JP3215418B2 - 消火コンセントレート(concentrate)として有用な水性フィルム形成発泡性溶液 - Google Patents

消火コンセントレート(concentrate)として有用な水性フィルム形成発泡性溶液

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は消火用のコンセントレートとして有用な水性
フィルム形成発泡性溶液に関する。他の面において、本
発明は引火性液体火災の消火における水性フィルム形成
発泡性コンセントレート(concentrate)の使用に関す
る。
水性発泡剤、特にフルオロケミカル界面活性剤を含む
水性フィルム形成フォーム(AFFF)は、炭化水素及び他
の引火性液体火災の消火に増々重要なものとなってきて
いる。生命及び財産の安全という火災の消火剤という見
地から、これらの物質の改良は常に緊急なことである。
希釈(通常は94から99%の淡水又は海水による)又は空
気により水性フィルム形成フォームを生成する濃縮水性
フルオロケミカル界面活性剤を含む溶液は、引火性液体
火災を効果的に消火する重要な性質を兼ね備えなくては
ならない。希釈によるコンセントレート調合物は、急速
に火を押え(急速に消火する)そして消火後も或る時間
維持又は持続する熱い発泡ブランケットを生成する優れ
た発泡特性を示さなくてはならない。コンセントレート
中に存在するフルオロケミカル界面活性剤は、通常、例
えば燃料の如き引火性液体の表面張力より低いフォーム
から排出される水性溶液の表面張力を或る範囲内に降下
させなければならず、従ってフォームから排出される蒸
気をシールするフィルムは容易に引火性液体を覆うこと
になる。このフィルムは破れたり又は破損したような場
合には、強力に矯正されなければならず、従って例えば
フォームに風が吹いてフィルムが破れたところでは、矯
正が火災の再度点火することを押えることになる。調合
物は、長い間貯蔵しても発泡及びフィルム形成の性質に
不利な影響を受けないような安定要件を満たさなければ
ならない。調合物は、また費用の点から見ても実際的で
あって市場の要求にも実現可能でなくてはならない。
1960年代の中頃の数年間、蛋白質フォームが炭化水素
燃料の消火に使用された唯一のフォームであった。この
フォームは例えば加水分解されたケラチン、アルブミン
及びグロブリンの如き加水分解蛋白質で形成されたもの
で、そして典型的には硫酸第1鉄で安定化して消火用の
発泡剤としていた。しかしながら、この蛋白質ベースの
フォームは、火の上に重厚なブランケットを設けるのに
注意が必要なので、炭化水素の火災に適用するのに困難
であった。フォームの破損は燃える燃料の増長にも繋っ
た。また蛋白質発泡剤は貯蔵寿命に欠け、そして粉末で
シリコーン処理による乾燥粉末剤と共用して使用する場
合には、形成されたフォームは破損してしまうことであ
った。
米国特許第3,258,423号(Tuve等)に開示されている
ように、フルオロケミカル界面活性剤を用いた最初の水
性フィルム形成フォームは、1960年代の中頃、米国海軍
研究所において開発され成功した。このフォームは、空
気を含んだ液体気泡が破れても有効に機能するので、炭
化水素火災の消火に多くの改善がみられた。このフォー
ムは薄い水性フィルムを放出して燃料の表面を覆い、そ
して燃料蒸気を透過させないので、燃料の再度の点火を
阻止することになる。
上記の米国特許第3,258,423号において、一般式RfCO2
H及びRfSO3H、ここで例えばカルボン酸のRfは炭素数7
個のペルフルオロアルキル基、C7F15−であり、そして
スルホン酸のRfは炭素数8個のペルフルオロアルキル
基、C8F17−を有するペルフルオロカルボン酸及びペル
フルオロスルホン酸の誘導体であるフルオロケミカル水
性発泡剤が開示されている。
米国特許第4,536,298号(Kamei)には、一般式 を有する弗素化アミノカルボキシレートが開示されてい
る。この化合物及びこれに関連する化合物は、消火剤と
して有用な界面活性剤であると、この文献記載されてい
る。式、C6F13SO2N(CH2COOH)C3H6N(CH3を有する
関連した化合物は、米国特許第4,795,590号(Kent等)
に開示されている。この後者の化合物は、通常合成の課
程でクロロ酢酸を使用することになる。この方法で得ら
れた副生物の塩化物は、消火設備に使用されるステンレ
ス鋼を局部的に腐蝕したりまた穴をあけたりする原因と
なる。
英国特許第1,415,400号明細書には、消火用組成物と
して使用できる代表的フルオロ脂肪族両性界面活性剤及
びフルオロ脂肪族アニオン界面活性剤が開示されてい
る。
米国特許第4,795,590号(Kent等)には、フルオロ脂
肪族界面活性剤を用いゲル化された空気発泡体を生成す
る調合物が記載されている。このフルオロ脂肪族界面活
性剤は一般式(Rf(Q)mZであって、ここでのRf
フルオロ脂肪族基、Zは水溶性極性基そしてQは適当な
結合基である。このアニオンフルオロ脂肪族界面活性剤
の一つはC8F17SO3K(第11欄、第59行)である。この後
者のものは、また米国特許第4,359,096号(Berger)に
も使用されている。
式、C12H25O(C2H4O)4C2H4OSO3NH4、を有する弗素を
含まない炭化水素界面活性剤もまた前に述べた米国特許
第4,795,590号(第13欄第3行)に開示されている。一
般式(Rf(Q)mZを有するフルオロ脂肪族界面活性
剤は、消火フォームを生成する化合物を用いた調合剤と
共に用いられることが米国特許第3,562,156号(France
n)に記載されている。この文献は、またフルオロ脂肪
族界面活性剤を含む調合剤において、弗素を含まないフ
ィルム形成性界面活性剤の使用を開示している。開示さ
れた弗素を含まない界面活性剤は、例えばポリオキシエ
チレンエーテルアルコール、ジオクチルスルホ琥珀酸ナ
トリウム及びアルキルフェノキシポリオキシエチル硫酸
ナトリウムである。
米国特許第3,772,195号(Francen)には、フルオロケ
ミカル消火フォーム形成コンセントレート用の炭化水素
界面活性剤(弗素を含有せず)が開示されている。式、
C12H25(OC2H4nOSO3NH4、を有するアルキルエーテル
スルフェート界面活性剤はSIPON EAYという商品名で販
