JP3219306U - 水中ポンプ用連結アダプター及びこれを用いた水中ポンプ装置 - Google Patents

水中ポンプ用連結アダプター及びこれを用いた水中ポンプ装置 Download PDF

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文和 水谷
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Abstract

【課題】200Vの電源を確保し難い工事現場等であっても、電圧が100Vの小型の水中ポンプを上下方向に連結して揚程が10m以上の高い揚程が得られるようにした水中ポンプ用連結アダプター及びこれを用いた水中ポンプ装置を提供する。
【解決手段】複数台の水中ポンプ3を上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結する水中ポンプ用連結アダプター1であって、この水中ポンプ用連結アダプター1は、水中ポンプ3が支持載置される支持フレーム5と、支持フレーム5に設けられ、下流側端部が支持フレーム5上に支持載置された水中ポンプ3の吸引口19aに接続される吸込管6と、吸込管6の上流側端部に設けられ、支持フレーム5の下方位置に配置される他の水中ポンプ3の吐出口側に接続される継手部材7と、を少なくとも備えている。
【選択図】図2

Description

本考案は、主に土木工事や建設工事の排水作業、農業や工業の給排水作業、洪水時の排水作業等に用いる水中ポンプを上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結し、小型の水中ポンプであっても高い揚程が得られるようにした水中ポンプ用連結アダプター及びこれを用いた水中ポンプ装置に関するものである。
一般に、土木工事や建設工事の排水作業等には、例えば、縦型の水中ポンプが使用されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4参照)。
即ち、前記水中ポンプは、図示していないが、縦向きのモータ軸を有するモータと、モータの下部に取り付けられ、モータ軸により回転される羽根車をポンプケーシング内に回転自在に収容して成るポンプと、モータの周囲に形成され、ポンプの吐出口に連結された冷却用のジャケットと、ジャケットの出口に接続され、排水用ホースが接続されるホースカップリングと、モータの下部に形成され、潤滑油が封入される潤滑油室と、潤滑油室を貫通するモータのモータ軸を軸封する軸封装置等を備えている。
而して、前記水中ポンプにおいては、ポンプを水中に浸漬させた状態でモータを起動させると、ポンプの羽根車がモータにより回転され、ポンプケーシングの底面に形成した吸引口からポンプケーシング内に水が吸引され、ポンプケーシングに形成した吐出口から吸引された水が吐出されるようになっている。また、ポンプの吐出口から吐出された水は、モータの周囲に形成した冷却用のジャケットを通ってモータを冷却した後、排水用ホースにより外部へ排出されるようになっている。
ところで、土木工事や建設工事の排水作業等に用いる水中ポンプにおいては、揚程高さが10m以上になる場合には、電圧が200Vの大出力のモータを備えた水中ポンプを使用するようにしている。
しかし、小規模又は短期間の工事現場では、200Vの電源を確保することが困難であり、大出力のモータを備えた水中ポンプを使用することができず、排水作業を行えないと言う問題が発生している。
特開2002−257077号公報 特開2005−220895号公報 特開2007−315367号公報 実用新案登録第3159085号公報
本考案は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、200Vの電源を確保し難い工事現場等であっても、電圧が100Vの小型の水中ポンプを上下方向に連結して高さ10m以上の高い揚程が得られるようにした水中ポンプ用連結アダプター及びこれを用いた水中ポンプ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の請求項1に記載の水中ポンプ用連結アダプターは、複数台の水中ポンプを上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結するのに用いる水中ポンプ用連結アダプターであって、前記水中ポンプ用連結アダプターは、水中ポンプが支持載置される支持フレームと、支持フレームに設けられ、下流側端部が支持フレーム上に支持載置された水中ポンプの吸引口に接続される吸込管と、吸込管の上流側端部に設けられ、支持フレームの下方位置に配置される他の水中ポンプの吐出口側に接続される継手部材と、を少なくも備えていることに特徴がある。
本考案の請求項2に記載の水中ポンプ用連結アダプターは、請求項1に記載の水中ポンプ用連結アダプターにおいて、前記吸込管に、吸込管内に侵入した空気を外部に排出する空気抜き弁を設けたことに特徴がある。
本考案の請求項3に記載の水中ポンプ用連結アダプターは、請求項1又は請求項2に記載の水中ポンプ用連結アダプターにおいて、前記吸込管に、吸込管内の渇水状態を検知して支持フレーム上の水中ポンプの運転を停止する渇水センサーを設けたことに特徴がある。
