JP3216801B2 - フィルター - Google Patents
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Description
グ機に使用されるフィルターや、自動車、建設,土木車
両のエンジンの回りに使用されるオイルフィルターなど
のフィルターに関するものである。
機51の正面図を示しており、このドライクリーニング
機51の正面の上部には操作パネル52が設けられてい
る。そして、この操作パネル52の下方の扉を介して洗
濯物を洗浄する回転式のドラム53が配設されており、
ドライクリーニング機51の下部には両開きの扉54、
55が開閉自在に設けてある。この扉54、55の奥方
には、上記ドラム53から流出される繊維屑などのゴミ
を取り除くフィルターを収納しているフィルターケース
56と、洗浄用の溶剤の臭いを取るための活性炭を収納
している活性炭ケース57と、溶剤を入れておく溶剤タ
ンク58等が配設されている。
の流れを示す概略ブロック図を示し、ドラム53、フィ
ルターケース56、活性炭ケース57、溶剤タンク58
を環状に結ぶ配管の途中にポンプ59を介設し、このポ
ンプ59を駆動することで、溶剤タンク58内の溶剤を
図中の矢印に示す方向に還流させている。これにより所
定の時間ドラム53を回転させることで、ドラム53内
の衣服などを洗濯し、フィルターケース56内のフィル
ターにて繊維屑等のゴミを取って溶剤のみを濾過し、次
の活性炭ケース57内の活性炭にて溶剤の臭いを取って
いる。
56内にフィルター61を2個納装している状態の分解
斜視図を示している。フィルターケース56の中心部に
は軸方向に沿って軸棒62が配設されており、この軸棒
62に円筒状のフィルター61をフェルトパッキン6
3、押さえ板64を介して装着され、外側から蓋65を
ボルト止めすることで、フィルター61がフィルターケ
ース56内に納装されることになる。なお、66はゴム
パッキンで、上記蓋65とフィルターケース56の前端
面との間に介装されて内部を密封するものである。
し、このフィルター61は図21及び図22に示すよう
に、ブリキ等の金属製で円筒状のボディ69と、このボ
ディ69の外周面に装着される紙製の濾過紙73とで構
成されている。上記ボディ69の両側にはフランジ部7
0が一体的に形成されていて、またボディ69の胴部7
1には多数の通流孔72が所定の間隔毎に穿設されてい
る。紙製の濾過紙73は、ジグザグ状に折曲形成されて
おり、この濾過紙73をボディ69の外周面に装着して
いる。なお、この種のドライクリーニング機51に使用
されるフィルター61の大きさは、外径が34cm、軸
方向の長さが45cmぐらいである。
について簡単に説明する。ポンプ59が駆動されるとフ
ィルター61の胴部71の内側は負圧になり、溶剤等の
流体はドラム53からフィルター61の紙製の濾過紙7
3、通流孔72を介して流れる。ドラム53から流出さ
れる繊維屑等のゴミは濾過紙73の表面に付着し、大き
なゴミは濾過紙73の外周面や折曲している空間の部分
に付着する。そして、細かいゴミは紙製の濾過紙73自
体で阻止され、液体の溶剤は濾過紙73で濾過されて通
過し、フィルター61の通流孔72から胴部71の内部
へと流れ、次の工程の活性炭ケース57へと流れる。
ィルター61に多くのゴミが付着することで、配管内の
気圧が所定値になり、それによりフィルター61を交換
することになる。そして、図19に示すように蓋65を
外してフィルターケース56内のフィルター61を取り
出し、新しいフィルター61と交換する。
ク図を示し、この部分にもオイルフィルター86が用い
られている。これらの構成は周知な事項なので詳細な説
明は省略するが、ガソリンエンジンやディーゼルエンジ
ンでは、オイルパン80に溜まったオイルがオイルポン
プ81によりオイルフィルター86を介して、ピストン
76が往復運動しているシリンダー75、カムシャフト
77、ロッカーアーム78、クランクシャフト79など
に送られ、潤滑油(オイル)が循環することで、各部を
潤滑している。上記オイルフィルター86によりエンジ
ン内を循環する潤滑油を綺麗にしている。
図を示し、このオイルフィルター86の構成は基本的に
図20〜図22に示すフィルター61の場合と同じであ
る。ガソリンエンジンやディーゼルエンジン、あるいは
建設車両、普通乗用車等によりオイルフィルター86の
大きさや形状が異なるものの、ブリキ等の金属製で円筒
状のボディ87と、このボディ87の外周面にジグザグ
状に折曲した紙製の濾過紙88とで構成されている点は
同じである(図21及び図22参照)。なお、89は濾
過紙88を濾過した潤滑油を通過させるための通流孔で
ある。
内、特にシリンダー内で発生する金属粉や燃焼によって
生じるススなどを吸着させてエンジン内を循環する潤滑
油を濾過するものであり、また、ディーゼルエンジン等
では軽油に含まれている硫黄分の塊などを付着させて潤
滑油を濾過するものである。そして、車両の一定期間の
使用月数、走行距離毎に使用したオイルフィルター86
を新しいオイルフィルター86と交換するようになって
いる。
等のオイルフィルター86の外周面に巻回する紙製の濾
過紙90を示し、この濾過紙90の全面にわたって潤滑
油を通過させるための通流孔91が穿孔してある。この
濾過紙90で大きなゴミを付着させているものである。
す各フィルター61、86の基本的な構成としては、円
筒状で金属製のボディ69、87と、このボディ69、
87の外周面に装着した濾過紙73、88とで構成され
ているものである。また、濾過紙73、88をジグザグ
状に折曲形成してこの部分の谷間で大きなゴミを付着さ
せて、細かいゴミ等は濾過紙73、88自体で付着して
溶剤、潤滑油、空気等を濾過している。そして、濾過紙
73、88を紙製としていることで、フィルター61、
86の価格の上昇を抑えるようにしている。
以下に示すような問題点を有するものである。特に、ド
ライクリーニング機51に使用されるフィルター61は
大きさも外径が34cm、軸方向の長さが45cmであ
り、このフィルター61に使用される濾過紙73の長さ
は20m位である。そして、一定の洗濯回数、あるいは
所定の気圧になる場合まで使用した場合には、濾過紙7
3は油性の溶剤を吸収しているため、フィルター61自
体の重さが非常に重くなっている。そのため、フィルタ
ー61の交換作業が非常にやりにくいという問題があ
る。特に、使用したフィルター61の再生ということが
行なわれておらず、すべて産業廃棄物として廃棄(埋立
など)されているのが現状である。この産業廃棄物の廃
棄料金として約3,000円もかかり、事業者は高負担
に苦しんでいる。このことは、クリーニング料金として
消費者に跳ね返るものであり、消費者にも不利益を与え
ている。
題となっているのは、産業廃棄物として廃棄するという
ことである。特に油を吸収しているフィルター61を地
中に埋め立てる場合には、環境汚染の問題が発生し、ま
た、産業廃棄物の埋立場所も限られているというより
は、埋立場所はほとんど無くなって来ているのが現実で
ある。そのため、悪質な産業廃棄物業者の不法投棄が後
を立たないということも現実に生じている。また、これ
らの環境汚染、環境破壊という観点から製品のリサイク
ルを行なうようになってきており、製品の廃棄として埋
立等の投棄を行なうことは、このリサイクル化という運
動にも反することになる。
6も上述と同様であり、新品と交換した後の使用済みの
オイルフィルター86はすべて埋立などの廃棄処理され
ており、全くリサイクル化されていない。そのため、環
境汚染、環境破壊が地球全体にわたって急速に進んでい
る。
あって、使用後のフィルター類を産業廃棄物としての廃
棄を最小限にして、主要な構成部品を廃棄することなく
何回もリサイクル化を図り、もって環境汚染、環境破壊
を防止することを第1の目的とし、また、フィルター類
のリサイクル化を図ることでコストダウンを図り、もっ
て消費者に多大の利益を与えることを第2の目的とした
フィルターを提供するものである。
1記載のフィルターでは、多数の孔4を穿孔した筒状の
ボディ2と、このボディ2の外周面に装着されゴミ26
や不純物等含んだ液体を濾過する濾過層とからなり、上
記濾過層及び上記ボディ2の孔4を介して液体を濾過す
るフィルターにおいて、ゴミ26や不純物を濾過し、活
性炭16を上下 のシート15、15でサンドイッチ構造
とした濾過層13で濾過層本体10を構成し、この濾過
層本体10の材料は油を吸収しない材料で構成すると共
に、濾過層本体10を上記ボディ2に着脱自在に装着し
ていることを特徴としている。
物は1層の濾過層からなる濾過層本体10で濾過するこ
とになる。そして、フィルターを交換する場合には、フ
ィルター自体を廃棄するのではなく、ボディ2に装着し
ている濾過層本体10だけを取り外して新しい濾過層本
体10だけを交換する。また、液体が油や油性の溶剤な
どの場合には、濾過層本体10は油を吸収していないの
で、重量も重くなっておらず、フィルター自体の交換作
業や、濾過層本体10の交換作業も容易となる。
数の孔4を穿孔した筒状のボディ2と、このボディ2の
外周面に装着されゴミ26や不純物等含んだ液体を濾過
する濾過層とからなり、上記濾過層及び上記ボディ2の
孔4を介して液体を濾過するフィルターにおいて、外面
側に配置され比較的大きなゴミ26や不純物を濾過する
第1の濾過層11と、この第1の濾過層11の下面側に
配置され該第1の濾過層11を通過した細かいゴミ26
や不純物を濾過する第2の濾過層12と、上記第1の濾
過層11と第2の濾過層12との間に配置され、活性炭
16を上下のシート15、15でサンドイッチ構造とし
た第3の濾過層13とで濾過層本体10を構成し、この
濾過層本体10の材料は油を吸収しない材料で構成する
と共に、濾過層本体10を上記ボディ2に着脱自在に装
着していることを特徴としている。
大きなゴミや不純物は第1の濾過層11で濾過し、第3
の濾過層13で流体を脱臭濾過し、さらに細かいゴミや
不純物は第2の濾過層12で濾過することになる。そし
て、フィルターを交換する場合には、フィルター自体を
廃棄するのではなく、ボディ2に装着している濾過層本
体10だけを取り外して新しい濾過層本体10だけを交
換する。また、液体が油や油性の溶剤などの場合には、
濾過層本体10は油を吸収していないので、重量も重く
なっておらず、フィルター自体の交換作業や、濾過層本
体10の交換作業も容易となる。
項1または請求項2で形成されるフィルター1は上記ボ
ディ2と濾過層本体10とからなり、ドライクリーニン
グ機51における繊維屑等を取るフィルター1として使
用していることを特徴としている。これにより、濾過層
本体10は油を吸収していないので、ドライクリーニン
グ機51での一抱えもある大きさのフィルター1の交換
作業が非常に楽となる。また、従来フィルター全体を廃
棄していた従来とは異なり、廃棄するのは濾過層本体1
0だけであり、廃棄費用のコストダウン化を図ることが
できる。
上記請求項1または請求項2で形成されるフィルター3
0は上記ボディ2と濾過層本体10とからなり、車両等
のエンジン内のオイルフィルター30として使用してい
ることを特徴としている。したがって、従来オイルフィ
ルター全体を廃棄していた従来とは異なり、廃棄するの
は濾過層本体10だけであり、廃棄費用のコストダウン
化を図ることができる。
層本体10を不織布で構成していることを特徴としてい
る。これにより、油を吸収しない濾過層本体10を簡単
に且つ低コストに形成することができる。
記濾過層本体10の第1の濾過層11をダブルラッセル
構造とし、略蜂の巣の形状としていることを特徴として
いる。これにより、付着したゴミや不純物を濾過層本体
10から脱落させることなく付着保持させることがで
き、ドライクリーニング機51においてはゴミ等の配管
詰まりによる運転停止という誤動作を防止することがで
きる。
層本体10の第1の濾過層11は下ベース地19より多
数の突起20を立設していることを特徴としている。し
たがって、突起20に繊維屑が絡まることで、繊維屑を
付着保持することができる。
を参照して説明する。先ず、図17に示すドライクリー
ニング機51に使用されるフィルター1の構成について
説明する。このフィルター1は図1及び図2に示すよう
に、ステンレス、アルミ等の金属製で両端を開口した円
筒状のボディ2と、このボディ2の外周面に着脱自在に
装着されるシート状で可撓性を備えクリーニング用の溶
剤を濾過するための濾過層本体10とで構成されてい
る。ここで、ボディ2の形状は図17に示す現状のドラ
イクリーニング機51にそのまま適用させるために同じ
大きさ、形状としている。すなわち、このボディ2の胴
部3には全面にわたって多数の通流孔4が穿孔されてい
て、両端には従来と同様にフランジ部5が一体に形成さ
れている。但し、このボディ2の材料としては、ブリキ
を用いていた従来とは異なり、何回も使用するために経
年変化に耐えることができるステンレス、アルミ等を用
いている。
に装着される濾過層本体10を説明すると、図6に示す
ように、外表面はダブルラッセルと呼ばれ大きな繊維屑
などの大きなゴミを付着保持する第1の濾過層11と、
ボディ2の胴部3の表面に直接接触し細かいゴミを付着
保持する第2の濾過層12と、上記第1の濾過層11と
第2の濾過層12との間に介装され溶剤の臭いを取ると
共にゴミを付着する第3の濾過層13とで構成されてい
る。
り、図3〜図5に示すように、この第1の濾過層11は
上下の上ベース地18と下ベース地19は略六角形状を
連続した形(所謂蜂の巣の形状)で形成されており、こ
の太めの上ベース地18と下ベース地19との間を細い
縦糸20を無数に編んで構成されている。そして、第1
の濾過層11の1つの六角形状の部分で凹部21を形成
している。なお、この凹部21の横方向の寸法は、1c
m前後の物を使用している。また、凹部21の高さは6
mm前後である。凹部21のこれらの寸法がドライクリ
ーニング機51に使用される場合に好適例である。濾過
層本体10の第1の濾過層11の凹部21内に繊維屑な
どの大きなゴミを保持するようにしている。ここで、不
織布で構成される第1の濾過層11の材料として、例え
ばナイロンを用いている。
に示すように、不織布からなる上下のシート15で活性
炭層16をサンドイッチ構造とした構成としてある。こ
こで、第3の濾過層13の上下のシート15は、材料と
して例えばポリエステルを用いており、坪量としては3
0g/m2 のものを使用している。また、活性炭層16
の活性炭は20〜100g/m2 程度であり、接着樹脂
にて40〜50g/m2 程度にてシート15と活性炭と
を一体的に接着固定している。この活性炭層16を含ん
だ第3の濾過層13により溶剤の臭いを取ると共に、シ
ート15によりゴミを付着するようにしている。
2は、同様に不織布にて構成しており、材料としては例
えばポリプロピレンを使用している。また、第2の濾過
層12の坪量としては40g/m2 程度の物を使用して
いる。この第3の濾過層13の目は細かいものであり、
溶剤の中の細かいゴミを付着して、溶剤を綺麗に濾過す
るようにしている。
(外表面)から第1の濾過層11、第3の濾過層13、
第2の濾過層12と積層された状態で図1及び図2に示
すようにボディ2の胴部3の外周面に着脱自在に装着さ
れるようになっている。図11は各濾過層11、13、
12を積層した濾過層本体10の平面図を示しており、
濾過層本体10の縦方向の寸法はボディ2の軸方向の長
さと略同じであり、濾過層本体10の横方向の寸法はボ
ディ2の胴部3の周方向の長さより少し長く形成されて
いる。
の端部には縦方向の略全長にわたって一対の面状ファス
ナー23、24が装着されていて、ボディ2の胴部3に
濾過層本体10を巻き付けた後に両側の面状ファスナー
23、24にて着脱自在に容易に装着するようにしてい
る。なお、ボディ2の胴部3への装着方法は、上記の面
状ファスナー23、24に限られるものではない。例え
ば、合成樹脂製の糸で濾過層本体10の両端部分を1
回、あるいは複数回縫うことで、濾過層本体10をボデ
ィ2に着脱自在に装着するようにしても良い。また、濾
過層本体10は流体としての溶剤を濾過するものである
ため、各濾過層11、13、12は全体にわたって接着
等の固定はせず、例えば図11に示すようにミシン目2
5のように直線状に、あるいは斜めに合成樹脂製の糸を
縫うことで各濾過層11、13、12を固定している。
また、糸の代わりにドット的に接着剤による接着固定で
も良い。
示し、図中の矢印は流体(ドライクリーニング機51の
溶剤)が流れる方向を示している。また、図8は濾過層
本体10をボディ2に装着したフィルター1の縦方向の
断面図を、図9はフィルター1の横方向の断面図をそれ
ぞれ示している。
1の濾過層11、第2の濾過層12、第3の濾過層13
は、以下のものを使用している。 第1の濾過層11
は、旭化成工業株式会社製で生地の商品名がフュージョ
ンと呼ばれている不織布である。そして、素材はナイロ
ン100%で、モノフィラメント糸を使用し、編組織は
ダブルラッセルである。 第2の濾過層12は、旭化
成工業株式会社製で生地の商品名がエルタスと呼ばれて
いる不織布である。そして、素材はエステル100%の
スパンボンドの不織布(目付は40g/m2 E010
40)、あるいはポリプロピレン100%のスパンボン
ドの不織布(目付は40g/m2 P03040)であ
る。 第3の濾過層13は、旭化成工業株式会社製で
生地の商品名がセミアと呼ばれているものであり、素材
はエステルと活性炭からなり、活性炭をサンドイッチ構
造とした不織布である。また、目付は、120g/m2
S−3 である。
は、上記のものが好適例であるが、これらに限られるも
のではなく、繊維屑やゴミの種類や大きさに応じて適宜
且つ任意に変更し得ることは言うまでもない。
る。フィルター1は図19に示すようにフィルターケー
ス56内に納装され、図18に示すようにポンプ59が
駆動されることで油性の溶剤が溶剤タンク58、ドラム
53、フィルター1、活性炭ケース57へと循環する。
ドラム53から排出される繊維状の屑や繊維屑の塊はフ
ィルター1で付着して溶剤が濾過されて活性炭ケース5
7へと流れる。ここで、フィルター1の濾過層本体10
の第1の濾過層11では、図10に示すように比較的大
きなゴミ26は凹部21内に付着保持されたり、また凹
部21以上の大きさのゴミ26は上ベース地18の上面
側に付着保持される。
ように、負圧になっており、濾過層本体10から胴部3
の通流孔4を介して溶剤が流れるようになっている。ま
た、フィルター1の内部が負圧になっていることから濾
過層本体10はボディ2から容易には外れない。濾過層
本体10の第1の濾過層11で比較的大きなゴミ26が
取り除かれた溶剤は次の第3の濾過層13で脱臭される
と共に、ゴミ26が付着する。そして第3の濾過層13
を通過した溶剤は第2の濾過層12にて濾過されるもの
であり、この第2の濾過層12により第3の濾過層13
を通過したより細かいゴミ26を付着するようにしてい
る。したがって、第2の濾過層12を通過した溶剤は綺
麗に濾過されているものである。
1において、凹部21内で比較的大きなゴミ26を付着
保持しているので、フィルター1からゴミ26が脱落す
ることもほとんどなく、このゴミ26の脱落による配管
の詰まりを防止できる。そのため、フィルターケース5
6内の圧力上昇に伴う誤動作による運転停止ということ
もない。また、濾過層本体10を不織布で構成している
ので、通気性ないし流通性が従来の紙製の濾過紙の場合
よりも良い。そのため、ドライクリーニング機51によ
る洗濯回数が従来より2倍程度延ばすことができる。
フィルター1の交換は、フィルターケース56内の圧力
を常時監視しておき、この圧力が一定以上になった時に
自動的に運転を停止するようになっている。したがっ
て、従来の紙製の濾過紙の場合には、本発明の不織布の
場合と比べて通気性がないので、不織布の場合よりもフ
ィルターケース56内の圧力上昇が早くなって自動的に
運転が停止される時期が早くなる。つまり、従来の紙製
の濾過紙より不織布で構成した濾過層本体10の方が通
気性が良いので、フィルターケース56内の圧力上昇は
遅くなり、自動的に運転が停止される時期も遅くなり、
結果として洗濯回数が従来より多くなる。
1を運転していき、フィルター1が目詰まりを起こして
交換を行なう場合には、従来と同様に蓋65を取り外し
て行なう。ここで、従来では、フィルター1の紙製の濾
過紙は油を吸収しているので非常に重くなっていたが、
本発明では、フィルター1の濾過層本体10をナイロ
ン、ポリエステル、ポリエチレン等の不織布で構成して
いるため、油は吸収されておらず、濾過層本体10が吸
着したゴミ26の重量分だけ重くなっているだけであ
る。したがって、本発明のフィルター1は軽量であり、
フィルターケース56から一抱えもあるような大きいフ
ィルター1を取り外す場合にも非常に楽であり、交換作
業性が飛躍的に向上する。
取り出した後、フィルター1の濾過層本体10の面状フ
ァスナー23、24を外すことで、ボディ2から濾過層
本体10を容易に外すことができる。この時、上述した
ように濾過層本体10は油を吸収していないので、重量
も軽いので濾過層本体10自体の取り外し作業も容易で
ある。濾過層本体10を外したボディ2を水洗いなどを
行なって、ボディ2の表面に付着しているゴミ等を取り
除いて綺麗にする。そして、新しい濾過層本体10をボ
ディ2の胴部3に面状ファスナー23、24により装着
し、濾過層本体10を装着して新しくなったフィルター
1をフィルターケース56内に納装する。そしてドライ
クリーニング機51の運転が再度開始可能となる。
体10はそのまま廃棄しても良く、また、事業所等で洗
ってゴミを取り除いて再度使用するようにしても良い。
ここで、使用後の濾過層本体10を廃棄する場合、従来
では金属製のボディと濾過紙とのフィルターごと廃棄し
て産業廃棄物として埋め立てていたが、本発明の場合に
は濾過層本体10の焼却が可能である。特に、フィルタ
ー1の金属製のボディ2は廃棄せずに再度の使用を図り
(リサイクル化)、濾過層本体10のみの廃棄であっ
て、焼却処理を行なうので、廃棄コストが従来の埋立と
は異なって非常に安価となる。そのため、クリーニング
費用に上乗せされる廃棄コスト分も少なくて済み、結果
としてクリーニング費用を安くでき、最終的には消費者
に多大の利益を与えることができるものである。特に、
フィルター1を構成している主要部品の金属製のボディ
2のリサイクル化を図ることで、省資源化を図ることが
できると共に、コストダウンをも図ることができるもの
である。
過層本体10の廃棄は焼却するので、埋立場所も必要で
はなく、環境汚染、環境破壊を伴うこともない。さら
に、濾過層本体10を不織布で構成しているので、従来
とは違って油を吸収していない。そのため、濾過層本体
10は軽く、運搬費用も安価であり、また焼却の際にも
油を燃やさないので、空気を汚染することも非常に少な
い。
ー1を構成している濾過層本体10を、第1の濾過層1
1、第2の濾過層12、第3の濾過層13の3層構造と
した場合について説明したが、これらに限定されるもの
ではない。例えば、活性炭層16を備えた第3の濾過層
13のみで濾過層本体10を構成し、この第3の濾過層
13をボディ2の胴部3に直接着脱自在に装着してフィ
ルター1を構成しても良い。
10における目の細かさにおいて、あまり目の細かい濾
過層を使用すると、流体の流通性が悪くなるが、ある程
度目の粗い濾過層を用いても、使用しているうちにゴミ
などを付着することで目が細かくなっていき、流通性を
備えた濾過層としての機能を持たせることができるから
である。したがって、濾過層本体10を構成するものと
して、特に目の粗さは限定されるものでもなく、1層の
濾過層であっても、濾過機能としても十分である。
ター30の斜視図を示し、また図13はオイルフィルタ
ー30の断面図を示している。このオイルフィルター3
0は車両等のエンジンの内部に循環する潤滑油を清浄す
るものであり、このオイルフィルター30は容器(図示
せず)内に装着されるものである。
する流体が異なるものの先の実施の形態のフィルター1
の構成と基本的に同じであり、同じ機能を発揮する要素
には同じ番号を付して詳細な説明は省略する。ただし、
車両のエンジンの容量等の大きさによりこのオイルフィ
ルター30の大きさも当然に異なる。オイルフィルター
30は、先の実施の形態と同様にステンレス、アルミ等
の金属製で一端を開口した円筒状のボディ2と、このボ
ディ2の胴部3の外周面に着脱自在に装着される不織布
からなる濾過層本体10とで構成されている。この濾過
層本体10は、図3〜図6に示す先の実施の形態と同じ
構成となっている。ただし、エンジンの容量等の大きさ
により第1の濾過層11、第2の濾過層12及び第3の
濾過層13の目の粗さも異なる。
リンエンジンやディーゼルエンジンの場合にも使用する
ことができるものである。ディーゼルエンジンの場合に
は燃料として軽油を使用しているため、発生した不純物
が結合して大きな塊となりやすいので、濾過層本体10
の第1の濾過層11の凹部21の大きさもそれに応じて
大きくするようにしている。
ィルター30の役目は、潤滑油(エンジンオイル)内の
カーボン粒子を除去することと、潤滑油の劣化物を除去
することである。そして、エンジンオイルによる生成す
るカーボンの大きさとしては、CCクラス、CDクラス
の潤滑油では、1μm前後〜10μmであり、CFクラ
スでは、0.1μm以下(70〜80%)である。な
お、上記CCクラスの潤滑油とは、やや過酷な条件で使
用されるディーゼルエンジンに使用される潤滑油であ
り、デポジット防止性、さび・腐食防止性、スラッジ防
止性を持っている。また、CDクラスの潤滑油とは、過
酷な条件で使用されるディーゼルエンジンに使用される
潤滑油であり、ディーゼルエンジンの潤滑油に求められ
る性能を強化したものである。CFクラスの潤滑油と
は、高硫黄分(0.2%)軽油の使用を対象としたオフ
ロード用ディーゼルエンジンオイルである。なお、上記
のCCクラス、CDクラス、CFクラスといった分類
は、アメリカ石油協会(API)が定めた自動車用潤滑
油の品質規格の分類の一部である。
ーの孔径(濾過紙の目の細かさ)は変わらないが、油量
(エンジンの大小)によってオイルフィルターの大小に
て対応している。また、メインフィルターの孔径は20
μm、バイパスフィルターの孔径は5μmのものが一般
的に使用されている。したがって、オイルフィルター
(メインフィルター、バイパスフィルター)30に使用
する濾過層本体10の各濾過層11〜13の目の細かさ
もこれに応じて使用する。
ように、オイルフィルター30の濾過層本体10から通
流孔4を介して開口部31から流れ出る。濾過層本体1
0の第1の濾過層11で大きな不純物やゴミが付着し、
さらに第3の濾過層13で第1の濾過層11を通過した
不純物やゴミが付着する。次に第3の濾過層13を通過
した細かい不純物やゴミが第2の濾過層12で付着し、
濾過層本体10で潤滑油は綺麗に濾過されることにな
る。
は所定の走行距離に達した場合には交換するが、この場
合にもオイルフィルター30の濾過層本体10のみを新
しい濾過層本体10と交換するだけである。使用した濾
過層本体10は不織布で構成しているので、油は吸収し
ておらず、不純物やゴミだけを付着した濾過層本体10
を廃棄する。また、濾過層本体10を交換する場合に
も、先の実施の形態と同様に面状ファスナー23、24
により着脱が容易に行なえる。この第2の実施の形態に
おいても、先の実施の形態(ドライクリーニング機51
のフィルター1)と同様に、オイルフィルター30全体
を廃棄することなく濾過層本体10のみを廃棄焼却する
ことになる。これにより先の実施の形態と同じ効果を発
揮するものである。
3だけで構成するようにしても良い。
おいて、第1の濾過層11と、活性炭層16と備えた第
3の濾過層13とで濾過層本体10を構成するようにし
ても良い。図14の場合には、濾過層本体10を2層と
しているので、3層の場合よりは濾過層本体10のコス
トを安価にすることができる。
の形態では、濾過層本体10を構成している第1の濾過
層11の上側の上ベース地18を切断したり、あるいは
縦糸20の上下方向の中間部分で切断して、第1の濾過
層11aを形成したものである。上記第1の濾過層11
aを、上記第1〜第3の実施の形態における第1の濾過
層11の代わりに用いるようにしても良い。この第1の
濾過層11aにおいて、縦糸20が上方に立設した状態
となり、ドライクリーニング機51においては繊維屑が
縦糸20に絡まることで、繊維屑を吸着保持することが
できる。また、オイルフィルター30の場合において
は、第1の濾過層11aにより比較的大きな不純物やゴ
ミ等を付着保持することができる。
層11の縦糸20の上部は上方に向いて立設している
が、縦糸20の上部を釣り針状の形状にしても良い。な
お、上記各実施の形態の各図では、第1の濾過層11の
縦糸20は比較的間隔をあけて立設して描かれている
が、実際はもっと密に群生しているものである。また、
各縦糸20同士が絡まっている場合もある。
ルター30に使用している濾過層本体10の材料とし
て、油を吸収させないために不織布を用いており、不織
布(第1の濾過層11、第2の濾過層12、第3の濾過
層13)の材料としてはナイロン、ポリエステル、ポリ
プロピレン等のいずれを用いても良い。また、濾過層本
体10の材料として不織布に限定されるものではない。
例えば、油を吸収しない他の材料としては、可撓性を備
えた合成樹脂で濾過層本体10を構成するようにしても
良い。また、濾過層本体10の第1の濾過層11だけを
合成樹脂で形成しても良い。これは第2の濾過層12は
液体、空気等の流体の流通性が要求されるからであり、
この点から第2の濾過層12、第3の濾過層13は不織
布が好適例である。もちろん、コスト等の観点からは濾
過層本体10を構成する各濾過層11、12、13は不
織布で構成するのが好適例である。
オイルフィルター30が装着される側の構造が決まって
いるため、ボディ2の形状、特にフランジ部5の形状や
大きさは従来の物を使用しているが、濾過層本体10の
厚みは従来の濾過紙より薄いので、フランジ部5の大き
さを小さくしても良い。これにより全体の構造を小さく
することができる。
ング機においては、フィルターの濾過層本体は油性の溶
剤を吸収しないので、従来のように重くならず、一抱え
もある大きさのフィルターの交換作業が非常に楽とな
り、フィルターの交換作業性が飛躍的に向上するもので
ある。また、従来の紙製の濾過紙より不織布の濾過層本
体の方が通気性が良いので、フィルターケース内の圧力
上昇は遅くなり、自動的に運転が停止される時期も遅く
なり、結果として洗濯回数が従来より2倍程度多くな
る。
合、従来では金属製のボディと濾過紙とのフィルターご
と廃棄して産業廃棄物として埋め立てていたが、本発明
の場合には濾過層本体の焼却が可能である。特に、フィ
ルターの金属製のボディは廃棄せずに再度の使用を図り
(リサイクル化)、濾過層本体のみの廃棄であって、焼
却処理を行なうので、廃棄コストが従来の埋立とは異な
って非常に安価となる。そのため、クリーニング費用に
上乗せされる廃棄コスト分も少なくて済み、結果として
クリーニング費用を安くでき、最終的には消費者に多大
の利益を与えることができるものである。また、従来と
は異なり、不織布からなる濾過層本体の廃棄は焼却する
ので、埋立場所も必要ではなく、環境汚染、環境破壊を
伴うこともない。さらに、濾過層本体を不織布で構成し
ているので、従来とは違って油を吸収していない。その
ため、濾過層本体は軽く、運搬費用も安価であり、また
焼却の際にも油を燃やさないので、空気を汚染すること
も非常に少ない。特に、フィルターを構成している主要
部品の金属製のボディのリサイクル化を図ることで、省
資源化を図ることができると共に、コストダウンをも図
ることができるものである。
等のオイルフィルターに適用した場合においても、オイ
ルフィルターそのものを廃棄処分とするのではなく、ボ
ディはそのまま再度の利用を図り、濾過層本体を交換す
るだけなので、コストを安価にでき、また、濾過層本体
の焼却もできて埋立の場合とは異なり、環境汚染、環境
破壊を伴うこともない。特に、フィルターを構成してい
る主要部品の金属製のボディのリサイクル化を図ること
で、省資源化を図ることができると共に、コストダウン
をも図ることができるものである。
合には、複数層とする場合よりも、コストの面で有利と
なり、例えば、3層の場合と比べて約1/3となり、ま
た、2層の場合と比べて約1/2のコストに抑えること
ができる。
使用されるフィルターの分解斜視図である。
使用されるフィルターの斜視図である。
使用されるフィルターの濾過層本体を構成する第1の濾
過層の要部拡大平面図である。
使用されるフィルターの濾過層本体を構成する第1の濾
過層の要部拡大斜視図である。
使用されるフィルターの濾過層本体を構成する第1の濾
過層の側面図である。
使用されるフィルターの濾過層本体の要部拡大分解断面
図である。
使用されるフィルターの濾過層本体に流体が流れる方向
を示す説明図である。
使用されるフィルターの縦方向の断面図である。
使用されるフィルターの横方向の断面図である。
に使用されるフィルターの第1の濾過層にゴミを吸着保
持している状態を示す説明図である。
に使用されるフィルターの濾過層本体の平面図である。
用されるオイルフィルターの斜視図である。
用されるオイルフィルターの断面図である。
部拡大断面図である。
成する第1の濾過層の要部拡大断面図である。
成する第1の濾過層の要部拡大斜視図である。
略ブロック図である。
態を示す分解斜視図である。
フィルターの斜視図である。
フィルターのボディの側面図である。
フィルターの断面図である。
内の概略ブロック図である。
イルフィルターの斜視図である。
れる濾過紙の斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 多数の孔(4)を穿孔した筒状のボディ
(2)と、このボディ(2)の外周面に装着されゴミ
(26)や不純物等含んだ液体を濾過する濾過層とから
なり、上記濾過層及び上記ボディ(2)の孔(4)を介
して液体を濾過するフィルターにおいて、ゴミ(26)
や不純物を濾過し、活性炭(16)を上下のシート(1
5)(15)でサンドイッチ構造とした濾過層(13)
で濾過層本体(10)を構成し、この濾過層本体(1
0)の材料は油を吸収しない材料で構成すると共に、濾
過層本体(10)を上記ボディ(2)に着脱自在に装着
していることを特徴とするフィルター。 - 【請求項2】 多数の孔(4)を穿孔した筒状のボディ
(2)と、このボディ(2)の外周面に装着されゴミ
(26)や不純物等含んだ液体を濾過する濾過層とから
なり、上記濾過層及び上記ボディ(2)の孔(4)を介
して液体を濾過するフィルターにおいて、外面側に配置
され比較的大きなゴミ(26)や不純物を濾過する第1
の濾過層(11)と、この第1の濾過層(11)の下面
側に配置され該第1の濾過層(11)を通過した細かい
ゴミ(26)や不純物を濾過する第2の濾過層(12)
と、上記第1の濾過層(11)と第2の濾過層(12)
との間に配置され、活性炭(16)を上下のシート(1
5)(15)でサンドイッチ構造とした第3の濾過層
(13)とで濾過層本体(10)を構成し、この濾過層
本体(10)の材料は油を吸収しない材料で構成すると
共に、濾過層本体(10)を上記ボディ(2)に着脱自
在に装着していることを特徴とするフィルター。 - 【請求項3】 上記請求項1または請求項2で形成され
るフィルター(1)は上記ボディ(2)と濾過層本体
(10)とからなり、ドライクリーニング機(51)に
おける繊維屑等を取るフィルター(1)として使用して
いることを特徴とするフィルター。 - 【請求項4】 上記請求項1または請求項2で形成され
るフィルター(30)は上記ボディ(2)と濾過層本体
(10)とからなり、車両等のエンジン内のオイルフィ
ルター(30)として使用していることを特徴とするフ
ィルター。 - 【請求項5】 上記濾過層本体(10)を不織布で構成
していることを特徴とする請求項1〜請求項4にいずれ
か記載のフィルター。 - 【請求項6】 上記濾過層本体(10)の第1の濾過層
(11)をダブルラッセル構造とし、略蜂の巣の形状と
していることを特徴とする請求項5記載のフィルター。 - 【請求項7】 上記濾過層本体(10)の第1の濾過層
(11)は下ベース地(19)より多数の突起(20)
を立設していることを特徴とする請求項1〜請求項5に
いずれか記載のフィルター。
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