JP3222759U

JP3222759U - 収納テーブル／スツール

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Publication number: JP3222759U
Application number: JP2019002124U
Authority: JP
Inventors: 曹欣
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2019-04-20
Filing date: 2019-06-13
Publication date: 2019-08-22
Anticipated expiration: 2029-06-13
Also published as: GB2583148A; FR3095118A3; GB201907452D0; FR3095118B3; US20200329876A1; US11452381B2; CN210144206U; GB2583148A8; DE202019103154U1; GB2583148B

Abstract

【課題】構造がシンプルで、底板、中空の胴体及びテーブル板又はクッションを含む収納テーブル／スツールを提供する。【解決手段】テーブル板又はクッションは中空の胴体の上部に配置され、底板は中空の胴体の内部又は底部に装設される。中空の胴体は、上縁枠４、ネット枠本体及び下縁枠６を含む。上縁枠はネット枠本体の上部に装設され、下縁枠はネット枠本体の底部に装設される。上縁枠、ネット枠本体及び下縁枠は別々に成形されるか、一体的に成形される。上縁枠は内側に屈曲して第１ボスを形成し、テーブル板又はクッション３が取り外し可能に第１ボスに配置される。底板１はネット枠本体の内部又は底部に装設される。これにより、組み立てが容易となり、運搬時にサイズの異なる複数のものを積み重ねられるため、運搬時の占有スペースが縮小され、収納テーブル／スツールの運搬が容易となり、運搬コストが節約される。【選択図】図２

Description

本考案は収納テーブル／スツールの技術分野に関し、より具体的には、収納テーブル／スツールに関する。

生活を営む中で、屋内収納や日々の整理には収納ボックスを利用して物を片付ける必要がある。しかし、従来の収納ボックスは収納にしか使用できず、収納ボックスの実用性と使用価値を大きく下げていた。また、従来の収納ボックスは積み重ねることができず、運搬を要する場合にスペースを大きく占有することから、運搬コストが嵩んでいた。

本考案は、従来技術における上記の欠陥を解消し、構造がシンプルで組み立てやすく、運搬コストが効果的に節約されるとともに、占有スペースが縮小される収納テーブル／スツールを提供することを目的とする。

上記の目的を実現すべく、本考案は、底板、中空の胴体及びテーブル板又はクッションを含み、前記テーブル板又はクッションは中空の胴体の上部に配置され、前記底板は中空の胴体の内部又は底部に装設され、前記中空の胴体は、上縁枠、ネット枠本体及び下縁枠を含み、前記上縁枠はネット枠本体の上部に装設され、前記下縁枠はネット枠本体の底部に装設され、前記上縁枠、ネット枠本体及び下縁枠は別々に成形されるか、一体的に成形され、前記上縁枠は内側に屈曲して第１ボスを形成し、前記テーブル板又はクッションが取り外し可能に第１ボスに配置され、前記底板はネット枠本体の内部又は底部に装設される収納テーブル／スツールを提供する。

好ましくは、更に、第１接続部材を含み、前記第１接続部材は、下縁枠及び底板に対し固定接続され、前記第１接続部材には第１凹溝と第２凹溝が設けられており、前記第１凹溝の一方の側面には位置決め突起が設けられており、前記第２凹溝の一方の側の底部には位置規制凹溝が設けられており、前記下縁枠には、位置決め突起に対し係接する位置決め孔が開設されており、前記下縁枠は第１凹溝に対し挿接され、前記位置決め突起が位置決め孔に対し係接することで下縁枠が第１接続部材に固定接続され、前記底板の辺縁全周には係接リングが下向きに延伸するよう形成され、前記係接リングの底部には、上向きに反り返るフックが外側に向かって延設されており、前記係接リングは第２凹溝に対し挿接され、まず前記フックを位置規制凹溝に対し係接することで、係接リングを第１接続部材に固定接続し、これにより底板を第１接続部材に固定接続する。

