JP3219481U - 保温材投入装置及び保温材投入ユニット - Google Patents

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晴記 飛松
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Abstract

【課題】必要量の保温材を所望のタイミングで投入することが可能な保温材投入装置を提供する。【解決手段】鋳型100の上方に配設され、この鋳型100内に保温材を投入する保温材投入装置2であって、中心軸が上下方向に配設され、かつ上下方向に分断された筒状の枠体11と、枠体11の下部開口を閉塞し、第1保温材が載置される底板12と、枠体11の分断部分に挿入され、枠体11の内部空間を上下に区画し、第2保温材が載置される仕切り板13と、底板12を左右方向に移動させ、第1保温材を下部開口から落下可能に構成される第1スライド機構14と、底板12が移動した状態で仕切り板13を左右方向に移動させ、第2保温材を下部開口から落下可能に構成される第2スライド機構15とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、保温材投入装置及び保温材投入ユニットに関する。
溶融金属を鋳型内に注入し、凝固させる造塊法が広く採用されている。この造塊法では、(1)溶融金属の輻射抜熱に起因する湯面側からの温度低下により鋼塊が上部から凝固することを抑制すること、(2)湯面側の断熱性を高めることで鋼塊中の最終凝固部を可能な限り上方に遷移すること、(3)溶融金属の酸化を防止すること、等を目的として溶融金属を鋳型内に規定量まで注入した後、鋳型の上方から湯面に保温材を投入する。
従来、この保温材の投入は、作業者が鋳型内に所定量毎投げ込むことで行われている。しかしながら、この方法によると、投入時間が長くなると共に、投入箇所も作業者側に集中する。そのため、この方法によると、製品の品質を均質に制御し難い。
このような事情に鑑みて、今日では鋳型内に均一に保温材を投入可能な保温材投入装置が提案されている。この保温材投入装置としては、例えば段ボール等の可燃性の材料で構成され、内部に保温材を収容する箱体を備え、湯面の上昇に基づく箱体の燃焼によって保温材を落下投入させるものが発案されている(特開昭48−75423号公報参照)。
特開昭48−75423号公報
一方、保温材が湯面に大量に投入されると、保温材と接触した溶融金属は保温材に熱が奪われることで一時的に温度が低下して沈殿晶が発生するおそれがある。そして、この沈殿晶は、非金属介在物を含んで鋳型内を沈んでいき、製品の欠陥を招来するおそれがある。そのため、今日では、保温効果を持続させるため、一定量の保温材を間隔を空けて投入することや、速効性、遅効性等の2種以上の保温材を所望のタイミングで投入することが行われている。
しかしながら、上記公報に記載の保温材投入装置は、可燃性の材料からなる箱体に保温材を収容するものであり、この箱体が燃焼すると、内部に収容された保温材の全量が同時に鋳型内に投入される。さらに、この保温材投入装置は、箱体の燃焼に基づいて保温材を投入するものであるため、所望のタイミングで保温材を投入できない場合がある。
本考案は、このような事情に基づいてなされたもので、必要量の保温材を所望のタイミングで投入することが可能な保温材投入装置及び保温材投入ユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本考案に係る保温材投入装置は、鋳型の上方に配設され、この鋳型内に保温材を投入する保温材投入装置であって、中心軸が上下方向に配設され、かつ上下方向に分断された筒状の枠体と、上記枠体の下部開口を閉塞し、第1保温材が載置される底板と、上記枠体の分断部分に挿入され、上記枠体の内部空間を上下に区画し、第2保温材が載置される仕切り板と、上記底板を左右方向に移動させ、上記第1保温材を上記下部開口から落下可能に構成される第1スライド機構と、上記底板が移動した状態で上記仕切り板を左右方向に移動させ、上記第2保温材を上記下部開口から落下可能に構成される第2スライド機構とを備える。