売されていて、表6に開示されている。この化合物はま
た米国特許第3,957,657号(Chiesa)に開示されてい
る。
一つの側面として、本発明はフィルム形成フォームを
生成するコンセントレートとして有用な水性フィルム形
成発泡性溶液を提供する。本発明の溶液、コンセントレ
ート又は調合物は、 a)フルオロ脂肪族両性界面活性剤、好ましくは弗素化
されたアミノカルボキシレート、 b)フルオロ脂肪族アニオン界面活性剤、好ましくはペ
ルフルオロアルカンスルホネート、及び c)C6からC10のアルキル鎖を有するアルキルエーテル
スルホネート界面活性剤、の水性溶液を含み、ここでの
コンセントレートは、水又は空気によって希釈すること
によって、燃えたり又は点火するいづれかのこぼしたり
又はたまっている如きの引火性液体に適用してフィルム
形成フォームを生成するもので、このフォームは燃焼し
ている液体を阻止したり又は点火を阻止したりする。こ
のコンセントレートは希釈及び空気によって優れた発泡
特性を有し、そして例えばより厚く、より耐久性のフィ
ルムを形成して引火性液体又は燃料の表面を覆うような
如きのフォームを形成するフィルム形成特性に関与す
る。このことは結局より早く火を封じ込めそしてより早
い消火時間となる。この調合物はまた優れた貯蔵安定性
を示す。従って、この調合物はより信頼性と引火性液体
の火災に効果的な消火を提供する。
本発明の調合物は水性溶液コンセントレートであっ
て、水で希釈しそして空気によって低密度の空気フォー
ムを生成し、このものが炭化水素燃料の表面に急速に広
がり、又は燃料若しくは液体の上にブランケットを形成
する。水性溶液がフォームから排出するに従い、連続し
た蒸気を閉じ込み、蒸気を押圧するフィルムが形成さ
れ、これが破れたり破損したりしても生成するのであ
る。このコンセントレートは便宜的には淡水、海水又は
半塩水に希釈されていて良い。
本発明の水性コンセントレートが希釈及び空気によっ
て生成されるフォームは、優れた発泡及びフィルムの形
成特性を示すので、このフォームは典型的にはオクチル
若しくはラウリルスルフェートナトリウムの如きアニオ
ン炭化水素界面活性剤とエトキシ化されたオクチルフェ
ノールの如き非イオン界面活性剤と共にフルオロ脂肪族
両性界面活性剤及び/又はフルオロ脂肪族アニオン界面
活性剤を用いたフォームよりはより急速に、炭化水素又
はアルコール燃料の火災の如き引火性液体の火災を消火
することができる。本発明のコンセントレートから得ら
れたフォームは、通常のコンセントレートから得られた
フォームよりは、単位時間当りについて(火災阻止性
能)、引火性液体の火災をより多く消火する。
本発明を実際に実施するについて、消火ホースによる
圧力の水を用い、典型的には3容積%のフルオロケミカ
ルコンセントレート溶液を吸引効果によりホースに導入
して水で希釈したコンセントレートの事前混合物(prem
ix)を形成し、この事前混合物をホースの出口端部に位
置した空気吸引ノズルを使用して空気によりフォームを
形成する。更に、本発明の水性空気のフォームを形成し
て使用するのに用いることができる。装置は、National
Fire Protection Association(NFPA)Bulletin 11−1
988 Standard(NFPA社)に引用されている。フォームは
燃焼している燃料又は他の引火性液体に適用される。フ
ォーム(引火性液体の表面の)が排出されると、フィル
ムが形成され、破れたり又は破損したりしたとしても、
再生して引火性液体から発生する熱風蒸気を封じ込め、
そして火災を消火する。更に、本発明のコンセントレー
ト調合物は高度に貯蔵安定性であり、そして仮にこのコ
ンセントレート、淡水及び海水の事前混合物(例えば、
水で希釈したコンセントレート)を65℃に於いて10日間
貯蔵し、次いで室温で約10年間貯蔵したとしても、コン
セントレートのフォーム及びフィルム形成性は不利な影
響を受けないことを要求している米国政府仕様書(MIL
−F−24385C)にも容易にパスする。この貯蔵安定性の
要求は、弗素化アミノカルボキシレートを用いた水性フ
ィルム形成フォーム(AFFF)では容易に達成されない。
通常の海水を使用してアルキルスルフェート及びエチレ
ンオキシドベースの非イオン界面活性剤の如き炭化水素
界面活性剤を調合すると、長期間貯蔵すると事前混合物
の発泡性が劣るAFFFを生成することになる。
上に述べた特性を有する好ましいコンセントレートB
を表1に示した。コンセントレートBはフルオロ脂肪族
界面活性剤及びアルキルエーテルサルフェート炭化水素
界面活性剤を含む溶液である。コンセントレートBにお
いて、フルオロ脂肪族フィルム形成フォーム界面活性剤
は、有利にはフルオロ脂肪族両性界面活性剤及びフルオ
ロ脂肪族アニオン界面活性剤の両者を含有する。
本発明のコンセントレートにおけるフルオロ脂肪族両
性界面活性剤は、少なくとも1個の非極性フルオロ脂肪
族基、並びに少なくとも1個のカチオン基及び少なくと
1個のアニオン基を含む極性水溶性部分(moiety)を包
含するフルオロ脂肪族化合物であることができる。
本発明において使用されるこのフルオロ脂肪族両性界
面活性剤は、一般式(A)、 を有し、ここでRfはフルオロ脂肪族基、XはCO及びSO2
から成る群から選ばれたものであり、R1及びR2は好まし
くは非芳香族の不飽和結合を有せず、1から12個の炭素
原子、好ましくは2から6個の炭素原子を有する、例え
ばアルキレン(例えばエチレン又はプロピレン)、アル
キレンオキシ、アリーレン、アルアルキレン又はアルク
アリーレンの如き二価の有機基であり、このアルキレ
ン、アルキレンオキシ、アリーレン、アルアルキレン又
はアルクアリーレンは、その存在が調合物の所望のフィ
ルム形成性及びフォーム形成性を阻害しないものである
ときには置換基を含むことができる。式(A)における
いづれのR基は、同一又は異なった基であっても良く、
水素、アリール基(例えばトリル、クロロフェニル、ヒ
ドロキシフェニルの如き置換アリール基をも含有する)
及びアルキル基から成る基から独立して選ばれ、ここで
の1から約18個の炭素原子のアリール基及びアルキル基
は非置換、又は例えばベンジルの如きアリール基若しく
はヒドロキシ若しくはポリオキシアルキレンの如き水溶
性基で置換されることができ、またいづれの2個のR基
は窒素原子と共に結合してピペリジル環若しくはモルホ
ルニル環の如き複素環を形成することができる。好まし
くは、この式(A)の3個のR基の少なくとも2個はメ
チル又はエチルの如き1から6個の炭素原子の低級アル
キル基である。A-は−CO2 -,−SO2 -,−SO3 -、−OSO3 -
及び−OP(OH)O-から成る群から誘導され又は選ばれた
アニオンである。
上に述べた一般式(A)(そして本願明細書におい
て)のフルオロ脂肪族基Rfは、弗素化され、安定で不活
性な、好ましくは飽和され、非極性の一価脂肪族基であ
る。これは直鎖、枝分れ鎖若しくは環状又はこれらの組
合せたものであっても良い。このものは酸素、二価若し
くは六価の硫黄又は窒素のカテナリー異原子を炭素原子
のみに結合して含んでも良い。Rfは好ましくは全部弗素
化された基であるが、しかし各2個の炭素原子について
水素原子又は塩素原子のいづれか1個によって置換され
ることができる。Rf基は少なくとも3個の炭素原子、好
ましくは3から20個の炭素原子、そして最も好ましくは
約4から10個の炭素原子を有し、そして好ましくは約40
から約78重量%の弗素、より好ましくは約50%から約78
重量%の弗素を含む。Rf基の末端部分は過弗素化された
部分で、好ましくは、例えばCF3CF2CF2−,(CF32CF
−、及びF5SCF2−等の如き少なくとも7個の弗素原子を
含む。好ましいRf基は全部又は実質的に弗素化され、そ
して好ましくは式、CnF2n+1−の過弗素化された脂肪族
基である。
上に述べた一般式(A)の好ましいフルオロ脂肪族両
性界面活性剤はフルオロ脂肪族カルボキシアミド、又は
最も好ましきはカルボキシアミド又はスルホンアミド成
分の窒素に結合したカルボキシ基を含む部分及びアミノ
基を含む部分(アニオン基及びカチオン基として)を有
するフルオロ脂肪族スルホンアミドである。この好まし
いものは、一般式(B)、 で表わされ、ここでRfは上で述べた式(A)と同じフル
オロ脂肪族基であり、XはCO又はSO2であり好ましくはS
O2であり、そしてR1,R2及びRは上で述べた式(A)に
おいて定義したものである。いづれのRは好ましくは水
素及び1から12個の炭素原子を有するアルキル基から選
ばれた同一又は異なった基であり、いづれのRは更に好
ましくはメチル又はエチル基の如き1から6個の炭素原
子を有する低級アルキル基である。上に述べた式(A)
及び(B)において、基R,R1及びR2は、その存在により
本発明の調合物の所望のフィルム形成性及びフォーム形
成性を阻害しないということであれば置換基を含むこと
ができる。
二価イオンの形体で表した一般式(B)のフルオロ脂
肪族両性界面活性剤の好ましいものは、式(C)、 を有するフルオロ脂肪族スルホアミドアミノカルボキシ
レート化合物であり、ここでRfは上で述べたようにフル
オロ脂肪族基であって、好ましくは式CnF2n+1−を有
し、ここでnは4から10、好ましくは6から8である。
上に述べた化合物(C)の非イオン化形体は次の式
(D)で表わされる。
式(C)は、例えばpH6から8の本質的に中性媒体に
おいてアミノカルボキシレートの構造であり、この構造
は例えば水酸化ナトリウム溶液の如き強塩基媒体におい
ては RfSO2N(C2H4CO2Na)C3H6N(CH3であり、そして例
えば塩酸溶液の如き強酸性媒体においてはこの化合物の
構造は RfSO2N(C2H4CO2H)C3H6N+(CH32HCl-である。
本発明の調合物に用いる代表的なフルオロ脂肪族両性
界面活性剤は次の如くである。
C6F13SO2N[CH2CH(OH)CH2SO3 -]C3H6N+(CH32C2H
4OH C6F13SO2N(C3H6SO3 -)C3H6N+(CH32C2H4OH C7F15CONHC3H6N+(CH32C2H4COO- C6F13C2H4SO2N(CH3)C2H4N+(CH32C2H4COO- C6F13SO2NHC3H6N+(CH32C2CH2COO- C8F17SO2NHC3H6N(CH3)C3H6SO3Na C8F17SO2NHC3H6N(C2H4OH)C3H6SO3Na C7F15CONHC3H6N(CH3)C3H6SO3Na C6F13SO2N(C2H5)C3H6NHCH2CH(OH)CH2SO3Na C4F9SO2NHC3H6N+(CH32CH2COO- C6F13C2H4SC2H4N+(CH32CH2COO- C6F13SO2NHC3H6N+(CH32C3H6SO3 - C6F13SO2N(CH2COO-)C3H6N+(CH3 C6F13SO2N(C2H4COONa)C3H6N+(CH32C2H4COO- C8F17CH2CH(COO-)N+(CH3 (CF32CFOC3F6CONHC2H4N+(CH32C2H4COO- 代表的なフルオロ脂肪族両性界面活性剤は本発明の調
合物に用いられる両性弗素化アミノカルボキシレートで
ある。
C10F19OC6H4SO2N(CH2COO-)C3H6N+(CH32H C6F13SO2N(H)C3H6N+(CH32C2H4COO- 本発明のコンセントレートに有用なフルオロ脂肪族ア
ニオン界面活性剤は、少なくとも1個のフルオロ脂肪族
基、Rf及びアニオン基を含むフルオロ脂肪族化合物であ
る。酸の形体でのアニオン基は、好ましくは25℃におけ
る水性溶液で1×10-5より大きいイオン化常数を有す
る。アニオン基はCO2H,CO2M,SO2M,SO3H,SO3M,OSO3M,OP
(OH)2,OP(OH)OM又はOP(OM)であることができ、
Mが存在する場合、典型的にはナトリウム若しくはカリ
ウムであるが、Na+,K+,Li+,Ca++,Mg++又はアンモニウム
イオンN+(R3の如きイオンであることができる(い
づれのR3は水素、メチルの如きアルキル、ヒドロキシエ
チルの如きヒドロキシアルキル、フェニルの如きアリー
ル、ベンジルの如きアルアルキル又はトリルの如きアル
クアリール基から独立して選ぶことができる)。分子中
に唯一のアニオン基であって、他のイオン化基が存在し
ないのが好ましい。好ましくはアニオン基はSO3Mであ
る。アニオン界面活性剤は好ましくは30から65重量%の
弗素(フルオロ脂肪族基に存在している)を含んで適度
の溶解性と表面張力特性を示すものである。好ましく
は、フルオロ脂肪族アニオン界面活性剤の構造は、RfSO
3M(E)であって、ここでRfは上で述べたフルオロ脂肪
族基であり、好ましくは式CnF2n+1−を有しここでのn
は4から10、好ましくは6から8、そしてMは上に述べ
た通りである。
本発明の調合物に用いる代表的なアニオンフルオロ脂
肪族界面活性剤は、次の如くである。
C8F17SO3K C8F17SO2NHCH2C6H4SO3Na C8F17SO2NHC6H4SO3H C8F17C2H4SC2H4CONHC(CH32CH2SO3Na C8F17SO2N(C2H5)C2H4OP(O)(OH) (CF32CF(CF26COO-H3N+C2H5 C8F17SO2N(C2H5)CH2CO2K C10F19OC6H4SO3Na (CF32CF(CF24CONHC2H4SO3Na C7F15COO-H3N+CH2COOH C8F17C2H4OSO3Na C10F21SO3NH4 C7F15COONH4 (C6F13C2H4S)2C(CH3)C2H4COOH C8F17C2H4SO2CH2COONa C6F13C2H4COONa 本発明の組成物に使用されるフルオロ脂肪族界面活性
剤化合物は、25℃の水に少なくとも0.01重量%、好まし
くは少なくとも約0.05重量%の溶解度を示すように、非
極性フルオロ脂肪族基、例えばアニオン又はカチオン基
の如き極性水溶性基、及び界面活性剤化合物中の有機結
合基との間の性質を調整させなくてはならない。仮に両
性又はアニオンフルオロ脂肪族界面活性剤のいづれかが
引火性液体に可溶性であると、水性フィルムは急速に抽
出されて十分に耐久性である覆いが提供できなくなる。
一般に、このことは少なくとも約20重量%の弗素が界面
活性剤のフルオロ脂肪族基の部分に存在することが必要
である。フィルム拡散剤として最も効果的に機能するた
めには、いづれのフルオロ脂肪族界面活性剤は約0.05か
ら0.10重量%又はそれ以下の濃度の水性溶液において、
約28ダイン/cm以下、好ましくは23ダイン/cm以下の表面
張力を提供できるのに十分な界面活性剤でなくてはなら
ない。
表1に示したように、好ましいフルオロ脂肪族両性界
面活性剤は、次に示す式を有する弗素化アミノカルボキ
シレートである。
上に示した化合物のナトリウム塩である弗素化アミノ
カルボキシレートは、米国特許第4,536,298号(第3
欄、第62−64行)に引用されている。
好ましいフルオロカーボンアニオン界面活性剤は、C4
からC10のアルキル鎖を有するペルフルオロアルカンス
ルホネートである。最も好ましいペルフルオロアルカン
スルホネートは、式 C8F17SO3M(II)を有するペルフルオロオクタンスルホ
ネートであり、ここでMはすでに述べたようにイオンで
あって、好ましくはナトリウム又はカリウムである。
表1のコンセントレートB,C,D及びFに使用されたア
ルキルエーテルスルフェート炭化水素界面活性剤は、式 CnH2n+1O(C2H4O)mSO3M (III)を有し、ここでnは
6から10、好ましくは8から10の整数であり、そしてm
は1から10、好ましくは2から5の間の値である。Mは
すでに定義したようにイオンであっても良く、そして好
ましくはナトリウム又はカリウムである。上に述べた式
でnが8から10の整数そしてmが約2の平均値を有する
好ましいアルキルエーテルスルフェートは、WITCOLATE7
093界面活性剤という商品名で販売されている。コンセ
ントレートB及びCは、またアルキルエーテルスルフェ
ートの他にアルキルスルフェートを含んでいて、ここで
の調合に使用される好ましいアルキルスルフェートはn
−オクチルスルホン酸ナトリウム、であってSIPEX OLS
という商品名のもとで販売されている。
本発明の調合物を使用すると、なぜ消火に顕著な改善
が認められるのか確かなことはわからない。しかしなが
ら、比較的短鎖、例えばC6からC10のアルキルエーテル
スルフェートの包含は、本発明の組成物又はコンセント
レートにおいて特に弗素化アミノカルボキシレート及び
好ましくはペルフルオロオクタンスルフォネートである
ペルフルオロアルカンスルフォネートを含む調合におい
て絶対的な成分であるということを本発明者は信じてい
る。特に、フォームコンセントレートにC6からC10のア
ルキルエーテルスルフェートを加えると、フォーム及び
フィルム特性が最適となって良好な消火性能が達成さ
れ、併せてコンセントレート並びに水及び海水の事前混
合溶液の優れた貯蔵安定性が得られる。
水性フィルム形成フォームからのフィルムが最も効果
的に炭化水素燃料に拡散するのには、正の拡散係数を有
することである。この拡散係数SC、は米国陸軍仕様書に
次の如く定義されている。
SC=τ(燃料/空気)−〔τ(事前混合物/空気) +φ(事前混合物/燃料)〕 ここでSCは拡散係数(ダイン/cm)、 τ(燃料/空気)は燃料と空気の間の表面張力(ダイ
ン/cm)、 τ(事前混合物/空気)はAFFF事前混合物と空気との
間の表面張力(ダイン/cm)、 φ(事前混合物/燃料)はAFFF事前混合物と燃料との
間の界面張力(ダイン/cm)。
フルオロ脂肪族両性及びアニオン界面活性剤を短鎖
(C6からC10)のアルキルエーテルスルフェートと共に
組合せて使用した本発明の調合物は、所望の正の拡散係
数、例えば0.1以上を与える。同時に、蒸気を封入する
フィルムと燃料との間の界面張力はフィルムを乳化した
り又不必要な薄さにして係数の値を下げることがないの
で、例えばより厚く、より耐久性フィルムの如きの優れ
たフィルム性能を生ずる。例えばC12又はこれ以上の長
鎖のアルキル基を有するアルキルエーテルスルフェート
を包含すると、また正の拡散係数を得ることができる
が、しかしフィルムと燃料との間で界面張力は、特に海
水との事前混合物は不必要に低くなって大変薄い水性フ
ィルムを形成し、特に本願において説明した弗素化アミ
ノカルボキシレート及びペルフルオロアルカンスルホネ
ート成分を含む調合物は燃料によって容易に乳化される
フィルムを形成する。更に、これら長鎖のアルキルエー
テルスルフェートはフルオロケミカル界面活性剤の表面
張力機能にしばしば障害を与え、測定される表面張力は
顕著に上昇する。
水性フィルム形成フォームコンセントレートに一般に
使用されるアルキルスルフェート及びエチレンオキシド
ベースの非イオン界面活性剤の如き炭化水素界面活性剤
の他の形体は、フルオロ脂肪族両性及びアニオン界面活
性剤の配合物、特に弗素化アミノカルボキシレート及び
ペルフルオロアルカンスルフォネートの配合物を含む調
合物は望ましいものではない。オクチルスルフェート又
はデシルスルフェートのナトリウム塩の如きアルキルス
ルフェートは、淡水では良好なフォーム形成促進剤であ
るが、しかし海水では効果がない。海水との相溶性及び
フォーム形成性を改善するために一般に使用されるエト
キシ化されたアルキルフェノールの如き非イオン界面活
性剤を包含させると、熟成後、特に事前混合溶液として
熟成した時(65℃において10日間)、フォームコンセン
トレートは驚くべきことに劣ったフォーム膨張を形成す
る。当技術分野において水性フィルム形成フォームとし
て知られているC8−C10の鎖の長さのベタイン、イミダ
ゾリン及びアミンオキシドの如き他の短鎖の炭化水素界
面活性剤は、海水においてフォーム剤又は溶剤として良
好な作用を呈せず、または本発明のフルオロケミカル界
面活性剤と共に使用した時には優れたフィルム性能を示
さない。フルオロ脂肪族両性界面活性剤及びフルオロ脂
肪族アニオン界面活性剤を含む本発明のフォームコンセ
ントレートにおける短鎖(C6からC10)アルキルエーテ
ルスルフェートの存在は、フォーム及びフィルム形成性
能の両者を促進しそして同様に優れた貯蔵寿命に寄与す
る改善された消火性能を示す調合物となる。
通常使用される炭化水素界面活性剤(オクチルスルフ
ェートナトリウム、ラウリルスルフェートナトリウム又
はエトキシ化アルキルフェノールの如き)を上回る短鎖
(C6−C10)のアルキルエーテルスルフェートの利点
は、短鎖アルキルエーテルスルフェートは好ましい調合
物とするために100%の純度又は100%より低い純度、典
型的には50から80%の純度において弗素化アミノカルボ
キシレートを使用できる。例えば、本発明の例として使
用される弗素化アミノカルボキシレート、C6F13SO2N(C
2H4COO-)C3H6N+(CH32Hは、C6からC10のアルキルエ
ーテルスルフェート界面活性剤を使用すると、90%以下
の純度、より典型的には70から80%の純度で含むことが
できる。仮に弗素化アミノカルボキシレート調合物にお
いてオクチルスルフェートナトリウム、ラウリルスルフ
ェートナトリウム又はエトキシ化アルキルフェノールの
如き通常使用される炭化水素界面活性剤をC6−C10アル
キルエーテルスルフェートの代りに用いると、弗素化ア
ミノカルボキシレートの純度は少なくとも90%でないと
調合したコンセントレートとして機能せず、このことは
商業的な見地から実際的でない。
本発明の調合物においてフルオロ脂肪族両性界面活性
剤、フルオロ脂肪族アニオン界面活性剤及びアルキルエ
ーテルスルフェートの濃度の代表的な範囲を次の表に示
す。界面活性剤の濃度はコンセントレートを水と希釈し
て事前混合溶液(このものから水性フィルム形成フォー
ムが形成される)を製造する希釈の程度によって変る。
次に示す表は3%コンセントレート(97%の水で希釈し
たもの)、6%コンセントレート(94%の水で希釈した
もの)及びいづれのコンセントレートを希釈により得た
最終事前混合水溶液に対する代表的な濃度範囲を示す。
本発明のコンセントレートは例えばフルオロ脂肪族界
面活性剤及びアルキルエーテルスルフェート界面活性剤
を溶解するような水溶性溶媒の如き任意の成分を好まし
く含むことができる。この溶媒はまたフォーム安定体と
して作用し、そして保護剤を凍結しても良い。この溶剤
はエチレングリコール、ジエチレングリコール、グリセ
ロール、エチルセロソルブ、ブチルカルビトール及びヘ
キシレングリコールが含まれる。更に重合体安定剤及び
増粘剤の如き成分を本発明のコンセントレートに加え
て、コンセントレートの水性溶液を空気で飽和して生成
するフォームの安定性を増強することができる。重合体
安定剤及び増粘剤の例は部分的に加水分解された蛋白
質、澱粉、ポリビニルアルコールの如きポリビニル樹
脂、カルボキシビニル重合体及びポリ(オキシエチレ
ン)グリコールである。コンセントレートがアルコー
ル、ケトン及びエーテルの如き極性溶媒の火災に使用さ
れるような場合(米国特許第4,060,132号(Chiesa)及
び同第4,060,489号(Chiesa)参照)、キサンタンゴム
の如きポリサッカライド樹脂は特にフォーム安定剤とし
て本発明のコンセントレートに加えることができる。本
発明のコンセントレートは、例えばトリス(2−ヒドロ
キシエチル)アミン又は酢酸ナトリウムの如きpHを調整
する緩衝剤、及び例えばトリオールトリアゾール又は亜
硝酸ナトリウムの如き腐食防止剤を含むことができる。
また、硫酸マグネシウムの如き水溶性電解質の水性界面
活性剤溶液への添加は、水性フィルム形成フォームのフ
ィルム拡散特性を改善することができる。
このような任意の成分の全体の固体量は、水性溶液が
依然として発泡性であり、そしてこれから得られるフォ
ームの密度が1g/cc以下であるような量である。一般に
この任意の成分の固体量は、発泡性水性溶液の約40重量
%以下、好ましくは約30重量%以下である。
次に示す実施例1は本発明の特徴を説明するためのも
のである。実施例において使用されるコンセントレート
は次の表1に示されている。コンセントレートB,C,D及
びFは本発明の好ましい濃度であり、そしてA,E及びG
は本発明と比較のためのコンセントレートである。成分
はすべてコンセントレート中に存在する活性固体を重量
%で表示した。コンセントレートは表1に示されたフル
オロ脂肪族両性界面活性剤、フルオロ脂肪族界面活性剤
及びアルキルエーテルスルフェート並びに他の成分を単
んに混合するだけで得られた。いづれの配合物は、通常
の磁気撹拌機を使用し約1時間又は均質な溶液が得られ
るまで周囲温度において撹拌して得られた。必要であれ
ばいづれのコンセントレートのpH値は、水性苛性ソーダ
又は硫酸溶液を用いて8.0に調整した。評価する前に、
すべてのコンセントレートは淡水又は海水のいづれかを
用い3.0容積%に混合した。
表1における脚注: * 比較的コンセントレート 1. C6F13SO2N(H)C3H6N+(CH32C2H4COO-及び C6F13SO2N(C2H4COOH)C3H6N+(CH32C2H4COO-と認
められる副生物を約25%含む。
2. C6F13SO2N(C3H6SO3 -)C3H6N+(CH32Hと認められ
