JP3216700B2 - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子

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JP3216700B2 JP10246397A JP10246397A JP3216700B2 JP 3216700 B2 JP3216700 B2 JP 3216700B2 JP 10246397 A JP10246397 A JP 10246397A JP 10246397 A JP10246397 A JP 10246397A JP 3216700 B2 JP3216700 B2 JP 3216700B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示又は照明等に使用
するための半導体発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体発光素子は、図1に示すよ
うに、n形GaAs半導体から成るサブストレ−ト(s
ubstrate)1とn形GaAs半導体から成るバ
ッファ(buffer)層2とn形AlInPから成る
n形クラッド層(cladding layer)3と
AlGaInP半導体から成る活性層4とp形AlIn
P半導体から成るp形クラッド層5とp形AlGaAs
半導体から成る電流拡散層6とp+ 形AlGaInP半
導体からなる酸化防止のための保護層7とp形GaAs
半導体から成るコンタクト層8とn形AlGaInP半
導体から成る電流ブロック層9とを含む半導体基体10
と、コンタクト層8の上面に形成されたアノード電極1
1と、GaAsサブストレ−ト1の下面に形成されたカ
ソード電極12とから成る。ここで、p+ 形AlGaI
nP半導体から成る保護層7のうちアノード電極11で
被覆されていない部分は、光取り出し面となる。一例と
して、n形AlInP半導体から成るn形クラッド層3
には、n形導電形決定不純物としてシリコン(Si)が
ドープされており、p形AlInP半導体から成るP形
クラッド層5にはp形導電形決定不純物としてZn(亜
鉛)が添加(ドープ)されている。また、活性層4には
不純物(Zn)が添加(ドープ)されていない。しか
し、活性層4には、p形クラッド層5からのZnのにじ
み出しによってZnを含む領域が生じる。このZnのに
じみ出し領域の厚さは0.1μm程度であり、活性層の
厚さの1/5以下である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は活性
層4にZn(亜鉛)を添加すると、活性層4の結晶性が
悪くなり、非発光再結合が増大し、発光効率が低下する
と考えられていた。このため、従来は活性層4にZnを
添加せず、且つp形クラッド層5からのZnのにじみ出
しをできるだけ少なくするための試みがなされてきた。
しかし、活性層4の結晶性の低下を防止して発光効率の
増大を図っていたにもかかわらず、半導体発光素子の発
光量の増大を高水準に達成できないのが実情であった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点を解
消し、発光量の増大を高水準に達成することができる半
導体発光素子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、光を放射するために複数の半導体層を有し
ている半導体基体と、前記半導体基体の一方の主面に配
置されたカソ−ド電極と、前記半導体基体の他方の主面
に配置されたアノ−ド電極とから成る半導体発光素子に
おいて、前記半導体基体が、1×10 18 〜4×10 18
-3 の濃度で導電形決定不純物を含み、330〜370
μmの厚さを有するn形のGaAs(ガリウム・ヒ素)
半導体から成るサブストレ−トと、前記サブストレ−ト
に隣接配置され、1×10 18 〜5×10 18 cm -3 の濃度
で導電形決定不純物を含み、0.1〜0.3μmの厚さ
を有しているn形GaAs(ガリウム・ヒ素)半導体か
ら成るバッファ層と、前記バッファ層の前記サブストレ
−トに隣接している主面とは反対側の主面に隣接配置さ
れ、8×10 16 〜1×10 18 cm -3 の濃度で導電形決定
不純物を含み、0.5〜1.5μmの厚さを有している
n形のAlGaInP(アルミニウム・ガリウム・イン
ジウム・リン)又はAlInP(アルミニウム・インジ
ウム・リン)半導体から成るn形クラッド層と、前記n
形クラッド層の前記バッファ層に隣接している主面とは
反対側の主面に隣接配置され、1×10 16 〜5×10 17
cm -3 の濃度で亜鉛(Zn)を含み、0.5〜2.0μ
mの厚さを有しているAlGaIn P(アルミニウム・
ガリウム・インジウム・リン)半導体から成る活性層
と、前記活性層の前記n形クラッド層に隣接している主
面と反対側の主面に隣接配置され、5×10 16 〜1×1
18 cm -3 の濃度で導電形決定不純物を含み、0.5〜
1.5μmの厚さを有しているP形のAlGaInP
(アルミニウム・ガリウム・インジウム・リン)又はA
lInP(アルミニウム・インジウム・リン)半導体か
ら成るp形クラッド層と、前記p形クラッド層の前記活
性層に隣接している主面と反対側の主面の一部に隣接す
るように配置され、1×10 18 〜1×10 19 cm -3 の濃
度の導電形決定不純物を含み、0.05〜0.25μm
の厚さを有しているAlGaInP(アルミニウム・ガ
リウム・インジウム・リン)半導体から成る電流ブロッ
ク層と、前記p形クラッド層の前記反対側の主面の前記
電流ブロック層が隣接していない領域及び前記電流ブロ
ック層を覆うように配置され、1×10 18 〜5×10 19
cm -3 の濃度で導体形決定不純物を含み、5〜15μm
の厚さを有しているP形のAlGaAs(アルミニウム
・ガリウム・ヒ素)半導体から成る電流拡散層と、前記
電流拡散層の前記電流ブロック層に隣接している主面と
反対側の主面に隣接配置され、1×10 17 〜1×10 18
cm -3 の濃度で導電形決定不純物を含み、0.2〜0.
4μmの厚さを有しているp形のAlGaInP(アル
ミニウム・ガリウム・インジウム・リン)半導体から成
る保護層と、前記保護層の前記電流拡散層に隣接してい
る主面と反対側の主面に隣接配置され、5×10 18 〜7
×10 19 cm -3 の濃度で導電形決定不純物を含み、0.
05〜0.15μmの厚みを有しているP形のGaAs
(ガリウム・ヒ素)半導体から成るコンタクト層とから
成り、前記カソ−ド電極は前記サブストレ−トに接触
し、前記アノ−ド電極は前記コンタクト層に接触してい
ることを特徴とする半導体発光素子に係わるものであ
る。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明に従って、導電形決定不
純物としてシリコンを含むn形クラッド層の上に活性層
を配置した構造の半導体発光素子において、活性層の全
領域にほぼ均一に亜鉛(Zn)を1×1016〜5×10
17cm-3の範囲に限定して添加すると、ディープ(de
pth)発光又は深いレベルの発光と呼ばれているもの
であって、所望の波長の光よりも長い波長の光の発生が
減少し、従来と同一の電流値において所望波長の発光量
が増加する。亜鉛を導入すると活性層の結晶性が劣化
し、これによる発光量の低下が生じるが、亜鉛の濃度を
上記範囲に限定することによって活性層の結晶性劣化に
よる所望波長の発光量の低下よりもディープ発光の抑制
による発光量の増加が大きくなり、結果として半導体発
光素子から外部に放射される所望波長の光の量の増大が
達成される。要するに本発明に従って活性層に亜鉛を添
加すると、半導体発光素子のアノ−ド電極とカソ−ド電
極との間に流れる電流の所望波長の発光に対する寄与度
が向上する。
【0007】
【実施例】次に、図2を参照して本発明の実施例に係わ
る半導体発光素子即ち発光ダイオードを説明する。な
お、図2において図1と実質的に同一の部分には同一の
符号が付けられている。図2の発光ダイオードは、半導
体基体10とアノ−ド電極11とカソ−ド電極12とか
ら成る。半導体基体10は、n形(第1導電形)GaA
s(ガリウム・ヒ素)半導体から成るサブストレ−ト1
と、n形GaAs半導体から成るバッファ層2と、n形
AlInP(アルミニウム・インジウム・リン)半導体
から成るn形クラッド層3と、本発明に従うようにZn
(亜鉛)を含むAlGaInP半導体から成る活性層1
4と、p形(第2導電形)AlInP半導体から成るp
形クラッド層5と、p形AlGaAs半導体から成る電
流拡散層6と、p+ 形AlGaInP半導体から成る酸
化防止のための保護層7と、p形GaAs半導体から成
るコンタクト層8とを順次に積層した状態に有し、且つ
n形AlGaInP半導体から成る電流ブロック層9を
有する。コンタクト層8及び電流ブロック層9は平面的
に見て互いに重なり合うように半導体基体10の中央に
配置されている。従って、電流ブロック層9はp形クラ
ッド層5の上面の一部にのみ接触し、また電流拡散層6
はp形クラッド層5と電流ブロック層9の両方に接触し
ている。また、Au(金)から成るアノード電極(第1
の電極)11はコンタクト層8の上に設けられているの
で、半導体内部の酸化を防止するために設けられている
+ 形のAlGaInP半導体から成る保護層7のアノ
ード電極11で覆われていない領域が光取り出し面とな
る。半導体基体10の各層を詳しく説明する。サブスト
レ−ト1は1×1018〜4×1018cm-3の濃度で導電
形決定不純物を含み、330〜370μmの厚さを有す
る。バッフア層2はサブストレ−ト1に隣接配置され、
1×1018〜5×1018cm-3の濃度で導電形決定不純
物を含み、0.1〜0.3μmの厚さを有している。n
形クラッド層3はバッファ層2のサブストレ−ト1に隣
接している主面とは反対側の主面に隣接配置され、8×
1016〜1×1018cm-3の濃度で導電形決定不純物を
含み、0.5〜1.5μmの厚さを有している。活性層
14はn形クラッド層3のバッファ層2に隣接している
主面とは反対側の主面に隣接配置され、1×1016〜5
×1017cm-3の濃度で亜鉛(Zn)を含み、0.5〜
2.0の厚さを有している。p形クラッド層5は活性層
14の前記n形クラッド層3に隣接配している主面と反
対側の主面に隣接配置され、5×1016〜1×1018
-3の濃度で導電形決定不純物を含み、0.5〜1.5
μmの厚さを有している。電流ブロック層9はp形クラ
ッド層5の前記活性層14に隣接している主面と反対側
の主面の一部に隣接するように配置され、1×1018
1×1019cm-3の濃度で導電形決定不純物を含み、
0.05〜0.25μmの厚さを有している。 電流拡
散層6はフロント・ウインドウ層とも呼ばれるものであ
って、p形クラッド層5の主面の電流ブロック層9に隣
接していない領域及び電流ブロック層9を覆うように配
置され、1×1018〜5×1019cm-3の濃度で導体形
決定不純物を含み、5〜15μmの厚さを有している。
保護層7は電流拡散層6の電流ブロック層9に隣接して
いる主面と反対側の主面に隣接配置され、1×1017
1×1018cm-3の濃度の導電形決定不純物を含み、
0.2〜0.4μmの厚さを有している。コンタクト層
8は保護層7の電流拡散層6に隣接している主面と反対
側の主面に隣接配置され、5×1018〜7×1019cm
-3の濃度の導電形決定不純物を含み、0.05〜0.1
5μmの厚みを有している。
【0008】半導体基体10を作るときには、サブスト
レ−ト1の上に周知のエピタキシャル成長法でGaAs
から成るバッファ層2を形成したものを用意する。次
に、バッファ層2の上にエピタキシャル成長法で導電形
決定不純物としてシリコン(Si)を含むn形AlIn
Pから成るn形クラッド層3を形成し、これに続いて、
導電形決定不純物をシリコン(Si)から亜鉛(Zn)
に変え、また半導体材料をAlInPからAlGaIn
Pに変えてエピタキシャル成長させる。これによりGa
Asバッファ層2の上面にn形AlInP半導体から成
るクラッド層3とZnが全域に導入されたAlGaIn
P半導体から成る活性層14が連続して形成される。続
いて、AlInPを活性層14の上に連続してエピタキ
シャル成長させてp形AlInP半導体から成るp形ク
ラッド層5を形成する。なお、活性層14の幅即ち厚さ
は0.5〜2.0μmであり、p形クラッド層5からの
Znのにじみ出しの厚さ(約0.1μm)よりも十分に
大きい。その後、p形クラッド層5の上にn形のAlG
aInPをエピタキシャル成長させ、これを所定のパタ
−ンにすることによって電流ブロック層9を得る。次
に、p形AlGaAs半導体、AlGaInP半導体及
びp形GaAs半導体を順次にエピタキシャル成長させ
ることによって電流拡散層6、保護層7及びコンタクト
層8を得る。
【0009】図3は従来のZnがドープされない活性層
4を有する発光ダイオードのディ−プ発光と所望波長の
発光の強度を示す。この図3において波長約730nm
及びこの近傍のパルス状の突出部はディ−プ発光(深い
赤色発光)を示し、波長約570nm及びこの近傍のパ
ルス状突出部は所望波長の発光(緑色発光)を示す。こ
のようなディ−プ発光が存在すると、所望波長の発光効
率が低下する。また、このようなディ−プ発光は、活性
層を構成する(AlxGa1-x)InP相のAl 組成比x
を増大すると、即ち活性層のエネルギ−ギャップを大き
くして所望波長を短くすると、その発光強度が増大する
ことも確認されている。図4は、図2に示すZnがド−
プされた活性層14を有する発光ダイオ−ドのディ−プ
発光と所望波長の発光の強度即ち光度との関係を図3と
同様に示す。なお、図3及び図4はともに最大突出部の
振幅を100%として、最大振幅の突出分以外の突出部
の振幅を相対的に示したものである。また、図3と図4
において発光ダイオ−ドの駆動電流のレベルは同一であ
る。また、図4において所望波長は、図3と同様に57
0nmである。図3及び図4から明らかなように、Zn
を活性層14にド−プすると、上述のディ−プ発光を完
全に消すことができる。これに伴って、所望波長の発光
強度の増大が認められ、、図1の従来の発光ダイオ−ド
に比べて所望波長の発光出力を2以上向上することがで
きた。
【0010】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図2ではn形クラッド層3及びp形クラッド層
5がそれぞれ1層とされているが、n形クラッド層3と
p形クラッド層5のいずれか一方又は両方を第1及び第
2のクラッド層領域(複数層)で構成し、第1のクラッ
ド層領域を活性層14に近い側に配置し、第2のクラッ
ド層領域を活性層14に対して遠い側に配置し、第1の
クラッド層領域と活性層の間の電位障壁の高さを、第2
のクラッド層領域と活性層の間の電位障壁の高さよりも
高く設定することもできる。即ち、特開平8−1810
号公報に開示されている半導体発光素子にも本願発明を
適用することができる。 (2) n形クラッド層3及びp形クラッド層5は、A
lInPに限らず、例えば、AlGaInPでもよい。 (3) 活性層14中のZnの不純物濃度は1×1016
〜5×1017の範囲で適宜変更できる。但し、1×10
16cm-3未満及び5×1017cm-3を越えると発光量増
大の効果が顕著に得られなくなる。 (4) 活性層14の幅は、0.5〜2.0μmの範囲
で適宜変更できる。但し、0.5μm未満ではクラッド
層との界面の影響を受けて発光効率が低下する。また、
2.0μmを越えると、活性層14中のキャリア密度が
減少し発光効率がやはり低下する。 (5) 図2においてn形クラッド層3、活性層14、
p形クラッド層5から成る主要部の下側及び上側に設け
られている半導体層の一部又は全部を省くこともでき
る。また、主要部の上側又は下側に別な半導体層を追加
することができる。 (6) 実施例では、波長が約7
30nm付近のディ−プ発光が生じた場合を示したが、
活性層のAl組成比等を変化させるとそれ以外の波長の
ディ−プ発光が生じることがある。この場合にも、本発
明を適用することにより発光効率の増大を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体発光素子を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例に係わる半導体発光素子を示す
断面図である。
【図3】図1の従来の半導体発光素子の波長と発光強度
との関係を示す図である。
【図4】図2の本発明に従う半導体発光素子の波長と発
光強度との関係を示す図である。
【符号の説明】
3 n形クラッド層 5 p形クラッド層 14 活性層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杢 哲次 埼玉県新座市北野三丁目6番3号 サン ケン電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−326793(JP,A) 特開 平5−308153(JP,A) 特開 平7−169992(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を放射するために複数の半導体層を有
    している半導体基体と、前記半導体基体の一方の主面に
    配置されたカソ−ド電極と、前記半導体基体の他方の主
    面に配置されたアノ−ド電極とから成る半導体発光素子
    において、前記半導体基体が、 1×1018〜4×1018cm-3の濃度で導電形決定不純
    物を含み、330〜370μmの厚さを有するn形のG
    aAs(ガリウム・ヒ素)半導体から成るサブストレ−
    トと、 前記サブストレ−トに隣接配置され、1×1018〜5×
    1018cm-3の濃度で導電形決定不純物を含み、0.1
    〜0.3μmの厚さを有しているn形GaAs(ガリウ
    ム・ヒ素)半導体から成るバッファ層と、 前記バッファ層の前記サブストレ−トに隣接している主
    面とは反対側の主面に隣接配置され、8×1016〜1×
    1018cm-3の濃度で導電形決定不純物を含み、0.5
    〜1.5μmの厚さを有しているn形のAlGaInP
    (アルミニウム・ガリウム・インジウム・リン)又はA
    lInP(アルミニウム・インジウム・リン)半導体か
    ら成るn形クラッド層と、 前記n形クラッド層の前記バッファ層に隣接している主
    面とは反対側の主面に隣接配置され、1×1016〜5×
    1017cm-3の濃度で亜鉛(Zn)を含み、0.5〜
    2.0μmの厚さを有しているAlGaIn P(アルミ
    ニウム・ガリウム・インジウム・リン)半導体から成る
    活性層と、 前記活性層の前記n形クラッド層に隣接している主面と
    反対側の主面に隣接配置され、5×1016〜1×1018
    cm-3の濃度で導電形決定不純物を含み、0.5〜1.
    5μmの厚さを有しているP形のAlGaInP(アル
    ミニウム・ガリウム・インジウム・リン)又はAlIn
    P(アルミニウム・インジウム・リン)半導体から成る
    p形クラッド層と、 前記p形クラッド層の前記活性層に隣接している主面と
    反対側の主面の一部に隣接するように配置され、1×1
    18〜1×1019cm-3の濃度の導電形決定不純物を含
    み、0.05〜0.25μmの厚さを有しているAlG
    aInP(アルミニウム・ガリウム・インジウム・リ
    ン)半導体から成る電流ブロック層と、 前記p形クラッド層の前記反対側の主面の前記電流ブロ
    ック層が隣接していない領域及び前記電流ブロック層を
    覆うように配置され、1×1018〜5×1019cm-3
    濃度で導体形決定不純物を含み、5〜15μmの厚さを
    有しているP形のAlGaAs(アルミニウム・ガリウ
    ム・ヒ素)半導体から成る電流拡散層と、 前記電流拡散層の前記電流ブロック層に隣接している主
    面と反対側の主面に隣接配置され、1×1017〜1×1
    18cm-3の濃度で導電形決定不純物を含み、0.2〜
    0.4μmの厚さを有しているp形のAlGaInP
    (アルミニウム・ガリウム・インジウム・リン)半導体
    から成る保護層と、 前記保護層の前記電流拡散層に隣接している主面と反対
    側の主面に隣接配置され、5×1018〜7×1019cm
    -3の濃度で導電形決定不純物を含み、0.05〜0.1
    5μmの厚みを有しているP形のGaAs(ガリウム・
    ヒ素)半導体から成るコンタクト層と、 から成り、 前記カソ−ド電極は前記サブストレ−トに接触し、 前記アノ−ド電極は前記コンタクト層に接触しているこ
    とを特徴とする半導体発光素子。
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