JP3221626B2 - 識別情報を備えた磁気記録媒体 - Google Patents

識別情報を備えた磁気記録媒体

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JP3221626B2
JP3221626B2 JP31437492A JP31437492A JP3221626B2 JP 3221626 B2 JP3221626 B2 JP 3221626B2 JP 31437492 A JP31437492 A JP 31437492A JP 31437492 A JP31437492 A JP 31437492A JP 3221626 B2 JP3221626 B2 JP 3221626B2
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資則 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカードのよ
うな磁気記録媒体に関し、とくに個々の媒体に固有の識
別情報、すなわち識別情報を備えた磁気記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】身分証明書やプリペイドカードのような
磁気記録媒体においては、不正な使用や偽造または改ざ
んを防止するために、それが真正なものであることを示
す識別情報が設けられる。このような目的に適合するカ
ードとして、紙あるいはプラスチックからなるカード基
材の内部に、導電体からなる微細なファイバをランダム
に分散させたものが知られている(たとえば特開昭50
−69999号公報、特開昭56−108172号公
報、特開平3−27489号公報など)。この従来の技
術では、カードの識別情報の識別は、カードの所定の領
域をマイクロ波センサ(マイクロ波を発射し、対象物か
らの反射波を読み取ることができる)でスキャンするこ
とによって実際の使用時に得られた信号パターンを、あ
らかじめ得られたパターンと比較し、この両者が一致し
たときに当該カードを真正なものと判定することで行な
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の識別情報を備え
たカードの特長は、ファイバの分布がランダムである
ためにその複製が困難であること、同一カードが1枚
だけであること、の2点である。したがってこのカード
を身分証明書やキャッシュカードに利用した場合、きわ
めて高い安全性が得られる。ところが、このカードに設
けられた識別情報は、そのカードの真偽を判定するため
に利用できるのみで、たとえばプリペイドカードのよう
に、利用可能残高などの情報を記録した磁気情報につい
ては、その改ざんを防止する機能はない。
【0004】このような磁気情報を保護するためには、
情報を平文ではなく、適当な方式にしたがって暗号化し
たり、あるいは全てのデータにスクランブルをかけて、
データの構成が利用者には分からないようにすることが
必要となる。しかし、データの構成をどのように複雑に
しても、解読を完全に防止することはできない。また解
読できなくても、未使用のカードの磁気データを読み出
して適当なメモリに蓄えておき、何回か使用して残高が
減少したカードにこの保存データをコピーすることによ
り、カードは新品として再生されることになる。このよ
うな改ざんを防止するために、多くのプリペイドカード
では、使用済みであることを示すパンチ穴をあけている
が、構造上の制約から、形成できる穴の数には限りがあ
り、またテープ等で穴をふさげば光学的に穴の有無は判
定できなくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ランダ
ムに分布する金属ファイバが埋設された基材上に少なく
とも磁気記録層、熱溶融型塗膜層および金属薄膜層を順
次設けらた磁気記録媒体において、磁気記録媒体に金属
薄膜層の存在する部分と存在しない部分とを混在させた
領域を設け、領域の金属薄膜層は、磁気記録媒体の使用
時に形成された任意のパターンを形成し、さらに磁気記
録層に領域をマイクロ波センサで読み取ったアナログデ
ータに対応するデータを記録するための磁気トラックを
設けたことを特徴とする識別情報を備えた磁気記録媒体
が提供される。
【0006】金属薄膜層の存在する部分と存在しない部
分とを混在させた領域に形成された金属薄膜層は、たと
えば格子状に区分された複数の区画を形成し、磁気記録
媒体の状態に対応して、これらの区画の任意の数が、任
意のパターンで除去される。すなわちこの領域には、磁
気記録媒体の状態に対応したデータを示し、そしてこの
データに対応するデータが、磁気トラックに磁気信号と
して記録される。
【0007】磁気記録媒体の識別は、マイクロ波センサ
により領域から読み出されたデータと、磁気トラックか
