JP3221575U - 食事用品が密封された三方袋 - Google Patents

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【課題】環境下で生分解する材料を用いることにより、ゴミの減量化や海中の生態系への影響を減じたりすることができる環境への負荷の低い袋であり、かつ、含水量の多い竹製の箸を用いても、内部の湿度が上昇するのを抑制する、透湿性の高い袋を提供する。【解決手段】折り部12aで二つ折りされた矩形状のセロファン12の三つの縁部14aが接合され、内部に箸13aや楊枝などの食事用品が密封された三方袋である。【選択図】図1

Description

この考案は、箸、楊枝、ストロー等の食事用品が密封された三方袋に関する。
コンビニやスーパー等で販売される弁当や飲料には、箸や楊枝、ストロー等が付属したり、無償で提供されたりする場合がある。この箸や楊枝、ストロー等は、衛生上の観点から、袋に密封されているものが多い。このような密封袋として、紙製の密封袋が知られている。
しかし、紙製の密封袋の場合、中身が見えないため、箸に楊枝が同封されている場合、開封する際に楊枝でケガをするおそれがある。
これに対し、特許文献1や特許文献2等に記載されている密封箸袋等が知られている。
これらに記載の密封箸袋は、いずれも袋の材質として、合成樹脂フィルムが用いられている。合成樹脂フィルムは、透明性を有しており、袋内に楊枝が入っている場合、楊枝の視認が可能であり、開封の際に楊枝でケガをするのを防止できる。
登録実用新案第3043125号公報 登録実用新案第3168776号公報
しかし、特許文献1や特許文献2に記載の密封箸袋に用いられる合成樹脂フィルムは、使用後、棄却されることが多く、その処理が問題となる場合がある。この合成樹脂フィルムは、燃焼時の発熱量が多く、燃焼処理中に燃焼炉を傷める恐れがある。また、これらを埋め立て処理することも考えられるが、その化学的、生物的安定性のためほとんど分解せず残留し、埋立地の寿命を短くする等の問題がある。さらに、これらが海洋投棄されると、その化学的、生物的安定性から、そのまま海中で微細化し、浮遊するため、海中の生態系に影響を及ぼすおそれがある。
また、最近の弁当等に付属される箸として、木製のもの以外に、竹製のものが増えている。この竹製の箸は、木製の箸に比べて、含水量が多い傾向がある。このため、竹製の箸を合成樹脂フィルムで密封すると、合成樹脂フィルムの透湿性の低さから、袋内部の湿度が上昇し、竹製の箸にカビが発生するおそれが高くなる。
そこでこの考案は、環境下で生分解する材料を用いることにより、ゴミの減量化や海中の生態系への影響を減じたりすることができる環境への負荷の低い袋であり、かつ、竹製の箸を用いても、内部の湿度が上昇するのを抑制する、透湿性の高い袋を提供することを目的とする。
本考案者が検討を行った結果、所定の密封袋を用いることにより、前記課題を解決することができることを見出し、本考案を完成させた。
すなわち、本考案は以下を要旨とする。
[1]二つ折りされた矩形状のセロファンの三つの縁部が接合され、内部に食事用品が密封された三方袋。
[2]前記食事用品は、箸、楊枝、ストローから選ばれる少なくとも1種である[1]に記載の三方袋。
[3]前記の接合は、接着剤による接合又は型押し一体化による接合である[1]又は[2]に記載の三方袋。
この考案にかかる食事用品が密封された三方袋は、セロファンから構成されるので、生分解性を有する。このため、地中や海中で分解するため、ゴミの減量化や海中の生態系への影響を減じたりすることができ、環境への負荷を下げることができる。
また、セロファンは、透湿性を有するので、竹製の箸を内部に収納しても、袋内部の湿度が上昇するのを抑制でき、袋内の竹製の箸にカビが生じるのを抑制できる。
(a)この考案にかかる箸を密封した三方袋の例を示す正面図、(b)(a)のb−b断面図 (a)この考案にかかる楊枝を密封した三方袋の例を示す正面図、(b)(a)のb−b断面図 (a)この考案にかかるストローを密封した三方袋の例を示す正面図、(b)(a)のb−b断面図 (a)図1の三方袋を広げた状態を示す正面図、(b)(a)の中央折り曲げ線で折り曲げ、端部を接合した状態を示す正面図、(c)(b)の接合部の一部の拡大正面図、(d)(c)のd−d断面図 (a)図2の三方袋を広げた状態を示す正面図、(b)(a)の中央折り曲げ線で折り曲げ、端部を接合した状態を示す正面図、(c)(b)の接合部の一部の拡大正面図、(d)(c)のd−d断面図
以下、この考案について実施形態を挙げて説明する。
この考案は、二つ折りされた矩形状のセロファンの三つの縁部が接合され、内部に食事用品が密封された三方袋(以下、本明細書において、「食事用品密封三方袋」と称することがある。)にかかる考案である。
この考案にかかる食事用品密封三方袋の例として、図1〜図3に示す三方袋をあげることができる。図1(a)(b)に示す三方袋11aは、二つ折りされた矩形状のセロファン12の中に箸13aを入れ、前記セロファン12の三つの縁部を接合して接合部14aが形成された、箸を密封した三方袋(以下、本明細書において、「箸密封三方袋」と称することがある。なお、一般的には「完封箸袋」と称される。)である。
ここで使用される箸としては、割り箸でもよく、初めから2本に分かれた箸であってもよい。この箸の材質としては、木製、竹製、プラスチック製等、任意の材質の箸を用いることができる。
また、この箸密封三方袋には、箸以外のもの、例えば楊枝を必要に応じて同封することができる。
また、図2(a)(b)に示す三方袋11bは、二つ折りされた矩形状のセロファン12の中に楊枝13bを入れ、前記セロファン12の三つの縁部を接合して接合部14bが形成された楊枝を密封した三方袋(以下、本明細書において、「楊枝密封三方袋」と称することがある。)である。
ここで使用される楊枝は、爪楊枝や小楊枝とよばれる楊枝を含む。この楊枝の材質としては、木製、竹製等、任意の材質の楊枝を用いることができる。
また、図3(a)(b)に示す三方袋11cは、二つ折りされた矩形状のセロファン12の中にストロー13cを入れ、前記セロファン12の三つの縁部を接合して接合部14cが形成されたストローを密封した三方袋(以下、本明細書において、「ストロー密封三方袋」と称することがある。)である。このストローは、一般的にプラスチック製であるが、特に限定されない。
前記箸密封三方袋11aは、次の方法で製造される。まず、図示しないが、必要に応じて、セロファンに図柄等を印刷する。また、図4(a)に示すように、矩形状のセロファン12の四辺の縁に接着剤を塗工して接着層15が設けられる。このセロファンの中央部の二つ折り部12aで、接着層15同士が対向するように折り曲げる。この際、内部に箸13aが挿入される。そして、セロファンの三方の縁部を押圧し、封をすることにより、接合部14aが形成され、図4(b)に示すように、箸密封三方袋が製造される。
この押圧の際、図4(c)に示すように、エンボス16を形成させる。この接合部14aは、図4(d)に示すように、2枚の矩形状のセロファン12の間に接着層15を有し、矩形状のセロファン12同士を接合すると共に、エンボス16により、矩形状のセロファン12と接着層15との間の横ずれを抑制でき、接合部の接合強度を向上させることができる。
この箸密封三方袋11aは、セロファンのロールを用いることにより、連続して製造することができる。まず、必要に応じて、所定幅のセロファンロールから引き出されたセロファンに、図柄等の印刷を行う。次いで、側端面に接着層15を設けながら、セロファンの先端部からセロファンの流れ方向と同方向の二つ折り部12aで折り曲げていく。そして、その折り曲げられたセロファンの間に箸13aを挿入する。
次いで、セロファンの流れ方向の長さが所定の長さになったときに、セロファンの後端部を切断しながら、切断部の両端縁に接着層15を設ける。そして、接着層15のある三方の縁部にエンボス16を形成しながら押圧することにより、接合部14aを形成する。これにより、矩形状のセロファン12が二つ折りされ、内部に箸13aが封入された箸密封三方袋11aが製造される。
なお、前記の通り、切断部の両端縁に接着層15を設けるので、切断された次のセロファンの先端縁には、既に接着層15が形成されている。
次に、前記楊枝密封三方袋11bは、次の方法で製造される。まず、図示しないが、必要に応じて、セロファンに図柄等を印刷する。また、図5(a)に示すように、四辺の縁に接着層15を設けることなく、矩形状のセロファン12の中央部の二つ折り部12aで、セロファンの端縁部同士及び側縁部同士が対向して重なるように折り曲げる。この際、内部に楊枝13bが挿入される。そして、セロファンの三方の縁部に凹凸部17を設けながら型押しし、2枚の重ねられたセロファンを一体化させる。この型押し一体化により、セロファンの三方の縁部が接合されて接合部14bが形成され、図5(b)に示すように、楊枝密封三方袋が製造される。
この型押し一体化により、図5(c)(d)に示すような凹凸が狭い間隔で設けられる。この凹凸を狭い間隔で設けることにより、2枚のセロファンが外れにくくなり、接合部14bを保持することが可能となる。
この楊枝密封三方袋11bは、セロファンのロールを用いることにより、連続して製造することができる。この方法は、三方の縁部において、接着層15を設けないこと、及びエンボスを形成させながら押圧する代わりに、型押し一体化を行うこと以外、前記箸密封三方袋11aの連続製法と同様の方法を採用することができる。
また、前記ストロー密封三方袋11cの製造法、及び連続製造法については、前記楊枝密封三方袋11bと同じ方法を採用することができる。
次に、使用する材料について説明する。
まず、セロファンは、セルロースをアルカリ存在下、二硫化炭素と反応させてビスコースを得、次いで、中和してセルロースに再生させたものである。このセロファンとしては、普通セロファンとして製造されている、フィルム形状のものをそのまま用いることができる。
また、接着層15を構成する接着剤としては、澱粉糊、ポリビニルアルコール(PVA)等の水性接着剤があげられる。
この考案で得られる食事用品密封三方袋は、袋がセロファン製であるため、生分解性に優れ、ゴミの減量化や海中の生態系への影響を減じたりすることができ、環境負荷を低下させることができる。
また、この考案で得られる食事用品密封三方袋は、食事用品が木製や竹製、特に竹製であって、十分に乾燥されず、水分が内部に残っている状態で密封袋に挿入された場合であっても、袋が透湿度の高いセロファン製であるため、袋内の湿度が高くなるのを防止でき、カビの発生を防止できる。
さらに、この考案で得られる食事用品密封三方袋は、袋がセロファン製であるため、特別に切り込みやミシン目を設けなくても、容易に袋を裂くことができ、袋内の食事用品を取り出すことが容易であり、易開封性に優れる。
また、この考案で得られる食事用品密封三方袋は、袋がセロファン製であるため、静電気が発生しにくく、埃が付きにくく、衛生的観点から好ましい。
さらに、この考案で得られる食事用品密封三方袋は、袋がセロファン製であり、紙と同様のセルロースからできているので、インク等の種類や配合、その他の細かい調整が必要となる点を除けば、紙の食事用品密封三方袋の製造機械をそのまま使用でき、新たな製造機械の準備は不要となる。また、合成樹脂フィルムからなる三方袋は、袋製造工程と印刷工程が別工程となるため、小ロットでの生産には向かないが、セロファンからなる三方袋は、袋製造機に印刷機を一体化した紙の三方袋用の機械を使用できるので、紙の三方袋と同様に、小ロットの生産も可能となると共に、合成樹脂フィルムからなる三方袋の製造に比べて、効率よく袋を製造することができる。
さらにまた、この考案で得られる食事用品密封三方袋は、袋が透明なので、内部に箸と共に楊枝を入れた場合でも、中身を視認することができるので、開封時の楊枝によるケガを防止できる。
11a 箸密封三方袋
11b 楊枝密封三方袋
11c ストロー密封三方袋
12 矩形状のセロファン
12a 二つ折り部
13a 箸
13b 楊枝
13c ストロー
14a 接合部
14b 接合部
14c 接合部
15 接着層
16 エンボス
17 凹凸部

Claims (3)

  1. 二つ折りされた矩形状のセロファンの三つの縁部が接合され、内部に食事用品が密封された三方袋。
  2. 前記食事用品は、箸、楊枝、ストローから選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の三方袋。
  3. 前記の接合は、接着剤による接合又は型押し一体化による接合である請求項1又は2に記載の三方袋。
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