JP4488818B2 - 高粘度毛髪用洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、濃厚な泡を形成し、泡立ちがよく、かつ温度による粘度変化の少ない高粘度毛髪用洗浄剤組成物に関する。
シャンプーの粘性が高まると、泡膜が強固になり泡が壊れにくくなる。その結果、濃厚な泡が形成されるため、使用者にリッチ感を与え、また洗浄力も向上する。更に、濃厚な泡は、クッションとして働いて髪同士の摩擦を抑えるため、洗髪時の髪のダメージを防ぐ。また、使用時にシャンプーが垂れにくいので、手からこぼれないや目に入らないなどの利点がある。
このような事情のため、シャンプーを高粘度化させるために様々な試みが成されてきた。
一つの試みは、高分子を多量に配合してシャンプーを増粘化させることである。しかし、この増粘方法では、泡膜が強固になり濃厚な泡を形成する一方、泡立ちが損なわれる。また、毛髪に高分子が吸着・累積し髪にごわつき感を与える欠点があった。
そこで、一般的に高粘度シャンプーは、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤の相互作用を利用するか、増粘効果のあるノニオン性界面活性剤を多量に配合するか、またその両方を利用した増粘方法を利用している。しかし、この既存の増粘方法では、25℃の常温では適当な粘度であっても、夏場の35℃では低粘度化し垂れやすくなり、冬場の10℃では容器から吐出しにくくなるほど高粘度化するという欠点があった。
特許文献1は、カチオン変性ローカストビーンガムを頭髪用化粧料に配合することを記載している。しかし、カチオン変性ローカストビーンガムの分子量や頭髪用化粧料の粘度については何ら記載していない。
また、特許文献2は、カチオン変性タラガムを頭髪用組成物に配合することを記載している。しかし、カチオン変性タラガムの分子量や頭髪用化粧料の粘度については何ら記載していない。
特開2000−103724号公報 特開2003−327603号公報
本発明の目的は、濃厚な泡を形成し、泡立ちがよく、かつ温度による粘度変化の少ない高粘度毛髪用洗浄剤組成物を提供することである。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、特定のカチオン化ガラクトマンナンを特定量配合することにより、上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、以下の各項に示す発明に関する:
項1.重量平均分子量が10万以上であり、かつ窒素分(重量%、固形分換算)が0.5〜3.0%のカチオン化ガラクトマンナンを1.2〜5.0重量%配合した高粘度毛髪用洗浄剤組成物。
項2. カチオン化ガラクトマンナンが、カチオン化フェヌグリークガム、カチオン化グアガム、カチオン化タラガムおよびカチオン化ローカストビーンガムからなる群から選択される少なくとも1種である、項1に記載の高粘度毛髪用洗浄剤組成物。
項3. カチオン化ガラクトマンナンが、カチオン化グアガムおよびカチオン化フェヌグリークガムからなる群から選択される少なくとも1種である、項2に記載の高粘度毛髪用洗浄剤組成物。
項4. カチオン化ガラクトマンナンがカチオン化フェヌグリークガムである、項3に記載の高粘度毛髪用洗浄剤組成物。
本発明の高粘度毛髪用洗浄剤組成物に用いるガラクトマンナンとしては、フェヌグリークガム、グアガム、タラガム、ローカストビーンガムが挙げられる。
フェヌグリークとは、地中海地方が原産地であるマメ科のレイリョウコウ属の植物であり、Trigonella foenum-graecum及びその同属植物を示す。この植物は、現在、80種以上の存在が確認されている一年草(一部は多年草)であり、アジアからヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアに広く自生しているほか、食用として大規模に栽培されている。一般には、fenugreek、メッチ、ころは、クールーパー、胡廬巴などとも呼ばれる。
フェヌグリークガムは種子の胚乳部分から得られる。構造は、マンノースの直鎖にガラクトースが側鎖で結合した高分子で、ガラクトマンナンと呼ばれる多糖類に属する。フェヌグリークガムは、ガラクトースとマンノースが約1:1の比率で結合したガラクトマンナンである。
本発明で用いるフェヌグリークガムは、生物化学的分解法、化学的分解法、物理的分解法等による低分子化は行われず、通常、その重量平均分子量は10万以上である。
グアガムは、ガラクトースとマンノースが約1:2の比率で結合したガラクトマンナンである。
タラガムは、ガラクトースとマンノースが約1:3の比率で結合したガラクトマンナンである。
ローカストビーンガムは、ガラクトースとマンノースが約1:4の比率で結合したガラクトマンナンである。
本発明の高粘度毛髪用洗浄剤組成物に用いるガラクトマンナンとしては、フェヌグリークガムおよびグアガムがより好ましく、そして最も好ましいのはフェヌグリークガムである。フェヌグリークガムは、多量に組成物に配合しても起泡性を損なわず、乾燥後にごわつき感を与えにくい。また、フェヌグリークガムは、少量で組成物を高粘度化することができ、従って濃厚な泡を形成することができる点で優れている。
本発明で用いるガラクトマンナンは、生物化学的分解法、化学的分解法、物理的分解法等による低分子化は行われず、通常、その重量平均分子量は10万以上である。
従って、本発明で用いるカチオン化ガラクトマンナンの重量平均分子量も10万以上である。カチオン化ガラクトマンナンの重量平均分子量の上限は、組成物に高粘度を与える限り特に限定されない。従って、カチオン化ガラクトマンナンの重量平均分子量の範囲は、10万以上、好ましくは10万〜1000万、更に好ましくは10万〜500万である。
ここで、分子量はゲル濾過型のカラム(例えば、カラム:SHODEX OHpak SB−806MHQ、充填剤:ポリヒドロキシメタクリレート)を備えた高速液体クロマトグラフィーで測定できる。例えば市販の分子量の明らかな多糖を標準物質(例えば、プルランやポリエチレングリコール)として、分子量と流出時間の関係を求め、同条件でカチオン化ガラクトマンナンを分析すれば、その分子量を容易に測定することができる。
カチオン化ガラクトマンナンの平均分子量が高くなるほど、組成物の粘度は高くなる傾向となる。
カチオン化ガラクトマンナンは、ガラクトマンナンに含まれる水酸基の一部が第4級窒素含有基で置換された構造である。具体的には、ガラクトマンナンにグリシジルトリアルキルアンモニウム塩または、3−ハロゲノ−2−ヒドロキシプロピルトリアルキルアンモニウム塩等の第4級窒素含有基を反応させることにより製造することができる。この場合、反応は適当な溶媒、好適には含水アルコール中において、アルカリの存在下で実施される。このような第4級窒素含有基の導入は、従来公知の方法に従って行うことができる。
また、カチオン化ガラクトマンナンの窒素分(重量%、固形分換算)は0.5〜3.0重量%である。0.5重量%未満では毛髪や皮膚に対する吸着量が不十分となり、十分なコンディショニング効果は認められない。また、3.0重量%を越えると、使用時にベトツキ感が生じ且つ起泡性を悪化させる。
カチオン化ガラクトマンナンの窒素分が高くなるほど、組成物の粘度は高くなる傾向となる。
カチオン化ガラクトマンナンの配合量は、組成物全量に対して1.2〜5.0重量%、好ましくは1.2〜3.0重量%である。カチオン化ガラクトマンナンの配合量が1.2重量%に満たない場合、必要な粘度、即ち25℃で10000〜50000mPa・sの粘度が得られない。また、一般的なカチオン化水溶性高分子と異なり、本発明の組成物に用いるカチオン化ガラクトマンナンは、その配合量が1.2重量%を超えても、洗髪時の泡立ちが低下したり、毛髪にごわつき感を与えたりしない。
本発明の高粘度毛髪用洗浄剤組成物中に、本発明の効果を損なわない範囲で、カチオン化ガラクトマンナン以外の他のカチオン化多糖類、例えば、寒天、アガロース、タマリンドガム、サイリウムシードガム、クインシードガム、コンニャクマンナン、デキストリン、アラビノガラクタン、デキストラン、キサンタンガム、プルラン、セルロースおよびデンプンなどのカチオン化物を配合することが可能である。
本発明の高粘度毛髪用洗浄剤組成物は、B型粘度計((株)東京計器)、25℃ ローターNo.4、6rpm、1分後の条件で、10000〜50000mPa・sの粘度を有する。
特定の高分子を多量に配合することにより増粘化させた本発明の高粘度毛髪用洗浄剤組成物は、温度による粘度変化が少ない。例えば、温度を10℃にすること以外は上記と同一条件で粘度測定をすると、本発明の組成物は、20000〜70000mPa・sの粘度を有する。10℃のときに70000mPa・s以上の粘度となるならば、組成物を容器から出しにくくなってしまう。また、例えば、温度を35℃にすること以外は上記と同一条件で粘度測定をすると、本発明の組成物は、5000〜40000mPa・sの粘度を有する。35℃のときに5000mPa・s以下の粘度となるならば、組成物は手からこぼれて扱い難いものとなってしまう。
従って、本発明の組成物の温度に対する粘度変化率は非常に低く、従って、冬場のような浴室温度(10℃)であっても、夏場のような浴室温度(35℃)であっても、適度な粘度が維持される。
また、水の配合量は、組成物に高粘度を与える限り特に限定されなが、組成物全量に対して50〜90重量%、通常、60〜85重量%である。
本発明の洗浄剤組成物には、効果を損なわない範囲で、公知の成分を適宜配合することができる。
本発明で用いることができるアニオン性界面活性剤は特に限定されないが、例えば、アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルケニルコハク酸糖エステル塩、N−アシルグルタミン酸塩、アルキロイルサルコシン塩、アルキロイルメチル−β−アラニン塩、アルキロイルメチルタウリン塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、高級脂肪酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、イセチオネート系界面活性剤、アシル化ポリペプチドなどが挙げられる。アルキルエーテル硫酸エステル塩としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(2EO)、ポリオキシエチレンアルキル(11,13,15)エーテル硫酸ナトリウム(1EO)、ポリオキシエチレンアルキル(12〜14)エーテル硫酸トリエタノールアミン(3EO)等が挙げられ、中でもポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(2EO)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO)が好ましい。
アルキル硫酸塩としてはラウリル硫酸マグネシウム、アルキル(11,13,15)硫酸トリエタノールアミン、アルキル(12〜14)硫酸トリエタノールアミン、オレイル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等が挙げられ、中でもラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミンが好ましい。
アルキルエーテルスルホコハク酸塩としては、炭素数が6〜22の直鎖または分岐鎖のアルキルアルコール、ヒドロキシアルキルアルコール、アルケニルアルコール、糖アルコール等のアルコール類またはそれらのアルキレンオキシド付加物と無水マレイン酸とを反応させた後に、スルホン化を行うことで得られる。これらのアルコール類の例としては、カプリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の天然動植物由来の高級アルコールおよびチーグラー法による合成直鎖脂肪族第1級アルコール、2−エチルヘキサノール、2−メチルドデカノール、2−メチルトリデカノール等の通常オキソ合成によって得られる側鎖脂肪族第1級アルコール、n−パラフィンを液相酸化して得られる第2級アルコール、グルコース、マルトース、スクロース等の糖アルコールが挙げられ、特に炭素数が10〜16のアルコールが好ましい。アルキレンオキシドおよびヒドロキシアルキレンオキシドは具体的に、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、イソプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、ヒドロキシエチレンオキシドであり、特にエチレンオキシド、プロピレンオキシドが好ましい。アルキレンオキシドまたはヒドロキシアルキレンオキシドの付加モル数は0〜20であり、特に0〜9が好ましい。該界面活性剤の中和塩としては、ナトリウム、カリウムに代表されるアルカリ金属、マグネシウム、カルシウムに代表されるアルカリ土類金属、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミンに代表される炭素数2または3のヒドロキシアルキル基を有する低級アルカノールアミン、アンモニア、水素原子が挙げられるが、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、トリエタノールアミンが好ましく、特にマグネシウム、カルシウムが最も好ましい。
このアルキルエーテルスルホコハク酸塩の好適な例としては、ラウリルスルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルスルホコハク酸ナトリウム(3EO)、ポリオキシエチレンラウリルスルホコハク酸マグネシウム(3EO)、炭素数12〜14の第2級アルコールから誘導されるポリオキシエチレンモノアルキルスルホコハク酸ナトリウム(7EO)、炭素数11〜13のオキソアルコールから誘導されるポリオキシエチレンモノアルキルスルホコハク酸トリエタノールアミン(5EO)、オレイルスルホコハク酸カルシウム、ポリオキシエチレンココイルスルホコハク酸ナトリウム(3EO)等が挙げられる。
アルケニルコハク酸糖エステル塩は、糖類にアルケニル基置換の無水コハク酸を反応させて得られる。出発原料となる糖類としては、グルコース、マンノース、アロース、アルトロース、タロース、ガラクトース、イドース、グロース、フルクトース、タガトース、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、ソルボース、リブロース、キシルロース、アルドヘキソース、ケトヘキソース、ブシコース、ラムノース等の単糖類、ショ糖、マルトデキストリン類、シクロデキストリン類、イソマルトデキストリン類、セロオリゴ糖類、ガラクトオリゴ糖類、マンノオリゴ糖類等のオリゴ糖類、酵素変性デキストリン、等の加水分解澱粉、グルコサミン、ガラクトサミン、コンドロサミン、マンノサミン、グロサミン、カノサミン等のアミノ糖、グルクロン酸、グルロン酸、ガラクチュロン酸、マンニュロン酸等の酸性糖、リビット、アラビット、マンニット、ソルビット、グルシッド、ズルシッド、ボレミッド等の糖アルコール、還元澱粉糖化物(還元水飴)、還元麦芽水飴等が挙げられ、中でもデキストリン、ソルビット、ショ糖、グルコースが好適に用いられる。アルケニル基置換の無水コハク酸としては、炭素数は6〜18のアルケニル基置換されたものが好ましい。
このアルケニルコハク酸糖エステル塩の好適な例としては、オクテニルコハク酸ソルビットエステルトリエタノールアミン、オクテニルコハク酸デキストリンエステルトリエタノールアミン、オクテニルコハク酸デキストリンエステルナトリウム等が挙げられる。
本発明で用いることができる両性界面活性剤は特に限定されないが、例えば、グリシン型両性界面活性剤やアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤が挙げられる。
グリシン型両性界面活性剤としては、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、塩化アルキルジアミノエチルグリシン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム等が挙げられ、中でも2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインが好ましい。
アミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン(ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン)、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピル酢酸ベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン等が挙げられ、中でもヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインが好ましい。
これら界面活性剤は、単独または2種以上を任意に組み合わせて用いることができる。配合量は組成物全量に対して、10〜40重量%配合することができ、特に10〜30重量%が好ましい。配合量が10重量%に満たないと十分な泡立ちやコンディショニング効果を得ることができず、40重量%を超えて配合するとゲル化する可能性がある。
さらに、本発明の洗浄剤組成物においては、シリコーンコンディショニング剤を配合するとコンディショニング性を相乗的に向上させることができる。本発明で用いるシリコーンコンディショニング剤としては、次のようなものが挙げられる。
(1)ジメチルポリシロキサン(重合度n=3〜650)
(2)メチルフェニルポリシロキサン(重合度n=1〜500)
(3)ポリエ−テル変性ポリシロキサン。
(4)アミノ変性ポリシロキサン。
(5)エポキシ変性ポリシロキサン。
(6)フッ素変性ポリシロキサン。
(7)アルコ−ル変性ポリシロキサン。
(8)アルキル変性ポリシロキサン。
(9)高分子量ジメチルポリシロキサン
(重合度n=3000〜20000)
これらのシリコーンコンディショニング剤は、単独あるいは2種以上を混合して用いることができ、その配合量は特に限定されないが、組成物全量に対し0.1〜5重量%が好ましい。配合量が0.1重量%に満たないと、相乗的なコンディショニング性向上が付与できず、また5重量%を超えると起泡性を損なう。
更に、本発明の洗浄剤組成物には、効果を損なわない範囲で公知の成分を適宜配合することができる。公知の成分としては、脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペンタエリトリトール脂肪酸エステル、モノグリセリド誘導体、高級アルコール酸化エチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体、プルロニック型界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルチオエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、脂肪族アルキル基を含むブロックポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド、アルキルポリグルコシドに代表されるノニオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、脂肪酸アミドアミン塩、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートに代表されるカチオン性界面活性剤が挙げられる。
さらにアボカド油、アーモンド油、オリーブ油、グレープシード油、月見草油、ツバキ油、サザンカ油、マカデミアナッツ油、メドフォーム油、シアバター、卵黄油、馬脂等の油脂類、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ラノリン、ミツロウ等のロウ類、オゾケライト、流動パラフィン、スクワレン、ワセリン等の炭化水素類、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、フィトステロール、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ステアリン酸オクチル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸オクチル、ジオレイン酸エチレングリコール、トリイソステアリン酸グリセリル、乳酸セチル、アジピン酸ジイソプロピル、イソステアリン酸コレステリル等のエステル油類等、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール、エチルアルコール、イソプロパノール等の低級アルコール、キサンタンガム、グアガム、デンプン等の天然高分子及びその誘導体、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等のセルロール系高分子、カルボキシビニルポリマーやポリビニルピロリドン等の合成高分子等、ジステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコール等のパール化剤、カオリン、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、タルク、マイカ、セルロース末、シルク末、デンプン、ポリエチレン末、ナイロン末、架橋ポリスチレン等の顔料、防腐剤、金属イオン封鎖剤、噴射剤、無機塩、有機酸及びその塩、ピロリドンカルボン酸及びその塩、ヒアルロン酸及びその塩、ソルビトールやマルチトールやトレハロース等の糖類、トリメチルグリシン等の保湿剤、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、イソプロピルメチルフェノール、ピロクトンオラミン、クララエキス、ジンクピリチオン、ヒノキチオール等の殺菌剤、その他、センブリエキス、塩化カプロニウム、セファランチン、サリチル酸、イノシット、ヨウ化ニンニクエキス、レゾルシン、エストラジオール、エチニルエストラジオール、オキセンドロン、パントテン酸及びその誘導体、プラセンタエキス、ビオチン、モノニトログアヤコール、感光素301、ウシヘマチン、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ピリドキシン、冷感剤、温感剤、動植物抽出物、ビタミン、紫外線吸収剤、アミノ酸及びその誘導体、タンパク質及びその誘導体、酸化防止剤、着色剤、香料等である。
本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、常法により製造することができ、pH4.0〜10.5の洗浄剤として通常の利用に供せられる。
特定のカチオン化ガラクトマンナンを特定量配合した高粘度毛髪用組成物は、高温下と低温下での粘度変化が小さく、どの季節でも環境でも消費者の使い勝手が良い。また、濃厚な泡が形成され、洗髪時の泡立ちを損なわない。更に、毛髪への累積性も少なく、従ってごわつきが少ない。また、すすぎ時のコンディショニング力にも優れている。
次に、実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、言うまでもなく本発明はこれらに限定されるものではない。なお、特に断らない場合、[%]は[重量%]を示す。
実施例1〜2および比較例1〜6
下記のヘアシャンプー基本処方及び表1に示す組成にて、常法によりヘアシャンプーを調製した。調整した各ヘアシャンプーについて、(1)粘度の変化度、ならびに10名の専門パネルにより(2)泡立ちの評価および(3)ごわつき感の評価を、次の基準で評価し、各項目の10名の積算値及び(4)総合評価を表1に示した。

(1)粘度の変化度
変化度=[10℃での粘度(mPa・s)−35℃での粘度(mPa・s)]/[25℃での粘度(mPa・s)]
○:1.2未満
△:1.2以上〜2.4未満
×:2.4以上
粘度変化度が1.2未満である場合、季節による粘度の変動が少なく、使用上の不都合を生じない。

(2)泡立ちの評価
定法により調整した各ヘアシャンプーを10名の専門パネルが次の基準で評価し、その結果を積算した。
得点 5:非常に多い
4:多い
3:普通
2:少ない
1:非常に少ない

(3)ごわつき感の評価
定法により調整した各ヘアシャンプーを10名の専門パネルが各々3回連続評価し、次の基準で評価した結果を積算した。
得点 5:非常になめらか
4:なめらか
3:普通
2:ごわつく
1:非常にごわつく。

(4)総合評価
定法により調整した各ヘアシャンプーについて、次の基準で総合評価を行った。
◎:非常に良い
○:良い
△:良くない
×:悪い
ヘアシャンプー基本処方
成分 配合量(%)
カチオン化ガラクトマンナン又はカチオン化セルロース 表1記載
POE(2)アルキルエーテル硫酸Na(25%) 表1記載
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(32%) 表1記載
デシルグルコシド(50%) 表1記載
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 表1記載
POE(3)ラウリルエーテルスルホコハク酸2Na 表1記載
ジステアリン酸PEG−150 表1記載
クエン酸(pH5になるように調整) 適量
安息香酸ナトリウム 微量
メチルパラベン 微量
香料 0.5
水 残部
合計 100.0。

Figure 0004488818

上記表1の各比較例の結果から以下のことが理解される:カチオン化ガラクトマンナンの配合量が1.2重量%未満である場合、必要な粘度が得られなかった(比較例1)。また、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤の相互作用を利用してシャンプーを高粘度化させる場合、泡立ち・ごわつき感も良くないものであった(比較例2)。カチオン化ガラクトマンナンの平均分子量が10万未満である場合、必要な粘度が得られず、また泡立ちも不十分であった(比較例3)。カチオン化ガラクトマンナンの窒素分が0.5重量%未満である場合、泡立ちが不十分であった(比較例4)。カチオン化ガラクトマンナンの窒素分が3重量%を超える場合、ごわつき感が増した(比較例5)。更に、カチオン化ガラクトマンナンの代わりにカチオン化セルロースを使用する場合は、ジステアリン酸PEG−150のようなノニオン性増粘剤がより多く必要となり、温度に対する粘度の変化度が大きく、かつごわつき感が増した(比較例6)。

従って、表1の結果が示すように、本発明の実施例1および2のヘアシャンプーは、比較例1〜6に比べて、粘度の変化度が低く、泡立ちに優れ、またごわつき感が無いものであった。
以下、常法により実施例3〜5を製造した。

実施例3:ヘアシャンプー
成分 配合量(%)
カチオン化フェヌグリークガム 2.0
(平均分子量220万、窒素分1.4)
POE(2)ラウリルエーテル硫酸Na(25%)20.0
POE(3)ラウリルエーテル
スルホコハク酸2Mg(30%) 30.0
デシルグルコシド(50%) 5.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(32%) 5.0
プロピレングリコール 5.0
クエン酸(pH5.5になるように調整)
メチルパラベン 0.3
安息香酸ナトリウム 0.5
香料 0.6
水 残部
合計 100.0
粘度(B型粘度計、25℃ ローターNo.4、6rpm、1分後)29000mPa・s。
実施例4:ヘアシャンプー
成分 配合量(%)
カチオン化フェヌグリークガム 1.2
(平均分子量220万、窒素分1.4)
ラウリル硫酸トリエタノールアミン(35%) 40.0
POE(7)アルキル(12−14)エーテル
スルホコハク酸2Na(26%) 10.0
ラウリン酸プロピレングリコール 0.5
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(32%) 3.0
ジステアリン酸エチレングリコール 1.0
プロピレングリコール 1.0
塩化ナトリウム 0.2
クエン酸(pH5.5になるように調整)
メチルパラベン 0.3
安息香酸ナトリウム 0.5
香料 0.5
水 残部
合計 100.0
粘度(B型粘度計、25℃ ローターNo.4、6rpm、1分後)23000mPa・s。
実施例5:ヘアシャンプー
成分 配合量(%)
カチオン化フェヌグリークガム 1.3
(平均分子量220万、窒素分1.4)
POE(2)ラウリルエーテル硫酸Na(25%)60.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.5
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(32%) 5.0
オクテニルコハク酸デキストリンエステル
トリエタノールアミン(50%) 0.5
プロピレングリコール 1.0
l−メントール 1.0
クエン酸(pH5.5になるように調整)
メチルパラベン 0.3
安息香酸ナトリウム 0.5
香料 0.5
水 残部
合計 100.0
粘度(B型粘度計、25℃ ローターNo.4、6rpm、1分後)11000mPa・s。

実施例3〜5で製造した各洗浄剤組成物も、粘度の変化度が低く、泡立ちに優れ、またごわつき感が無いものであった。

Claims (2)

  1. 重量平均分子量が10万以上であり、かつ窒素分(重量%、固形分換算)が0.5〜3.0%のカチオン化フェヌグリークガムを1.2〜5.0重量%配合し、さらにアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤を配合した、25℃で10000〜50000mPa・sの粘度を有する高粘度毛髪用洗浄剤組成物。
  2. アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤を10〜40重量%配合した、請求項に記載の高粘度毛髪用洗浄剤組成物。
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