JP3222913U - 薄型ドアクローザー集結体 - Google Patents
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Abstract
【課題】上枠に溝を開ける作業が不要となり、施工のコストを削減し、ドアパネルとドア枠との間の密着度を向上させることができるだけでなく、ドアが閉まった後のドアパネルとドア枠の外観全体を良好に維持することができる薄型ドアクローザー集結体を提供する。【解決手段】薄型ドアクローザー集結体10はレール20、スライド部24、ドアクローザー30およびアーム40を備える。レールはドア枠11の上枠12の底面に装着される。スライド部はレール内に移動可能に装着される。ドアクローザーはドアパネル14の格納溝17に埋め込まれる。アームは一端がスライド部に連結され、別の一端がドアクローザーに連結される。アームはドアパネルの作動に伴ってレール内のスライド部を引っ張って移動させると同時にドアクローザーを駆動するため、ドアクローザーは緩衝効果を発揮し、ドアパネルの作動を安定させる。【選択図】図2
Description
本考案はドアクローザーに関し、詳しくは施工のコストを削減できる薄型ドアクローザー集結体に関するものである。
ドアを開閉して生じる衝撃力が大きいことが原因でドアパネルが壊れてしまうことを避けるために、ドア枠にレールを装着し、レール内にスライド部を配置し、ドアパネルにドアクローザーを装着し、ドアクローザーおよびスライド部をアームによって連結することが一般的な解決方法である。上述した構造特徴により、ドアパネルを開閉する際、アームはドアパネルの作動に伴ってレール内のスライド部を移動させ、同時にドアクローザーを動かすことによってドアパネルの作動を安定させる応力をドアクローザーに生じさせる。
従来の施工方法はレールを埋め込むための装着溝をドア枠に設ける必要があるため、施工のコストを増加させる。一方、装着溝を設けた後、ドアパネルとドア枠は密着度が落ち、外観が悪くなる。ドアパネルが作動する際、気流がドアパネルに影響を与えるため、ドアパネルの安定性を低下させてしまうことが起りやすい。つまり、従来のドアクローザーには改善の余地がある。
本考案は、施工のコストを削減し、ドアパネルとドア枠の密着度を向上させることができる薄型ドアクローザー集結体を提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決するため、薄型ドアクローザー集結体はドア枠とドアパネルとの間に設置され、レール、スライド部、ドアクローザーおよびアームを備える。レールはドア枠の上枠の底面に装着され、スライド溝を有する。スライド部はレールのスライド溝内に移動可能に装着される。ドアクローザーはドアパネルの格納溝に埋め込まれ、伝動軸を有する。伝動軸は先端部がドアパネルの格納溝に突出する。アームは一端がスライド部に連結され、別の一端がドアクローザーの伝動軸に連結される。ドアパネルを開閉する際、アームはスライド溝内のスライド部を引っ張って移動させると同時にドアクローザーの伝動軸を駆動するため、ドアクローザーは緩衝効果を発揮し、ドアパネルの作動を安定させることができる。
上述した構造特徴により、本考案による薄型ドアクローザー集結体は上枠に溝を開ける作業が不要となり、施工のコストを削減し、ドアパネルとドア枠との間の密着度を向上させることができるだけでなく、ドアが閉まった後のドアパネルとドア枠の外観全体を良好に維持することができる。
比較的好ましい場合、スライド部は形が矩形であり、プラスチック材料から製作されるため、作動時のスムーズさを向上させ、異音発生を抑制することができる。
比較的好ましい場合、ドアパネルは頂部に格納溝を配置するための凹状部と、凹状部に隣接する当接壁面とを有する。ドアパネルが閉まった時に、レールはドアパネルの凹状部に納まり、ドアパネルの当接壁面によって遮蔽される。
本考案による薄型ドアクローザー集結体の詳細な構造、特徴、組み立てまたは使用方法を、以下の実施形態の詳細な説明を通して明確にする。また、以下の詳細な説明および本考案により提示された実施形態は本考案を説明するための一例に過ぎず、本考案の請求範囲を限定できないことは、本考案にかかわる領域において常識がある人ならば理解できるはずである。
以下、本考案による薄型ドアクローザー集結体を図面に基づいて説明する。明細書において方向性用語は図面に示した方向に基づいて表現される。図面中の同じ符号は同じ部品または類似した部品の構造特徴を示す。
(一実施形態)
図2に示すように、ドア枠11は上枠12および二つの縦枠13を有する。二つの縦枠13の先端部は上枠12の相対する両端に連結される。ドアパネル14は頂部に凹状部15、当接壁面16および凹状部15の底面に形成された格納溝17を有する。当接壁面16は凹状部15の外側面に隣接する。図1および図2に示すように、本考案の一実施形態による薄型ドアクローザー集結体10はレール20、スライド部24、ドアクローザー30およびアーム40を備える。
図2に示すように、ドア枠11は上枠12および二つの縦枠13を有する。二つの縦枠13の先端部は上枠12の相対する両端に連結される。ドアパネル14は頂部に凹状部15、当接壁面16および凹状部15の底面に形成された格納溝17を有する。当接壁面16は凹状部15の外側面に隣接する。図1および図2に示すように、本考案の一実施形態による薄型ドアクローザー集結体10はレール20、スライド部24、ドアクローザー30およびアーム40を備える。
レール20は、金属性材質から製作され、ねじなどの固定部材21によってドア枠11の上枠12の底面(図2および図3参照)に装着され、スライド溝22および二つのサイドキャップ23を有する。二つのサイドキャップ23はレール20の両端に配置されてスライド溝22の両端を遮蔽する。
スライド部24は、レール20のスライド溝22内に移動可能に装着され、二つのサイドキャップ23によって遮断されるため、スライド溝22から落下することがない。本実施形態において、スライド部24は形が矩形であり、プラスチック材料から製作されるため、作動時のスムーズさを向上させ、異音発生を抑制することができる。
