JP3216210U - ティーバッグ - Google Patents

ティーバッグ Download PDF

Info

Publication number
JP3216210U
JP3216210U JP2017005416U JP2017005416U JP3216210U JP 3216210 U JP3216210 U JP 3216210U JP 2017005416 U JP2017005416 U JP 2017005416U JP 2017005416 U JP2017005416 U JP 2017005416U JP 3216210 U JP3216210 U JP 3216210U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tea
wine
barrels
burdock
dried
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017005416U
Other languages
English (en)
Inventor
貞子 成田
貞子 成田
伊登子 冨田
伊登子 冨田
芳隆 冨田
芳隆 冨田
由利子 沓掛
由利子 沓掛
Original Assignee
由利子 沓掛
由利子 沓掛
貞子 成田
貞子 成田
伊登子 冨田
伊登子 冨田
芳隆 冨田
芳隆 冨田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 由利子 沓掛, 由利子 沓掛, 貞子 成田, 貞子 成田, 伊登子 冨田, 伊登子 冨田, 芳隆 冨田, 芳隆 冨田 filed Critical 由利子 沓掛
Priority to JP2017005416U priority Critical patent/JP3216210U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3216210U publication Critical patent/JP3216210U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

【課題】ブナ科コナラ属樹のブドウ酒(ワイン)に使用された古樽をおが屑状に破砕して用いた主成分に含まれている食物繊維の他、抗酸化作用を有するポリフェノール等から溶媒して得られた香味改善組成物により飲食品・飲料水・アルコール等に好ましい味わいを付加し、同時に健康に寄与するティーバッグを提供する。【解決手段】ティーバッグは、ブナ科コナラ属植物のブドウ酒(ワイン)等の樽材を自動カンナで薄く削りとる、又は爆砕機にかけ、おが屑状に破砕した樽材を主として生桑葉、果実のアボガド、香料であるシナモン、青野菜のキャベツやブロッコリー、食用ほおずき、トンビマイタケ科の舞茸、フィジー島産、揮発性アルカロイドtongineまたはコガネバナ(黄莟「おうごん」)をそれぞれ細断・乾燥した後、粉砕することにより得られた粉体と、乾燥ゴボウ根を細断・粉砕し得られたゴボウ粉体を連続式焙煎機を用いて加熱焙煎後、緑茶を投入した混合粉体で構成される。【選択図】図20

Description

本考案は、イギリスでは「森の王様」と呼ばれ、真っすぐに40m〜50mに達する威厳のある高木で全世界に700種もあるオークで、ブナ科のコナラ属でありワイン樽に用いられ、成分としてはコハク酸やオーク材の細胞膜を構成する食物ステロールを含有する。香味はオイリーだが摂取するとコレステロールの吸収を抑えることが出来、日本人の食生活の一部となる味噌・醤油・清酒等の味を引き出す為にも使用され、健康食品として大きく注目されているものを主とする桑葉・ゴボウ・キャベツ・ブロッコリー・シナモン・アボカド・緑茶葉・舞茸・食用ほおずき・Premna arborea Rothフィジー島産、樹皮tongaまたはオウゴン・サンザシの混合茶である。
近年、特に高齢者の医療保険費の負担増、一般売薬の高値が相次ぎ日常の健康管理が重要となる中、体調不良に気付いた時には経済負担の増大になる事態を防ぐ為にも、日常から健康への気遣いが要求される。その中でも癌予防、抗濃癌・糖尿病予防、悪玉コレステロール値減少、中性脂肪・血糖値上昇抑制、老化予防による若返り作用、抗炎症・抗アレルギー・リウマチ・冷え性の改善、抗肥満、女性ホルモンであるエストロゲンの抑制、便秘予防、ピロリ菌・胃もたれ・胃腸や高脂血圧抑制、肺の炎症抑制等の個人差のある病にも、簡易な手段として、日常よりお茶を飲むだけで健康を保てるのであれば飲みやすい収斂味をまろやかな渋味に変えることが出来る新しいタイプの香味改善用組成物で、基本味として酸味・塩味・苦味・甘味・旨味の飲食品、飲料品に好ましい味わいを付加することを可能にした。
健康増進のために、抗酸化剤である脂溶性のトコフェロール(ビタミンE)、水溶性のアスコルビン酸(ビタミンC)や、合成化合物であるBHT(3,5−tert−butyl−4−hydroxytolen)やBHA(2,)(3)−tertbutyl−hydroxyanysol)等、その他に高濃度ビタミンC,アルカロイド、フラボノイド、MXフラクションが用いられている。抗酸化剤とは、生体の内外を問わず環境中では種々の要因によりラジカル(またはフリーラジカル)が発生する。一般にラジカルは反応性が高く、様々な連鎖反応を引き起こす。好気性生物の活動に必須の酸素分子も高反応性のラジカル(活性酸素)の発生源となる。活性酸素は、食品の酸化腐敗、プラスチックなどの有機工業製品の劣化を起こす他、生体内では過酸化脂質の生成、タンパク質の変性、DNAの損傷などの有害作用を引き起こす。活性酸素やラジカルを補足・消去したり、その連鎖反応を停止させて活性酸素などのラジカルが引き起こす有害作用を抑制する物質である。詳細は図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12で示す。また、ワイン樽材から抽出された樽材抽出物を有効成分とすることを特徴とする抗アレルギー剤等も提案されている(特許文献1参照)。さらに、生体内過酸化脂質異常を改善するための過酸化脂質生成抑制剤として、種々の生薬抽出物が開示されている。
特開2000−136145号公報 特開平6−183987号公報
参考文献1
Starvation in man.New Eng J Med 282:668−675,1970
参考文献2
Ketoacids? Good medicine? Trans Arn Clin Clirnatol Assoc.114:149−161,2003
参考文献3
Should supplemental antioxidant administration be avoided during chemotherapy and radiation therapy? Inst.100(11):773−783,2008
参考文献4
Multitargeted therapy of cancer by silymarin.Cancer Lett.269(2):352−362.2008
参考文献5
Antioxidants prevent health−promoting effects of physical exercise in humans.Proc Natl Acad Sci USA.106(21):8665−8670.2009
参考文献6
Understanding the Warburg effect:the metabolic requirements of cell proliferation.Science.324(5930):1029−1033.2009
参考文献7
Fermented wheat germ extraetnutritional supplement or anticancer drug?Nutr J.10:89.2011
参考文献8
Increases in mitochondrial biogenesis impair carcinogenesis at multiple levels.Mol Oncol.5(5):399−409.2011
参考文献9
A low carbohydrate,high protein diet slows tumor growth and prevents cancer initiation.Cancer Res.71(13):4484−4493,2011
参考文献10
Dual inhibition of tumor energy pathway by 2−deoxyglucose and metformin is effective against a broad spectrum of preclinical cancer models.Mol Cancer Ther.10(12):2350−2362.2011
参考文献11
Bezielle selectively targets mitochondria of cancer cells to inhibit glycolysis and OXPHOS.PLoS One.7(2):e30300.2012
参考文献12
Symposium: A report of the James Watson Lecture at Yale.Yale Journal of Biology and Medicine 85:417−419,2012
参考文献13
Oxidants,antioxidants and the current incurability of metastatic cancers.Open Biol.3(1):120144,2013
参考文献14
Ketogenic diets enhance oxidative stress and radio−chemo−therapy responses in lung cancer xenografts.Clin Cancer Res.19(14):3905−3913.2013
参考文献15
Suppression of oxidative stress by−hydroxybutyrate,an endogenous hlstone deacetylase inhibitor.Science 339(6116):211−214,2013
参考文献16
Ketogenic diet for obesity:Friend or foe? Int J Environ Res Public Health.11(2):2092−2107.2014
参考文献17
Oxidizing to death:Disulfiram for cancer cell killing.Cell Cycle.13(10):1513−1514.2014
参考文献18
Sensitization of metformin−cytotoxicity by dichi oroacetate vrnreprogramming glucose metabolism in cancer cells.CancerLett.346(2):300−308,2014
参考文献19
Dichloroacetate enhances apoptotic cell death vrn ox,d auve d amage and attenuates lactate production in metformin−treatedbreast cancer cells.Breast Cancer Res Treat.147(3):539−550.2014
参考文献20
Ketone body therapy:from the ketogenic diet to the oral adm1111stration of ketone ester.J Lipid Res.55(9):1818ー1826.2014
参考文献21
Ketogenic diets as an adjuvant cancer therapy:History and potential mechanism.Redox Biology 2:963−970,2014
参考文献22
Auranofin:Repurposing an old drug for a golden.New Age.Drugs RD.15(1):13−20.2015
参考文献23
Oxidative stress inhibits d.l stant metastasis by human melanoma cells.Nature.527(7577):186−191.2015
参考文献24
Identification of artesunate as a specific activator offe汀optos,s 111 pancreatic cancer cells.Oncoscience.22(5):517−532.2015
参考文献25
Fasting induces anti−Warburg effect thatmcreases resplrat10n but reduces ATP−synthesis to promote apoptosis in coloncancer models.Oncotarget.6(14):11806−11819.2015
参考文献26
Restoration of mitochondria function as a target for cancer therapy.Drug Discov Today.20(5):635−−643.2015
参考文献27
Ketone body β−hydroxybutyrate blocks the NLRP3 inflammasome−mediated mflammatory disease.Nature medicine.21(3):263−269.2015
桑葉中には、タンパク、食物繊維や、各種のビタミン類、フラボノイド類、ポリフェノール類、植物ステロールなどの生理機能活性成分、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル、アミノ酸等を豊富に含有する。桑葉は、古くは養蚕用飼料として広く利用されていたが、近年では養蚕用の需要が激減している。しかし一方、桑葉は漢方において、糖尿病の治療や血圧抑制に薬効を示すことが知られていることから、これを乾燥した後煎じて桑茶とし、これを健康増進等を目的に飲用することが行われている。
前記食物繊維を多く含む植物の中でも、ゴボウは、根を食べるものとして知られ、食卓を飾る根菜類として欠かせないが、このゴボウ根には、便通作用を有する食物繊維の他にも、抗酸化作用を有するポリフェノール、脂肪分解作用を有するサポニン、コレステロール低下作用を有するイヌリン、高血圧症に対する血圧降下作用及び塩分中和作用を有するカリウムをも含有することが分かっている。また、このゴボウの根を原料とするゴボウ(根)茶も、特にその皮にサポニンが多く含まれるとされ、このゴボウ根由来のサポニンが美容作用(抗肥満作用)にも、健康作用にも極めて寄与するもの。乾燥ゴボウ根は、内臓脂肪による肥満の改善、高血圧症の予防と改善、動脈硬化の予防と改善コレステロール低下、血圧降下作用、便秘・肌トラブルの改善、抜け毛防止、育毛、養毛の効果が期待される。さらに、焙煎したゴボウ根は、香ばしい風味を付与する。
ブナ科コナラ属植物の溶媒抽出物が、強い生体内細胞賦活作用並びに生体内高抗酸化作用を有することを見出した。そして、その有効成分が、オイゲノール、テトラヒドロナフトール、シナピックアルデヒドまたはリオニレシ ノールのいずれか1種以上であることを解明し、本考案の主成分とした。
特開2006−241108号公報 すなわち本考案はブナ科コナラ属植物の溶媒抽出物を有効成分とする飲食品・飲料品の香味改善の為の組成物である。特にタンニンを含む飲食品や、ウィスキー・焼酎等のアルコール飲料の収斂味、お茶等の渋味を呈する飲料品についてはブナ科コナラ属植物の溶媒抽出物の組成物を添加することが有効となる。これは、口腔内の痛覚を感受して三叉神経を介し知覚されると考えられる刺戟を適度に和らげる事によって不快な収斂味を感じる事なく、まろやかで味わいのある渋味を感じられるので主成分とした。
食用ほおずきはヨーロッパが原産でフランス、イタリアでは鑑賞・食用と両方に栽培されている。ビタミンA・ビタミンC・鉄分・カロチン・イノシトールが多く含有されており、動脈硬化・肝硬変・老化の予防、悪玉コレステロールの低下作用等、まさに身体に良い治療薬としても使用されている。しかも成人の男性7.5mg、女性10.5mgが毎日摂取する必要のある鉄分も豊富に含有し、それらは飲料する事により吸収しやすい。
舞茸は、きのこ類の中でも他のキノコには無い「MXフラクション」という成分が含まれており、血中コレステロールや余分な脂肪を排出するダイエット効果が高いことで知られている。また、血糖値を下げる効果もあるとされる他、不溶性の食物繊維が多い為、便秘解消効果が高い。その他、図9に示すように高い効能がある。
Premna arborea Rothフィジー島産、樹皮tongaまたはフラボノイドを含む黄莟(オウゴン)は、別名で半枝蓮とも呼ばれ、消炎・解熱・止 薬として服用もされているシソ科の植物でアジア大陸に分布する。また、アルカロイドも含有され、近年抗癌作用に関しては臨床経験から得られたデータが多数医学界で発表されている。現在の研究では癌細胞の増殖抑制作用、アポトーシス誘導作用、抗炎症作用や発癌過程を抑制する抗プロモーター作用などが報告されている。即ち、黄莟(オウゴン)はミトコンドリアでの活性酸素の産生を増やし、DNAの酸化障害からポリADPリポース合成酸素が活性化されNADを枯渇し、解糖系を阻害することによりATPの産生を低下させるという機序となる。よって、解糖系と酸化的リン酸化を阻害し、癌細胞のATPを枯渇させると共に、酸ストレスを高めると癌細胞を死滅させる一助を担う物質でもある。
サンザシはバラ科サンザシ属の赤い実の植物で、生食もでき、老化防止・血流の改善効果・胃の健康と消化を助ける効果がある。ヨーロッパでは血液の健康を保つハーブとして注目されているセイヨウサンザシ等があり、アメリカではハウソーンと呼ばれ世界中で愛用されてきた様々な歴史と伝統を持つ。中国では漢方として珍重され、副作用のない上薬として認められている。サンザシは活性酵素を除去するポリフェノールを含み、これは外皮中にあり強力な抗酸化作用を発揮し若々しい細胞を保つ。肉やバターを多く摂っているフランスの人々が赤ワインのポリフェノールにより虚血性心疾患にかかる人が少なくなっていると言う「フレンチパラドックス」はあまりにも有名な話である。同じ働きをするビタミン類よりもパワーは強力と言われ、細胞の老化を遅らせる老化防止に作用する。また、血中コレステロールを抑え、高脂血症・動脈硬化に効果がある。コレステロールや中性脂肪が血管の内側に溜まると血管が脆くなるが、サンザシはスムーズな血液の循環をサポートし、抗菌作用や血管を広げる等、健康維持にも役立っている。その上、中枢神経にはたらきかけ、不安を和らげ睡眠を改善する働きや、心をリラックスさせる効果、鎮痛鎮静作用を持つと考えられている。その他には、認知症の原因の1つとして低血圧が知られているが、サンザシにより交感神経に働きかけ血圧を一時的に上昇させることで認知症を予防する研究も報告されている。ただし、サンザシは胃酸の分泌を促進する働きがあるため、胃酸過多・胃潰瘍を患っている方は使用を控えたほうが良い。
特開2000−136145号公報 特開平6−183987号公報 特開2006−241108号公報
これらの植物について、原料として用いる部位には特に制限されるものではなく、幹、葉、枝、樹皮、花、実などを用いることができるが、幹及び主枝から樹皮を除いた心材から抽出するのが好ましい。また、それらは採取直後でもよいし、乾燥させた後に用いてもよい。必要により粉砕、切断、細切、成形等の加工をして用いることもできる。かかる植物の木材から得られるチップ、木粉、樽等が加工品として挙げられる。古樽は溶媒抽出に使用する前に内面を再度焼く等の加熱処理をするのが好ましい。
本考案で原料として用いられる植物の溶媒による抽出方法としては、特に限定されるものではなく、溶媒を上記植物原料と接触させることにより行われる。溶媒中に原料を浸漬させる。また、静置保存してもよいし、加熱還流や浸漬抽出など、抽出様式は公知手段に従い所望に応じて適宜設定することができる。抽出は常温で行われても加温で行われてもよい。抽出温度は特に限定されないが操作上、溶媒の沸点以下であることが好ましい。抽出に要する時間は、温度条件や抽出方法にもよるが、通常約30分程度以上である。抽出時間の上限は特に制限されないが、古樽の使用は約2年程度で充分な場合が多い。もちろん、本考案では10年以上でもよい。
タンニンに代表されるポリフェノール類自体が渋味を呈することが知られているが、具体的には樽材の溶媒抽出物として得られる樽材由来のポリフェノール(リオニレシノールなど)を用いて、過剰の収斂味を抑制できる。そして、この古樽材の溶媒抽出物は、味細胞が明らかになっている基本味、すなわち酸味、甘味、塩味、苦味、旨みには大きな影響を及ぼさずに、痛覚を介して過剰に知覚される収斂味を抑制して渋味を改善できた。
この組成物は、あらゆる種類の食品やアルコール・お茶等飲料に対して有効であるが、特に、タンニンなど植物由来の渋味成分を多く含む食品、茶などの飲料、味噌、醤油、酢、漬物、ビール、ワイン、清酒、ウイスキー、焼酎などのまろやかで味わいの有する渋味を珍重する食品に有効である。
口腔内の痛覚で感受する刺戟は、適度な場合には心地よいと感じられ、食品に深みを与えるが、タンニンやアルコールなど痛覚を解して刺戟を与える物質の多くはタンパク質を凝固させる作用があるので、過度に働くと口中の皮膚を直接刺激し過ぎて不快な収斂味を示す事となる。タンパク質凝固による皮膚刺戟は、刺戟成分が直接タンパク質や皮膚に作用する場合もあれば、タンパク質や皮膚を保護している水分を刺戟成分が奪ってしまう場合や刺戟成分に起因して生じる活性酸素などが皮膚を損傷する場合もあれば、活性酸素がより強い皮膚刺戟物質を生成する場合もある。その結果、口中の皮膚に存在する痛覚で感受する刺戟が過剰のものとなり、過度の収斂味として知覚されて呈味性が低下する。しかし、ポリフェノールなどを含むブナ科コナラ属植物の溶媒抽出物を摂取すると、有効成分が予め口中の痛覚が存在する周辺の皮膚を保護する作用、あるいは同時にタンパク質凝固や皮膚刺戟を弱める作用、皮膚表面の水和を強め脱水されにくくする作用、発生する活性酸素を消去する作用などにより、摂取した飲食品の香味が低下することなく改善されると考えられる。ポリフェノールなどが苦味や収斂味を和らげる作用となり有効である。これらは、お茶等飲料に添加すると、お茶特有の苦味や樹木臭が低減されるばかりか、お茶等飲料に好ましい風味、具体的にはすっきりとした甘味が付与されお茶としての味を調えた。
本考案で原料として用いられる古樽は、特に限定されるものではなく、約1年程度で充分な場合が多い。もちろん、本考案では10年以上でもよい。
オーク材の溶媒抽出物の製造としては、樽材として用いられるホワイトオーク及びスパニッシュオークを用い、これらの溶媒抽出物・乾固物を調製した。まず、これらの樽材を爆砕機にかけ、おが屑状に破砕した。このおが屑状にした樽材100kgを、連続式焙煎機を用いて200℃で30分間加熱焙煎した。この焙煎した樽材100kgを水2000Lに浸漬し、80℃で10時間抽出した。
本考案に関わるお茶の材料キャベツの詳細である。 本考案に関わるお茶の材料桑葉の詳細である。 本考案に関わるお茶の材料ブロッコリーの詳細である。 本考案に関わるお茶の材料ゴボウの詳細である。 本考案に関わるお茶の材料アボカドの詳細である。 本考案に関わるお茶の材料緑茶葉の詳細である。 本考案に関わるお茶の材料シナモンの詳細である。 本考案に関わるお茶の材料食用ほおずきの詳細である。 本考案に関わるお茶の材料舞茸の詳細である。 本考案に関わるお茶の材料オウゴンの詳細である。 本考案に関わるお茶の材料オーク材の詳細である。 本考案に関わるお茶の材料サンザシの詳細である。 本考案に関わるガラス瓶にティーバッグを入れた実施例を示す図である。 破砕し焙煎したナラ・キャベツ・桑葉・ブロッコリー・ゴボウ・アボカド・食用ほおずき・舞茸・緑茶葉・シナモン・tongaおよびオウゴン・サンザシを入れたティーバッグである。 材料で使用する破砕したオーク材である。 材料で使用するtongaである。 材料で使用する粉砕したオウゴンである。 材料で使用する緑茶葉を粉砕した緑茶紛体である。 材料で使用するシナモンである。 癌細胞に酸化ストレスを高めて死滅させる治療の複数のメカニズムを組み合わせた図である。がん細胞の代謝の特徴であるワールブルグ効果(解糖系の冗進と酸化的リン酸化の抑制)を正常化し、がん細胞の酸化ストレスを高める方法として、がん細胞の解糖系やペンース・リン酸経路を阻害するケトン食と2ーデオキシグルコース(2−DG)とシリマリンとアヴェマー(発酵小麦胚芽エキス)、ミトコンドリアでの代謝を促進するジクロロ酢酸、呼吸鎖を阻害して活性酸素(ROS)の産生を高めるメトホルミンとレスベラトロール、細胞質でフリーラジカルを産生するアルテスネイトと高濃度ビタミンC点滴と半枝蓮、グルタチオンやチオレドキシンによる抗酸化システムを阻害するオーラノフィンとジスルフィラムがある。さらに、メトホルミンはグルタミンの利用を阻害し、PPARリガンドのベザフィブラートとケトン食とメトホルミンとレスベラトロールはミトコンドリア新生を促進して活性酸素の産生を増やす。これらを組み合わせると、がん細胞のエネルギー産生と物質合成を阻害し、さらに酸化ストレスを高めてがん細胞を自滅させることができる一部に関与する。Premna arborea Roth樹皮tongaまたはオウゴンを含有する植物を使用する事である。 製法図面である。
細断した生桑葉を80ないし100℃の温度で、1ないし8分間蒸煮し、次いでこれを乾燥し、焙煎した後、平均粒径20ないし40μmとなるまで粉砕することにより得られる桑抹茶。
桑葉は、古くは養蚕用飼料として広く利用されていたが、近年では養蚕用の需要が激減している。しかし一方、桑葉は漢方において、糖尿病の治療や血圧抑制に薬効を示すことが知られていることから、これを乾燥した後煎じて桑茶とし、これを健康増進等を目的に飲用することが行われている。
これは、桑葉中には、タンパク、食物繊維や、各種のビタミン類、フラボノイド類ポリフェノール類、植物ステロールなどの生理機能活性成分、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル、アミノ酸等を豊富に含有する他、1−デオキシノジリマイシン(DNJ)と呼ばれるα−グルコシダーゼ(AGH)の活性を阻害する物質が含まれているためである。
ところで、単に桑葉を日干しや陰干しして乾燥させて得た桑茶は青臭くて特異な味があり、極めて飲みにくいものであるため、その青臭さや特異な味を除去するためには、新鮮な桑の葉を蒸熱,揉捻処理した後,160〜280℃で攪拌(焙焼)する製造法である。
前記食物繊維を多く含む植物の中でも、ゴボウは、根を食べるものとして知られ、食卓を飾る根菜類として欠かせないが、このゴボウ根には、便通作用を有する食物繊維の他にも、抗酸化作用を有するポリフェノール、脂肪分解作用を有するサポニン、コレステロール低下作用を有するイヌリン、高血圧症に対する血圧降下作用及び塩分中和作用を有するカリウムをも含有することが分かっている。また、このゴボウの根を原料とするゴボウ(根)茶も、特にその皮にサポニンが多く含まれるとされ、このゴボウ根由来のサポニンが美容作用(抗肥満作用)にも、健康作用にも極めて寄与するもの。
乾燥ゴボウ根は、内臓脂肪による肥満の改善、高血圧症の予防と改善、動脈硬化の予防と改善、コレステロール低下、血圧降下作用、便秘・肌トラブルの改善、抜け毛防止、育毛、養毛の効果が期待される。さらに、焙煎したゴボウ根は、香ばしい風味を付与する。
本考案で原料として用いられる古樽は、特に限定されるものではなく、約1年程度で充分な場合が多い。もちろん、本考案では10年以上でもよい。オーク材の溶媒抽出物の製造としては、樽材として用いられるホワイトオーク及びスパニッシュオークを用い、これらの溶媒抽出物を調製した。まず、これらの樽材を自動かんなで薄く削り取る、又は爆砕機にかけ、おが屑状に破砕した。このおが屑状にした樽材100kgを、連続式焙煎機を用いて200℃で30分間加熱焙煎した。この焙煎した樽材100kgを水2000Lに浸漬し、80℃で10時間抽出した。これを濾過して抽出液を分離し、ロータリーエバポレーターで加熱濃縮した後、凍結乾燥して溶媒抽出物・乾固物を得た。この乾固物3mgあたり、ウィスキー・焼酎等のアルコール類はカップ200mlに対し60mlアルコールを入れる。飲食品は500g、飲料水には200ml中に添加し、ウィスキー・焼酎等を始め飲食品・飲料水の呈味向上効果を試飲した結果、良好であった。本考案によれば、上記抽出後、遠心分離、濾過等でブナ科コナラ属植物として香味改善作用を有する。勿論、樽以外でワインにも良好な味を示す。また、お茶の飲料にも良好な味が出る。
以上、本考案を実施例に基づき、具体的に説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々変形可能である事は言うまでもない。
1 茶容器
2 熱湯又は水
3 透水性バッグ
4 オーク材その他植物等お茶材
5 シナモン
6 シナモンを粉砕した紛体

Claims (1)

  1. ブナ科コナラ属植物のブドウ酒(ワイン)等の樽材を自動カンナで薄く削りとる、又は爆砕機にかけ、おが屑状に破砕した樽材を主として生桑葉、果実のアボガド、香料であるシナモン、青野菜のキャベツやブロッコリー、食用ほおずき、トンビマイタケ科の舞茸、Premna arborea Rothフィジー島産、樹皮tongaまたはコガネバナ(黄莟「おうごん」)、サンザシをそれぞれ細断・乾燥した後、粉砕することにより得られたそれらの粉体と、乾燥ゴボウ根を細断・粉砕し得られたゴボウ粉体を連続式焙煎機を用いて加熱焙煎後、緑茶を投入し混合粉体となるものが健康茶を目的に飲用するティーバックである。
JP2017005416U 2017-11-10 2017-11-10 ティーバッグ Expired - Fee Related JP3216210U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017005416U JP3216210U (ja) 2017-11-10 2017-11-10 ティーバッグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017005416U JP3216210U (ja) 2017-11-10 2017-11-10 ティーバッグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3216210U true JP3216210U (ja) 2018-05-24

Family

ID=62186572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017005416U Expired - Fee Related JP3216210U (ja) 2017-11-10 2017-11-10 ティーバッグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3216210U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021078389A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 サッポロビール株式会社 アルコール飲料、及び、アルコール飲料の香味向上方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021078389A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 サッポロビール株式会社 アルコール飲料、及び、アルコール飲料の香味向上方法
JP7445414B2 (ja) 2019-11-18 2024-03-07 サッポロビール株式会社 アルコール飲料、及び、アルコール飲料の香味向上方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101256728B1 (ko) 고추와 고추씨를 이용한 분말소스 및 그 제조방법
KR101231962B1 (ko) 고추씨유를 이용한 드레싱소스 및 그 제조방법
KR101256744B1 (ko) 고추씨와 고추씨유를 이용한 핫소스 및 그 제조방법
JP3211710U (ja) ティーバッグ
KR101639126B1 (ko) 건강 다이어트용 저염 김치 및 그의 제조방법
KR20210068967A (ko) 황칠나무 추출물을 함유하는 숙취해소용 조성물 및 식품조성물
KR101256739B1 (ko) 고추씨와 고추씨유를 이용한 비빔소스 및 그 제조방법
JP3216210U (ja) ティーバッグ
KR101647917B1 (ko) 초석잠 추출물을 포함하는 약재 추출액과 밤 약술 및 그 제조방법
KR102092787B1 (ko) 흰점박이 꽃무지 유충 추출물을 함유하는 건강보조식품용 환 및 이의 제조방법
KR20120071890A (ko) 동/식물성 식재 발효액 및 그 제조방법
KR102452902B1 (ko) 한약재 토종 약술 및 그 제조방법
KR101037572B1 (ko) 복분자를 이용한 발효분말 제조방법
KR20090007512A (ko) 새콤달콤한 콜라겐 블루베리 침출 및 액상 차 조성물과 그 제조방법
KR102055324B1 (ko) 폴리페놀 함량이 증가한 식물 추출물 및 그 제조방법
KR101327802B1 (ko) 장어 발효액 및 그 제조방법
Selvamuthukumaran et al. Loquat (Chinese Plums): Medicinal and Therapeutic Values and Their Processed Products
KR101348312B1 (ko) 양파 발효액 및 그 제조방법
KR102489041B1 (ko) 기능성 양념을 사용한 저염 배추 김치의 제조방법
KR20110080232A (ko) 구아바를 이용한 양념소스
KR102142562B1 (ko) 제비집을 유효성분으로 포함하는 체중조절 및 비만의 예방 및 치료용 조성물
KR20060079777A (ko) 감동의 차 새콤달콤한 콜라겐 비타 키위 녹차[과일 침출차]
Selvamuthukumaran et al. 11 Loquat (Chinese Plums)
KR100737233B1 (ko) 브로콜리를 주재로 한 김치의 제조방법
KR20060069404A (ko) 감동의 차 새콤달콤함 콜라겐 비타 사과 홍차(과일 침출차)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3216210

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees