JP3215955U - 箱体ユニットの固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】躯体を傷つけることなく、専門の職人でなくても箱体ユニットの設置、取り外し、移設を行うことが出来る箱体ユニットの固定装置を提供する。【解決手段】ナット4を溶接した床基盤材2に床仕上げ材3を挟んで台輪6をボルト5で締結し、台輪に箱体ユニットを構成する壁パネル9をボルトとナットで締結することにより箱体ユニットを自立させる箱体ユニットの固定装置である。躯体を傷つけることなく箱体ユニットの設置及び取り外しが可能となる。更に、床基盤材と台輪及び箱体ユニットを構成する壁パネルをボルトとナットで締結する工法の採用で、専門の職人でなくても箱体ユニットの設置及び取り外しが可能となる。【選択図】図2
Description
本考案は、躯体を傷つけることなく、専門の職人でなくても箱体ユニットの設置が行え、また、箱体ユニットの取り外しや移設が必要になった場合も、躯体を損傷することなく取り外しや移設が行える箱体ユニットの固定装置に関するものである。
従来では、箱体ユニットの設置は、専門の職人によって箱体ユニットを構成する壁パネルや床パネルを接合金物や接着剤などを用いて躯体に接合して設置するという工法が行われている。
また、箱体ユニットを構成する壁パネルや床パネルが躯体に接合されているため、取り外しや移設が必要になった時は、それらの接合部を解体しなければならず、躯体に損傷を与えるという欠点があった。
本考案は、以上のような従来の欠点に鑑み、箱体ユニットを構成する壁パネルを固定装置に接合することにより、箱体ユニットを躯体に接合することなく自立させ、また、箱体ユニットの取り外しや移設が必要になった場合も、固定装置から壁パネルを外すだけで躯体を損傷させることなく箱体ユニットを取り外せることを目的としている。
更に、壁パネルと固定装置との接合はボルトとナットで行えるため、専門の職人でなくても作業が行えることを目的としている。
更に、壁パネルと固定装置との接合はボルトとナットで行えるため、専門の職人でなくても作業が行えることを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は、箱体ユニットを構成する壁パネルを床基盤材と台輪からなる固定装置にボルトとナットで締結することにより、躯体と接合することなく箱体ユニットを自立させることで前述の課題を解決するものである。
上述のように、本考案は、固定装置により箱体ユニットを躯体に接合することなく自立させることが出来るので、躯体を傷つけることなく箱体ユニットの設置及び取り外しが行える。更に、箱体ユニットと固定装置との接合は、ボルトとナットを用いた接合方法を用いており、専門の職人でなくても箱体ユニットの設置及び取り外しが行える。
箱体ユニットの固定装置は、台輪と床基盤材とボルトとナットからなり、床基盤材は箱体ユニットを自立させるに足る重量及び強度を有しており、床基盤材に溶接されたナットに床仕上げ材を挟んで台輪をボルトで締結し、台輪に箱体ユニットを構成する壁パネルをボルトとナットで締結することにより箱体ユニットを自立させることができる。また、箱体ユニットは躯体へ接合していないので、躯体を傷つけることなく箱体ユニットの設置や取り外しを行うことが出来る。
以下、添付図面に従って固定装置を説明する。
天井パネル10と壁パネル9からなる箱体ユニットの設置を例に説明する。
ナット4が溶接された床基盤材2を躯体1の上に接合することなく設置し、床基盤材2と台輪6を、床仕上げ材3を挟んでボルト5とナット4で締結する。
台輪6に壁パネル9をボルト7とナット8で締結することにより壁パネル9を自立させる。以上のように、壁パネル9と天井パネル10で構成する箱体ユニットは、ナット4が溶接された床基盤材2と台輪6からなる固定装置に締結することにより自立することが出来、且つボルトとナットでそれぞれを締結する工法により、専門の職人でなくても躯体を傷つけることなく箱体ユニットの設置や取り外しが出来る。
天井パネル10と壁パネル9からなる箱体ユニットの設置を例に説明する。
ナット4が溶接された床基盤材2を躯体1の上に接合することなく設置し、床基盤材2と台輪6を、床仕上げ材3を挟んでボルト5とナット4で締結する。
台輪6に壁パネル9をボルト7とナット8で締結することにより壁パネル9を自立させる。以上のように、壁パネル9と天井パネル10で構成する箱体ユニットは、ナット4が溶接された床基盤材2と台輪6からなる固定装置に締結することにより自立することが出来、且つボルトとナットでそれぞれを締結する工法により、専門の職人でなくても躯体を傷つけることなく箱体ユニットの設置や取り外しが出来る。
1 躯体
2 床基盤材
3 床仕上げ材
4 ナット
5 ボルト
6 台輪
7 ボルト
8 ナット
9 壁パネル
10 天井パネル
2 床基盤材
3 床仕上げ材
4 ナット
5 ボルト
6 台輪
7 ボルト
8 ナット
9 壁パネル
10 天井パネル
Claims (1)
- 箱体ユニットの自立に足る重量と強度を有し、躯体に接合されてなく且つナットを溶接した床基盤材と台輪からなり、床仕上げ材を挟んで台輪と床基盤材に溶接されたナットをボルトで締結し、台輪と箱体ユニットを構成する壁パネルをボルトとナットで締結することにより箱体ユニットを自立させ、躯体を傷つけることなく、且つ専門の職人でなくても箱体ユニットの設置及び取り外しができることを特徴とする箱体ユニットの固定装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000564U JP3215955U (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 箱体ユニットの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000564U JP3215955U (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 箱体ユニットの固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3215955U true JP3215955U (ja) | 2018-04-26 |
Family
ID=62062724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018000564U Expired - Fee Related JP3215955U (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 箱体ユニットの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3215955U (ja) |
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2018
- 2018-01-31 JP JP2018000564U patent/JP3215955U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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