JP3219032B2 - プローブ - Google Patents

プローブ

Info

Publication number
JP3219032B2
JP3219032B2 JP28640697A JP28640697A JP3219032B2 JP 3219032 B2 JP3219032 B2 JP 3219032B2 JP 28640697 A JP28640697 A JP 28640697A JP 28640697 A JP28640697 A JP 28640697A JP 3219032 B2 JP3219032 B2 JP 3219032B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
target
slack
ice
supports
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28640697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11120023A (ja
Inventor
啓之 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP28640697A priority Critical patent/JP3219032B2/ja
Publication of JPH11120023A publication Critical patent/JPH11120023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3219032B2 publication Critical patent/JP3219032B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タの開発ツールに関し、特にインサーキットエミュレー
タ(以下ICEという)等の開発支援装置とターゲット
を接続するプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータを使用した製品の
開発ではハードウエアとソフトウエアの両方の開発は同
時に行われる。この時、マイクロコンピュータの開発支
援システムは、開発中のソフトウエアやハードウエアの
品質を早期に向上し、マイコンシステムの開発期間短縮
や品質の向上に重要な役割を果たす。
【0003】一般に、ターゲットを含めたソフトウエア
のディバグは、ターゲットに外付けの装置(ICE)を
接続して行われる。
【0004】本発明の対象であるプローブは、ICEと
ディバグ対象になるソフトウエアが動作するターゲット
(基板)を接続するためのものであり、ICEとターゲ
ット間の信号の受け渡しには、このプローブを介して行
われる。このプローブの材質にはフレキシブルプリント
基板を多層にした基板が使用される。
【0005】図6に従来のプローブの一例を示す。プロ
ーブ1は、図6のように、ICE2と、ターゲット3と
に接続される。
【0006】図7は図6の側面図である。図7におい
て、ICE2はターゲット3に半田付けされたソケット
5とプローブ1を接続することにより、ICE2からの
信号がプローブ1とソケット5を通じてターゲット3に
伝えられる。
【0007】ソケットの半田接続部11の端子数は、I
CE2がエミュレートするマイコンの端子数分必要であ
り、ソケット5は、この端子数分の半田付けだけでター
ゲット3と接続されている。
【0008】プローブ1は、図7に明らかなとおり、平
面に対して垂直方向へ折り曲げることが可能である、し
たがってICE2またはターゲット3のそれぞれは、上
方向8または下方向9へ自由に動かすことができる。し
かし、プローブ1の平面方向である左右方向には動かす
ことが出来ないため、ICE2やターゲット3を左右へ
動かすことは出来ない。
【0009】ターゲットの処理能力や処理スピードを高
くするために、ターゲットに使用されるマイクロコンピ
ュータの動作クロックが高くなり、ICE2とターゲッ
ト3間の信号の受け渡しも高速になり、同時に信号がノ
イズの影響を受けやすくなる。このノイスの影響を受け
ないように図6のプローブ1は、フレキシブルプリント
基板内で信号線とGNDを別の層にした多層基板となっ
ている。このため、1層のフレキシブルプリント基板と
比べて基板が厚くなっているため固くなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のプロー
ブは、フレキシブルプリント基板が多層基板であるため
に全体の柔軟性がなくなり、またプローブをソケットか
ら外そうとする動作やターゲットの部品の交換等の作業
でICEやターゲットをプローブの水平方向に動かした
場合、プローブは水平方向には自由に動かすことが出来
ないため、ICEやターゲットに加えられた力は、ソケ
ットとターゲットとの半田接続部に負荷が直接加わり半
田接続部の損傷による接触不良や断線が生じ、ICEか
らの信号を正しくターゲットに伝えることが出来なくな
り、これが原因となって、ハードウェアやソフトウエア
の開発の妨げとなるという問題が生ずる。
【0011】本発明の目的は、ICEやターゲットを接
続した状態でこれらを自由に動かすことができるプロー
ブを提供することにある。
【0012】上記目的を達成するため、本発明によるプ
ローブにおいては、両端を他の物体と接続するプローブ
において、前記プローブは、たるみ部分を有し、前記た
るみ部分を挟んでプローブに固定された2つのプローブ
支持具と、前記2つのプローブ支持具につながる自己復
元性が付与された物体を有するものである。
【0013】また、前記2つのプローブ支持具につなが
る物体が、蛇腹を有するものである。
【0014】また、前記プローブはフレキシブル基板で
あり、自己復元状態における前記たるみ部分は、前記フ
レキシブル基板を側面から見たときS字形状を成してい
るものである。
【0015】また、前記フレキシブル基板のたるみ部分
には長さ方向に多条の切込みが平行に施されているもの
である。また、前記2つのプローブ支持具につながる物
体が、最大限に伸張した場合においても、前記プローブ
のたるみ部分には、たるみを残しているものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら本
発明の実施の形態をより具体的に説明する。
【0017】図1(a)において、本発明においても、
ICE2とターゲット3とは、本発明のプローブ1によ
って接続される。ターゲット3は、ICE2とディバグ
対象となるソフトウエアを動作させるものであり、IC
E2とターゲット3間の信号の受け渡しがプローブ1を
介して行われるのである。図6,7と同一構成部分には
