JP3217828B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3217828B2
JP3217828B2 JP35046391A JP35046391A JP3217828B2 JP 3217828 B2 JP3217828 B2 JP 3217828B2 JP 35046391 A JP35046391 A JP 35046391A JP 35046391 A JP35046391 A JP 35046391A JP 3217828 B2 JP3217828 B2 JP 3217828B2
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、レーザプリ
ンタなどの画像形成装置に付設され、画像形成されたシ
ートを処理する後処理装置に係り、さらに詳しくは、画
像形成された表紙記録紙を二つ折りにし、その二つ折り
にした表紙記録紙の中に通常記録紙を挟み込んで封筒体
を作成する封筒体の作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像が形成された用紙をソートし、ステ
ープルによって綴じたり、パンチによって孔開けしたり
する用紙の後処理装置は従前から知られている。この種
の後処理装置としては、例えば特開平1−236151
号公報開示の技術が公知である。この技術は、ホスト装
置のシート排出口と対向する位置にシート搬入口を備
え、該シート搬入口に搬入されたシートをシート搬送手
段によりシート処理部に搬送するようにしたシート後処
理装置において、ホスト装置からシートを引抜き得るタ
イミングを検出するタイミング検出手段と、シート搬送
手段によるシート搬送速度を可変とするシート搬送速度
可変手段と、タイミング検出手段の検出信号に基づいて
シート搬送速度可変手段を作動させ、シート搬送速度を
増大させるシート搬送速度増大手段とを備え、高速でシ
ート処理を行うように意図されたものである。
【0003】また、他の例として特開昭64−3837
4号公報開示の技術がある。この公知技術は、同一の排
紙部に原稿の頁順に排紙される記録紙の区切りシートを
区切りシート用給紙部に給紙して挿入するインターシー
トモードを有する記録装置において、インターシートモ
ードにおける区切りシートの挿入頁を設定可能な挿入頁
設定手段と、挿入頁の設定値に応じて記録紙の該当する
頁に区切りシートを挿入する区切りシート挿入手段とを
備え、さらに、所定の設定動作により記録紙の先頭頁の
前に区切りシートを挿入する先頭頁挿入手段と備え、排
紙される記録紙の先頭頁の前に表紙などとして区切りシ
ートを挿入し、使い勝手が良くなるように意図されたも
のである。
【0004】ところで、前者の公知技術にあっては、分
類して高速でソートビンに搬送し、例えばステープラに
よってシート束を綴じるようになっており、後者の公知
技術にあっては、ソートビンを使用せずに、複写物に対
してインターシート、いわゆる合紙を挿入し、各束に分
けるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの公知技術で
は、画像が形成された用紙をソートビンもしくはインタ
ーシートによって仕分けるようになっている。そして、
仕分けられ、綴じられたりまとめられたりした後、必要
な人に配布されることになる。
【0006】一方、一般に社内での各部門間でのコミュ
ニケーションの一つに複写された書類やプリントアウト
された書類などの受渡しがある。この受渡しの際、身近
な部門間では直接その書類を受け渡せばよいが、離れた
部門間でこの種の受渡しを行う際には、これらの書類は
封筒やファイルなどに一度納められ、宛先を表紙に記入
して社内郵便という形で配送されることが多い。しか
し、このように封筒やファイルによって配送すると面倒
な点がある。この面倒な点とは、 複写された書類、またはプリントアウトされた書類
を封筒やファイル等に配送するたびに納めなければなら
ない、 宛先名を表紙に記入したり、宛先名を記入した特定
のフォーマット用紙を表紙に貼らなければならない、 書類の受渡し先が複数の場合、これらの動作を繰り
返し行わなければならない、 などの点である。すなわち、複写した書類やプリントア
ウトした書類を前記従来例のように効率よくソートして
仕分けたとしても、封筒に入れたりファイルしたりする
必要があるので、これらの処理に際し、どうしても能率
が悪くなる。また、自動的に封筒体を形成しても、表紙
に個々に宛先名を記入したり、宛先名を記入した特定の
フォーマット用紙を表紙に貼ると、その分の手間がかか
ることは否めない。
【0007】この発明は、このような従来技術の実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、表紙記録紙に宛先
のフォーマットを形成した上で、通常記録紙に原稿の画
像内容を形成することにより表示記録紙と通常記録紙へ
の画像形成処理を効率的に行える画像形成装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、表紙記録紙及び通常記録紙を含む記録紙
に画像情報を形成する画像形成手段と、宛先フォーマッ
トを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されてい
る宛先フォーマットを選択する選択手段と、前記選択手
段によって選択された宛先フォーマットを前記表紙記録
紙に形成すると共に前記通常記録紙に原稿の画像情報を
形成するべく、前記画像形成手段を制御する制御手段
と、前記表紙記録紙に形成する原稿の画像情報の有無を
判断する判断手段と、を有し、前記制御手段は、前記判
断手段によって前記表紙記録紙に形成する原稿の画像情
報がないと判断されたとき、前記選択手段によって選択
された宛先フォーマットを前記表紙記録紙に形成可能に
することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】上記手段では、選択手段は記憶手段に予め記憶
させておいた宛先フォーマットを選択し、画像形成手段
は制御手段からの指示により前記選択手段によって選択
された宛先フォーマットの画像を表紙記録紙に形成する
と共に、通常記録紙に原稿の画像内容を形成する。その
際、判断手段によって表紙記録紙に画像形成を行うため
の画像情報があるかどうか判断し、画像情報がなけれ
ば、前記選択手段は記憶手段に予め記憶させておいた宛
先フォーマットを選択し、画像形成手段によって選択さ
れた宛先フォーマットの画像を表示記録紙に形成する。
【0011】
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。 1.概略構成 図2は実施例に係る封筒体の作成装置の封筒作成の機能
を有する用紙の後処理装置の概略的な内部構造を示す概
略図である。同図において、後処理装置1は20段のビ
ン3と、プルーフトレイ5と、シートの搬送路7とを備
え、本体側面に形成されたシート受入口9を図示しない
画像形成手段としての複写機の排紙口に対向させて複写
機に付設される。なお、複写機自体は公知の複写機を使
用できるので、画像形成手段としての複写機の説明はこ
こでは省略する。
【0013】受入口9には複写機の排紙口に設けられた
排紙ローラから排紙されてくる記録紙が搬入され、その
入口には入口ガイド板11が設けられている。この入口
ガイド板11の記録紙搬送方向最下流側には三つの折り
ローラ13a,13b,13cが設けられ、これらの折
りローラ13a,13b,13cの下流側には、さらに
記録紙の搬送方向を切り換えるターンガイド15が設け
られている。このターンガイド15は図において実線の
位置にあるときには、搬送路の7の上側の部分(以下、
プルーフ経路7aと称する)に記録紙が搬送され、点線
の位置にあるときには、搬送路7の下の部分(以下、ソ
ータ経路7bと称する)に記録紙が搬送されるようにな
っている。
【0014】プルーフ経路7aには、搬送されてきた記
録紙を任意のタイミングで挟んで記録紙の搬送を止める
ストップローラ17、搬送ローラ19、および排紙ロー
ラ21が搬送方向上流側からガイド板16に沿ってプル
ーフトレイ5の配設位置まで順に設けられ、搬送ローラ
19によって搬送されてきた記録紙は、排紙ローラ21
によってプルーフトレイ5に排紙される。ソータ経路7
bには、記録紙を所定の方向に斜向させて排出位置を揃
えるための斜向ローラ23,25と、搬送ローラ27,
29とがガイド板31に沿ってソータ部2のシート偏向
部33まで順に設けられている。
【0015】偏向部33の図において垂直上方に延びる
偏向経路35に沿って上方から20段のビン3a,3b
・・・3t(以下、総括的にはビンを符号3で示す)が
設けられ、各ビン3a〜3tの開口側には従動ローラを
含む偏向部排出ローラ37a,37b・・・37t(以
下、総括的には偏向部排出ローラを符号37で示す)お
よび偏向爪39a,39b・・・39t(以下、総括的
には偏向爪を符号39で示す)がそれぞれ配設されてい
る。また、各ビン3の開口側には表紙記録紙を開放する
ための開口部間隔拡大手段としてのリフトバー40a,
40b・・・40t(以下、総括的にはリフトバーを符
号40で示す)が備えられている。なお、前記ストップ
ローラ17は他のローラとは別に単独に、図示しない駆
動モーターによって駆動される。
【0016】図3は後処理装置1のビン3、ステープラ
41、チャック43およびジョガー45を示すビン部の
平面図である。ジョガー45はビン3の全段を貫通した
ジョガーロッド47を有し、図においてチャック43方
向に紙を揃えて寄せる公知のものであり、チャック43
は、ジョガー45によって揃えらえ、かつ寄せられたシ
ート束を把持してステープラ41によるステープル位置
まで引き出し、その引き出した位置でステープルを施し
た後、元の位置に戻す公知のものであり、ステープラ4
1はチャック43によって寄せられたシート束を綴じる
公知のものであるので、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0017】斜向ローラ23,25は図4の斜向部の側
面図にも示すように、搬送方向に対して角度ζ傾けてロ
ーラの回転軸23a,25aを設け、ガイド49側にシ
ートを偏向させてガイド49を基準にシートを搬送する
公知のものであり、ステープラ41およびジョガー45
等と同様に、ここでの詳細な説明は省略する。
【0018】2.動作 次にこの後処理装置の動作について説明する。一般に、
複写機の排紙側に取り付けるソータ(後処理装置1)
は、ソーティングする場合(ソート経路)と通常の排紙
の場合(プルーフ経路)とで排紙経路を分岐部で切り替
えているが、この実施例においては分岐部をシート折り
部で兼用している。
【0019】ここで各排紙パターンの概略について説明
する。 2.1.プルーフ経路を使用した通常排紙の場合 複写機内で定着後、複写機側の排紙ローラ75(図1
4)より排出された記録紙は入り口ガイド板11によっ
てソータ(後処理装置1)内に導かれ、折りローラ13
a(左回転)および折りローラ13b(右回転)によっ
て引っ張られ、折りローラ13aおよび13b接線の傾
斜角度によって記録紙先端はプルーフ経路7aへと導か
れ、ストップローラ17まで送られる。なお、折りロー
ラ13aおよび13bのニップにおける接線Sとプルー
フ経路7aの壁面とのなす角度θは約60度である(図
6(a))。
【0020】また、コピー可能な最小サイズシートの後
端が折り13aおよび13bを通過する前に、シート先
端がストップローラ17に達するように、折りローラ1
3aおよび13b接点からストップローラ102までの
距離Lはコピー可能な最小サイズシートの幅よりも短か
く設定してある(図6(b))。
【0021】2.2.ソータ経路を使用した排紙の場合 複写機から排出された記録紙は、折りローラ13a(左
回転)および折りローラ13b(右回転)によって引っ
張られ、折りローラ13aおよび13bの接線Sの傾斜
角度によって記録紙先端はプルーフ経路7aへ向かう。
このとき記録紙先端は、シート先端が折りローラ13a
および13bに達する前に、図6(a)に示した点線位
置に移動し、待機したターンガイド15に沿って下方へ
向かい、折りローラ13bおよび13cによってソータ
経路7bへと導かれる。
【0022】2.3.シート折りをしてソーティングす
る場合 複写機から排出された記録紙は、折りローラ13a(左
回転)および折りローラ13b(右回転)によって引っ
張られ、折りローラ13aおよび13bの接線Sの傾斜
角度によって記録紙先端はプルーフ7a経路へと導かれ
る。そして記録紙先端がさらに進むとストップローラ1
7によって搬送されるが、シートの折り部分(シート長
さ方向の略中間部)が折りローラ13aおよび13bに
達したときに図示しない駆動モータをOFFすることに
よってストップローラ17の回転は停止する。このと
き、折りローラ13a,13b,13cは回転し続ける
ので記録紙の折り部分は下方へ湾曲し、折りローラ13
bおよび13cによって銜えられ、二つ折りにされなが
ら、折り部がシート先端となってソータ経路7bへ導か
れる。このときのストップローラ17の回転を停止させ
るタイミングは、図示しないセンサによって検知したシ
ートサイズに応じて変化する。また、このストップロー
ラ17の停止タイミングの選択により、折り部分の位置
を任意に変えることことができる。
【0023】例えば、通常のシート折りでは記録紙をち
ょうど半分に折るが、パッケージモード(簡易封筒モー
ド)のときは、表面排紙の場合はストップローラの停止
タイミングを通常モードに比べて早めにし、裏面排紙の
場合はストップローラの停止タイミングを通常モードに
比べて遅めにする。このようにして、排紙トレイ上で二
つ折りシートの上側になる部分がわずかに長くなるよう
にし、前述のシート間隔拡大用のリフトバー40が引っ
かかる部分(折り代)を設ける。この折り代は、簡易パ
ッケージングした際の表紙と裏表紙のずれ分とるので極
力小さい方が望ましい。そこで前記のように検知したシ
ートサイズに応じて、折り代も変化するようにストップ
ローラ17の停止タイミングを微調整する。以下にその
例を示す。
【0024】 表面排紙(A3)の場合:ストップローラ17の停止タ
イミングを通過モードに比べて早めにし、かつ所定のセ
ンサでシート先端検知後Xsecでストップローラを停
止する。……………折り代:A mm (図42
(a)参照) 表面排紙(B4)の場合:ストップローラ17の停止タ
イミングを通常モードに比べて早めにし、且つ所定のセ
ンサでシート先端検知後Ysecでストップローラを停
止する。……………折り代:B mm (図42
(b)参照) このようにストップローラの停止タイミングを調整する
ことで、従来のようにシートサイズに応じて複数個必要
だったシートストッパがストップローラ17一つで代用
できるようになった。なお、本発明においては複写機か
らのシート排出は裏面排紙なので、二つ折りに折った外
側にコピー面がくる。
【0025】以下、上記概略的な動作の詳細を以下詳述
する。この後処理装置1では表紙記録紙CSと通常記録
紙CYとで扱いが異なる。すなわち、図5に示すように
複写機の排紙ローラ75から排紙されてくる表紙記録紙
CSはシート受入口9から後処理装置1内に搬入され、
入口ガイド板11に沿って常時矢印方向に回転する折り
ローラ13a,13bのニップに挟み込まれ、搬送され
る。このとき、ターンガイド15は実線位置に待機して
おり、折りローラ13a,13bより搬送されてきた表
紙記録紙CSは、折りローラ13a,13bから送り出
されるときには先端が上を向くようになる。これは、図
6(a)に示すように折りローラ13a,13bのニッ
プにおける接線Sがプルーフ経路7aの側壁に対して鋭
角θになり、記録紙の先端が当該側壁に当たると上方向
に偏曲するからで、これにより表紙記録紙CSは確実に
ストップローラ17まで送られる。このとき、ターンガ
イド15を駆動するターンガイドSOL67はオフにな
っており、ターンガイド15はプルーフ経路7aから退
避している。
【0026】ストップローラ17は、表紙記録紙CSの
サイズに応じて予め設定されたタイミングによって図示
しない駆動モーターがOFFし、停止する。しかし、ス
トップローラ17の回転が停止しても折りローラ13
a,13bは回転を続けるので、図7に示すように表紙
記録紙CSは撓むことになる。このようにして表紙記録
紙CSが撓んでくると、撓んだ部分が折りローラ13
b,13cによって銜え込まれ、二つ折りにされながら
ソータ経路7bへ搬送される。
【0027】ストップローラ17が表紙記録紙CSを銜
える力は、折りローラ13b,13cが表紙記録紙CS
を銜え込む力よりも弱く、折りローラ13b,13cが
表紙記録紙CSを銜え込むと、表紙記録紙CSを引っ張
り込み、ストップローラ17のニップ部分で表紙記録紙
CSはスリップしソータ経路7b側に搬送される。折り
ローラ13b,13cによって二つ折りされ、ソータ経
路7bに搬送されてきた表紙記録紙CSは斜向ローラ2
3,25によって中央基準から手前側の端面(ガイド4
9)基準に寄せられて、搬送ローラ27まで搬送され
る。
【0028】搬送ローラ27まで搬送されてきた表紙記
録紙CSは、搬送ローラ27から搬送ローラ29に搬送
され、さらに搬送ローラ29によってソータ部2の偏向
経路35に搬送される。搬送ローラ29によって偏向経
路35に搬送されてきた表紙記録紙CSは、偏向経路3
5に沿って配置された偏向部排出ローラ37とその対向
側に配設された従動ローラによって偏向経路35を上方
に向かって搬送される。そして、この搬送途中で表紙記
録紙CSは、図示しないソレノイドにより指定された偏
向爪39が駆動され、指定されたビン3に排紙される。
なお、偏向爪39には個々にソレノイドが設けられ、そ
れぞれ独立して偏向動作を行うことができるようになっ
ており、指定されたモード条件に応じて、偏向爪39を
ソレノイドにより開閉させて各ビン3へ表紙記録紙CS
を含む画像形成済みのシートを導いて排紙し、ビン3上
に積載させている。
【0029】このようにして表紙記録紙CSは指定され
た部数分だけコピーされ、ソートされ、さらに二つ折り
の紙折りが実行された後、指定されたビン3に搬送、排
紙される。ビン3に搬送された表紙記録紙CSは、図8
に示すように図示しない駆動手段によりリフトバー40
が駆動され、二つ折りされた表紙記録紙CSの上側の面
のコピー面CSuが持ち上げられる。この動作は指定さ
れたコピー部数分の表紙記録紙CSがビン3にすべて排
紙されてから実行される。
【0030】このようにして表紙記録紙CSの上側のコ
ピー面CSuが開放された後、表紙記録紙CSの中に入
れる通常記録紙CYの処理が開始される。この通常記録
紙CYは複写機でコピーされた後、プルーフ経路7aに
搬送されずにソータ経路7bに直接搬送され、ビン3に
導かれる。すなわち、通常記録紙CYは画像形成後シー
ト受入口9から後処理装置1内に搬入され、入口ガイド
板11に沿って折りローラ13a,13bのニップ位置
に到る。このときターンガイド15は図2において点線
の位置に前進しており、折りローラ13a,13bによ
って搬送された通常記録紙CYはターンローラ15の側
面にガイドされて折りローラ13b,13cのニップに
導かれ、ソータ経路7bに案内される。
【0031】ソータ経路7bに搬入されてきた通常記録
紙CYは、斜向ローラ23,25によって表紙記録紙C
Sと同様に中央基準から手前側の端面基準に寄せられ
て、搬送ローラ27まで搬送される。搬送ローラ27ま
で搬送されてきた通常記録紙CYは、搬送ローラ27に
よってさらに搬送ローラ29に搬送され、偏向経路35
に搬送される。搬送ローラ29によって偏向経路35に
搬送されてきた通常記録紙CYは、偏向部33に配置さ
れた偏向部排出ローラ37とその対向側の従動ローラに
よって表紙記録紙CSと同様に偏向経路35に沿って搬
送され、偏向爪39の駆動によって指定されたビン3に
排紙される。これによって通常記録紙CYは表紙記録紙
CSの中に順に入る。以上のようにして予め複写機の図
示しない操作部おいて設定したコピーの部数分だけ、上
述のような動作をさせ、表紙記録紙CS内に通常記録紙
CYを積層したシート束が形成される。
【0032】このようにして予め設定した枚数の通常記
録紙CYが表紙記録紙CS内にスタックされ、所定の部
数作成されると、図9に示すように、リフトバー40が
偏向部排出ローラ37側の方へ移動する。これによって
今まで挟んでいた、紙折りされた表紙記録紙CSの上側
の面のコピー面CSuがリフトバー40から離れて積載
された通常記録紙CY群の上に落ち、表紙記録紙CSに
よって上面と下面とが覆われた通常記録紙CY束が形成
される。
【0033】以上の動作をすべて終了すると、ビン3に
スタックされた表紙記録紙CSによってカバーされた通
常記録紙CY束に前述のステープラ41によって図10
に示すようにステープル処理を実行し、これらを図11
に示すようにステープル針51によって綴じる。これに
よって図12に示すような袋綴じされたシート束が作成
できる。このように記録紙群が袋とじされると、簡単な
封筒になり表紙の部分に宛名をコピーもしくは記入すれ
ばそのままメールに入れることもできる。これによって
従来のように記録紙群を封筒に入れて宛名を書くという
作業が省ける。また折り目の部分を切れば図13のよう
に表表紙と裏表紙がついた資料としても使える。なお、
綴じ方向は図12に示すようにシート束の長手方向に対
して垂直でもよいし、図13に示すように平行でもよ
い。さらに、ステープラ41は下向きに取り付けられて
おり、図11のように表紙側にステープル針の重なり部
分がこないようになっている。
【0034】この動作をさらに詳しく説明すると、図1
4に示すように下面に画像Gが形成された表紙記録紙C
Sは複写機側の排出ローラ75によって排出され、シー
ト受入口9から後処理装置1に搬入された表紙記録紙C
Sは折りローラ13a,13bからプルーフ経路7aに
搬送される(図15)。そして、図16でストップロー
ラ17によって表紙記録紙CSの位置が規制され、前述
のように同一方向に回転を継続させることによって図1
7に示すように画像形成面を外側にして二つ折りされ、
図18のようにしてソータ経路7bに導かれ、図19の
ように搬送ローラ17によって.向経路35側に送られ
る。搬送経路35で上方に搬送された表紙記録紙CSは
一番上のビン3aに排出され(図21)、さらに上から
順に所定の段数ビン3に排出される(図22)。所定段
数の排出が終了すると、リフトバー40が表紙記録紙C
Sを開き(図23)、ターンガイド15がターンガイド
SOL67オンによって搬送路中に進出して(図24)
下面に画像Gが形成された通常記録紙CYの搬送方向を
規制し、これにより通常記録紙CYは折りローラ13
a,13b,13cによってソータ経路7b側に搬送さ
れる(図25)。
【0035】そして、搬送経路35を通って(図26,
27)、第1段目のビン3aから順に表紙記録紙CSの
中に排紙され(図28)、全ビンにわたって全数の通常
記録紙CPが表紙記録紙CSの中に排紙され、集積され
ると(図29)、リフトバー40の規制位置が解除さ
れ、上側の表紙記録紙CSuが閉じる(図30)ことに
なる。
【0036】3.制御系 上述のように大略構成され、動作する簡易封筒を作成す
る装置としての後処理装置の制御系について引続き説明
する。図31に実施例に係る後処理装置1の制御ブロッ
ク図を示す。この後処理装置1には、各負荷を制御する
ための専用CPU53を搭載している。CPU53は複
写機本体制御CPUとシリアル通信回線によってインタ
ーフェースされている。このシリアル通信回線を通じて
制御コマンド/ステータス信号等をやり取りすることに
よって、後処理装置1を含めた複写システム全体を統合
的に制御することを可能にしている。
【0037】シート受入口9に設けられた入口センサ5
5は、複写機1本体から排出された表紙記録紙CSおよ
び通常記録紙CYなどの記録紙を検知している。この信
号を基準にストップローラ17を駆動するストップロー
ラ駆動モータ57の停止タイミングを制御することによ
り、シートサイズに応じて折り代を自由に設定すること
が可能となっている。排紙ローラ21の搬送方向上流側
の近傍に設けられた排紙センサ58はプルーフトレイ5
に排出される記録紙を検知しており、用紙ジャムの検
出、プルーフトレイ排出モードにおけるジョブ終了検出
に用いられている。
【0038】第1のビン入口センサ59は第1〜10ビ
ン(3aないし3j)に排出される記録紙を、第2のビ
ン入口センサ61は第11〜20ビン(3k〜3t)に
排出される記録紙をそれぞれ検知し、記録紙後端の検知
タイミングを基準に、偏向爪SOL63の切換制御を行
っている。なお、これらのビン入口センサ59,61は
光透過型のホトセンサによって構成される。
【0039】実施例に係る後処理装置(以下、ソータと
も称する)1はソータ駆動モータとして、メイン駆動モ
ータ65、ストップローラ駆動モータ57を備えてい
る。メイン駆動モータ65は、ストップローラ17以外
の搬送コロ/ローラ等を駆動している。メイン駆動モー
タ65には、定速回転性に優れたACシンクロナスモー
タを採用している。ストップローラ駆動モータ57はス
トップローラ17のみを単独で駆動している。ストップ
ローラ駆動モータ57には、位置制御性に優れたステッ
ピングモータを採用し、用紙折り時におけるストップロ
ーラ17の停止タイミングを高精度に制御している。ま
た、ストップローラ17停止時にもモータ巻線を励磁し
てホールディングトルクを発生させ、表紙記録紙CSを
保持するようにしている。ストップローラ17の周速は
複写機1本体からの排紙速度300mm/sと同速に設
定して、ストップローラ駆動モータ57の停止タイミン
グだけで表紙記録紙CSの折り位置を制御することを可
能としている。
【0040】ターンガイドSOL67はターンガイド1
5を駆動するものであって、そのオン・オフ動作によっ
てターンガイド15を前述の実線位置と点線位置の2位
置の間で移動させる。
【0041】偏向爪SOL63b〜63tは第2〜20
ビンに設けられており、それぞれのビン3b〜3tの偏
向爪39b〜39tを駆動している。ソートモード時に
は記録紙1枚ごとに偏向爪SOL63b〜63tが順次
ONして、記録紙を各ビン3に振り分けている。なお偏
向経路35において最も下流側となる第1ビンの偏向爪
SOLは省略されている。
【0042】ここで、全体の制御から個々の制御へ順に
説明する。まず、表紙記録紙CSによって通常記録紙C
Yをカバーして一つの束とするモード、すなわち簡易封
筒モードにおける複写システム全体の制御フローを図1
(a)および(b)に示す。この制御では、まず、操作
パネルに設けられた図示しない簡易封筒モードキーが押
されると簡易封筒モードが選択される(ステップS
1)。このとき、まず複写機にセットされている給紙カ
セットの記録紙サイズをチェックする。記録紙が全て縦
送りサイズ(ステップS2)、または全て横送りサイズ
であったら(ステップS3)、簡易封筒モードを解除す
る(ステップS4)。すなわち簡易封筒モードを受け付
けない。
【0043】次に記録紙の組み合わせをチェックする。
A3縦とA4横のように面積比が2:1で、かつ、大サ
イズ記録紙は縦送り、小サイズ記録紙は横送りの組み合
わせがあるかどうか調べ(ステップS5)、もしそのよ
うな組み合わせが存在しなければ、簡易封筒モードを解
除する(ステップS4)。すなわち簡易封筒モードを受
け付けない。
【0044】次にステップS5の記録紙の組み合わせの
チェックで、A3縦とA4横のように面積比が2:1
で、かつ、大サイズ記録紙は縦送り、小サイズ記録紙は
横送りの組み合わせがあれば、ステップS6でAPS
(自動用紙選択)モードかどうかチェックし、APSモ
ードでなければ、通常記録紙サイズを選択する(ステッ
プS7)。簡易封筒モードにおいて、表紙記録紙CSと
通常記録紙CYとは面積比が常に2:1の関係にある。
したがって表紙記録紙CSまたは通常記録紙CYのどち
らか一方を指定すれば、他方は一意的に決まることにな
る。ここで選択された通常記録紙CYが縦送りかどうか
チェックし(ステップS8)、縦送りの場合は、複写禁
止状態に設定する(ステップS9)。
【0045】本実施例では通常記録紙CYを選択する
と、2倍サイズの表紙記録紙CSが自動的に選択される
ように構成しているが、逆に表紙記録紙CSを選択する
と、1/2サイズの通常記録紙CYが自動的に選択され
るように構成してもよい。この場合、選択された表紙記
録紙CSが横送りの場合は、複写禁止状態に設定する。
【0046】ステップS8で通常記録紙CYが横送りサ
イズであれば、表紙記録紙CSのサイズを設定し、すな
わち、通常記録紙CYの2倍のサイズに設定し(ステッ
プS10)、次に表紙記録紙CS、通常記録紙CYのど
ちらか一方でも紙無し状態が検出されたら(ステップS
11,12でN)、紙無し表示を点灯し、複写禁止状態
に設定する(ステップS13)。このような制御を導入
すると、表紙原稿の複写動作を行っている間に通常記録
紙CYを補給すれば、複写動作が中断されないため、オ
ペレータの複写作業効率が向上する。
【0047】ステップS11、およびステップS12で
それぞれ表紙記録紙CS、通常記録紙CYともに用紙さ
れていれば、スタートキーのON/OFFをチェックし
(ステップS14)、スタートキーが押されたら、複写
動作を開始する。そして、APSモードになっているか
どうかチェックし(ステップS15)、APSモードで
あれば、まず表紙原稿サイズ・方向を検知し、表紙記録
紙サイズを設定する(ステップS16)。このサブルー
チンでは、検知した表紙原稿が、縦置きのとき表紙記録
紙CSは同ペーパーサイズを使用し、横置きのとき表紙
記録紙CSは2倍サイズを自動選択する。このステップ
S16の処理を終了すると、通常記録紙サイズを設定す
る(ステップS17)。通常記録紙サイズは、表紙記録
紙CSに対して1/2サイズの記録紙を自動的に選択す
る(ステップS18)。この選択動作は、例えば表紙原
稿がA3縦またはA4横のときには、表紙記録紙CSは
A3縦、通常記録紙CYはA4横を選択し、表紙原稿が
B4縦またはB5横のときには表紙記録紙CSはB4
縦、通常記録紙CYはB5横を選択する。
【0048】ステップS19およびステップS20で表
紙記録紙CS、通常記録紙CYのどちらか一方でも紙無
し状態が検出されたら、紙無し表示を点灯し複写動作を
中断する(ステップS21)。
【0049】コピー動作の第1段階として、まず表紙原
稿の複写動作を行う。このとき表紙原稿の設置方向をチ
ェックして(ステップS22……図32)、表紙記録紙
CSに対する複写動作を切替えている。もし表紙原稿が
縦置きであれば、通常のコピーモードと同様に表紙記録
紙CSの全面にコピー画像を形成する(ステップS23
・・・図33)。逆に表紙原稿が横置きの場合は、レジ
ストCLのONタイミングを通常コピーモードに比べて
早めることによって、表紙記録紙CSの後半部分にコピ
ー画像を形成する(ステップS24・・・図34)。記
録紙に対してコピー画像をシフトする技術は、従来のと
じ代作成モードとして確立されているため、詳細な説明
は省略する。このように表紙原稿の設置方向が表紙記録
紙CSと異なっている場合でも、図35に示すように第
1ページ目の手前に表紙コピー画像を位置付けることが
できる。本実施例における複写機本体は、記録紙は画像
面が下向きで排紙され(裏面排紙)、原稿の最終ページ
からコピーされるものを想定している。
【0050】なお本実施例において、使用可能表紙記録
紙サイズはA3縦、B4縦としているため、APS・等
倍モードでA4縦の原稿をコピーすることはできない。
他の実施例として、画像形成手段側がデジタル複写機等
の画像回転コピー機能を備えているタイプの場合は、検
知した表紙原稿が縦置きで、かつコピー不可能サイズの
時に、自動的に原稿画像の90°画像回転処理を行いコ
ピー可能サイズ記録紙に画像形成を行うことも可能であ
る(図36)。
【0051】ステップS23あるいはステップS24の
処理を終了すると、ステップS25で表紙記録紙CSは
折り・反転部において二つ折りにされ、前述のように各
ビン3に排出される。全ての表紙記録紙CSのソータへ
の排出が完了したら(ステップS26)、シートリフト
SOL69をONしてリフトバー40を上昇させ、表紙
記録紙CSの上側の面を持ち上げる(ステップS2
7)。このときシートリフト検知手段71a〜71t
(図31)によって、各ビン3において表紙記録紙CS
を正常にリフトすることができたかどうか検知している
(ステップS28)。
【0052】次に、コピー動作の第2段階として、通常
原稿の複写動作に移る。まず通常原稿サイズを検知する
(ステップS29)。もし原稿が縦置きであれば、原稿
方向不正表示を点灯し、コピー動作を中断する(ステッ
プS30,S31)。なお本実施例においては画像形成
手段として一般的なアナログ複写機を想定しているが、
他の実施例として本体側がデジタル複写機等の画像回転
コピー機能を備えているタイプの場合は、検知した通常
原稿サイズが縦置きであった時に、自動的に原稿画像の
90°画像回転処理を行い横送り記録紙に画像形成を行
わせることも可能である。
【0053】原稿が横置きの場合は、通常記録紙CYに
対するコピー動作を開始する(ステップS30,S3
2)。表紙記録紙CSを排出した全てのビン3において
シートリフト動作を正常に行うことができた場合は、従
来のソータと同様な制御をおこなう(ステップS33,
S34)。すなわちターンガイドSOL67をONして
通常記録紙CYを下側の搬送路、言い換えればソータ経
路7bから偏向経路35に導き、通常記録紙CY1枚ご
とに偏向爪SOL63b〜63tの切換制御を行う。
【0054】これに対して、一部のビンにおいて表紙記
録紙CSのシートリフト動作を正常に行うことができな
かった場合は、ターンガイドSOL67を切換制御する
ことによって、異常を検知したビン3に対応する通常記
録紙CYをプルーフトレイ5に排出している(ステップ
S33,S35)。
【0055】ステップS34もしくはステップS35の
処理が終了し、さらにステップS36で全ての通常原稿
それぞれに対する所定枚数のコピー終了し、次の原稿が
なければ(ステップS37)、リフトバー解除SOL7
3をONしてリフトバー40を解除し(ステップS3
8)、持ち上げていた表紙記録紙CSを下に落とし、ス
テープル動作を行う(ステップS39)。最後に、シー
トリフトSOL69、リフトバー解除SOL73をOF
Fし、リフトバー40を下降させ元の位置に戻す(ステ
ップS40)。
【0056】本発明の簡易封筒モードの用紙指定倍率モ
ード(AMS)への発展は容易に行うことができる。表
紙原稿については、原稿画像に欠けが生じない範囲で最
大の倍率を自動的に選択するように構成すればよい(図
37)。通常原稿については、従来のAMSモード全く
同様な制御を行えばよいため、詳細な説明は省略する。
【0057】本実施例では表紙原稿を用意しこれをコピ
ーすることで表紙記録紙CSを得ている。したがって、
表紙原稿から画像を形成する場合は上述の手順をとる
が、表紙原稿がない場合、もしくは表紙原稿に画像が形
成されていない場合には、表紙の画像形成を画像形成手
段側に予め蓄積しておいて、その蓄積した画像情報を選
択して利用することもできる。すなわち、画像形成手段
としての複写機にモリーカード等の画像情報蓄積手段を
備えたデジタル複写機を用い、予め前記メモリーカード
内に保存しておいた定型宛先フォーマット等を表紙記録
紙CS上に画像形成するように構成することもできる。
なお、表紙原稿の画像情報の有無は、原稿を読み取った
ときの読取情報を基準にしてCPU53で判断するよう
に設定することもできるし、選択ボタンなどの入力手段
を使用して判断させるように設定することもできる。
【0058】4.プルーフトレイ排出の制御 4.1.記録紙をプルーフトレイに排出する場合 ソータ機能を使用しない場合には、画像形成された記録
紙(表紙記録紙CS、通常記録紙CY)をビン3に排紙
しないでプルーフトレイ5に排紙する。この場合の制御
手順を図38に、また、タイミングチャートを図39に
それぞれ示す。プルーフトレイ5に排紙する場合には、
入口センサ55で記録紙先端を検知後、ストップローラ
駆動モータ57をスローアップさせながら起動させる
(ステップS51,S52)。このときターンガイドS
OL67は図39のタイミングチャートにも示すように
OFFしたままにしておく。入口センサ55のON回数
によって記録紙の進入枚数を、排紙センサ58のON回
数によって記録紙の排出枚数をカウントする。排出枚数
と進入枚数が等しくなったら最終記録紙の排出が終了し
たと判断し、ストップローラ駆動モータ57を停止させ
(ステップS53,S54)、プルーフトレイ5への排
出動作を完了する。
【0059】4.2.表紙記録紙を折ってソータビンに
排出する場合 画像形成された表紙記録紙CSは二つに折られてビン3
側に搬送される。このときの制御手順を図40に、また
そのタイミングチャートを図41に示す。この処理で
は、入口センサ55で表紙記録紙CSの先端を検知する
と(ステップS61)、図41のタイミングチャートか
ら分かるようにストップローラ駆動モータ57をスロー
アップさせながら起動させる(ステップS62)。同時
に図示しないCPU内蔵タイマにT1 をセットしスター
トさせる(ステップS63)。このときターンガイドS
OL67はOFFしたままにしておく。T1は記録紙長
および折り代長によって定まる値であり、 T1={(記録紙長+折り代長)/2+入口センサ〜紙
折り位置}/記録紙搬送速度 で求められる。折り代長は図42(a),(b)に示す
ように、A3縦で6mm、B4縦で4mmに設定してい
る。したがって各用紙に対応するT1は次のようにな
る。 A3縦:T1={(420+6)/2+40}/300
=843ms B4縦:T1={(364+4)/2+40}/300
=747ms そして、タイマがカウントアップしたら紙折りタイミン
グに達したと判断し(ステップS64,S61,S6
5)、ストップローラ駆動モータ121を停止させる
(ステップS66)。これを表紙記録紙CS1枚ごとに
以上の動作を繰り返す。
【0060】偏向爪SOL63b〜63tは全てOFF
した状態で、二つ折りされた表紙記録紙CSがソータ部
に搬送されてくるまで待機する。第1のビン入口センサ
59で1枚目の表紙記録紙CS後端を検知したら(ステ
ップS61,S65,S67)、偏向爪SOL63bを
ONする(ステップS68)。次の表紙記録紙CS後端
を検知したら(ステップS64,S61,S65,S6
7)、偏向爪SOL63bをOFF、偏向爪SOL63
cをONする(ステップS68)。表紙記録紙CS1枚
ごとにこの動作を繰り返す。そして、最終紙の排出が終
了した時点で、折り・ソータ排出動作は完了する。
【0061】4.3.二つ折りにされた表紙記録紙内に
通常記録紙を排紙する場合 折られてソータ部2のビン3内に収容された表紙記録紙
CSに挟み込まれるように通常記録紙CYが排出され
る。このときの制御手順を図43に示す。また、通常記
録紙CYを表紙記録紙CS内に排紙するためのシートリ
フト動作が正常に行われているときのタイミングチャー
トを図44に、シートリフト動作が異常のときのタイミ
ングチャートを図45に示す。
【0062】この制御手順では、入口センサ55で通常
記録紙CYの先端を検知した時に、その記録紙を排出す
るビンがシートリフト正常であればターンガイドSOL
67をONし(ステップS71,S72,S73)、シ
ートリフト異常であればターンガイドSOL67をオフ
する(ステップS72,S74)。シートリフト異常ビ
ンに対応する記録紙先端を入口センサ55で検知した
ら、ストップローラ駆動モータ57をスローアップさせ
ながら起動させる(ステップS75)。プルーフトレイ
5に排出する記録紙の最終紙後端を排紙センサ58で検
知した時に(ステップS76)、ストップローラ駆動モ
ータ57を停止させる(ステップS77)。
【0063】偏向爪SOL63は一枚目の通常記録紙C
Yを排出するビン3のみONし、他のビン3は全てOF
Fした状態で、通常記録紙CYがソータ部2に搬送され
てくるまで待機する。ただし、第1ビン3aに通常記録
紙CYを排出する場合は、全ての偏向爪SOL63をO
FFする。ビン入口センサ55で通常記録紙CY後端を
検知したら、現在ONしている偏向爪SOL63をOF
Fし、次に排出するビン3の偏向爪SOL63をONす
る(ステップS78,S79)。このときシーートリフ
ト異常を検知したビン3はスキップする。そして、通常
記録紙CY後端を検知するたびに、同様に偏向爪SOL
を切り替えていく(ステップS80,S71,S76,
S78,S79)。最終紙の排出が終了した時点で、ソ
ータ排出動作は完了する。
【0064】5.折りシートリフト機構 5.1.動作の概略 二つ折りした後、ソータ部2の各ビン3に排紙された表
紙記録紙CSは前述のようにいわゆる簡易封筒になる
が、この二つ折りのシートの間に簡易封筒の内容物とな
る通常記録紙CYを入れていかなければならない。その
ためには、先の二つ折りの表紙記録紙CSは内容物が確
実に入るように、充分に開口しておく必要がある。この
開口機構がリフトバー40を利用した折りシートリフト
機構である。
【0065】折りシートリフト機構を簡単に説明したも
のが図46である。この図はビン3に排紙された表紙記
録紙CSをビン3内に排紙し、表紙記録紙CSの上側の
コピー面CSuを開口し、その開口内に通常記録紙CY
を順次排紙し、さらに表紙記録紙CSの上側のコピー面
CSuを閉じて、最後に袋綴じを行う工程を示してい
る。詳しくは、以下の通りである。
【0066】(a)二つ折りシートスタック工程 図46(a)に示すように、二つ折りされた簡易封筒と
なる表紙記録紙CSがビン3に排紙される(このとき、
表紙記録紙CSの上側にリフトバー40が係合して上方
に上げるための上げ代をとったコピー面CSuがく
る)。 (b)シート間隔拡大工程 図46(b)に示すように、リフトバー40が上方向に
作動し、表紙記録紙CSの上側のコピー面CSuを持ち
上げ、その上段側のビン3の裏面4とリフトバー40に
より、前記コピー面CSuをグリップする。 (c)通常記録紙スタック工程 図46(c)に示すように、簡易封筒の内容物となる画
像が形成された通常記録紙CYが表紙記録紙CSの開口
部に順次排紙され、二つに折られた表記記録紙CS間に
入り、集積される。 (d)シート間隔縮小工程 図46(d)に示すように、リフトバー40が上側のビ
ン3の裏面4から離れ、前述のコピー面CSuを下降さ
せる。このときリフトバー40はビンから退避し、コピ
ー面CSuの復帰を阻害することのないようにされてい
る。 (e)綴じ工程 図46(e)に示すように、コピー面CSuが閉じ、リ
フトバー40が元の位置に復帰する。これにより綴じ動
作が可能になる。 (f)袋綴じ完了 図46(f)に示すように、袋状になった記録紙束B
は、表紙記録紙CSの開口部側をステープル針51によ
って綴じられ、簡易な袋綴じの封筒が作成される。
【0067】5.2.リフトバーの駆動機構 リフトバー40は前述のように表紙記録紙CSの上側の
コピー面CSuを上に押し上げて表紙記録紙CSを開口
させ、通常記録紙CYが全て挿入されるまでその開口状
態を保持し、コピー面CSuを閉鎖するときには、復帰
の邪魔にならないようにコピー面CSuの軌跡から退避
しておく必要がある。以下、この機構について説明す
る。
【0068】リフトバー40の駆動機構の概略を図47
の斜視図に、また、個々の構成を図48ないし図55の
説明図にそれぞれ示す。この機構はリフトバー40と、
リフトバー案内部材127と、リフトバー作動部材12
9と、リフトバー作動部材129を作動させるリフトバ
ー作動SOL131とから概略的に構成されている。
【0069】リフトバー40は図48に示すように、軸
部材133と、この軸部材133の外周に回動自在に装
着された円筒状の回動部材135とからなり、図49に
示すように両端部がビン3の両側に設けられたリフトバ
ー案内部材127のガイド溝137に遊挿されている。
回動部材135はシートリフト時のリフトバー40と記
録紙間の摩擦力を減らすためのもので、リフトバー40
のリフトの軌跡が円弧になっているため、リフト時にリ
フトする記録紙を引き寄せてしまうという不具合を防止
する機能を有する。また、リフトバー40の回動部材1
35のシートリフト周面の少なくとも一部は導電性部材
145によって構成され、折り済表紙記録紙CSのリフ
ト後のグリップ時において、確かに紙がリフトされてい
るかどうかのリフト検知を行うことができるようになっ
ている。すなわち、リフトしたとき、前述のように記録
紙をビン3の裏面4に押し付けて記録紙をグリップする
が、このときに、導電性部材でできているビン3の底部
(リフトバー40の導電性部材に対応した少なくとも一
部)とリフトバー40との導電チェックにより、記録紙
をグリップしているか否かを判断できるようになってい
る。つまり、記録紙をリフトできていないときは絶縁体
が介在しないので両者に導通が生じ、リフトできている
ときには絶縁体が介在するので導通はない、という検出
状態が生じる。
【0070】ガイド溝137は図50に示すように記録
紙排出方向に傾斜した下側の第1傾斜部139と、記録
紙排出方向と反対側に傾斜した上側の第2傾斜部141
と、両者を連結する屈曲部143とからなっている。
【0071】ビン3には、図51に示すようにシート排
出方向と直交する方向の記録紙排出方向最上流側(ビン
基端部)にリフトバー格納溝147が設けられ、また、
ビン3の裏面4にシートグリッピング部149が形成さ
れている。リフトバー格納溝147はリフトバー40が
格納されたときにビン3の表面から全く突出しないだけ
の深さに設定され、図52に示すようにビン3に収容さ
れた記録紙がエンドフェンス151基準で揃えることが
できるようになっている。リフトバー格納溝147の記
録紙排出方向の開口幅は、図53に示すように折り済み
表記記録紙CSの折り代幅以下に設定されている。すな
わち、 a=表紙記録紙の折り代幅 b=リフトバー格納溝 としたときに、 a≧b を満足するような寸法になっている。これはリフトバー
40が作動する際に、折られた表紙記録紙CSの表面の
1枚のみをリフトするために必要であるからである。
【0072】シートグリッピング部149の少なくとも
一部は、弾性部材によって形成されており、摩擦抵抗を
高めてグリップ力を確保している。さらに、リフトバー
40の周面部も弾性部材で形成すれば、より効果的なグ
リップ力を得ることができる。なお、図50に示すよう
に表紙記録紙CSのグリップポイントから水平方向に対
してガイド溝のなす角度をθG1とし、表紙記録紙CSの
グリップポイントから水平方向に対してビン底部のなす
角度をθG2とすると、θG2>θG1という関係になければ
ならない。これは、リフトバー40がグリップポイント
からコンタクト状態を解除するときに必要な形状規定と
なる。
【0073】リフトバー40は、図54に示すようにリ
フトバー作動部材129の側面から各ビン3に対応して
突設したリフト爪153をリフトバー作動SOL131
によって上下動させることによってシートリフト動作が
可能になる。すなわち、リフトバー40を各リフト爪1
53によって両端部で受け、リフトバー作動部材129
を上方向に作動させることによって図47に示すように
リフトバー40をガイド溝137に沿って移動させ、前
述のコピー面CSuを持ち上げてリフトバー40をビン
3の裏面4のグリッピング部149に押し当て、グリッ
ピング部149とリフトバー40との間でコピー面CS
uを挟み込んで開口状態を保持する。このとき、リフト
バー40は前述のようにガイド溝137の屈曲部143
に位置する。そして、コピー面CSuを綴じる場合に
は、屈曲部143位置からさらに押し上げ、リフトバー
40を第2傾斜部141側に移動させる。これによって
表紙記録紙CSのコピー面CSuの端部はリフトバー4
0から外れ、自重で下側に落ちて開口部を閉じる。この
ように動作するようにガイド溝137のシート排出方向
最大移動距離Dと、リフト爪153の水平方向長さdと
の関係は、 d≧D となっている(図55)。
【0074】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、
明によれば、表紙記録紙に宛先のフォーマットを形成し
た上で、通常記録紙に原稿の画像内容を形成するので、
表紙記録紙と通常記録紙への画像形成処理を効率的に行
える。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における制御手順を示すフローチャート
である。
【図2】実施例に係る後処理装置の内部構造を示す概略
構成図である。
【図3】実施例に係るビン、ジョガー、ステープラおよ
び寄せ装置を示す平面図である。
【図4】実施例に係る斜向装置の側面図である。
【図5】実施例においてプルーフ経路側に表紙記録紙を
搬送したときの状態を示す動作説明図である。
【図6】実施例における分岐部近傍の折りローラの状態
を示す動作説明図である。
【図7】実施例における折り動作を示す動作説明図であ
る。
【図8】実施例において表紙記録紙をビン内で開いた状
態を示す動作説明図である。
【図9】実施例において表紙記録紙内に通常記録紙を積
層して閉じた状態を示す動作説明図である。
【図10】実施例においてステープラによって袋綴じし
て簡易封筒を作成する状態を示す動作説明図である。
【図11】実施例においてステープラによって袋綴じし
て簡易封筒を作成した状態を示す平面図である。
【図12】実施例においてステープラによって袋綴じし
て簡易封筒を作成した状態を示す斜視図である。
【図13】実施例においてステープラによって袋綴じし
て簡易封筒を作成した状態から表紙記録紙の二つ折り部
分を切り離した状態を示す斜視図である。
【図14】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、表紙記録紙を複写機から折りローラに導入する前の
工程を示す。
【図15】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、折りローラによってプルーフ経路に導入する工程を
示す。
【図16】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、プルーフ経路においてストップローラによって表紙
記録紙の搬送を規制する工程を示す。
【図17】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、常時同一方向に回転する折りローラによって二つ折
りする工程の初期の状態を示す。
【図18】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、常時同一方向に回転する折りローラによって二つ折
りし、ソータ経路に搬出する工程を示す。
【図19】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、折りローラによって二つ折りされ、斜向ローラによ
って一方の端部基準に変更工程を示す。
【図20】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、1枚目の表紙記録紙がビン側に搬送されている間に
2枚目の表紙記録紙がプルーフ経路に搬送され、連続処
理される工程を示す。
【図21】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、二つ折りされた表紙記録紙が第1段目のビンに排出
される工程を示す。
【図22】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、所定のビン全てに二つ折りされた表紙記録紙を収納
した状態を示す。
【図23】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、ビンに収納された表紙記録紙を開く工程を示す。
【図24】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、開いた表紙記録紙に下面に画像形成された通常記録
紙をソータ経路を経て搬送するための初期の工程を示
す。
【図25】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、ターンガイドによって偏向させ、ソータ経路に進入
して搬送する工程を示す。
【図26】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、通常記録紙を斜向ローラによって一方の基準に変更
して搬送する工程を示す。
【図27】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、一方の基準に直された通常記録紙をソータ部に搬送
する工程を示す。
【図28】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、開かれた表記記録紙に通常記録紙を順にソートする
工程を示す。
【図29】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、全てのビンの表紙記録紙内に通常記録紙が収納され
た状態を示す。
【図30】実施例において下面側に画像が形成された記
録紙を使用して簡易封筒を作成する手順を示す説明図
で、全てのビンの表紙記録紙内に通常記録紙が収納さ
れ、閉じられた状態を示す。
【図31】実施例における制御を司る制御回路のブロッ
ク図である。
【図32】表紙原稿と画像形成した表記記録紙の関係を
示す説明図である。
【図33】表紙原稿と画像形成した表記記録紙の関係を
示す説明図である。
【図34】表紙原稿と画像形成した表記記録紙の関係を
示す説明図である。
【図35】表紙原稿と画像形成した表記記録紙の関係を
示す説明図である。
【図36】表紙原稿と画像形成した表記記録紙の関係を
示す説明図である。
【図37】表紙原稿と画像形成した表記記録紙の関係を
示す説明図である。
【図38】実施例におけるプルーフトレイ排出の制御手
順を示すフローチャートである。
【図39】図38の制御におけるタイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図40】実施例における表紙記録紙の折り動作と、ソ
ータ排出動作の制御手順を示すフローチャートである。
【図41】図40の制御におけるタイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図42】折り代のサイズを説明するための説明図であ
る。
【図43】実施例において通常記録紙を開かれた表紙記
録紙内にソートする制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図44】図43の制御におけるタイミングを示すタイ
ミングチャートで、全てのビンが正常なときのタイミン
グを示す。
【図45】図43の制御におけるタイミングを示すタイ
ミングチャートで、第2ビンが異常なときのタイミング
を示す。
【図46】折りシートリフト機構の動作を示す動作説明
図である。
【図47】リフトバーの駆動機構の概略を示す斜視図で
ある。
【図48】リフトバーの斜視図である。
【図49】ビンとリフトバー案内部材と、ガイド溝との
関係を示す要部正面図である。
【図50】ガイド溝とビンの裏面のグリッピング部の関
係を示す説明図である。
【図51】ビンの細部の構造を示す斜視図である。
【図52】リフトバー格納溝と、この格納溝に格納され
たリフトバーとの関係を示す要部拡大図である。
【図53】リフトバー格納溝のシート排出方向の開口幅
の寸法関係を説明するための説明図である。
【図54】リフトバーの駆動機構を示す概略構成図であ
る。
【図55】ガイド溝とリフト爪の関係を示す要部構成図
である。
【符号の説明】
1 後処理装置 2 ソータ部 3,3a,……,3t ビン 7 搬送経路 7a プルーフ経路 7b ソータ経路 13a,13b,13c 折りローラ 15 ターンガイド 17 ストップローラ 19,27,29 搬送ローラ 21 排紙ローラ 33 シート偏向部 35 偏向経路 37,37a,……,37t 偏向部排出ローラ 39 偏向爪 40,40a,……,40t リフトバー 53 CPU 63 偏向爪SOL 65 メイン駆動モータ 67 ターンガイドSOL 69 シートリフトSOL 73 リフトバー解除SOL
フロントページの続き (72)発明者 杉原 和之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 斉藤 達彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平3−24567(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表紙記録紙及び通常記録紙を含む記録紙
    に画像情報を形成する画像形成手段と、 宛先フォーマットを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている宛先フォーマットを選択
    する選択手段と、 前記選択手段によって選択された宛先フォーマットを
    表紙記録紙に形成すると共に前記通常記録紙に原稿の
    画像情報を形成するべく、前記画像形成手段を制御する
    制御手段と、前記表紙記録紙に形成する原稿の画像情報の有無を判断
    する判断手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記判断手段によって前記表紙記録紙
    に形成する原稿の画像情報がないと判断されたとき、前
    記選択手段によって選択された宛先フォーマットを前記
    表紙記録紙に形成可能にすることを特徴とする画像形成
    装置。
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