JP3220482B2 - 吸着用パッド付真空供給ユニット - Google Patents

吸着用パッド付真空供給ユニット

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JP3220482B2
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茂和 永井
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エスエムシー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸着用パッドとその周
辺機器をユニット化しメンテナンスの向上を図り且つ小
型化を達成する吸着用パッド付真空供給ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、薄板状のワークを搬送するた
めに真空供給源に連通された吸着用パッドが用いられて
いる。この種の吸着用パッドは、例えば、アダプタブロ
ックに装着され、このアダプタブロックは複数の電磁弁
に接続された弁機構部に接続される。
【0003】この場合、真空供給源に連通されワークを
吸引するために用いられる真空供給通路と、電磁弁を駆
動させて弁機構部の真空通路を開閉させるためのパイロ
ット弁用空気供給通路および吸着用パッドの真空を破壊
するための真空破壊通路とが夫々設けられる。前記三つ
の通路と弁機構部は三本の導管で互いに連通され、さら
にこの弁機構部とアダプタブロックも三本の導管で夫々
互いに連通される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、夫々の構成要素は導管で互いに連通さ
れるため、機器の周囲の構造が煩雑になり易く、配管ミ
スが懸念され、しかも配管結合部からの真空漏洩を招来
するおそれがある。また、電磁弁に結線された信号線に
対しても経時的に断線を生じるおそれがある。
【0005】本発明はこの種の問題を解決するためにな
されたものであり、電磁弁と、真空供給通路とパイロッ
ト弁用空気供給通路および真空破壊通路を夫々画成した
マニホールドと、供給弁を備えた配管および吸着用パッ
ドを装着したアダプタを夫々ユニット化し、互いに関連
的に係着することにより、流体回路の形成並びにそれに
付随する信号線の接続を容易且つ確実に行うことのでき
る吸着用パッド付真空供給ユニットを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、所定間隔離間して複数の吸着用パッド
が取着され、前記吸着用パッドに連通する吸引通路が画
成されたアダプタユニットと、真空供給通路、パイロッ
ト弁用供給通路および真空破壊通路が夫々軸線方向に沿
って略平行に画成され、前記アダプタユニットを保持す
るマニホールドユニットと、前記マニホールドユニット
に画成された真空供給通路、パイロット弁用供給通路お
よび真空破壊通路と夫々連通する通路を有し、該マニホ
ールドユニットに連結される配管ユニットと、前記配管
ユニットの通路を切り換えるパイロット弁を有する電磁
弁ユニットと、前記マニホールドユニットおよび前記配
管ユニットに夫々画成された凹部が合わされて真空室を
形成し、前記真空室内に配設される真空供給弁と、を備
えることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る吸着用パッド付真空供給ユニット
では、真空供給通路パイロッド弁用供給通路および真
空破壊通路が夫々画成されたマニホールドユニット
ダプタユニット配管ユニットとが互いに係着される。
さらに、配管ユニットと電磁弁ユニットとを係着して全
体として一体化されたブロック体を形成し、前記マニホ
ールドユニットおよび前記配管ユニットに夫々画成され
た凹部が合わされて形成された真空室内に真空供給弁を
配設することにより、夫々の流体通路が可及的に短くな
り、小型化が達成される。
【0008】
【実施例】本発明に係る吸着用パッド付真空供給ユニッ
トについて、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照し
ながら以下詳細に説明する。
【0009】図1乃至図4において、参照符号10は、
本実施例に係る吸着用パッド付真空供給ユニットを示
す。この吸着用パッド付真空供給ユニット10は、真空
供給通路12とパイロット弁用空気供給通路14および
真空破壊通路16が夫々画成されたマニホールドユニッ
ト18と、前記マニホールドユニット18の夫々の通路
に対応して連通する通路が画成され且つ真空供給弁部2
0が形成された配管ユニット22と、吸着用パッド24
およびバッファであるコイルスプリング25が取着され
たアダプタユニット26と、前記配管ユニット22に係
着される第1並びに第2の電磁弁28、29とから基本