当該保温材投入装置は、枠体の下部開口を閉塞し、第1保温材が載置される底板と、この枠体の内部空間を上下に区画し、第2保温材が載置される仕切り板とを備えており、上記底板及び仕切り板がそれぞれ独立して左右方向に移動可能に構成されている。そのため、当該保温材投入装置は、上記底板及び仕切り板をこの順でかつ所望のタイミングで移動させることで、第1保温材及び第2保温材を所望のタイミングで上記枠体の下部開口から鋳型内に投入することができる。
上記第1スライド機構が、上記底板の下面に設けられる第1フレームと、この第1フレームの下側に取り付けられる複数の第1ローラと、上記第1フレームの鉛直下方でこの第1フレームと対向して配設され、上記第1フレームがスライド可能となるように上記複数の第1ローラを支持する第1ガイドレールとを有し、上記第2スライド機構が、上記仕切り板の下面に設けられる第2フレームと、この第2フレームの下側に取り付けられる複数の第2ローラと、上記第2フレームの鉛直下方でこの第2フレームと対向して配設され、上記第2フレームがスライド可能となるように上記複数の第2ローラを支持する第2ガイドレールとを有するとよい。これにより、上記底板及び仕切り板を容易かつ確実に移動させることができる。
上記底板及び仕切り板の移動を防止するストッパーをさらに備えるとよい。このように、上記底板及び仕切り板の移動を防止するストッパーをさらに備えることによって、上記底板及び仕切り板の意図しない移動を防止し、上記第1保温材及び第2保温材を所望のタイミングでより容易かつ確実に投入することができる。
当該保温材投入装置は、上記底板に配設される第1持ち手部と、上記仕切り板に配設される第2持ち手部とをさらに備え、上記第1持ち手部が、上記底板の移動方向に突出する左右一対の第1サイドバーと、この一対の第1サイドバーの先端部同士を接続する第1把持バーとを有し、上記第2持ち手部が、上記仕切り板の移動方向に突出する左右一対の第2サイドバーと、この一対の第2サイドバーの先端部同士を接続する第2把持バーとを有するとよい。このように、上記第1持ち手部が、上記底板の移動方向に突出する左右一対の第1サイドバーと、この一対の第1サイドバーの先端部同士を接続する第1把持バーとを有し、上記第2持ち手部が、上記仕切り板の移動方向に突出する左右一対の第2サイドバーと、この一対の第2サイドバーの先端部同士を接続する第2把持バーとを有することによって、作業者は上記第1把持バー及び第2把持バーを把持して引っ張ることで上記底板及び仕切り板を容易に移動させることができる。
上記底板及び仕切り板の移動前後において、上記第1把持バー及び第2把持バーが平面視で上記鋳型の上部開口の外側に位置するとよい。このように、上記底板及び仕切り板の移動前後において、上記第1把持バー及び第2把持バーが平面視で上記鋳型の上部開口の外側に位置することによって、作業者は上記底板及び仕切り板の移動を容易かつ安全に行うことができる。
上記第1持ち手部及び第2持ち手部が平面視で重なる位置に設けられ、上記第1持ち手部が、上記一対の第1サイドバーの基端側で折り曲げ可能に構成されるとよい。このように、上記第1持ち手部及び第2持ち手部が平面視で重なる位置に設けられ、上記第1持ち手部が、上記一対の第1サイドバーの基端側で折り曲げ可能に構成されることによって、作業者は上記第1把持バーを把持して第1持ち手部を手前に引いて上記底板を移動させ、さらに上記第1持ち手部を一対の第1サイドバーの基端側で折り曲げたうえ、上記第2把持バーを把持して第2持ち手部を手前に引くことで、上記底板及び仕切り板を容易に移動させることができる。これにより、作業者は、上記底板及び仕切り板の移動を同じ作業位置で容易に行うことができる。
