JP3218252U - 装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペンダントやループタイなどのアクセサリーとして身に付けて利用されるものでありながら、自然の空気流を巧みに活用することによって、人の臭覚に短時間だけ繰り返し芳香が作用するような環境を自然に創り出すことのできる装身具を提供する。【解決手段】吸液性素材11を有する担持体10と、担持体を着脱可能な担持体ホルダー20と、からなる。担持体の嵌合孔部13を担持体ホルダーの突軸部25に挿入することによって、担持体を担持体ホルダーに保持させる。担持体ホルダーは、使用者の首部から胸元に亘って吊り下げられる紐状体との連結部23を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、装身具、特に、気流の作用で芳香成分を周囲に拡散させる作用を発揮する芳香成分の担持体を有する装身具に関する。
従来より、芳香成分を含浸させた担持体は知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1によって提案されている担持体100を図9に斜視図で示している。この担持体100は芳香成分が含浸された平板状の吸液性素材でなり、気流が接触することにより空気中に芳香成分を拡散させる作用を発揮する。図例の担持体100は吊下げ孔101を有していて、この吊下げ孔101を利用して室内や車内に吊り下げて使用される。
また、使用者が携帯して香りを楽しむことのできる携帯用芳香放出容器も知られている(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2によって提案されているものは、ペンダントやストラップなどとしての携帯が可能であり、線香などのスティック状のお香を収納する棒状の容器に、小窓とその小窓を開閉するカバー部材とを設けている。そして、この容器をたとえばペンダントとして首から提げ、必要なときに気分転換などの目的で小窓を開けて仄かな香りを楽しむ、という使い方が可能である、とされている。
ところで、最近の研究では、予防医学や精神医学などの分野で、認知症の予防のために、人の臭覚を利用して匂いや香りを活用することが有効であるとされている。
特開平7−51352号公報 実用新案登録第3165960号公報
しかしながら、上記のように人の臭覚を利用して匂いや香りなどの芳香を活用することが認知症の予防のために有効であるとしても、匂いや香りが常時放たれていると、人の臭覚が極めて短時間のうちにその匂いや香りに慣れてしまい、匂いや香りによる認知症予防の効能を十分に享受することができなくなる。このことから、匂いや香りを認知症予防のために有効に活用するには、人の臭覚に短時間だけ繰り返し匂いや香りが作用するような環境を創り出すことが有益であると考えられる。
このような観点から上記の特許文献1に見られる芳香成分担持体を考察してみると、このものは室内や車内に吊り下げて使用されるので、使用者が常時身に付けて芳香による認知症予防の効能を享受するという目的には不向きである。また、上記の特許文献2に見られる携帯用芳香放出容器は、必要なときに気分転換などの目的で小窓を開けて仄かな香りを楽しむ、というものであるので、仮に使用者が身に付けていたとしても、人の臭覚に短時間だけ繰り返し香りが作用するような環境を自然に創り出すことに困難が伴うと云わざるを得ない。
本考案は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、ペンダントやループタイなどのアクセサリーとして身に付けて利用されるものでありながら、自然の空気流を巧みに活用することによって、人の臭覚に短時間だけ繰り返し芳香が作用するような環境を自然に創り出すことのできる装身具を提供することを目的としている。
本考案に係る装身具は、芳香成分を含浸させた平板状の吸液性素材を有する担持体と、この担持体を着脱可能な担持体ホルダーと、でなる装身具であって、上記担持体が厚さ方向に貫通する嵌合孔部を有し、上記担持体ホルダーが、担持体の上記嵌合孔部を挿抜可能な突軸部を有していると共に、その突軸部に挿入された上記嵌合孔部を介して上記担持体ホルダーに保持された上記担持体の脱落を防ぐ脱落防止手段を有する、というものである。