ドアクローザー30は、ドアパネル14の格納溝17に埋め込まれ、固定片32によって遮蔽される。固定片32はねじなどの固定部材33によってドアパネル14に締め付けられる。ドアクローザー30は伝動軸31を有する。伝動軸31は先端部が固定片32を貫通してドアパネル14の格納溝17に突出する。伝動軸31が外力によって回転する際、ドアクローザー30は抵抗を生じて緩衝効果を発揮する。ドアクローザー30は周知技術であるため、詳細な構造および作動原理についての説明を省略する。
アーム40は、金属材質から製作され、一端がスライド部24に連結され、別の一端に矩形孔42を有する。アーム40は矩形孔42によってドアクローザー30の伝動軸31の先端部に嵌合される。ドアパネル14を開閉する際、アーム40はスライド溝22内のスライド部24を引っ張って移動させると同時にドアクローザー30の伝動軸31を駆動するため、ドアクローザー30は緩衝効果を発揮し、ドアパネル14の作動を安定させることができる。
上述をまとめてみると、本考案による薄型ドアクローザー集結体10はレール20の高度が低く、レール20がドア枠11の上枠12の底面に装着されるため、ドア枠11の上枠12に溝を開ける作業が不要となり、施工のコストを削減し、ドアパネル14とドア枠11との間の密着度を向上させることができるだけでなく、ドアが閉まった後、ドアパネル14とドア枠11との間の隙間を最小限にし、外観全体を良好に維持することができる。
10:薄型ドアクローザー集結体
11:ドア枠、
12:上枠、
13:縦枠、
14:ドアパネル、
15:凹状部、
16:当接壁面、
17:格納溝、
20:レール、
21:固定部材、
22:スライド溝、
23:サイドキャップ、
24:スライド部、
30:ドアクローザー、
31:伝動軸、
32:固定片、
33:固定部材、
40:アーム、
42:矩形孔
11:ドア枠、
12:上枠、
13:縦枠、
14:ドアパネル、
15:凹状部、
16:当接壁面、
17:格納溝、
20:レール、
21:固定部材、
22:スライド溝、
23:サイドキャップ、
24:スライド部、
30:ドアクローザー、
31:伝動軸、
32:固定片、
33:固定部材、
40:アーム、
42:矩形孔
Claims (5)
- ドア枠とドアパネルとを連結し、レール、スライド部、ドアクローザーおよびアームを備える薄型ドアクローザー集結体であって、
前記ドア枠は、上枠および二つの相対する縦枠を有し、
前記ドアパネルは、頂部に格納溝を有し、一つの側辺が前記ドア枠の一つの前記縦枠に連結され、
前記レールは、前記ドア枠の前記上枠の底面に装着され、スライド溝を有し、
前記スライド部は、前記レールの前記スライド溝内に移動可能に装着され、
前記ドアクローザーは、前記ドアパネルの前記格納溝に埋め込まれ、伝動軸を有し、前記伝動軸は先端部が前記ドアパネルの前記格納溝に突出し、
前記アームは、一端が前記スライド部に連結され、別の一端が前記ドアクローザーの前記伝動軸の先端部に連結されることを特徴とする薄型ドアクローザー集結体。 - 前記スライド部は矩形であることを特徴とする請求項1に記載の薄型ドアクローザー集結体。
- 前記スライド部はプラスチック材料から製作されることを特徴とする請求項1に記載の薄型ドアクローザー集結体。
- 前記スライド部は矩形であり、プラスチック材料から製作されることを特徴とする請求項1に記載の薄型ドアクローザー集結体。
- 前記ドアパネルは前記頂部に凹状部と、前記凹状部に隣接する当接壁面とを有し、前記格納溝は前記凹状部の底面に形成され、
前記ドアパネルが閉まった時に、前記レールは前記凹状部に納まり、前記当接壁面によって遮蔽されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の薄型ドアクローザー集結体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW108206638U TWM582523U (zh) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | Thinner door closer assembly |
TW108206638 | 2019-05-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3222913U true JP3222913U (ja) | 2019-09-05 |
Family
ID=67841372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019002274U Active JP3222913U (ja) | 2019-05-24 | 2019-06-24 | 薄型ドアクローザー集結体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3222913U (ja) |
CN (1) | CN210858365U (ja) |
TW (1) | TWM582523U (ja) |
-
2019
- 2019-05-24 TW TW108206638U patent/TWM582523U/zh unknown
- 2019-06-24 JP JP2019002274U patent/JP3222913U/ja active Active
- 2019-06-28 CN CN201920991019.5U patent/CN210858365U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWM582523U (zh) | 2019-08-21 |
CN210858365U (zh) | 2020-06-26 |
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Legal Events
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