JP3218563U - 棒鋼並列接続金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】1本では長さ不足の棒鋼を2本、端部どうしを互いに並列させた状態で接続一体化する手段として活用出来る棒鋼並列接続金具を提供する。【解決手段】コ形本体2の左右両側板部5a,5bに、2本の棒鋼W1,W2を嵌合させる凹窪部7a,7bが形成され、締結用ボルトナット3のボルト13は、コ形本体2の底板部4に設けられた貫通孔6を貫通する螺軸部13aと、凹窪部7a,7bに嵌合する前記2本の棒鋼の間を貫通する、螺軸部13aよりも巾広の板部13bとから構成され、この板部13bには、凹窪部7a,7bを前後に二分割する基部14と、この基部から遊端までの棒鋼締結部15とが設けられ、この棒鋼締結部15の前後両側面に、板部13bの遊端側ほど高くなる傾斜稜線部16a,17aを有し且つボルト軸方向と平行な突条部16,17が一体形成され、貫通孔6から底板部4の外側に突出した螺軸部13aにナット18が螺嵌される。【選択図】図6

Description

本考案は、建設現場において、使用する棒鋼の長さが不足する場合に2本の棒鋼の端部どうしを並列状態で互いに結合一体化するための棒鋼並列接続金具に関するものである。
この種の棒鋼並列接続金具は、各種のものが知られているが、例えば特許文献1に記載されるように、長円形断面の筒状体に2本の棒鋼を互いに反対側から挿入して、当該2本の棒鋼を前記筒状体内の長径方向に並列させ、この2本の並列する棒鋼間で前記筒状体を短径方向に貫通するボルトの一端に、先端側が巾広になった楔状体を連設し、筒状体から突出するボルトの他端側に螺合させたナットを締め付けて、前記ボルトと共に楔状体を2本の棒鋼間に引き込むことにより、当該2本の棒鋼を前記筒状体内の長径方向両内側面に圧接固定する構造のものが知られている。
特開平11−223017号公報
上記のような特許文献1に記載された構造の棒鋼並列接続金具では、長さが非常に長い2本の棒鋼を小さな筒状体に対して両側から挿入しなければならず、作業性に優れたものとは言えなかった。又、長円形断面の筒状体に短径方向の貫通孔を設けた構造体は、鋳造によって製造されており、製造コストが非常に高くつくという問題点もあった。
本考案は、上記のような従来の問題点を解消することのできる棒鋼並列接続金具を提案するものであって、本考案に係る棒鋼並列接続金具は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、コ形本体(2)と締結用ボルトナット(3)から構成され、前記コ形本体(2)は、長方形状の底板部(4)と、この底板部(4)の両側長辺から同一側に折曲連設された左右一対の側板部(5a,5b)を備えたものであって、前記底板部(4)の中央に前記締結用ボルトナット(3)のボルト(13)が挿通される貫通孔(6)が設けられ、前記左右両側板部(5a,5b)には、前記底板部(4)と平行な方向に間隔を隔てて並列する状態の2本の棒鋼(W1,W2)を、前記左右両側板部(5a,5b)間を横断する向きで嵌合させるための凹窪部(7a,7b)が形成され、前記締結用ボルトナット(3)のボルト(13)は、前記貫通孔(6)を貫通する螺軸部(13a)と、この螺軸部(13a)の一端から当該螺軸部(13a)の長さ方向に延出して前記凹窪部(7a,7b)に嵌合する2本の棒鋼(W1,W2)の間を貫通する、当該棒鋼(W1,W2)と平行な向きで前記螺軸部(13a)よりも巾広の板部(13b)とから構成され、この板部(13b)には、前記凹窪部(7a,7b)を前後に二分割する基部(14)と、この基部(14)から遊端までの棒鋼締結部(15)とが設けられ、この棒鋼締結部(15)の前後両側面に、当該板部(13b)の遊端側ほど高くなる傾斜稜線部(16a,17a)を有し且つボルト軸方向と平行な突条部(16,17)が一体形成され、前記貫通孔(6)から前記底板部(4)の外側に突出した前記螺軸部(13a)にナット(18)が螺嵌される構成になっている。
