JP3218625B2 - 耐スカッフ・耐摩耗摺動部品 - Google Patents

耐スカッフ・耐摩耗摺動部品

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JP3218625B2
JP3218625B2 JP15519991A JP15519991A JP3218625B2 JP 3218625 B2 JP3218625 B2 JP 3218625B2 JP 15519991 A JP15519991 A JP 15519991A JP 15519991 A JP15519991 A JP 15519991A JP 3218625 B2 JP3218625 B2 JP 3218625B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、往復動内燃機関等に使
用されるピストンリング等、高度の耐スカッフ性及び耐
摩耗性が要求される慴動部品に関し、さらに詳しくは、
このような要求特性を有する薄肉の慴動部品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、ねずみ鋳鉄よりも改善された耐スカッフ性及び耐摩
耗性を有する鋳鉄材料として、パーライト基地中にコン
パクテッド・バーミキュラー(CV)黒鉛と、Cr,V
を含む面積比で3〜15%の複炭化物とが均一に分布した
組織を有するCV黒鉛鋳鉄が知られている(特許第1402
061 号)。
【0003】このような従来のCV黒鉛鋳鉄において
は、薄肉鋳物としたときに、基地をパーライトとすれば
遊離フェライトが出現しやすく、鋳造性に難点がある。
また、CV化の管理が難しく、球状化が進みすぎると球
状黒鉛鋳鉄に近くなり、慴動特性の悪化が認められる。
逆にCV化が進まないと、片状黒鉛鋳鉄になり、強度が
不足になるという問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を克
服し、靱性に優れているとともに耐スカッフ性及び耐摩
耗性にも優れた薄肉のCV黒鉛鋳鉄からなる慴動部品
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の慴動部品は10mm
以下の厚さを有し、重量比で、3.2 〜4.0 %のC、1.5
〜2.8 %のSi、0.3 〜0.7 %のMn、0.05%以下の
P、0.015 %以下のS、0.05〜0.5 %のCr、0.05〜0.
15%のV、0.7 〜1.5 %のNi、0.5 〜3.0 %のCu、
残部が実質的にFeからなり、焼戻しマルテンサイトま
たはベーナイト基地中にコンパクテッド・バーミキュラ
ー黒鉛が析出した組織を有するコンパクテッド・バーミ
キュラー黒鉛鋳鉄からなることを特徴とする。
【0006】本発明のコンパクテッド・バーミキュラー
黒鉛鋳鉄からなる慴動部品の化学組成について、以下詳
細に説明する。
【0007】(1)C:3.2 〜4.0 重量% 薄肉の場合、Cが3.2 重量%未満だと、チルが発生しや
すく、また4.0 重量%を超えると黒鉛の析出量が多くな
りすぎて、靱性が低下する。
【0008】(2)Si:1.5 〜2.8 重量% 薄肉の場合、Siが1.5 重量%未満だと、チルが発生し
やすく、また2.8 重量%を超えると黒鉛化を促進する効
果が大きくなりすぎる。
【0009】(3)Mn:0.3 〜0.7 重量% Mnは一般の鉄鋼材料中に不可避的に存在する元素であ
って、基地のパーライトを安定化して遊離フェライトの
生成を抑える作用があり、また硫黄と結合してMnSを
形成し、硫黄の悪影響を中和する。 しかしながら、M
nの含有量が多くなりすぎると、靱性が阻害されるの
で、0.7 重量%以下とする。
【0010】(4)P:0.05重量%以下 Pは、一般に鋳鉄にあっては組織中にステダイトを晶出
して耐摩耗性を改善する作用を有するが、靱性を害する
ようになるので、本発明にあっては少ないほど望まし
い。したがって、0.05重量%以下とする。
【0011】(5)S:0.015 重量%以下 Sは、黒鉛形状を片状にする作用を有するので、少ない
ほど望ましく、本発明にあっては0.015 重量%以下とす
る。
【0012】(6)Cr:0.05〜0.5 重量%、V:0.05〜
0.15重量% Cr及びVは、薄肉の場合、炭化物の形成により鋳鉄の
