JP3222383B2 - 車輌用灯具 - Google Patents
車輌用灯具Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/26—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
- B60Q1/56—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for illuminating registrations or the like, e.g. for licence plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S43/00—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
- F21S43/20—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S43/26—Refractors, transparent cover plates, light guides or filters not provided in groups F21S43/235 - F21S43/255
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S8/00—Lighting devices intended for fixed installation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車輌用灯具、特
に、ライセンスプレートランプのレンズ構造に関するも
のである。
に、ライセンスプレートランプのレンズ構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ライセンスプレートランプは、車輌後端
部に配置されたライセンスプレートを照射するための灯
具であるが、このライセンスプレートランプによって照
射されたライセンスプレートの輝度が、その部位によっ
て極端に異なっていると、後続車のドライバ等がライセ
ンスプレートを視認しづらくなる。
部に配置されたライセンスプレートを照射するための灯
具であるが、このライセンスプレートランプによって照
射されたライセンスプレートの輝度が、その部位によっ
て極端に異なっていると、後続車のドライバ等がライセ
ンスプレートを視認しづらくなる。
【0003】したがって、ライセンスプレートランプ
は、ライセンスプレート全体をできるだけ均一に照射す
るものであることが要求される。
は、ライセンスプレート全体をできるだけ均一に照射す
るものであることが要求される。
【0004】しかしながら、一般に、ライセンスプレー
トランプはライセンスプレートの視認性を妨げないよう
その周縁部近傍に設けられるため、ライセンスプレート
は必然的にライセンスプレートランプに近い部分が明る
くライセンスプレートランプから遠い部分が暗くなって
しまう。
トランプはライセンスプレートの視認性を妨げないよう
その周縁部近傍に設けられるため、ライセンスプレート
は必然的にライセンスプレートランプに近い部分が明る
くライセンスプレートランプから遠い部分が暗くなって
しまう。
【0005】このため従来より、ライセンスプレートラ
ンプにおいてその光源を覆うレンズの内面にフロスト加
工等を施して、光源からの光を拡散させることにより、
ライセンスプレートの輝度分布の改善を図る工夫がなさ
れている。
ンプにおいてその光源を覆うレンズの内面にフロスト加
工等を施して、光源からの光を拡散させることにより、
ライセンスプレートの輝度分布の改善を図る工夫がなさ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ライセンスプレートランプにおけるフロスト加工等はレ
ンズ内面の全域にわたって施されているものであるた
め、ライセンスプレートのライセンスプレートランプに
近い部分が明るくライセンスプレートランプから遠い部
分が暗くなる傾向そのものは何ら改善されておらず、ラ
イセンスプレートの輝度分布を十分均一化することがで
きない。
ライセンスプレートランプにおけるフロスト加工等はレ
ンズ内面の全域にわたって施されているものであるた
め、ライセンスプレートのライセンスプレートランプに