好ましくは、前記第１接続部材の水平方向には貫通孔が開設されており、前記貫通孔の内部にはネジが切られており、前記底板には貫通孔と連携する第１接続孔が開設されており、前記下縁枠には貫通孔と連携する第２接続孔が開設されている。

好ましくは、更に、第２接続部材と締結ネジを含み、前記第２接続部材はネット枠本体の内部に装設され、前記第２接続部材は「７」の字型をなしており、前記第２接続部材の縦縁が溶接によってネット枠本体の内部に装設され、前記第２接続部材の横縁には第３ネジ孔が開設されており、前記底板１には第３ネジ孔と連携する第４ネジ孔が開設されており、前記締結ネジを第４ネジ孔に挿通して第３ネジ孔に対し締結することで、底板が第２接続部材の横縁に固設される。

好ましくは、更に、固定ネジを含み、前記下縁枠は内側に屈曲して第２ボスを形成し、前記第２ボスには、固定ネジを挿通可能な複数の第１ネジ孔が開設されており、前記底板の辺縁全周には、第１ネジ孔と連携する複数の第２ネジ孔が開設されており、前記固定ネジを対応する第１ネジ孔に挿通して第２ネジ孔に対し締結することで、底板が下縁枠に固定接続される。

好ましくは、前記第１ボスの辺縁全周には複数の凹溝が開設されている。

好ましくは、前記ネット枠本体は金属製のネット枠本体とする。

好ましくは、前記中空の胴体は断面が楕円形の中空柱体、或いは、断面が四角形の中空柱体、或いは、断面が円形の中空柱体、或いは、断面が多角形の中空柱体とする。

従来技術と比較して、本考案は以下の有益な効果を有する。

１．本考案は構造がシンプルであり、底板、中空の胴体及びテーブル板又はクッションを含む。テーブル板又はクッションは中空の胴体の上部に配置され、底板は中空の胴体の内部又は底部に装設される。中空の胴体は、上縁枠、ネット枠本体及び下縁枠を含む。上縁枠はネット枠本体の上部に装設され、下縁枠はネット枠本体の底部に装設される。上縁枠、ネット枠本体及び下縁枠は別々に成形されるか、一体的に成形される。上縁枠は内側に屈曲して第１ボスを形成し、テーブル板又はクッションが取り外し可能に第１ボスに配置される。底板はネット枠本体の内部又は底部に装設される。これによれば、組み立てが容易となり、運搬時にサイズの異なる複数のものを積み重ねられるため、運搬時の占有スペースが縮小される。よって、収納テーブル／スツールの運搬が容易となり、運搬コストが節約される。且つ、中空の胴体の内部に物品を収納可能なことから、収納テーブル／スツールの実用性が大幅に増す。

２．本考案は、更に第１接続部材を含む。第１接続部材は、下縁枠及び底板に対し固定接続される。第１接続部材には第１凹溝と第２凹溝が設けられている。第１凹溝の一方の側面には位置決め突起が設けられており、第２凹溝の一方の側の底部には位置規制凹溝が開設されている。下縁枠には、位置決め突起に対し係接する位置決め孔が開設されている。前記下縁枠は第１凹溝に対し挿接され、位置決め突起が位置決め孔に対し係接することで下縁枠が第１接続部材に固定接続される。底板の辺縁全周には、係接リングが下向きに延伸するよう形成されている。係接リングの底部には、上向きに反り返るフックが外側に向かって延設されている。係接リングは第２凹溝に対し挿接される。まず、フックを位置規制凹溝に対し係接することで、係接リングを第１接続部材に固定接続し、これにより底板を第１接続部材に固定接続する。次に、下縁枠を第１凹溝に挿接し、底板を第２凹溝に係接することで、底板と下縁枠が固定接続される。底板が中空の胴体の底部に装設されてから、第１ボスにクッションを載置することで、クッション、中空の胴体及び底板が組み合わされて収納スツールを形成する。

