JP3215754B2 - リード異常検査装置 - Google Patents

リード異常検査装置

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JP3215754B2 JP13880693A JP13880693A JP3215754B2 JP 3215754 B2 JP3215754 B2 JP 3215754B2 JP 13880693 A JP13880693 A JP 13880693A JP 13880693 A JP13880693 A JP 13880693A JP 3215754 B2 JP3215754 B2 JP 3215754B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品吸着用のノ
ズル部材を備えたヘッドユニットによりIC等のチップ
部品をプリント基板に実装する実装機において、特に、
チップ部品をプリント基板に実装する際に、IC等のリ
ード異常を検知するリード異常検査装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】チップ部品には、フラットパッケージI
C(以下、ICと略す)等のように、パッケージの側辺
に多数本のリードを並設したリード列を備えるものが良
く知られている。このようなICにおいては、リードの
変形によって、一部のリードが他のリードより浮いてい
たり、あるいは隣設されるリードとのピッチが狭く(広
く)なっている場合があり、このようなリード異常が生
じたICを基板に装着すると、リードの未接続や短絡が
生じて導通不良を招く原因となる。
【0003】そこで、係る不都合を防止すべく、基板へ
の実装前に各ICのリードの状態を検査して、上記のよ
うな不都合を招く虞があるICを事前に選別するように
している。
【0004】上記のような、リードの検査装置としては
種々提案されており、例えば、CCDカメラ等の撮像機
を用いてリードを撮影し、撮影された画像を処理装置に
おいて画像処理することでリードの浮きやリード間ピッ
チを認識するような装置、あるいは、投光部からの平行
光束をリード側面から照射し、リードを通過して受光部
で受光される平行光束の受光量を、適正状態のリードに
対する基準受光量と比較することによってリードの浮き
を検出するような装置等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなリード検査装置によって検査を行った後、チップ
部品をプリント基板に装着すると、検査時にはリード異
常が認められなかったのに、実際にプリント基板に実装
するとリードの未接続や短絡が生じてるといった事態が
度々発生している。
【0006】すなわち、上記の検査装置は、いずれもチ
ップ部品を空中に保持した状態でリード検査を行なうも
のなので、実際にプリント基板に載置した際にしか判別
できないようなリード異常を検出することができないか
らである。例えば、リードに亀裂等が生じていて、装着
時の押圧力等によって折れるような場合、あるいはプリ
ント基板に対するリードの接触面積が足りていないよう
な場合等はその一例である。
【0007】従って、より高い精度でリードの異常を検
出するためには、チップ部品をプリント基板に装着した
状態とより近い状態でリード検査を行うことが望まれ
る。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、実装時に近い状態でチップ部品のリー
ド検査を行うことで、より高い精度でリードの異常を検
出することができるリード異常検査装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基台の上方に移動可能に装備したヘッドユニットに、チ
ップ部品吸着用のノズル部材を昇降可能に装備し、この
ヘッドユニットによりチップ部品を部品供給側から部品
装着側へ運ぶように構成された実装機において、上記基
台上に検出部を有し、この検出部にチップ部品が押し付
けられたときの検出部に対するチップ部品の接触部分に
応じた情報を出力する圧力変換手段と、上記ノズル部材
に吸着されたチップ部品を所定の押圧力で上記圧力変換
手段の検出部に押圧すべく、上記ヘッドユニット及びノ
ズル部材の駆動を制御する駆動制御手段と、上記圧力変
換手段から出力される情報に基づいてチップ部品のリー
ド異常を判別する判別手段とを備えたものである。
【0010】請求項2に係る発明は、上記圧力変換手段
が、チップ部品の検出部への接触に応じてチップ部品の
接触部分像を表示する圧力変換表示手段と、この圧力変
換表示手段により表示されるチップ部品の接触部分像を
撮像する撮像手段とからなるものである。
【0011】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、ノズル部材
により吸着、ピックアップされたチップ部品は、圧力変
換手段の検出部上に載置されるとともに、所定の力で、
この検出部に押圧される。このようにチップ部品が検出
部に押圧すると、圧力変換手段からは、検出部における
圧力変動に応じた電気信号が出力される。つまり、チッ
プ部品の検出部に対する接触部分は、リードの接続部で
あるため、上記の圧力変動に応じて出力された信号に所
定の処理を施すことによってチップ部品のリード数、リ
ード間ピッチ等のリード状態を演算し、判別手段では、
求められたチップ部品のリード状態が適正であるか否か
を判断し、この判断結果に基づいてチップ部品の良否判
定を行う。
【0012】上記請求項2記載の発明によれば、ノズル
部材によりピックアップされたチップ部品は、圧力変換
表示手段の検出部に載置され、所定の力で押圧される。
このようにチップ部品が検出部に押圧すると、圧力変換
表示手段には、検出部に対するチップ部品の接触部分
像、すなわちリードの接続部を示す画像が表示され、こ
の画像が撮像手段によって取り込まれ、画像信号として
出力される。
【0013】
【実施例】本発明のリード異常検査装置が適用される実
装機について図面を用いて説明する。図2乃至図4は、
本発明のリード異常検査装置が適用されるチップ部品実
装機の構造を示している。同図に示すように、チップ部
品実装機(以下、実装機と略する)の基台1上には、プ
リント基板搬送用のコンベア2が配置され、プリント基
板3がこのコンベア2上を搬送されて所定の装着作業位
置で停止されるようになっている。
【0014】上記コンベア2の側方には、部品供給部4
が配置されている。この部品供給部4は、多数列のテー
プフィーダ4aを備えており、各テープフィーダ4aは
それぞれ、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状
のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持したテープが
リールから導出されるようにするとともに、テープ繰り
出し端にはラチェット式の送り機構を具備し、後述のヘ
ッドユニット5によりチップ部品がピックアップされる
につれてテープが間欠的に繰り出されるようになってい
る。
【0015】また、上記基台1の上方には、部品装着用
のヘッドユニット5が装備されている。このヘッドユニ
ット5は、X軸方向(コンベア2の方向)及びY軸方向
(水平面上でX軸と直交する方向)に移動可能になって
いる。
【0016】すなわち、上記基台1上には、Y軸方向に
延びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ9によ
り回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固
定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置され
て、この支持部材11に設けられたナット部分12が上
記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材
11には、X軸方向に延びるガイド部材13と、X軸サ
ーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが
配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット5が移
動可能に保持され、このヘッドユニット5に設けられた
ナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14に螺合
している。そして、Y軸サーボモータ9の作動によりボ
ールねじ軸8が回転して上記支持部材11がY軸方向に
移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動により
ボールねじ軸14が回転して、ヘッドユニット5が支持
部材11に対してX軸方向に移動するようになってい
る。
【0017】また、上記Y軸サーボモータ9及びX軸サ
ーボモータ15には、それぞれエンコーダからなる位置
検出装置10,16が設けられており、これによって上
記ヘッドユニット5の移動位置検出がなされるようにな
っている。
【0018】上記ヘッドユニット5には、チップ部品吸
着用のノズル部材20が設けられ、図示の実施例では3
つのノズル部材20が設けられている。各ノズル部材2
0は、それぞれ、ヘッドユニット5のフレームに対して
昇降(Z軸方向の移動)及びノズル中心軸(R軸)回り
の回転が可能とされ、Z軸サーボモータ17及びR軸サ
ーボモータ18により作動されるようになっている。ま
た、上記各サーボモータ17,18にはそれぞれ位置検
出装置21,22が設けられるとともに、圧力検出装置
19(図1に示す)が設けられ、これによって上記ノズ
ル部材20の移動位置検出がなされるとともに、プリン
ト基板3及び後述の圧力変換表示装置24に対するチッ
プ部品の押圧力管理がなされるようになっている。
【0019】そして、上記部品供給部4の側方には、チ
ップ部品のリード検査を行うための圧力変換装置23
(圧力変換手段)が配設されている。この圧力変換装置
23は、圧力変換表示装置24と、その下方に配設され
るカメラ25とから構成されている。
【0020】上記圧力変換表示装置24は、図4に示す
ように、検出部24aと表示部24bが表裏一体に備え
られたもので、上記検出部24aを上方に向けた水平状
態で上記基台1上に支持されている。上記検出部24a
は多数の圧電変換素子から構成されており、該検出部2
4aに被検出物が接触されることによって、接触部分の
圧力変動に応じた電気信号を出力するようになってい
る。一方、上記表示部24bは例えば液晶ディスプレ等
からなり、上記検出部24aからの出力信号に応じた画
像表示を行うようになっている。
【0021】上記圧力変換装置23では、上記圧力変換
表示装置24の検出部24aに被検査物、すなわちチッ
プ部品が所定の力で押圧されることによって、検出部2
4aに対するチップ部品の接触部分像を上記表示部24
bにおいて画像表示し、この表示画像を上記カメラ25
によって撮像して画像信号として出力するようになって
いる。
【0022】次に、上記構成の実装機の制御系について
図1を用いて説明する。図1は、上記実装機の制御系の
一実施例を示すブロック図である。
【0023】同図において、Y軸サーボモータ9、X軸
サーボモータ15、ヘッドユニット5のノズル部材20
に対するZ軸サーボモータ17及びこれらのサーボモー
タに設けられた位置検出装置10,16,21は、主制
御器30のモータ制御装置31(駆動制御手段)に電気
的に接続されている。また、圧力変換装置23は、演算
装置33に電気的に接続され、この演算装置33は、主
制御器30の主演算装置32(判別手段)に接続されて
いる。さらに、主演算装置32には圧力検出装置19が
接続されている。
【0024】ここで、上記演算装置33は、上記圧力変
換装置23のカメラ25から出力される画像信号に所定
の処理を施すことによってチップ部品のリード数、リー
ド間ピッチ及び各リードの接触面積等を演算し、その演
算結果を上記主演算装置32に出力するものである。
【0025】上記主演算装置32は、実装動作の際に、
チップ部品の吸,装着作業を自動的に行わせるととも
に、部品検査時には、吸着されたチップ部品を上記圧力
変換装置23の検出部24aに移送し、所定の力でチッ
プ部品を検出部24aに押圧するべく上記モータ制御装
置31を介して各サーボモータ9,15,17の動作を
コントロールする。また、チップ部品の検査時には、上
記演算装置33での処理結果、すなわち演算装置33で
演算されたチップ部品のリード数、リード間ピッチ及び
各リードの接触面積等を、予め記憶されている適正値と
比較するこによってチップ部品のリード異常の判別を行
い、この判別結果に基づいてチップ部品の良否判定を行
う。さらに、良否判定がなされた後は、その判定結果に
基づいて、当該チップ部品の選別を行うべく、上記各サ
ーボモータ9,15,17の動作をコントロールするよ
うになっている。
【0026】次に、上記実装機におけるチップ部品のリ
ード検査について、図6乃至図8を参照しつつ、図5の
フローチャートによって説明する。なお、本実施例にお
いては、被検査チップ部品として、図4中に略図で示す
ような、パッケージの4側面に複数のリード41が設け
られたIC40が適用された例について説明する。
【0027】先ず、ノズル部材20が部品供給部4から
IC40を吸着してピックアップすると、ヘッドユニッ
ト5及びノズル部材20が駆動されて、図4に示すよう
に、IC40が圧力変換装置23の所定の検査位置、す
なわち圧力変換表示装置24の検出部24aに載置され
る(ステップS1〜ステップS3)。この際、ノズル部
材20の昇降動作は、上記圧力検出装置19からの出力
値によって管理されており、上記IC40は所定の力で
検出部24aに押圧されるようになっている(ステップ
S4)。
【0028】上述のように圧力変換表示装置24の検出
部24aにIC40が押圧されると、上記表示部24b
には、検出部24aに対するIC40の接触部分像が表
示される。すなわち、上記IC40においては、プリン
ト基板3への装着面となるリード41の接続部42が検
出部24aへの接触部分となり、表示部24bには、例
えば図6に示すように、各リード41の接続部42を表
す画像が表示され、この画像がカメラ25に取り込まれ
て上記演算装置33へと出力される。
【0029】上記演算装置33では、図7(a)に示す
ように処理画面上にIC40の接続部画像Wを表示し、
この処理画面上の矢印43方向に上下に所定の間隔で走
査を行う。そして、この走査に基づいて、各リード列4
5a〜45d両端部の画像のエッジ、例えばリード列4
5aでは、図7(a)に示すように上左部の接続部47
のエッジA及び上右部の接続部47のエッジBが検出さ
れる。そしてさらに、各リード列45a〜45dにおい
て、これらのエッジを通過する直線を結ぶことによって
IC40の輪郭(破線46に示す)が認識される(ステ
ップS5)。
【0030】上記のようにIC40の輪郭が認識される
と、次いで、リード列45aの輪郭を示す直線を所定量
だけ内側にオフセットした直線44を走査ラインとして
走査が行われ、この走査によって、図7(b)に示すよ
うな走査ライン44に沿う画像濃度分布が得られる。
【0031】そして、上記演算装置33では、上記のよ
うにして得られた画像濃度分布データを、例えば所定の
画像濃度値Th1をしきい値として2値化し(図7
(c)に示す)、この処理におけるハイレベル信号を計
数して上記主演算装置32に出力する。主演算装置32
では、この計数値が予め設定された値、すなわちリード
列45aのリード数と一致するか否かを判断する(ステ
ップS6)。このような処理は、他のリード列45b〜
45dに対しても同様に行われ、その結果、全てのリー
ド列45a〜45dにおいて、上記の計数値と設定値と
が一致する場合(ステップS6でOK)には、上記主演
算装置32では、リード数が適正であり、当該IC40
にはリード浮き等の異常は生じていないと判断する。そ
して、この場合にはステップS7に移行し、当該IC4
0をプリント基板3の所定の実装位置に実装すべく、上
記モータ制御装置31が制御される。一方、いずれかの
リード列45a〜45dにおいて、上記計数値が上記設
定値と異なる場合(ステップS6でNG)には、上記主
演算装置32では、リードの浮き、あるいは欠落等のリ
ード異常が当該IC40に発生していると判断する。そ
してこの場合には、ステップS8に移行して、当該IC
40を所定の返却トレイ等に返却、あるいは廃棄するべ
く上記モータ制御装置31が制御されるようになってい
る。
【0032】また、上記ステップS5及びステップS6
の処理と併せて、またはこれらの処理に代えて、ステッ
プS9〜ステップS12(図5の破線で囲んだ部分)を
行うことも可能である。
【0033】ステップS9では、上記圧力変換装置23
から演算装置33に入力された信号に基づいて、xアド
レスとyアドレスで定められた処理画面上にIC40の
接続部42を示す画像が表示され、この画像に所定の処
理を施すことによって各接続部42の面積が演算され
る。例えば、処理画面上に表示された接続部画像の境界
画素中心を次々と追跡し、その追跡方向を順次コード化
し、このコードによって定められた所定の演算に基づい
て接続部42の面積を演算するようになっている。そし
て、表示された全ての接続部42の面積が演算装置33
において演算されると、これらの演算値が上記主演算装
置32に出力される。
【0034】主演算装置32では、これらの演算値が予
め設定された値、すなわち接続部42の所定の面積値と
同一、あるいはその設定値の許容範囲内であるか否かの
判別をし、上記許容範囲内である場合には(ステップS
10でOK)、当該IC40の各リード41の接続部4
2の面積は適正であるとしてステップS11に移行す
る。一方、いずれかの接続部42の面積が上記許容範囲
外の場合には、接続部42のプリント基板3に対する接
触面積が不足していて導通不良等を招く虞があるので、
当該IC40のリード41に異常が生じているとして、
当該ICを返却、あるいは廃棄するべくステップS8に
移行する。
【0035】ステップS11に移行されると、ここで、
上記表示画像から、各接続部42の重心位置が演算され
る。この際、各接続部42の重心位置も、上記面積値演
算と同様に、上記追跡コードによって定まる所定の演算
に基づいて求められ、例えば、図8に示すような各接続
部画像の重心位置47が求められる。そして、上記演算
装置33では各リード列45a〜45dの各接続部画像
の重心位置47の間隔Pを演算し、この演算値を上記主
演算装置32に出力する。
【0036】主演算装置32では、各リード列45a〜
45d毎に、接続部42の重心位置47の間隔Pと予め
設定されている値、すなわちIC40の適正リード間ピ
ッチとを比較し、各重心位置47の間隔Pが上記設定値
の許容範囲内にあるか否かの判別を行う(ステップS1
2)。そして、接続部42の重心位置47の間隔Pが上
記範囲外にあるような場合には、当該IC40のリード
間ピッチに異常が生じているとして、当該ICを返却、
あるいは廃棄するべくステップS8に移行する一方、重
心位置47の間隔Pがいずれも上記範囲内にある場合に
は、当該IC40のリード間ピッチは正常であるとし
て、当該IC40をプリント基板3の所定の実装位置に
実装すべくステップS7に移行する。
【0037】そして、ステップS7、あるいはステップ
S8において当該IC40の処理が終了すると、ステッ
プS1にリターンされて、新たなICがノズル部材20
によって吸着されてリード検査が行われることになる。
【0038】このように、上記の実装機では、実装機の
基台1上に圧力変換装置23を配置し、チップ部品を圧
力変換装置23の圧力変換表示装置24における検出部
24aに所定の力で押圧し、この際の検出部24aに対
するチップ部品のリード接触部像を表示部24bに表示
するとともに、この表示画像をカメラ25で取り込み、
この画像に所定の処理を施すことでチップ部品のリード
異常を検出するようにしているので、実装時により近い
状態でチップ部品のリード検査を行うことが可能でる。
従って、チップ部品を空中に保持した状態でリード検査
を行なう従来の装置と比較すると、実際にプリント基板
3に載置した際にしか判別できないようなリード異常を
も検出することが可能であり、より高い精度でリードの
異常を検出することができる。
【0039】なお、リード検出の具体的処理は上記実施
例以外にも種々考えられる。例えば、上記圧力変換装置
23からの情報に基づいて上記ステップS9〜ステップ
S12の処理を行う一方、上記圧力変換装置23とは別
に、通常の画像認識カメラを装備しておいて、輪郭認識
及びリード本数確認の処理(ステップS5,ステップS
6)はこのカメラでの撮像に基づいて行ってもよい。
【0040】また、上記実施例の圧力変換装置23は、
検出部24aと表示部24bとを備えた圧力変換表示装
置24と、カメラ25とから構成されているが、圧力変
換装置23の構成は、これに限られるものではなく、例
えば上記検出部24aのみから圧力変換装置23を構成
してもよい。すなわち、チップ部品を検出部24aに載
置、押圧した際の、圧力変動による電気信号を直接演算
装置33に出力して演算処理を施すように構成しても構
わない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ノズル
部材により吸着、ピックアップされたチップ部品を、圧
力変換手段の検出部上に載置するとともに、所定の力
で、この検出部にチップ部品を押圧し、この検出部にお
ける圧力変動に応じて出力される情報に基づきリード状
態を検知して、このリード状態が適正であるか否かを判
別手段で判断することで、チップ部品の良否判定を行う
ようにしたので、実装時により近い状態でチップ部品の
リード検査を行うことが可能である。従って、チップ部
品を空中に保持した状態でリード検査を行なう従来の装
置と比較すると、実際にプリント基板に載置した際にし
か判別できないようなリード異常をも検出することが可
能であり、より高い精度でリードの異常を検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリード異常検査装置を備えた実装機の
制御系を示すブロック図である。
【図2】本発明のリード異常検査装置を備えた実装機の
一例を示す概略平面図である。
【図3】同実装機の平面図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】実装機におけるリード検査手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】圧力変換表示装置における一表示内容を示す概
略図である。
【図7】(a)は図5のステップS5における処理画面
の一例を示す略図、(b)濃度分布データを示す略図、
(c)は、(b)を2値化した状態を示す略図である。
【図8】図5のステップS11における処理画面の一例
を示す略図である。
【符号の説明】
5 ヘッドユニット 20 ノズル部材 23 圧力変換装置 24 圧力変換表示装置 24a 検出部 24b 表示部 31 モータ制御装置 32 主演算装置 33 演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01B 21/00 - 21/32 G01N 21/84 - 21/958 H01L 21/66 H05K 13/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の上方に移動可能に装備したヘッド
    ユニットに、チップ部品吸着用のノズル部材を昇降可能
    に装備し、このヘッドユニットによりチップ部品を部品
    供給側から部品装着側へ運ぶように構成された実装機に
    おいて、上記基台上に検出部を有し、この検出部にチッ
    プ部品が押し付けられたときの検出部に対するチップ部
    品の接触部分に応じた情報を出力する圧力変換手段と、
    上記ノズル部材に吸着されたチップ部品を所定の押圧力
    で上記圧力変換手段の検出部に押圧すべく、上記ヘッド
    ユニット及びノズル部材の駆動を制御する駆動制御手段
    と、上記圧力変換手段から出力される情報に基づいてチ
    ップ部品のリード異常を判別する判別手段とを備えたこ
    とを特徴とするリード異常検査装置。
  2. 【請求項2】 上記圧力変換手段は、チップ部品の検出
    部への接触に応じてチップ部品の接触部分像を表示する
    圧力変換表示手段と、この圧力変換表示手段により表示
    されるチップ部品の接触部分像を撮像する撮像手段とか
    らなることを特徴とする上記請求項1記載のリード異常
    検査装置。
JP13880693A 1993-06-10 1993-06-10 リード異常検査装置 Expired - Fee Related JP3215754B2 (ja)

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