近い部分が明るくライセンスプレートランプから遠い部
分が暗くなる傾向そのものは何ら改善されておらず、ラ
イセンスプレートの輝度分布を十分均一化することがで
きない。
【0007】このようなことから従来、許容可能な輝度
分布(例えば、最高輝度と最低輝度との比が20:1以
下の輝度分布)が得られる位置までライセンスプレート
ランプをライセンスプレートから後方側に離して配置す
るという対応策が施されている。しかしながら、このよ
うにした場合には、その分だけ車体の前後長が長くなっ
たり、あるいはトランクルームや車室内スペースが狭く
なったりする、という犠牲を払うことを余儀なくされ
る。
分布(例えば、最高輝度と最低輝度との比が20:1以
下の輝度分布)が得られる位置までライセンスプレート
ランプをライセンスプレートから後方側に離して配置す
るという対応策が施されている。しかしながら、このよ
うにした場合には、その分だけ車体の前後長が長くなっ
たり、あるいはトランクルームや車室内スペースが狭く
なったりする、という犠牲を払うことを余儀なくされ
る。
【0008】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、ライセンスプレートランプをライセ
ンスプレートから後方側に大きく離して配置することを
必要とせずにその輝度分布の均一化を図ることができる
車輌用灯具を提供することを目的とするものである。
れたものであって、ライセンスプレートランプをライセ
ンスプレートから後方側に大きく離して配置することを
必要とせずにその輝度分布の均一化を図ることができる
車輌用灯具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、ライセンス
プレートランプを構成するレンズの拡散機能をその部位
によって異なったものとすることにより、上記目的達成
を図るようにしたものである。
プレートランプを構成するレンズの拡散機能をその部位
によって異なったものとすることにより、上記目的達成
を図るようにしたものである。
【0010】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、ライセンスプレートを照射するように該ライ
センスプレートの周縁部近傍に設けられた車輌用灯具に
おいて、光源と、この光源を覆うレンズとを備えてな
り、上記レンズにおける、上記光源と上記ライセンスプ
レートの該光源に最も近い部分とを結ぶ直線上近傍に位
置する領域に、拡散レンズ部が形成されており、上記レ
ンズにおける、上記光源と上記ライセンスプレートの該
光源から最も遠い部分とを結ぶ直線上近傍に位置する領
域に、素通し部が形成されており、上記拡散レンズ部
が、上記レンズの表面をステップ状に形成するととも
に、このステップ状に形成された表面にフロスト加工ま
たはシボ加工を施すことにより構成されている、ことを
特徴とするものである。
たように、ライセンスプレートを照射するように該ライ
センスプレートの周縁部近傍に設けられた車輌用灯具に
おいて、光源と、この光源を覆うレンズとを備えてな
り、上記レンズにおける、上記光源と上記ライセンスプ
レートの該光源に最も近い部分とを結ぶ直線上近傍に位
置する領域に、拡散レンズ部が形成されており、上記レ
ンズにおける、上記光源と上記ライセンスプレートの該
光源から最も遠い部分とを結ぶ直線上近傍に位置する領
域に、素通し部が形成されており、上記拡散レンズ部
が、上記レンズの表面をステップ状に形成するととも
に、このステップ状に形成された表面にフロスト加工ま
たはシボ加工を施すことにより構成されている、ことを
特徴とするものである。
【0011】
【0012】
【発明の作用効果】ライセンスプレートにおいて光源に
最も近い部分(以下「光源最近接部」という。)は、光
源からの入射光による照度が高いため、該光源最近接部
の輝度は高くなり、一方、ライセンスプレートにおいて
光源から最も遠い部分(以下「光源最遠隔部」とい
う。)は、光源からの入射光による照度が低いため、該
光源最遠隔部の輝度は低くなる。
最も近い部分(以下「光源最近接部」という。)は、光
源からの入射光による照度が高いため、該光源最近接部
の輝度は高くなり、一方、ライセンスプレートにおいて
光源から最も遠い部分(以下「光源最遠隔部」とい
う。)は、光源からの入射光による照度が低いため、該
光源最遠隔部の輝度は低くなる。