このように構成された装身具によれば、担持体の嵌合孔部を台座の突軸部に挿入するだけで担持体が担持体ホルダーに位置決めされ、脱落防止手段の作用によって担持体ホルダーからの担持体の脱落が防止される。したがって、使用者が担持体を保持させた担持体ホルダーを装身具として身に付けておくと、自然に生じる気流(空気流)の作用で周囲に拡散された担持体の芳香成分が使用者の臭覚に作用する。特に、使用者の周囲で自然に生じる気流の方向や流動状態は一定ではなく絶えず変化しているために、人の臭覚に短時間だけ繰り返し芳香が作用するような環境が自然に創り出されることになり、その結果、臭覚が芳香に慣れにくくなって認知症の予防に有効に活用される。
本考案では、上記脱落防止手段が、担持体の上記嵌合孔部を上記突軸部にがたつきなく嵌合させる圧入手段でなる、という構成を採用することが可能である。このような圧入手段は、担持体の主要部を構成している平板状の吸液性素材が一定の弾力性を発揮するので、その担持体の嵌合孔部の内径サイズを担持体ホルダーの突軸部の直径サイズと同等かそれよりも少し小さく定めておくことによって容易に実現することが可能である。
本考案では、上記担持体ホルダーが、使用者身体の首部から胸元に亘って吊り下げられる紐状体との連結部を有していると共に、その担持体ホルダーに保持された上記担持体を収容する凹入部を有し、その凹入部は、上記紐状体を介して吊り下げられた上記担持体ホルダーの前面で開放している、という構成を採用することが可能である。この構成を採用することによって、使用者は当該装身具をペンダントトップとして使用することが可能である。また、担持体ホルダーの凹入部に担持体が収容されていることによって、担持体に含浸されている芳香成分を含む薬剤が衣類に付着しにくくなり、また、その凹入部の前面が開放していることによって、気流が担持体に接触しやすくなって芳香成分が効率よく拡散されるようになる。
本考案では、上記突軸部が、その根元部に、上記担持体ホルダーに保持された上記担持体を着座させてその担持体と上記凹入部の底面との間に隙間を形成させる台座を有してなる、という構成を採用することが望ましい。この構成を採用しておくと、担持体ホルダーの凹入部の底面に担持体が接触しないので、担持体が使い捨てタイプとして提供されている場合に、交換後の担持体が放つ芳香に前回使用された担持体の異種の芳香が混ざり合って使用者が芳香に関して違和感を感じる、という不都合を生じにくくなる。
本考案では、上記担持体ホルダーが、上記突軸部を備えてその突軸部に挿入された上記嵌合孔部を介して上記担持体ホルダーを保持するベース体と、このベース体に保持された上記担持体の一部をその担持体ホルダーとの間に挟み込む押さえ部材とでなり、この押さえ部材によって上記脱落防止手段が構成されていると共に、上記ベース体に、使用者衣服の襟元から胸元に亘って吊り下げられる紐状体との連結部が設けられている、という構成を採用することが可能である。この構成を有する装身具はループタイとして使用することが可能である。
本考案では、上記担持体が、上記吸液性素材とこの吸液性素材に重なり合ってその裏面全体を覆う被覆シートを有し、この被覆シートの片面にアルミニウム被膜が形成されてなる、という構成を採用することが可能である。これによれば、吸液性素材の裏面全体を覆っている被覆シートの遮断作用によって、担持体ホルダーの底面又はベース体に芳香成分を含む薬剤が付着するという事態が起こらなくなる。したがって、担持体が使い捨てタイプとして提供されている場合に、交換後の担持体が放つ芳香に異種の芳香が混ざり合って使用者が芳香に関して違和感を感じる、という不都合を生じることがなくなる
以上のように、本考案に係る装身具によれば、ペンダントやループタイとして利用することにより、自然の空気流が巧みに活用されて人の臭覚に短時間だけ繰り返し芳香が作用するような環境が容易に創り出されるので、芳香を認知症の予防のために有効に活用することが可能になる。また、本考案の装身具はブローチに利用することも可能である。
本考案の実施形態に係る装身具の斜視図である。 本考案の実施形態に係る装身具の要部の断面図である。 ペンダントして使用されている装身具の正面図である。 他の実施形態に係る装身具の正面図である。 図4の装身具の縦断側面図である。 図4の装身具Aの使用状態説明図である。 図4の装身具の担持体交換時の作用説明図である。 図4の装身具の担持体交換時の他の作用説明図である。 特許文献1によって提案されている担持体の斜視図である。
