JP2008215612A - 配管気泡脱気タンク - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の気水分離器は、横型仕様で大型なために重量も重く高価であった。
また、流入口と流出口に高低差があるために形状のバランスが悪く、施工性にも困難を要していた。 なお、配管脱気方式も空気溜り部分が無く、補助的性質のものだった。
三分の一程度の大きさの縦型仕様で、従来の気水分離器と配管脱気方式の欠点を解消しつつ、1台で両方を兼用できる配管気泡脱気タンクを提供する。
【解決手段】 縦型円筒の上下を凸面形状に形成したタンクにおいて、流入管をタンクの下部から内部へ中間点より上の位置まで立ち上げて立設する。 流出管はタンク内の先端口を上方から斜め下方に向けてカットし、タンク下部側面から外部横方向に貫設させる。 この流入管と流出管のそれぞれの先端口にフランジを遊着し、更にタンクの上部に空気抜き口と、下部に水抜き口とを設ける。
【選択図】図1
また、流入口と流出口に高低差があるために形状のバランスが悪く、施工性にも困難を要していた。 なお、配管脱気方式も空気溜り部分が無く、補助的性質のものだった。
三分の一程度の大きさの縦型仕様で、従来の気水分離器と配管脱気方式の欠点を解消しつつ、1台で両方を兼用できる配管気泡脱気タンクを提供する。
【解決手段】 縦型円筒の上下を凸面形状に形成したタンクにおいて、流入管をタンクの下部から内部へ中間点より上の位置まで立ち上げて立設する。 流出管はタンク内の先端口を上方から斜め下方に向けてカットし、タンク下部側面から外部横方向に貫設させる。 この流入管と流出管のそれぞれの先端口にフランジを遊着し、更にタンクの上部に空気抜き口と、下部に水抜き口とを設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、タンク内に流入管と流出管を設け、タンク内の溶存酸素(気泡)を取り除く配管気泡脱気タンクに関する。
給湯設備や暖房設備においては、溶存酸素(気泡)を取り除く機器として、気水分離器やエアセパレータ等があるが高価である。 多くは横型仕様で主に系統別の横枝管に設けられるが、通常この前後には弁類、ストレーナ、ポンプ等の各種機器や多数の継手が組み込まれるために、装置一式が長大になり設置場所の確保にも苦慮している。
これらは水平方向に設置されるが大型で重く、機器の流入口と流出口で高低差があるために形状のバランスが悪く、不安定で取り付け作業にも困難を要していた。
また、配管脱気方式として縦管と横管を繋ぐチーズ継手の上部に自動空気抜き弁を設けて対応しているが、配管が同径のために水流エネルギーが緩和されることが無く、流速が早くて気泡が効率よく抜け切れないという問題も抱えている。
脱気作用は設備システム全体の耐久性や省エネ問題を含めて、当該設備の維持管理上からも最も重要な要素である。 特に給湯設備に関しては、補給水と共に常に溶存酸素(気泡)が取り込まれるために、更なる効率の良い脱気作用機器が望まれていた。
これらは水平方向に設置されるが大型で重く、機器の流入口と流出口で高低差があるために形状のバランスが悪く、不安定で取り付け作業にも困難を要していた。
また、配管脱気方式として縦管と横管を繋ぐチーズ継手の上部に自動空気抜き弁を設けて対応しているが、配管が同径のために水流エネルギーが緩和されることが無く、流速が早くて気泡が効率よく抜け切れないという問題も抱えている。
脱気作用は設備システム全体の耐久性や省エネ問題を含めて、当該設備の維持管理上からも最も重要な要素である。 特に給湯設備に関しては、補給水と共に常に溶存酸素(気泡)が取り込まれるために、更なる効率の良い脱気作用機器が望まれていた。
従来の気水分離器は、ほとんどが横型仕様で流入口と流出口が同一方向となるために必然的に機器本体が長くなっていた。 また、温水流入口側を高くして気泡を本体上部に分離し易くし、逆に流出口側を低くする構造のタイプが多い。
この高低差があるためにバランスが悪くて取り付け作業にも困難を要していた。
横型仕様の構造自体が気水分離器の大型化の原因であり、重重量、高価格、施工難、設置場所の確保等、諸問題の要因であった。
また、縦配管の頂部に自動空気抜き弁を設ける配管脱気方式においても、設置箇所の縦と横の配管が同径であり、水流エネルギーを緩和する空気溜り用のスペースがないことから気泡が効率よく抜け切れず、補助的な脱気効果しか望めなかった。
この高低差があるためにバランスが悪くて取り付け作業にも困難を要していた。
横型仕様の構造自体が気水分離器の大型化の原因であり、重重量、高価格、施工難、設置場所の確保等、諸問題の要因であった。
また、縦配管の頂部に自動空気抜き弁を設ける配管脱気方式においても、設置箇所の縦と横の配管が同径であり、水流エネルギーを緩和する空気溜り用のスペースがないことから気泡が効率よく抜け切れず、補助的な脱気効果しか望めなかった。
簡単構造の縦型仕様にして低価格化を目指し、ボイラからの縦本管や各系統別縦管を始めとして、設置箇所を増やすことにより総体的に脱気作用を高めることで配管設備全体の耐用年数を伸ばすことを目的とする。
また、配管脱気方式においては、配管の最も高い位置に空気溜り用のタンクを設けて、水流エネルギーを緩和して気泡を分離し、最頂部から気泡を抜くのが効果的である。
以上のことから、小型で軽量な縦型仕様にして、従来の気水分離器と配管脱気方式とを兼用できる、廉価で効率の良い配管気泡脱気タンクを提供しようとするものである。
また、配管脱気方式においては、配管の最も高い位置に空気溜り用のタンクを設けて、水流エネルギーを緩和して気泡を分離し、最頂部から気泡を抜くのが効果的である。
以上のことから、小型で軽量な縦型仕様にして、従来の気水分離器と配管脱気方式とを兼用できる、廉価で効率の良い配管気泡脱気タンクを提供しようとするものである。
発明を達成するために、本発明における配管気泡脱気タンクは次のような構成としている。
縦型円筒の上下を凸面形状に形成したタンクにおいて、流入管は前記タンクの下部から内部へ中間点より上の位置まで立ち上げて立設すると共に、流出管は前記タンク内において先端口を上方から斜め下方に向けてカットし、前記タンク下部側面から外部横方向に貫設させ、併せて前記流入管と、前記流出管のそれぞれの先端口にフランジを遊着し、更に、前記タンクの上部に空気抜き口と、前記タンクの下部に水抜き口とを設けたことを特徴とする配管気泡脱気タンクである。
縦型円筒の上下を凸面形状に形成したタンクにおいて、流入管は前記タンクの下部から内部へ中間点より上の位置まで立ち上げて立設すると共に、流出管は前記タンク内において先端口を上方から斜め下方に向けてカットし、前記タンク下部側面から外部横方向に貫設させ、併せて前記流入管と、前記流出管のそれぞれの先端口にフランジを遊着し、更に、前記タンクの上部に空気抜き口と、前記タンクの下部に水抜き口とを設けたことを特徴とする配管気泡脱気タンクである。
また、前記配管気泡脱気タンクにおいて、前記タンク内部へ立設した前記流入管の先端口に帽子型状の網金具を固着した、請求項1記載の配管気泡脱気タンクである。
本発明は上記のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
1,流入管からの温水の水流エネルギーは広いタンク内の上方に開放・緩和されて、分離した気泡はタンク上部に集まり効率よく自動空気抜き弁から脱気できる。
2,温水の気泡発生源であるボイラからの縦本管にも取り付け可能であり、根元から効率良く脱気作用を行える。
3,本発明は、小型で単純構造のため、軽量化で廉価にできる。
4,本発明は、縦型仕様なので設置場所の確保、及び、支持等を含めて施工性が良い。
5,本発明は、全ての縦管に対応でき、横管より高い位置で流入する前に脱気できる。
6,タンクの流入管と流出管の配管接続口のフランジは固定されていないので、横管の向きに対しての角度が自在で取り付けが容易である。
7,配管接続口がフランジ仕様なので、異種金属に対しての絶縁処理が容易である。
8,本発明は、縦型仕様にしたことで、大きさが従来の約3分の1程度にでき、省資源、省力化、及び、省エネにも貢献する。
1,流入管からの温水の水流エネルギーは広いタンク内の上方に開放・緩和されて、分離した気泡はタンク上部に集まり効率よく自動空気抜き弁から脱気できる。
2,温水の気泡発生源であるボイラからの縦本管にも取り付け可能であり、根元から効率良く脱気作用を行える。
3,本発明は、小型で単純構造のため、軽量化で廉価にできる。
4,本発明は、縦型仕様なので設置場所の確保、及び、支持等を含めて施工性が良い。
5,本発明は、全ての縦管に対応でき、横管より高い位置で流入する前に脱気できる。
6,タンクの流入管と流出管の配管接続口のフランジは固定されていないので、横管の向きに対しての角度が自在で取り付けが容易である。
7,配管接続口がフランジ仕様なので、異種金属に対しての絶縁処理が容易である。
8,本発明は、縦型仕様にしたことで、大きさが従来の約3分の1程度にでき、省資源、省力化、及び、省エネにも貢献する。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照に説明する。
図1は、配管気泡脱気タンクの一部切り欠き正面図である。
縦型円筒の上下を凸面形状に形成したタンク(1)において、流入管(2)をタンク(1)の下部から内部へ中間点より上の位置まで立ち上げて立設する。 流出管(3)はタンク(1)内において先端口を上方から斜め下方に向けてカットし、更にタンク(1)の下部側面から外部横方向に貫設させる。 前記、流入管(2)と流出管(3)のそれぞれの先端口にフランジ(4)、(4)を遊着する。 更にタンク(1)の上部に空気抜き口(5)と下部に水抜き口(6)とを設ける。
タンク(1)上部の空気抜き口(5)に自動空気抜き弁を取り付け、下部の水抜き口(6)に水抜き弁を取り付ける。 前記タンク(1)を流入管(2)のフランジ(4)と縦配管の上部先端に設けた合フランジとを接合して固定する。 同様に流出管(3)のフランジ(4)と横配管の先端に設けた合フランジとを接合して使用する。
なお、タンクと配管材料が異種金属のときは、フランジ接合部で防食絶縁処理をする。
図1は、配管気泡脱気タンクの一部切り欠き正面図である。
縦型円筒の上下を凸面形状に形成したタンク(1)において、流入管(2)をタンク(1)の下部から内部へ中間点より上の位置まで立ち上げて立設する。 流出管(3)はタンク(1)内において先端口を上方から斜め下方に向けてカットし、更にタンク(1)の下部側面から外部横方向に貫設させる。 前記、流入管(2)と流出管(3)のそれぞれの先端口にフランジ(4)、(4)を遊着する。 更にタンク(1)の上部に空気抜き口(5)と下部に水抜き口(6)とを設ける。
タンク(1)上部の空気抜き口(5)に自動空気抜き弁を取り付け、下部の水抜き口(6)に水抜き弁を取り付ける。 前記タンク(1)を流入管(2)のフランジ(4)と縦配管の上部先端に設けた合フランジとを接合して固定する。 同様に流出管(3)のフランジ(4)と横配管の先端に設けた合フランジとを接合して使用する。
なお、タンクと配管材料が異種金属のときは、フランジ接合部で防食絶縁処理をする。
従来の横型仕様では形状が大きくなり、温水の流入口側と流出口側で高低差があるためにバランスが悪く施工性に難があり、また、価格的にも割高要因となっていた。
解決手段として、タンクの流入口と流出口を直角方向に設ける縦型構造として、流入管をタンク内上方まで立設し、流出管口を流入管先端より下方の横位置に設置することで、下から入って横から出す事が可能になり本体の縮小化につながった。
また、タンク内の斜めカットした流出管の上面はタンク上方の温水の吸引を妨げる遮蔽板の役目を果たし、斜めカットの流出管先端口からはタンク下方の溶存酸素(気泡)の少ない温水を優先的に吸引して供給される。
狭いタンク内に流入管と流出管を効率良く配置することで、従来の気水分離器に比較して約3分の1程度の大きさにする事が可能になった。
配管気泡脱気タンクを縦配管の頂部に設けることにより、流入管からの温水は、常に広いタンク内上方に向けて放出され、水流エネルギーが緩和されて分離された気泡はタンク上部に溜り自動空気抜き弁から排出される。
本発明は、従来の気水分離器と配管脱気方式を兼用できる構造を有しており、廉価で施工性が良いのでボイラの縦本管を始め、全ての縦管にも対応できる。
設置箇所を増設することで総体的に、従来よりもより完全な脱気作用が可能となる。
解決手段として、タンクの流入口と流出口を直角方向に設ける縦型構造として、流入管をタンク内上方まで立設し、流出管口を流入管先端より下方の横位置に設置することで、下から入って横から出す事が可能になり本体の縮小化につながった。
また、タンク内の斜めカットした流出管の上面はタンク上方の温水の吸引を妨げる遮蔽板の役目を果たし、斜めカットの流出管先端口からはタンク下方の溶存酸素(気泡)の少ない温水を優先的に吸引して供給される。
狭いタンク内に流入管と流出管を効率良く配置することで、従来の気水分離器に比較して約3分の1程度の大きさにする事が可能になった。
配管気泡脱気タンクを縦配管の頂部に設けることにより、流入管からの温水は、常に広いタンク内上方に向けて放出され、水流エネルギーが緩和されて分離された気泡はタンク上部に溜り自動空気抜き弁から排出される。
本発明は、従来の気水分離器と配管脱気方式を兼用できる構造を有しており、廉価で施工性が良いのでボイラの縦本管を始め、全ての縦管にも対応できる。
設置箇所を増設することで総体的に、従来よりもより完全な脱気作用が可能となる。
図2の実施例は、タンク内における流入管の先端口に帽子型状の網金具を固着したものであり、流入管からの温水の水流エネルギーがタンク内に開放される際に、網金具を通過する事により水流が分断されて気泡が分離し易くなる効果を生む。
本発明は、従来の横型仕様で大型な気水分離器と、配管脱気方式の欠点を解消して、尚且つ、1台で両方を兼用できる構造・メリットを有する。
約3分の1程度の小型な縦型仕様とする事で、廉価で場所も取らず施工性が良いので設置増設効果により、設備システム全体での溶存酸素(気泡)を効率よく除去できる。
温水を使用する設備にとっては、溶存酸素(気泡)による酸化作用が及ぼす悪影響は極めて甚大であるが、特に給湯設備は使用するたびに補給水と共に常に溶存酸素(気泡)が取り込まれるために、衛生上の面からも改善が強く望まれていた。
本発明を使用することにより、設備全体の酸化腐食・劣化や、赤水の低減が図れ、設備全体の耐用年数が伸びて維持管理も容易になる。
また、熱効率の向上も見込めることから、省資源、省力化、及び、省エネにもつながる産業上有益な発明である。
約3分の1程度の小型な縦型仕様とする事で、廉価で場所も取らず施工性が良いので設置増設効果により、設備システム全体での溶存酸素(気泡)を効率よく除去できる。
温水を使用する設備にとっては、溶存酸素(気泡)による酸化作用が及ぼす悪影響は極めて甚大であるが、特に給湯設備は使用するたびに補給水と共に常に溶存酸素(気泡)が取り込まれるために、衛生上の面からも改善が強く望まれていた。
本発明を使用することにより、設備全体の酸化腐食・劣化や、赤水の低減が図れ、設備全体の耐用年数が伸びて維持管理も容易になる。
また、熱効率の向上も見込めることから、省資源、省力化、及び、省エネにもつながる産業上有益な発明である。
1,タンク
2,流入管
3,流出管
4,フランジ
5,空気抜き口
6,水抜き口
7,網金具
2,流入管
3,流出管
4,フランジ
5,空気抜き口
6,水抜き口
7,網金具
Claims (2)
- 縦型円筒の上下を凸面形状に形成したタンクにおいて、流入管は前記タンクの下部から内部へ中間点より上の位置まで立ち上げて立設すると共に、流出管は前記タンク内において先端口を上方から斜め下方に向けてカットし、前記タンク下部側面から外部横方向に貫設させ、併せて前記流入管と、前記流出管のそれぞれの先端口にフランジを遊着し、更に、前記タンクの上部に空気抜き口と、前記タンクの下部に水抜き口とを設けたことを特徴とする配管気泡脱気タンク。
- 前記配管気泡脱気タンクにおいて、前記タンク内部へ立設した前記流入管の先端口に帽子型状の網金具を固着した、請求項1記載の配管気泡脱気タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007296100A JP2008215612A (ja) | 2007-02-07 | 2007-10-18 | 配管気泡脱気タンク |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007059192 | 2007-02-07 | ||
JP2007296100A JP2008215612A (ja) | 2007-02-07 | 2007-10-18 | 配管気泡脱気タンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008215612A true JP2008215612A (ja) | 2008-09-18 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007296100A Pending JP2008215612A (ja) | 2007-02-07 | 2007-10-18 | 配管気泡脱気タンク |
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JP (1) | JP2008215612A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012202641A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Jfe Engineering Corp | ガス加温システム |
JP2014125034A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 気液分離装置および船舶 |
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KR20170024932A (ko) * | 2015-08-26 | 2017-03-08 | 주식회사 케이티앤지 | 기포 제거 장치 및 기포 제거 방법 |
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-
2007
- 2007-10-18 JP JP2007296100A patent/JP2008215612A/ja active Pending
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