JP3219911B2 - 毛髪用洗浄剤組成物 - Google Patents

毛髪用洗浄剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪用洗浄剤組成物に関
し、更に詳細には特定の糖類誘導体と、25℃において
水に分散または溶解する高分子を含有した、洗髪・乾燥
後の毛髪にしっとりしなやかな感触を付与し、さらに櫛
通りやサラサラ感に優れた毛髪用洗浄剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ライフスタイルの変化あるいはシ
ャンプーに対する消費者意識の変化に伴ない、シャンプ
ーに要求される性能が大きく変化してきている。すなわ
ち、毛髪・頭皮の汚れを除去するだけでなく洗髪・乾燥
後の毛髪にしっとりしなやかな感触を付与したり、櫛通
りが良くサラサラした仕上がり感を付与するシャンプー
が望まれてきている。そこで、従来より毛髪用洗浄剤組
成物に、高分子特にカチオン性高分子を配合してコンデ
ィショニング効果を高めることが提案されている(特開
昭49ー99105号公報、特開昭47ー20635号
公報)。しかしながら、コンディショニング効果が充分
に発揮される量を添加した場合には、乾燥する過程で不
快なべたつきを生じ、乾燥するにつれカチオン性高分子
と界面活性剤とのコンプレックスが固化し、ごわつきを
生じるという問題があった。これらの欠点を改善するた
めに、カチオン性高分子と組み合わせる界面活性剤の種
類が種々検討されてきた。例えば、スルホコハク酸系界
面活性剤との併用(特開昭61−140514号公報、
特開平2−105895号公報)、ノニオン活性剤との
併用(特開昭63ー211215号公報)、分岐型ポリ
オキシエチエンアルキルエーテルとの併用(特開平1ー
153618号公報)、パラフィンスルフォネートとア
シル化アミノ酸塩との併用(特開平1ー165512号
公報)、アミノアルカンスルホン酸系界面活性剤とアル
カノールアマイドの併用(特開昭63ー8320号公
報)、スルホコハク酸系界面活性剤とアミドアミン型両
性界面活性剤との併用(特開平2ー218797号公
報)、アミンオキサイドとアミドアミン型両性界面活性
剤(特開平5ー170628号公報)が開示されてい
る。しかしながら、乾燥過程における毛髪のべたつき
や、乾燥後のごわつきは充分に改善されておらず、また
両性界面活性剤との組み合わせにおいては、コンディシ
ョニング効果がpHの影響を大きく受けるため、処方設
計上の制約を受けるという欠点があった。
【0003】さらには、油性成分の添加(特開昭55ー
38813号公報)、シリコン誘導体の添加(特開昭5
6ー72095号公報、特開平2ー273612号公
報)、水溶性アルミニウムの添加(特開昭55ー431
38号公報)、第4級アンモニウム塩の添加(特開平1
−117821号公報、特開平2ー218797号公
報)ラノリン誘導体の添加(特開平2−103291、
特開平2−264709号公報)、植物抽出エキスの添
加(特開昭59ー187097号公報)、ポリペプチド
誘導体の添加(特開昭63ー54313号公報、特開平
1ー216913号公報)、キレート剤の添加(特開昭
63ー135318号公報)、第3級アルコールとパー
ル化剤の添加(特開昭64ー26510号公報)、エス
テル油の添加(特開平1ー168612号公報)などが
提案されたが、いずれの場合もカチオン性高分子と界面
活性剤のコンプレックスによって生じる乾燥過程の毛髪
のべたつきや、乾燥後のごわつきは免れなかった。この
ように乾燥過程の毛髪のべたつきや乾燥後のごわつきの
なく、洗髪・乾燥後の毛髪にしっとりしなやかな感触を
付与し、櫛通りが良くサラサラした仕上がり感を付与す
る毛髪用洗浄剤組成物は未だ満足できるものがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
を鑑み、乾燥過程の毛髪のべたつきや乾燥後のごわつき
のなく、洗髪・乾燥後の毛髪にしっとりしなやかな感触
を付与し、櫛通りが良くサラサラした仕上がり感を付与
する毛髪用洗浄剤組成物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
解決のため鋭意検討を重ねた結果、意外にも特定の糖類
誘導体のアニオン活性剤と25℃において水に分散また
は溶解する高分子の配合により、乾燥過程の毛髪のべた
つきや乾燥後のごわつきのなく、洗髪・乾燥後の毛髪に
しっとりしなやかな感触を付与し、櫛通りが良くサラサ