図1は本考案の実施形態に係る装身具Aの分解斜視図である。また、図2は本考案の実施形態に係る装身具Aの要部の断面図、図3はペンダントに使用されているペンダントトップとしての装身具Aの正面図である。
図1又は図2に示した芳香成分の担持体10は、芳香成分が含浸された円形平板状の吸液性素材11を主要部として有していることに加えて、吸液性素材11に重なり合ってその裏面全体を覆う被覆シート12を有している。この担持体10には、その中央部で厚さ方向に貫通する嵌合孔部13が設けられている。この担持体10は通常は使い捨てタイプとして提供される。吸液性素材11は、和紙などの吸液性に優れた紙の積層体に芳香成分を含浸させることによって製作されていて、一定の弾力性を備えている。
上記担持体10は担持体ホルダー20に着脱可能である。担持体ホルダー20は、円形環状の縁枠部21によって囲まれた凹入部22を有している。さらに、担持体ホルダー20には、縁枠部21の周方向1箇所に突出状に連接された連結部23が設けられている。この連結部23の孔部24には図3に示した紐状体30が挿通される。そして、この紐状体30を使用者の首部から胸元に亘って吊り下げることにより、この装身具Aがペンダントのペンダントトップとして利用される。このように装身具Aをペンダントトップとして利用したときには、担持体ホルダー20の凹入部22が担持体ホルダー20の前面で開放した状態になる。
図1又は図2に示した担持体ホルダー20において、凹入部22の底面の中央部に背低円柱状の突軸部25が設けられていて、その突軸部25は、その根元部に、径外方向に張り出した円形の台座26を有している。この担持体ホルダー20は、担持体10の吸液性素材11に含浸されている芳香成分を含む薬剤が付着しても容易に腐食や劣化を来しにくい材料、たとえばアルミニウム合金などの金属や高耐食性樹脂などで作られている。
担持体10は、その嵌合孔部13を担持体ホルダー20突軸部25に嵌合状に挿入することによって担持体ホルダー20に保持され、かつ、台座26の座面27に載置されて、担持体ホルダー20の凹入部22に収容される。そして、当該装身具Aに具備されている脱落防止手段の作用によって担持体ホルダー20に保持された担持体10の脱落が防止されるようになっている。
この実施形態において、脱落防止手段は、担持体10の嵌合孔部13を突軸部25にがたつきなく嵌合させる圧入手段によって構成されている。具体的に説明すると、圧入手段は、担持体10の吸液性素材11が一定の弾力性を発揮することを利用していて、担持体10の嵌合孔部13の内径サイズを担持体ホルダー20の突軸部25の直径サイズと同等かそれよりも少し小さく定めることによって具体化している。脱落防止手段としての圧入手段を上記のように構成しておくと、担持体10の取り換えるときに、担持体10の嵌合孔部13を突軸部25に挿抜するだけで済むので、それ以外の特別な操作を行うことが不要になるという利便性がある。
図3のように担持体ホルダー20の連結部23に連結した紐状体30を利用し、使用者が担持体ホルダー20を首部から胸元に亘って吊り下げてペンダントとして使用すると、使用者の周囲の気流が、担持体ホルダー20に保持されている担持体10の吸液性素材11の芳香成分を拡散する作用を発揮する。そのため、自然に生じる気流(空気流)の作用で周囲に拡散された担持体10の芳香成分が使用者の臭覚に作用する。ここで、使用者の周囲で自然に生じる気流の方向や流動状態は一定ではなく絶えず変化しているために、人の臭覚に短時間だけ繰り返し芳香が作用するような環境が自然に創り出されることになる。その結果、臭覚が芳香に慣れにくくなって認知症の予防に有効に活用される。特に、この実施形態では、担持体ホルダー20の凹入部22の前面が開放し、担持体10の吸液性素材11の前面全体が凹入部22から外部に向けて露出しているので、気流が担持体10に接触しやすくなって芳香成分が効率よく拡散されるようになる、という利点がある。また、担持体ホルダー20の凹入部22に担持体10が収容されていることによって、担持体10の吸液性素材11に含浸されている芳香成分を含む薬剤が衣類に付着しにくくなるという利点もある。
さらに、この実施形態では、担持体ホルダー20に保持された担持体10が台座26の座面27によって支えられて、担持体10と凹入部22の底面との間に図2に示した隙間Sが形成されるので、担持体10の芳香が凹入部の底面に付着して残留するという事態が生じにくい。そのため、担持体10が使い捨てタイプとして提供されている場合に、交換後の担持体10が放つ芳香に、前回使用した担持体の異種の芳香が混ざり合って使用者が芳香に関して違和感を感じる、という不都合を生じにくくなる。
ところで、この実施形態では、担持体10が、吸液性素材11とこの吸液性素材11に重なり合ってその裏面全体を覆う被覆シート12を有していて、被覆シート12の遮断作用によって、担持体ホルダー20の凹入部22の底面に芳香成分が付着することを抑制している。このような凹入部22の底面に芳香成分が付着することを抑制する作用は、被覆シート12の片面にアルミニウム被膜が形成されてなる、という構成を採用しておくことによって一層顕著に発揮される。
なお、この実施形態において、担持体10の被覆シート12を省略し、担持体10を吸液性素材11のみによって形成しておくことも勿論可能である。
図4は他の実施形態に係る装身具Aの正面図、図5は同装身具Aの縦断側面図、図6は同装身具Aの使用状態説明図、図7及び図8は図4の装身具Aの担持体交換時の作用説明図である。
この実施形態に示した芳香成分の担持体40には、図1〜図3に示した実施形態で説明した円形平板状の吸液性素材11と同様のものが採用されている。したがって、図5又は図7のように、担持体40には、その中央部で厚さ方向に貫通する嵌合孔部43が設けられている。担持体40は通常は使い捨てタイプとして提供される。担持体40に使用されている吸液性素材11は、和紙などの吸液性に優れた紙の積層体に芳香成分を含浸させることによって製作されている。
図5に示したように、担持体ホルダー50は、縦長のベース体51と、同じく縦長の押さえ部材52とでなる。ベース体51は、その下端部に背低円柱状の突軸部53を有している。そして、ベース体51と押さえ部材52とは、ベース体51側の上端部に設けられた背低円柱状の軸部54に、押さえ部材52側の上端部に設けられた背低リング状の筒部55を、容易に脱落しないように、かつ、回転可能に嵌合することによって連結されている。担持体ホルダー20のベース体51の裏面には、ループタイ用の留め具60が固着されている。この留め具60には紐状体70が挿通される。したがって、留め具60は、担持体ホルダー50のベース体51と紐状体70との連結部の一例である。紐状体70を使用者の衣類の襟元から胸元に亘って吊り下げることによって、担持体40を保持した担持体ホルダー50でなる装身具Aが、紐状体70と協働してループタイとして利用される。
この実施形態において、担持体40は担持体ホルダー50に着脱可能である。担持体40は、その嵌合孔部43を担持体ホルダー50のベース体51に設けられている突軸部53に嵌合状に挿入することによって担持体ホルダー20に保持される。また、押さえ部材52とベース体51との間に、その一部、具体的には、担持体40の表面の円周方向の一部が挟み込まれることによって、担持体ホルダー50に保持された担持体40の脱落が防止される。したがって、この実施形態では、担持体ホルダー50に保持された担持体40の脱落を防ぐ脱落防止手段が押さえ部材52によって構成されている。
上記したように、紐状体70を使用者の衣類の襟元から胸元に亘って吊り下げることによって、担持体40を保持した担持体ホルダー50でなる装身具Aが、紐状体70と協働してループタイとして利用される。
担持体ホルダー50に設けられている留め具60に紐状体70を挿通させ、使用者がその紐状体70を利用して装身具Aをループタイとして使用すると、使用者の周囲の気流が、担持体ホルダー50に保持されている担持体40の芳香成分を拡散する作用を発揮する。そのため、自然に生じる気流(空気流)の作用で周囲に拡散された担持体40の芳香成分が使用者の臭覚に作用する。そして、使用者の周囲で自然に生じる気流の方向や流動状態は一定ではなく絶えず変化しているために、人の臭覚に短時間だけ繰り返し芳香が作用するような環境が自然に創り出されることになる。その結果、臭覚が芳香に慣れにくくなって認知症の予防に有効に活用される。
この実施形態の装身具Aにおいて、担持体40を交換するときには、たとえば図7に仮想線で示したように、押さえ部材52を軸部54を中心にして回動させることによってその押さえ部材52を突軸部53との対向位置から逃がし、その状態で担持体40の嵌合孔部43を突軸部53から抜き出して担持体40をベース体51から取り外し、その後、別の担持体40の嵌合孔部43を突軸部53に挿入し、押さえ部材52を軸部54を中心にして回動させることによって突軸部53との対向位置に位置させる。
また、担持体40を担持体ホルダー50に取り付ける他の方法として、図8に示したように、突軸部53との対向位置に位置に位置している押さえ部材52を外側に反り変形させながら、担持体40を押さえ部材52と突軸部53との間に矢印のように押し込んで分け入らせるという手順を行って、担持体40の嵌合孔部43を突軸部53に挿入する、という方法を行うことも可能である。この行う場合には、図4、図5、図7及び図8に示したように、突軸部53の下部に傾斜面56を形成しておくと、担持体40を押さえ部材52と突軸部53との間に押し込みやすくなる。なお、図8に示した担持体40の交換方法を行う場合には、ベース体51の軸部54と押さえ部材52の筒部55とを接着しておいてもよい。
ところで、図4〜図8を参照して説明した他の実施形態においては、担持体40を、吸液性素材とこの吸液性素材に重なり合ってその裏面全体を覆う被覆シートとによって構成しておくことも可能であり、また、その被覆シートの片面にアルミニウム被膜を形成しておくという構成を採用することも可能である。
A 装身具
10,40 担持体
11 吸液性素材
12 被覆シート
13、43 嵌合孔部
20,50 担持体ホルダー
22 凹入部
23 連結部
25,53 突軸部
26 台座
30,70 紐状体
51 ベース体
52 押さえ部材
60 留め具(連結部)
S 隙間
本考案では、上記突軸部が、当該突軸部の根元部に、上記担持体ホルダーに保持された上記担持体を着座させてその担持体と上記凹入部の底面との間に隙間を形成させる台座を有してなる、という構成を採用することが望ましい。この構成を採用しておくと、担持体ホルダーの凹入部の底面に担持体が接触しないので、担持体が使い捨てタイプとして提供されている場合に、交換後の担持体が放つ芳香に前回使用された担持体の異種の芳香が混ざり合って使用者が芳香に関して違和感を感じる、という不都合を生じにくくなる。

Claims (6)

  1. 芳香成分を含浸させた平板状の吸液性素材を有する担持体と、この担持体を着脱可能な担持体ホルダーと、でなる装身具であって
    上記担持体が厚さ方向に貫通する嵌合孔部を有し、上記担持体ホルダーが、担持体の上記嵌合孔部を挿抜可能な突軸部を有していると共に、その突軸部に挿入された上記嵌合孔部を介して上記担持体ホルダーに保持された上記担持体の脱落を防ぐ脱落防止手段を有することを特徴とする装身具。
  2. 上記脱落防止手段が、担持体の上記嵌合孔部を上記突軸部にがたつきなく嵌合させる圧入手段でなる請求項1に記載した装身具。
  3. 上記担持体ホルダーが、使用者身体の首部から胸元に亘って吊り下げられる紐状体との連結部を有していると共に、その担持体ホルダーに保持された上記担持体を収容する凹入部を有し、その凹入部は、上記紐状体を介して吊り下げられた上記担持体ホルダーの前面で開放している請求項1又は請求項2に記載した装身具。
  4. 上記突軸部が、その根元部に、上記担持体ホルダーに保持された上記担持体を着座させてその担持体と上記凹入部の底面との間に隙間を形成させる台座を有してなる請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した装身具。
  5. 上記担持体ホルダーが、上記突軸部を備えてその突軸部に挿入された上記嵌合孔部を介して上記担持体ホルダーを保持するベース体と、このベース体に保持された上記担持体の一部をその担持体ホルダーとの間に挟み込む押さえ部材とでなり、この押さえ部材によって上記脱落防止手段が構成されていると共に、上記ベース体に、使用者衣服の襟元から胸元に亘って吊り下げられる紐状体との連結部が設けられている請求項1に記載した装身具。
  6. 上記担持体が、上記吸液性素材とこの吸液性素材に重なり合ってその裏面全体を覆う被覆シートを有し、この被覆シートの片面にアルミニウム被膜が形成されてなる請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載した装身具。
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