的に構成される。
【0010】マニホールドユニット18は矩形状であっ
て、その側面に図示しない真空供給ポートとパイロット
弁用空気供給ポートおよび真空破壊ポートが画成され、
これ等のポートに連通する流体通路である真空供給通路
12とパイロット弁用空気供給通路14および真空破壊
通路16が内部に夫々独立して画成される。そして、そ
の底面にアダプタユニット26に連通する吸引通路30
が画成される。また、マニホールドユニット18の前面
の所定位置に真空供給ポートとパイロット弁用空気供給
ポートおよび真空破壊ポートが夫々画成され、マニホー
ルドユニット18内部に画成されている夫々の流体通路
12、14、16に連通している。
【0011】配管ユニット22は、第1図から諒解され
るように、断面がL字形を有し、前記マニホールドユニ
ット18の前面の所定位置に対応して真空供給通路32
とパイロット弁用空気供給通路34および真空破壊通路
36が夫々画成される。この真空破壊通路36に関連し
て該配管ユニット22内で第1の真空破壊通路38と第
2の真空破壊通路40および第3の真空破壊通路42が
画成され、図2に示すように、第1真空破壊通路38の
途中には流量調節弁44が配設され、第2電磁弁29の
パイロット弁46に一端が臨む第2真空破壊通路40
は、配管ユニット22の横方向に沿って穿設された孔部
48を介して、その他端が第3真空破壊通路42に臨ん
でいる。この第3真空破壊通路42はアダプタユニット
26の吸着用パッド24内の真空を破壊する役割を営
む。
【0012】真空供給通路32は、一端がマニホールド
ユニット18の真空供給通路12と、他端が配管ユニッ
ト22の内部に形成した真空供給弁部20に夫々臨んで
いる。この真空供給弁部20は円柱状の真空室50を有
し、該真空室50の内部に略中央部分から一端側にかけ
て直径が小さく形成された円柱状の弁体52が配設さ
れ、さらに、真空室50の他端側に第1電磁弁28を構
成するパイロット弁54を介してパイロット弁用空気供
給通路34が臨み、また、真空室50の一端側に吸引通
路30が臨むように構成している。弁体52の後部と真
空室50の一端側との間にコイルスプリング56が縮設
され、常時、弁体52を真空室50の他端側に押圧して
いる。なお、参照符号58は真空供給通路32と吸引通
路30との間に設けられた弁座に着脱して通路を開放ま
たは閉鎖するシール体を示す。
【0013】第1並びに第2電磁弁28、29は前記配
管ユニット22に夫々係着され、スイッチ60a、60
bとパイロット弁46、54とからなる。この第1並び
に第2電磁弁28、29は前記配管ユニット22一個に
対して二個必要になり、一方の第1電磁弁28はパイロ
ット弁用空気供給通路34の開閉をコントロールし、他
方の第2電磁弁29は真空破壊通路38の開閉をコント
ロールする。スイッチ60a、60bは図示しないシー
ケンサに連結され、パイロット弁46、54に対し作動
の指示を与える。
【0014】また、前記マニホールドユニット18に対
してスイッチ部62a、62bとバルブ部64a、64
bとからなるターミナルユニット66が係着される(図
3参照)。
【0015】次に、上記のように構成される吸着用パッ
ド付真空供給ユニット10の動作について説明する。
【0016】先ず、真空供給ユニット10が取着された
図示しないロボットのアームをワーク上に変位させ、ア
ダプタユニット26に固定された吸着用パッド24をワ
ークに当接させる。次に、図示しないコンプレッサ等の
圧縮空気供給源が付勢され、この圧縮空気は、図5の作
動回路に示すように、マニホールドユニット18のパイ
ロット弁用空気供給通路14から配管ユニット22内の
パイロット弁用空気供給通路34を経て第1電磁弁28
のパイロット弁54に至る。
【0017】図示しないシーケンサからの信号を受けて
第1電磁弁28の励磁コイルが駆動し、パイロット弁5
4の変位により連通された通路を経て圧縮空気は、真空
供給弁部20の他端側から真空室50に流入する。流入
した空気の圧力により弁体52はコイルスプリング56
の弾性力に逆らって、図1において、右側に変位して弁
座とシール体58を離間させ、吸着用パッド24の吸引
通路30と真空供給通路32とを連通させる。図示しな
い真空ポンプの吸引作用下に、吸着用パッド24の吸引
通路30は真空状態を保持してワークを吸引し、所定の
場所に搬送する。この際、吸着用パッド24の真空度が
規定値の範囲に維持されているか否かをターミナルユニ
ット66に配設したLED68で確認することができ
る。
【0018】吸着用パッド24が所定の場所に到ると、
真空破壊用の第2電磁弁29が駆動され、第1真空破壊
通路38からパイロット弁46を経て第2真空破壊通路
40および第3真空破壊通路42を経由して圧縮空気が
供給されアダプタユニット26内の真空を破壊する。こ