脆化を引き起こすが、少量では基地組織内に固溶して高
温強度を高める。またCrは耐銹性及び耐酸化性を向上
し、Vは黒鉛組織の微細化に効果がある。したがって、
Cr及びVの下限をそれぞれ0.05重量%とする。しか
し、Crが多すぎると炭化物が発生し脆くなり靱性を害
する。またVが多すぎると、炭化物が発生して脆くな
り、靱性を害する。したがって、Crは0.05〜0.5 重量
%とし、Vは0.05〜0.15重量%とする。
【0013】(7)Ni:0.7 〜1.5 重量%、Cu:0.5
〜3.0 重量% Ni及びCuは、いずれも遊離フェライトの生成を抑え
て基地組織をパーライトにするとともに靱性を改善す
る。しかし、薄肉の場合、Niが0.7 重量%未満、Cu
が0.5 重量%未満であると、上記効果は不十分である。
一方Niが1.5 重量%を超えるとチル化が進む。Cuは
耐蝕性を向上させるが、3.0 重量%を超えても上記効果
の増大は顕著でない。
【0014】基地組織に関しては、遊離フェライトが出
て耐スカッフ性及び耐摩耗性に悪影響を与えないよう
に、焼入れ、焼戻しを行い、焼戻しマルテンサイトまた
はベイナイト基地組織とする必要がある。焼入れは、肉
厚に応じて850〜950 ℃の範囲内の温度で30分〜2時間
保持することにより行う。また焼戻しは、肉厚に応じて
500 〜600 ℃の範囲内の温度で3〜6時間保持すること
により行う。
【0015】このようにして得られる本発明のコンパク
テッド・バーミキュラー黒鉛鋳鉄からなる慴動部品は、
上記組成を有するために、薄肉としても基地が基本的に
マルテンサイト又はベーナイトからなり、基地中に微細
に分散したCV黒鉛を有するので、良好な機械的強度を
有するとともに、耐スカッフ性及び耐摩耗性に優れてい
る。なお、本発明において、薄肉とは約10mm以下の厚さ
をいう。厚さの下限については、鋳造上の制約により決
まるが、可能な下限は 4.5mm程度までである。これに対
して、従来のCV黒鉛鋳鉄では、10mm以上の肉厚がない
と、マルテンサイトまたはベーナイト基地組織が得られ
ず、球状黒鉛鋳鉄化してしまう。
【0016】
【実施例】本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説
明する。
【0017】実施例1、比較例1〜3 表1に示す組成となるように、鋼屑、FLMS銑鉄、C
V黒鉛鋳鉄戻り屑、炭素粉、フェロシリコン、フェロマ
ンガン、フェロクロム、フェロバナジウム、電解ニッケ
ル、電気銅を配合し、高周波電気炉で溶解、出湯した。
1530℃で、Si60重量%、Ca10重量%、Ce5重量
%、残部Feからなる接種剤(「CVアロイ」大阪特殊
合金(株)製)を0.3 重量%接種し、次いでSi50重量
%、残部Feからなる接種剤(「50S」矢作製鉄(株)
製)を後期接種した。続いて、接種した溶湯を生砂型に
鋳込んで、上部に押し湯を付した高さ75mm、幅85mm、厚
さ7mmの供試材を得た。そして、900 ℃で1.5 時間加熱
後油冷し、次いで540 ℃で5時間加熱後空冷した。
【0018】また、比較のために表1に示す組成の従来
のCV黒鉛鋳鉄(比較例1)及びねずみ鋳鉄(比較例
2)について、上記と同じ供試材を作成した。ただし、
比較例1のCV黒鉛鋳鉄の供試材の厚さは、25mmとし
た。
【0019】このようにして得られた供試材について、
金属組織を調べるために顕微鏡写真を撮った。図1は実
施例1の供試材の金属組織(腐食無し)を示す顕微鏡写
真(×100 )であり、図2は同じく実施例1の供試材の
金属組織(ナイタール腐食)を示す顕微鏡写真(×400
)であり、図3は比較例1のCV黒鉛鋳鉄の金属組織
(腐食無し)を示す顕微鏡写真(×100 )であり、図4
は同じく比較例1のCV黒鉛鋳鉄の金属組織(ナイター
ル腐食)を示す顕微鏡写真(×400 )であり、図5は比
較例2のねずみ鋳鉄の金属組織(腐食無し)を示す顕微
鏡写真(×100 )であり、図6は同じく比較例2のねず
み鋳鉄の金属組織(ナイタール腐食)を示す顕微鏡写真
(×400 )である。
【0020】本発明の薄肉のCV黒鉛鋳鉄からなる慴動
部品の金属組織においては、図1に示すように、図3の
従来の厚肉のCV黒鉛鋳鉄の金属組織と比較して、1/2
〜1/4 の大きさのCV黒鉛として晶出しており、図2に
示すように、耐スカッフ性及び耐摩耗性に影響を及ぼす
遊離フェライトは全く存在しない。
【0021】次に、これらの供試材について以下のテス
トを行った。
【0022】(1)機械的強度試験 これらの供試材から機械加工により、それぞれ以下の試
験片を得た。 引張試験片として、JIS 14Bの試験片 抗折試験片として、5mm×5mm×60mmの試験片 衝撃試験片として、シャルピー試験片(無溝)
【0023】これらの試験片に対して、引張試験、抗折
試験、衝撃試験及び硬さ試験を行った。結果を表2に示
す。
【0024】 表1 化学成分(重量%) 例No. Si Mn 実施例1 3.78 2.50 0.53 0.049 0.011 比較例1 3.63 1.53 0.17 0.03 0.007 比較例2 3.40 2.72 0.70 0.38 0.087
【0025】 表1(続き) 化学成分(重量%) 例No. Cr Ni Cu 実施例1 0.1 1.06 2.70 0.058 比較例1 0.39 1.95 1.12 0.12 比較例2 − − 0.75 −
【0026】 表2 引張強さ 抗折力 衝撃値 硬さ例No. (kgf/mm2 ) (kgf/mm2 ) (kgf・m/cm2 ) (HRB) 実施例1 65 133 0.77 109 比較例1 60 130 0.74 105 比較例2 38 60 0.45 105
【0027】表2の結果から明らかなように、本発明
試験片(CV黒鉛鋳鉄は、比較例1の試験片(CV
黒鉛鋳鉄)及び比較例2の試験片(ねずみ鋳鉄)に比較
して、機械的強度が大きく、かつ硬度も高い。
【0028】(2)スカッフ試験 実施例1の試験片(CV黒鉛鋳鉄)、及び比較材として
比較例1の試験片(CV黒鉛鋳鉄)、比較例2の試験片
(ねずみ鋳鉄)及び比較例3の試験片(球状黒鉛鋳鉄F
CD70)に対して、下記装置及び方法で、耐スカッフ
性(耐焼付性)試験を行った。
【0029】図7は試験装置の要部を示す部分断面図、
図8は図7中のA−A矢視図である。ステータホルダ1
に、シリンダ材として使用される鋳鉄材FC25製で摺
動面21がホーニング仕上げされた円板2(直径80mm、
厚さ10mm)が取外し可能に取付けられており、その中央
には裏側から注油孔3を通して潤滑油が注油されるよう
になっている。ここでステータホルダ1には油圧装置
(図示せず)によって、第7図において右方向へ向けて
所定の押圧力(P)がかかるようにしてある。円板2に
対向するロータ4上に取り付けられた試験片保持具4a
には、回転軸と同心状の円周上に等間隔に4個の取り付
け孔が刻設されており、それぞれに試験片5が取りつけ
られる。それぞれ所定の表面処理が施された試験片5の
5mm×5mmの先端面が円板2の摺動面21に接触し、駆
動装置(図示せず)によって所定速度で回転する。
【0030】以上の装置を用いて、ステータ側の注油孔
3から一定温度の潤滑油を摺動面に供給しながら試験を
行った。ロータ4を回転させると試験片5と円板2との
間の摩擦によって、ステータホルダ1にトルクF(図8
中のF)が生ずるが、そのトルクFをスピンドル6を介
してロードセル7により検知し、押圧力の変化によるト
ルクFの変化を動歪計8で読み取り、記録計9により記
録した。スカッフ(焼付)が生じるとトルクFが急激に
上昇するので、その時の押圧力をもって試験片の耐スカ
ッフ性とした。
【0031】試験条件は次に示す通りであった。 摩擦速度 : 8m/sec 潤滑油 : 無添加モータオイル#30 油温 : 80℃ 給油量 : 400 cc/sec 接触面圧 : 40 kg/cm2 で20分間馴み運転後、50kg
/cm 2 で3分間、次いで3分毎に10 kg/cm2 ずつ増圧し
た。 結果を図10に示す。
【0032】図10の結果から明らかなように、本発明の
試験片(CV黒鉛鋳鉄)は、比較例2の試験片(ねずみ
鋳鉄)及び比較例3の試験片(球状黒鉛鋳鉄)と比較し
て、良好な耐スカッフ性を有する。
【0033】(3)摩耗試験 試験片として、5mm×5mm×21mmで一方を10Rに加工し
たものを用いた。試験装置は、図9に概略的に示すもの
で、円柱状のドラム10の輪部にはヒータ11が入ってお
り、所定の温度に保たれるようになっていて、駆動装置
によって所定の速度で回転する。そのドラム10の側面に
はポンプ(図示せず)によって所定の割合で潤滑油が滴
下され、その部分に試験片12の10R加工した部分がエア
ーシリンダ13により押し当てられている。
【0034】このような装置において、ドラム10を180
℃の温度に保っておき、潤滑油を所定の割合で流しなが
ら、試験片を50Kgの圧力でドラム10の側面に当てる。4
時間後試験片の摩耗量を高さ寸法の減少でもって求め、
相手材の摩耗量はドラム10の側面にできた溝の断面積と
して求めた。試験条件は次に示す通りである。
【0035】温度 : 180 ℃ 潤滑油 : 無添加モータオイル#30 給油条件 : 0.15cc/sec 摩擦速度 : 0.5m/sec 接触荷重 : 50kg 試験時間 : 4hrs. 試験結果を図11に示す。
【0036】図11の結果から明らかなように、本発明
試験片(CV黒鉛鋳鉄)は、比較例1〜3のいずれの
試験片と比較しても優れた耐摩耗性を有するだけでな
く、相手材に与える摩耗も少ない。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の薄肉のコン
パクテッド・バーミキュラー黒鉛鋳鉄からなる慴動部品
は、析出したコンパクテッド・バーミキュラー黒鉛が微
細であるために、機械的強度、靱性、耐スカッフ性、耐
摩耗性等に優れており、ピストンリング等の薄肉慴動部
品として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例1の供試材の金属組織(腐食無
し)を示す顕微鏡写真(×100 )である。
【図2】図2は実施例1の供試材の金属組織(ナイター
ル腐食)を示す顕微鏡写真(×400 )である。
【図3】図3は比較例1のCV黒鉛鋳鉄の金属組織(腐
食無し)を示す顕微鏡写真(×100 )である。
【図4】図4は同じく比較例1のCV黒鉛鋳鉄の金属組
織(ナイタール腐食)を示す顕微鏡写真(×400 )であ
る。
【図5】図5は比較例2のねずみ鋳鉄の金属組織(腐食
無し)を示す顕微鏡写真(×100 )である。
【図6】図6は同じく比較例2のねずみ鋳鉄の金属組織
(ナイタール腐食)を示す顕微鏡写真(×400 )であ
る。
【図7】図7は耐スカッフ性試験に使用する試験装置の
部分縦断面図である。
【図8】図8は図7のA−A断面図である。
【図9】図9は摩耗試験に使用した試験装置の概要を示
す図である。
【図10】図10はスカッフ試験結果を示すグラフであ
る。
【図11】図11は摩耗試験の結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1・・・ステータホルダ 2・・・相手材円板 3・・・注油孔 4・・・ロータ 5・・・試験片 6・・・スピンドル 7・・・ロードセル 8・・・動歪計 9・・・記録計 10・・・ドラム 11・・・ヒータ 12・・・試験片 13・・・エアーシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−192821(JP,A) 特開 昭59−215459(JP,A) 特開 昭63−79937(JP,A) 特開 昭55−128563(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 37/04 C22C 37/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10mm以下の厚さを有する慴動部品におい
    て、重量比で、3.2 〜4.0 %のC、1.5 〜2.8 %のS
    i、0.3 〜0.7 %のMn、0.05%以下のP、0.015%以
    下のS、0.05〜0.5 %のCr、0.05〜0.15%のV、0.7
    〜1.5 %のNi、0.5 〜3.0 %のCu、残部が実質的に
    Feからなり、焼戻しマルテンサイトまたはベーナイト
    基地中にコンパクテッド・バーミキュラー黒鉛が析出し
    た組織を有するコンパクテッド・バーミキュラー黒鉛鋳
    鉄からなることを特徴とする慴動部品。
JP15519991A 1991-05-31 1991-05-31 耐スカッフ・耐摩耗摺動部品 Expired - Lifetime JP3218625B2 (ja)

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