ら読み出されたデータとを照合することにより行なわれ
る。マイクロ波センサにより領域から読み出されたデー
タは、この領域に特定のパターンで存在する金属薄膜層
と、同じ領域において基材に混入されている金属ファイ
バとが複合されたものであるので、他の手段で偽造ない
し改ざんすることは不可能であり、きわめて高い安全性
が確保できる。
【0008】さらにこの領域に設けられている金属薄膜
層は、その一部を除去することで、磁気記録媒体の使用
状況に応じて任意に変更するが可能である。したがって
偽造や改ざんに対する安全性はさらに高いものとなる。
【0009】
【実施例】以下に本発明をカード型の磁気記録媒体に適
用した場合の一実施例について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1および図2において、符号1で示すカ
ードは、基材2の一方の表面上に、磁気記録層3、熱溶
融型塗膜層4、金属薄膜層5および保護層6をこの順序
で積層した構造を有している。
【0011】この例では、金属薄膜層5は、図1に示す
カード1表面の下方約1/3の部分に位置して、カード
1の長辺に平行に延びる細長い長方形の領域R1を形成
し、さらにこの領域R1の周囲で欠除した領域R2を形
成している。すなわちカード1の一部に、他の部分から
隔離された長方形の島の形態で領域R2が設けられてい
る。またカード1の別の部分には、磁気記録層3に後述
する磁気情報を記録するための磁気トラックTが設けら
れている。
【0012】領域R2は、この例では、4行×30桁の
格子状をなす、120の単位7からなり、各単位7は、
所定のパターンにしたがって金属薄膜層5が設けられた
単位と、金属薄膜層5が除去された単位とからなってい
る。図1では、金属薄膜層5が除去された単位が黒色で
示されている。
【0013】基材1は、一般の磁気記録媒体に使用され
ている材料に、微細な金属ファイバ10を混入した材料
から構成されている。このような基材は、たとえばポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリ塩化ビニリ
デンなどのマトリックス中に、適当な長さの金属ファイ
バ10を混入し、これを通常の方法でフィルムまたはシ
ートに成形することにより得られる。このようにして得
られた基材は、マトリックス中に金属ファイバ10がラ
ンダムに分布するもので、この分布の形態は全く無作為
に形成されるために、カード毎に異なる。
【0014】磁気記録層2は、通常の磁気記録媒体に使
用されているものと同じものを使用することができる。
【0015】また熱溶融型塗膜層4は、その上方に位置
する金属薄膜層5がサーマルヘッドの加熱により溶融さ
れたときに、金属薄膜層5の金属の表面張力により細粒
化し、金属薄膜層5をその内部に吸収する。そして周囲
の温度が下がると熱溶融型塗膜層は再び固化され、金属
薄膜層5は細粒の状態で熱溶融型塗膜層4に保持され
る。このように金属薄膜層5を部分的に除去されたとき
に、金属薄膜層5が存在する部分と存在しない部分と
で、マイクロ波の反射率に十分な差を生じさせる上で重
要な役割を持つ。
【0016】金属薄膜層5は実際にマイクロ波が反射さ
れるために必要な層で、その構成材料は薄膜状態で充分
な導電性を有し、かつ加熱により充分に溶融破壊される
もの、たとえばSn,Bi,Se,Te,Zn,In,
Al,Pb,Fe,Co,Ni,Cr,Cu,Cd,T
iなどの単体あるは合金、あるいはTe−カーバイドな
どの上記金属の化合物からなる低融点金属を用いること
ができる。この金属薄膜層5は基体あるいは熱溶融型塗
膜層4上に真空蒸着法、スパッタリング法、めっき法な
どにより形成できる。金属薄膜層5としての特性を得る
ために、0.04〜0.1μm、好ましくは0.05μ
m以上の厚みを有することが望ましい。したがって熱溶
融型塗膜層4には、金属薄膜層5との密着性が良好であ
ることが好ましい。のような材料としては、たとえばエ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロ
ースアセテートプロピオネート、酢酸セルロースなどの
セルロース誘導体、溶剤可溶型のポリウレタン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂等
の種々の熱可塑性樹脂や水性ポリビニルアルコールが挙
げられる。これらの樹脂には、可塑剤としてフタル酸エ
ステル、脂肪酸エステル、正リン酸エステル等を添加す
ることができる。
【0017】熱溶融型塗膜層4は通常のグラビア法、ロ
ール法ナイフエッジ法オフセット法などの塗布方法、あ
るいは印刷方法を用いて、それぞれ基材上、金属薄膜層
5上に形成することができる。その厚さは1〜5μm程
度が好ましい。
【0018】保護層6は、金属薄膜層5を保護する目的
