JP3221973B2 - 引戸の取付構造 - Google Patents

引戸の取付構造

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JP3221973B2 JP10653793A JP10653793A JP3221973B2 JP 3221973 B2 JP3221973 B2 JP 3221973B2 JP 10653793 A JP10653793 A JP 10653793A JP 10653793 A JP10653793 A JP 10653793A JP 3221973 B2 JP3221973 B2 JP 3221973B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、和室と洋室といった部
屋同士の間仕切部分に設けられる引戸の取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】間仕切壁によって仕切られた2つの部屋
を連絡するためには、間仕切壁に出入用の開口を設ける
が、さらに、この開口にドアや引戸を設けることが多
い。
【0003】ところで、部屋には大別して和室と洋室と
があるが、それぞれ意匠的な外観が大きく異なってい
る。例えば、引戸(又はドア)用の開口の高さは、和室
の場合では1,800mm前後であるのに対し、洋室の
場合では1,900〜2,100mm前後とされるのが
一般的である。
【0004】このため、和室と洋室とを連絡するための
開口の高さは、和室に合わせて1,800mm前後のも
のとされる。
【0005】しかし、この場合の洋室内の意匠的な外観
を見ると、同一室内に高さの異なる引戸等が設けられる
ことになるので、ちぐはぐでアンバランスな感じを与え
てしまうことがある。
【0006】この対策として、例えば実開昭63−16
7525号公報に示されるように、本来の高さの洋室用
の引戸等があるかのように見せかける(室内にある他の
引戸等に比べて足りない高さ寸法の差を補う)ために、
洋室側の開口の上部に、引戸等に見せかけた部材を取り
付けることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な対策を講じた場合、洋室側からの見た目の引戸等の高
さの統一は図られて、ちぐはぐでアンバランスな感じは
緩和されるが、実際の引戸等の上縁部とその引戸等に見
せかけた部材の下縁部との間に隙間ができ、この隙間が
目障りな感じをもたらしやすいという不具合がある。
【0008】本発明は、このような実情を背景としてな
されたもので、和室と洋室等の互いに間仕切られた双方
の意匠的な外観性を損なうことが少ない引戸の取付構造
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、2つの居住空間を間仕切る間仕切壁に
開口が形成され、この開口を開閉する引戸をスライド可
能に支持する引戸枠が前記開口の内周縁に取り付けられ
た引戸の取付構造において、前記開口の上縁部に段差を
設けて、前記開口を上縁部の高さ位置の異なる2つの開
口部に分け、上縁部の高さ位置の高い方の開口部の内周
縁に前記引戸枠を取り付けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明に係る引戸の取付構造によれば、2つの
居住空間を間仕切る間仕切壁に形成された開口を開閉す
る引戸の引戸枠は、前記開口の上縁部に設けられた段差
によって上縁部の高さ位置が高い方となった開口部の内
周縁に取り付けられる。ここで、例えば、前記上縁部の
高さ位置が高い方となった開口部の高さを1,900〜
2,100mm前後に設定し、この開口部を洋室側に位
置させ、前記段差を100〜300mm前後に設定する
ことにより、洋室側から見た引戸の高さを1,900〜
2,100mm前後にすることができる。又、このと
き、和室側の開口部の上縁部が引戸の上縁側を300m
m前後隠すことになるので、和室側から見た引戸の高さ
は1,800mm前後に見えることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る引戸の取付構造の実施例
を、図面を参照しつつ説明する。
【0012】図2において、(A)は紙面手前側に位置
する居住空間としての洋室と紙面裏面側に位置する居住
空間としての和室とを連絡する開口1付近を洋室側から
見た正面図である。又、(B)は、前記開口1付近を和
室側から見た正面図である。
【0013】開口1は、高さ2,000mm、幅800
mmに設定され、片開きの引戸2によって開閉されるよ
うになっている。この引戸2は、洋室側表面に洋風化
粧、和室側表面にふすま仕上がされており、後述する引
戸枠3(図1参照)によってスライド可能に支持されて