ラした仕上がり感を付与する毛髪用洗浄剤組成物を見出
し本発明を完成するに至った。
【0006】以下、本発明を更に詳述する。本発明に用
いられる糖類誘導体アニオン活性剤は式(1):
【0007】
【化5】
【0008】[式中、R、Rは、一方が炭素数1〜
24のアルキル基、アルケニル基、アリール基を示し、
他方は水素を示す。Gは糖類を示す。n1は1〜10で
あるはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニアまたは炭素数2あるいは3のヒドロキシアルキル基
を有する低級アルカノールアミンを示す。]で示され
る。この糖類誘導体アニオン界面活性剤は、糖類にアル
キル基置換、アルケニル基置換およびアリール基置換の
無水コハク酸を反応させて製造される。出発原料となる
糖類としては、グルコース、マンノース、アロース、ア
ルトロース、タロース、ガラクトース、イドース、グロ
ース、フルクトース、タガトース、リボース、アラビノ
ース、キシロース、リキソース、ソルボース、リブロー
ス、キシルロース、アルドヘキソース、ケトヘキソー
ス、ブシコース、ラムノースなどの単糖類、ショ糖、マ
ルトデキストリン類、シクロデキストリン類、イソマル
トデキストリン類、セロオリゴ糖類、ガラクトオリゴ糖
類、マンノオリゴ糖類などのオリゴ糖類、酵素変性デキ
ストリン、などの加水分解澱粉、グルコサミン、ガラク
トサミン、コンドロサミン、マンノサミン、グロサミ
ン、カノサミンなどのアミノ糖、グルクロン酸、グルロ
ン酸、ガラクチュロン酸、マンニュロン酸などの酸性
還元澱粉糖化物(還元水飴)、還元麦芽水飴などが
あげられる。
【0009】アルキル基置換、アルケニル基置換および
アリール基置換の無水コハク酸としては、アルキル基、
アルケニル基、アリール基の炭素数は6〜18のものが
好ましく、オクチル無水コハク酸、オクテニル無水コハ
ク酸、デシル無水コハク酸、デセニル無水コハク酸、テ
トラデシル無水コハク酸、テトラデセニル無水コハク
酸、オクタデシル無水コハク酸、オクタデセニル無水コ
ハク酸などがあげられる。糖類誘導体のアニオン活性剤
は、ナトリウム、カリウムに代表されるアルカリ金属、
カルシウム、マグネシウムに代表されるアルカリ土類金
属、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、モノブタノールアミンに代表される
炭素数2あるいは3のヒドロキシアルキル基に有する低
級アルカノールアミンカチオンおよびアンモニアの塩と
して用いられる。
【0010】糖類誘導体アニオン界面活性剤の例として
は、オクチル無水コハク酸デキストリンエステルナトリ
ウム、オクテニル無水コハク酸デキストリンエステルト
リエタノールアミン、デシル無水コハク酸デキストリン
エステルカリウム、デセニル無水コハク酸デキストリン
エステルトリエタノールアミン、ドデシル無水コハク酸
デキストリンエステルナトリウム、ドデセニル無水コハ
ク酸デキストリンエステルトリエタノールアミン、テト
ラデシル無水コハク酸デキストリンエステルマグネシウ
ム、テトラデセニル無水コハク酸デキストリンエステル
トリエタノールアミン、ヘキサデシル無水コハク酸デキ
ストリンエステルナトリウム、ヘキサデセニル無水コハ
ク酸デキストリンエステルトリエタノールアミン、オク
タデシル無水コハク酸デキストリンエステルナトリウ
ム、オクタデセニル無水コハク酸デキストリンエステル
トリエタノールアミン、オクテニル無水コハク酸ソルビ
ットエステルトリエタノールアミン、オクテニル無水コ
ハク酸グリセリンエステルトリエタノールアミンなどが
挙げられる。その配合量は、特に規定されるものではな
いが、0.01〜80重量%配合するのが好ましい。配
合量が0.01重量%に満たないと毛髪にしっとりした
感触を付与できず、また80重量%を越えると組成物が
ゲル状を呈するようになり好ましくない。
【0011】本発明に用いられる25℃において水に溶
解または分散する高分子化合物は、カチオン性高分子、
アニオン性高分子、およびノニオン性高分子であり、こ
れらの高分子は1種又は2種以上を任意に組合せて用い
ることができ、本発明中に0.01〜5重量%であっ
て、さらに好ましくは0.1〜1重量%配合することが
できる。0.01重量%に満たない量では毛髪に充分な
コンディショニング性を付与することができず、5重量
%を越える量の配合では洗髪乾燥後に毛髪がゴワゴワし
所期の効果を得ることができない。
【0012】カチオン性高分子の例としては、グアガム
ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエ
ーテル、ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピ
ルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル、ポリ塩化
ジメチルメチレンピペリジウム、Nーメタクリロイルー
N’,N’ージメチルアンモニウムーαーNーメチルカ
ルボキシベタイン重合体、ヒドロキシエチルセルロース
ジメチルジアリルアンモニウムクロリド重合体、ジメチ
ルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合
体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミ
ド共重合体、NーメタクロイルエチルーN,Nージメチ
ルアンモニウムーαーNーメチルカルボキシベタイン/
メタクリル酸ブチル共重合体、オクチルアクリルアミド
/ブチルアミノエチルメタクリレート/アクリル酸エス
テル共重合体、アクリル酸/エチルアクリレート/n−
tert ブチルアクリルアマイド共重合体、ビニルピ
ロリドン/酢酸ビニル共重合体、ビニルピロリドン/ジ
アルキルアミノアルキルメタクリレート共重合体、ポリ
エチレンイミン、ジエチル硫酸ビニルピロリドンーN,
N’ージメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体、第
四級窒素含有ポリ(トリアルキルアミノエチルメタクリ
レート)誘導体、テトラエチルペンタミンとエピクロル
ヒドリンの水溶性カチオン性ポリマー、アミノ変性シリ
コーン、第四級窒素含有コラーゲン蛋白加水分解物、第
四級窒素含有デキストラン、第四級窒素含有ケラチン蛋
白加水分解物等が挙げられる。
【0013】アニオン性高分子としては、アラビアゴ
ム、アルギン酸カリウム、アルギン酸ナトリウム、カラ
ギーナン、カルボキシメチルキチン、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、カルボキシメチルデキストラ
ン、キサンタンガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、
デキストラン硫酸ナトリウム、ペクチン酸ナトリウム、
カルボキシビニルポリマー、ビニルメチルエーテル・マ
レイン酸ブチル共重合体、ポリアクリル酸アミド、ポリ
アクリル酸ナトリウム等が挙げられる。
【0014】ノニオン性高分子としては、アルギン酸プ
ロピレングリコール、エチルセルロース、カラヤガム、
カンテン末、クインシード、グアガム、コムギデンプ
ン、コメデンプン、シクロデキストリン、デキストリ
ン、トウモロコシデンプン、トラガント、バレイショデ
ンプン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ペクチン、メチルセルロース、ローカストビーンガ
ム、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、ビニルピ
ロリドン・スチレン共重合体、ポリアクリル酸アミド、
ポリエーテル変性シリコーン、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル等が
挙げられる。
【0015】これら高分子にあって、カチオン性高分子
のグアガムヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム
クロリドエーテル、ヒドロキシエチルセルロースヒドロ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテ
ル、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジウム、Nーメタ
クリロイルーN’,N’ージメチルアンモニウムーαー
Nーメチルカルボキシベタイン重合体、ヒドロキシエチ
ルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド重
合体、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリ
ル酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/ア
クリルアミド共重合体、ビニルピロリドン/ジアルキル