【0013】しかしながら、本願発明においては、上記
構成に示すように、光源とライセンスプレートの光源最
近接部とを結ぶ直線上近傍に位置するレンズ領域に拡散
レンズ部が形成されているので、上記光源最近接部への
入射光束を減らして該光源最近接部の輝度を低減するこ
とができる。一方、光源とライセンスプレートの光源最
遠隔部とを結ぶ直線上近傍に位置するレンズ領域に素通
し部が形成されているので、上記光源最遠隔部への入射
光束は減らさずに該光源最遠隔部の輝度を高く維持する
ことができる。そして、これによりライセンスプレート
の全域にわたって略均一な輝度分布を得ることが可能と
なる。
構成に示すように、光源とライセンスプレートの光源最
近接部とを結ぶ直線上近傍に位置するレンズ領域に拡散
レンズ部が形成されているので、上記光源最近接部への
入射光束を減らして該光源最近接部の輝度を低減するこ
とができる。一方、光源とライセンスプレートの光源最
遠隔部とを結ぶ直線上近傍に位置するレンズ領域に素通
し部が形成されているので、上記光源最遠隔部への入射
光束は減らさずに該光源最遠隔部の輝度を高く維持する
ことができる。そして、これによりライセンスプレート
の全域にわたって略均一な輝度分布を得ることが可能と
なる。
【0014】したがって、本願発明によれば、ライセン
スプレートランプをライセンスプレートから後方側に大
きく離して配置することを必要とせずにその輝度分布の
均一化を図ることができる。
スプレートランプをライセンスプレートから後方側に大
きく離して配置することを必要とせずにその輝度分布の
均一化を図ることができる。
【0015】上記「レンズの表面」は、レンズの内面お
よび外面のうちいずれであってもよいし、あるいはその
両面であってもよい。
よび外面のうちいずれであってもよいし、あるいはその
両面であってもよい。
【0016】また、上記「灯具」は、ライセンスプレー
トを照射するように該ライセンスプレートの周縁部近傍
に設けられたものであれば、その配設位置は特に限定さ
れるものではないが、請求項2に記載したように、これ
を上記ライセンスプレートの上側周縁部の略中央近傍に
設けるとともに、上記拡散レンズ部を光源からの光を上
下方向に拡散するように構成し、さらに、上記素通しレ
ンズ部を上記拡散レンズ部の左右両側に形成するように
すれば、単一のライセンスプレートランプにより、ライ
センスプレート全域にわたってその輝度分布を略均一に
することが可能となる。
トを照射するように該ライセンスプレートの周縁部近傍
に設けられたものであれば、その配設位置は特に限定さ
れるものではないが、請求項2に記載したように、これ
を上記ライセンスプレートの上側周縁部の略中央近傍に
設けるとともに、上記拡散レンズ部を光源からの光を上
下方向に拡散するように構成し、さらに、上記素通しレ
ンズ部を上記拡散レンズ部の左右両側に形成するように
すれば、単一のライセンスプレートランプにより、ライ
センスプレート全域にわたってその輝度分布を略均一に
することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0018】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用灯具を示す側断面図であり、図2は、そのII方向矢視
図である。
用灯具を示す側断面図であり、図2は、そのII方向矢視
図である。
【0019】これらの図に示すように、本実施形態に係
る灯具10は、車輌後端部に配置されたライセンスプレ
ート2を照射するためのライセンスプレートランプであ
って、ライセンスプレート2の上側周縁部中央の斜め上
後方近傍に設けられている。
る灯具10は、車輌後端部に配置されたライセンスプレ
ート2を照射するためのライセンスプレートランプであ
って、ライセンスプレート2の上側周縁部中央の斜め上
後方近傍に設けられている。
【0020】このライセンスプレートランプ10は、左
右方向(車幅方向)に延びるC−6タイプのフィラメン
ト12aを有する光源(ウェッジベースバルブ)12
と、この光源12を略半球状に覆うレンズ14と、これ
ら光源12およびレンズ14を車体側部材4に支持せし
めるボディ16と、1対のコンタクト18とからなって
いる。
右方向(車幅方向)に延びるC−6タイプのフィラメン
ト12aを有する光源(ウェッジベースバルブ)12
と、この光源12を略半球状に覆うレンズ14と、これ
ら光源12およびレンズ14を車体側部材4に支持せし
めるボディ16と、1対のコンタクト18とからなって
いる。
【0021】図3および4は、上記レンズ14を単品で
示す側断面図およびそのIV方向矢視図である。
示す側断面図およびそのIV方向矢視図である。
【0022】これらの図に示すように、上記レンズ14
において半球状に形成された先端部分には、拡散レンズ
部14Aと、素通し部14Bとが形成されている。
において半球状に形成された先端部分には、拡散レンズ
部14Aと、素通し部14Bとが形成されている。
【0023】上記拡散レンズ部14Aは、さらに、第1
〜第3拡散レンズ部14A1〜14A3に区分けされて
いる。
〜第3拡散レンズ部14A1〜14A3に区分けされて
いる。
【0024】上記第1拡散レンズ部14A1は、レンズ
14の最下端点から前方寄りの領域であって、レンズ1
4の内面をステップ状に形成し、さらにその上からフロ
スト加工を施すことにより構成されている。この第1拡
散レンズ部14A1を構成する6本のレンズステップ1
4A1aは、いずれも鋸歯状の断面で左右方向に延びて
いる。そして、これら各レンズステップ14A1aによ
り光源12からの光を上下方向に屈折させて全体として
は第1拡散レンズ部14A1に入射する光を上下に拡散
させるようにしている(図1参照)。これら各レンズス
テップ14A1aにはフロスト加工が施されているの
で、上記上下拡散光は散乱を伴った透過光となる。
14の最下端点から前方寄りの領域であって、レンズ1
4の内面をステップ状に形成し、さらにその上からフロ
スト加工を施すことにより構成されている。この第1拡
散レンズ部14A1を構成する6本のレンズステップ1
4A1aは、いずれも鋸歯状の断面で左右方向に延びて
いる。そして、これら各レンズステップ14A1aによ
り光源12からの光を上下方向に屈折させて全体として
は第1拡散レンズ部14A1に入射する光を上下に拡散
させるようにしている(図1参照)。これら各レンズス
テップ14A1aにはフロスト加工が施されているの
で、上記上下拡散光は散乱を伴った透過光となる。
【0025】上記第2拡散レンズ部14A2は、第1拡
散レンズ部14A1よりもさらに前方寄りの領域であっ
て、レンズ14の内面にシボ加工を施し、さらにその上
からフロスト加工を施すことにより構成されている。こ
の第2拡散レンズ部14A2を透過する光は、上記シボ
加工およびフロスト加工により大きく散乱した光とな
る。
散レンズ部14A1よりもさらに前方寄りの領域であっ
て、レンズ14の内面にシボ加工を施し、さらにその上
からフロスト加工を施すことにより構成されている。こ
の第2拡散レンズ部14A2を透過する光は、上記シボ
加工およびフロスト加工により大きく散乱した光とな
る。
【0026】上記第3拡散レンズ部14A3は、レンズ
14の最下端点から後方寄りの、上記第1および第2拡
散レンズ部14A1、14A2を合わせた大きさの領域
であって、第2拡散レンズ部14A2と同様、レンズ1
4の内面にシボ加工を施し、さらにその上からフロスト
加工を施すことにより構成されている。したがって、こ
の第3拡散レンズ部14A3を透過する光も、上記シボ
加工およびフロスト加工により大きく散乱した光とな
る。
14の最下端点から後方寄りの、上記第1および第2拡
散レンズ部14A1、14A2を合わせた大きさの領域
であって、第2拡散レンズ部14A2と同様、レンズ1
4の内面にシボ加工を施し、さらにその上からフロスト
加工を施すことにより構成されている。したがって、こ
の第3拡散レンズ部14A3を透過する光も、上記シボ
加工およびフロスト加工により大きく散乱した光とな
る。
【0027】上記素通し部14Bは、上記拡散レンズ部
14Aの左右両側に1対形成されている。
14Aの左右両側に1対形成されている。
【0028】図4に示すように、上記拡散レンズ部14
Aおよび素通し部14Bは、いずれも左右対称形状に形
成されている。
Aおよび素通し部14Bは、いずれも左右対称形状に形
成されている。
【0029】図1および2に示すように、上記第1拡散
レンズ部14A1は、光源12とライセンスプレート2
の該光源12に最も近い上端中央部2Aとを結ぶ直線上
近傍に位置する領域およびその下方周辺領域に形成され
ている。この第1拡散レンズ部14A1を構成する6本
のレンズステップ14A1aは、図1に示すように、ラ
