JP3221982B2 - クライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置 - Google Patents
クライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置Info
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- JP3221982B2 JP3221982B2 JP18715193A JP18715193A JP3221982B2 JP 3221982 B2 JP3221982 B2 JP 3221982B2 JP 18715193 A JP18715193 A JP 18715193A JP 18715193 A JP18715193 A JP 18715193A JP 3221982 B2 JP3221982 B2 JP 3221982B2
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- fork
- lifting device
- lifting frame
- lifting
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- Jib Cranes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば送電線鉄塔の建
設工事等において用いられるクライミングクレーンの支
柱を、鉄塔の組み上げに従ってせり上げていく持ち上げ
装置に関するものである。
設工事等において用いられるクライミングクレーンの支
柱を、鉄塔の組み上げに従ってせり上げていく持ち上げ
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、中空架台の中央に立つクライミン
グクレーン用支柱を、昇降枠を用いて持ち上げ、下部に
新たなユニット柱を接続して、次々とせり上げていくク
ライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置が知られてい
る（例えば特開平４−３４２７９号公報）。そして、こ
の持ち上げ装置においては、昇降枠を支柱の下部へ接続
するため、油圧駆動のフォークが用いられている。即
ち、昇降枠には、油圧駆動にて内方へ突出するフォーク
が取付けられ、昇降枠の内側に位置する支柱に、フォー
クが係脱自在になっている。フォークの動作は、油圧に
より遠隔制御される。
グクレーン用支柱を、昇降枠を用いて持ち上げ、下部に
新たなユニット柱を接続して、次々とせり上げていくク
ライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置が知られてい
る（例えば特開平４−３４２７９号公報）。そして、こ
の持ち上げ装置においては、昇降枠を支柱の下部へ接続
するため、油圧駆動のフォークが用いられている。即
ち、昇降枠には、油圧駆動にて内方へ突出するフォーク
が取付けられ、昇降枠の内側に位置する支柱に、フォー
クが係脱自在になっている。フォークの動作は、油圧に
より遠隔制御される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の持ち上げ装
置においては、支柱を持ち上げる前に、昇降枠が支柱に
確実に接続されたか、即ち、フォークが支柱に係合した
か、を確認する必要がある。この確認作業は、作業者が
架台上に登って目視にて行わなければならないという問
題点がある。
置においては、支柱を持ち上げる前に、昇降枠が支柱に
確実に接続されたか、即ち、フォークが支柱に係合した
か、を確認する必要がある。この確認作業は、作業者が
架台上に登って目視にて行わなければならないという問
題点がある。
【０００３】従って、本発明は、フォークと支柱との係
合を、遠隔の安全な位置で、簡単、確実に確認すること
ができるクライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置を
提供することを課題としている。
合を、遠隔の安全な位置で、簡単、確実に確認すること
ができるクライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置を
提供することを課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、中空架台１の中央に立つクライミ
ングクレーン用支柱３を、油圧で昇降する昇降枠６を用
いて持ち上げ、下部に新たなユニット柱３ａを接続し
て、次々とせり上げていくクライミングクレーン用支柱