アミノアルキルメタクリレート共重合体、ジエチル硫酸
ビニルピロリドンーN,N’ージメチルアミノエチルメ
タクリル酸共重合体、ジエチル硫酸ビニルピロリドンー
N,N’ージメチルアミノエチルメタクリル酸共重合
体、第四級窒素含有コラーゲン蛋白加水分解物、第四級
窒素含有デキストラン、第四級窒素含有ケラチン蛋白加
水分解物、アニオン性高分子のキサンタンガム、カルボ
キシビニルポリマー 、ノニオン性高分子のヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、ポリエーテル変性シリコーン、
ポリビニルピロリドンが好ましい。
【0016】中でも特に好ましい高分子は、グアガムヒ
ドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエー
テルとヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピル
トリメチルアンモニウムクロリドエーテルであり、グア
ガムヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリ
ドエーテルは式(2):
【0017】
【化6】
【0018】[式中、Eはグアガム残基を示す。Cは炭
素数1〜3のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン
基を示す。R3は炭素数1〜18のアルキル基、アリー
ル基を示す。n4は正の整数を示す。]で示され、その
窒素含量は、0.5〜5.0%であり、好ましくは0.
7〜3.3%である。また、その分子量は10万〜50
万であり、特に20万〜30万のものが好ましい。また
ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメ
チルアンモニウムクロリドエーテルは式(3):
【0019】
【化7】
【0020】[式中、Gはアンヒドログルコース単位の
残基を示し、n5は50〜20000の整数であり、各
4はそれぞれ式(4):
【0021】
【化8】
【0022】で表される置換基を示す。] [式中、R5、R6、R7は同じかまたは異なる、炭素数
1〜10までのアルキル基、アリール基、アラルキル基
または窒素原子を含んだ複素環を示す。R8、R9は炭素
数2または3のアルキレン基を示し、R10は炭素数1〜
3のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基を示
す。M2は塩素イオン、臭素イオン、沃素イオン、硫酸
イオン、スルホン酸イオン、メチル硫酸イオン、リン酸
イオン、硝酸イオンを示す。n6、n8は0〜10の整数
を示し、n7は0〜3の整数を示す。]で示され、その
窒素含量は、0.5〜4.0%であり、好ましくは0.
5〜2.5%であり、その分子量は1万〜500万で、
特に10万〜200万のものが好ましい。
【0023】また、本発明では効果を損なわない範囲
で、他のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ノ
ニオン界面活性剤、両性界面活性剤、パール化剤、湿潤
剤、増粘剤、コンディショニング剤、防腐剤、着色剤、
抗フケ剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、香料などの周知
の成分を配合することができる。
【0024】
【実施例】つぎに、本発明を実施例および比較例により
更に詳しく説明する。言うまでもなく本発明は実施例に
限定されるものではない。なお、特にことわらない場合
「%」は重量%を示す。表1、2に記載の組成物を常法
にて調製し、下記に示す方法により評価した。 (1)柔軟性試験:毛束(10g、長さ10cm)を1
0%wt/wtの実施例(および比較例)水溶液に2分
間浸漬後、40℃の水450mlを加え均一とし、10
分間放置した後に取りだし、流水で濯ぐ。20℃、湿度
65%RHの条件で一昼夜乾燥させた後、同条件下でレ
オメーター[不動工業(株)]を用いて毛束を折り曲げ
る力を測定し、次式にもとづいて柔軟率を求めた。 柔軟率(%)=(処理後の折り曲げ荷重/処理前の折り曲
げ荷重)×100 ◎ :柔軟率85%未満 ○ :柔軟率85%以上90%未満 × :柔軟率90%以上
【0025】(2)櫛どおり性 毛束(10g、長さ10cm)を10%wt/wtの実
施例(および比較例)水溶液に2分間浸漬後、40℃の
水450mlを加え均一とし、10分間放置した後に取
りだし、流水で濯ぐ。20℃、湿度65%RHの条件で
一昼夜乾燥させた後、同条件下で平櫛を取り付けたレオ
メーター[不動工業(株)]を用いて櫛とく時の平櫛に
かかる力を測定し、次式にもとづいて櫛通り抵抗値を求
めた。 櫛通り抵抗値(%)=(処理後の櫛通り抵抗値/処理前の
櫛通り抵抗値)×100 ◎ :櫛通り抵抗値85%未満 ○ :櫛通り抵抗値85%以上90%未満 × :櫛通り抵抗値90%以上
【0026】(3)仕上がり感 専門パネラー10名の頭髪を正面から左右に2分し、実
施例と比較例1の各々3gずつ左右に分けて塗布し洗髪
する。乾燥後に左右の仕上がり感を評価する。 ○ : 比較例1に比べて仕上がり感が良い × : 比較例1と同等以下
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】に結果を示す。 表1、表2から、本発明
の糖類誘導体のアニオン活性剤とカチオン性高分子を配
合した毛髪用洗浄剤組成物は比較例に比べて洗髪・乾燥
後の毛髪にしっとりしなやかな感触を付与し、また櫛通
り性に優れていると認められる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、従来の毛髪用洗浄剤組
成物が有する乾燥過程の毛髪のべたつきや乾燥後のごわ
つきをなくし、洗髪・乾燥後の毛髪に対してしっとりし
なやかな感触や、櫛通りが良くサラサラした仕上がり感
を付与する毛髪用洗浄剤組成物が提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/075 C11D 1/04 - 1/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)式(1): 【化1】 [式中、R、Rは、一方が炭素数1〜24のアルキ
    ル基、アルケニル基、アリール基を示し、他方は水素を
    示す。Gは糖類を示す。n1は1〜10である
    アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニアまたは炭
    素数2あるいは3のヒドロキシアルキル基を有する低級
    アルカノールアミンを示す。]で示される糖類誘導体の
    アニオン活性剤と25℃において、水に分散または溶解
    するカチオン性高分子あるいはノニオン性高分子を必須
    成分として含有することを特徴とする毛髪用洗浄剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 25℃において、水に分散または溶解す
    る高分子がカチオン性高分子であることを特徴とする
    請求項1に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 カチオン性高分子が、式(2): 【化2】 [式中、Eはグアガム残基を示す。Cは炭素数1〜3の
    アルキレン基、ヒドロキシアルキレン基を示す。R
    炭素数1〜18のアルキル基、アリール基を示す。n4
    は正の整数を示す。]で示されるグアガムヒドロキシプ
    ロリルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル、ある
    いは式(3): 【化3】 [式中、Gはアンヒドログルコース単位の残基を示し、
    n5は50〜20000の整数であり、各Rはそれぞ
    れ式(4): 【化4】 [式中、R、R、Rは同じか、または異なる炭素
    数1〜10のアルキル基、アリール基、アラルキル基ま
    たは窒素原子を含んだ複素環を示す。R、Rは炭素
    数2または3のアルキレン基を示し、R10は炭素数1
    〜3のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基を示
    す。Mは塩素イオン、臭素イオン、沃素イオン、硫酸
    イオン、スルホン酸イオン、メチル硫酸イオン、リン酸
    イオン、硝酸イオンを示す。n6、n8は0〜10の整
    数を示し、n7は0〜3の整数を示す。]]で示される
    ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメ
    チルアンモニウムクロリドエーテルであることを特徴と
    する請求項1に記載の毛髪用洗浄剤組成物。
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