同一の符号を付して説明する。
【0018】本発明において、プローブ1の長さ方向の
途中に、蛇腹4を有している。またプローブ1のターゲ
ット3側は、ターゲット3に半田付けされたソケット5
に接続され、また、プローブ1のICE2側は、ICE
2に接続されている。
【0019】本発明において、プローブ1の長手方向の
途中に三次元方向に変位可能な部分を有している。この
変位可能部分は、図1(b)に示すようにS字型のたる
み6であり、このたるみ6の部分を挾んで、図2に示す
ようにその両側にプローブ支持具10が固定され、両プ
ローブ支持部10、10には、たるみ6を覆って蛇腹4
でつながれている。すなわち、本発明においては、プロ
ーブ6の一部にたるみ6を形成し、このたるみ6を蛇腹
4にて保型しているものである。蛇腹4は、伸縮可能で
あり、自己復元性を有し、三次元方向に自由に屈撓が可
能である。
【0020】蛇腹4が引き伸ばされれば、プローブ6の
たるみ6も引き伸ばされるが、蛇腹4が完全に伸びきっ
た状態においてもなお、プローブ1にたるみ6を保有さ
せておくことはできる。
【0021】なお、プローブ1には、たるみ6の部分を
含んで図3のように、長さ方向に多条の切込み7が平行
に付されたフレキシブルプリント基板を用いている。し
たがって、本発明によるプローブ1は、たるみ6が引伸
ばされる範囲内で伸縮が可能であり、また、フレキシブ
ルプリント基板に付された多条の切込み7によって自在
に水平方向に曲げることができ、このたるみ6の部分
が、自己復元性を有する蛇腹4によって三次元方向に変
位可能に保型されているものである。
【0022】したがって、本発明によるときには、図
4、図5に示すように、ICE2又はターゲット3が使
用者の不注意によるとき、又は、ターゲット3にプロー
ブ1を接続したり、あるいはターゲット6からプローブ
1を外す操作を行ったときにプローブ1に対し、ICE
2又はターゲット3が相対的に上方向8又は下方向9に
動いても、プローブ1は、蛇腹4とともにその変位に追
従し、これらの動きによる三次元方向の相対変位は、た
るみ6に吸収され、ターゲット3に接続されたソケット
5の半田接続部11に負担をかけることがない。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によるときには、
プローブの一部に変位可能部分を設けて三次元方向の変
位を追従しうるようにしたため、プローブに接続された
ICEやターゲットに力が加えられてプローブに対し、
相対的に変位してもICEやターゲットに負担をかけ
ず、ターゲットとソケットとの半田接続部に無理が生ぜ
ず、半田接続部の損傷による接触不良や断線は生じな
い。
【0024】また、本発明によれば、変位可能部分とし
てプローブの一部にS型のたるみと多条の切込みを付
し、これを自己復元性を有する蛇腹によって保型するこ
とによって構成したため、三次元方向の動きにスムーズ
に追従させて変位を吸収できる。なお、蛇腹の素材の選
定によって信号の劣化やノズルの影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態を示す図、(b)
はプローブの構成を示す図である。
【図2】図1(b)のc−cに相当する部分の断面図で
ある。
【図3】プローブへ切込みの形態を示す図である。
【図4】使用状態を示す側面図である。
【図5】使用状態を示す平面図である。
【図6】プローブの従来例を示す図である。
【図7】従来のプローブの側面図である。
【符号の説明】
1 プローブ 2 ICE(インサーキットエミュレータ) 3 ターゲット 4 蛇腹 5 ソケット 6 たるみ 7 切れ込み 8 上方向 9 下方向 10 プローブ支持具 11 半田接続部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−109763(JP,A) 特開 平6−36620(JP,A) 特開 平9−260867(JP,A) 特開 平9−245921(JP,A) 特開 平2−168511(JP,A) 実開 昭54−7387(JP,U) 実開 平3−37538(JP,U) 実開 平2−108213(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/277 G01R 1/06 G01R 31/28 - 31/30 H01R 35/00 - 35/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を他の物体と接続するプローブにお
    いて、前記プローブは、たるみ部分を有し、前記たるみ部分を
    挟んでプローブに固定された2つのプローブ支持具と、
    前記2つのプローブ支持具につながる自己復元性が付与
    された物体を有することを特徴とするプローブ。
  2. 【請求項2】 前記2つのプローブ支持具につながる物
    体が、蛇腹を有するものであることを特徴とする請求項
    1に記載のプローブ。
  3. 【請求項3】 前記プローブはフレキシブル基板であ
    り、自己復元状態における前記たるみ部分は、前記フレ
    キシブル基板を側面から見たときS字形状を成している
    ことを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  4. 【請求項4】 前記フレキシブル基板のたるみ部分には
    長さ方向に多条の切込みが平行に施されているものであ
    ることを特徴とする請求項3に記載のプローブ。
  5. 【請求項5】 前記2つのプローブ支持具につながる物
    体が、最大限に伸張した場合においても、前記プローブ
    のたるみ部分には、たるみを残していることを特徴とす
    る請求項1に記載のプローブ。
JP28640697A 1997-10-20 1997-10-20 プローブ Expired - Fee Related JP3219032B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28640697A JP3219032B2 (ja) 1997-10-20 1997-10-20 プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28640697A JP3219032B2 (ja) 1997-10-20 1997-10-20 プローブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11120023A JPH11120023A (ja) 1999-04-30
JP3219032B2 true JP3219032B2 (ja) 2001-10-15

Family

ID=17703995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28640697A Expired - Fee Related JP3219032B2 (ja) 1997-10-20 1997-10-20 プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3219032B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4391717B2 (ja) * 2002-01-09 2009-12-24 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 コンタクタ及びその製造方法並びにコンタクト方法
KR100887618B1 (ko) * 2008-04-28 2009-03-10 (주)선인이엔지 프로브 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11120023A (ja) 1999-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102058152B1 (ko) 프로브 핀, 검사 지그, 검사 유닛 및 검사 장치
JPH08298364A (ja) 印刷配線板
JP2008145238A (ja) 電気接続器及びこれを用いた電気的接続装置
JP2006260755A (ja) メモリモジュール及びこのモジュールの信号ライン配置方法
JP3219032B2 (ja) プローブ
US6825679B2 (en) Electrically conductive structure and method for implementing circuit changes on printed circuit boards
KR970004516B1 (ko) 가요성 인쇄 회로 기판을 구비한 회로내 에뮬레이터용 프로브
JP2976326B2 (ja) Bga用コンタクト
CN111315124B (zh) 电路板组件和电子设备
JP2000068614A (ja) 回路基板およびそれを用いた液晶表示装置
JP2621444B2 (ja) コネクタ
EP0830716B1 (en) Connection assembly for electronic devices
JP2001250600A (ja) 相互接続接点
US20220390487A1 (en) Testing device and probe elements thereof
US20090189628A1 (en) Reworkable bonding pad layout and debug method thereof
JPH01208892A (ja) フレキシブルプリント配線板の接続構造
JP2000059032A (ja) フレキシブル多層配線板
JP2518948Y2 (ja) フレキシブルプリント配線基板
JP2556129B2 (ja) フレキシブルプローブカード
JP3833298B2 (ja) 表面実装素子用ユニバーサル基板
JPH0632705Y2 (ja) 補助ピン
JPH08330697A (ja) プリント基板
JP2001326479A (ja) 電子機器
JP2003318308A (ja) 可撓性回路基板のフリップチップic接続用回路パターン
JPH01274496A (ja) プリント基板回路接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees