JP3217709B2 - 信号入力回路 - Google Patents

信号入力回路

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JP3217709B2
JP3217709B2 JP24327796A JP24327796A JP3217709B2 JP 3217709 B2 JP3217709 B2 JP 3217709B2 JP 24327796 A JP24327796 A JP 24327796A JP 24327796 A JP24327796 A JP 24327796A JP 3217709 B2 JP3217709 B2 JP 3217709B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号入力回路に関
し、特にパチンコ台等の遊技台及び、玉貸機等の設備機
器から出力されるデータを台コンピュータ等の情報機器
に入力する信号入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ店においては、一般に、パチン
コ台等の遊技台、貸玉自販機、景品交換機、金庫等をホ
ールコンピュータ、島コンピュータ、台コンピュータ等
の情報機器からなる遊技台管理システムにより管理して
いる。各遊技台等に対応して設けられる台コンピュータ
は、遊技台等についての種々のデータからなる台データ
を検出する。台データは、台コンピュータから島コンピ
ュータ及びホールコンピュータに送られ、パチンコ店の
管理のためのデータとして用いられる。
【0003】図8は従来の台データの入力のための台コ
ンピュータのような情報機器の信号入力回路の一例を示
す。台コンピュータの信号入力回路は正極性入力端子i
n+と負極性入力端子in−とを備える。従って、入力
端子には予め定められた極性の信号又は無極性の接点信
号のみが入力されなければならない。
【0004】正極性入力端子in+と負極性入力端子i
n−との間が電気的に接続(短絡)された場合、抵抗R
101を介して電源電圧+V1から基準電圧0Vに電流
が流れる。これにより、電源電圧+V1から抵抗R10
1、R102、R103を介してトランジスタTr10
1のベースに到る電流径路が形成されず、トランジスタ
Tr101がOFFする。この結果、出力端子OUTの
電位がハイレベル(ON)とされる。
【0005】一方、正極性入力端子in+と負極性入力
端子in−との間が電気的に接続されない場合、抵抗R
101、R102、R103を介して電源電圧+V1か
らトランジスタTr101のベースに電流が流れる。な
お、抵抗R104及びキャパシタC101は電源電圧−
Vに接続される。これにより、トランジスタTr101
のベース電位が上昇し、トランジスタTr101がON
する。この結果、電源電圧+V2から抵抗R105を介
して基準電圧0Vに電流が流れ、出力端子OUTの電位
がロウレベル(OFF)とされる。
【0006】以上により、パチンコ台等の遊技台におい
て発生した各種の台データが、所定の電気信号として、
台コンピュータ等の情報機器に入力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の信号入力回路は
図8に示す構成を採用していたため、以下のような問題
があった。
【0008】即ち、従来の台コンピュータ等の情報機器
の信号入力回路は、正極性入力端子in+と負極性入力
端子in−との間に、この方向に電流を流すことになる
信号(接点信号、厳密には接点+(プラス)信号)しか
入力することができなかった。このため、例えば正極性
入力端子in+と負極性入力端子in−との間に外部
(遊技台)から電圧を直接印加する信号(電圧信号)を
入力することはできず、変換装置を介して入力する必要
があった。また、正極性入力端子in+と負極性入力端
子in−との間に逆方向に電流を流すことになる信号
(接点−(マイナス)信号)は入力することができなか
った。なお、この場合には、極性に注意して接点+信号
となるように外部回路(遊技台)を接続する必要があっ
た。
【0009】特に、パチンコ台のような遊技台は多くの
異なるメーカーで製造されるので各社毎に信号の特性が
異なり、また、その遊技台の出力する台データの電気的
特性が公開されていない場合も多い。このため、パチン
コ店において新しいパチンコ台を設置する際にパチンコ
台と情報機器とを接続する場合、パチンコ台と情報機器
の信号入力回路との接続に長時間を要することがあっ
た。
【0010】また、従来の信号入力回路は電圧降下に基
づく基準電位(0V)に対する電位の変化によって入力
信号のON/OFFを検出していた。このため、数百台
の遊技台を設置した場合、全ての信号が共通の電位を基
準として動作することになるので、外来のノイズに対し
て誤動作し易かった。
【0011】特に、パチンコ台のような遊技台では入玉
(客がパチンコ台に打ち込んだ玉)を回収した後に研磨
して再び出玉として供給しているので、研磨時や回収及
び供給時の玉の摩擦により静電気が生じる。この静電気
が外来のノイズとして基準電位(0V)の変動を招き、
情報機器の信号入力回路の誤動作を生じ易かった。
【0012】更に、従来の信号入力回路においては、そ
の入力端子の極性が正極性入力端子in+及び負極性入
力端子in−のように予め定められていた。このため、
パチンコ台等の遊技台と情報機器の信号入力回路との間
を配線により接続する際、極性について注意を払う必要
があり、煩わしかった。
【0013】特に、パチンコ台のような遊技台は頻繁に
交換されるため、新しいパチンコ台を設置する際にパチ
ンコ台と情報機器とを接続する場合、パチンコ台と情報
機器の信号入力回路との接続に注意を要するため煩わし
かった。
【0014】本発明は、入力される信号の種別を問わな
い信号入力回路を提供することを目的とする。また、本
発明は、外来のノイズに対して誤動作し難い信号入力回
路を提供することを目的とする。
【0015】また、本発明は、入力される信号の極性を
問わない信号入力回路を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、パチンコ台等の遊技台との接続が極めて
容易な情報機器の信号入力回路を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり、本発明による信号入力回路を示す。図1の信
号入力回路1は、例えばパチンコ台等の遊技台130に
接続され当該遊技台130からの台データを用いて当該
遊技台130を管理するための処理を行う台コンピュー
タの如き情報機器(図示せず)に設けられ、当該遊技台
130からの台データを入力するために用いられる。信
号入力回路1は入力回路4と入力制御回路2とを備え
る。
【0017】入力回路4は、第1の極性の接点信号を
するための第1極性入力回路41と、第2の極性の接
点信号を判定するための第2極性入力回路42と、電圧
信号を判定するための電圧信号入力回路43とを備え
る。例えば、第1の極性及び第2の極性は各々正極性及
び負極性である。第1極性入力回路41は、入力回路の
両端子間に、第1の極性の電圧が印加されている際に電
流を通過させ得るタイプの接点が接続されていることを
表す接点+信号状態を判定する。第2極性入力回路42
は、入力回路の両端子間に、第2の極性の電圧が印加さ
れている際に電流を通過させ得るタイプの接点が接続さ
れていることを表す接点−信号状態を判定する。電圧信
号入力回路43は、入力回路の両端子間に、自己が電圧
発生源となる電圧信号が接続されていることを表す電圧
信号状態を判定する。そして、入力制御回路2は第1極
性入力回路41、第2極性入力回路42及び電圧信号入
力回路43を切り換える。
【0018】本発明の信号入力回路1によれば、入力回
路4が第1極性入力回路41、第2極性入力回路42及
び電圧信号入力回路43を備え、これらが入力制御回路
2によって切り換えられるので、第1の極性の接点信
号、第2の極性の接点信号及び電圧信号のいずれであっ
ても入力することができる。即ち、その入力端子10に
は正極性入力端子in+と負極性入力端子in−のよう
な区別がなく、入力信号の種別や極性を問わない。従っ
て、電圧信号の入力においても変換装置を必要としな
い。また、接点信号の入力においてもその極性に注意を
払う必要がない。これにより、信号入力回路1の配線接
続において、特に注意すべき点もなくなるので、当該接
続を極めて容易に行うことができる。
【0019】特に、パチンコ台のような遊技台から出力
される台データの特性は各社毎に異なり公開されていな
い場合も多いが、本発明の信号入力回路1によれば、遊
技台と情報機器とを接続する場合、遊技台と情報機器の
信号入力回路1との接続を極めて容易に行うことができ
る。また、パチンコ台のような遊技台は頻繁に交換され
ることが多いが、この交換も特に電気的な知識や注意の
必要もなく極めて容易に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の信号入力回路1は、パチ
ンコ台のような遊技台に接続され当該遊技台からの台デ
ータを用いて当該遊技台を管理するための処理を行う情
報機器に設けられ、当該遊技台からの台データを入力す
るために用いられた場合に、特に有効である。そこで、
以下の例においては、本発明の信号入力回路1をパチン
コ台等の遊技台からの台データが入力される台コンピュ
ータのような情報機器の信号入力回路として用いた場合
について説明する。
【0021】図2はパチンコ店における遊技台管理シス
テムを示す。パチンコ店は、一般に、パチンコ台等の遊
技台(遊技台)130、遊技台130と遊技台130と
の間に設けられるサンドと呼ばれる小型の貸玉自販機1
31、遊技台とは別に設けられる貸玉自販機(図示せ
ず)、景品交換機132、サンド131の集金する金銭
を集めて保管する金庫133等により構成される。そし
て、このようなパチンコ店を図2に示すような遊技台管
理システムにより管理している。
【0022】パチンコ店における遊技台管理システム
は、パチンコ店(ホール)全体を管理する1台のホール
コンピュータ103、複数の島コンピュータ102、複
数の台コンピュータ101からなる階層構成を採る。パ
チンコ店内を複数の島に分割して、各島毎に複数の遊技
台130、サンド131、景品交換機132、金庫13
3等を配置し、これを島コンピュータ102により管理
する。台コンピュータ101は各遊技台130等に対応
して設けられる。
【0023】台コンピュータ101は、各島内の各遊技
台130等を管理し、また、当該遊技台130等につい
ての種々のデータからなる台データを検出する。台デー
タは、台コンピュータ101から島コンピュータ102
に送られてファイル104に格納され、また、ホールコ
ンピュータ103に送られてファイル105に格納さ
れ、パチンコ店の管理のためのデータとして用いられ
る。
【0024】なお、台データとしては、例えば、出玉の
数(遊技台130に供給した玉数)、入玉の数、特賞信
号(特賞の回数)、スタート信号(チャッカの回数)、
確変信号(確率変動モードの回数)、空接点信号(遊技
台の上皿の状態を示す)、貸機売上(サンド131の売
上)といった信号入力回路により直接検出される素デー
タと、その素データから計算される打止回数、稼動時
間、稼動回数といった加工データとがある。なお、遊技
台130から入力される台データは素データのみであ
り、加工データは台コンピュータ101において演算に
より求められる。
【0025】図3はこのような遊技台管理システムに本
発明の信号入力回路1を適用した例を示す。信号入力回
路1は台コンピュータ101において対応する遊技台1
30との接続部分に設けられる。信号入力回路1は、入
力制御回路2、静電破壊防止回路3、入力回路4、入力
状態表示回路5及び入力信号表示回路6からなる。一
方、台コンピュータ101の制御プログラム(オペレー
ティング・システム)7は入力処理部8及び信号処理部
9からなる。
【0026】遊技台130から入力された信号(台デー
タ)は入力端子10を介して入力回路4に入力される。
台データ(の電気的な種別や極性)は、第1の極性の接
点信号(接点+信号状態)、第2の極性の接点信号(接
点−信号状態)及び電圧信号(電圧信号状態)のいずれ
であっても良い。静電破壊防止回路3は入力回路4の静
電破壊を防止するためのものである。入力回路4は、前
述のように、入力制御回路2によって制御される。入力
状態表示回路5には、入力回路4に入力された台データ
が例えば電圧信号である場合にこれを示す情報が入力回
路4から入力され保持される。なお、入力状態表示回路
5に保持される情報は、入力された信号の種別や極性を
示す情報であっても良い。入力信号表示回路6には、入
力回路4に台データが入力されたか否かを示す情報が入
力回路4から入力され保持される。
【0027】入力状態表示回路5及び入力信号表示回路
6に保持された情報は制御プログラム7から参照され
る。従って、入力状態表示回路5及び入力信号表示回路
6は、ハードウェアである信号入力回路1からソフトウ
ェアである制御プログラム7への情報の受け渡しを行う
ためのものである。
【0028】入力信号表示回路6に保持された情報(台
データ)は、信号処理部9によって参照され、所定の処
理のために用いられる。例えば、入力された台データが
出玉の数である場合、これに基づいて信号処理部9が出
玉の数の累計を算出する処理を行い、これが所定の値以
上となった時に当該遊技台130を打止めとする処理を
行う。
【0029】入力状態表示回路5に保持された情報は、
入力処理部8によって参照され、所定の処理のために用
いられる。例えば、入力された台データが電圧信号であ
る場合、入力処理部8が入力制御回路2を制御すること
により、入力回路4に対して電圧信号の入力のみが可能
な状態とし、これ以外の入力(第1及び第2の極性の接
点信号の入力)が不可能な状態とする。
【0030】図4は入力回路4の構成を示す。なお、静
電破壊防止回路3の構成も合わせて示す。入力回路4
は、4個のキャパシタC1乃至C4、4組のダイオード
対D5乃至D8、抵抗R1乃至R4とキャパシタC5、
フォトカプラP1、抵抗R5からなる。静電破壊防止回
路3は4組のダイオード対D1乃至D4からなる。
【0031】信号入力回路1(即ち、台コンピュータ1
01)の入力端子10から入力された信号は、抵抗R1
乃至R4とキャパシタC5からなる回路及びこれに並列
接続された4組のダイオード対D5乃至D8からなる回
路を介して、フォトカプラP1に印加される。双方向の
フォトカプラP1の出力OUTは入力信号表示回路6に
入力され保持される。双方向のフォトカプラP1を用い
ることにより、接点+信号、接点−信号、いずれの極性
の電圧信号をも検出することが可能である。また、フォ
トカプラP1を用いることにより、遊技台130と台コ
ンピュータ101の内部回路とを電気的に分離すること
ができ、台コンピュータ101の誤動作や故障を防止で
きる。抵抗R5はプルアップ抵抗である。
【0032】第1のクロック信号CLK1A及びCLK
1Bや第2のクロック信号CLK2A及びCLK2Bが
入力制御回路2から印加される。当該第1のクロック信
号CLK1A及びCLK1Bは、例えば時刻T 1 におい
てクロック信号CLK1Aとして+5Vのパルスが印加
され、時刻T 2 (T 1 <T 2 )においてクロック信号C
LKlBとして+5Vのパルスが印加され、時刻T
3 (T 2 <T 3 )においてクロック信号CLK1Aとし
て+5Vのパルスが印加され……るようなものである。
また第2のクロック信号CLK2A及びCLK2Bは、
例えば時刻T 4 においてクロック信号CLK2Aとして
+5Vのパルスが印加され、時刻T 5 (T 4 <T 5 )に
おいてクロック信号CLK2Bとして+5Vのパルスが
印加され、時刻T 6 (T 5 <T 6 )においてクロック信
号CLK2Aとして+5Vのパルスが印加され……るよ
うなものである。 即ち、入力制御回路2からの第1のク
ロック信号CLK1A及びCLK1Bが、分離用のキャ
パシタC1及びC2を介して、ダイオード対D5及びD
6に印加される。同様に、第2のクロック信号CLK2
A及びCLK2Bが、分離用のキャパシタC3及びC4
を介して、ダイオード対D7及びD8に印加される。分
離用のキャパシタC1乃至C4を用いることにより、入
力回路4とクロック動作する入力制御回路2とを直流的
に分離することができ、入力回路4の誤動作を防止でき
る。クロック信号CLK1Aとクロック信号CLK1
B、クロック信号CLK2Aとクロック信号CLK2B
は、各々、上述の如く互いに逆相の信号である。第1の
クロック信号CLK1A及びCLK1Bと第2のクロッ
ク信号CLK2A及びCLK2Bとは、タイミングが互
いに少しずれて印加されることを除いて、同一のタイプ
信号である。入力端子10は遊技台130との接続部
となるが島内部の配線のため設置上外来の静電ノイズを
受けやすく入力回路4の回路素子に過電圧が印加される
可能性がある。そこで、これらのクロック信号の印加さ
れる信号線と電源(電源電圧+V及び基準電圧0V)と
の間に、図4に示すように、静電破壊防止回路3が挿入
される。これにより、入力回路4の静電破壊が防止され
る。
【0033】また、この入力回路4は、図8の信号入力
回路との対比から判るように、電圧降下に基づく基準電
位(0V)に対する電位の変化によって入力信号を検出
していない。このため、数百台の遊技台を設置した場合
でも、その全ての信号が共通の電位を基準として動作す
ることにはならないので、外来のノイズに対して誤動作
し難くなる。特に、パチンコ台のような遊技台におい
て、回収した入玉の研磨時や回収及び供給時の玉の摩擦
により静電気を生じ、この静電気が外来のノイズとして
基準電位(0V)の変動を招いたとしても、入力回路4
が誤動作することを防止できる。
【0034】ここで、説明を簡単にするために、図4に
示す入力回路4を等価回路により表すと、図5に示すよ
うに表すことができる。なお、静電破壊防止回路3は省
略している。また、フォトカプラP1及び抵抗R5は出
力回路Dout として示している。入力回路4は、ダイオ
ード対D5及びD6からなる第1のダイオードブリッジ
と、ダイオード対D7及びD8からなる第2のダイオー
ドブリッジと、抵抗R1乃至R4とキャパシタC5から
なる回路と、出力回路Dout とで構成される。なお、ダ
イオードブリッジにおける各ダイオードについては図示
を省略している。また、抵抗R1とR2はこれらを並列
接続してなる並列抵抗として示している。抵抗R3とR
4についても同様である。
【0035】この等価回路を用いて、第1のクロック信
号及び第2のクロック信号が印加される場合の動作を説
明する。クロック信号の印加の組合せとして、第1のク
ロック信号又は第2のクロック信号のいずれか一方のみ
を印加する場合と、いずれのクロック信号をも印加しな
い場合とが設定される。
【0036】第1に、第1のクロック信号CLK1A及
びCLK1Bと第2のクロック信号CLK2A及びCL
K2Bのいずれも印加しない場合、入力端子10に接続
される電圧信号の極性に応じて、図5の等価回路は更に
図6(A)及び図6(B)に示すように表すことができ
る。即ち、図5の等価回路において、第1及び第2のダ
イオードブリッジに対して何のクロック信号も印加され
ないのであるから、これらは単なる閉ループとなる。従
って、図6(A)及び図6(B)に示す等価回路とな
る。
【0037】この等価回路は、図6(A)及び図6
(B)に示すように、信号入力回路の入力端子10A及
び10Bの間に外部(遊技台130)から電圧信号が入
力された場合に、これを出力回路Dout に入力する回路
である。即ち、電圧信号を入力するための電圧信号入力
回路43である。具体的には、図6(A)及び図6
(B)の外部の電圧源が接続されて図示の閉ループが形
成されている場合、この外部電圧源から電圧を印加する
ことにより、当該閉ループに流れる電流を検出する。即
ち、この電流が流れることによりフォトカプラP1がO
Nし、その出力OUTがロウレベルとなる。これによ
り、外部に電圧源が接続されていること、即ち、電圧信
号が入力されたことを検出する。なお、図6(A)及び
図6(B)から判るように、電圧信号はその極性がいず
れであっても検出されるので、その極性が問われること
はない。
【0038】第2に、第1のクロック信号CLK1A及
びCLK1Bのみを印加する場合、図5の等価回路は更
に図6(C)に示すように表すことができる。即ち、図
5の等価回路において、第1のダイオードブリッジに対
して逆相のクロック信号CLK1A及びCLK1Bが印
加されるのであるから、第1のダイオードブリッジは電
圧源と考えることができる。この電圧源は抵抗R1及び
R2からなる並列抵抗に並列である。第2のダイオード
ブリッジは、何のクロック信号も印加されないのである
から、無視できる。従って、図6(C)に示す等価回路
となる。
【0039】この等価回路は、図6(C)に示すよう
に、信号入力回路1の入力端子10A及び10Bの間に
図示矢印の方向に電流を流す接点信号(接点+信号)が
入力された場合に、これを出力回路Dout に入力する回
路である。即ち、第1の極性の接点信号を入力するため
の第1極性入力回路41である。具体的には、図6
(C)中の矢印方向に電流を流すことが可能な接点が閉
じられることにより形成されている閉ループに、前記内
部電圧源から電圧を印加することにより、当該閉ループ
に流れる電流を検出する。これにより、矢印方向に電流
を流すことが可能な接点が閉じられていること、即ち、
接点+信号が入力されたことを検出する。
【0040】なお、この明細書において、図6(C)の
矢印方向に電流を流す接点信号、即ち、入力端子10A
の極性が−(負)であり入力端子10Bの極性が+
(正)であるような接点信号を接点+信号という。逆
に、図6(D)の矢印方向に電流を流す接点信号、即
ち、入力端子10Aの極性が+であり入力端子10Bの
極性が−であるような接点信号を接点−信号という。ま
た、キャパシタC5は抵抗R1及びR2からなる並列抵
抗に並列に接続されるが、その図示を省略した。これ
は、キャパシタC5に対して電圧源が並列に接続される
ので、その影響は殆ど無視できるためである。図6
(D)においても同様である。更に、接点は、メーク接
点でもブレーク接点でも良く、トランジスタ等の電子的
な接点でも良い。
【0041】第3に、第2のクロック信号CLK2A及
びCLK2Bのみを印加する場合、図5の等価回路は更
に図6(D)に示すように表すことができる。即ち、図
6(C)と同様に、図5の等価回路において、第1のダ
イオードブリッジは、何のクロック信号も印加されない
ので、無視できる。第2のダイオードブリッジは、逆相
のクロック信号CLK2A及びCLK2Bが印加される
ので、抵抗R3及びR4からなる並列抵抗に並列な電圧
源と考えることができる。従って、図6(D)に示す等
価回路となる。
【0042】この等価回路は、図6(D)に示すよう
に、入力端子10A及び10Bの間に接点−信号が入力
された場合に、これを出力回路Dout に入力する回路で
ある。即ち、第2の極性の接点信号を入力するための第
2極性入力回路42である。具体的には、図中の矢印方
向に電流を流すことが可能な接点が閉じられることによ
り形成されている閉ループに流れる電流を検出する。こ
れにより、矢印方向に電流を流すことが可能な接点が閉
じられていること、即ち、接点−信号が入力されたこと
を検出する。
【0043】以上の構成の入力回路4が入力制御回路2
によって制御される。即ち、入力制御回路2は、第1の
クロック信号CLK1A及びCLK1Bと第2のクロッ
ク信号CLK2A及びCLK2Bの印加の組合せを選択
することにより、第1極性入力回路41、第2極性入力
回路42及び電圧信号入力回路43を切り換える。これ
により、入力回路4は接点+信号、接点−信号及び電圧
信号のいずれをも入力可能で、その極性を問わない回路
とされる。
【0044】図7はハードウェアである入力制御回路2
が実行する入力回路4の制御を具体的に示す。例えば台
コンピュータ101が遊技台130に接続され台コンピ
ュータ101の制御プログラム7が動作を開始すると、
入力処理部8が信号入力回路1を動作可能な状態とす
る。これに応じて、入力制御回路2が入力回路4の制御
を開始する。
【0045】まず、入力回路4に接点+極性(第1の極
性の接点信号)の検出を行わせる(S1)。即ち、入力
回路4(信号入力回路1)に入力された信号が接点+信
号であるか否かを調べる。このために、入力制御回路2
は、第1のクロック信号CLK1A及びCLK1Bのみ
を入力回路4(の第1のダイオードブリッジ)に印加
し、第2のクロック信号CLK2A及びCLK2Bの送
出を停止する。これにより、入力回路4は第1極性入力
回路41に切り換えられ、入力回路4には接点+信号が
入力可能とされる。
【0046】入力された信号が接点+信号である場合、
即ち、この入力に応じた出力回路Dout の出力OUT
(のロウレベル)が検出された場合(S2)、入力信号
表示回路6の所定のレジスタのビットにフラグ(”
1”)がセットされる(S3)。なお、遊技台130側
が接点+信号を出力する構成であっても、接点が開かれ
て閉ループが構成されていない場合には、接点+信号は
検出されない。
【0047】次に、同様にして、入力回路4に接点−極
性(第2の極性の接点信号)の検出を行わせる(S
4)。即ち、入力回路4に入力された信号が接点−信号
であるか否かを調べる。このために、入力制御回路2
は、第2のクロック信号CLK2A及びCLK2Bのみ
を入力回路4(の第2のダイオードブリッジ)に印加
し、第1のクロック信号CLK1A及びCLK1Bの送
出を停止する。これにより、入力回路4は第2極性入力
回路42に切り換えられ、入力回路4には接点−信号が
入力可能とされる。
【0048】入力された信号が接点−信号である場合、
即ち、この入力に応じた出力回路Dout の出力OUTが
検出された場合(S5)、入力信号表示回路6の所定の
(S3及びS9とは別の)レジスタのビットにフラグが
セットされる(S6)。なお、遊技台130側が接点−
信号を出力する構成であっても、接点が開かれて閉ルー
プが構成されていない場合には、接点−信号は検出され
ない。
【0049】更に、同様にして、入力回路4に外部(遊
技台130)からの電圧(電圧信号)の検出を行わせる
(S7)。即ち、入力回路4に入力された信号が電圧信
号であるか否かを調べる。このために、入力制御回路2
は第1のクロック信号CLK1A及びCLK1B及び第
2のクロック信号CLK2A及びCLK2Bの送出を停
止する。これにより、入力回路4は電圧信号入力回路4
3に切り換えられ、入力回路4には電圧信号が入力可能
とされる。
【0050】入力された信号が電圧信号である場合、即
ち、この入力に応じた出力回路Dout の出力OUTが検
出された場合(S8)、入力信号表示回路6の所定の
(S3及びS6とは別の)レジスタのビットにフラグが
セットされる(S9)。なお、遊技台130側が電圧信
号を出力する構成であっても、入力された電圧信号が0
Vである場合には、電圧信号は検出されない。
【0051】この後、S3、S6及びS9においてフラ
グが所定の状態にセットされたか否かを判別する(S1
0)。ここで、セットされたフラグの組合せとしては、
種々の場合が考えられる。例えば、S3、S6又はS9
のいずれかにおいてのみ択一的に1個のフラグがセット
された(”1”である)場合、S3及びS6の各々にお
いてフラグがセットされた場合、S3及びS9の各々に
おいて又はS6及びS9の各々においてフラグがセット
された場合がある。このフラグの組合せは、図5及び図
6(A)乃至図6(D)を参照して以下のように説明さ
れる。
【0052】S3、S6又はS9のいずれかにおいての
み択一的に1個のフラグがセットされた場合は、入力さ
れた信号は正しいものである。即ち、S3においてのみ
択一的に1個のフラグがセットされた場合は、図6
(C)に示す閉ループのみが形成されている場合であ
り、接点+信号が入力された場合である。S6において
のみフラグがセットされた場合は、図6(D)に示す閉
ループのみが形成されている場合であり、接点−信号が
入力された場合である。S9においてのみフラグがセッ
トされた場合は、図6(A)又は図6(B)に示す閉ル
ープのみが形成されている場合であり、電圧信号が入力
された場合である。
【0053】S3及びS6の各々においてフラグがセッ
トされた場合は、図6(C)に示す閉ループ及び図6
(D)に示す閉ループの双方が形成されている場合であ
り、接点+信号及び接点−信号の両極性の接点信号が入
力された場合である。ここで、遊技台130における接
点の一例として、例えばリレーのような双方向の接点が
ある。従って、この場合も入力された信号は正しいもの
である。
【0054】S3及びS9の各々においてフラグがセッ
トされた場合は、図6(C)に示す閉ループ及び図6
(A)及び図6(B)に示す閉ループの双方が形成され
ている場合である。この場合は、接点+信号及び電圧信
号が入力された(と考えられる)場合である。ここで、
図5と図6(C)及び図6(A)及び図6(B)とを対
比しつつ参照すると、図6(A)及び図6(B)に示す
電圧信号を検出する閉ループが形成されている場合には
接点+信号が検出されることはない。逆に、図6(C)
に示す接点+信号を検出する閉ループが形成されている
場合には、印加される電圧の極性によっては、電圧信号
が検出されることがある。従って、この場合は、図6
(A)及び図6(B)に示す電圧信号を検出する閉ルー
プが形成されていると考えることができ、入力された信
号は正しいものである。なお、一般に、S10における
判別においては、接点+信号及び接点−信号よりも電圧
信号が優先される。
【0055】S6及びS9の各々においてフラグがセッ
トされた場合は、図6(D)に示す閉ループ及び図6
(A)及び図6(B)に示す閉ループの双方が形成され
ている場合である。この場合は、接点−信号及び電圧信
号が入力された(と考えられる)場合である。ここで、
図6(A)及び図6(B)に示す電圧信号を検出する閉
ループにおいて接点−信号が検出されることはない。逆
に、図6(D)に示す接点−信号を検出する閉ループに
おいては、印加される電圧の極性によっては、電圧信号
が検出される。従って、この場合は、図6(A)及び図
6(B)に示す電圧信号を検出する閉ループが形成され
ていると考えることができ、入力された信号は正しいも
のである。
【0056】なお、遊技台130におけるスイッチの種
類や形状等に応じて、以上の組合せ以外の組合せを定義
しても良い。また、フラグの組合せが所定の状態である
か否を判断する際に、時間的な要素を考慮するようにし
ても良い。
【0057】S10においてフラグが信号入力表示回路
6において所定の状態にセットされていない場合、規定
時間が経過したか否かを調べる(S11)。例えばフラ
グがセットされない(”0”の)状態が所定の個数だけ
(例えば3個)連続していた場合、規定時間が経過した
こととされる。規定時間が経過していない場合、S1以
下を繰り返す。
【0058】規定時間が経過している場合、出力回路D
out の出力OUTがない即ち信号入力がないと判断し
て、これを示す情報を入力信号表示回路6の所定のレジ
スタにセットする(S12)。入力信号表示回路6にセ
ットされた当該情報を、制御プログラム7の信号処理部
9が定期的に参照して、これを用いた所定の信号処理を
行う(S13)。この後、S1以下が繰り返される。
【0059】S10においてフラグが所定の状態にセッ
トされている場合、規定時間が経過したか否かを調べる
(S14)。ここで、例えば所定の状態のフラグ(”
1”)の組合せが、所定の個数だけ(例えば3個)連続
してセットされていた場合、規定時間が経過したことと
される。規定時間が経過していない場合、S1以下を繰
り返す。
【0060】規定時間が経過している場合、出力回路D
out の出力OUTがある即ち信号入力があると判断し
て、これを示す情報を入力信号表示回路6の所定のレジ
スタにセットする(S15)。なお、この時、当該フラ
グはリセットされる。入力信号表示回路6にセットされ
た当該情報を、制御プログラム7の信号処理部9が定期
的に参照して、これを用いた所定の信号処理を行う(S
13)。この後、S1以下が繰り返される。
【0061】以上のように、入力制御回路2は、所定の
時間(例えば1mSec)内に第1極性入力回路41、
第2極性入力回路42及び電圧信号入力回路43をこの
順に切り換えることを繰り返し行い、連続して所定の回
数だけ所定の結果を得た場合、当該入力回路4に入力さ
れた信号を出力する。
【0062】例えば、図7に示す制御ループが3回繰り
返された場合において、S3においてのみフラグがセッ
トされることが3回連続すると、入力信号表示回路6の
S3に対応するレジスタに”1”が3個セットされる。
この場合、3回目のS9の後にS10、S14、S15
の順に制御が行われ、信号入力があることを示す情報が
入力信号表示回路6の所定のレジスタにセットされる。
なお、この入力が接点+信号であることは信号処理部9
には通知されない。従って、制御プログラム7が入力の
種別や極性を意識することはない。
【0063】これとは別に、入力制御回路2は、図7に
示す制御ループによる判別の結果に基づいて、入力回路
4に対して当該入力された信号の入力のみが可能な状態
とし、これ以外の入力が不可能な状態とする。特に、入
力回路4に入力される信号が電圧信号である場合、入力
回路4に対して当該電圧信号の入力のみが可能な状態と
し、これ以外の入力が不可能な状態とする。
【0064】遊技台130が電圧信号を出力するもので
ある場合において、図7に示す制御ループ(特にS1及
びS4)を実行すると、信号入力回路1の回路素子に大
きな電圧が印加され、大きな電流が流れる場合があるの
で、当該回路素子が破壊される可能性がある。そこで、
図7に示す制御ループによる判別の結果、入力された信
号が電圧信号であることが判った時点で、以後のS1及
びS4の制御を停止する。これにより、当該回路素子の
破壊を防止することができる。なお、この時の図7に示
す制御ループはS1乃至S6を省略して繰り返される。
【0065】この制御のために、入力回路4は、S7に
おいて出力回路Dout の出力OUTがある即ち信号入力
がある場合、入力状態表示回路6にフラグをセットす
る。このフラグは制御プログラム7の入力処理部8によ
り定期的に参照される。当該フラグがセットされている
場合、入力処理部8は、入力制御回路2の第1及び第2
のクロック信号を送出する機能を停止し、S1乃至S6
の制御を行う回路部分を動作不可能な状態とする。
【0066】なお、入力される信号が電圧信号であるこ
とが予め判っている場合、制御プログラム7(入力処理
部8)が入力制御回路2に対して、前述と同様にして、
図7の制御ループのS1乃至S6の制御を行わないよう
にしても良い。また、入力される信号が接点+信号又は
接点−信号であることが予め判っている場合、制御プロ
グラム7が入力制御回路2に対して、図7の制御ループ
の所定の制御を行わないようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばパチンコ台等の遊技台に接続された台コンピュー
タの如き情報機器の信号入力回路において、第1極性入
力回路、第2極性入力回路、電圧信号入力回路を備え、
これらを切り換えることにより、第1の極性の接点信
号、第2の極性の接点信号及び電圧信号のいずれであっ
ても入力することができるので、入力信号の種別や極性
を問わないようにすることができ、これにより、信号入
力回路の接続を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】遊技台管理システム構成図である。
【図3】信号入力回路構成図である。
【図4】入力回路構成図である。
【図5】入力回路の等価回路図である。
【図6】入力回路の等価回路図である。
【図7】入力制御フローである。
【図8】従来技術説明図である。
【符号の説明】
1 信号入力回路 2 入力制御回路 3 静電破壊防止回路 4 入力回路 5 入力状態表示回路 6 入力信号表示回路 7 制御プログラム 8 入力処理部 9 信号処理部 10 入力端子 41 第1極性入力回路 42 第2極性入力回路 43 電圧信号入力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 幸三 東京都台東区東上野3丁目12番9号 株 式会社エース電研内 (56)参考文献 特開 平3−285428(JP,A) 特開 平9−178783(JP,A) 特公 昭63−10627(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/02 H04L 25/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力回路端子をそなえ、当該信号入
    力回路の両端子間に、少なくとも、第1の極性の電圧が
    印加されている際に電流を通過させ得るタイプの接点が
    接続されていることを表す接点+信号状態と、第2の極
    性の電圧が印加されている際に電流を通過させ得るタイ
    プの接点が接続されていることを表す接点−信号状態
    と、自己が電圧発生源となる電圧信号が接続されている
    ことを表す電圧信号状態とを判定する信号入力回路であ
    って、 前記信号入力回路端子と当該信号入力回路の出力検出部
    との間に直列に接続された第1の抵抗素子と第2の抵抗
    素子とをそなえると共に、 当該第1の抵抗素子に対して並列に接続された第1のダ
    イオード素子と、 当該第2の抵抗素子に対して並列に接続された第2のダ
    イオード素子と、 第1のダイオード素子を介して、第1の抵抗素子の両端
    に第1の極性の電圧を発生せしめるべく印加される第1
    のクロック信号と、 第2のダイオード素子を介して、第2の抵抗素子の両端
    に第2の極性の電圧を発生せしめるべく印加される第2
    のクロック信号とをそなえ、 第1のクロック信号のみが印加される第1のモード状態
    と、第2のクロック信号のみが印加される第2のモード
    状態と、第1のクロック信号ならびに第2のクロック信
    号の両者が印加されない第3のモード状態との少なくと
    も3つの状態のいずれかの状態の下で前記出力検出部が
    電圧を検出するか否かにもとづいて、前記信号入力回路
    端子の両端に接続された状態を判定するようにした こと
    を特徴とする信号入力回路。
  2. 【請求項2】 遊技台に接続され当該遊技台からの台デ
    ータを用いて当該遊技台を管理するための処理を行う情
    報機器に、当該遊技台からの台データを入力するために
    設けられてなり、 信号入力回路端子をそなえ、当該信号入力回路の両端子
    間に、少なくとも、第1の極性の電圧が印加されている
    際に電流を通過させ得るタイプの接点が接続されている
    ことを表す接点+信号状態と、第2の極性の電圧が印加
    されている際に電流を通過させ得るタイプの接点が接続
    されていることを表す接点−信号状態と、自己が電圧発
    生源となる電圧信号が接続されていることを表す電圧信
    号状態と を判定する信号入力回路であって、 前記信号入力回路端子と当該信号入力回路の出力検出部
    との間に直列に接続された第1の抵抗素子と第2の抵抗
    素子とをそなえると共に、 当該第1の抵抗素子に対して並列に接続された第1のダ
    イオード素子と、 当該第2の抵抗素子に対して並列に接続された第2のダ
    イオード素子と、 第1のダイオード素子を介して、第1の抵抗素子の両端
    に第1の極性の電圧を発生せしめるべく印加される第1
    のクロック信号と、 第2のダイオード素子を介して、第2の抵抗素子の両端
    に第2の極性の電圧を発生せしめるべく印加される第2
    のクロック信号とをそなえ、 第1のクロック信号のみが印加される第1のモード状態
    と、第2のクロック信号のみが印加される第2のモード
    状態と、第1のクロック信号ならびに第2のクロック信
    号の両者が印加されない第3のモード状態との少なくと
    も3つの状態のいずれかの状態の下で前記出力検出部が
    電圧を検出するか否かにもとづいて、前記信号入力回路
    端子の両端に接続された状態を判定するようにした こと
    を特徴とする信号入力回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のモード状態と第2のモード状
    態と第3のモード状態とが、夫々所定の期間を介して繰
    り返されることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の信号入力回路。
  4. 【請求項4】 前記電圧信号状態が判定された際に、他
    の信号状態に対応する入力が不可能な状態とされること
    を特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記
    載の信号入力回路。
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