JP3220974U - 布帛収容体 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器において温度を維持する機能を高めることにより、保冷状態又は保温状態の布帛を収容した場合に、保冷/保温効果を持続させることができるとともに、布帛をすぐに使用可能とする、布帛収容体を提供する。
【解決手段】布帛収容体1は、携帯型の断熱容器2と、断熱容器2に挿入可能な柱状の挿入部材4と、挿入部材4を覆った状態で断熱容器2に収容される布帛3と、を備え、挿入部材4は、冷却材又は発熱材である芯材41を備える。
【選択図】図2

Description

本考案は、保冷状態又は保温状態でタオルやハンカチ等の布帛を収容した布帛収容体に関する。
従来、タオル等の布帛を保冷状態又は保温状態で持ち運ぶための容器が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
実公平4−17114号公報
上述の従来技術文献に記載の容器は温度を維持する機能が小さいため、例えば冷やしたタオルを収容した場合でも炎天下ではすぐに保冷効果が失われるという問題があった。また、当該容器はタオルを取り出す際にタオル巻き取り部をその都度取り外さなくてはならず、タオルをすぐに使用できないという問題があった。
本考案は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、容器において温度を維持する機能を高めることにより、保冷状態又は保温状態の布帛を収容した場合に、保冷/保温効果を持続させることができるとともに、布帛をすぐに使用可能とする、布帛収容体を提供することを目的としている。
本考案は、前述の課題解決のために、以下の布帛収容体を構成した。
(1)携帯型の断熱容器と、前記断熱容器に挿入可能な柱状の挿入部材と、前記挿入部材を覆った状態で前記断熱容器に収容される布帛と、を備える、布帛収容体であって、前記挿入部材は、冷却材又は発熱材である芯材を備える、布帛収容体。
(2)前記断熱容器は、真空二重構造で形成される、(1)に記載の布帛収容体。
(3)前記挿入部材は、前記芯材と、前記芯材を内包する芯材ケースと、で構成される、(1)又は(2)に記載の布帛収容体。
(4)前記芯材ケースはシリコーンエラストマー製である、(3)に記載の布帛収容体。
(5)前記布帛は、前記挿入部材の側面に巻き付けた状態で前記断熱容器に収容される、(1)から(4)の何れか一に記載の布帛収容体。
(6)前記布帛が木綿タオルである、(1)から(5)の何れか一に記載の布帛収容体。
(7)前記布帛は、一辺が19cmから36cmまでの矩形に形成される、(1)から(6)の何れか一に記載の布帛収容体。
(8)前記断熱容器は、体積が260cmから540cmで形成される、(1)から(7)の何れか一に記載の布帛収容体。
(9)前記挿入部材は、体積が40cmから150cmで形成される、(1)から(8)の何れか一に記載の布帛収容体。
(10)前記断熱容器に吊下げ部が形成される、(1)から(9)の何れか一に記載の布帛収容体。
(11)前記挿入部材の底面は、前記断熱容器の内周底面における中央部に着脱可能とされる、(1)から(10)の何れか一に記載の布帛収容体。
本考案に係る布帛収容体によれば、容器において温度を維持する機能を高めることにより、保冷状態又は保温状態の布帛を収容した場合に、保冷/保温効果を持続させることができるとともに、布帛をすぐに使用することが可能となる。
本考案の一実施形態に係る布帛収容体を示す斜視図。 布帛収容体の断面図。 布帛収容体の分解図。
以下、本考案の一実施形態に係る布帛収容体1を図1から図3に基づいて説明する。図1に示す如く、布帛収容体1は、携帯型の断熱容器2と、断熱容器2に挿入可能な柱状の挿入部材4と、挿入部材4を覆った状態で断熱容器2に収容される布帛3と、を備える。
断熱容器2は、一方が開口する円筒状の容器である本体部2aと、本体部2aの開口部を閉塞可能な蓋部2bとで構成される。図2に示す如く、本体部2aは断熱構造であるステンレス真空二重構造で形成された容器である。なお、本体部2aにおける断熱構造として、ガラス真空二重構造又は中空構造を採用することも可能である。但し、断熱効果、強度、意匠性という点で、本実施形態の如くステンレス真空二重構造を採用することが最も好適である。また、二重構造で形成した容器の内部(二重の側板及び底板の間)に、発泡樹脂又は不織布で構成した断熱材を収容した断熱構造を採用することも可能である。
断熱容器2は、携帯性及び収納性という観点より、体積が260cmから540cmで形成されることが望ましい。特に、携帯しやすさという観点より、高さを12cm〜21cm、半径を3.5cm〜7cmとして円筒形に形成することが望ましい。断熱容器2の蓋部2bには吊り下げ部を形成しても良い。これにより、吊り下げ部を介して布帛収容体1を衣服やバッグに吊り下げられる他、布帛収容体1の使用者が吊り下げ部を把持することが可能となる。断熱容器2の蓋部2bについても、断熱性の確保という観点より、空気断熱又は真空断熱を用いた断熱構造、又は、断熱材を用いた断熱構造で構成することが好ましい。
図2及び図3に示す如く、挿入部材4は、冷却材である芯材41と、芯材41を内包する芯材ケース42と、で構成される。収納性と冷却効果、流通性という点で、挿入部材4の体積は40cmから150cmで形成されることが望ましい。