３．本考案は、更に第２接続部材を含む。第２接続部材はネット枠本体の内部に装設される。第２接続部材は「７」の字型をなしており、第２接続部材の縦縁が溶接によってネット枠本体の内部に装設される。底板は第２接続部材の横縁に配置される。第２接続部材を中空の胴体の内部に装設することで、底板を中空の胴体の内部に装設してから、第１ボスにテーブル板を載置することで、テーブル板、中空の胴体及び底板が組み合わされて収納テーブルを形成する。

本考案の実施例又は従来技術の技術方案をより明確に説明すべく、以下に、実施例又は従来技術の記載に要する図面について簡単に説明する。なお、以下に記載する図面は本考案の実施例の一部にすぎず、当業者であれば、創造的労働を伴うことなくこれら図面からその他の図面を取得可能である。

図１は、本考案で提供する収納テーブル／スツールの構造を示す図である。図２は、本考案で提供する収納テーブル／スツールの分解構造図である。図３は、本考案で提供する収納テーブル／スツールのＣ部分の構造を示す図である。図４は、本考案の実施例１で提供する収納テーブル／スツールの構造を示す図である。図５は、本考案の実施例１と実施例３で提供する収納テーブル／スツールのＡ及びＡ’’部分の構造を示す図である。図６は、本考案の実施例１で提供する収納テーブル／スツールのＢ部分の構造を示す図である。図７は、本考案の実施例２で提供する収納テーブル／スツールの構造を示す図である。図８は、本考案の実施例２と実施例４で提供する収納テーブル／スツールのＡ’及びＡ’’’部分の構造を示す図である。図９は、本考案の実施例２で提供する収納テーブル／スツールのＢ’部分の構造を示す図である。図１０は、本考案の実施例３で提供する収納テーブル／スツールの構造を示す図である。図１１は、本考案の実施例３で提供する収納テーブル／スツールのＢ’’部分の構造を示す図である。図１２は、本考案の実施例４で提供する収納テーブル／スツールの構造を示す図である。図１３は、本考案の実施例４で提供する収納テーブル／スツールのＢ’’’部分の構造を示す図である。図１４は、本考案で提供する収納テーブル／スツールの第１接続部材の構造を示す図である。図１５は、本考案の実施例５で提供する収納テーブル／スツールの構造を示す図である。図１６は、本考案の実施例５で提供する収納テーブル／スツールの分解構造図である。図１７は、本考案の実施例５で提供する収納テーブル／スツールの第２接続部材の構造を示す図である。図１８は、本考案の実施例５で提供する収納テーブル／スツールのＤ部分の構造を示す図である。図１９は、本考案の実施例５で提供する収納テーブル／スツールの立体構造を示す図である。

本考案の実施例の目的、技術方案及び利点をより明確にすべく、以下では本考案の実施例における図面を組み合わせて、本考案の実施例における技術方案につき明瞭簡潔に述べる。なお、ここで記載する実施例は本考案の一部実施例にすぎず、全実施例でないことは言うまでもない。本考案の実施例に基づいて、当業者が創造的労働を要することなく取得するその他すべての実施例は、いずれも本考案の保護の範囲に属する。

図１、図２、図４、図５及び図６を参照して、本考案の実施例１は、底板１、中空の胴体２及びテーブル板又はクッション３を含む収納テーブル／スツールを提供する。テーブル板又はクッション３は中空の胴体２の上部に配置され、底板１は中空の胴体２の底部に装設される。中空の胴体２は、上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６を含む。上縁枠４はネット枠本体５の上部に装設され、下縁枠６はネット枠本体５の底部に装設される。上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６は別々に成形される。上縁枠４は内側に屈曲して第１ボス７を形成し、テーブル板又はクッション３が取り外し可能に第１ボス７に配置される。底板１はネット枠本体５の底部に装設される。以下に、図面を組み合わせて本実施例につき詳細に説明する。

図４、図５、図６及び図１４に示すように、更に、第１接続部材８を含む。第１接続部材８は、下縁枠６及び底板１に対し固定接続される。第１接続部材８には第１凹溝９と第２凹溝１０が設けられている。第１凹溝９の一方の側面には位置決め突起１１が設けられており、第２凹溝１０の一方の側の底部には位置規制凹溝１２が開設されている。下縁枠６には、位置決め突起１１に対し係接する位置決め孔１４が開設されている。下縁枠６は第１凹溝９に対し挿接され、位置決め突起１１が位置決め孔１４に対し係接することで下縁枠６が第１接続部材８に固定接続される。底板１の辺縁全周には、係接リング１５が下向きに延伸するよう形成されている。係接リング１５の底部には、上向きに反り返るフック１６が外側に向かって延設されている。係接リング１５は第２凹溝１０に対し挿接される。まず、フック１６を位置規制凹溝１２に対し係接することで、係接リング１５を第１接続部材８に固定接続し、これにより底板１を第１接続部材８に固定接続する。次に、下縁枠６を第１凹溝９に挿接し、底板１を第２凹溝１０に係接することで、底板１と下縁枠６が固定接続される。底板１が中空の胴体２の底部に装設されてから、第１ボス７にクッション３を載置することで、クッション３、中空の胴体２及び底板１が組み合わされて収納スツールを形成する。

また、中空の胴体２のサイズは様々な大きさとしてもよい。小サイズの中空の胴体２を大サイズの中空の胴体２の内部まで下から上に積み上げることで、運搬時の占有スペースが縮小されるため、収納テーブル／スツールの運搬が容易となり、運搬コストが節約される。且つ、中空の胴体２の内部に物品を収納可能なことから、収納テーブル／スツールの実用性が大幅に増す。

上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６は別々に成形される。上縁枠４はネット枠本体５の上部に嵌設し、圧をかけることでネット枠本体５に接続固定する。下縁枠６はネット枠本体５の底部に設け、圧をかけることでネット枠本体５に接続固定する。

図７、図８及び図９を参照して、本考案の実施例２は、底板１、中空の胴体２及びテーブル板又はクッション３を含む収納テーブル／スツールを提供する。テーブル板又はクッション３は中空の胴体２の上部に配置され、底板１は中空の胴体２の底部に装設される。中空の胴体２は、上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６を含む。上縁枠４はネット枠本体５の上部に装設され、下縁枠６はネット枠本体５の底部に装設される。上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６は一体的に成形される。上縁枠４は内側に屈曲して第１ボス７を形成し、テーブル板又はクッション３が取り外し可能に第１ボス７に配置される。底板１はネット枠本体５の底部に装設される。以下に、図面を組み合わせて本実施例につき詳細に説明する。

図８、図９及び図１４に示すように、更に、第１接続部材８を含む。第１接続部材８は、下縁枠６及び底板１に対し固定接続される。第１接続部材８には第１凹溝９と第２凹溝１０が設けられている。第１凹溝９の一方の側面には位置決め突起１１が設けられており、第２凹溝１０の一方の側の底部には位置規制凹溝１２が設けられている。下縁枠６には、位置決め突起１１に対し係接される位置決め孔１４が開設されている。下縁枠６は第１凹溝９に対し挿接され、位置決め突起１１が位置決め孔１４に対し係接することで下縁枠６が第１接続部材８に固定接続される。底板１の辺縁全周には、係接リング１５が下向きに延伸するよう形成されている。係接リング１５の底部には、上向きに反り返るフック１６が外側に向かって延設されている。係接リング１５は第２凹溝１０に対し挿接される。まず、フック１６を位置規制凹溝１２に対し係接することで、係接リング１５を第１接続部材８に固定接続し、これにより底板１を第１接続部材８に固定接続する。次に、下縁枠６を第１凹溝９に挿接し、底板１を第２凹溝１０に係接することで、底板１と下縁枠６が固定接続される。底板１が中空の胴体２の底部に装設されてから、第１ボス７にクッション３を載置することで、クッション３、中空の胴体２及び底板１が組み合わされて収納スツールを形成する。

上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６は一体的に成形されており、上縁枠４と下縁枠６がネット枠本体５を上下方向に引張成形してなる。

図２に示すように、第１接続部材８の水平方向には貫通孔１３が開設されている。貫通孔１３の内部にはネジが切られており、底板１には貫通孔１３と連携する第１接続孔１８が開設されている。また、下縁枠６には貫通孔１３と連携する第２接続孔１９が開設されている。下縁枠６と底板１を第１接続部材８の第１凹溝９と第２凹溝１０に挿接すると、固定ネジを貫通孔１３に挿通して第１接続孔１８及び第２接続孔１９に締結することが可能となる。これにより、第１接続部材８と下縁枠６及び底板１との固定接続が効果的に保証される結果、底板１と下縁枠６との固定接続が保証される。

組み立て時には、下縁枠６が第１接続部材８の第１凹溝９に挿接され、位置決め突起１１が位置決め孔１４に対し挿接される。また、底板１の係接リング１５が第１接続部材８の第２凹溝１０に挿接され、フック１６が位置規制凹溝１２に対し係接される。これにより、底板１が下縁枠６に固定接続される。そして、クッション３を上縁枠４の第１ボス７に配置することで組み立てが完了する。

図５、図１０及び図１１を参照して、本考案の実施例３は、底板１、中空の胴体２及びテーブル板又はクッション３を含む収納テーブル／スツールを提供する。テーブル板又はクッション３は中空の胴体２の上部に配置され、底板１は中空の胴体２の底部に装設される。中空の胴体２は、上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６を含む。上縁枠４はネット枠本体５の上部に装設され、下縁枠６はネット枠本体５の底部に装設される。上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６は別々に成形される。上縁枠４は内側に屈曲して第１ボス７を形成し、テーブル板又はクッション３が取り外し可能に第１ボス７に配置される。底板１はネット枠本体５の底部に装設される。以下に、図面を組み合わせて本実施例につき詳細に説明する。

図１０、図１１及び図１４に示すように、下縁枠６は内側に屈曲して第２ボス２０を形成する。第２ボス２０には、固定ネジを挿通可能な複数の第１ネジ孔が開設されている。また、底板１の辺縁全周には、第１ネジ孔と連携する複数の第２ネジ孔が開設されている。固定ネジを対応する第１ネジ孔に挿通し、第２ネジ孔に対し締結することで、底板１が下縁枠６に固定接続される。底板１が中空の胴体２の底部に装設されてから、第１ボス７にクッション３を載置することで、クッション３、中空の胴体２及び底板１が組み合わされて収納スツールを形成する。固定ネジによって底板１を下縁枠６の第２ボス２０に固設するとともに、下縁枠６を第１接続部材８の第１凹溝９に挿接し、第１接続部材８を収納スツールの脚パッドとすることで、中空の胴体２がフロアに直接接触することが回避されるため、収納スツールの使用寿命が効果的に保証される。

図８、図１２及び図１３を参照して、本考案の実施例４は、底板１、中空の胴体２及びテーブル板又はクッション３を含む収納テーブル／スツールを提供する。テーブル板又はクッション３は中空の胴体２の上部に配置され、底板１は中空の胴体２の底部に装設される。中空の胴体２は、上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６を含む。上縁枠４はネット枠本体５の上部に装設され、下縁枠６はネット枠本体５の底部に装設される。上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６は一体的に成形される。上縁枠４は内側に屈曲して第１ボス７を形成し、テーブル板又はクッション３が取り外し可能に第１ボス７に配置される。底板１はネット枠本体５の底部に装設される。以下に、図面を組み合わせて本実施例につき詳細に説明する。

図１２、図１３及び図１４に示すように、下縁枠６は内側に屈曲して第２ボス２０を形成する。第２ボス２０には、固定ネジを挿通可能な複数の第１ネジ孔が開設されている。また、底板１の辺縁全周には、第１ネジ孔と連携する複数の第２ネジ孔が開設されている。固定ネジを対応する第１ネジ孔に挿通し、第２ネジ孔に対し締結することで、底板１が下縁枠６に固定接続される。底板１が中空の胴体２の底部に装設されてから、第１ボス７にクッション３を載置することで、クッション３、中空の胴体２及び底板１が組み合わされて収納スツールを形成する。固定ネジによって底板１を下縁枠６の第２ボス２０に固設するとともに、下縁枠６を第１接続部材８の第１凹溝９に挿接し、第１接続部材８を収納スツールの脚パッドとすることで、中空の胴体２がフロアに直接接触することが回避されるため、収納スツールの使用寿命が効果的に保証される。

組み立て時には、底板１を第２ボス２０に配置し、固定ネジを第１ネジ孔に挿通して第２ネジ孔に対し締結することで、底板１が下縁枠６に固定接続される。次に、下縁枠６を第１接続部材８の第１凹溝９に挿接し、位置決め突起１１を位置決め孔１４に対し挿接することで、下縁枠６が第１接続部材８に固定及び挿接される。そして、クッション３を上縁枠４の第１ボス７に配置することで組み立てが完了する。

図１５、図１６、図１７及び図１８を参照して、本考案の実施例５は、底板１、中空の胴体２及びテーブル板又はクッション３を含む収納テーブル／スツールを提供する。テーブル板又はクッション３は中空の胴体２の上部に配置され、底板１は中空の胴体２の底部に装設される。中空の胴体２は、上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６を含む。上縁枠４はネット枠本体５の上部に装設され、下縁枠６はネット枠本体５の底部に装設される。上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６は別々に成形される。上縁枠４は内側に屈曲して第１ボス７を形成し、テーブル板又はクッション３が取り外し可能に第１ボス７に配置される。底板１はネット枠本体５の内部に装設される。以下に、図面を組み合わせて本実施例につき詳細に説明する。

図１６、図１７及び図１８に示すように、更に、第２接続部材１７と締結ネジ２２を含む。第２接続部材１７はネット枠本体５の内部に装設される。前記第２接続部材１７は「７」の字型をなしており、第２接続部材１７の縦縁が溶接によってネット枠本体５の内部に装設される。また、第２接続部材１７の横縁には第３ネジ孔２３が開設されており、底板１には第３ネジ孔２３と連携する第４ネジ孔２４が開設されている。締結ネジ２２を第４ネジ孔２４に挿通して第３ネジ孔２３に対し締結することで、底板１が第２接続部材１７の横縁に固設される。第２接続部材１７を中空の胴体２の内部に装設することで、底板１を中空の胴体２の内部に装設してから、第１ボス７にテーブル板３を載置することで、テーブル板３、中空の胴体２及び底板１が組み合わされて収納テーブルを形成する。また、下縁枠６を第１接続部材８の第１凹溝９に挿接し、第１接続部材８を収納テーブルの脚パッドとすることで、中空の胴体２がフロアに直接接触することが回避されるため、収納テーブルの使用寿命が効果的に保証される。

組み立て時には、第２接続部材１７を中空の胴体２の内部に溶接し、締結ネジ２２を第４ネジ孔２４に挿通して第３ネジ孔２３に対し締結することで、底板１を第２接続部材１７の横縁に締結する。次に、下縁枠６を第１接続部材８の第１凹溝９に挿接し、位置決め突起１１を位置決め孔１４に対し挿接することで、下縁枠６が第１接続部材８に固定及び挿接される。そして、テーブル板３を第１ボス７に配置して収納テーブルを形成すれば、組み立てが完了する。

底板１及びテーブル板又はクッション３を載置するための載置台を形成すべく、第２接続部材１７を上縁枠４と下縁枠６の内側面に溶接してもよい。これらは実際の状況に応じて選択すればよく、本実施例に限らない。

好ましくは、図３に示すように、第１ボス７の辺縁全周に複数の凹溝２１が開設されている。凹溝２１を設けることで第１ボス７の内側への屈曲が容易となり、中空の胴体２を各種の形状に形成することが可能となる。且つ、底板１を上から下に向かって中空の胴体２の内部又は底部に装入しやすくなる。

ネット枠本体５は金属製のネット枠本体とするが、言うまでもなく、その他の材質からなるネット枠本体５としてもよい。これらは実際の状況に応じて選択すればよく、本実施例に限らない。

中空の胴体２は断面が楕円形の中空柱体、或いは、断面が四角形の中空柱体、或いは、断面が円形の中空柱体、或いは、断面が多角形の中空柱体とする。これらは実際の状況に応じて選択すればよく、本実施例に限らない。

好ましくは、底板１は、鉄製の底板、或いはガラス製の底板、或いは木製の底板、或いは皮製の底板としてもよく、これらは実際の状況に応じて選択すればよい。なお、言うまでもなく、その他の材質の底板１としてもよく、本実施例に限らない。

好ましくは、テーブル板３は、鉄製のテーブル板、或いはガラス製のテーブル板、或いは木製のテーブル板、或いは皮製のテーブル板としてもよく、これらは実際の状況に応じて選択すればよい。なお、言うまでもなく、その他の材質のテーブル板３としてもよく、本実施例に限らない。

好ましくは、前記底板１の底部にはブルートゥース（登録商標）２５を更に装設してもよい。収納テーブル／スツールが更に音楽再生機能を備えるよう、当該ブルートゥース（登録商標）２５は、ネット枠本体５下部のブルートゥース（登録商標）ボタン２６に接続される。

図１９を参照して、本考案の実施例６は収納テーブル／スツールを提供する。本実施において、前記底板１と下縁枠６は溶接により一体的に接続される。また、底板１の底部には接地突起２７が設けられている。

上述したように、本考案は構造がシンプルであり、底板１、中空の胴体２及びテーブル板又はクッション３を含む。テーブル板又はクッション３は中空の胴体２の上部に配置され、底板１は中空の胴体２の内部又は底部に装設される。中空の胴体２は、上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６を含む。上縁枠４はネット枠本体５の上部に装設され、下縁枠６はネット枠本体５の底部に装設される。上縁枠４、ネット枠本体５及び下縁枠６は別々に成形されるか、一体的に成形される。上縁枠４は内側に屈曲して第１ボス７を形成し、テーブル板又はクッション３が取り外し可能に第１ボス７に配置される。底板１はネット枠本体５の内部又は底部に装設される。これによれば、組み立てが容易となり、運搬時にサイズの異なる複数のものを積み重ねられるため、運搬時の占有スペースが縮小される。よって、収納テーブル／スツールの運搬が容易となり、運搬コストが節約される。且つ、中空の胴体２の内部に物品を収納可能なことから、収納テーブル／スツールの実用性が大幅に増す。

上記の実施例は本考案の好ましい実施形態であるが、本考案の実施形態は上記の実施例に限定されない。本考案の本質及び原理を逸脱することなく実施されるその他あらゆる変形、補足、置き換え、組み合わせ、簡略化はいずれも等価の置き換えとみなすべきであり、本考案による保護の範囲に含まれる。