３の持ち上げ装置において、昇降枠６に、油圧により動
作して、支柱３に係脱自在のフォーク７を設け、このフ
ォーク７の中空部内には、一部が外側に突出して、支柱
３が載荷された時に支柱３により押し込まれる突子１１
と、この突子１１を突出方向へ付勢するばね１２と、こ
の突子１１に押されて動作するリミットスイッチ１３と
を設け、フォーク７と支柱３との係合をリミットスイッ
チ１３にて検知するようにした。
課題を解決するため、中空架台１の中央に立つクライミ
ングクレーン用支柱３を、油圧で昇降する昇降枠６を用
いて持ち上げ、下部に新たなユニット柱３ａを接続し
て、次々とせり上げていくクライミングクレーン用支柱
３の持ち上げ装置において、昇降枠６に、油圧により動
作して、支柱３に係脱自在のフォーク７を設け、このフ
ォーク７の中空部内には、一部が外側に突出して、支柱
３が載荷された時に支柱３により押し込まれる突子１１
と、この突子１１を突出方向へ付勢するばね１２と、こ
の突子１１に押されて動作するリミットスイッチ１３と
を設け、フォーク７と支柱３との係合をリミットスイッ
チ１３にて検知するようにした。
【０００６】
【作用】本発明においては、支柱３の下部の所定位置
に、昇降枠６を配置し、油圧駆動でフォーク７を動作さ
せ、これを支柱３に係合させる。フォーク７は、支柱３
の横桟３ｂのような支持部の下に進入する。次いで、油
圧にて昇降枠６を引き上げると、フォーク７が横桟３ｂ
の下面に当接し、支柱３の荷重を受けて、突子１１が押
し下げられる。突子１１の下降により、リミットスイッ
チ１３が動作して、フォーク７が横桟３ｂに係合したこ
とを検知する。リミットスイッチ１３が動作しなけれ
ば、昇降枠６の引き上げ動作は自動的に中止される。
に、昇降枠６を配置し、油圧駆動でフォーク７を動作さ
せ、これを支柱３に係合させる。フォーク７は、支柱３
の横桟３ｂのような支持部の下に進入する。次いで、油
圧にて昇降枠６を引き上げると、フォーク７が横桟３ｂ
の下面に当接し、支柱３の荷重を受けて、突子１１が押
し下げられる。突子１１の下降により、リミットスイッ
チ１３が動作して、フォーク７が横桟３ｂに係合したこ
とを検知する。リミットスイッチ１３が動作しなけれ
ば、昇降枠６の引き上げ動作は自動的に中止される。
【０００９】
【実施例】図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。図１はクライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置
におけるフォーク部の一部の縦断正面図、図２は同横断
平面図、図３はクライミングクレーン用支柱の持ち上げ
装置の全体構成図、図４は昇降枠の正面図、図５は昇降
枠の平面図、図６はフォーク部の横断平面図、図７は同
縦断正面図である。
る。図１はクライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置
におけるフォーク部の一部の縦断正面図、図２は同横断
平面図、図３はクライミングクレーン用支柱の持ち上げ
装置の全体構成図、図４は昇降枠の正面図、図５は昇降
枠の平面図、図６はフォーク部の横断平面図、図７は同
縦断正面図である。
【００１０】図３において、中空架台１は、床面２上に
固定されている。中空架台１の中央の空間に、クライミ
ングクレーン用の支柱３が立設されている。クライミン
グクレーンで資材を吊り上げて、支柱３の周りに、図示
しない送電線鉄塔等を組み上げていく。支柱３は、多数
のユニット柱３ａを接続して構成される。鉄塔等の組み
上げの進行に従って、次々と新たなユニット柱３ａを支
柱３の下部に接続し、支柱３をせり上げていく。
固定されている。中空架台１の中央の空間に、クライミ
ングクレーン用の支柱３が立設されている。クライミン
グクレーンで資材を吊り上げて、支柱３の周りに、図示
しない送電線鉄塔等を組み上げていく。支柱３は、多数
のユニット柱３ａを接続して構成される。鉄塔等の組み
上げの進行に従って、次々と新たなユニット柱３ａを支
柱３の下部に接続し、支柱３をせり上げていく。
【００１１】中空架台１の上部には、支柱引き上げ用の
油圧シリンダ４の上部が枢着されている。この油圧シリ
ンダ４から下方へ突出するピストンロッド５の下端は、
昇降枠６に枢着されている。
油圧シリンダ４の上部が枢着されている。この油圧シリ
ンダ４から下方へ突出するピストンロッド５の下端は、
昇降枠６に枢着されている。
【００１２】昇降枠６は、ほぼ矩形の箱状で、支柱３を
包囲しており、図５によく示す４つのフォーク７を抜き
差しすることにより、支柱３の下部の横桟３ｂに対して
係合させたり、離脱させたりすることができる。昇降枠