イセンスプレート2の上端中央部2Aに極力光が入射し
ないようにその屈折力が設定されている。その際、ライ
センスプレート2の左右中央部において光源12から最
も遠い下端部に屈折光を多く振り向けるようにしてい
る。
レンズ部14A1は、光源12とライセンスプレート2
の該光源12に最も近い上端中央部2Aとを結ぶ直線上
近傍に位置する領域およびその下方周辺領域に形成され
ている。この第1拡散レンズ部14A1を構成する6本
のレンズステップ14A1aは、図1に示すように、ラ
イセンスプレート2の上端中央部2Aに極力光が入射し
ないようにその屈折力が設定されている。その際、ライ
センスプレート2の左右中央部において光源12から最
も遠い下端部に屈折光を多く振り向けるようにしてい
る。
【0030】一方、上記素通し部14Bは、図2に示す
ように、光源12とライセンスプレート2の該光源12
から最も遠い下端両側部2Bとを結ぶ直線上近傍に位置
する領域およびその上方周辺領域に形成されており、こ
れにより上記下端両側部2Bおよびその上方部位への照
射光を極力減らさないようにしている。
ように、光源12とライセンスプレート2の該光源12
から最も遠い下端両側部2Bとを結ぶ直線上近傍に位置
する領域およびその上方周辺領域に形成されており、こ
れにより上記下端両側部2Bおよびその上方部位への照
射光を極力減らさないようにしている。
【0031】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0032】本実施形態のように、ライセンスプレート
ランプ10が、ライセンスプレート2の上側周縁部中央
の斜め上後方近傍に設けられている場合には、通常、ラ
イセンスプレート2の上端中央部2Aは、光源12から
の入射光による照度が高いため輝度が高くなり、一方、
ライセンスプレートの下端両側部2Bは、光源12から
の入射光による照度が低いため輝度が低くなる。
ランプ10が、ライセンスプレート2の上側周縁部中央
の斜め上後方近傍に設けられている場合には、通常、ラ
イセンスプレート2の上端中央部2Aは、光源12から
の入射光による照度が高いため輝度が高くなり、一方、
ライセンスプレートの下端両側部2Bは、光源12から
の入射光による照度が低いため輝度が低くなる。
【0033】しかしながら、本実施形態においては、光
源12とライセンスプレート2の上端中央部2Aとを結
ぶ直線上近傍に位置するレンズ領域およびその下方周辺
領域に第1拡散レンズ部14A1が形成されているの
で、上記上端中央部2Aへの入射光束を減らして該上端
中央部2Aの輝度を低減することができる。しかも、こ
の第1拡散レンズ部14A1を構成する6本のレンズス
テップ14A1aは、ライセンスプレート2の上端中央
部2Aに極力光が入射しないようにするとともにライセ
ンスプレート2の左右中央部において光源12から最も
遠い下端縁部に多くの光が振り向けられるようにその屈
折力が設定されているので、ライセンスプレート2の左
右中央部の全域にわたって輝度分布の均一化を得ること
ができる。さらに、上記各レンズステップ14A1aに
はフロスト加工が施されているので、これら各レンズス
テップ14A1aからの透過光を散乱させることがで
き、これによりレンズ14の内面をステップ状に形成し
たために生じる照射光の光ムラを緩和することができ
る。
源12とライセンスプレート2の上端中央部2Aとを結
ぶ直線上近傍に位置するレンズ領域およびその下方周辺
領域に第1拡散レンズ部14A1が形成されているの
で、上記上端中央部2Aへの入射光束を減らして該上端
中央部2Aの輝度を低減することができる。しかも、こ
の第1拡散レンズ部14A1を構成する6本のレンズス
テップ14A1aは、ライセンスプレート2の上端中央
部2Aに極力光が入射しないようにするとともにライセ
ンスプレート2の左右中央部において光源12から最も
遠い下端縁部に多くの光が振り向けられるようにその屈
折力が設定されているので、ライセンスプレート2の左
右中央部の全域にわたって輝度分布の均一化を得ること
ができる。さらに、上記各レンズステップ14A1aに
はフロスト加工が施されているので、これら各レンズス
テップ14A1aからの透過光を散乱させることがで
き、これによりレンズ14の内面をステップ状に形成し
たために生じる照射光の光ムラを緩和することができ
る。
【0034】また、本実施形態においては、光源12と