本実施形態に係る芯材41は、保冷剤、ペルチェ素子、吸熱反応を生じさせるための硝酸アンモニウム、ドライアイス、液体窒素等を採用することができる。また、芯材41に保冷剤を採用する場合は、高吸水性ポリマー、増粘多糖類、CMC、RO水等を用いることが可能である。この際、保冷時間と価格の点で、高吸水性ポリマーを保冷剤として採用することが望ましい。保冷剤には、0℃で凍る冷凍ゲルタイプ、0℃で凍らない不凍ゲルタイプ、0℃でシャーベット状になるシャーベットタイプがあるが、冷却性能と低価格という点で冷凍ゲルタイプが望ましい。
本実施形態において、芯材41は保冷剤が収容された矩形の袋が屈曲されて用いられる。保冷剤を収容する袋の寸法は、縦5cm〜10cm、横10cm〜12cmが望ましい。
図3に示す如く、本実施形態において芯材ケース42の外形は、断熱容器2の本体部2aの内形状よりも軸方向長さの短い円柱状に形成される。なお、芯材ケース42の形状は芯材41を内方できるものであれば何でもよく、円柱状の他に、球状、角柱状等の形状を採用することも可能である。芯材ケース42の体積は、断熱容器2への収納性という観点で、断熱容器2の収納部体積に対して1/10〜1/3とすることが望ましい。
芯材ケース42の材質は、シリコーンエラストマー、アクリル系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアセタール、PET,ポリ乳酸、鉄、アルミ、ガラス等何でも良いが、低温性能、耐衝撃性、人体安全性、耐熱性という理由でシリコーンエラストマーが最も望ましい。
本実施形態に係る布帛収容体1においては図1から図3に示す如く、布帛3は挿入部材4の側面に巻き付けた状態で断熱容器2に収容される。布帛3を構成する生地は木綿、紙等の天然繊維、又は、ポリエステル等の化学繊維を採用することができる。布帛3はおしぼりとして地肌に触れて使用されることが多いため、安全性という点で天然繊維を採用することが望ましい。
布帛3としては、タオル、ハンカチ、ウエス等が採用される。布帛3として使い捨てのウェットティッシュや不織布を採用することも可能である。冷却効果と吸水性という観点からは、布帛3として木綿タオルを採用することが望ましい。布帛3のサイズは、断熱容器2における収納性、顔面を覆う範囲、流通性という理由で縦19cm〜36cm、横19cm〜36cmに形成された矩形のハンドタオルを採用することが望ましい。
布帛収容体1を使用する際に、布帛3は吸水状態と乾燥状態とのうちどちらで使用しても良いが、冷感効果を高めるためには吸水状態で使用することが望ましい。布帛3を織物で構成する場合、その織り方は平織り、綾織、朱子織、ジャカード織、パイル織、模紗織、クロス織、ワッフル織、リブ織等何でも良い。吸水性と肌触りの観点からは、布帛3をパイル織またはワッフル織で構成することが望ましい。
上記の如く、本実施形態に係る布帛収容体1は、冷却材である芯材41を備えた挿入部材4を布帛3で覆った状態で断熱容器2に収容している。このため、布帛収容体1においては布帛3を低温で維持することができる。即ち、布帛収容体1を炎天下で使用した場合でも、布帛3の保冷効果を持続させることが可能となる。
本実施形態において、布帛3は使用後に断熱容器2に入れる事で再度冷却される。このように、本実施形態に係る布帛収容体1においては、断熱容器2によって、冷却剤の冷却効果を長時間維持する構成としている。
また、布帛3は挿入部材4の側面に巻き付けた状態で断熱容器2に収容されている。このため、布帛3を断熱容器2から取り出す際に、挿入部材4を断熱容器2に留めさせて、布帛3のみを取り出すことができる。このため、布帛3を断熱容器2に収容する際は、図2に示す如く布帛3の上端部が挿入部材4よりも高く位置することが好ましい。
なお、挿入部材4の底面を、断熱容器2の内周底面における中央部に着脱可能に構成することも可能である。これにより、布帛3を断熱容器2から取り出す際に、挿入部材4を断熱容器2に留めさせて、布帛3のみを取り出すことができる。
本実施形態において、芯材41は布帛3を冷却するための構成とされているが、芯材41として発熱材を用いることにより、布帛3を温める構成とすることも可能である。即ち、芯材41を酸化鉄、アルミ+酸化カルシウム、ペルチェ素子、ゲル化剤等、熱を発生させる構成とすることにより、布帛収容体1において布帛3を高い温度(50度から70度程度)で維持することができる。即ち、布帛収容体1を寒冷な状況で使用した場合でも、布帛3の保温効果を持続させることが可能となる。
このように、本実施形態に係る布帛収容体1は、冷却材又は発熱材である芯材41を備える挿入部材4を断熱容器2の内部に収容して、断熱容器2において温度を維持する機能を高める構成としている。これにより、保冷状態又は保温状態の布帛3で挿入部材4を覆って断熱容器2に収容した場合に、布帛3の保冷/保温効果を持続させることができる。また、布帛収容体1においては、布帛3を挿入部材4に巻き付けた状態で断熱容器2に収容して取り出しやすくすることにより、布帛3をすぐに使用可能とすることができる。
1 布帛収容体 2 断熱容器
2a 本体部 2b 蓋部
3 タオル(布帛) 4 挿入部材
41 芯材 42 芯材ケース