れにより、吸着用パッド24はワークを離間させる。
【0019】なお、第2電磁弁29の構造は、例えば第
1電磁弁28と真空供給弁部20とを組み合わせた構成
としてもよい。
【0020】さらに、本実施例においては、真空ポンプ
を付勢することによって吸引力を得ているが、エゼクタ
を組み込むことによっても同様の効果が得られることは
謂うまでもない。
【0021】さらにまた、図中、夫々の流体通路にフィ
ルタを介装しているが、そのエレメントとしては疏水性
エレメントを用いると一層好適である。水分の付着を回
避できるからである。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る吸着用パッド付真空供給ユ
ニットによれば、以下の効果が得られる。
【0023】真空供給通路とパイロット弁用空気供給通
路および真空破壊通路が夫々画成されたマニホールドユ
ニットにアダプタユニットと配管ユニットとが夫々互い
に係着されるとともに、配管ユニットに電磁弁ユニット
が係着され、全体として一体化されたブロック体が形成
される。これによって吸着用パッドとその周辺機器の配
置が簡単化され且つ流体回路の形成が簡便で、夫々の流
体通路を可及的に短くすることができ、小型化が達成さ
れるとともに、信号線等の接続が容易且つ確実になる。
また、電磁弁ユニットと前記アダプタユニットとの通路
間に真空供給弁が配設されることにより、真空供給弁の
作動が簡易化され且つ作業の迅速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸着用パッド付真空供給ユニット
の一部縦断面図で、図3におけるA−A線縦断面図であ
る。
【図2】本発明に係る吸着用パッド付真空供給ユニット
の一部縦断面図で、図3におけるB−B線縦断面図であ
る。
【図3】吸着用パッド付真空供給ユニットが複数連結さ
れて一つのブロック体を形成した状態の平面図である。
【図4】吸着用パッド付真空供給ユニットが複数連結さ
れて一つのブロック体を形成した状態の正面図である。
【図5】本発明に係る吸着用パッド付真空供給ユニット
の作動回路説明図である。
【符号の説明】
10…吸着用パッド付真空供給ユニット 12、32…真空供給通路 14、34…パイロット弁用空気供給通路 16、36…真空破壊通路 18…マニホールドユニット 20…真空供給弁部 22…配管ユニット 24…吸着用パッド 26…アダプタユニット 28、29…電磁弁 46、54…パイロット弁 52…弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−154900(JP,A) 特開 昭55−44154(JP,A) 特開 平2−293628(JP,A) 特開 昭62−285844(JP,A) 特開 昭60−56889(JP,A) 特開 昭61−95890(JP,A) 実開 平2−96499(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 15/06 F15B 11/00 F04F 5/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔離間して複数の吸着用パッドが取
    着され、前記吸着用パッドに連通する吸引通路が画成さ
    れたアダプタユニットと、 真空供給通路、パイロット弁用供給通路および真空破壊
    通路が夫々軸線方向に沿って略平行に画成され、前記ア
    ダプタユニットを保持するマニホールドユニットと、 前記マニホールドユニットに画成された真空供給通路、
    パイロット弁用供給通路および真空破壊通路と夫々連通
    する通路を有し、該マニホールドユニットに連結される
    配管ユニットと、 前記配管ユニットの通路を切り換えるパイロット弁を有
    する電磁弁ユニットと、 前記マニホールドユニットおよび前記配管ユニットに夫
    々画成された凹部が合わされて真空室を形成し、前記真
    空室内に配設される真空供給弁と、 を備えることを特徴とする吸着用パッド付真空供給ユニ
    ット。
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JP4500703B2 (ja) * 2005-02-18 2010-07-14 株式会社妙徳 吸着ノズル装置
JP4538355B2 (ja) * 2005-03-28 2010-09-08 株式会社妙徳 吸着ノズル装置
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CN114194879B (zh) * 2022-01-17 2024-04-23 陈在谋 一种开放式纸张分离装置、方法及纸张处理生产线

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