当該保温材投入装置は、上記枠体の上部開口を封止可能な蓋をさらに備えるとよい。このように、上記枠体の上部開口を封止可能な蓋をさらに備えることによって、上記枠体内への異物の混入を防止し、ひいては得られる製品の品質の低下を抑えることができる。
また、上記課題を解決するためになされた本考案に係る保温材投入ユニットは、上記鋳型の上方に着脱可能に載置される支持台と、上記支持台に載置される当該保温材投入装置とを備える。
当該保温材投入ユニットは、上記鋳型に対して着脱可能に構成されるので、鋳込み後の鋼塊の運搬時前に上記鋳型から取り外すことができ、製造作業の妨げとなることを防止することができる。
以上説明したように、本考案の保温材投入装置及び保温材投入ユニットは、必要量の保温材を所望のタイミングで投入することができる。
本考案の一実施形態に係る保温材投入ユニットの鋳型上方への配設状態を示す模式図である。 図1の保温材投入ユニットの模式的平面図である。 図1の保温材投入ユニットの蓋、底板及び仕切り板を取り外した状態を示す模式的平面図である。 図1の保温材投入ユニットの蓋を取り外した状態を示す模式的平面図である。 図1の保温材投入ユニットの第1持ち手部を示す模式的平面図である。 図1の保温材投入ユニットの保温材投入手順を示す模式図である。 図1の保温材投入ユニットの図6Aに示す手順の次の保温材投入手順を示す模式図である。 図1の保温材投入ユニットの図6Bに示す手順の次の保温材投入手順を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
<保温材投入ユニット>
図1及び図2に示すように、当該保温材投入ユニット1は、保温材投入装置2と、保温材投入装置2が載置される支持台3とを備える。当該保温材投入装置2は、鋳型100の上方に配設され、鋳型100内に保温材を投入可能に構成されている。
鋳型100は、下注造塊装置に用いられるもので、厚さ方向に貫通する注入口101aを有する底盤101上に設けられる。この下注造塊装置では、注入口101aは注入管(不図示)を介して取鍋(不図示)に接続されている。この下注造塊装置を用いた下注造塊方法では、取鍋から送られる溶融金属を注入口101aを介して鋳型100の下方から鋳型100内に注ぎ込む。鋳型100の上端部には押湯枠102が形成されている。押湯枠102は筒状である。押湯枠102の平面視形状は、鋳型100の上部開口の形状に対応しており、本実施形態では平面視円環状である。押湯枠102の上部開口の平均径としては、例えば1m以上2m以下程度とすることができる。
(保温材投入装置)
当該保温材投入装置2は、押湯枠102の上方に配設され、押湯枠102の上部開口から鋳型100内に保温材を投入可能に構成されている。当該保温材投入装置2は、直接的には支持台3に載置され、この支持台3を介して押湯枠102の上方に配設される。当該保温材投入装置2は、中心軸が上下方向に配設され、かつ上下方向に分断された筒状の枠体11と、枠体11の下部開口を閉塞し、第1保温材(不図示)が載置される底板12と、枠体11の分断部分11aに挿入され、枠体11の内部空間を上下に区画し、第2保温材(不図示)が載置される仕切り板13と、底板12を左右方向に移動させ、上記第1保温材を枠体11の下部開口から落下可能に構成される第1スライド機構14と、底板12が移動した状態で仕切り板13を左右方向に移動させ、上記第2保温材を枠体11の下部開口から落下可能に構成される第2スライド機構15とを備える。また、当該保温材投入装置2は、底板12及び仕切り板13の移動を防止するストッパー16と、底板12に配設される第1持ち手部17と、仕切り板13に配設される第2持ち手部18と、枠体11の上部開口を封止可能な蓋19とを備える。さらに、当該保温材投入装置2は、底板12によって枠体11の下部開口を閉塞できるよう、枠体11の下部開口と設置面とを一定の間隔で保持する支持部材(不図示)を備えていてもよい。なお、「上下方向」とは、略鉛直方向をいう。また、「左右方向」とは、上下方向と略直交する方向をいい、例えば鉛直方向とのなす角度が10°以下、好ましくは5°以下、最も好ましくは0°である方向をいう。
〈枠体〉
枠体11の具体的形状としては、円筒状、多角筒状、楕円筒状等が挙げられ、本実施形態においては四角筒状である。図3に示すように、枠体11は、平面視で下部開口が押湯枠102の上部開口に含まれるよう配設されている。枠体11は、上述のように上下方向に分断されており、分断部分11aよりも下側の内部空間が上記第1保温材の収容空間を構成し、分断部分11aよりも上側の内部空間が上記第2保温材の収容空間を構成するよう設けられている。枠体11は耐熱性を有する。枠体11の材質としては、例えば鋼鉄、ステンレス鋼等の金属が挙げられる。枠体11の分断部分11aの上側部分及び下側部分は、支持部材(不図示)によって一定間隔で固定されていてもよく、枠体11の周方向の一部分に分断されない領域を残しておくことで一定間隔で保持されてもよい。
〈底板〉
底板12は平板状である。また、底板12は平面視矩形状である。底板12は、上記第1保温材の収容空間の底壁を構成する。底板12は、枠体11の下部開口を完全に閉塞可能に構成されている。底板12は、湯面側からの加熱に対する十分な耐熱性を有する。底板12の材質としては、例えば鋼鉄、ステンレス鋼等の金属が挙げられる。
〈仕切り板〉
仕切り板13は平板状である。また、仕切り板13は平面視矩形状である。仕切り板13は、枠体11の分断部分11aに挿入され、上記第1保温材の収容空間の天壁を構成すると共に、上記第2保温材の収容空間の底壁を構成する。図4に示すように、仕切り板13は、上記第1保温材の収容空間と上記第2保温材の収容空間とを確実に区画できるよう、平面視で枠体11の内部空間を完全に閉塞可能に構成されている。仕切り板13は、湯面側からの加熱に対する十分な耐熱性を有する。仕切り板13の材質としては、例えば鋼鉄、ステンレス鋼等の金属が挙げられる。
〈第1スライド機構〉
第1スライド機構14は、底板12の下面に設けられる第1フレーム14aと、第1フレーム14aの下側に取り付けられる複数の第1ローラ14bと、第1フレーム14aの鉛直直下で第1フレーム14aと対向して配設され、第1フレーム14aがスライド可能となるように複数の第1ローラ14bを支持する第1ガイドレール14cとを有する。第1フレーム14aは底板12の下面の対向する一対の端縁にこの端縁と平行に配設されている。また、第1ガイドレール14cは、第1フレーム14aの鉛直下方で上記一対の端縁と平行に延在している。第1ガイドレール14cは、平面視で枠体11の外周面を超える位置まで延びており、第1フレーム14aをスライドさせることで底板12を枠体11の内部空間の外側まで移動可能に構成されている。当該保温材投入装置2は、第1スライド機構14が、第1フレーム14a、複数の第1ローラ14b及び第1ガイドレール14cを有することで、底板12を容易かつ確実に移動させることができる。
〈第2スライド機構〉
第2スライド機構15は、仕切り板13の下面に設けられる第2フレーム15aと、第2フレーム15aの下側に取り付けられる複数の第2ローラ15bと、第2フレーム15aの鉛直下方で第2フレーム15aと対向して配設され、第2フレーム15aがスライド可能となるように複数の第2ローラ15bを支持する第2ガイドレール15cとを有する。第2フレーム15aは仕切り板13の下面の対向する一対の端縁にこの端縁と平行に配設されている。また、第2ガイドレール15cは、第2フレーム15aの鉛直下方で上記一対の端縁と平行に延在している。第2ガイドレール15cは、平面視で枠体11の外周面を超える位置まで延びており、第2フレーム15aをスライドさせることで仕切り板13を枠体11の内部空間の外側まで移動可能に構成されている。第2ガイドレール15cは第1ガイドレール14cと平行に設けられており、これにより底板12及び仕切り板13は同一方向に移動可能に構成されている。当該保温材投入装置2は、第2スライド機構15が、第2フレーム15a、複数の第2ローラ15b及び第2ガイドレール15cを有することで、仕切り板13を容易かつ確実に移動させることができる。
〈ストッパー〉
ストッパー16は例えば板状である。図4及び図5に示すように、ストッパー16は、一方の面を底板12及び仕切り板13の移動方向Xの端面に当接可能に構成されている。また、ストッパー16は、底板12及び仕切り板13との当接を解除するよう底板12及び仕切り板13の上記端面と平行方向Yにスライド可能に構成されている。これにより、ストッパー16は、底板12及び仕切り板13の上記端面との当接状態で底板12及び仕切り板13の移動を同時に防止すると共に、平行方向Yにスライドすることで底板12及び仕切り板13を共に移動可能に制御するよう構成されている。なお、ストッパー16は、底板12及び仕切り板13と当接可能な板状の本体に加え、スライド時に作業者が把持するための把持部を有していてもよい。当該保温材投入装置2は、底板12及び仕切り板13の移動を防止するストッパー16を備えることによって、底板12及び仕切り板13の意図しない移動を防止し、上記第1保温材及び第2保温材を所望のタイミングでより容易かつ確実に投入することができる。
〈第1持ち手部〉
図5に示すように、第1持ち手部17は、底板12の移動方向Xに突出する左右一対の第1サイドバー17aと、一対の第1サイドバー17aの先端部同士を接続する第1把持バー17bとを有する。また、第1持ち手部17は、一対の第1サイドバー17aの中間部同士を接続する第1補強バー17cを有する。当該保温材投入装置2は、第1持ち手部17が一対の第1サイドバー17a及び第1把持バー17bを有することで、作業者が第1把持バー17bを把持して移動方向Xに引くことで底板12を枠体11の内部空間の外側まで容易に移動させることができる。
図1及び図2に示すように、第1持ち手部17は、第2持ち手部18と平面視で重なる位置に設けられている。また、図1及び図5に示すように、第1持ち手部17は、一対の第1サイドバー17aの基端側(底板12と連結される側)に一対の折曲部17dを有する。一対の折曲部17dは、一対の第1サイドバー17aを基端側で折り曲げ可能に構成されており、より詳しくは一対の第1サイドバー17aを基端側で下方に折り曲げ可能に構成されている。折曲部17dは、例えば第1サイドバー17aを構成する一対の棒部材を揺動可能に連結する枢軸である。当該保温材投入装置2は、第1持ち手部17及び第2持ち手部18が平面視で重なる位置に設けられており、かつ第1持ち手部17が、一対の第1サイドバー17aの基端側で折り曲げ可能に構成されるので、作業者は第1把持バー17bを把持して第1持ち手部17を手前に引いて底板12を移動させ、さらに第1持ち手部17を一対の第1サイドバー17aの基端側で折り曲げたうえ、第2把持バー18bを把持して第2持ち手部18を手前に引くことで、底板12及び仕切り板13を容易に移動させることができる。これにより、作業者は、底板12及び仕切り板13の移動を同じ作業位置で容易に行うことができる。
図5に示すように、第1把持バー17bは、底板12の移動前後において平面視で鋳型100の上部開口の外側に位置している。より詳しくは、第1把持バー17bは、底板12の移動前後において平面視で押湯枠102の外周縁の外側に位置している。これにより、作業者は、底板12の移動を容易かつ安全に行うことができる。
〈第2持ち手部〉
図2に示すように、第2持ち手部18は、仕切り板13の移動方向Xに突出する左右一対の第2サイドバー18aと、一対の第2サイドバー18aの先端部同士を接続する第2把持バー18bとを有する。また、第2持ち手部18は、一対の第2サイドバー18aの中間部同士を接続する第2補強バー18cを有する。当該保温材投入装置2は、第2持ち手部18が一対の第2サイドバー18a及び第2把持バー18bを有することで、作業者が第2把持バー18bを把持して移動方向Xに引くことで仕切り板13を枠体11の内部空間の外側まで容易に移動させることができる。
図2に示すように、第2把持バー18bは、仕切り板13の移動前後において平面視で鋳型100の上部開口の外側に位置している。より詳しくは、第2把持バー18bは、仕切り板13の移動前後において平面視で押湯枠102の外周縁の外側に位置している。これにより、作業者は、仕切り板13の移動を容易かつ安全に行うことができる。
〈蓋〉
図2に示すように、蓋19は、枠体11の上部開口を封止する板状の本体19aと、本体19aの上面に突設される把持部19bとを有する。当該保温材投入装置2は、枠体11の上部開口を封止可能な蓋19を備えることで、枠体11内への異物の混入を防止し、ひいては得られる製品の品質の低下を抑えることができる。
(支持台)
支持台3は、当該保温材投入装置2を支持する。支持台3は、鋳型100の上方に着脱可能に載置される。支持台3は、例えば複数の棒状部材を平面視矩形状に組み合わせた支持部3aを有し、この支持部3a上に当該保温材投入装置2が載置される。当該保温材投入装置2は、支持台3上に固定されてもよく、支持台3上に着脱自在に配設されてもよい。
(保温材の投入手順)
次に、図6A〜図6Cを参照して当該保温材投入装置2による保温材の投入手順について説明する。まず、図6Aに示すように、第1保温材H1が底板12に載置され、第2保温材H2が仕切り板13に載置され、枠体11の上部開口が蓋19で封止された状態で、作業者がストッパー16をスライドさせて底板12及び仕切り板13を移動可能にする。なお、第1保温材H1及び第2保温材H2の種類としては、特に限定されるものではないが、例えば第1保温材H1としては粉末状の速効性の保温材を用い、第2保温材H2としては粉末状の遅効性の保温材を用いることができる。また、第1保温材H1は、蓋19が配設されておらず、かつ仕切り板13が枠体11の内部空間の外側まで移動した状態で枠体11の上部開口から底板12上に供給することができる。さらに、第2保温材H2は、第1保温材H1が底板12上に供給された後に、仕切り板13を枠体11の分断部分11aに挿入し、枠体11の上部開口から仕切り板13上に供給することができる。
次に、図6Bに示すように、作業者は、移動方向Xに第1持ち手部17を引き、底板12を枠体11の内部空間の外側まで移動する。これにより、第1保温材H1が鋳型100内に投入される。さらに、作業者は、第1保温材H1の投入後、折曲部17dを折り曲げることで第1持ち手部17を一対のサイドバー17aの基端側で下側に折り曲げる。
続いて、図6Cに示すように、作業者は、移動方向Xに第2持ち手部18を引き、仕切り板13を枠体11の内部空間の外側まで移動する。これにより、第2保温材H2が鋳型100内に投入される。
<利点>
当該保温材投入装置2は、枠体11の下部開口を閉塞し、第1保温材H1が載置される底板12と、枠体11の内部空間を上下に区画し、第2保温材H2が載置される仕切り板13とを備えており、底板12及び仕切り板13がそれぞれ独立して左右方向に移動可能に構成されている。そのため、当該保温材投入装置2は、底板12及び仕切り板13をこの順でかつ所望のタイミングで移動させることで、第1保温材H1及び第2保温材H2を所望のタイミングで枠体11の下部開口から投入することができる。
当該保温材投入ユニット1は、鋳型100に対して着脱可能に構成されるので、鋳込み後の鋼塊の運搬時前に鋳型100から取り外すことができ、製造作業の妨げとなることを防止することができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
例えば上記枠体は、上下方向に3以上に分断されていてもよい。この場合、各分断部分に仕切り板を挿入することで、各仕切り板上に保温材を載置することができる。また、上記枠体は、例えば分断部分の上下で内部空間の形状等が異なっていてもよい。
