JP3217252U - 納豆容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】リサイクル品として提供するために行われる使用後の洗浄作業に要する労力を軽減し得る納豆容器を提供する。【解決手段】納豆容器Aを、上向きに開放された凹陥部を備えてなる発泡スチロール製の容器本体1と、納豆Nを収容し得るように上向きに開放された収容凹部Cを有し凹陥部に対して内嵌めされるカバー容器2とを有したものとした。使用後に、納豆Nから出る粘物質(いわゆるネバネバ)が直接的に付着しているカバー容器2を廃棄すれば、容器本体1を洗浄せずに又は簡易に洗浄するだけで、容器本体1をリサイクル品として提供することができるものとなる。【選択図】図3
Description
本考案は、納豆を収容する納豆容器に関する。
従来から種々の納豆容器が開発されている(例えば特許文献1参照)。
多くの納豆容器は発泡スチロール製であり、使用後(すなわち、納豆を食べ終えた後)に、リサイクル品として取り扱われるものである。
一般的に、使用後の納豆容器をリサイクル品として提供する場合には、使用者が自らの責任で使用後の納豆容器を洗浄する必要がある。ところが、従来の納豆容器には、納豆から出る粘物質(いわゆるネバネバ)が直接的に付着していたため、使用後の洗浄が煩わしいものとなっていた。
本考案は、このような事情に着目してなされたものであり、リサイクル品として提供するために行われる使用後の洗浄作業を軽減し得る納豆容器を提供することにある。
すなわち、本考案は次の構成をなしている。
請求項1に記載の考案は、上向きに開放された凹陥部を備えてなる発泡スチロール製の容器本体と、納豆を収容し得るように上向きに開放された収容凹部を有し前記凹陥部に対して内嵌めされるカバー容器とを有した納豆容器である。
このようなものであれば、納豆を食した後に、納豆が収容されたカバー容器を容器本体から離脱させれば、容器本体を洗浄することなく(又は容器本体を簡易に洗浄するだけで)当該容器本体をリサイクル品として提供することができるものとなる。したがって、リサイクル品として提供するために行われる使用後の洗浄作業を軽減し得る納豆容器を提供することができるものとなる。
請求項2に記載の考案は、前記容器本体が、底壁と、この底壁の外周縁から一体に立設された周壁と、この周壁の上端縁から外側方に向けて一体に延設された鍔壁とを備えてなり、前記底壁及び前記周壁によって前記凹陥部が構成されており、前記カバー容器が、底シートと、この底シートの外周縁から一体に立設された周シートと、この周シートの上端縁から外側方に向けて一体に延設された鍔シートとを備えてなり、前記底シート及び前記周シートによって前記収容凹部が構成されており、前記容器本体における前記鍔壁の上面と前記カバー容器における前記鍔シートの下面とが部分的に接着されている請求項1記載の納豆容器である。
このようなものであれば、容器本体に対してカバー容器が好適に内嵌めされるものとなり、しかも、容器本体における鍔壁の上面とカバー容器における鍔シートの下面とが部分的に接着されているので、納豆をかき混ぜたり納豆を食したりする際に、カバー容器が容器本体に対して動きにくいものとなっている。
以上説明したように本考案によれば、リサイクル品として提供するために行われる使用後の洗浄作業を軽減し得る納豆容器を提供することができる。
以下、本考案の一実施形態を、図1〜3を参照して説明する。
納豆容器Aは、上向きに開放された凹陥部Bを備えてなる発泡スチロール製の容器本体1と、納豆Nを収容し得るように上向きに開放された収容凹部Cを有し凹陥部Bに対して内嵌めされるカバー容器2と、容器本体1及びカバー容器2を上側から覆う図示しない蓋体とを備えている。図1及び図3では、カバー容器2の収容凹部Cに納豆Nが収容された状態を概略的に示している。
容器本体1は、リサイクル可能な合成樹脂製のもの、すなわち、発泡スチロール製のものである。容器本体1は、平面視において矩形板状をなす底壁11と、底壁11の外周縁から一体に立設された周壁12と、この周壁12の上端縁から外側方に向けて一体に延設された鍔壁13とを備えている。容器本体1は、底壁11、及び、周壁12によって上向きに開放された凹陥部Bが構成されている。
カバー容器2は、紙製又は薄板合成樹脂製のものである。カバー容器2には納豆Nが収容される収容凹部Cが設けられている。カバー容器2は、底壁11の大きさと略同じ又は底壁11よりもわずかに小さな大きさに設定された底シート21と、この底シート21の外周縁から一体に立設され周壁12の内面に添接し得るように配された周シート22と、この周シート22の上端縁から外側方に向けて一体に延設され底面側が鍔壁13の上面に添接し得るように配された鍔シート23とを備えている。カバー容器2は、底シート21、及び、周シート22によって上向に開放された収容凹部Cが構成されている。カバー容器2は、側面視において下向きに凸をなしており、容器本体1の凹陥部Bに嵌合(内嵌)し得るように構成されている。なお、カバー容器2は、納豆Nが除去された後に容器本体1から離脱され所定の方法で廃棄されるものとなる。
容器本体1における鍔壁13の上面とカバー容器2における鍔シート23の下面とが部分的に接着されている。例えば、カバー容器2が紙製のものである場合は、容器本体1における鍔壁13の上面とカバー容器2における鍔シート23の下面とは接着剤により取り付けられる。また、例えば、カバー容器2が合成樹脂製のものである場合は、容器本体1における鍔壁13の上面とカバー容器2における鍔シート23の下面とは熱溶着により接着される。鍔壁13と鍔シート23とは部分的に接着されているため、使用者の手によってカバー容器2を容器本体1から簡単に離脱させ得るものとなっている。
以上に述べたように、納豆容器Aは、リサイクル品として提供するために行われる使用後の洗浄作業を軽減し得るものとなっている。そのため、納豆容器Aを利用することにより、使用者は、リサイクル品として提供するための作業を円滑に実行することができるものとなっている。
なお、本考案は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、容器本体の凹陥部が円形の底壁と円筒状の周壁により構成されたものであってもよいし、カバー容器の収容凹部が円形の底シートと円筒状の周シートにより構成されたものであってもよい。
図4、及び、図5に示すように、カバー容器2の収容凹部C内に収容された納豆Nを、シート材Sにより被覆するようにしてもよい。
シート材Sの周縁部seは、カバー容器2における鍔シート23の上面に種々の方法(接着剤を使用する方法や熱溶着による方法等)により接着されている。シート材Sにおける周縁部seの大部分は、人の手によって、鍔シート23の上面から剥がし得る接着度合いに設定されている。その一方で、シート材Sにおける周縁部seの一部分(p)だけ(例えば、一辺だけ)は、鍔シート23の上面と強固に接着されており、人の手によって、鍔シート23の上面から剥がし難い接着度合いに設定されている。
納豆Nを収容した状態のとき、すなわち、カバー容器2の収容凹部C内に収容された納豆Nにシート材Sを被せているときは、図4に示すように、当該シート材Sの上に納豆用の調味料袋H(タレか辛子等)を載置し得るようになっている。調味料袋Hは、カバー容器2における収容凹部Cの収容空間内(周シート22に囲まれた空間内)に位置している。一方で、納豆容器Aは、納豆Nを食べ終えた後に、シート材Sの端部を把持して上方に引き上げるだけで当該シート材Sと強固に接着したカバー容器2を容器本体1から離脱させることができるようになっている。したがって、納豆容器Aは、使用者の手を汚すことなく、納豆Nを収容していたカバー容器2を容器本体1から取り外し、当該カバー容器2を廃棄することができるものとなっている。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…納豆容器
1…容器本体
2…カバー容器
N…納豆
1…容器本体
2…カバー容器
N…納豆
Claims (2)
- 上向きに開放された凹陥部を備えてなる発泡スチロール製の容器本体と、納豆を収容し得るように上向きに開放された収容凹部を有し前記凹陥部に対して内嵌めされるカバー容器とを有した納豆容器。
- 前記容器本体が、底壁と、この底壁の外周縁から一体に立設された周壁と、この周壁の上端縁から外側方に向けて一体に延設された鍔壁とを備えてなり、前記底壁及び前記周壁によって前記凹陥部が構成されており、
前記カバー容器が、底シートと、この底シートの外周縁から一体に立設された周シートと、この周シートの上端縁から外側方に向けて一体に延設された鍔シートとを備えてなり、前記底シート及び前記周シートによって前記収容凹部が構成されており、
前記容器本体における前記鍔壁の上面と前記カバー容器における前記鍔シートの下面とが部分的に接着されている請求項1記載の納豆容器。
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JP2018001800U JP3217252U (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 納豆容器 |
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JP2018001800U JP3217252U (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 納豆容器 |
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JP3217252U true JP3217252U (ja) | 2018-07-26 |
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JP2018001800U Active JP3217252U (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 納豆容器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3217252U (ja) |
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2018
- 2018-05-18 JP JP2018001800U patent/JP3217252U/ja active Active
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