JP3219029B2 - 純水加温装置 - Google Patents

純水加温装置

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JP3219029B2 JP24997197A JP24997197A JP3219029B2 JP 3219029 B2 JP3219029 B2 JP 3219029B2 JP 24997197 A JP24997197 A JP 24997197A JP 24997197 A JP24997197 A JP 24997197A JP 3219029 B2 JP3219029 B2 JP 3219029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造工程
等に用いる純水加温装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造工程等に用いる純水加
温装置は、図6に示すように、純水供給源21と負荷2
2との間を純水供給路23で接続し、加熱手段(図示省
略)を備えた複数の加温槽24,24,…前記純水供
給路23に直列に設けている。前記加熱手段は、複数の
ヒーター挿入パイプ内に、たとえばハロゲンランプ等を
それぞれ挿入した構成となっている。ところで、前記負
荷22から異なる温度の純水が要求されることがある
が、前記構成の純水加温装置では複数の異なる温度の純
水の供給には対応することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、荷が要求する異なる温度の純水供給に
対応することができる純水加温装置を提供することで
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、純水供給源と負荷との間を純水供給ラインで接続
、温度センサを備えた複数の加温槽を前記純水供給ラ
インに直列に設けた構成の純水加温装置において、前記
各加温槽同士を接続する第一純水供給ラインからそれぞ
れ分岐した分岐ラインを備え、最下流側に配置した加温
槽と前記負荷との間を接続する第二純水供給ラインに
記各分岐ラインをそれぞれ接続し、前記各加温槽におけ
る設定温度を下流側のものほど高く設定するとともに、
要求純水温度に応じて上流側から所定数の前記各加温槽
に純水を流通させる構成としたことを特徴としている。
【0005】さらに、請求項2に記載の発明は、前記各
第一純水供給ライン4bに自動弁をそれぞれ設けるとと
もに、前記各分岐ラインに自動弁をそれぞれ設け、要求
純水温度に応じて前記各自動弁を制御することにより、
上流側から所定数の前記各加温槽7に純水を流通させる
構成としたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明するこの発明は、純水供給源と負荷との間
を流量調節弁を備えた純水供給ラインで接続し、加熱手
段と温度センサとをそれぞれ備えた複数(たとえば、3
個)の加温槽を前記純水供給ラインに直列に設け、この
各加温槽同士を接続する第一純水供給ラインにそれぞれ
自動弁を設けるとともに、最下流側に配置された加温槽
以外の各加温槽の出口側に自動弁を備えた分岐ラインを
それぞれ設け、前記最下流側に配置された加温槽と前記
負荷との間を接続する第二純水供給ラインに前記各分岐
ラインを接続した構成の純水加温装置において実現され
る。この純水加温装置は、さらに前記流量調節弁,前記
各加熱手段,前記温度センサおよび前記各自動弁を信号
線を介して制御器にそれぞれ接続している。
【0007】前記加温槽は、透明の石英ガラスで円筒
状のボディーを形成し、両端部は、端面部材でそれぞれ
封着している。そして、このボディーの上流側外周面に
純水入口を開口し、また下流側外周面に純水出口を開口
し、それぞれ前記純水供給ラインに接続している。そし
て、前記両端面部材を介して複数(たとえば、6本)の
ヒーター挿入パイプを前記ボディー内に設けた構成とな
っている。また、前記加熱手段は、前記各ヒーター挿
入パイプ内に、たとえばハロゲンランプ(1本当り4k
w)を挿入したものである。
【0008】前記純水加温装置の通常運転時は、前記
供給する純水温度を,たとえば80℃に設定し、
純水供給ラインの最上流側に配置された加温槽の出口
温度40℃になるように,またつぎの加温槽の出口温
60℃になるように,さらに最下流側の加温槽の出
口温度が設定純水温度の80℃になるように、前記各
度センサからの検出値に基づいて各加熱手段をそれぞれ
制御している。すなわち、前記各加温槽における加熱用
の設定温度は、下流側のものほど高く設定されている。
また、前加熱手段の加熱量の最大値における純水の
最大流量は予め設定されており、この設定値に基づいて
前記流量調節弁で純水の流量を制御するようにしてい
る。
【0009】前記純水加温装置によれば、たとえば前記
負荷からの要求純水温度が45℃の場合は、最上流側に
配置された加温槽の出口温度を45℃に設定し、この
温槽のみの運転とする。すなわち、前記最上流側に配置
された加温槽以外の加温槽の運転を停止する前記加熱
手段をオフ(OFFとする)とともに、前記最上流側
に配置された加温槽と、つぎに配置された加温槽とを接
続した前記第一純水供給ラインに設けた自動弁を閉弁す
る。そして、前記最上流側に配置した加温槽の出口側に
接続した分岐ラインの自動弁を開弁することにより、所
定温度の純水を前記荷へ供給することができる。した
がって、前記純水加温装置は、要求純水温度に応じて前
記各自動弁を制御することにより、上流側から所定数の
前記各加 温槽に純水を流通させる構成となっている。
【0010】以上のように、前記各第一純水供給ライン
に設けた自動弁と、前記各分岐ラインに設けた自動弁を
制御することにより、前記負荷から要求される異なる温
度の純水の供給に対応することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明に係る純水加温
装置の構成を概略的に示す説明図である。
【0012】図1において、純水供給源1と負荷2との
間を純水供給ライン4で接続し、温度センサ5と加熱手
段6(図2参照)を備えた複数(この実施例ではNo.
1,No.2およびNo.3の3個)の加温槽7,7,
…を前記純水供給ライン4に直列に設け(以下、No.
1の加温槽7を「第一加温槽7」と云い、No.2の加
温槽7を「第二加温槽7」と云い、No.3の加温槽7
を「第三加温槽7」と云う。)、この各加温槽7同士を
接続する第一純水供給ライン4b,4bにそれぞれ第
一,第二自動弁8,9を設けている。そして、前記第一
加温槽7および前記第二加温槽7の出口側に第三,第四
自動弁10,11を備えた第一,第二分岐ライン12,
13をそれぞれ設け、前記第三加温槽7と前記負荷2と
の間を接続する第二純水供給ライン4cに前記各分岐ラ
イン12,13をそれぞれ接続した構成としている。ま
た、前記純水供給源1と前記第一加温槽7との間の第三
純水供給ライン4aに流量調節弁3を設けている。そし
て、前記流量調節弁3,前記各加熱手段6,前記各温度
センサ5および前記各自動弁8,9,10,11は信号
線(図示省略)を介して制御器(図示省略)にそれぞれ
接続されている。
【0013】つぎに、前記加温槽7の構成について説
明する。図2は、前記加温槽7の縦断面図であり、ま
た図3は左側面図であり、さらに図4は右側面図であ
る。前記加温槽7は、図2に示すように、長手方向に
所定の長さを有する円筒状のボディー14により構成さ
れている。このボディー14の両端部は、前記ボディー
14の母線に対して、垂直となるようにそれぞれ形成さ
れている。このように形成された両端部において、まず
その上流側端部(図2の左側)は、上流側端面部材15
で封着されており、またその下流側端部(図2の右側)
は、下流側端面部材16で封着されている。
【0014】そして、前記両端面部材15,16によ
り、その両端面を封着された前記ボディー14内には、
複数本のヒーター挿入パイプ17,17,…が挿入され
ている(この実施例においては、6本のヒーター挿入パ
イプ17が挿入されている。図3および図4参照)。こ
の各ヒーター挿入パイプ17は、前記両端面部材15,
16と直交するように挿入されており、それぞれの両端
部は、前記両端面部材15,16に固着された状態でそ
れぞれ装着されている。この点において、前記各ヒータ
ー挿入パイプ17は、前記ボディー14の母線と平行状
態でそれぞれ装着されていることになる。
【0015】前記ボディー14の上流側端部の下部外周
面近傍に純水入口管18を設けている。また、前記ボデ
ィー14の下流側端部の上部外周面近傍に純水出口管1
9を設けている。そして、前記純水入口管18および前
記純水出口管19は、前記純水供給ライン4にそれぞれ
接続されている。ここで、前記ボディー14,前記両端
面部材15,16,前記各ヒーター挿入パイプ17,前
記純水入口管18および前記純水出口管19を一体成形
とすることも実施に応じて好適である。
【0016】前記加熱手段6は、前記各ヒーター挿入
パイプ17内に、たとえばハロゲンランプ(たとえば、
1本当り4kw)が挿入してあり、この各ハロゲンランプ
オンオフ制御は、前記信号線(図示省略)を介して前
記制御器(図示省略)で制御するようにしている。
【0017】前記構成の純水加温装置の通常運転は、
負荷2供給する純水温度を,たとえば80℃に設定
する。また、前記第一加温槽7の出口温度を40℃に
定し、つぎの前記第二加温槽7の出口温度を60℃に
定し、さらに前記第三加温槽7の出口温度を設定純水
度の80℃に設定する。そして、前記各温度センサ5か
らの検出値に基づいて前記各加熱手段6をそれぞれ制御
し、所定温度の純水を供給する。一方、前記純水供給源
1からの純水供給流量は、その最大流量が、前記加熱
手段6の加熱量が最大値(6本×4kw=24kw前記
温槽が3個で24kw×3=72kw)のとき、18リッ
トル/分としている。
【0018】前記構成によれば、たとえば前記負荷2か
らの要求純水温度が45℃の場合は、図5に示すよう