第1スライド機構及び第2スライド機構は、上述のようにガイドレールによって複数のローラを支持することで構成されることが好ましい。但し、上記第1スライド機構及び第2スライド機構の具体的構成は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば底板及び仕切り板を設置面から浮かせてスライドさせるように構成されてもよい。また、上記第1スライド機構及び第2スライド機構は、底板及び仕切り板の移動をコンピュータによって制御するよう構成されてもよい。
当該保温材投入装置は、必ずしも上述のストッパーを備えていなくてもよい。また、当該保温材投入装置がストッパーを備える場合でも、このストッパーの具体的構成は上記実施形態の構成に限定されるものではない。上記ストッパーは、例えば第1ガイドレール及び第2ガイドレール上での複数の第1ローラ及び複数の第2ローラの移動を防止するものであってもよい。さらに、上記ストッパーは、底板及び仕切り板の移動を別個に制御するよう構成されてもよい。
当該保温材投入装置は、上述の第1持ち手部及び第2持ち手部によって底板及び仕切り板を移動させるよう構成されていなくてもよい。また、当該保温材投入装置が第1持ち手部及び第2持ち手部を備える場合であっても、この第1持ち手部及び第2持ち手部の具体的構成は上記実施形態の構成に限定されるものではない。上記第1持ち手部及び第2持ち手部は平面視で重なり合わないよう構成されてもよく、例えばこの場合に第1持ち手部が折り曲げ可能に構成されていなくてもよい。さらに、第1持ち手部及び第2持ち手部が、上記実施形態の構成を有する場合であっても、作業者の安全性が確保される場合であれば第1把持バー及び第2把持バーは平面視で鋳型の上部開口上に位置していてもよい。
当該保温材投入装置は、異物の混入が問題とならないような場合であれば、必ずしも上述の蓋を備えなくてもよい。また、上記蓋を備える場合であても、この蓋の具体的構成は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。
上記支持台の具体的構成は特に限定されるものではない。また、当該保温材投入装置は、直接鋳型の上方に配設されるよう構成されてもよい。
以下、実施例に基づき本考案を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本考案が限定的に解釈されるものではない。
[実施例]
底板12上に粉末状の速効性の第1保温材H1が60kg、仕切り板13上に粉末状の遅効性の第2保温材H2が72kg載置された図1の保温材投入ユニット1を下注造塊装置の押湯枠102上に載置した後、鋳型100内に溶融金属を59.9ton注入した。なお、押湯枠102の上部開口の平均径は1300mmであった。この溶融金属の注入直後の鋳型100内での温度は1564℃であった。この溶融金属を鋳込み速度1.9ton/分で鋳込みつつ、第1持ち手部17を引いて枠体11の下部開口から鋳型100内に第1保温材H1を投入し、この第1持ち手部17の一対の第1サイドバー17aの基端側を折り曲げたうえ、第2持ち手部18を引いて枠体11の下部開口から鋳型100内に第2保温材H2を投入した。その結果、第1保温材H1及び第2保温材H2の合計投入時間は20秒であり、かつ第1保温材H1及び第2保温材H2を鋳型100内に均一に投入することができた。
[比較例]
実施例と同様の下注造塊装置の鋳型100内に溶融金属を59.9ton注入した。この溶融金属の注入直後の鋳型100内での温度は1564℃であった。この溶融金属を鋳込み速度1.9ton/分で鋳込みつつ、押湯枠102の上方からそれぞれ袋詰め状態の60kgの第1保温材H1及び72kgの第2保温材H2を袋から出しつつ鋳型100内に投入した。その結果、第1保温材H1及び第2保温材H2の合計投入時間は64秒であり、かつ第1保温材H1及び第2保温材H2の投入箇所は作業者側に集中した。
以上説明したように、本考案の保温材投入装置及び保温材投入ユニットは、鋳型の上方から必要量の保温材を所望のタイミングで投入することができるので、下注造塊装置用として適している。
1 保温材投入ユニット
2 保温材投入装置
3 支持台
3a 支持部
11 枠体
11a 分断部分
12 底板
13 仕切り板
14 第1スライド機構
14a 第1フレーム
14b 第1ローラ
14c 第1ガイドレール
15 第2スライド機構
15a 第2フレーム
15b 第2ローラ
15c 第2ガイドレール
16 ストッパー
17 第1持ち手部
17a 第1サイドバー
17b 第1把持バー
17c 第1補強バー
17d 折曲部
18 第2持ち手部
18a 第2サイドバー
18b 第2把持バー
18c 第2補強バー
19 蓋
19a 本体
19b 把持部
100 鋳型
101 底盤
101a 注入口
102 押湯枠
H1 第1保温材
H2 第2保温材
X 移動方向
Y 平行方向

Claims (8)

  1. 鋳型の上方に配設され、この鋳型内に保温材を投入する保温材投入装置であって、
    中心軸が上下方向に配設され、かつ上下方向に分断された筒状の枠体と、
    上記枠体の下部開口を閉塞し、第1保温材が載置される底板と、
    上記枠体の分断部分に挿入され、上記枠体の内部空間を上下に区画し、第2保温材が載置される仕切り板と、
    上記底板を左右方向に移動させ、上記第1保温材を上記下部開口から落下可能に構成される第1スライド機構と、
    上記底板が移動した状態で上記仕切り板を左右方向に移動させ、上記第2保温材を上記下部開口から落下可能に構成される第2スライド機構と
    を備える保温材投入装置。
  2. 上記第1スライド機構が、上記底板の下面に設けられる第1フレームと、この第1フレームの下側に取り付けられる複数の第1ローラと、上記第1フレームの鉛直下方でこの第1フレームと対向して配設され、上記第1フレームがスライド可能となるように上記複数の第1ローラを支持する第1ガイドレールとを有し、
    上記第2スライド機構が、上記仕切り板の下面に設けられる第2フレームと、この第2フレームの下側に取り付けられる複数の第2ローラと、上記第2フレームの鉛直下方でこの第2フレームと対向して配設され、上記第2フレームがスライド可能となるように上記複数の第2ローラを支持する第2ガイドレールとを有する請求項1に記載の保温材投入装置。
  3. 上記底板及び仕切り板の移動を防止するストッパーをさらに備える請求項1又は請求項2に記載の保温材投入装置。
  4. 上記底板に配設される第1持ち手部と、
    上記仕切り板に配設される第2持ち手部と
    をさらに備え、
    上記第1持ち手部が、上記底板の移動方向に突出する左右一対の第1サイドバーと、この一対の第1サイドバーの先端部同士を接続する第1把持バーとを有し、
    上記第2持ち手部が、上記仕切り板の移動方向に突出する左右一対の第2サイドバーと、この一対の第2サイドバーの先端部同士を接続する第2把持バーとを有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の保温材投入装置。
  5. 上記底板及び仕切り板の移動前後において、上記第1把持バー及び第2把持バーが平面視で上記鋳型の上部開口の外側に位置する請求項4に記載の保温材投入装置。
  6. 上記第1持ち手部及び第2持ち手部が平面視で重なる位置に設けられ、
    上記第1持ち手部が、上記一対の第1サイドバーの基端側で折り曲げ可能に構成される請求項4又は請求項5に記載の保温材投入装置。
  7. 上記枠体の上部開口を封止可能な蓋をさらに備える請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の保温材投入装置。
  8. 上記鋳型の上方に着脱可能に載置される支持台と、
    上記支持台に載置される請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の保温材投入装置と
    を備える保温材投入ユニット。
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