６は、四隅に中空架台１の脚と係合するガイド輪６ａを
備えており、中空架台１の内側において昇降する。
包囲しており、図５によく示す４つのフォーク７を抜き
差しすることにより、支柱３の下部の横桟３ｂに対して
係合させたり、離脱させたりすることができる。昇降枠
６は、四隅に中空架台１の脚と係合するガイド輪６ａを
備えており、中空架台１の内側において昇降する。
【００１３】図５ないし図７に示すように、昇降枠６の
下側の対向辺に夫々２つのケース８が固着されている。
ケース８内には、内向きに油圧シリンダ９が枢着されて
いる。フォーク７は、油圧シリンダ９の、内側に向いた
ピストンロッド１０に枢着されており、ピストンロッド
１０が突出したとき、支柱３の横桟３ｂの下方へ進出す
るようになっている。
下側の対向辺に夫々２つのケース８が固着されている。
ケース８内には、内向きに油圧シリンダ９が枢着されて
いる。フォーク７は、油圧シリンダ９の、内側に向いた
ピストンロッド１０に枢着されており、ピストンロッド
１０が突出したとき、支柱３の横桟３ｂの下方へ進出す
るようになっている。
【００１４】フォーク７は、角筒状で、中空部７ａを有
する。中空部７ａ内には、貫通孔７ｂから上部が外側に
突出した突子１１が、出没自在に設けられている。突子
１１は、ばね１２により常時突出方向へ付勢され、支柱
３が載荷された時に、横桟３ｂにより押し下げられるよ
うになっている。突子１１は、側方へ延出した押圧片１
１ａを備えている。
する。中空部７ａ内には、貫通孔７ｂから上部が外側に
突出した突子１１が、出没自在に設けられている。突子
１１は、ばね１２により常時突出方向へ付勢され、支柱
３が載荷された時に、横桟３ｂにより押し下げられるよ
うになっている。突子１１は、側方へ延出した押圧片１
１ａを備えている。
【００１５】中空部７ａ内には、突子１１に隣接して、
リミットスイッチ１３が取付けられている。リミットス
イッチ１３のレバー１３ａは、突子１１の押圧片１１ａ
の下方に延出している。従って、突子１１の上下動によ
り、リミットスイッチ１３が動作する。
リミットスイッチ１３が取付けられている。リミットス
イッチ１３のレバー１３ａは、突子１１の押圧片１１ａ
の下方に延出している。従って、突子１１の上下動によ
り、リミットスイッチ１３が動作する。
【００１６】この実施例において、クライミングクレー
ン用支柱３をせり上げる場合には、中空架台１の中央に
立つクライミングクレーン用支柱３の下部の所定位置に
昇降枠６を配置し、油圧シリンダ９を動作させる。油圧
シリンダ９からピストンロッド１０が突出し、フォーク
７がケース８から突出する。フォーク７は、支柱３の横
桟３ｂの下方に進出する。この状態で、引き上げ用の油
圧シリンダ４を動作させ、そのピストンロッド５を引き
上げて、昇降枠６もろとも支柱３を持ち上げる。この
際、突子１１が横桟３ｂにより押し下げられ、リミット
スイッチ１３が動作する。リミットスイッチ１３によ
り、４つのフォーク７の全てに、支柱３が載荷されたこ
とを確認した後、支柱３の持ち上げ動作を行う。
ン用支柱３をせり上げる場合には、中空架台１の中央に
立つクライミングクレーン用支柱３の下部の所定位置に
昇降枠６を配置し、油圧シリンダ９を動作させる。油圧
シリンダ９からピストンロッド１０が突出し、フォーク
７がケース８から突出する。フォーク７は、支柱３の横
桟３ｂの下方に進出する。この状態で、引き上げ用の油
圧シリンダ４を動作させ、そのピストンロッド５を引き
上げて、昇降枠６もろとも支柱３を持ち上げる。この
際、突子１１が横桟３ｂにより押し下げられ、リミット
スイッチ１３が動作する。リミットスイッチ１３によ
り、４つのフォーク７の全てに、支柱３が載荷されたこ
とを確認した後、支柱３の持ち上げ動作を行う。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、中空
架台１の中央に立つクライミングクレーン用支柱３を、
油圧で昇降する昇降枠６を用いて持ち上げ、下部に新た
なユニット柱３ａを接続して、次々とせり上げていくク
ライミングクレーン用支柱３の持ち上げ装置において、
昇降枠６に、油圧により動作して、支柱３に係脱自在の
フォーク７を設け、このフォーク７の中空部内には、一
部が外側に突出して、支柱３が載荷された時に支柱３に
より押し込まれる突子１１と、この突子１１を突出方向
へ付勢するばね１２と、この突子１１に押されて動作す
るリミットスイッチ１３とを設け、フォーク７と支柱３
との係合をリミットスイッチ１３にて検知するようにし
たため、フォーク７と支柱３との係合を、遠隔の安全な
位置で、簡単、確実に確認し、安全に作業を進行させる
ことができるという効果を有する。