ライセンスプレート2の下端両側部2Bとを結ぶ直線上
近傍に位置するレンズ領域およびその上方周辺領域に素
通し部12Bが形成されているので、上記下端両側部2
Bを含む左右両側部への入射光束は減らさずに該左右両
側部の輝度を高く維持することができる。
ライセンスプレート2の下端両側部2Bとを結ぶ直線上
近傍に位置するレンズ領域およびその上方周辺領域に素
通し部12Bが形成されているので、上記下端両側部2
Bを含む左右両側部への入射光束は減らさずに該左右両
側部の輝度を高く維持することができる。
【0035】さらに、本実施形態においては、レンズ1
4における第1拡散レンズ部14A1の前方寄りに、シ
ボ加工およびフロスト加工が施された第2拡散レンズ部
14A2が形成されているので、ライセンスプレート2
において上記第1拡散レンズ部14A1および素通し部
12Bの透過光によっては十分照射され得ない部分への
均一な光照射を行うことができる。
4における第1拡散レンズ部14A1の前方寄りに、シ
ボ加工およびフロスト加工が施された第2拡散レンズ部
14A2が形成されているので、ライセンスプレート2
において上記第1拡散レンズ部14A1および素通し部
12Bの透過光によっては十分照射され得ない部分への
均一な光照射を行うことができる。
【0036】なお、上記レンズ14の第3拡散レンズ部
14A3は、ライセンスプレート2の照射に直接的には
寄与しないが、この第3拡散レンズ部14A3はレンズ
14の内面にシボ加工およびフロスト加工が施されてな
るものであるため、その透過散乱光および内面反射散乱
光を、ライセンスプレート2に対する間接的な照射光と
して利用することができる。
14A3は、ライセンスプレート2の照射に直接的には
寄与しないが、この第3拡散レンズ部14A3はレンズ
14の内面にシボ加工およびフロスト加工が施されてな
るものであるため、その透過散乱光および内面反射散乱
光を、ライセンスプレート2に対する間接的な照射光と
して利用することができる。
【0037】以上のことから、本実施形態においては、
ライセンスプレートランプ10がライセンスプレート2
に近接して配置されているにもかかわらず、ライセンス
プレート2の全域にわたって略均一な輝度分布を得るこ
とが可能となる。
ライセンスプレートランプ10がライセンスプレート2
に近接して配置されているにもかかわらず、ライセンス
プレート2の全域にわたって略均一な輝度分布を得るこ
とが可能となる。
【0038】このように、本実施形態によれば、ライセ
ンスプレートランプ10をライセンスプレート2から後
方側に大きく離して配置することを必要とせずにその輝
度分布の均一化を図ることができる。しかも、これを単
一のライセンスプレートランプ10で実現することがで
きる。
ンスプレートランプ10をライセンスプレート2から後
方側に大きく離して配置することを必要とせずにその輝
度分布の均一化を図ることができる。しかも、これを単
一のライセンスプレートランプ10で実現することがで
きる。
【0039】ただし、例えば車体形状その他の条件に応
じて、ライセンスプレートランプ10を2個以上設ける
ようにしてもよいことはもちろんである。
じて、ライセンスプレートランプ10を2個以上設ける
ようにしてもよいことはもちろんである。
【0040】図5は、ライセンスプレートランプ10
を、ライセンスプレート2の左右両端中央部の斜め後方
近傍に各々設けた例を示す図である。このように左右1
対のライセンスプレートランプ10を配置した場合、ラ
イセンスプレート2において、両ライセンスプレートラ
ンプ10から最も近い部分はその左右両端中央部2A′
であり、最も遠い部分はその上下両端中央部2B′であ
る。しかして、上記各ライセンスプレートランプ10の
レンズ14には1対の素通し部14B′が形成されてい
るので、これら素通し部14B′を透して、光源12か
らの光を上下両端中央部2B′へ向けて直接照射するこ
とができる。なお、この場合、上下両端中央部2B′へ
の照射角度は、図2に示す下端両側部2Bへの照射角度
に比して小さいので、上記各素通し部14B′は、図4
に示す各素通し部14Bよりもレンズ14の中心寄りま
で拡張形成しておくことが好ましい。
を、ライセンスプレート2の左右両端中央部の斜め後方
近傍に各々設けた例を示す図である。このように左右1
対のライセンスプレートランプ10を配置した場合、ラ
イセンスプレート2において、両ライセンスプレートラ
ンプ10から最も近い部分はその左右両端中央部2A′
であり、最も遠い部分はその上下両端中央部2B′であ
る。しかして、上記各ライセンスプレートランプ10の
レンズ14には1対の素通し部14B′が形成されてい
るので、これら素通し部14B′を透して、光源12か
らの光を上下両端中央部2B′へ向けて直接照射するこ
とができる。なお、この場合、上下両端中央部2B′へ
の照射角度は、図2に示す下端両側部2Bへの照射角度
に比して小さいので、上記各素通し部14B′は、図4
に示す各素通し部14Bよりもレンズ14の中心寄りま
で拡張形成しておくことが好ましい。
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用灯具を示す
側断面図
側断面図
【図2】図1のII方向矢視図
【図3】上記灯具のレンズを単品で示す側断面図
【図4】図3のIV方向矢視図
【図5】上記実施形態の変形例を示す、図2と同様の図
2 ライセンスプレート 2A 上端中央部(光源最近接部) 2B 下端両側部(光源最遠隔部) 10 ライセンスプレートランプ(灯具) 12 光源 12a フィラメント 14 レンズ 14A 拡散レンズ部 14A1 第1拡散レンズ部 14A1a レンズステップ 14A2 第2拡散レンズ部 14A3 第3拡散レンズ部 14B 素通し部 2A′ 左右両端中央部(光源最近接部) 2B′ 上下両端中央部(光源最遠隔部) 14B′ 素通し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 - 8/12 B60Q 1/56
Claims (2)
- 【請求項1】 ライセンスプレートを照射するように該
ライセンスプレートの周縁部近傍に設けられた車輌用灯
具において、 光源と、この光源を覆うレンズとを備えてなり、 上記レンズにおける、上記光源と上記ライセンスプレー
トの該光源に最も近い部分とを結ぶ直線上近傍に位置す
る領域に、拡散レンズ部が形成されており、 上記レンズにおける、上記光源と上記ライセンスプレー
トの該光源から最も遠い部分とを結ぶ直線上近傍に位置
する領域に、素通し部が形成されており、 上記拡散レンズ部が、上記レンズの表面をステップ状に
形成するとともに、このステップ状に形成された表面に
フロスト加工またはシボ加工を施すことにより構成され
ている、ことを特徴とする車輌用灯具。 - 【請求項2】 上記灯具が、上記ライセンスプレートの
上側周縁部の略中央近傍に設けられており、 上記拡散レンズ部が、上記光源からの光を上下方向に拡
散するように構成されており、 上記素通しレンズ部が、上記拡散レンズ部の左右両側に
形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車輌
用灯具。
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Family Applications (1)
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JP4369928B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2009-11-25 | アイ・ケイ・ケイ株式会社 | 車両用灯具カバーの製造方法と、車両用灯具カバーと、それを装着した車両用灯具 |
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CN106152001B (zh) * | 2015-03-26 | 2018-10-16 | 市光法雷奥(佛山)汽车照明系统有限公司 | 用于机动车辆的牌照灯以及包含该牌照灯的机动车辆 |
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- 1997-06-04 CN CNB971054959A patent/CN1133552C/zh not_active Expired - Fee Related
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CN1133552C (zh) | 2004-01-07 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |