JP3223242U - 管継手用部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋳鉄管路で構築された上下水道管路を更新して別材質管路を構築する際に、鋳鉄管と仮設又は本設のステンレス管と接続作業を容易にする管継手用部材を提供する。【解決手段】同一呼び径の鋳鉄管2とステンレス管3を接続するための管継手用部材であって、接続対象の鋳鉄管2を挿入可能な内径の大径管部12と、接続対象のステンレス管と同一径の小径管部14とを、鋳鉄管の管端面が衝突する内径を備えたリング板13を同一軸線上で密封溶接してステンレス製筒状部材に形成すると共に、大径管部12の端部に連結孔(螺孔)を形成したフランジ部111及びパッキン受部112を有する押輪連結部を溶着し、小径管部14の端部近傍にハウジング継手用突部141を形成してなる。【選択図】図4

Description

本考案は、同一呼び径の鋳鉄管とステンレス管を接続する管継手用部材に関するものである。
上下水道における既設の鋳鉄管路を、新たに更新する樹脂管路を構築するに際して、更新管路構築中には、仮設配管が必要であり、仮設配管としてはステンレス管が採用されている。また更新管路としてステンレス管路を採用する場合がある。
特許文献1(特開2012−42027号公報)には、前記の既設管路である鋳鉄管路と更新管路である樹脂管路の接続用の管継手が開示されている。前記の異種管継手は、両端にフランジ部を設けた継輪本体を、鋳鉄管用押輪で鋳鉄管端に装着し、先端部に係止用の拡大外径部を設けた樹脂製介在管を継輪本体に挿入し、樹脂管用押輪で樹脂製介在管を継輪本体に装着してなるもので、樹脂製介在管の基端部(接続端)に、樹脂管路を適宜な手段で連結するようにしている。
特開2012−42027号公報。
前記の特許文献1に開示されている異種管継手は、鋳鉄管と樹脂管との接続であり、樹脂管接続のために管継手には特殊形状の樹脂製介在管が必要となり、鋳鉄管とステンレス管との接続にはそのまま適用することはできない。また鋳鉄管とステンレス管は呼び径が同一でも実際の寸法(外径及び内径)が相違し、この相違点に対応する必要がある。
そこで本考案は、鋳鉄管路と接続するステンレス管による仮設配管の構築を容易に実現できる新規な管継手用部材を提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る管継手用部材は、同一呼び径の鋳鉄管とステンレス管を接続するための管継手用部材であって、接続対象の鋳鉄管を挿入可能な内径の大径管部と、接続対象のステンレス管と同一径の小径管部とを、鋳鉄管の管端面が衝突する内径を備えたリング板を同一軸線上で密封溶接してステンレス製筒状部材に形成すると共に、大径管部の端部に連結孔を形成したフランジ部及びパッキン受部を有する押輪連結部を溶着し、小径管部の端部近傍にハウジング継手用突部を形成してなることを特徴とするものである。
而して前記管継手用部材を使用して鋳鉄管路に仮設配管となるステンレス管を連結接続するもので、接続手段は接続対象の鋳鉄管路端部の鋳鉄管に既存部品である押輪を装着し、パッキンを外嵌装した鋳鉄管2の端部を大径管部12内に差込み、連結孔(螺孔)を使用して連結ボルト等で、パッキン受部と鋳鉄管に固定した鋳鉄管用押輪と間に前記パッキンを介在させて前記フランジ部と連結し、本管継手用部材を鋳鉄管路端に水封連結する。また仮設配管路を構成するハウジング継手用突部を備えたステンレス管の端部を、小径管部端に突合せ、既存のハウジング継手を使用して連結して管路接続を実現するものである。
更に、小径管部と大径管部とを鋳鉄管の管端面が衝突する内径を備えたリング板に連結(溶接)して筒状部材とすることで、管継手部材の製造(溶接作業)が容易となり、しかもリング板が鋳鉄管差込み時のストッパーとして機能する。
また本考案の請求項3記載に係る管継手用部材は、前記のリング板の内径を鋳鉄管内径と一致させてなるもので、リング板による水流の乱れが生じない。
また本考案の請求項3記載に係る管継手用部材はハウジング継手用突部が、細幅突条を溶着して設けてなるもので、管外周面の押し出しによる突部形成手段より容易に突部を設けることができる。
本考案の構成は上記のとおりで、鋳鉄管路の更新に際して使用される本設又は仮設のステンレス管を、鋳鉄管路と接続するための管継手用部材を提供したもので、既存の部品(押輪及びハウジング継手)を使用するのみで、同一呼び径の鋳鉄管とステンレス管を容易に接続できるようにしたものである。
本考案の実施形態の全体図(一部切断面図)。 同側面図。 管路接続のために使用する押輪の端面図。 管路接続状態を示す一部裁断図。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した本考案の管継手用部材1は、鋳鉄管路における接続箇所となる鋳鉄管2、接続管路の接続箇所となるステンレス管3(鋳鉄管2と同一呼び径)を接続するもので、前記の接続には、更に既存部品(所定の規格品)として、鋳鉄管用押輪4とパッキン5とハウジング継手6を使用する。
管継手用部材1は、ステンレス材で形成されるもので、押輪連結部11と大径管部12とリング板13と小径管部14を順次同一軸線上で溶接接続して連結したものである。
押輪連結部11は、鋳鉄管用押輪4と対面するフランジ部111とパッキン受部112を備え、フランジ部111は鋳鉄管用押輪4の連結用ボルト44と対応する螺孔(連結孔)113を設け、パッキン受部112は、水封連結を実現するために鋳鉄管2の外径より大径内周面を備え、パッキン5が納まって水封連結を実現するものである。尚螺孔113に替えて軸孔(連結孔)としナットを使用するようにしても良い。
大径管部12は、短ステンレス管であり、鋳鉄管2が挿入され得る内径を備え、端部を前記押輪連結部11とリング板13に密封溶接して接続したものである。
リング板13は、前記表背面に大径管部12と小径管部14を溶接して接続するものでその他内径は、鋳鉄管2の管端面が衝突する大きさとしたものであり、管路構築後の水流を考慮すると、鋳鉄管2の内径と一致させることが好ましい。
小径管部14は、大径管部12と同様に短ステンレス管であるが、その径は接続されるステンレス管3と同一径であり、管端糊所定位置(接続されるステンレス管3と同一位置)に、細幅突条を溶接してハウジング継手用突部141を設けてなる。
鋳鉄管用押輪4とパッキン5とハウジング継手6は既存部品であり、鋳鉄管用押輪4は、リング状本体41に、押しボルト42と押しボルトで押圧される弓形爪43と連結用ボルト44を備えたものであり、特にリング状本体41の前面にはパッキン押圧突部45を突設したものである。
またパッキン5は所定の形状を備え、ハウジング継手6は、分割本体61a,61bと管継目を水封するシール62と分割本体61a,61bを連結するボルト63及びナット64からなる。
而して前記管継手用部材1を使用して鋳鉄管2とステンレス管3とを接続するには、管継手用部材を鋳鉄管2に装着する。
前記の装着は、従前の押輪装着手法と同様に、はじめに鋳鉄管2に鋳鉄管用押輪4を外挿し、更にパッキン5も外嵌装して管端部分を大径管部12内に差込み、連結用ボルト44を螺孔113に螺合し、パッキン5をパッキン押圧突部45によって押圧してパッキン受部112と鋳鉄管2の外周面を水封し、更に押しボルト42で弓形爪43を押圧して鋳鉄管用押輪4を鋳鉄管2に固定する。
そして管継手用部材の小径管部14には、従前のステンレス管路構築に採用されているハウジング継手6を使用してステンレス管3を連結するもので、従前の手法と同様にハウジング継手用突部31を備えたステンレス管3の端部を小径管部14の端部に突合せ、シール62を被せ、分割本体61a,61bを、ハウジング継手用突部141,31を跨がせて管の接続箇所に装着して、小径管部14と仮設又は本設のステンレス管3を接続するものである。
1 管継手用部材
11 押輪連結部
111 フランジ部
112 パッキン受部
113 螺孔(連結孔)
12 大径管部
13 リング板
14 小径管部
141 ハウジング継手用突部
2 鋳鉄管
3 ステンレス管
31 ハウジング継手用突部
4 鋳鉄管用押輪
41 リング状本体
42 押しボルト
43 弓形爪
44 連結用ボルト
45 パッキン押圧突部
5 パッキン
6 ハウジング継手
61a,61b 分割本体
62 シール
63 ボルト
64 ナット

Claims (3)

  1. 同一呼び径の鋳鉄管とステンレス管を接続するための管継手用部材であって、接続対象の鋳鉄管を挿入可能な内径の大径管部と、接続対象のステンレス管と同一径の小径管部とを、鋳鉄管の管端面が衝突する内径を備えたリング板を同一軸線上で密封溶接してステンレス製筒状部材に形成すると共に、大径管部の端部に連結孔を形成したフランジ部及びパッキン受部を有する押輪連結部を溶着し、小径管部の端部近傍にハウジング継手用突部を形成してなることを特徴とする管継手用部材。
  2. リング板の内径を鋳鉄管内径と一致させてなる請求項1記載の管継手用部材。
  3. ハウジング継手用突部が、細幅突条を溶着して設けてなる請求項1又は2記載の管継手用部材。
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