本考案の請求項4に記載の水中ポンプ用連結アダプターは、請求項1〜請求項3の何れかに記載の水中ポンプ用連結アダプターにおいて、前記吸込管は、少なくともチーズ管を備え、当該チーズ管は、対向する二つの開口が上下に位置する状態で支持フレームの中心部側に設けられており、上側の開口端部に水中ポンプの吸引口が接続され、下側の開口端部に継手部材が接続され、残りの開口端部に止水用プラグが螺着されていることに特徴がある。
本考案の請求項5に記載の水中ポンプ用連結アダプターは、請求項4に記載の水中ポンプ用連結アダプターにおいて、前記チーズ管の止水用プラグに至る部分に、空気弁及び渇水センサーをそれぞれ設けたことに特徴がある。
本考案の請求項6に記載の水中ポンプ用連結アダプターは、請求項1又は請求項4に記載の水中ポンプ用連結アダプターにおいて、前記継手部材をレバーカップリングの雄アダプターとしたことに特徴がある。
本考案の請求項7に記載の水中ポンプ装置は、請求項1に記載の水中ポンプ用連結アダプターと、水中ポンプ用連結アダプターの支持フレーム上に支持載置され、吸引口が水中ポンプ用連結アダプターの吸込管の下流側端部に接続された上位の水中ポンプと、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に接続された筒状のセンターカップリングと、支持フレームの下方位置に配置され、吐出口側が筒状のセンターカップリングに接続された下位の水中ポンプと、を少なくとも備えていることに特徴がある。
本考案の請求項8に記載の水中ポンプ装置は、請求項7に記載の水中ポンプ装置において、前記筒状のセンターカップリングに、筒状のセンターカップリング内に侵入した空気を外部に排出する空気抜き弁を設けたことに特徴がある。
本考案の請求項9に記載の水中ポンプ装置は、請求項7又は請求項8に記載の水中ポンプ装置において、前記筒状のセンターカップリングに、筒状のセンターカップリング内の渇水状態を検知して支持フレーム上の水中ポンプの運転を停止する渇水センサーを設けたことに特徴がある。
本考案の請求項10に記載の水中ポンプ装置は、請求項7〜請求項9の何れかに記載の水中ポンプ装置において、前記筒状のセンターカップリングは、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に着脱自在に接続される継手部材を備えていることに特徴がある。
本考案の請求項11に記載の水中ポンプ装置は、請求項10に記載の水中ポンプ装置において、前記筒状のセンターカップリングの継手部材をレバーカップリングの雌カプラーとしたことに特徴がある。
本考案の請求項12に記載の水中ポンプ装置は、請求項7〜請求項11の何れかに記載の水中ポンプ装置において、前記筒状のセンターカップリングの下流側端部は、重心がずれないように水中ポンプ用連結アダプターの中心側に折り曲げ形成されていることに特徴がある。
本考案の請求項13に記載の水中ポンプ装置は、請求項2〜請求項6の何れかに記載の水中ポンプ用連結アダプターと、水中ポンプ用連結アダプターの支持フレーム上に支持載置され、吸引口が水中ポンプ用連結アダプターの吸込管の下流側端部に接続された上位の水中ポンプと、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に接続された筒状のセンターカップリングと、支持フレームの下方位置に配置され、吐出口側が筒状のセンターカップリングに接続された下位の水中ポンプと、を少なくとも備えていることに特徴がある。
本考案の請求項14に記載の水中ポンプ装置は、請求項13に記載の水中ポンプ装置において、前記筒状のセンターカップリングは、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に着脱自在に接続される継手部材を備えていることに特徴がある。
本考案の請求項15に記載の水中ポンプ装置は、請求項8に記載の水中ポンプ装置において、前記筒状のセンターカップリングの継手部材をレバーカップリングの雌カプラーとしたことに特徴がある。
本考案の請求項16に記載の水中ポンプ装置は、請求項13〜請求項15の何れかに記載の水中ポンプ装置において、前記筒状のセンターカップリングの下流側端部は、重心がずれないように水中ポンプ用連結アダプターの中心側に折り曲げ形成されていることに特徴がある。
本考案の水中ポンプ用連結アダプターは、水中ポンプが支持載置される支持フレームと、支持フレームに設けられ、下流側端部が支持フレーム上に支持載置された水中ポンプの吸引口に接続される吸込管と、吸込管の上流側端部に設けられ、支持フレームの下方位置に配置される他の水中ポンプの吐出口側に接続される継手部材と、を少なくとも備えているため、2台の水中ポンプを上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結することができる。