Claims

底板（１）、中空の胴体（２）及びテーブル板又はクッション（３）を含み、前記テーブル板又はクッション（３）は前記中空の胴体（２）の上部に配置され、前記底板（１）は前記中空の胴体（２）の内部又は底部に装設され、前記中空の胴体（２）は、上縁枠（４）、ネット枠本体（５）及び下縁枠（６）を含み、前記上縁枠（４）は前記ネット枠本体（５）の上部に装設され、前記下縁枠（６）は前記ネット枠本体（５）の底部に装設され、前記上縁枠（４）、ネット枠本体（５）及び下縁枠（６）は別々に成形されるか、一体的に成形され、前記上縁枠（４）は内側に屈曲して第１ボス（７）を形成し、前記テーブル板又はクッション（３）が取り外し可能に前記第１ボス（７）に配置され、前記底板（１）は前記ネット枠本体（５）の内部又は底部に装設されることを特徴とする収納テーブル／スツール。
更に、第１接続部材（８）を含み、前記第１接続部材（８）は、前記下縁枠（６）及び前記底板（１）に対し固定接続され、前記第１接続部材（８）には第１凹溝（９）と第２凹溝（１０）が設けられており、前記第１凹溝（９）の一方の側面には位置決め突起（１１）が設けられており、前記第２凹溝（１０）の一方の側の底部には位置規制凹溝（１２）が開設されており、前記下縁枠（６）には、前記位置決め突起（１１）に対し係接する位置決め孔（１４）が開設されており、前記下縁枠（６）は前記第１凹溝（９）に対し挿接され、前記位置決め突起（１１）が前記位置決め孔（１４）に対し係接することで前記下縁枠（６）が前記第１接続部材（８）に固定接続され、前記底板（１）の辺縁全周には係接リング（１５）が下向きに延伸するよう形成され、前記係接リング（１５）の底部には、上向きに反り返るフック（１６）が外側に向かって延設されており、前記係接リング（１５）は前記第２凹溝（１０）に対し挿接され、まず前記フック（１６）を前記位置規制凹溝（１２）に対し係接することで前記係接リング（１５）を前記第１接続部材（８）に固定接続し、これにより前記底板（１）を前記第１接続部材（８）に固定接続することを特徴とする請求項１に記載の収納テーブル／スツール。
前記第１接続部材（８）の水平方向には貫通孔（１３）が開設されており、前記貫通孔（１３）の内部にはネジが切られており、前記底板（１）には前記貫通孔（１３）と連携する第１接続孔（１８）が開設されており、前記下縁枠（６）には前記貫通孔（１３）と連携する第２接続孔（１９）が開設されていることを特徴とする請求項２に記載の収納テーブル／スツール。
更に、第２接続部材（１７）と締結ネジ（２２）を含み、前記第２接続部材（１７）は前記ネット枠本体（５）の内部に装設され、前記第２接続部材（１７）は「７」の字型をなしており、前記第２接続部材（１７）の縦縁が溶接によって前記ネット枠本体（５）の内部に装設され、前記第２接続部材（１７）の横縁には第３ネジ孔（２３）が開設されており、前記底板（１）には前記第３ネジ孔（２３）と連携する第４ネジ孔（２４）が開設されており、前記締結ネジ（２２）を前記第４ネジ孔（２４）に挿通して前記第３ネジ孔（２３）に対し締結することで、前記底板（１）が前記第２接続部材（１７）の横縁に固設されることを特徴とする請求項１に記載の収納テーブル／スツール。
前記底板（１）の底部にはブルートゥース（登録商標）（２５）が更に装設されており、当該ブルートゥース（登録商標）（２５）は、前記ネット枠本体（５）下部のブルートゥース（登録商標）ボタン（２６）に接続されることを特徴とする請求項４に記載の収納テーブル／スツール。
更に、固定ネジを含み、前記下縁枠（６）は内側に屈曲して第２ボス（２０）を形成し、前記第２ボス（２０）には、固定ネジを挿通可能な複数の第１ネジ孔が開設されており、前記底板（１）の辺縁全周には、前記第１ネジ孔と連携する複数の第２ネジ孔が開設されており、前記固定ネジを対応する前記第１ネジ孔に挿通して前記第２ネジ孔に対し締結することで、前記底板（１）が前記下縁枠（６）に固定接続されることを特徴とする請求項１に記載の収納テーブル／スツール。
前記第１ボス（７）の辺縁全周には複数の凹溝（２１）が開設されていることを特徴とする請求項１に記載の収納テーブル／スツール。
前記ネット枠本体（５）は金属製のネット枠本体とすることを特徴とする請求項１に記載の収納テーブル／スツール。
前記中空の胴体（２）は断面が楕円形の中空柱体、或いは、断面が四角形の中空柱体、或いは、断面が円形の中空柱体、或いは、断面が多角形の中空柱体とすることを特徴とする請求項１に記載の収納テーブル／スツール。
前記底板（１）と前記下縁枠（６）は溶接により一体的に接続されており、前記底板（１）の底部には接地突起（２７）が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の収納テーブル／スツール。