JP3219162U - 多機能車両運搬車 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造がシンプルで滑らかで、重心が低く、本体重量が軽く、省エネルギーで、コストが低く、積載効率が高く、多機能車両としての効果を満たした多機能車両運搬車を提供する。【解決手段】多機能車両運搬車は昇降平床1を含み、昇降平床1の前、後部分には前スプリングボード2と後スプリングボード3が装着され、その中、昇降平床1の前端は前柱アセンブリに装着され、昇降平床1の後端は尾部支持棒4の上端と摺動接続し、尾部支持棒4の下端はサブフレーム8の後部とピン接続し、尾部支持棒4の中間部はリフトシリンダ9の一端とピン接続し、リフトシリンダ9の他端はサブフレーム8後部とピン接続する。【選択図】図2
Description
本考案は特殊車両技術分野に関し、詳しくは、多機能車両運搬車に関する。
経済の発展に伴い、単一形態の輸送手段は顧客の要求を満たせなくなった。図1は、既存の車両運搬車の構造模式図を示すものであり、車両運搬車はサブフレーム1、前柱2、後柱3及びトラス4で構成される固定フレーム構造と、前記フレーム構造に装着される昇降平床5を含み、昇降平床5の前、後部にはそれぞれ前スプリングボード6と後スプリングボード7が装着され、前スプリングボード6は下へ転覆され、後スプリングボード7は上へ転覆する。商用車を順調に積み卸すために、後スプリングボード7の中にスライドダンパを設置し、前方へ延びることが可能になった。
既存の車両運搬車は以下のような欠点がある。
1、車両には後柱3及びトラス4が設置され、外観が複雑で、重心が高く、本体の重量が大きく、走行時の風の抵抗が大きく、構造によるエネルギー消費量が大きい。
2、昇降平床5に装着された後スプリングボード7はスライドダンパの設置が必要であり、構造設計が複雑で、コストが高い。
3、既存の車両運搬車は、多目的で使用できない。
したがって、上記の技術的課題を解決可能な多機能車両運搬車両の設計方法は、本発明者が研究している課題である。
本考案の目的は、構造がシンプル且つ滑らかであり、重心が低く、本体重量が軽く、省エネルギーで、コストが低く、積載効率が高い、多機能車両運搬車を提供することである。
上述の目的を実現するため、本考案は多機能車両運搬車を提供する。本考案の多機能車両運搬車は昇降平床を含み、前記昇降平床の前、後部分には前スプリングボードと後スプリングボードが装着され、その中、前記昇降平床の前端は前柱アセンブリに装着され、前記昇降平床の後端は尾部支持棒の上端と摺動接続し、前記尾部支持棒の下端はサブフレームの後部とピン接続し、前記尾部支持棒の中間部はリフトシリンダの一端とピン接続し、前記リフトシリンダの他端はサブフレーム後部とピン接続する。
本考案の多機能車両運搬車において、前記尾部支持棒の上端にはスライダーがピン接続され、前記昇降平床の後部にはシュートが設置され、前記スライダーはシュートに沿って前後に移動可能である。
本考案の多機能車両運搬車において、前記シュートの溝壁には水平方向に沿って複数の第一ピンホールが設置され、前記スライダーとシュートの間は、ピンが第一ピンホールを貫通することにより前記スライダーとシュートを接続して固定する。
本考案の多機能車両運搬車において、前記昇降平床の上面には取り外し可能な保護ネットが装着され,前記保護ネットは錠によりロックを固定する。
本考案の多機能車両運搬車において、前記前柱アセンブリは長方形前柱を含み、前記前柱にはスライドスリーブが被され、前記昇降平床はスライドスリーブにピン接続する。
本考案の多機能車両運搬車において、前記前柱には垂直方向に沿って複数の第二ピンホールが設置され、前記スライドスリーブと前柱の間は、ピンが第二ピンホールを貫通することにより前記スライドスリーブと前柱を接続して固定する。
本考案の多機能車両運搬車において、前記昇降平床の下端にはピン接続座が接続され、前記ピン接続座はピンにより前記スライドスリーブと接続する。
本考案の多機能車両運搬車において、前記サブフレームの後端には尾部フラップがピン接続され,前記尾部フラップとサブフレーム後部の間にはフリップシリンダーが装着される。
本考案の多機能車両運搬車において、前記尾部フラップの末端が下へ転覆する角度は0°〜10°で、下へ転覆する角度は0°〜15°である。
上述の形態を採用した後、本考案の多機能車両運搬車は、以下のような良い効果を有する。
1、既存の車両運搬車の後柱及びトラスをなくし、背柱の変わりに尾部支持棒を用い、リフトシリンダの伸縮により尾部支持棒の上端を昇降平床に沿って前後に移動させ、昇降平床の昇降を実現した。これにより、前記構造の外観がシンプル且つ滑らかで、重心が低く、本体重量が軽く、省エネルギーで、一定の経済的利益と社会的利益を有する。
2、前スプリングボードを上へ飛ぶように、後スプリングボードを下へ落ちるように設置し、また、スプリングボードの中のスライドダンパを装着していない。これにより、本設計の良い点は、構造がシンプルで、コストが低く、後スプリングボードが1回操作で完成するため、実際に車両を積載する過程の中で、積載効率が大幅に高くなる。
3、前柱は角パイプ構造であり、前柱にスライドスリーブを設置、スライドスリーブに昇降平床を接続することにより、スライドスリーブが前柱に沿って移動すると、連動で昇降平床も上下に移動でき、車両の積載効果を満たすことが可能になる。スライドスリーブに垂直方向に沿って複数のピンホールを設置することにより、ピンを用いて機械的位置限定を行い、シリンダーまたはシリンダーシステムの突然失効により発生する昇降平床の落下を防止することが可能になる。
4、尾部フラップを設置することにより、尾部フラップはフリップシリンダーと連動して一定角度を転覆し、末端を下降または上昇させ、適切な斜面を形成し、商用車を順調に本考案の運搬車のトップの適切な位置まで走行させることで、多機能車両としての効果を実現し、センターアクスルトレーラとセットで列車を構成して輸送すること以外に、トレーラを外して輸送することもできる。(トレーラを外し、単独で使用する)。
図2に示すように、本考案の多機能車両運搬車は昇降平床1を含み、昇降平床1の前端は前柱アセンブリに装着される。昇降平床1の前、後部分には前スプリングボード2と後スプリングボード3が装着され、前スプリングボード2は上へ跳び、後スプリングボード3は下へ落ちる。
図3に示すように、前記昇降平床の後端は尾部支持棒の上端と摺動接続し、尾部支持棒4の上端はピンによりスライダー5とピン接続し、昇降平床1の後部には水平方向のシュート6が設置され、スライダー5はシュート6に沿って前後に移動可能である。シュート6の溝壁には水平方向に沿って複数の第一ピンホール7が設置され、スライダー5とシュート6の間はピンが第一ピンホール7を貫通することによりスライダー5とシュート6を接続して固定する。尾部支持棒4の下端とサブフレーム8の後部はピンによりピン接続し、尾部支持棒4の中間部はピンでリフトシリンダ9の一端とピン接続し、リフトシリンダ9の他端はピンでサブフレーム8の後部とピン接続する。
昇降平床1の上面には取り外し可能な保護ネット10が装着され、保護ネット10は錠によりロックを固定する
図4に示すように、前柱アセンブリは長方形前柱11を含み、前柱11にはスライドスリーブ12が被され、昇降平床1の下端にはピン接続座13が接続され、ピン接続座13はピンによりスライドスリーブ12と接続する。前柱11には垂直方向に沿って複数の第二ピンホール14が設置され、前記スライドスリーブ12と前柱11の間は、ピンがそのうち一つの第二ピンホール14を貫通することによりスライドスリーブ12と前柱11を接続して固定する。
サブフレーム8の後端には尾部フラップ15がピン接続され、尾部フラップ15とサブフレーム8の後部の間にはフリップシリンダー16が装着される。フリップシリンダー16の連動で尾部フラップ15の末端が下へ転覆する角度は10°〜13°である。
本考案の多機能車両運搬車既存の車両運搬車にある後柱及びトラスを装着せず、後柱の変わりに尾部支持棒4を用い、リフトシリンダ9の伸縮により尾部支持棒4の上端のスライダー5が昇降平床1のシュート6に沿って前後に移動させ、昇降平床1の昇降を実現し、ピンが一つの第一ピンホール7を貫通することによりスライダー5とシュート6を接続して固定する。これにより、前記構造の外観がシンプルで滑らかで、重心が低く、本体重量が軽く、省エネルギーで、一定の経済的利益と社会的利益を有する。前スプリングボード2を上へ飛ぶように、後スプリングボード3を下へ落ちるように設置し、また、スプリングボードの中のスライドダンパを装着していない。これにより、本設計の良い点は、構造がシンプルで、コストが低く、後スプリングボード3が1回操作で完成するため、実際に車両を積載する過程の中で、積載効率が大幅に高くなる。前柱11は角パイプ構造にし、前柱11にスライドスリーブ12を設置、スライドスリーブ12に昇降平床1を接続することにより、スライドスリーブ12が前柱11に沿って移動すると、連動で昇降平床1も上下に移動でき、車両の積載効果を満たすことが可能になる。スライドスリーブ12に垂直方向に沿って複数の第二ピンホール14を設置することにより、ピンを用いて機械的位置限定か可能になり、シリンダーまたはシリンダーシステムの突然失効により発生する昇降平床の落下を防止することが可能になる。尾部フラップ15を設置することにより、尾部フラップ15はフリップシリンダー16と連動して一定角度を転覆し、末端を下降または上昇させ、適切な斜面を形成し、商用車を順調に本考案の運搬車のトップの適切な位置まで走行させることで、多機能車両としての効果を実現し、センターアクスルトレーラとセットで列車を構成して輸送すること以外に、トレーラを外して輸送することもできる。(トレーラを外し、単独で使用する)。
以上、本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案の範囲を限定するものではなく、本考案の技術的思想から逸脱しなければ、様々な修正および改良も、本考案の請求の範囲によって規定される保護範囲内に含まれるものとする。
Claims (9)
- 多機能車両運搬車であって、
前記多機能車両運搬車は昇降平床を含み、前記昇降平床の前、後部分には前スプリングボードと後スプリングボードが装着され、
前記昇降平床の前端は前柱アセンブリに装着され、前記昇降平床の後部は尾部支持棒の上端と摺動接続し、前記尾部支持棒の下端はサブフレームの後部とピン接続し、前記尾部支持棒の中間部はリフトシリンダの一端とピン接続し、前記リフトシリンダの他端はサブフレームの後部とピン接続することを特徴とする多機能車両運搬車。 - 前記尾部支持棒の上端にはスライダーがピン接続され、前記昇降平床の後部にはシュートが設置され、前記スライダーはシュートに沿って前後に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の多機能車両運搬車。
- 前記シュートの溝壁には水平方向に沿って複数の第一ピンホールが設置され、前記スライダーとシュートの間は、ピンが第一ピンホールを貫通することにより前記スライダーとシュートを接続して固定することを特徴とする請求項2に記載の多機能車両運搬車。
- 前記昇降平床の上面には取り外し可能な保護ネットが装着され、前記保護ネットは錠によりロックを固定することを特徴とする請求項3に記載の多機能車両運搬車。
- 前記前柱アセンブリは長方形前柱を含み、前記前柱にはスライドスリーブが被され、前記昇降平床はスライドスリーブにピン接続することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の多機能車両運搬車。
- 前記前柱には垂直方向に沿って複数の第二ピンホールが設置され、前記スライドスリーブと前柱の間は、ピンが第二ピンホールを貫通することにより前記スライドスリーブと前柱を接続して固定することを特徴とする請求項5に記載の多機能車両運搬車。
- 前記昇降平床の下端にはピン接続座が接続され、前記ピン接続座はピンにより前記スライドスリーブと接続することを特徴とする請求項6に記載の多機能車両運搬車。
- 前記サブフレームの後端には尾部フラップがピン接続され,前記尾部フラップとサブフレーム後部の間にはフリップシリンダーが装着されることを特徴とする請求項5に記載の多機能車両運搬車。
- 前記尾部フラップの末端が下へ転覆する角度は0°〜10°で、下へ転覆する角度は0°〜15°であることを特徴とする請求項8に記載の多機能車両運搬車。
Priority Applications (1)
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JP2018002778U JP3219162U (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | 多機能車両運搬車 |
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JP2018002778U JP3219162U (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | 多機能車両運搬車 |
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JP3219162U true JP3219162U (ja) | 2018-12-06 |
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Family Applications (1)
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JP2018002778U Active JP3219162U (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | 多機能車両運搬車 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112722218A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-30 | 六安乾稳环保科技有限公司 | 一种杂物打捞用水下运输车及河道垃圾打捞方法 |
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2018
- 2018-07-20 JP JP2018002778U patent/JP3219162U/ja active Active
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CN112722218A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-30 | 六安乾稳环保科技有限公司 | 一种杂物打捞用水下运输车及河道垃圾打捞方法 |
CN112722218B (zh) * | 2020-12-31 | 2023-11-24 | 国网天津市电力公司高压分公司 | 一种杂物打捞用水下运输车及河道垃圾打捞方法 |
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