Claims (11)

  1. 携帯型の断熱容器と、
    前記断熱容器に挿入可能な柱状の挿入部材と、
    前記挿入部材を覆った状態で前記断熱容器に収容される布帛と、を備える、布帛収容体であって、
    前記挿入部材は、冷却材又は発熱材である芯材を備える、布帛収容体。
  2. 前記断熱容器は、真空二重構造で形成される、請求項1に記載の布帛収容体。
  3. 前記挿入部材は、前記芯材と、前記芯材を内包する芯材ケースと、で構成される、請求項1又は請求項2に記載の布帛収容体。
  4. 前記芯材ケースはシリコーンエラストマー製である、請求項3に記載の布帛収容体。
  5. 前記布帛は、前記挿入部材の側面に巻き付けた状態で前記断熱容器に収容される、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の布帛収容体。
  6. 前記布帛が木綿タオルである、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の布帛収容体。
  7. 前記布帛は、一辺が19cmから36cmまでの矩形に形成される、請求項1から請求項6の何れか1項に記載の布帛収容体。
  8. 前記断熱容器は、体積が260cmから540cmで形成される、請求項1から請求項7の何れか1項に記載の布帛収容体。
  9. 前記挿入部材は、体積が40cmから150cmで形成される、請求項1から請求項8の何れか1項に記載の布帛収容体。
  10. 前記断熱容器に吊下げ部が形成される、請求項1から請求項9の何れか1項に記載の布帛収容体。
  11. 前記挿入部材の底面は、前記断熱容器の内周底面における中央部に着脱可能とされる、請求項1から請求項10の何れか1項に記載の布帛収容体。

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