その結果、本考案の水中ポンプ用連結アダプターは、当該水中ポンプ用連結アダプターを用いて水中ポンプを上下方向に連結した場合、電圧が100Vの小型の水中ポンプであっても、揚程高さを大きくすることができ、電圧が200Vの大出力のモータを備えた水中ポンプと同等の性能が得られることになり、200Vの電源を確保し難い工事現場等でも、複数台の小型の水中ポンプを用いて排水作業等を確実且つ良好に行うことができる。
また、本考案の水中ポンプ用連結アダプターは、当該水中ポンプ用連結アダプターを複数用いることによって、3台以上の小型の水中ポンプを上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結することができるため、揚程高さをより一層大きくすることができる。
更に、本考案の水中ポンプ用連結アダプターは、水中ポンプ用連結アダプターの数に応じて小型の水中ポンプを2台、3台又は4台以上直列状に連結することができるため、使用者の用途に合わせて使用することができ、至極便利である。
更に、本考案の水中ポンプ用連結アダプターは、吸込管に空気抜き弁を設けているため、吸込管内及び水中ポンプのポンプケーシング内の空気溜まりを回避することができ、水中ポンプの性能が低下するのを防止することができる。
更に、本考案の水中ポンプ用連結アダプターは、吸込管に渇水状態を検知して支持フレーム上の水中ポンプの運転を停止する渇水センサーを設けているため、渇水時における水中ポンプのモータの焼損を防止することができる。
更に、本考案の水中ポンプ用連結アダプターは、吸込管に設けた継手部材をレバーカップリングの雄アダプターとしているため、水中ポンプ用連結アダプターの下方位置に配置される水中ポンプとの接続を簡単且つ容易に行うことができる。
更に、本考案の水中ポンプ用連結アダプターは、既存の水中ポンプに装着することができるので、水中ポンプ用連結アダプターを取り外すことによって、水中ポンプを既存製品に復元することもできる。
本考案の水中ポンプ装置は、水中ポンプ用連結アダプターと、水中ポンプ用連結アダプターの支持フレーム上に支持載置され、吸引口が水中ポンプ用連結アダプターの吸込管の下流側端部に接続された上位の水中ポンプと、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に接続された筒状のセンターカップリングと、支持フレームの下方位置に配置され、吐出口側が筒状のセンターカップリングに接続された下位の水中ポンプと、を少なくとも備えているため、少なくとも2台の水中ポンプが上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結された格好になっている。
その結果、本考案の水中ポンプ装置は、電圧が100Vの小型の水中ポンプであっても、揚程高さを大きくすることができ、電圧が200Vの大出力のモータを備えた水中ポンプと同等の性能が得られることになり、200Vの電源を確保し難い工事現場等でも、複数台の小型の水中ポンプを用いて排水作業等を確実且つ良好に行うことができる。
また、本考案の水中ポンプ装置は、筒状のセンターカップリングが水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に着脱自在に接続される継手部材を備え、当該継手部材をレバーカップリングの雌カプラーとしているため、水中ポンプと水中ポンプ用連結アダプターとの連結を簡単且つ容易に行うことができる。
更に、本考案の水中ポンプ装置は、筒状のセンターカップリングの下流側端部を、重心がずれないように水中ポンプ用連結アダプターの中心側に折り曲げ形成しているため、水中ポンプ装置自体のバランスが保たれることになり、クレーン等で吊り下げたり、或いは、水中に定置しても安定した姿勢を保つことができる。
更に、本考案の水中ポンプ装置は、筒状のセンターカップリングに空気抜き弁を設けているため、水中ポンプのポンプケーシング内の空気溜まりを回避することができ、水中ポンプの性能が低下するのを防止することができる。
更に、本考案の水中ポンプ装置は、筒状のセンターカップリングに渇水状態を検知して支持フレーム上の水中ポンプの運転を停止する渇水センサーを設けているため、渇水時における水中ポンプのモータの焼損を防止することができる。
本考案の一実施形態に係る水中ポンプ用連結アダプターを用いた水中ポンプ装置を示し、水中ポンプ用連結アダプターを用いて2台の水中ポンプを上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結した状態の水中ポンプ装置の縦断面図である。 水中ポンプ用連結アダプターと水中ポンプを連結した状態の縦断面図である。 本考案の一実施形態に係る水中ポンプ用連結アダプターの一部を省略した斜視図である。 水中ポンプ用連結アダプターの縦断面図である。 水中ポンプ用連結アダプターの平面図である。 水中ポンプ用連結アダプターの底面図である。 二つの水中ポンプ用連結アダプターを用いて3台の水中ポンプを上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結した状態の水中ポンプ装置の縦断面図である。 