間金型
体24の間及び可動金型体22と中間金型体24との間にそれ
ぞれ被成型板56,56を配置する。この際、穴抜きパンチ3
6の凹部38内に保持部材用取付け手段であるナット又は
ボルト(図示せず)を支持しておく。なお、この支持は
後述する第3の工程終了後に行ってもよい。また、被成
型板56としてラミネート鋼板を使用し、フィルム面をそ
れぞれ中間金型体24に向けて配置する(第9図(a)参
照)。
◎第1の工程 上記のように被成型板56,56を配置した状態で固定金
型体20、可動金型体22及び中間金型体24の同時型締めを
行って各被成型板56,56の絞り加工を行う。この際、油
圧シリンダ32,32を作用させて段付シリンダ部30,30とノ
ックアウト28,29との間に隙間58,58を形成しておく(第
9図(b)参照)。
◎第2の工程 上記第1の工程の後に油圧シリンダ32,32を収縮させ
て固定金型体20及び可動金型体22のノックアウト28,29
を後退しつつ型締めして両被成型板56,56の外周の抜き
加工を行うと同時に、中間金型体24と固定金型体20に設
けられたパンチ34,36と凸状ダイ40により穴の抜き加工
を行う(第9図(c)参照)。
◎第3の工程 上記型締めを解除して固定金型体20と可動金型体22に
被成型板56,56を残し、中間金型体24のストリッパープ
レート46に被成型板56の切断片56′を残した状態にし、
そして、図示しないコンベア等により中間金型体24を固
定金型体20と可動金型体22との間から可動金型体22の移
動方向に対して直交する方向に退避する(第9図
(d),(e)参照)。
◎第4の工程 上記固定金型体20と可動金型体22との型締めにより形
成されたキャビティ50内に溶融合成樹脂60を注入充填し
て合成樹脂層14を形成すると共に穴部すなわち穴抜きパ
ンチ36に設けた凹部38に保持部材用取付け手段(図示せ
ず)を具備する取付部18を形成する(第9図(f))。
◎第5の工程 上記合成樹脂層14が固化した後に固定金型体20と可動
金型体22との型締めを解除し、被成型板56,56間に合成
樹脂層14を介在し、取付部18を一体に形成した反射鏡を
取出す(第9図(g)参照)。この合成樹脂層14の固化
時間は製品サイズによって異なるが、普通約40〜60秒位
である。なおこの場合、金型温度は一定に保つよう温度
調節する方が望ましい。
[発明の効果] この発明は以上に説明したように構成されているの
で、以下のような効果が得られる。
1)請求項1記載の反射鏡によれば、対峙する曲面状の
金属製表面板及び裏面板と、これら表裏板間に充填され
る合成樹脂層とから成るサンドイッチ構造をなし、裏面
板の適宜部位に合成樹脂層が隆起すると共に保持部材用
取付け手段を具備する取付部を形成して成るので、軽量
で耐強度性に富むと共に、保持装置への取付けが容易と
なる。
2)請求項2記載の反射鏡の製造方法によれば、被成型
板の絞り加工の後に被成型板の外周の抜き加工及び穴抜
き加工を行うので、プレス成型を円滑かつ高精度に行う
ことができる。
3)請求項3記載の反射鏡成型用金型によれば、ノック
アウトを進退自在に形成してあるので、被成型板の絞り
加工後の抜き加工を円滑に行うことができ、上記2)と
同様にプレス成型を円滑かつ高精度に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の反射鏡の第一実施例の側面図、第2
図はその背面図、第3図は保持部材に反射鏡を取付けた
状態の側面図、第4図は取付け状態の要部拡大断面図、
第5図は反射鏡の別の実施例の側面図、第6図はその背
面図、第7図はその取付け状態の側面図、第8図はこの
発明の金型の分解断面図、第9図(a)ないし(g)は
この発明の製造方法の工程を示す断面図である。 符号説明 (10)……表面板 (12)……裏面板 (14)……合成樹脂層 (16)……ナット(保持部材取付け手段) (16′)……ボルト(保持部材取付け手段) (18)……取付部 (20)……固定金型体 (22)……可動金型体 (24)……中間金型体 (26)……凹凸曲面部 (28)……凹状ノックアウト (29)……凸状ノックアウト (30)……段付シリンダ部 (32)……油圧シリンダ (34)……スプルー (36)……穴抜きパンチ (38)……凹部(取付部形成部) (40)……凸状ダイ (42)……凹状パンチ (50)……キャビティ (52,54)……キャビティ形成用ダイ (56)……被成型板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎須 尚男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 今村 文郷 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−33302(JP,A) 特開 昭59−174002(JP,A) 実開 昭62−141122(JP,U) 実開 昭62−42287(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対峙する曲面状の金属製表面板及び裏面板
    と、 これら表裏板間に充填される合成樹脂層とから成るサン
    ドイッチ構造をなし、 上記裏面板の適宜部位に上記合成樹脂層が隆起すると共
    に保持部材用取付け手段を具備する取付部を形成して成
    ることを特徴とする反射鏡。
  2. 【請求項2】固定金型体、可動金型体及びこれら固定金
    型体と可動金型体との間に介在される中間金型体を用意
    した後、上記固定金型体と中間金型体の間及び可動金型
    体と中間金型体との間にそれぞれ被成型板を配置する準
    備工程と、 この状態で上記固定、可動及び中間金型体の同時型締め
    を行って各被成型板の絞り加工を行う第1の工程と、 上記第1の工程の後に上記固定金型体及び可動金型体の
    ノックアウトを後退しつつ型締めして両被成型板の外周
    の抜き加工を行うと同時に、上記中間金型体と固定金型
    体又は可動金型体の一方に設けられたパンチとダイによ
    り合成の抜き加工を行う第2の工程と、 上記型締めを解除して上記固定金型体と可動金型体に被
    成型板を残した状態で上記中間金型体を固定金型体と可
    動金型体との間から退避する第3の工程と、 上記固定金型体と可動金型体との型締めにより形成され
    たキャビティ内に溶融合成樹脂を注入充填して合成樹脂
    層を形成すると共に上記穴部に保持部材用取付け手段を
    具備する取付部を形成する第4の工程と、 上記合成樹脂層が固化した後に上記固定金型体と可動金
    型体との型締めを解除し、被成型板間に合成樹脂層を介
    在した反射鏡を取出す第5の工程とから成ることを特徴
    とする反射鏡の製造方法。
  3. 【請求項3】固定金型体と、 この固定金型体に対して進退移動する可動金型体と、 これら固定金型体と可動金型体との間に進退自在に配置
    されると共に固定金型体と可動金型体と共働して同時型
    締め可能な中間金型体とから成り、 上記固定金型体と中間金型体及び可動金型体と中間金型
    体の対向面にそれぞれ対をなす凹凸曲面部を形成し、 上記固定金型体及び可動金型体の凹凸曲面部を構成する
    ノックアウトをそれぞれ進退自在に形成すると共に、固
    定金型体と可動金型体の対向面にこれに両金型体の型締
    め状態の際にキャビティを形成するキャビティ形成部を
    設け、 かつ、上記固定金型体又は可動金型体の一方と中間金型
    体の対向部位に共働して穴抜きを形成するパンチとダイ
    を設けると共に、パンチとダイのいずれか一方に取付部
    形成部を設けて成ることを特徴とする反射鏡製造用金
    型。
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