上記本考案の構成によれば、前記締結用ボルトナットのナットを締め込む前の、前記板部の基部が前記凹窪部を前後に二分割している状態において、互いに締結すべき2本の棒鋼を、前記板部の基部の両側に振り分けるように前記凹窪部に嵌合並列させ、この状態で前記底板部の外側に位置しているナットを締め込んでボルトを前記貫通孔から外側へ引き出すようにして、前記板部における棒鋼締結部の両側の突条部を2本の棒鋼間に圧入させる。この結果、2本の棒鋼は互いに離間する方向に押されて凹窪部の各立ち上がり側面に圧接され、当該凹窪部の各立ち上がり側面と前記板部における棒鋼締結部の両側の突条部との間で挟持固定される。このとき、前記突条部の傾斜稜線部が棒鋼の周面に食い込む状態になり、更には、コ形本体の左右両側板部間に若干入り込むように各棒鋼が変形することも有り得るので、結果として2本の棒鋼は、この棒鋼並列接続金具を介して互いに強力に結合される。
上記のように2本の棒鋼を並列状態で互いに強力に結合することの出来る金具であるが、特に上記の本考案の構成によれば、長円形断面の筒状本体に対して2本の棒鋼をその長さ方向に挿入する必要が無く、金具本体であるコ形本体に対して各棒鋼の接続端部を横から嵌め込むだけで良いので、作業性が格段に向上する。又、コ形本体は、必要な強度が得られる板厚の板材の裁断と曲げ加工だけで製造することが出来るので、金具全体の大幅なコストダウンも図ることが出来る。
上記本考案を実施する場合、具体的には、前記ナット(18)を締め付けて前記板部(13b)の棒鋼締結部(15)を前記底板部(4)側に引き寄せて、前記突条部(16,17)の傾斜稜線部(16a,17a)を、この板部(13b)の左右両側の前記棒鋼(W1,W2)に圧接させて、両棒鋼(W1,W2)を左右両側板部(5a,5b)の前記凹窪部(7a,7b)と前記板部(13b)の棒鋼締結部(15)との間で挟持固定したとき、前記螺軸部(13a)の一端から左右に張り出す前記板部(13b)の前記螺軸部(13a)側の端部が前記底板部(4)の内側面に圧接するように構成することが出来る。この構成によれば、前記板部の端部が前記底板部の内側面に圧接してナットをそれ以上締め込み出来ない状態になった時点で、2本の棒鋼の接続完了と判断することが出来、不必要にナットの締め込みを継続してしまう恐れや、逆にナットの締め込み不足で2本の棒鋼の接続不良を来す恐れが無くなる。
又、上記のように、両棒鋼(W1,W2)を左右両側板部(5a,5b)の前記凹窪部(7a,7b)と前記板部(13b)の棒鋼締結部(15)との間で挟持固定したとき、前記左右両側板部(5a,5b)における前記凹窪部(7a,7b)の前後両側の合計4か所の先端に接する仮想平面(S)と面一になる平坦面(15a)を前記板部(13b)の先端に形成しておくことが出来る。この構成によれば、コ形本体を横から見て2本の棒鋼の接続完了を視覚により容易に確認することが出来る。
更に、前記板部(13b)は、その両側辺が前記左右両側板部(5a,5b)の内側面に接する最大巾部分(13c)を備えているように構成することにより、ナットの締め込み操作のときに前記板部が棒鋼の長さ方向に遊動することが無く、安定的にナットの締め込み操作を行うことが出来る。
図1Aは、使用前の金具の正面図、図1Bは、その側面図である。 図2Aは、コ形本体を底面側から見た斜視図、図2Bは、コ形本体を平面側から見た斜視図である。 図3Aは、締結用ボルトナットのボルトの平面図、図3Bは、同ボルトの側面図、図3Cは、同ボルトの正面図である。 図4Aは、図3AのX−X線断面図、図4Bは、図3AのY−Y線断面図、図4Cは、図3AのZ−Z線断面図である。 図5は、使用状態を示す縦断正面図である。 図6Aは、使用状態を示す縦断側面図、図6Bは、使用状態を示す横断底面図である。
図1A及び図1Bにおいて、1は本考案に係る棒鋼並列接続金具であって、コ形本体2と締結用ボルトナット3から構成されている。図1A〜図2Bに示すように、コ形本体2は、必要な板厚の板材の裁断と曲げ加工によって構成されたもので、長方形状の底板部4と、この底板部4の両長辺部から同一側へ直角に折曲された左右両側板部5a,5bから成り、底板部4の中央位置には貫通孔6が設けられ、左右両側板部5a,5bには、凹窪部7a,7bが形成されている。これら両凹窪部7a,7bは左右対称の同一形状のものであって、それぞれは、底板部4の長さ方向に適当間隔を隔てて並列し且つ底板部4に対して直角に立ち上がる前後一対の垂直側辺8a,8bと、この垂直側辺8a,8b間の底辺に形成された前後一対の凹入部9a,9bと、両凹入部9a,9b間の台形状立ち上がり部10とから構成されている。左右両側板部5a,5bの前記凹窪部7a,7bの両側の突出部11a,11bには、凹窪部7a,7b側が低くなるように傾斜した案内斜面12が形成されている。
図1A,図1B及び図3A〜図4Cに示すように、締結用ボルトナット3のボルト13は、螺軸部13aと板部13bとから構成されている。板部13bは、螺軸部13aよりも左右両側に張り出す巾広で且つ前記凹窪部7a,7bの台形状立ち上がり部10の巾とほぼ同一の板厚の板材から成るもので、螺軸部13aの一端面の中心位置から当該螺軸部13aの軸心方向に、螺軸部13aの直径方向と平行な向きに一体に延出している。この板部13bは、図1Aに示すように螺軸部13aの板部13b側の端が、凹窪部7a,7bにおける凹入部9a,9bの底面とほぼ同一高さにある棒鋼接続準備状態のとき、案内斜面12と垂直側辺8a,8bとの間の角部付近の高さに達する基部14と、この基部14から板部13bの遊端までの棒鋼締結部15とから成り、棒鋼締結部15の前後両側面に、当該板部13bの遊端側ほど高くなる傾斜稜線部16a,17aを有し且つボルト軸心方向と平行な突条部16,17が2本、ボルト軸心に対して左右対称に一体形成されている。この各2本の突条部16,17は、板部13bの遊端部において傾斜稜線部16a,17aの高さと同一高さの連結部16b,17bによって一体に連結され、棒鋼締結部15の遊端(板部13bの遊端)に、ボルト軸心に対して直角の平坦面15aが形成されている。
締結用ボルトナット3のナット18は、コ形本体2の底板部4の貫通孔6から外側に突出するボルト13の螺軸部13aの遊端側に螺嵌するものであって、図1Aに示す棒鋼接続準備状態のとき、ナット14が底板部4の外側面に当接する位置から螺軸部13aの遊端側には移動出来ないように、螺軸部13aにナット抜け止め用カシメ部を形成しておくのが望ましい。