架台１の中央に立つクライミングクレーン用支柱３を、
油圧で昇降する昇降枠６を用いて持ち上げ、下部に新た
なユニット柱３ａを接続して、次々とせり上げていくク
ライミングクレーン用支柱３の持ち上げ装置において、
昇降枠６に、油圧により動作して、支柱３に係脱自在の
フォーク７を設け、このフォーク７の中空部内には、一
部が外側に突出して、支柱３が載荷された時に支柱３に
より押し込まれる突子１１と、この突子１１を突出方向
へ付勢するばね１２と、この突子１１に押されて動作す
るリミットスイッチ１３とを設け、フォーク７と支柱３
との係合をリミットスイッチ１３にて検知するようにし
たため、フォーク７と支柱３との係合を、遠隔の安全な
位置で、簡単、確実に確認し、安全に作業を進行させる
ことができるという効果を有する。
【図１】クライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置に
おけるフォーク部の一部の縦断正面図である。
おけるフォーク部の一部の縦断正面図である。
【図２】クライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置に
おけるフォーク部の一部の横断平面図である。
おけるフォーク部の一部の横断平面図である。
【図３】クライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図４】昇降枠の正面図である。
【図５】昇降枠の平面図である。
【図６】フォーク部の横断平面図である。
【図７】フォーク部の縦断正面図である。
１ 中空架台 ２ 床 ３ 支柱 ３ａ ユニット柱 ３ｂ 横桟 ４ 油圧シリンダ ５ ピストンロッド ６ 昇降枠 ７ フォーク ８ ケース ９ 油圧シリンダ １０ ピストンロッド １１ 突子 １２ ばね １３ リミットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 中空架台の中央に立つクライミングクレ
ーン用支柱を、油圧で昇降する昇降枠を用いて持ち上
げ、下部に新たなユニット柱を接続して、次々とせり上
げていくクライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置に
おいて、昇降枠に、油圧により動作して、支柱に係脱自
在のフォークを設け、このフォークの中空部内には、一
部が外側に突出し、支柱が載荷された時に支柱により押
し込まれる突子と、この突子を突出方向へ付勢するばね
と、この突子に押されて動作するリミットスイッチとを
設け、フォークと支柱との係合をリミットスイッチにて
検知するようにしたことを特徴とするクライミングクレ
ーン用支柱の持ち上げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18715193A JP3221982B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | クライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18715193A JP3221982B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | クライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717682A JPH0717682A (ja) | 1995-01-20 |
| JP3221982B2 true JP3221982B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=16201020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18715193A Expired - Lifetime JP3221982B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | クライミングクレーン用支柱の持ち上げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3221982B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18715193A patent/JP3221982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0717682A (ja) | 1995-01-20 |
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