いる。
【0014】図1において、4は、前記洋室と前記和室
とを間仕切る間仕切壁である。この間仕切壁4は、3枚
の化粧壁材5、6、7を備えている。
【0015】化粧壁材5の下縁部には、木レンガ8を介
して胴縁10、11が取り付けられている。又、化粧壁
材6、7の下縁部には、木レンガ9が取り付けられてい
る。
【0016】木レンガ8の下縁部は、木レンガ9の下縁
部よりも約200mm高く位置されている。つまり、開
口1の上縁部には段差が設けられている。これによっ
て、開口1は、洋室側開口部12と和室側開口部13と
に分けられている。
【0017】洋室側開口部12(上縁部の高さ位置の高
い方の開口部)の内周縁および化粧壁材5の表面には、
前記した引戸枠3が取り付けられている。又、和室側開
口部13の内周縁および化粧壁材7の表面には、開口枠
14が取り付けられている。開口枠14の和室側上面部
には、長押し15が取り付けられている。
【0018】引戸枠3の上縁部には、引戸2をスライド
可能に支持するための上側溝16が形成されている。一
方、引戸枠3及び開口枠14の下部には、床側敷居17
が設置されている。この床側敷居17にも、引戸2をス
ライド可能に支持するための下側溝18が形成されてい
る。なお、19は洋室のフローリング材であり、20は
和室の畳である。
【0019】このような構成の引戸の取付構造によれ
ば、洋室と和室とを間仕切る間仕切壁4に形成された開
口1を開閉する引戸2の引戸枠3が、開口1の上縁部に
設けられた段差、つまり木レンガ8と9との取付高さ位
置の違いによって、上縁部の高さ位置が高い方となった
洋室側開口部12の内周縁に取り付けられている。従っ
て、例えば、洋室側開口部12の高さを2,000mm
に設定し、段差を200mmに設定することにより、洋
室側から見た引戸の高さを略2,000mmにすること
ができる。又、このとき、和室側開口部13の上縁部が
引戸2の上縁側を200mm程度隠すことになるので、
和室側から見た引戸2の高さは約1,800mmに見え
ることとなる。
【0020】また、本実施例では、引戸2が閉められて
いるときの和室側から見た和室側開口部13の見栄えを
良好なものとするため、図1に示すように、引戸2の和
室側表面に開口枠14に似せた木製モール21を取り付
けた構成としている。さらに、引戸2を開けたときに、
背の高い人が和室側開口部13の上縁部に頭をぶつけな
いように、図2(A)に示すように、引戸2の上縁部近
くに複数のスリット22を設け、和室側開口部13が垂
れ下がっていることを気づかせる構成としている。この
スリット22は、引戸2の上部と化粧壁材6との間の通
気を良好にし、黴の発生等を防止する働きもするもので
ある。
【0021】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、当業者が行い得る各種の設計変更等も
含むものである。例えば、本実施例では、互いに間仕切
られる2つの居住空間として洋室と和室との場合を示し
たが、住宅の設計プランにおいて多様な場合に採用する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る引戸
の取付構造によれば、互いに間仕切られる、例えば和室
と洋室との双方の意匠的な外観性を損なうことが少ない
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る引戸の取付構造を示す、
図2中X−X矢視断面図である。
【図2】(A)同洋室側から見た正面図、(B)同和室
側からみた正面図である。
【符号の説明】
1 開口 12 洋室側開口部 13 和室側開口部 2 引戸 3 引戸枠 4 間仕切壁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの居住空間を間仕切る間仕切壁に開
    口が形成され、この開口を開閉する引戸をスライド可能
    に支持する引戸枠が前記開口の内周縁に取り付けられた
    引戸の取付構造において、 前記開口の前記内周縁の上縁部に段差を設け、前記開口
    を上縁部の高さ位置の異なる2つの開口部に分け、上縁
    部の高さ位置の高い方の開口部の内周縁に前記引戸枠を
    取り付けたことを特徴とする引戸の取付構造。
JP10653793A 1993-05-07 1993-05-07 引戸の取付構造 Expired - Fee Related JP3221973B2 (ja)

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JPH06317068A JPH06317068A (ja) 1994-11-15
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