に、前記第一加温槽7の出口温度を45℃に設定し、
記第一加温槽7のみを運転する。すなわち、前記第一
温槽7以外の前記第二加温槽7および前記第三加温槽7
の運転を停止する前記各加熱手段オフとする)と
ともに、前記第一純水供給ライン4bにおける前記第一
自動弁8を閉弁する。そして、前記第一加温槽7の出口
温度を前記温度センサ5が検出し、この検出信号に基づ
いて前記第一分岐ライン12における前記第三自動弁1
0を開弁し、所定温度の純水を前記第二純水供給ライン
4cを介して前記負荷2供給する。また、前記負荷2
から要求される純水温度が45℃以上の場合は、図5に
示すように、前記加熱手段6と前記各自動弁8,9,
10,11とを制御することにより対応することができ
る。
【0019】
【発明の効果】の発明によれば、負荷が要求する異な
る温度の純水供給に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る純水加温装置の構成を概略的に
示す説明図である。
【図2】図1の加温槽を拡大して示す縦断面図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】負荷の要求する純水温度に対応した各加温槽の
加熱手段のオンオフ(ON,OFFと各自動弁の開閉
状態を示す説明図である。
【図6】従来の純水加温装置の構成を概略的に示す説明
図である。
【符号の説明】
1 純水供給源 2 負荷 4 純水供給ライン4b 第一純水供給ライン 4c 第二純水供給ライン 7 加温槽 8 第一自動弁 9 第二自動弁 10 第三自動弁 11 第四自動弁 12 第一分岐ライン 13 第二分岐ライン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純水供給源1と負荷2との間を純水供給
    ライン4で接続し、温度センサ5を備えた複数の加温槽
    7,7,…を前記純水供給ライン4に直列に設けた構成
    の純水加温装置において、前記各加温槽7同士を接続す
    る第一純水供給ライン4b,4b,…からそれぞれ分岐
    した分岐ラインを備え、最下流側に配置した加温槽7と
    前記負荷2との間を接続する第二純水供給ライン4cに
    前記各分岐ラインをそれぞれ接続し、前記各加温槽7に
    おける設定温度を下流側のものほど高く設定するととも
    に、要求純水温度に応じて上流側から所定数の前記各加
    温槽7に純水を流通させる構成としたことを特徴とする
    純水加温装置。
  2. 【請求項2】 前記各第一純水供給ライン4bに自動弁
    をそれぞれ設けるとともに、前記各分岐ラインに自動弁
    をそれぞれ設け、要求純水温度に応じて前記各自動弁を
    制御することにより、上流側から所定数の前記各加温槽
    7に純水を流通させる構成としたことを特徴とする請求
    項1に記載の純水加温装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102360757B1 (ko) * 2019-12-27 2022-02-08 주식회사 디앤티 무독성 물티슈 자동 제조장치
KR102370740B1 (ko) * 2019-12-27 2022-03-03 주식회사 디앤티 무독성 물티슈 자동 제조장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102360757B1 (ko) * 2019-12-27 2022-02-08 주식회사 디앤티 무독성 물티슈 자동 제조장치
KR102370740B1 (ko) * 2019-12-27 2022-03-03 주식회사 디앤티 무독성 물티슈 자동 제조장치

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