JP3219374U - 軸回り用吊り天秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】高所にある軸回り作業の作業者負担を軽減できる軸回り用吊り天秤を提供する【解決手段】本考案の軸回り用吊り天秤10は、チェーン14の両端をつるべ式に交互に昇降させる吊り上げ手段12と、水平に配置された棒状構造物の軸回りに沿った弧状の本体を有し、前記チェーン14の一端が前記本体の一端側に、前記チェーン14の他端が前記本体の他端側に接続する弧型天秤本体20と、前記弧型天秤本体20を前記棒状構造物の軸回りに周回移動可能に挟持するとともに、前記チェーン14の送り出し又は巻き上げ自在に軸支するトロリー40と、を備えたことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば水平に配置された棒状構造物となるガスタービンの燃焼器の分解、組立て、交換などの軸回り作業に適用可能な軸回り用吊り天秤に関する。
発電所のガスタービンの燃焼器は、ガスタービン本体の軸回りに複数個、所定角度で配置し、燃焼して生成した高温の燃焼ガスをタービンに送り駆動させるものである。
この燃焼器は、軸方向に複数の部品を連結した構成であり、具体的には、燃焼ノズルを有する燃焼ノズルケーシングと、内筒及び外筒からなる燃焼器ケーシングと、燃焼ガスをタービンへ供給するトラジションピースの3つの主部品からなる。
このような構成の燃焼器は、運転時において、燃焼ノズルから供給された燃料が加圧空気とともに内筒内で燃焼する。そして生成した燃焼ガスがトラジションピースからタービンへ送られて動翼が回転する。
この燃焼器を構成する各部品は、高温雰囲気などの過酷な条件下で使用されるため、摩耗、クラック、金属疲労などの損傷を受け、破壊してしまう。そのため発電所においては、定期的に停止し、点検・補修作業を行っている。
従来、燃焼器は重量物のため、点検作業には天井クレーンを使用した作業者の手作業により行われていた。しかし、前述のようにガスタービン本体の軸回りに複数個配置した燃焼器のうち、ガスタービン本体の下部に配置した燃焼器は、天井クレーンが使用できないため、別途チェーンブロックを用意して行わなければならず危険かつ困難な作業となっていた。
そこで特許文献1に開示の吊り装置は、ガスタービンの軸回りで周回移動が可能な円弧形状アームをガスタービン本体の上側に搭載部を介して取り付け、さらに円弧形状アーム上で周回移動する挿入・引抜き装置を連結している。
しかしながら、前記吊り装置は、ガスタービン本体への搭載部の取り付け時にロック機構が必要となり、周回移動時にはアームガイドが必要となる。
このため、既存設備には改造等しなければ適用することができない。また装置構成が複雑で重量物となり、狭隘な現場では天井クレーンによる取り扱いが困難な作業となる。
特開平10−196402号公報
本考案が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題点に鑑み、高所にある軸回り作業の作業者負担を軽減できる軸回り用吊り天秤を提供することにある。
本考案は、上記課題を解決するための第1の手段として、チェーンの両端をつるべ式に交互に昇降させる吊り上げ手段と、
水平に配置された棒状構造物の軸回りに沿った弧状の本体を有し、前記チェーンの一端が前記本体の一端側に、前記チェーンの他端が前記本体の他端側に接続する弧型天秤本体と、
前記弧型天秤本体を前記棒状構造物の軸回りに周回移動可能に挟持するとともに、前記チェーンの送り出し又は巻き上げ自在に軸支するトロリーと、
を備えたことを特徴とする軸回り用吊り天秤を提供することにある。
上記第1の手段によれば、天井クレーンで吊り上げた状態で水平に配置された棒状構造物の下方へ回り込んで装置等を搬送することができ、吊り替え等の必要がなく、容易に、効率よく、安全に高所作業を行うことができる。
本考案は、上記課題を解決するための第2の手段として、第1の手段において、前記トロリーは、前記弧型天秤本体の上面に転接する第1及び第2上部車輪と、前記弧型天秤本体の下面に転接する下部車輪と、を備え、
前記第1及び第2上部車輪は内部に前記チェーンの一端及び他端を送り出し又は巻き上げ自在に軸支するシーブを有することを特徴とする軸回り用吊り天秤を提供することにある。
上記第2の手段によれば、吊り上げ手段のチェーン送り出し又は巻き上げ動作に連動して挟持する弧型天秤本体を長手方向に沿って進退移動できる。このため水平に配置された棒状構造物の側方から下方への回り込みが容易に行える。
本考案は、上記課題を解決するための第3の手段として、第2の手段において、前記第1及び第2上部車輪と下部車輪は、いずれも一対の片ツバ車輪を用いたことを特徴とする軸回り用吊り天秤を提供することにある。
上記第3の手段によれば、車輪のツバ間に本体が収まってトロリーから弧型天秤本体が脱落することを防止できる。
本考案は、上記課題を解決するための第4の手段として、第2又は第3の手段において、前記弧型天秤本体は、上部フランジに取り付けてチェーンが嵌る中心溝を有するチェーンガイドと、
前記シーブとチェーンを間に挟んで対向し前記チェーンの送り出し又は巻き上げを軸支する送りローラと、
を備えたことを特徴とする軸回り用吊り天秤を提供することにある。
上記第4の手段によれば、シーブと送りローラによりチェーンを噛み込み、かつ上部フランジ上のチェーンガイドにチェーンが嵌り込むことにより、トロリーの第1及び第2上部車輪からチェーンが脱落することを防止できる。またチェーンの送り出し又は巻き上げを周回移動に効率良く伝達できる。
本考案は、上記課題を解決するための第5の手段として、第1ないし第4のいずれか1の手段において、前記トロリーは、前記弧型天秤本体の主面に当接する固定ピンを備えたことを特徴とする軸回り用吊り天秤を提供することにある。
上記第5の手段によれば、弧型天秤の周回移動を防止でき、停止時、天井クレーンによる移動時、周回移動後の作業時などの際に弧型天秤本体の誤作動を防止又は本体を固定できる。
本考案は、上記課題を解決するための第6の手段として、第1ないし第5のいずれか1の手段において、前記トロリーは、前記チェーンのリング穴に貫通するストッパーを備えたことを特徴とする軸回り用吊り天秤を提供することにある。
上記第6の手段によれば、吊り上げ手段のチェーンの送り出し又は巻き上げを防止でき、停止時、天井クレーンによる移動時、周回移動後の作業時などの際に吊り上げ手段の誤作動を防止又はチェーンを固定できる。
本考案によれば、天井クレーンで吊り上げた状態で水平に配置された棒状構造物の下方へ回り込んで装置等を搬送することができ、吊り替え等の必要がなく、容易に、効率よく、安全に高所作業を行うことができる。
また天井クレーンなどで吊った状態で作業を行えるため、水平に配置された棒状構造物上への固定作業が必要ない。固定手段を別途設ける必要がなく、既存のガスタービン本体に適用できる。
本考案の軸回り用吊り天秤の正面図である。 トロリーの正面図である。 トロリーの平面図である。 図2のC−C矢視断面拡大図である。 図2のD−D矢視断面拡大図である。 図3のF−F矢視断面図である。 図6のH−H矢視断面図である(チェーン省略)。 チェーン端部及び留め金具の説明図であり、(A)側面図、(B)正面図である。 図2のG−G矢視断面拡大図である。 図2のE−E矢視断面拡大図である。 本考案の軸回り用吊り天秤の説明図である。
本考案の軸回り用吊り天秤の実施形態について、図面を参照しながら、以下詳細に説明する。本考案の軸回り用吊り天秤は、一例としてガスタービンなどの水平に配置された棒状構造物(断面が円、楕円、多角形、これらの筒形など)に適用可能であって、軸回りに沿って周回移動する天秤である。
[軸回り用吊り天秤10]
図1は、本考案の軸回り用吊り天秤の正面図である。なお図1はチェーン単体の一部を省略して一本線で示している。図2はトロリーの正面図である。図3はトロリーの平面図である。図4は図2のC−C矢視断面拡大図である。図5は図2のD−D矢視断面拡大図である。図6は図3のF−F矢視断面図である。図7は図6のH−H矢視断面図である(チェーン省略)。図8はチェーン端部及び留め金具の説明図であり、(A)側面図、(B)正面図である。図9は図2のG−G矢視断面拡大図である。図10は図2のE−E矢視断面拡大図である。図11は本考案の軸回り用吊り天秤の説明図である。
図1に示すように本考案の軸回り用吊り天秤10は、チェーン14の両端をつるべ式に交互に昇降させる吊り上げ手段12と、水平に配置された棒状構造物11の軸回りに沿った弧状の本体を有し、前記チェーン14の一端が前記本体の一端側に、前記チェーン14の他端が前記本体の他端側に接続する弧型天秤本体20と、前記弧型天秤本体20を前記棒状構造物11の軸回りに周回移動可能に挟持するとともに、前記チェーン14の送り出し又は巻き上げ自在に軸支するトロリー40と、を備えている。
吊り上げ手段12は、つるべ式チェーンブロックなど、送り出し又は巻き上げるチェーン14の一端及び他端が、つるべ式に交互に昇降可能な巻き上げ装置を用いている。また吊り上げ手段12は天井クレーン等により吊り上げ可能な吊りフック13を上部に備えている。
<弧型天秤本体20>
弧型天秤本体20は、所定強度のH鋼を用い、ウェブを垂直、フランジを水平に配置して、正面視で半円型となるように湾曲形成している(図1参照)。
弧型天秤本体20の一端側と他端側に、それぞれ吊り上げ手段12のチェーン14の一端と他端を固定するため、上部フランジ201には留め金具22を設けている(図8参照)。この留め金具22は、チェーン14を間に挟む一対の金属プレート(孔付き)であって、上部フランジ201に設けて締結手段24(ボルト及びナット)を孔及びチェーン孔に挿入することにより、チェーン14の一端及び他端を上部フランジ201に固定できる。
弧型天秤本体20の上部フランジ201は、チェーン14との接触箇所にチェーンガイド26を設けている(図2〜4,6参照、図3,6はレールを省略)。チェーンガイド26は、上部フランジ201の主面に対して垂直向きのチェーン14が嵌る中心溝261と、上部フランジ201の主面に対して水平向きのチェーン14が嵌るレール262を有し、上部フランジ201の長手方向に沿って設けている。なおチェーンガイド26の厚みは、後述するシーブ52との間でチェーン14を挟持可能な長さに設定している。このような構成のチェーンガイド26は、上部フランジ201面上でチェーン14を挟持して滑ることがなく脱落を防止できる。
また弧型天秤本体20の少なくとも一方又は両端下部には、フック28を設け、所定の装置を吊り下げ可能に構成している。
なお弧型天秤本体20の形状は、半円型に限らず、中心角が90度〜270度の円弧などであっても良い。
<トロリー40>
トロリー40は、弧型天秤本体20の上部フランジ201に転接する第1及び第2上部車輪42,44と、弧型天秤本体20の下部フランジ202に転接する下部車輪46を備え、一対のプレート48間で回転軸50を支持している。
第1及び第2上部車輪42,44、下部車輪46は、いずれも一対の片ツバ車輪を用い、ベアリングを介して回転自在に回転軸50に設け、ツバ間に上部及び下部フランジ201,202が嵌るように挟持している(図4,5参照)。
第1及び第2上部車輪42,44は、一対の片ツバ車輪の間にシーブ52を有している。シーブ52は、チェーン単体の孔が一つ置きに嵌る歯のピッチに形成され、第1及び第2上部車輪42,44の内側(厚み方向の中心)でチェーン14の送り出し又は巻き上げを行っている(図3,6参照)。なおシーブ52はフランジ面に対して垂直方向のチェーン14が嵌る中心溝521を備えており、歯が嵌るチェーン単体の前後のチェーン単体が嵌りチェーン14の脱落を防止している。
トロリー40の第1及び第2上部車輪42,44の間には、送りローラ54を設けている(図6,7参照)。送りローラ54は、チェーン14を間に挟んでシーブ52と対抗する箇所に設けている。なお送りローラ54はフランジ面に対して垂直方向のチェーン14が嵌る中心溝541を備えており、シーブ52の歯が嵌るチェーン単体の前後のチェーン単体が嵌りチェーン14の脱落を防止している。
このような構成のトロリー40は、第1及び第2上部車輪42,44と下部車輪46の間で弧型天秤本体20を挟持して支持するとともに、一対のシーブ52及び送りローラ54によるチェーン14の送り出し又は巻き上げによって水平に配置された棒状構造物の軸回りに沿って弧型天秤本体20を摺動自在に支持できる。
<ストッパー60>
トロリー40にはチェーン14の送り出し又は巻き上げを防止するストッパー60を設けている(図9参照)。ストッパー60は、一対のプレート48の上側であって、正面視でチェーン14と重なる箇所に締結ボルトで固定した孔付き取付具62にトロリー40の厚み方向に挿入しチェーン単体の穴を貫通可能な固定ボルトである。
なお孔付き取付具62は下部の取付長孔によって位置調整が可能であり、ストッパー60がチェーン単体の穴を貫通させるときの位置合わせを容易にしている。このような構成のストッパー60は、天井クレーンなどによる移動時、水平に配置された棒状構造物の軸回りに沿って周回移動させた後の位置決め時などにおいて、チェーン単体の開口に貫通させて孔付き取付具62に固定することにより、吊り上げ手段12によるチェーン14の送り出し又は巻き上げなどの誤作動による弧型天秤本体20の周回移動を防止できる。
<固定ピン70>
トロリー40には弧型天秤本体20の周回移動を防止する固定ピン70を設けている(図10参照)。固定ピン70は、一対のプレート48の下側であって、正面視で下部フランジ202よりも下方箇所に締結ボルトで固定した一対のL字プレート72の孔に挿入可能な固定ボルトである。
このような構成の固定ピン70は、天井クレーンなどによる移動時、水平に配置された棒状構造物の軸回りに沿って周回移動させた後の位置決め時などにおいて、L字プレート72の孔に挿入して先端を下部フランジ202の主面に当接して固定することにより、吊り上げ手段12によるチェーン14の送り出し又は巻き上げなどの誤作動による弧型天秤本体20の周回移動を防止できる。
なおストッパー60及び固定ピン70はいずれか一方でもその効果を発揮できるほか、組み合わせることもできる。
[作用]
上記構成による本考案の軸回り用吊り天秤の作用について、以下説明する。
図1,11に示すように、燃焼器の搬送装置80を吊り下げた軸回り用吊り天秤10を天井クレーンで吊り上げて、水平に配置された棒状構造物11となるガスタービン本体の上方まで移動し、弧型天秤本体20の半円中心と棒状構造物の断面中心がほぼ一致するように配置する。
吊り上げ手段12によるチェーン14の送り出し又は巻き上げ動作により、搬送装置80を使うガスタービン本体下方の燃焼器付近まで、搬送装置80を吊り下げた側の弧型天秤本体20の端部をガスタービン本体の軸回りに周回移動させる。
弧型天秤本体20を周回移動させた後、必要に応じて、ストッパー60又は固定ピン70を用いて弧型天秤本体20を固定して位置決めする。その後、吊り下げた搬送装置80により燃焼器の着脱作業を行う。
このような本考案の軸回り用吊り天秤によれば、天井クレーンで吊り上げた状態で水平に配置された棒状構造物まで移動後、下方へ回り込んで搬送装置等を搬送することができ、吊り替え等の必要がなく、容易に、効率よく、安全に高所作業を行うことができる。
以上、本考案の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本考案は、上記実施形態に何ら制限されることなく、本考案の主旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。
また、本考案は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
本考案の軸回り用吊り天秤は、特に高所作業を伴う水平に配置された棒状構造物の設置、点検、解体作業おいて産業上の利用可能性を有する。
10 軸回り用吊り天秤
11 棒状構造物
12 吊り上げ手段
13 吊りフック
14 チェーン
20 弧型天秤本体
201 上部フランジ
202 下部フランジ
22 留め金具
24 締結手段
26 チェーンガイド
261 中心溝
262 レール
28 フック
40 トロリー
42 第1上部車輪
44 第2上部車輪
46 下部車輪
48 プレート
50 回転軸
52 シーブ
521 中心溝
54 送りローラ
60 ストッパー
62 孔付き取付具
70 固定ピン
72 L字プレート
80 搬送装置

Claims (6)

  1. チェーンの両端をつるべ式に交互に昇降させる吊り上げ手段と、
    水平に配置された棒状構造物の軸回りに沿った弧状の本体を有し、前記チェーンの一端が前記本体の一端側に、前記チェーンの他端が前記本体の他端側に接続する弧型天秤本体と、
    前記弧型天秤本体を前記棒状構造物の軸回りに周回移動可能に挟持するとともに、前記チェーンの送り出し又は巻き上げ自在に軸支するトロリーと、
    を備えたことを特徴とする軸回り用吊り天秤。
  2. 請求項1に記載された軸回り用吊り天秤であって、
    前記トロリーは、前記弧型天秤本体の上面に転接する第1及び第2上部車輪と、前記弧型天秤本体の下面に転接する下部車輪と、を備え、
    前記第1及び第2上部車輪は内部に前記チェーンの一端及び他端を送り出し又は巻き上げ自在に軸支するシーブを有することを特徴とする軸回り用吊り天秤。
  3. 請求項2に記載された軸回り用吊り天秤であって、
    前記第1及び第2上部車輪と下部車輪は、いずれも一対の片ツバ車輪を用いたことを特徴とする軸回り用吊り天秤。
  4. 請求項2又は3に記載された軸回り用吊り天秤であって、
    前記弧型天秤本体は、上部フランジに取り付けてチェーンが嵌る中心溝を有するチェーンガイドと、
    前記シーブとチェーンを間に挟んで対向し前記チェーンの送り出し又は巻き上げを軸支する送りローラと、
    を備えたことを特徴とする軸回り用吊り天秤。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1に記載された軸回り用吊り天秤であって、
    前記トロリーは、前記弧型天秤本体の主面に当接する固定ピンを備えたことを特徴とする軸回り用吊り天秤。
  6. 請求項1ないし5に記載された軸回り用吊り天秤であって、
    前記トロリーは、前記チェーンのリング穴に貫通するストッパーを備えたことを特徴とする軸回り用吊り天秤。
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