で設けられるもので、アクリル系、エポキシ系、ポリエ
ステル系の紫外線硬化型樹脂や電子線硬化型樹脂を用い
て形成することができる。紫外線硬化型樹脂や電子線硬
化型樹脂を保護層6に用いた場合には、耐熱性、耐光
性、耐薬品性だけでなく、耐摩耗性も向上する。
【0019】また一般の磁気記録媒体と同様に、金属薄
膜層5の上に、任意の文字、図形、模様等を印刷した印
刷層を設けることができることはいうまでもない。
【0020】つぎに、図1および図2に示したカード1
がプリペイドカードであり、このプリペイドカードにつ
いて、図3の装置を使ってカードの発行、およびカード
の使用時における真偽判定を行なう方法を、図4および
図5のフローチャートを参照して説明する。
【0021】図3において、符号11は、カード1の真
偽判定に際して、領域R2をスキャンするマイクロ波セ
ンサ、12は磁気トラックTをスキャンする磁気ヘッ
ド、13は真偽判定後に領域R2の所定の位置にある単
位の金属薄膜層のみを所定の数だけ除去するサーマルヘ
ッドである。
【0022】マイクロ波センサ11で反射波を読み取っ
た信号は、A/D変換器14でディジタル信号に変換さ
れた後、比較回路15および変調回路16に供給され
る。また磁気ヘッド12の出力信号は、復調回路17で
復調され、比較回路15においてA/D変換器14の出
力信号と比較される。またコントローラ16から、所定
のパターンに対応する蒸着破壊位置データが変換回路1
8に送られ、このデータにもとづいて、カード1の領域
R2の所定の単位をサーマルヘッド13で加熱し、溶融
破壊が行なわれる。
【0023】(カードの発行時)発行前のカード1で
は、領域R1およびR2は金属薄膜層5で覆われてい
る。このカードを図3の装置に挿入して、所定の発行処
理を行なう手順を図4に示す。最初のステップS1で
は、コントローラ16からの指令にもとづいて、当該カ
ードの種類に応じてあらかじめ定められたパターンに対
応する蒸着破壊を行なう位置データが変換回路17に送
られ、このデータにもとづいて、カード1に領域R1を
形成するとともに領域R2を所定の単位で金属薄膜層5
の溶融破壊がサーマルヘッド13により行なわれる。つ
ぎにステップS2において、マイクロ波センサ11でカ
ード1の領域R2のスキャンが行なわれ、読み出された
信号が、A/D変換器14および変調回路16を経て、
磁気ヘッド12により、当該カードの磁気トラックTに
磁気信号として書き込まれる。このとき、必要であれ
ば、カードの金額、発行者、発行日等の情報も同時に書
き込まれる。この処理が終了すれば、カードは排出さ
れ、未使用のプリペイドカードとなる。
【0024】(カードの使用時)プリペイドカードの残
金額から使用金額を差し引く場合、この動作に先立っ
て、当該カードの真偽判定が行なわれる。すなわち図5
において、カードが挿入されると、まずステップS11
において、マイクロ波センサ11による領域R2の反射
波の検出動作が行なわれ、次にステップS12におい
て、磁気ヘッド12による磁気トラックTの検出動作が
行なわれる。ステップS11およびS12で得られた信
号は、次のステップS13で予め定められた基準にした
がって比較し、当該カードの真偽判定が行なわれる。こ
の判定の結果、当該カードが「偽」と判定された場合に
は、このカードを排出するとともに異常を報知する。
【0025】当該カードが「真」と判定されると、ステ
ップS14において、当該カードの残額から使用金額を
差し引いた残高に応じたパターンで、サーマルヘッド1
3による領域R2の残存金属薄膜層5が除去される。一
例を示せば、100個の区画が利用できる場合、初期の
金額の1/100が使用される毎に(10,000円券
であれば100円毎に)、1個の区画の金属薄膜層5を
除去する。
【0026】つぎに、ステップ15において、残存金属
薄膜層の除去後の領域R2について、マイクロ波センサ
11による領域R2の反射波の検出動作が行なわれ、検
出された信号がA/D変換された後、変調回路16を経
て磁気ヘッド12に供給され、コントローラ16から送
られた他のデータとともに磁気トラックTに書き込まれ
る。
【0027】ステップ17では、今回の使用金額が、所
定の金額よりも大きいかどうかの判断が行なわれ、使用
金額が小さい場合には、その後の処理を経ることなく、
カードは排出される。一方、使用金額が大きい場合に
は、つぎのステップS18において、ステップ11およ
びステップS16での領域R2のスキャンからそれぞれ
得られたデータと比較され、変化が認められた場合に
は、残存金属薄膜層5が正常に除去されたものとして、
処理を終了し、カードが排出される。しかし変化が認め
られなかった場合には、除去すべき位置に金属薄膜層5
が存在しない不正なカードであるか、または装置に異常
があると認定し、カードを排出するとともに異常を報知
する(ステップS19)。
【0028】図1に示したように、金属薄膜層5が形成
された領域R2を、4×30のほぼ正方形の格子状に区
分し、そのうち20個の区域を予め除去したものから始
め、ランダムに1区画づつ金属薄膜層5を除去していっ
た場合における、マイクロ波センサの出力信号波形を図
5に、またその相関係数をプロットしたものを図6にそ
れぞれ示す。マイクロ波センサの出力は、領域R2の金
属薄膜層5の配置パターンと、基材に埋め込まれた金属
ファイバ10との重なり合いに対応しているが、領域R
2の金属薄膜層5だけを少しずつ除去した場合にも、そ
のパターンに対応して徐々に変化していることが明らか
であり、プリペイドカードの使用残高の減少に応じてマ
イクロ波センサの出力信号を利用してカードの真偽判定
を確実に行なうことが可能であり、十分な実用性が期待
できる。
【0029】なお上記の実施例では、マイクロ波センサ
で検出される識別情報の更新は、長方形の領域に金属薄
膜層5を形成し、この金属薄膜層5を格子状の区画を単
位としてランダムに除去することにより行なわれている
が、1または複数の線条に金属薄膜層5を形成し、カー
ドの使用状況に応じて、この金属薄膜層5を一端から所
定の長さずつ順次に、もしくは適当な長さの区画だけラ
ンダムに除去することにより行なうこともできる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、個々の磁気記録媒体の識別は、基材にランダムに混
入された金属ファイバと、所定の領域に設けられた金属
薄膜層の面積およびパターンとの複合により生じたマイ
クロ波センサ出力に対して、このマイクロ波センサの出
力に対応して磁気トラックに書き込まれた磁気情報を照
合することにより行なわれる。しかも金属薄膜層は、カ
ードの使用状況に応じて更新される。したがって個々の
磁気記録媒体を偽造、改ざんすることは実際上不可能で
あり、磁気記録媒体の安全性および信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるカードの形態の磁気記
録媒体の平面図。
【図2】図1のカードの部分縦断面図。
【図3】図1のカードの真偽判定および更新を行なうた
めの装置のブロック図。
【図4】図3装置において真偽判定および更新が行なわ
れるカードの発行時の動作を示すフローチャート。
【図5】図3の装置において行なわれるカードの真偽判
定および更新動作を示すフローチャート。
【図6】図1のカードの金属薄膜層パターンの変化とマ
イクロ波センサの出力との関係を示すチャート。
【図7】図1のカードの金属薄膜層パターンの変化とマ
イクロ波センサの出力の相関係数との関係を示すチャー
ト。
【符号の説明】
1 カード 2 基材 3 磁気記録層 4 熱溶融型塗膜層 5 金属薄膜層 6 保護層 R1,R2 領域 T 磁気トラック 10 金属ファイバ 11 マイクロ波センサ 12 磁気ヘッド 13 サーマルヘッド 14 A/D変換器 15 比較回路 16 コントローラ 18 変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−214489(JP,A) 特開 平1−317293(JP,A) 特開 平2−301889(JP,A) 特開 昭52−33444(JP,A) 特開 平3−27489(JP,A) 特開 平6−12534(JP,A) 特開 平6−103423(JP,A) 特開 平5−342429(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 19/06 G06K 19/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランダムに分布する金属ファイバが埋設
    された基材上に少なくとも磁気記録層、熱溶融型塗膜層
    および金属薄膜層を順次設けらた磁気記録媒体におい
    て、 前記磁気記録媒体に前記金属薄膜層の存在する部分と存
    在しない部分とを混在させた領域を設け、前記領域の前
    記金属薄膜層は、前記磁気記録媒体の使用時に形成され
    た任意のパターンを形成し、さらに前記磁気記録層に前
    記領域をマイクロ波センサで読み取ったアナログデータ
    に対応するデータを記録するための磁気トラックを設け
    たことを特徴とする識別情報を備えた磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記金属薄膜層上に紫外線もしくは電子
    線硬化型樹脂により形成された保護層を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の識別情報を備えた磁気記録媒
    体。
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