以下、使用方法を説明すると、互いに接続する2本の棒鋼W1,W2を、その端部が一定長さ互いに並列する状態にして、各棒鋼W1,W2の端部を、図1Aに示す棒鋼接続準備状態にある本金具のコ形本体2における左右両側板部5a,5b間を横断する向きで、それぞれの凹窪部7a,7bの前後一対の凹入部9a,9b内に嵌合させる。このとき、ボルト13の板部13bは、左右両側板部5a,5b間を横断する向きにあって、その基部14においてそれぞれの凹窪部7a,7bを中央位置で二分割しており、棒鋼W1,W2は、前記板部13bの基部14の両側で各凹入部9a,9b内に嵌合することになる。
次にボルト13の螺軸部13aの遊端部に螺嵌しているナット18を締め込み方向に回転操作して、ボルト13をコ形本体2の底板部4側に引き込むことにより、ボルト13の板部13bがコ形本体2の左右両側板部5a,5b間に進入し、この過程で当該板部13bの棒鋼締結部15における突条部16,17が2本の並列する棒鋼W1,W2間に割り込み、各突条部16,17の傾斜稜線部16a,17aが棒鋼W1,W2を凹窪部7a,7bの垂直側辺8a,8bへ押圧して、当該垂直側辺8a,8bから凹入部9a,9bに至る入隅部との間で棒鋼W1,W2を挟持固定することになる。
上記作用により、図5〜図6Bに示すように、2本の並列する棒鋼W1,W2は、コ形本体2の左右両側板部5a,5b間に位置する部分が左右両側板部5a,5b間に入り込むように変形すると共に、ボルト13の板部13bにおける各突条部16,17の傾斜稜線部16a,17aが棒鋼W1,W2に周面に食い込む状態になり、両棒鋼W1,W2の端部どうしが本金具のコ形本体2と締結用ボルトナット3を介して互いに接続一体化される。上記の締結作用時に棒鋼W1,W2が受ける締結力、即ち、各突条部16,17の傾斜稜線部16a,17aから受ける互いに離間する方向の締結力がボルト13の軸心に対して直角横向きではなく、凹窪部7a,7bの垂直側辺8a,8bから凹入部9a,9bに至る入隅部に向かう斜め内向き方向になるので、締結される棒鋼W1,W2が垂直側辺8a,8bに沿って凹入部9a,9bから抜け出る方向に移動する恐れはなく、しかも凹窪部7a,7bの垂直側辺8a,8bとボルト13の板部13bとの間の棒鋼挟持空間の入り口は、突条部16,17の傾斜稜線部16a,17aによって棒鋼W1,W2の直径より狭められており、締結される棒鋼W1,W2がコ形本体2の凹窪部7a,7bから外れてしまう可能性は皆無である。
以上の締結操作によって2本の並列する棒鋼W1,W2を、図5〜図6Bに示す状態に互いに接続一体化できるのであるが、この締結操作完了時には、図6Aに示すように、ボルト13の螺軸部13aより巾広の板部13bの螺軸部13a側の端部が、コ形本体2の底板部4に圧接していて、それ以上のボルト13の引き込み操作が出来ない状態になっているので、ナット18の締め込み操作を行う作業者は、感覚で締結操作完了に至ったことを知ることが出来る。更に、締結操作完了時には、図5及び図6Aに示すように、コ形本体2の左右両側板部5a,5bにおける凹窪部7a,7bの両側の合計4か所の先端に接する仮想平面Sと、ボルト13の板部13bにおける遊端の平坦面15aがほぼ同一高さになるように構成されている。従って、ナット18の締め込み操作を行う作業者は、視覚によっても締結操作完了に至ったことを知ることが出来る。又、ボルト13の板部13bは、その巾がコ形本体2の左右両側板部5a,5b間の間隔よりも狭くなければならないが、図1B及び図6Aに示すように、その板部13bにコ形本体2の左右両側板部5a,5bの内側面に接する最大巾部分13c(図示例では板部13bの基部14の両側辺と板部13bの先端の平坦面15aの両側辺)を設けている。従って、ナット18によりボルト13を引き込むとき、板部13bの前記最大巾部分13cの存在によって、ボルト13がコ形本体2の左右両側板部5a,5b間で左右横方向に揺れ動く恐れがなく、安定的にボルト13の引き込む動作を行わせることが出来る。
尚、ボルト13の板部13b棒鋼締結部15に設けられる突条部16,17の本数は、上記実施例の2本に限らず、1本でも3本でも良い。又、コ形本体2の左右両側板部5a,5bに設けられる前後一対の凹入部9a,9bの垂直側辺8a,8bは、図1Aに示す棒鋼接続準備状態にあるときにボルト13の板部13bの両側に棒鋼W1,W2を凹窪部7a,7b内に嵌め込む巾の空間を確保出来る範囲内で、前記案内斜面12側の先端が互いに接近する側に傾斜していても良い。
本考案の棒鋼並列接続金具は、建設現場などにおいて、1本では長さ不足の棒鋼を2本、端部どうしを互いに並列させた状態で接続一体化する手段として活用出来る。
1 棒鋼並列接続金具
2 コ形本体締結用
3 ボルトナット
4 底板部
5a,5b 左右両側板部
6 貫通孔
7a,7b 凹窪部
8a,8b 垂直側辺8a,8b
凹入部9a,9b
10 台形状立ち上がり部
11a,11b 突出部
12 案内斜面
13 ボルト
13a 螺軸部
13b 板部
13c 最大巾部分
14 基部
15 棒鋼締結部
15a 先端の平坦面
16,17 突条部
16a,17a 傾斜稜線部
16b,17b 連結部
18 ナット
W1,W2 棒鋼

Claims (4)

  1. コ形本体と締結用ボルトナットから構成され、前記コ形本体は、長方形状の底板部と、この底板部の両側長辺から同一側に折曲連設された左右一対の側板部を備えたものであって、前記底板部の中央に前記締結用ボルトナットのボルトが挿通される貫通孔が設けられ、前記左右両側板部には、前記底板部と平行な方向に間隔を隔てて並列する状態の2本の棒鋼を、前記左右両側板部間を横断する向きで嵌合させるための凹窪部が形成され、前記締結用ボルトナットのボルトは、前記貫通孔を貫通する螺軸部と、この螺軸部の一端から当該螺軸部の長さ方向に延出して前記凹窪部に嵌合する2本の棒鋼の間を貫通する、当該棒鋼と平行な向きで前記螺軸部よりも巾広の板部とから構成され、この板部には、前記凹窪部を前後に二分割する基部と、この基部から遊端までの棒鋼締結部とが設けられ、この棒鋼締結部の前後両側面に、当該板部の遊端側ほど高くなる傾斜稜線部を有し且つボルト軸方向と平行な突条部が一体形成され、前記貫通孔から前記底板部の外側に突出した前記螺軸部にナットが螺嵌される、棒鋼並列接続金具。
  2. 前記ナットを締め付けて前記板部の棒鋼締結部を前記底板部側に引き寄せて、前記突条部の傾斜稜線部を、この板部の左右両側の前記棒鋼に圧接させて、両棒鋼を左右両側板部の前記凹窪部と前記板部の棒鋼締結部との間で挟持固定したとき、前記螺軸部の一端から左右に張り出す前記板部の前記螺軸部側の端部が前記底板部の内側面に圧接するように構成されている、請求項1に記載の棒鋼並列接続金具。
  3. 前記ナットを締め付けて前記板部の棒鋼締結部を前記底板部側に引き寄せて、前記突条部の傾斜稜線部を、この板部の左右両側の前記棒鋼に圧接させて、両棒鋼を左右両側板部の前記凹窪部と前記板部の棒鋼締結部との間で挟持固定したとき、前記左右両側板部における前記凹窪部の前後両側の合計4か所の先端に接する仮想平面と面一になる平坦面が前記板部の先端に形成されている、請求項1又は2に記載の棒鋼並列接続金具。
  4. 前記板部は、その両側辺が前記左右両側板部の内側面に接する最大巾部分を備えている、請求項1〜3の何れか1項に記載の棒鋼並列接続金具。
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