JP3215808B2 - 食品廃棄物の移動式回収兼発酵装置 - Google Patents

食品廃棄物の移動式回収兼発酵装置

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JP3215808B2
JP3215808B2 JP25821397A JP25821397A JP3215808B2 JP 3215808 B2 JP3215808 B2 JP 3215808B2 JP 25821397 A JP25821397 A JP 25821397A JP 25821397 A JP25821397 A JP 25821397A JP 3215808 B2 JP3215808 B2 JP 3215808B2
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    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Fodder In General (AREA)
  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品廃棄物の移動
式回収兼発酵装置に関するものであり、食品廃棄物を車
両に設置された回転ドラムの中に自動的に回収されると
ともに加温攪拌しながら発酵させ、有機質肥料として活
用できるようにした食品廃棄物の再利用処理設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、廃棄物回収車によって回収された食品廃棄物は
指定収集場所に集められ、焼却して廃棄するか、或いは
飼料や肥料として利用されることが多い。
【0003】また、一般にこの種の食品廃棄物収去装
置としては、各家庭から回収容器に入れられた食品廃棄
物を、車両に積載されたタンクの上方投入口に作業員に
より投入される。
【0004】本出願人は先に韓国特許願第95−40
086号として、車両に積載された回転ドラムに自動車
の排気ガス管を延設し、排気熱によって回転ドラム中の
食品廃棄物を発酵させる提案を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の指定収集
場所に食品廃棄物を運搬するあたり、その運搬手段の動
力と時間は専ら食品廃棄物の運搬にのみ消費されるに過
ぎず、食品廃棄物の再活用の手段として全く利用されて
おらず、食品廃棄物を再活用しようとしても採算が取れ
なかった。
【0006】更に、例えば食品廃棄物を肥料として活用
しようとすると、食品廃棄物を発酵させるための専用の
場所と空間が必要であり、その悪臭のため近隣住民に対
する生活環境を悪化させるなどの問題があった。
【0007】また、前記の食品廃棄物を人為的に回収
する場合には、省力化が難しく、能率的な長時間の回収
作業を困難にしているばかりでなく、悪臭に囲まれた作
業環境により人材の確保も困難である。
【0008】一方、前記の車両に排気ガス管を、食品
廃棄物を直接回収する回転ドラムの内部に挿入している
ため、排気ガスの有害成分によって食品廃棄物の発酵作
用が阻害され、また排気ガス管の噴射ノズル部が廃棄物
等で閉塞されることがあり、実用性の点で問題があっ
た。
【0009】本発明の目的は、従来の問題点を勘案して
各々の家戸の食品廃棄物の回収バケットを動力によって
車に載置してある回転ドラムに投入することによって、
長時間楽に回収作業を続け環境を清潔に改善することに
ある。
【0010】本発明の他の目的は、前記回転ドラムの入
口側にインペラを設しホッパに投入された投入物が水平
の回転ドラムの中に有効的に流入される食品廃棄物の誘
入手段を提供することにある。
【0011】更に本発明の目的は、車の排気熱交換器か
ら熱風を供給受けて前記ドラムの中に内設された螺旋形
の加熱管に該熱風を通し加熱管によって適当な温度条件
で前記ドラム内の食品廃棄物の発酵作用を促進する食品
廃棄物の発酵手段を提供するにある。
【0012】本発明の主要な目的は、前記の手段によっ
て各々の家戸から回収する食品廃棄物の移送中車の廃熱
を利用して加温発酵処理した後各種の植物栽培に有用な
る有機質肥料として提供すると共に食品廃棄物の再活用
によって飲食品廃棄物による環境汚染なることを防止す
る一石二鳥の効果をもつことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、本発明
の主要な構成である車両に設置した回転ドラム、及び該
回転ドラムの内部に配設され、前記車両の排気路と熱交
換器を介して接続された加熱管を有し、回転ドラム内に
導入される食品廃棄物を前記加熱管の放熱により加温醗
酵させる醗酵手段と、前記回転ドラムに付設され、食品
廃棄物中の水分を脱水濾過する濾過器を有し、脱水され
た食品廃棄物をドラム中に導入する導入手段と、回収さ
れた食品廃棄物を前記導入手段に投入する投入手段とを
備えてなり、前記投入手段は、食品廃棄物回収用バケッ
トのリフト機構及びバケット反転機構を有し、前記バケ
ットを持ち上げ、同バケット内の回収食品廃棄物を前記
導入手段に投入されるように構成されてなることを特徴
とする食品廃棄物の移動式回収兼発酵装置により達成さ
れる。
【0014】好適には、前記回転ドラムが内部に攪拌翼
を有し、前記加熱管は螺旋形をなしており、同加熱管の
一端は車両の排気熱交換器と連通する熱供給室に接続さ
れ、該加熱管の他端はドラムの外部に露呈され、ドラム
中の食品廃棄物の加熱及び排気を可能としている。
【0015】また、本発明にあって前記導入手段はホッ
パからなり、一端部が回転ドラムに固設され、同回転ド
ラムの内部を貫通するとともに、その他端が自由端部と
され、前記回転ドラムから前記ホッパの下部にかけて中
心軸が設けられ、同中心軸の前記自由端部にインペラが
形成されてなり、ホッパに投入されて前記濾過器により
濾過脱水された食品廃棄物が回転ドラムの回転と共に回
転する前記インペラによりドラム内部に導入されるよう
にすることが望ましい。
【0016】更に、本発明にあっては、前記リフト機構
が、上下方向に回動するチェインと、同チェインの一部
に固設したリフトフレームと、同フレームに設けたバケ
ット載置板とを有し、同バケット載置板は前記リフトフ
レームに対して折り畳み可能とされる。また、前記バケ
ット載置板に載置されたバケットを前記リフトフレーム
との間で挟持及び開放を可能とする把持機構が前記リフ
トフレームに設けられる場合には、前記バケットを同バ
ケットに収容された食品廃棄物を投入位置に移送する
間、確実にバケットが把持固定され、バケット載置板か
ら不用意に落下することがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の態様
を図示実施例に基づいて具体的に説明する。図1は本発
明の代表的な実施例を示す移動式回収兼発酵車両の外観
図、図2は同車両の回転ドラム内部の構成を一部切開し
て示す上面図、図3は同回転ドラムと加熱管への排気通
路を示す側断面図、図4は前記加熱管への排気供給構造
を示す拡大断面図、図5は前記車両のホッパ及びリフト
機構の配置例を示す外観図、図6は前記リフト機構によ
るホッパへの食品排気物の投入説明図、図7は前記リフ
ト機構の構成例を示す部分断面図である。
【0018】本発明は、図1〜図4に示す如く車両
(T)の積載部に搭載設置された食品廃棄物の発酵手段
(A)と、食品廃棄物を前記醗酵手段(A)に導入する
導入手段(B)と、図5〜図7に詳しく示す如く回収さ
れた食品廃棄物を前記導入手段(B)に投入する投入手
段(C)とを結合して構成されている。
【0019】本発明の発酵手段(A)は、図2及び図3
に示す如く輸送車両(T)の積載部に搭載設置された回
転ドラム(1)と該ドラム(1)に内設された1本以上
の螺旋形状の加熱管(2)とを備えている。
【0020】前記回転ドラム(1)は、図3及び図4に
示す如く支持ローラ(1a)と軸受(1b′)を介して
ソケットリング(1b)によって水平に設置され、公知
の駆動機構(1c)によって徐々に回転するようになっ
ている。(この点はセメントレミコンに似ている。)該
回転ドラム(1)の回転の際、該ドラム(1)の内壁面
から突設された攪拌翼(1d)の回転によってドラム
(1)内の食品廃棄物が自動的に攪拌される。該回転ド
ラム(1)の食品廃棄物の導入口は次に説明する導入手
段(B)に連通する。
【0021】前記螺旋形状をなす加熱管(2)の一端部
(2a)は、図3及び図4に示す如く前記回転ドラム
(1)の車両運転席側の端部内面に固定されており、該
加熱管(2)の他端部(2b)は該ドラム(1)の車両
後部側に露出状態で装着されている。該加熱管(2)の
前記一端部(2a)は、車両(T)の排気路に連通する
熱交換器(2f)を介して周壁面に多数の通気孔(2
c)を有する熱供給室(2d)と接続されている。
【0022】前記熱供給室(2d)には、車両(T)の
排気廃熱を回収する熱交換器(2f)を介して送風機
(2e)により熱風が供給される。該熱風は前記加熱管
(2)を通して上記他端部(2b)から排出されなが
ら、加熱管(2)からの放熱により前記ドラム(1)内
の食品廃棄物を加温発酵させる。
【0023】該排気熱風は食品廃棄物と直接接触しない
ため、醗酵にあたっても排気ガスによるいかなる影響も
与えない。
【0024】本発明の導入手段(B)は、図3に示す如
く前記回転ドラム(1)の車両後部側の導入口(1e)
と連通するホッパ(3)とインペラ(4c)により構成
されている。
【0025】前記ホッパ(3)の底部には排液口(3
a)が外側に露出されており、また該ホッパ(3)内で
前記回転ドラム(1)の食品廃棄物の導入口の下端部に
臨んで脱水濾過器(3b)が設置され、該脱水濾過器
(3b)は車両外部に設置された集水容器(3c)に導
管(3d)を介して接続されている。かかる構成によ
り、食品廃棄物に含有する水分は脱水濾過され、濾過さ
れた水分は集水容器(3c)に集められる。
【0026】前記インペラ(4c)は、前記ドラム
(1)の車両運転席側の内面端部に固設された中心軸
(4)の自由端部(4b)に形成されており、該ドラム
(1)の回転動作により中心軸(4)とインペラ(4
c)が共に回転し、前記ホッパ(3)に投入された投入
物を水平のドラム(1)の導入口(1e)に自動的に導
入する。
【0027】本実施例による食品廃棄物の上記投入手段
(C)は、図5〜図7に示す如く、前記導入手段(B)
の側部、すなわち上記ホッパ(3)の側部に連設され
る。
【0028】該投入手段(C)は、上下に駆動回転する
チェイン駆動機構(5)とリフト機構(6)及び回収バ
ケット(7)とにより構成される。
【0029】前記チェイン駆動機構(5)は、図5及び
図6に示す如く車両(T)の本体に立設された左右のフ
レーム(5a)の上下端部に配され、チェイン(5c)
が掛け回された上下一対のチェインギア(5b)(5
b’)を有し、前記フレーム(5a)は上端部において
前記ホッパ(3)の食品廃棄物の投入口に向けて湾曲さ
れており、左右フレーム(5a)の対向面に沿ってそれ
ぞれ案内溝(5d)が形成され、前記チェイン(5c)
に取付けられるリフト機構(6)が前記案内溝(5d)
に沿ってチェイン(5c)を駆動することにより昇降で
きるようになっている。
【0030】前記案内溝(5d)はフレーム(5a)の
上端部をホッパ(3)の投入口に臨ませて湾曲して形成
しているため、フレーム(5a)の上部位置では前記リ
フト機構(6)が転向して傾倒され、リフト機構(6)
により持ち上げられた食品廃棄物は自然落下してホッパ
(3)に投入される。
【0031】前記リフト機構(6)は、図7に示す如く
上記左右フレーム(5a)間をコロを介して前記案内溝
(5d)に沿って昇降する梯子状のリフトフレーム(6
a)を有し、そのリフトフレーム(6a)の下端に載置
板(6b)が折り畳みできるように蝶着され、水平姿勢
にしたとき回収バケット(7)を載置することができ
る。
【0032】前記リフトフレーム(6a)の中間位置に
は、図5〜図7に明示する如く横L字状のハンドレバー
(6d)の操作により、リンク(6e)及びロッド(6
f)を介して昇降する挟持片(6c)が設けられてお
り、この挟持片(6c)を上昇させると前記載置板(6
b)に載置された回収バケット(7)のフランジ(7
a)の下面側に前記挟持片(6c)が嵌挿され、リフト
フレーム(6a)の一部との間で回収バケット(7)を
挟持固定する。前記ハンドレバー(6d)を逆操作すれ
ば、その挟持が開放され回収バケット(7)を前記載置
板(6b)から自由に降ろすことができる。
【0033】このようなリフト機構(6)により、回収
バケット(7)を引揚げると、上記左右フレーム(5
a)の上端湾曲部において回収バケット(7)が自動的
に姿勢を変更させ、その内容物である食品廃棄物をホッ
パ(3)に自動投入することができる。
【0034】このように構成された本発明の装置の動作
を次に説明する。
【0035】各家庭では食品廃棄物を回収バケット
(7)に収納して門の前に置くと、車両(T)が巡回し
ながら食品廃棄物を回収する。
【0036】すなわち、図6及び図7に示す如く下降し
ているリフト機構(6)の載置板(6b)に回収バケッ
ト(7)を載置し、ハンドレバー(6d)を下方に押し
下げると、ハンドレバー(6d)の作動でリンク(6
e)を介してロッド(6f)を上昇させて、挟持片(6
c)が前記回収バケット(7)のフランジ(7a)の下
面凹部に嵌挿されるとともにリフトフレーム(6a)の
一部との間で挟持し、回収バケット(7)を堅固に載置
板(6b)に載置固定する。
【0037】回収バケット(7)の固定が終わると図示
されていない駆動モータを駆動してチェイン駆動機構
(5)を作動させると、チェイン(5c)の回動に従っ
てリフト機構(6)はフレーム(5a)に形成された案
内溝(5d)に案内されて図6に仮想線で示す如く上昇
する。
【0038】フレーム(5a)の湾曲した上部側の案内
溝によってリフト機構(6)は方向を転換し、回収バケ
ット(7)を逆立ちの状態として同バケット(7)に収
容された食品廃棄物はホッパ(3)の内に投入される。
【0039】この際、図示されていないセンサによって
チェインの回動は停止され、食品回収物の投入終了後に
はチェイン駆動機構(5)を逆回転させて、再びリフト
機構(6)は姿勢を変換させて回収バケット(7)と共
に下降する。かかる機構により、家庭ごとの回収バケッ
ト(7)による回収作業が効率的に且つ容易に繰り返し
て行うことができる。
【0040】前述の如く投入手段(C)によって導入手
段(B)のホッパ(3)に投入された食品廃棄物は、ホ
ッパ(3)中の濾過器(3b)により水分が濾過脱水さ
れ集水容器(3c)に集水される。脱水されて固形状と
なった食品廃棄物は前記回転ドラム(1)の回転によっ
て共に回動するインペラ(4)により該回転ドラム
(1)の導入口(1e)に導入される。
【0041】回転ドラム(1)の回転によって該ドラム
(1)に導入された食品廃棄物は、該ドラム(1)の内
面に設けられた攪拌翼(1d)によって攪拌される。
【0042】この際、送風機(2e)によって外側の新
鮮な空気は熱交換器(2f)に送られ、車両の排気熱に
より加熱されて熱風となり、図4に示す如く熱供給室
(2d)に供給される。続いて、前記各通気孔(2c)
を通って加熱管(2)の中に入り、外部に露出する他端
部(2b)から排出する過程で前記回転ドラム(1)の
内部の食品廃棄物を加温する。該食品廃棄物は、この加
熱によって様々な発酵菌により発酵する。このとき、格
別の発酵菌を投入させる必要はない。
【0043】発酵が完了すると、園芸又は農地に搬入
し、有機質肥料或いは飼料として提供する。回転ドラム
(1)内部の醗酵済みの食品廃棄物は、導入口に図示を
省略した傾斜排出板を挿し込むことにより、容易に同食
品廃棄物は前記傾斜排出板を伝わりホッパ底部の傾斜排
出口(3a)から排出できる。
【0044】なお、上記実施例では車両の排気ガスを直
接熱交換器(2f)に供給せずに、新鮮な外気と熱交換
して加熱管(2)に導入しているが、排気ガスを前記加
熱管(2)に直接導入することも可能であり、この場合
には加熱管(2)の他端部(2b)に不純物除去装置を
設けることが望ましい。また、前記回転ドラム(1)を
後傾させる機構を設けるとともに、ドラム(1)の廃棄
物導入口の近傍に自動掻き出し機構を設ける場合には、
ドラム内部の醗酵済み食品廃棄物の取り出しが更に容易
となる。
【0045】
【発明の効果】本発明では車両に載置して回転ドラムの
発酵手段と食品廃棄物の誘入手段と回収投入手段とを結
合した構造にし、各家庭の回収バケットから食品廃棄物
を自動回収及び排気熱の加温で発酵処理できるようにし
たので特定の場所空間がなくとも移動中に発酵処理でき
る利点がある。
【0046】更に食品廃棄物の回収及び投入に人力を使
わず動力で仕事をするので長時間渡り食品廃棄物の回
収作業が可能であり作業の労力が節減される。また、
移動中に発酵処理されるので固定場所で発酵処理するの
と異なって悪臭のため近隣の住民の快適な生活環境を阻
害すがない。
【0047】車両の機動性によって食品廃棄物の回収能
力が増大し環境改善に役立つ利点がある。
【0048】特に排気熱交換器で回収された熱風で間接
的に加温するので従来直接排気ガスを回転ドラムの中に
入れた方法に比べて発酵障害の慮が全く無いばかりかよ
り迅速に発酵処理できるので食品廃棄物を有効的に再活
用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の斜視図である。
【図2】本発明装置の一部を切欠した平面図である。
【図3】本発明の発酵手段(A)の平面断面例示図であ
る。
【図4】本発明の熱供給室部分の拡大断面図である。
【図5】本発明の投入手段(C)の斜視図である。
【図6】本発明の上記投入手段(C)であるチェイン駆
動機構とリフト機構の詳細図である。
【図7】本発明のリフト機構の断面拡大図である。
【符号の説明】 A 発酵手段 B 導入手段 C 投入手段 1 回転ドラム 1c 駆動機構 1d 攪拌翼 2 加熱管 2a 加熱管の一端部 2b 加熱管の他端部 2c 通気孔 2d 熱供給室 2e 送風機 2f 熱交換器 3 ホッパ 3a 排出口 3b 濾過器 3c 集水筒 4 中心軸 4a 固定端 4b 自由端 4c インペラ 5 チェイン駆動機構 5a フレーム 5b チェインギア 5c チェイン 5d 案内溝 6 リフト機構 6a リフトフレーム 6b 載置板 6c 挟持板 6d ハンドレバー 7 回収バケット 7a フランジ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 B65F 3/00 C05F 9/02 A23K 1/00 101

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両(T)に設置した回転ドラム
    (1)、及び該回転ドラム(1)の内部に配設され、前
    記車両(T)の排気路と熱交換器(2f)を介して接続
    された加熱管(2)を有し、回転ドラム(1)内に導入
    される食品廃棄物を前記加熱管(2)の放熱により加温
    醗酵させる醗酵手段(A)と、前記回転ドラム(1)に
    付設され、食品廃棄物中の水分を脱水濾過する濾過器
    (3b)を有し、脱水された食品廃棄物をドラム中に導
    入する導入手段(B)と、回収された食品廃棄物を前記
    導入手段(B)に投入する投入手段(C)とを備えてな
    り、前記導入手段(B)はホッパ(3)からなり、一端部
    (4a)が回転ドラム(1)に固設され、同回転ドラム
    (1)の内部を貫通するとともに、その他端が自由端部
    (4b)とされ、前記回転ドラム(1)から前記ホッパ
    (3)の下部にかけて中心軸(4)が設けられ、同中心
    軸(4)の前記自由端部(4b)にインペラ(4c)が
    形成され、 前記インペラ(4c)は、回転ドラム(1)の回転と共
    に回転し、ホッパ(3)に投入された食品廃棄物をドラ
    ム内部に導入し、 前記投入手段(C)は、食品廃棄物回収用バケット
    (7)のリフト機構(6)及びバケット反転機構(5
    d)を有し、前記バケット(67)を持ち上げ、同バケ
    ット(7)内の回収食品廃棄物を前記導入手段(B)に
    投入するように構成されてなる、 ことを特徴とする食品廃棄物の移動式回収兼発酵装置。
  2. 【請求項2】 前記回転ドラム(1)が内部に攪拌翼
    (1d)を有してなる請求項1記載の移動式回収兼発酵
    装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱管(2)は螺旋形をなしてお
    り、同加熱管(2)の一端は車両の排気熱交換器(2
    f)と連通する熱供給室(2d)に接続され、該加熱管
    (2)の他端(2b)はドラム(1)の外部に露呈さ
    れ、ドラム(1)中の食品廃棄物の加熱及び車両(T)
    の排気を可能としてなることを特徴とする請求項1記載
    の移動式回収兼発酵装置。
  4. 【請求項4】 前記リフト機構(6)は、上下方向に回
    動するチェイン(5c)と、同チェイン(5c)の一部
    に固設したリフトフレーム(6a)と、同フレーム
    (a)に設けたバケット載置板(6b)とを有し、同バ
    ケット載置板(6b)は前記リフトフレーム(6a)に
    対して折り畳み可能である請求項1記載の移動式回収兼
    発酵装置。
  5. 【請求項5】 前記リフトフレーム(6a)に設けら
    れ、前記バケット載置板(6b)に載置されたバケット
    (7)を前記リフトフレーム(6a)との間で挟持及び
    開放を可能とする把持機構を有してなる請求項4記載の
    移動式回収兼発酵装置。
JP25821397A 1997-09-24 1997-09-24 食品廃棄物の移動式回収兼発酵装置 Expired - Fee Related JP3215808B2 (ja)

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