JP3215813B2 - 四方口切換バタフライ弁 - Google Patents

四方口切換バタフライ弁

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JP3215813B2 JP04582798A JP4582798A JP3215813B2 JP 3215813 B2 JP3215813 B2 JP 3215813B2 JP 04582798 A JP04582798 A JP 04582798A JP 4582798 A JP4582798 A JP 4582798A JP 3215813 B2 JP3215813 B2 JP 3215813B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四方向に流体出入
口を有し、1個の弁体で流路を切換できるバタフライ弁
に関し、主として清水などの液体、ガスなどの気体及び
粉粒体などのパイプラインの切換用弁として使用して好
適のものである。
【0002】
【従来の技術】最近のプラントにおいて一方の弁が閉鎖
すると他方の弁が開放して、流体の流れ方向を切換える
ことが行なわれており、このような弁動作を一つのバル
ブで可能にしたものがなく、通常の二方口のバタフライ
弁を用いて、図7(a)に示すように、4個の弁1,
2,3,4を組合わせて接続し、これら4個の弁の切換
えにより行っている。即ち、弁1と3を開放し、弁2と
4を閉鎖することにより、流体はA→B、C→Dへ流れ
る(図7(b))。次に、弁1と3を閉鎖し、弁2と4
を開放することにより、流体はA→D、C→Bへ流れ、
(図7(c))、流体の流れ方向の切換えを行なうこと
ができる。
【0003】また、図8(a),(b)に示すように、
四方に開口11,11を十字状に突設した本体12の中
央に弁軸13を回動できるようにして立設し、該弁軸1
3の軸受部で交叉しつつ本体12の内側を斜めに横切る
弁座突条14,14を突設し、該弁軸13には90°回
転する毎に弁座突条14,14に外側を接触させる楕円
状バタフライ15を固着し、該バタフライ15を本体1
2に対して全回転可能とした切換弁が既に考案されてい
る。(実公昭38−3964号公報参照)なお、図中、
16は硬質ゴムライニング層、17は手動開閉用ハンド
ル、18は指針である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7のように、4個の
二方口バタフライ弁を接続した場合、弁及びパイプ類の
ためのスペースが膨大となると共に、流路切換えのため
に、4個の弁を開閉する必要があり、弁操作に要する労
力、時間が多大であると共に、弁の切換えが複雑とな
り、切換えミスが発生する恐れがあるため、単一の本体
と弁体とにより、2つの流路を切換えることができる四
方口切換バタフライ弁が要望されていた。
【0005】また、図8(a),(b)に示す従来例で
は、次のような問題点があった。
【0006】(i)弁体15を楕円形にしないと出入口
(口径)11より入らない点。 (ii)切換弁として重要な要素である確実なシール性を
もたせるために、楕円状弁板15や本体12の内部を如
何にして加工するのか、その具体性がないという点。 (iii)上記の理由から弁体外径及び本体内径等の加工が
不可なためゴムライニング層16を施しているが、加工
なしでは寸法精度は不確実である点。
【0007】本発明は、上記した従来例における欠点や
問題点を解決せんとするものであり、四方口切換バタフ
ライ弁において全体形状を小型化すると共に流体抵抗を
小さくし、操作性、経済性及び確実なシール性を確保す
と共に、特に流体による被覆層の剥離現象を防止する
ことを技術的課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、(a)四方向に流体出入
口を有する本体に弁体を設け、流路を切換えるようにし
バタフライ弁であって、上記弁体を、本体の中央部を
貫通する弁棒に軸支され外径を真円に形成した1個の円
板状の弁体によって構成し、上記本体を、弁棒に直角方
向に二分割すると共に、口径を等しく且つ十字形に形成
された上記四方向の流体出入口の交点を中心部に有する
周縁部にそれぞれ球面状の弾性体からなる弁座を設け、
該弁座に圧接する弁体の周縁部を球面状に形成し、弁体
の外径寸法を流体出入口の内径寸法の1.5倍以上と
し、上記弁座を構成する弾性部材の厚さを、本体の弁座
部を除く内周面、出入口フランジ面及び二分割面にそれ
ぞれ被覆される弾性体の各厚さより厚肉にして加硫成形
した切換バタフライ弁である。
【0009】(b)上記切換バタフライ弁において、特
に、四方向出入口フランジ面及び該フランジ面近傍の口
径部の内周面の弾性体からなる被覆層と、該口径部の内
周面の被覆層に一部重なるようにして接続する本体の流
路の内周面の弾性体からなる被覆層との上記被覆層の重
なり態様を、互いに隣接する口径部における被覆層の重
なり態様と異にする接続形態にして加硫成形したことを
特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に記載した実施例を用いて説明する。図1は、本発明
の一実施形態を示す四方口切換バタフライ弁本体の分割
面からみた内部平面図、図2は、図1のX−O−Y線に
沿う本体の分割面に垂直な面からみた内部正面図、図3
は、図1において弁体を90°回動して流体の流れ方向
を切換えた状態を示す内部平面図、図4は、図1のa部
における弁座部の拡大部分平面図の断面、図5は、図2
のb部における上下本体の二分割面を示す拡大部分断面
図である。
【0011】図1において、本体(弁本体)21は、上
下に二つ割れ21a,21bされた球形に形成され、四
方に出入口21A〜21Dが口径を等しく且つ十字形に
形成されている。これらの出入口の中心線の交点Oを球
面の中心とし、隣接する出入口の間に位置する四つの周
縁部に、それぞれ弾性体からなる弁座22が設けられて
おり、これらの弁座22に外周縁部によって圧接するよ
うに、外径を真円に形成された1個の円板状の弁体23
が、弁棒24に軸支されて回動自在に配設されている。
【0012】上記弁体23の外径寸法は、流体出入口2
1A〜21Dの内径寸法の1.5倍以上に形成されてお
り、これによって、本体21内での流速を遅くして流体
の圧力損失を少なくし、それによって弾性体の損傷を防
止するようになっている。
【0013】上記四つの周縁部に形成された弾性体から
なる弁座22は、弁体23の外周縁部と密接して確実な
シール作用を行なうために、弁座22を構成する弾性部
材が、本体21と一体に加硫成形されており、上記弁体
23の外周縁部及び弁座22を構成する弾性部材の内周
面は、それぞれ球面状に旋削加工及び球面状に成形さ
れ、確実なシール作用が得られ、又流体は所定の流路を
確実に流れるように構成されている。
【0014】上記弁座22を構成する弾性部材は、その
厚さを、本体21の弁座22部を除く内周面25、出入
口フランジ面26及び二分割面27にそれぞれ加硫成形
される弾性体からなる被覆層の各厚さより、厚肉にして
加硫成形されている。なお、上記各被覆層については、
一例として、弁座22を設けた周縁部(図1のa部)を
拡大して示す図4において、弁座22を除く本体21の
内周面25に弾性体からなる被覆層25aを加硫成形し
た構造が示されており、その他の図面には被覆層の図示
が省略されている。
【0015】本体21の上部本体21aと下部本体21
bの二つ割れ分割面27は、該二分割面27の周辺に設
けられたリブ21c(図4,5)のボルト孔21dに挿
入される接合ボルト・ナット28の締結により、確実に
シール性を保持し固着される。
【0016】上記したように、弁体23は所定の外径寸
法に精確に旋削加工することができるが、弁座22を構
成する弾性部材の弁座面22aは、加硫成形後の球面加
工は困難であるため、球面状の成形用金型を用いて本体
21に一体に加硫成形される。この際、弁座22を構成
する弾性部材の所要内径寸法は、弁体23の外径寸法に
圧接代を減じたものとなる。なお、弁座22以外の内周
面25、出入口フランジ面26及び二分割面27にそれ
ぞれ加硫成形される被覆層は、前記弁座22の弾性部材
に比較して薄肉でよく、一般に、口径や流体条件等によ
り異なるが、2〜4mm程度である。
【0017】上記弁座22を含めた被覆層の本体21へ
の一体加硫成形は、流体通過部、即ち、弁座22、内周
面25、出入口フランジ面26及び二分割面27に施さ
れるが、特に重要な個所は弁座22であり、他の面25
〜27は別の方法で成形することもでき、又成形後の旋
削加工も可能であり、所定寸法に製作することができ
る。しかし上記弁座22は、弁体23と圧接する関係か
ら高精度に成形を要し且つ旋削加工が困難なため、前記
のように金型を用いて製作される。
【0018】また、被覆弾性体の種類として、アクリロ
ニトリルゴム(NBR)、エチレンプロピレンゴム(E
PDM)、クロロプレンゴム(CR)等があり、弾性体
の硬度はJIS−Aゴム硬度の70〜80度が好まし
い。
【0019】当該四方口切換バタフライ弁は、上・下本
体部21a,21bを接合ボルト・ナット28で締結さ
れており、該部からの流体漏洩はないが、配設時に図示
していないが、四方向のフランジ面が配管フランジに固
着して使用されるためにより強固な二分割面27を形成
することになり、該部からの流体漏洩はなく確実なシー
ル性を保持することができる。なお、図2において、2
1eはアクチュエータ取付フランジ、24aは植込キ
ー、24bはテーパボルト、29は軸受、30は底蓋で
ある。
【0020】図6(a)は、図1のc部を拡大して示す
部分平面図の断面を示し、同図(b)は、図1のd部の
拡大部分平面図の断面を示す。同図(a)のように、四
方向出入口の一つである21Aのフランジ面26及び該
フランジ面26近傍の口径部の内周面25に加硫成形さ
れる弾性体からなる被覆層26aが、該口径部の内周面
25の被覆層25aに、流れAの方向に蔽いかぶさるよ
うに、つまり接合傾斜面イのように一部重なるようにし
て接続される。そして上記被覆層25aと26aの重な
り態様イを、同図(b)のように、互いに隣接する出入
口21Dの口径部における被覆層25aと26aの重な
り態様ロと異なる接続形態にして加硫成形されている。
即ち、同図(a)では被覆層26aが25aの上に重な
るようになっており、同図(b)では同じく下に重なる
ようになっている。
【0021】上記したフランジ面26の被覆層26aと
口径部の内周面25の被覆層25aの重なり態様イ又は
ロを、互いに隣接する口径部における被覆層の重なり部
で、互いに逆になるように異なった接続形態にして加硫
成形したことにより、被覆層が流体の流れに順応するこ
とができ、流体条件による被覆層を形成する弾性体の端
部からの剥離を防止することができる。
【0022】なお、上記のようにフランジ面近傍で弾性
体を接続する場合は、本発明のように本体全体内周面2
5と二分割面27とは同時に接着加硫が可能であるが、
出入口フランジ面26はフランジ面の面積が大きいの
で、四面すべてを同時に未加硫ゴムを一体で成形するこ
とはできず、そのため、図6に示すように被覆層25a
と26aに分けて接続する必要がある。
【0023】次に作用について説明すると、当該四方口
切換バタフライ弁を図1の実線の状態で使用すると、流
体は矢印の方向、即ち流路はAからBに形成され、流体
はAからBに流れ、同時に他方の流路はCからDに形成
され、流体はCからDに流れる。
【0024】又弁体23をα角度(90°)回動して二
点鎖線の状態にすると(図3)、流路はAからD、同時
に他方の流路はCからBに形成され、流体はそれぞれA
からD及びCからBに流れる。
【0025】流体の出入口21A〜21Dの内径寸法に
対し、弁体23の外径寸法を1.5倍以上に形成されて
おり、本体21内を通過する流速が遅くなり、それに伴
って、流体圧力の損失を防止すると共に被覆弾性体の損
傷を防止している。又該四方口バタフライ弁においては
流体通過時に弁体23は必ず弁座面22に着座している
ので、弁体外周縁の損傷はない。又弁体23の弁棒軸方
向の上下端における弁座面は球面又は平面状とし、密封
作用により弁棒軸方向への漏洩を防止すると共に、軸受
29内のパッキン(Oリング)により二重のシール作用
を実現している。
【0026】また、本体内周面25、出入口フランジ面
26及び二分割面27にはそれぞれ弾性体が被覆され、
また弁体23が着座する弁座22を構成する弾性体22
aの厚さが、上記各被覆層の弾性体より厚肉に形成され
ているので、本体内周面の耐食性が増大し、また弁座2
2のシール性が増大する。
【0027】また、図6(a)(b)に示すように、四
方向内周面25とフランジ面26近傍との弾性被覆層の
接続部の重なり具合(態様)と、隣接する出入口の口径
部における被覆層の接続部の重なり具合(態様)とを異
にする接続形態にして加硫成形されているので、流体に
よる被覆層の剥離現象が防止され、長寿命化と性能向上
が可能となる。
【0028】また、被覆層の接続部の重なり態様を上記
のように流体による剥離現象を生じない接続形態にする
ことにより、一体に加硫成形ができない被覆層を分割し
て加硫成形できるので、加硫作業が容易であり、品質も
向上する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
(a)四方向に流体出入口を有する本体に弁体を設け、
流路を切換えるようにしたバタフライ弁であって、上記
弁体を、本体の中央部を貫通する弁棒に軸支され外径を
真円に形成した1個の円板状の弁体によって構成し、上
記本体を、弁棒に直角方向に二分割すると共に、口径を
等しく且つ十字形に形成された上記四方向の流体出入口
の交点を中心部に有する周縁部にそれぞれ球面状の弾性
体からなる弁座を設け、該弁座に圧接する弁体の周縁部
を球面状に形成し、弁体の外径寸法を流体出入口の内径
寸法の1.5倍以上とし、上記弁座を構成する弾性部材
の厚さを、本体の弁座部を除く内周面、出入口フランジ
面及び二分割面にそれぞれ被覆される弾性体の各厚さよ
り、厚肉にして加硫成形したことにより、次のような効
果は奏される。
【0030】(i)弁体と弁棒とをテーパボルトにより
一体化して本体とは別体にして組立てておくことができ
るので、弁体と弁棒との確実な一体化固着が可能とな
り、予め別体として量産が可能となる。
【0031】(ii)弁体外径を真円に加工しておくこと
ができるので、加工精度を上げることができ、確実なシ
ール性が可能となる。
【0032】(iii)弁体外径寸法を流体出入口の内径寸
法の1.5倍以上としたことにより、本体内での流速が
遅くなり、それに伴って流体の圧力損失が少なくなっ
て、被覆弾性体の損傷が防止される。
【0033】(iv)本体内周面、出入口フランジ面及び
二分割面を弾性体で被覆し、且つ、弁座部の弾性体の厚
さを上記各被覆層の厚さより厚肉にして加硫成形してい
るので、本体内周面の耐食性が増大し、且つ弁座面のシ
ール性が増大する。
【0034】(v)本体が上下二つ割れ構造となってい
るので、組立、分解が簡単で、且つ保守点検が容易とな
り、また、上部と下部の各本体が同形で、鋳造、組立が
簡素化される。
【0035】また、(b)本発明は、特に、四方向出入
口フランジ面及び該フランジ面近傍の口径部の内周面の
弾性体からなる被覆層と、該口径部内の内周面の被覆層
に一部重なるようにして接続する本体の流路の内周面の
弾性体からなる被覆層との上記被覆層の重なり態様を、
互いに隣接する口径部における被覆層の重なり態様と異
にする接続形態にして加硫成形したことにより、次のよ
うな効果が奏される。
【0036】(i)弁体の90°の角度変更によっても
流体の流れ方向は変らないので、本体内周面と出入口フ
ランジ面との被覆層の接続部の重なり態様を、上記のよ
うに形成することにより、流体による被覆層の剥離現象
が防止され、長寿命と性能向上が可能となる。
【0037】(ii)被覆層の接続部の重なり態様を上記
のように流体による剥離を生じない接続形態にすること
により、流体の接する部分をすべて弾性体で被覆して、
安価な本体材質で高価な耐食性のある本体を製作するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す四方口切換バタフラ
イ弁本体の分割面からみた内部平面図である。
【図2】図1のX−O−Y線に沿う本体の分割面に垂直
な面からみた内部正面図である。
【図3】図1において弁体をα角回動して流体の流れ方
向を切換えた状態を示す内部平面図である。
【図4】図1のa部の拡大部分平面図の断面である。
【図5】図2のb部における拡大部分断面図である。
【図6】(a)は図1のc部の拡大部分平面図の断面、
(b)は図1のd部の拡大部分平面図の断面である。
【図7】従来例を示す二方口バタフライ弁の接続図であ
る。
【図8】従来例の四方口切換弁を示し、(a)は弁棒を
含む断面図、(b)は図(a)のb−b線断面図であ
る。
【符号の説明】
20 四方口切換バタフライ弁 21 本体 21a 上部本体 21b 下部本体 21c リブ 21d ボルト孔 21e アクチュエータ取付フランジ 21A〜21D 流体出入口 22 弁座 23 弁体 24 弁棒 25 本体内周面 26 出入口フランジ面 25a,26a 被覆層 27 二分割面 28 ボルト・ナット 29 軸受 30 底蓋
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 11/00 - 11/24 F16K 1/16 - 1/226 F16K 27/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四方向に流体出入口を有する本体に弁体
    を設け、流路を切換えるようにしたバタフライ弁であっ
    、上記弁体を、本体の中央部を貫通する弁棒に軸支さ
    れ外径を真円に形成した1個の円板状の弁体によって構
    成し、上記本体を、弁棒に直角方向に二分割すると共
    に、口径を等しく且つ十字形に形成された上記四方向の
    流体出入口の交点を中心部に有する周縁部にそれぞれ球
    面状の弾性体からなる弁座を設け、該弁座に圧接する弁
    体の周縁部を球面状に形成し、弁体の外径寸法を流体出
    入口の内径寸法の1.5倍以上とし、上記弁座を構成す
    る弾性部材の厚さを、本体の弁座部を除く内周面、出入
    口フランジ面及び二分割面にそれぞれ被覆される弾性対
    の各厚さより、厚肉にして加硫成形した四方口切換バタ
    フライ弁において、四方向出入口フランジ面及び該フラ
    ンジ面近傍の口径部の内周面の弾性体からなる被覆層
    と、該口径部の内周面の被覆層に一部重なるようにして
    接続する本体の流路の内周面の弾性体からなる被覆層と
    の上記被覆層の重なり態様を、互いに隣接する口径部に
    おける被覆層の重なり態様と異にする接続形態にして加
    硫成形したことを特徴とする四方切換バタフライ弁。
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