本考案の一実施形態に係る水中ポンプ用連結アダプターを用いた水中ポンプ装置の他の例を示し、水中ポンプ用連結アダプターを用いて2台の水中ポンプを上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結した状態の水中ポンプ装置の縦断面図である。 図8に示す水中ポンプ装置の水中ポンプ用連結アダプターと上位の水中ポンプを連結した状態の縦断面図である。 図9のA−A線断面である。 空気抜き弁及び渇水センサーを設けた筒状のセンターカップリングの要部の一部破断側面図である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本考案の一実施形態に係る水中ポンプ用連結アダプター1を用いた水中ポンプ装置2を示し、当該水中ポンプ装置2は、土木工事や建設工事の排水作業等に用いられるものであり、一つの水中ポンプ用連結アダプター1を用いて電圧が100Vの2台の小型の水中ポンプ3を上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結したものである。
即ち、前記水中ポンプ装置2は、水中ポンプ用連結アダプター1と、水中ポンプ用連結アダプター1の支持フレーム5上に支持載置され、吸引口19aが水中ポンプ用連結アダプター1の吸込管6の下流側端部に接続された上位の水中ポンプ3と、水中ポンプ用連結アダプター1の継手部材7に接続された筒状のセンターカップリング4と、支持フレーム5の下方位置に配置され、吐出口側が筒状のセンターカップリング4に接続された下位の水中ポンプ3と、を備えており、電圧が100Vの2台の小型の水中ポンプ3を上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結し、高さが10m以上の高い揚程が得られるようにしたものである。
前記水中ポンプ用連結アダプター1は、図1及び図2に示す如く、水中ポンプ3が支持載置される支持フレーム5と、支持フレーム5に設けられ、下流側端部が支持フレーム5上に支持載置された水中ポンプ3の吸引口19aに接続される吸込管6と、吸込管6の上流側端部に設けられ、支持フレーム5の下方位置に配置される下位の水中ポンプ3の吐出口側に接続される継手部材7と、吸込管6に設けられ、吸込管6内に侵入した空気を外部に排出する空気抜き弁8と、吸込管6に設けられ、吸込管6内の渇水状態を検知して支持フレーム5上の水中ポンプ3の運転を停止する渇水センサー9と、を備えている。
具体的には、前記支持フレーム5は、図3〜図6に示す如く、中心部側に開口10aを形成した金属板製の上部円板10と、上部円板10の下方位置に配置され、上部円板10に対向する金属製の下部環状板11と、上部円板10と下部環状板11との間に円周方向へ等角度毎に配置され、両端部が上部円板10及び下部環状板11にそれぞれ溶接により固定されて上部円板10及び下部環状板11を所定の間隔を隔てて連結固定する4本の金属製の連結棒12と、を備えている。
また、支持フレーム5の上部円板10の外周縁部には、吸込管6に設けた空気抜き弁8及び渇水センサー9と干渉しないように切欠き部10bが設けられている。
更に、支持フレーム5の上部円板10の外周縁部には、3つのアイボルト13が円周方向に等角度ごと設けられている。これらのアイボルト13は、水中ポンプ用連結アダプター1や水中ポンプ装置2をクレーン等で吊り下げるのに用いたり、或いは、水中ポンプ装置2を定置した状態でチェーン(図示省略)やワイヤーロープ(図示省略)等を連結して水中ポンプ装置2が倒れないように保持するのに用いたりするものである。
尚、上記の実施形態においては、支持フレーム5を上部円板10と下部環状板11と連結棒12とから構成したが、支持フレーム5は、上記の実施形態に係るものに限定されるものではなく、上位の水中ポンプ3を支持載置することができると共に、支持フレーム5の下位に配置した下位の水中ポンプ3を吸込管6により上位の水中ポンプ3に接続することができれば、如何なる構造及び形状であっても良い。
前記吸込管6は、図2及び図4に示す如く、三つの開口を有し、対向する二つの開口が上下に位置する状態の金属製のチーズ管6aと、チーズ管6aの下側の開口端部に溶接により固定され、継手部材7が着脱自在に螺着される内周面に雌ネジを形成した筒状の金属製の継手用ソケット6bと、チーズ管6aの分岐部分の開口端部に溶接により固定され、金属製の止水用プラグ14が着脱自在に螺着される内周面に雌ネジを形成した筒状の金属製のプラグ用ソケット6cと、チーズ管6aの止水用プラグ14に至る部分に設けられ、空気抜き弁8が着脱自在に螺着される内周面に雌ネジを形成した筒状の金属製の弁用ソケット6dと、チーズ管6aの止水用プラグ14に至る部分に設けられ、ケーブルグランド15を介して渇水センサー9が気密状に且つ着脱自在に取り付けられる内周面に雌ネジを形成した筒状の金属製のセンサー用ソケット6eと、を備えている。
そして、前記吸込管6は、チーズ管6aの対向する二つの開口が上下に位置する状態で支持フレーム5内の中心部側に配置されており、チーズ管6aの上側の開口が支持フレーム5の上部円板10の中心部側に形成した開口10aに連通するように、チーズ管6aの下流側端部(上端部)が支持フレーム5の上部円板10に溶接により気密状に固定されている。
前記継手部材7は、図2及び図4に示す如く、吸込管6の下側の開口端部に設けた継手用ソケット6bに着脱自在に螺着されており、支持フレーム5の下方位置に配置される下位の水中ポンプ3の吐出口側に接続されるものである。この継手部材7には、雄アダプターと、カムレバーの操作により前記雄アダプターに着脱自在に連結される雌カプラーとから成る従来公知のレバーカップリング(レバー式管継手)の雄アダプターが使用されている。
前記空気抜き弁8は、吸込管6及び水中ポンプ3のポンプケーシング19内に溜まる空気を自動的に排出するものであり、図2に示す如く、吸込管6の弁用ソケット6dに着脱自在に螺着されている。この空気抜き弁8には、例えば、従来公知のフロートタイプの空気抜き弁8が使用されている。
前記渇水センサー9は、吸込管6内の渇水状態を検知し、その検出信号を支持フレーム5上に支持載置された水中ポンプ3の制御部(図示省略)に送って水中ポンプ3の運転を停止するものであり、図2に示す如く、吸込管6のセンサー用ソケット6eにケーブルグランド15を介して着脱自在に螺着されている。この渇水センサー9には、例えば、電極棒式の渇水センサー9が使用されている。また、この渇水センサー9は、渇水時に水中ポンプ3の運転を停止するために、予め水中ポンプ3に設けた水位検出器9′(図1参照)を併用している。
前記上位の水中ポンプ3及び下位の水中ポンプ3は、何れも同じ構造に構成されており、水位制御による自動運転機能を備えている。これらの水中ポンプ3には、例えば、電圧が単相100V、モータ出力が400W、全揚程が8m、吐出量が0.1m/minの株式会社桜川ポンプ製作所製の静電容量式自動運転ポンプ(UEX−40B)が使用されている。
即ち、上位の水中ポンプ3及び下位の水中ポンプ3は、図2に示す如く、縦向きのモータ軸16を有するモータ17と、モータ17の下部に取り付けられ、モータ軸16により回転される羽根車18をポンプケーシング19内に回転自在に収容して成るポンプ20と、モータ17の周囲に形成され、ポンプ20の吐出口19bに連結された冷却用のジャケット21と、ジャケット21の出口に連結され、筒状のセンターカップリング4が接続される吐出管22と、モータ17の下部に形成され、潤滑油が封入される潤滑油室23と、潤滑油室23を貫通するモータ17のモータ軸16を軸封する軸封装置24等を備えている。
また、前記モータ17は、有底筒状のモータフレーム25と、モータフレーム25の内周面に固定されたステータ26と、モータフレーム25の上端部を閉塞するヘッドカバー27と、モータフレーム25に上部のベアリング28及び下部のベアリング28を介して回転自在に支持された縦向きのモータ軸16と、モータ軸16に取り付けたロータ29等を備えており、モータフレーム25内に絶縁油を封入しない所謂乾式モータに構成されている。
更に、前記ポンプ20は、吸引口19a及び吐出口19bを有し、ケーシング19′及びケーシングカバー19″から成るポンプケーシング19と、モータ17のモータ軸16の下端部に取り付けられ、ポンプケーシング19内に回転自在に収容された羽根車18とを備えており、モータ17のモータフレーム25の下端部に取り付け固定されている。このとき、ポンプケーシング19の上向き姿勢の吐出口19bと冷却用のジャケット21とが連通接続されるようになっている。
尚、図2において、30はケーブル、31はハンドル、32はコンデンサ、33はリレーセット、34はオートカット(モータ保護装置)である。
そして、上位の水中ポンプ3は、図2に示す如く、支持フレーム5の上部円板10に支持載置されて複数本のスタンドボルト41により支持フレーム5上に縦向き姿勢で支持固定されており、ポンプ20の吸引口19aが支持フレーム5の上部円板10に形成した開口10aを通して吸込管6の下流側端部に連通状に接続された格好になっている。
一方、下位の水中ポンプ3は、図1に示す如く、上位の水中ポンプ3を支持載置した支持フレーム5の下方位置に配置されており、下位の水中ポンプ3の吐出口側(吐出管22の出口側)が筒状のセンターカップリング4を介して水中ポンプ用連結アダプター1の継手部材7に接続されている。
また、下位の水中ポンプ3の下端部には、下位の水中ポンプ3を水中において縦向き姿勢で支持するためのスタンド35が取り付けられている。
前記スタンド35は、図1に示す如く、水中ポンプ用連結アダプター1と同様構造に構成されており、中心側に下位の水中ポンプ3の吸引口19aに連通状に接続される開口36aを形成した金属板製の支持円板36と、支持円板の36の下方位置に配置され、支持円板36に対向する金属製の環状板37と、支持円板36と環状板37との間に円周方向へ等角度毎に配置され、両端部が支持円板36及び環状板37にそれぞれ溶接により固定されて支持円板36及び環状板37を所定の間隔を隔てて連結固定する複数本の金属製の連結棒38と、支持円板36に円周方向に等角度ごと設けた吊り下げ用又は転倒防止用のアイボルト13と、を備えている。
而して、前記上位の水中ポンプ3及び下位の水中ポンプ3においては、何れも水中ポンプ3を水中に浸漬させた状態でモータ17を起動させると、ポンプ20の羽根車18がモータ17により回転され、ポンプケーシング19の底面に形成した吸引口19aからポンプケーシング19内に水が吸引され、ポンプケーシング19に形成した吐出口19bから吸引された水が吐出されるようになっている。また、ポンプ20の吐出口19bから吐出された水は、モータ17の周囲に形成した冷却用のジャケット21を通ってモータ17を冷却した後、吐出管22を通って外部へ排出されるようになっている。
尚、上記の実施形態においては、上位の水中ポンプ3及び下位の水中ポンプ3に株式会社桜川ポンプ製作所製の静電容量式自動運転ポンプを使用したが、上位の水中ポンプ3及び下位の水中ポンプ3は、上記の実施形態に係るものに限定されるものではなく、小型の水中ポンプ3であって水中ポンプ用連結アダプター1やスタンド35に支持載置されて筒状のセンターカップリング4を接続することができれば、如何なる構造及び形状であっても良い。
前記筒状のセンターカップリング4は、水中ポンプ用連結アダプター1の継手部材7と下位の水中ポンプ3とを接続したり、或いは、上位の水中ポンプ3と排水用ホース(図示省略)とを接続したりするものである。
即ち、筒状のセンターカップリング4は、図1及び図2に示す如く、金属製のパイプ部材4aと、パイプ部材4aの下端部に設けられ、水中ポンプ3の吐出管22に固定ボルト39により接続固定されるフランジ4bと、パイプ部材4aの上端部に溶接により固定され、内周面に雌ネジを形成した筒状の金属製のソケット4cと、ソケット4cに着脱自在に螺着され、水中ポンプ用連結アダプター1の継手部材7又は排水用ホース(図示省略)の基端部に設けた継手部材(図示省略)に接続される継手部材40とを備えている。
また、筒状のセンターカップリング4の下流側端部は、重心がずれないように水中ポンプ用連結アダプター1の中心側に折り曲げ形成されている。
更に、筒状のセンターカップリング4の継手部材40には、雄アダプターと、カムレバーの操作により前記雄アダプターに着脱自在に連結される雌カプラーとから成る従来公知のレバーカップリング(レバー式管継手)の雌カプラーが使用されている。
尚、上記の実施形態(図1)においては、一つの水中ポンプ用連結アダプター1及び一つのセンターカップリング4を用いて電圧が100Vの2台の小型の水中ポンプ3を上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結したが、他の実施形態においては、図7に示す如く、二つの水中ポンプ用連結アダプター1及び二つのセンターカップリング4を用いて電圧が100Vの3台の小型の水中ポンプ3を上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結するようにしても良い。
また、図示していなが、三つ以上の水中ポンプ用連結アダプター1及び三つ以上のセンターカップリング4を用いて4台以上の小型の水中ポンプ3を上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結するようにしても良い。
次に、上述した水中ポンプ装置2を用いて高さが10mを超える揚水を行う場合について説明する。
例えば、2台の水中ポンプ3を直列状に連結した水中ポンプ装置2においては、先ず、上位の水中ポンプ3に接続している筒状のセンターカップリング4に排水用ホース(図示省略)を接続し、少なくとも下位の水中ポンプ3が水中に浸漬する状態で水中ポンプ装置2を起立姿勢に保持する。このとき、起立姿勢の水中ポンプ装置2が倒れないように、水中ポンプ用連結アダプター1及びスタンド35に設けたアイボルト13に基端部が固定側部材(図示省略)に連結されたチェーン(図示省略)やワイヤーロープ(図示省略)の先端部を連結し、水中ポンプ装置2を起立姿勢に保持する。また、排水用ホース(図示省略)の下流側端部は、水中ポンプ装置2から10m以上高い位置にセットする。
次に、水中ポンプ装置2の各水中ポンプ3のモータ17を起動させると、下位の水中ポンプ3の吸引口19aから水が吸引される。下位の水中ポンプ3に吸引された水は、下位の水中ポンプ3のポンプケーシング19内、ジャケット21及び吐出管22内を通って筒状のセンターカップリング4内に流入し、筒状のセンターカップリング4を通って水中ポンプ用連結アダプター1の吸込管6に流入する。
そして、水中ポンプ用連結アダプター1の吸込管6に流入した水は、上位の水中ポンプ3の吸引口19aから吸引され、上位の水中ポンプ3のポンプケーシング19内、ジャケット21及び吐出管22内を通って筒状のセンターカップリング4内に流入した後、排水用ホース(図示省略)を通って高い位置へ排水される。
また、高さが20mを越える程度の揚水を行う場合には、二つの水中ポンプ用連結アダプター1及び二つのセンターカップリング4を用いて3台の水中ポンプ3を直列状に連結した水中ポンプ装置2(図7に示す水中ポンプ装置2)を使用する。
下記の表1は、電圧が単相100V、モータ出力が400W、全揚程が8m、吐出量が0.1m/minの小型の水中ポンプ3を単体で使用した場合、前記小型の水中ポンプ3と同じ性能の水中ポンプ3を水中ポンプ用連結アダプター1により2台直列状に連結して成る水中ポンプ装置2を使用した場合、同じく前記水中ポンプ3と同じ性能の水中ポンプ3を二つの水中ポンプ用連結アダプター1により3台直列状に連結して成る水中ポンプ装置2を使用した場合の性能を表した表である。
表1からも明らかなように、小型の水中ポンプ3であっても、水中ポンプ用連結アダプター1を用いて直列状に2台又は3台連結することによって、高い揚程が得られることが判る。
このように、上述した水中ポンプ用連結アダプター1及びこれを用いた水中ポンプ装置2は、電圧が100Vの小型の水中ポンプ3であっても、揚程高さを大きくすることができ、電圧が200Vの大出力のモータを備えた水中ポンプと同等の性能が得られることになる。
また、水中ポンプ用連結アダプター1が空気抜き弁8付の吸込管6を備えているため、吸込管6内及び水中ポンプ3のポンプケーシング19内の空気溜まりを回避することができ、水中ポンプ3の性能が低下するのを防止することができる。
更に、水中ポンプ用連結アダプター1が吸込管6内の渇水状態を検知して水中ポンプ3の運転を停止する渇水センサー9を備えているため、渇水時における水中ポンプ3のモータ17の焼損を防止することができる。
更に、水中ポンプ用連結アダプター1には、既存の水中ポンプ3に装着することができるので、水中ポンプ用連結アダプター1を取り外すことによって、水中ポンプ3を既存製品に復元することもできる。
更に、筒状のセンターカップリング4の下流側端部を、重心がずれないように水中ポンプ用連結アダプター1の中心部側に折り曲げ形成しているため、複数台の水中ポンプ3を直列状に連結しても、水中ポンプ装置2自体のバランスが保たれることになり、クレーン等で吊り下げたり、或いは、水中に定置しても安定した姿勢を保つことができる。
図8〜図11は本考案の一実施形態に係る水中ポンプ用連結アダプター1を用いた水中ポンプ装置2の他の例を示すものである。
即ち、前記水中ポンプ装置2は、水中ポンプ用連結アダプター1と、水中ポンプ用連結アダプター1の支持フレーム5上に支持載置され、吸引口19aが水中ポンプ用連結アダプター1の吸込管6の下流側端部に接続された上位の水中ポンプ3と、水中ポンプ用連結アダプター1の継手部材7に接続された筒状のセンターカップリング4と、支持フレーム5の下方位置に配置され、吐出口側が筒状のセンターカップリング4に接続された下位の水中ポンプ3と、上位の水中ポンプ3の吐出管22に接続された筒状のセンターカップリング4と、下位の水中ポンプ3の下端部に取り付けられ、下位の水中ポンプ3を水中において縦向き姿勢で支持するためのスタンド35と、を備えており、水中ポンプ用連結アダプター1を若干変えると共に、水中ポンプ用連結アダプター1の吸込管6に設けていた空気抜き弁8及び渇水センサー9を筒状のセンターカップリング4に設けたものである。
前記水中ポンプ用連結アダプター1は、図8及び図9に示す如く、水中ポンプ3が支持載置される支持フレーム5と、支持フレーム5に設けられ、下流側端部が支持フレーム5上に支持載置された水中ポンプ3の吸引口19aに接続される吸込管6と、吸込管6の上流側端部に設けられ、支持フレーム5の下方位置に配置される下位の水中ポンプ3の吐出口側に接続される継手部材7と、を備えており、吸込管6にチーズ管に替えて金属製の短管を使用して支持フレーム5の高さを低くすると共に、支持フレーム5の上部円板10の切欠き部10bを省略したものである。図2〜図6に示す水中ポンプ用連結アダプター1と同じ部位・部材には、同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
前記筒状のセンターカップリング4は、図9〜図11に示す如く、金属製のパイプ部材4aと、パイプ部材4aの下端部に設けられ、水中ポンプ3の吐出管22に固定ボルト39により接続固定されるフランジ4bと、パイプ部材4aの上端部に溶接により固定され、内周面に雌ネジを形成した筒状の金属製のソケット4cと、ソケット4cに着脱自在に螺着され、水中ポンプ用連結アダプター1の継手部材7又は排水用ホース(図示省略)の基端部に設けた継手部材(図示省略)に接続される継手部材40と、パイプ部材4aに設けられ、空気抜き弁8が着脱自在に螺着される内周面に雌ネジを形成した筒状の金属製の弁用ソケット4dと、パイプ部材4aに設けられ、ケーブルグランド15を介して渇水センサー9が気密状に且つ着脱自在に取り付けられる内周面に雌ネジを形成した筒状の金属製のセンサー用ソケット4eと、を備えており、前記弁用ソケット4d及びセンサー用ソケット4eに空気抜き弁8及び水センサー9がそれぞれ取り付けられている。
尚、上位の水中ポンプ4、下位の水中ポンプ4及びスタンド35は、図1及び図2に示すものと同じ構造に構成されているため、ここではその詳細な説明を省略する。
図8〜図11に示す水中ポンプ装置2も、図1〜図7に示す水中ポンプ装置2と同様の作用効果を奏することができる。
1は水中ポンプ用連結アダプター
2は水中ポンプ装置
3は水中ポンプ
4は筒状のセンターカップリング
5は支持フレーム
6は吸込管
6aはチーズ管
7は継手部材(雄アダプター)
8は空気抜き弁
9は渇水センサー
14は止水用プラグ
19aは吸引口
19bは吐出口
40は継手部材(雌カプラー)

Claims (16)

  1. 複数台の水中ポンプを上下方向に所定の間隔を隔てて直列状に連結するのに用いる水中ポンプ用連結アダプターであって、前記水中ポンプ用連結アダプターは、水中ポンプが支持載置される支持フレームと、支持フレームに設けられ、下流側端部が支持フレーム上に支持載置された水中ポンプの吸引口に接続される吸込管と、吸込管の上流側端部に設けられ、支持フレームの下方位置に配置される他の水中ポンプの吐出口側に接続される継手部材と、を少なくとも備えていることを特徴とする水中ポンプ用連結アダプター。
  2. 前記吸込管に、吸込管内に侵入した空気を外部に排出する空気抜き弁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の水中ポンプ用連結アダプター。
  3. 前記吸込管に、吸込管内の渇水状態を検知して支持フレーム上の水中ポンプの運転を停止する渇水センサーを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水中ポンプ用連結アダプター。
  4. 前記吸込管は、少なくともチーズ管を備え、当該チーズ管は、対向する二つの開口が上下に位置する状態で支持フレームの中心部側に設けられており、上側の開口端部に水中ポンプの吸引口が接続され、下側の開口端部に継手部材が接続され、残りの開口端部に止水用プラグが螺着されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の水中ポンプ用連結アダプター。
  5. 前記チーズ管の止水用プラグに至る部分に、空気弁及び渇水センサーをそれぞれ設けたことを特徴とする請求項4に記載の水中ポンプ用連結アダプター。
  6. 前記継手部材をレバーカップリングの雄アダプターとしたことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の水中ポンプ用連結アダプター。
  7. 請求項1に記載の水中ポンプ用連結アダプターと、水中ポンプ用連結アダプターの支持フレーム上に支持載置され、吸引口が水中ポンプ用連結アダプターの吸込管の下流側端部に接続された上位の水中ポンプと、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に接続された筒状のセンターカップリングと、支持フレームの下方位置に配置され、吐出口側が筒状のセンターカップリングに接続された下位の水中ポンプと、を少なくとも備えていることを特徴とする水中ポンプ装置。
  8. 前記筒状のセンターカップリングに、筒状のセンターカップリング内に侵入した空気を外部に排出する空気抜き弁を設けたことを特徴とする請求項7に記載の水中ポンプ装置。
  9. 前記筒状のセンターカップリングに、筒状のセンターカップリング内の渇水状態を検知して支持フレーム上の水中ポンプの運転を停止する渇水センサーを設けたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の水中ポンプ装置。
  10. 前記筒状のセンターカップリングは、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に着脱自在に接続される継手部材を備えていることを特徴とする請求項7〜請求項9の何れかに記載の水中ポンプ装置。
  11. 前記筒状のセンターカップリングの継手部材をレバーカップリングの雌カプラーとしたことを特徴とする請求項10に記載の水中ポンプ装置。
  12. 前記筒状のセンターカップリングの下流側端部は、重心がずれないように水中ポンプ用連結アダプターの中心側に折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項7〜請求項11の何れかに記載の水中ポンプ装置。
  13. 請求項2〜請求項6の何れかに記載の水中ポンプ用連結アダプターと、水中ポンプ用連結アダプターの支持フレーム上に支持載置され、吸引口が水中ポンプ用連結アダプターの吸込管の下流側端部に接続された上位の水中ポンプと、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に接続された筒状のセンターカップリングと、支持フレームの下方位置に配置され、吐出口側が筒状のセンターカップリングに接続された下位の水中ポンプと、を少なくとも備えていることを特徴とする水中ポンプ装置。
  14. 前記筒状のセンターカップリングは、水中ポンプ用連結アダプターの継手部材に着脱自在に接続される継手部材を備えていることを特徴とする請求項13に記載の水中ポンプ装置。
  15. 前記筒状のセンターカップリングの継手部材をレバーカップリングの雌カプラーとしたことを特徴とする請求項14に記載の水中ポンプ装置。
  16. 前記筒状のセンターカップリングの下流側端部は、重心がずれないように水中ポンプ用連結アダプターの中心側に折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項13〜請求項15の何れかに記載の水中ポンプ装置。
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