る副生物を約50%含む。
3. 3M Companyから入手。
4. 40%C8及び60%C10アルキルエーテルスルフェート
を含むWitcolate7093(Witco Corp.)。
5. Witcolate7093及び100%C8alkyl ether sulfateを
含むAlfonic 8−40エーテルスルフェート(Vista Chemi
cal Co.)。
6. 40%C8及び60%C10アルキルエーテルスルフェート
を含む、Alfonic 810−40エーテルスルフェート(Vista
Chemical Co.)及びAlfonic 8−40エーテルスルフェー
ト。
7. 100%C12アルキルエーテルスルフェートを含むWitc
olate ES−2(Witco Corp.)。
8. 100%C8アルキルスルフェートを含むSipex OLS(Al
colac Corp.)。
9. 100%C12アルキルスルフェートを含むDuponol ME
(DuPont Corp.)。
10. 100%オクチルフェノールエトキシレートを含むTr
iton X−305(Rohm and Haas Co.)。
例1 弗素化アミノカルボキシレート、ペルフルオロオクタ
ンスルフェート及び短鎖(C8−C10)のアルキルエーテ
ルスルフェートの本発明の配合物を含むコンセントレー
トBは、公知のフォーム調合物であるコンセントレート
A(表1参照)より優れた性能を示すことを明らかにし
た消火試験を行った。好ましい弗素化アミノカルボキシ
レート界面活性剤(I)の代りに広く使用されている通
常のフルオロケミカル両性界面活性剤(弗素化スルホベ
タイン)、すなわちC6F13SO2N(C3H6SO3 -)C3H6N+(C
H32C2H4OH、フルオロケミカルアニオン界面活性剤、
すなわちペルフルオロオクタンスルホネートカリムウを
含んだ比較的コンセントレートAを同じように保持し
た。更に、通常使用されている炭化水素界面活性剤、す
なわちn−オクチル及びラウリルスルフェートナトリウ
ム、並びに高度にエトキシ化されたアルキルフェノール
が比較用調合物に存在している。
次の例で採用された消火試験手順は米国陸軍仕様書MI
L−F−24385 Revision C,Section 4.7.13.2に示され、
そしてこの厳格な仕様書に対応するのに準備された各フ
ォームコンセントレートのロットを定性的に規制する必
要がある。この手順に従い、3.0ガロンの試験用コンセ
ントレートの3.0%事前混合溶液を合成海水(ASTM D114
1に従って準備した)で作り、そしてタンク(ホース及
び発泡ノズルに接続している)に注入し、次いで加圧し
た。次いで、15ガロン(56.9)の航空ガソリンを50平
方フィート(4.65m2)の円面積の水のベースの上に入れ
た。ガソリンを点火し、そして10秒間燃焼させた後、空
気吸引ノズルを通して2.0ガロン/分(7.58/分)の
流量で事前混合溶液を通すことにより生成したフォーム
を用いて、火災に対し積極的に消火した。火災が完全に
消火されるまでの各10秒間隔で火災の消火割合を記録
し、消火した正確な時間を記録した。消火後、90秒のマ
ークまでフォームを連続して適用した。消火後60秒以内
に、燃焼しているガソリンを含む1フィートの直径パン
(pan)を50平方フィートのピット(pit)の中央部に置
き、そしてこの25%の面積が災に含まれるまでの時間を
記録した(25%の再燃時間)。仕様書は10,20,30及び40
秒後の全体の消火の割合によって水性フィルム形成フォ
ームの消火特性を定量化し、そしてこれを40秒合計とし
て定義している。
上に述べた手順に従って行った試験結果を表IIに要約
する。
表IIの結果によると、コンセントレートBは消火時
間、40秒合計及び25%再燃時間に対する仕様書の値にす
べて容易に満たしている。事実、コンセントレートBは
殆んど15%も少ないフルオロケミカル界面活性剤の濃度
であるが、コンセントレートBは消火に対する性能及び
火災を完全に消火する両者について、比較用のコンセン
トレートAより明らかに優れていることがわかる。従っ
て、弗素化アミノカルボキシレート、ペルフルオロオク
タンスルフォネートカリウム及び短鎖(C8−C10)のア
ルキルエーテルスルフェートを含むコンセントレートB
は、ガソリンの火災の消火に対し水性フィルム形成フォ
ームを生成するのに優れた組成物である。
例2 ここでは別個の消火試験を行い、コンセントレートC
(弗素化アミノカルボキシレート、ペルフルオロオクタ
ンスルホネート及びC8−C10アルキルエーテルスルフェ
ート界面活性剤の組合せを基本にした他の調合物)が例
1で使用したと同じ比較用のコンセントレートであるコ
ンセントレートAより優れていることを明かにする。こ
の消火試験は、実験者及び天候の変化の両者の影響を最
小限にするために、全部自動化した固定のノズル拡散系
を有する室内用試験設備を使用して行った。ここでの系
は、円形火災パンの上に設けた4個のフォーム発生ノズ
ルを用いてこの中に発生した引火性燃料火災を消火し、
また消火作業中及び再燃試験中に発生した放射熱をラジ
オメータを用いて測定した。正確な消火試験手順は米国
陸軍仕様書No.MIL−F−24385 Revision D,Section 4.
7.14に記載され、そして次に示す重要な相違を別にして
前述したRevision C仕様書に示された手順に従って同様
に行った。
1)火災の大きさは28平方フィート(2.60m2)、 2)使用した燃料はn−ヘプタン(10ガロン又は37.9
)、 3)25秒合算のパラメータを用いた(フォームを適用後
10,15,20及び25秒の消火割合を読んで合計した)、 4)再燃試験は15%の再燃焼で行った。
この特定の試験の課程で、調合物は海水事前混合物と
してフル(3.0%)及びその半分(1.5%)の強度(stre
ngth)について評価した。上記の手順に従って得た試験
結果を表IIIに要約した。
記録した消火割合と時間との関係のデータによると、
コンセントレートCは明らかに3.0%及び1.5%事前混合
濃度の両者において比較用のコンセントレートAよりす
ぐれており、ここで特にわずか10秒後の消火割合(3.0
%事前混合液については88%と65%、そして1.5%につ
いては74%と45%)を調べてみると、明らかである。3.
0%事前混合濃度におけるコンセントレートCの25秒合
計は377(400が完全である)であって、この値は比較用
のコンセントレートAの338の値に対してはるかに優れ
ている。事実、半分の強度(1.5%事前混合液)である
コンセントレートCの25秒合計は、フル強度(3.0%事
前混合液)のコンセントレートAの合計より実際に高い
のである。15%再燃値はフル強度のコンセントレートA
に多少優利であるが、半分の強度における値はコンセン
トレートCの方がずっと大きい。
従って、本発明のコンセントレートCは広く使用され
ている公知の比較用のコンセントレートAに比べ,急速
な消火及び仕様書にあるn−ヘプタンの火災の消火につ
いて優れている。
例3 ここでの例は、弗素化アミノカルボキシレート界面活
性剤を含む水性フィルム形成フォームを短鎖(C8
C10)のアルキルエーテルスルフェートを用いて調合し
たものは、公知のアルキルスルフェート及びエトキシ化
アルキルフェノール炭化水素界面活性剤を用いて調合し
たものと比べ、生成物の安定性に改善がみられることを
明らかにする。このことを証明するために、標準国際フ
ォームシステムの2gal/min(7.6リットル/分)のノズ
ルを使用して米国陸軍仕様書No.MIL−F−24385 Revisi
on C,Section 4.7.5に従って、三つの調合物を65℃にお
いて10日間炉の中で熟成する前及び後(続いて約10年間
周囲条件において貯蔵する)のフォーム拡大性(すなわ
ち、フォームの容積をフォームを作るのに使用した液体
の容積で割る)について比較した。コンセントレートA
は公知の比較用のコンセントレートであって例1及び2
で使用したものと同じである。コンセントレートEは比
較用のコンセントレートであって、公知のアルキルスル
フェート及びエトキシ化アルキルフェノール界面活性剤
を含むことは同じであって、弗素化アルミノカルボキシ
レート界面活性剤を直接弗素化スルホベタイン界面活性
剤に代えた点を除いてコンセントレートAと同じであ
る。コンセントレートDは弗素化アミノカルボキシレー
ト界面活性剤を使用し、また比較用のコンセントレート
Eにおいて使用したアルキルスルフェート/エトキシ化
アルキルフェノール炭化水素界面活性剤配合物に代えて
短鎖(C8−C10)のアルキルエーテルスルフェート配合
物を使用した。上述の引用した陸軍仕様書に従って得ら
れたフォーム拡大試験の結果を表IVに要約する。
表IVの結果によると、比較用のコンセントレートAに
おける公知の弗素化スルホベタインに直接代えて弗素化
アミノカルボキシレートを使用すると、(比較用のコン
セントレートEになる)炭化水素界面活性剤の配合物を
変えることなくして、炉の中で熟成した後の事前混合物
の発泡性は大きく減少する。事実、熟成した淡水の事前
混合物の4.6の値は、仕様書において要求されている最
小値よりかなり低い。しかしながら、前に述べた公知の
炭化水素界面活性剤配合物(例えば、コンセントレート
D)に代えて、短鎖(C8−C10)のアルキルエーテルス
ルフェート配合物を使用すると、淡水によるフォーム拡
大は炉の中での熟成後であっても優れたものになる(す
なわち、8.6)。短鎖アルキルエーテルスルフェートが
弗素化アミノカルボキシレート界面活性剤を含む水性フ
ィルム形成フォームコンセントレートに用いられた場合
には、特に長期間の貯蔵を行うとフォーム拡大がより大
きくなってより効率良く火災を押圧し、より効果的に消
火する性能が得られることになる。
例4 ここでの例は、従来使用されている長鎖(例えば、C
12)のアルキルエーテルスルフェートよりは、むしろ短
鎖(C8−C10)のものを本発明の調合物に使用すると、
表面張力の低い燃料(n−ヘプタン)に対しフィルム形
成性及びシール適性に改善が認められることを明らかに
する。コンセントレートF及び比較用のコンセントレー
トCの両者は弗素化アミノカルボキシレート(I)及び
ペルフルオロオクタンスルフォネートフルオロケミカル
界面活性剤の前に述べた望ましい配合剤を含んでいる
が、しかしコンセントレートFは短鎖(75%のC8と25%
のC10)のアルキルエーテルスルフェートの配合物を含
んでいるが、一方比較用のコンセントレートGは一般に
使用されているラウリル(C12)エーテルスルフェート
をコンセントレートFにおける短鎖のアルキルエーテル
スルフェートの配合物と同量含むものである。比較評価
のためのフィルム形成性及びシール適性は提案されてい
る米国陸軍仕様書No.MIL−F−24385 Revision D,Secti
on 4.7.7に記載され、そして40mlのn−ヘプタン(99%
以上の純度、表面張力=20.4ダイン/cm)を含む直径20c
mのガラス製ペトリ皿の中心に置いたNo.8の頭の平たい
木製スクリューの繊維の上に0.25mlの事前混合溶液を静
かに適用して水性フィルムを形成することが記載されて
いる。事前混合溶液を最初に滴下してから2分間、小さ
な災がn−ヘプタンの表面に生じたが、良好な蒸気シー
ルのため、発火することはなかった。表面張力及び界面
張力(n−ヘプタンに対して)は表面張力及び界面張力
(n−ヘプタンに対して)はduNouy張力計を用いて測定
し、そしてこの同じ政府の仕様書のSection 4.7.5に従
って拡散係数を計算した。
上述した手順に従って得た試験結果を表Vに要約し
た。
表Vをみてみると、C8−C10アルキルエーテルスルフ
ェート界面活性剤配合物を使用したコンセントレートF
から得た事前混合物は、n−ヘプタンの表面上に界面張
力を多少低下させて小さいがしかし当の拡散係数を与え
る優れた蒸気シールを示している。ラウリル(C12)エ
ーテルスルフェートを使用した比較用のコンセントレー
トGから得た事前混合物はより低い界面張力の値を示し
ており、このため当業者においては拡散係数値を増加さ
せて形成されるフィルムを改善するように努めることが
あろう。しかしながら、コンセントレートGの表面張力
は顕著に増大され、フルオロケミカル界面活性剤の表面
張力機能を障害することになる。比較用のコンセントレ
ートGの海水事前混合物における表面張力は18.8の値に
も達し、この増大は負の拡散係数を生ずるに十分であっ
て、その結果n−ヘプタンにはフィルムが広がらないこ
とになる。コンセントレートGの淡水事前混合物はn−
ヘプタンに対して多少正の拡散係数を生ずるが、得られ
るフィルムは薄くそして散発的であって、シール試験に
も失敗するように蒸気をシールする特性は示さない(界
面張力が余りにも低いのが原因であると考えられる)。
C10より大きいアルキル鎖のアルキルエーテルスルフェ
ートを弗素化アミノカルボキシレート(I)及びペルフ
ルオロオクタンスルフォネート界面活性剤を含む調合物
の中に少量用いたとしても、主要な割合(フォームの促
進と水との相溶性について必要)となるこのような長鎖
アルキルエーテルスルフェートの使用は、この調合物の
水性フィルム形成性にきわめて有害である。
本発明者は好ましいコンセントレート(表I)に使用
される弗素化アミノカルボキシレート、C6F13SO2N(C2H
4COO-)C3H6N+(CH32Hを合成する改良方法を更に新た
に見い出した。この方法は、スルホンアミド窒素に直接
選択的に付加する条件のもとで、アクリル酸とフルオロ
脂肪族スルホンアミドアミンとの反応を利用するもの
で、このような合成は今日まで行われていなかった。
この合成方法は次の如くである。ジメチルアミノプロ
ピルアミン(12.2g、0.12モル)、トリエチルアミン
(8.1g、0.08モル)及びトルエン(60g)の混合物をま
ず周囲温度において準備した。この混合物にペルフルオ
ロヘキサンスルホニルフロリド(41.0g、0.10モル)を
加え、そして全体の混合物を次に3時間90℃に加熱し
た。95℃に加熱した脱イオン水(15g)を次に加え、そ
して混合物の反応温度を約85から90℃の間に維持しなが
ら5分間反応混合物を強力に撹拌した。この後撹拌を停
止すると、反応混合物は二層の液体に分離した。抽出し
たアミン塩化水素の副生物を含んでいる濃い底部の水性
層(20g)を排出した。常圧においてトルエン、残った
水及びアミンを蒸留しながら残ったトルエン層の温度を
徐々に135℃に上げた。塔頂部から蒸留して集めたもの
は59gであった。本質的に約95重量%のスルホンアミド
アミン中間体、C6F13SO2N(H)C3H6N(CH3、を含
む得られた褐色液体を125℃に冷却し、そしてフェノチ
アジン(重合抑制剤、0.06g、100ppm)及びアクリル酸
(9.0g、0.125モル)を加え、そして次に加熱して130−
135℃で10時間反応を維持すると、核磁気共鳴スペクト
ル分析(NMR)により反応が終了したことがわかる。NMR
分析により、5重量%以下の未反応のC6F13SO2N(H)C
3H6N(CH3を含んだ最終生成物が得られたことが明
らかであった。この混合物を100℃に冷却し、そして残
ったトルエン及びアクリル酸を減圧下(15トル)95−10
0℃において蒸留した。ブチルカルビトール(18.8g)及
び脱イオン水(50.2g)を加え、そして得られた混合物
を10分間撹拌すると均質物は透明で淡い琥珀色の溶液
(45.0%固体/15.0%ブチルカルビトール/40.0%水)が
得られた。得られた溶液は弗素化アミノカルボキシレー
ト(約75%の純度)を含み、本発明の調合物に使用する
ことができる。特に、得られた生成物は好ましい弗素化
アミノカルボキシレート、すなわちC6F13SO2N(C2H4COO
-)C3H6N+(CH32Hを少なくとも50重量%の純度、そし
て典型的には約70から90重量%の純度で含有していた。
前に述べた合成法による得られた溶液に含まれた副生物
は、C6F13SO2N(H)C3H6N+(CH32C2H4CO2 -及びC6F13
SO2N(C2H4CO2H)C3H6N+(CH32C2H4CO2 -であると考え
られる。
反応体としてアクリル酸を使用して、好ましい弗素化
アミノカルボキシレート、C6F13SO2N(C2H4COO-)C3H6N
+(CH32H、を合成する上記の方法は、通常ラクトン
(例えば、プロピオラクトン)の開環反応又はクロロプ
ロピオン酸若しくはクロロ酢酸との縮合反応を用いる一
般的なアルキル化合成と比べ、はるかに安全であってよ
り安価であることが新たに見い出された。このような反
応性ラクトンは発癌物質の疑いがあり、クロロプロピオ
ン酸又はクロロ酢酸からの塩化物の置換は残査の塩化物
のイオン副生物を生じ、これが消火又は他の装置に使用
されるステンレス鋼の腐蝕又はそれに穴をあけたりする
原因となる。プロピオラクトン反応体を使用する弗素化
アミノカルボキシレートの通常の合成法は、米国特許第
3,661,776号(Fletcher)の第3欄に記載されている。
特定の実施態様と関連させて本発明を開示したが、本
発明はこのような実施態様に限定されるものではない。
本発明の範囲を逸脱することなく、本発明において使用
された界面活性剤である物質以外の同種の化学物質中こ
れらに代えて用いられることは理解されるべきである。
従って、本発明は好ましい実施態様として示したものに
限られるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07C 309/15 C07C 309/15 311/18 311/18 311/19 311/19 311/65 311/65 317/28 317/28 C07F 9/09 C07F 9/09 U C09K 3/00 111 C09K 3/00 111B (72)発明者 スターン,リチャード エム. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133− 3427,セントポール,ポスト オフィス ボックス 33427 (56)参考文献 特開 昭49−8097(JP,A) 特開 昭54−75196(JP,A) 特開 昭58−38571(JP,A) 特開 昭57−34873(JP,A) 特開 昭59−116261(JP,A) 特開 昭61−191369(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62D 1/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)フルオロ脂肪族両性界面活性剤、 (b)フルオロ脂肪族アニオン界面活性剤、及び (c)6から10個の炭素原子のアルキル基を有するアル
    キルエーテルスルフェートを含む炭化水素界面活性剤、
    を包含する水性フィルム形成発泡性溶液。
  2. 【請求項2】フルオロ脂肪族両性界面活性剤(a)は式 によって表わされ、ここでRfは3から20個の炭素原子の
    フルオロ脂肪族基であり、XはCO及びSO2から成る群か
    ら選ばれ、R1とR2はアルキレン、アリーレン、アルアル
    キレン及びアルクアリーレンから成る群から選ばれた1
    から12個の炭素原子の2価の結合基であり、いづれのR
    は水素、1から18個の炭素原子のアリール及びアルキル
    基から成る群から選ばれた同一又は異なった基であり、
    そしてA-は−CO2 -,−SO2 -,−SO3 -、−OSO3 -及び−OP(O
    H)O-から成る群から選ばれたアニオンであり、ここで
    のフルオロ脂肪族アニオン界面活性剤(b)は少なくと
    も1個の該フルオロ脂肪族基Rf及び1個のアニオン基を
    有するフルオロ脂肪族化合物を含む請求項1記載の水性
    フィルム形成発泡性溶液。
  3. 【請求項3】フルオロ脂肪族両性界面活性剤(a)は式 によって表わされる弗素化アミノカルボキシレートであ
    り、ここでRfは3から20個の炭素原子のフルオロ脂肪族
    基であり、XはCO又はSO2から成る群から選ばれ、R1とR
    2はアルキレン、アリーレン、アルアルキレン及びアル
    クアリーレンから成る群から選ばれた1から12個の炭素
    原子の2価の結合基であり、いづれのRは水素、1から
    22個の炭素原子のアルキル基から成る群から選ばれた同
    一又は異なった基であり、そしてここでのフルオロ脂肪
    族アニオン界面活性剤(b)は少なくとも1個の該フル
    オロ脂肪族基Rf及び1個のアニオン基を有するフルオロ
    脂肪族化合物を含む請求項1から2記載のいづれかの水
    性フィルム形成発泡性溶液。
  4. 【請求項4】弗素化アミノカルボキシレートのRfは4か
    ら10個の炭素原子のペルフルオロ脂肪族基を含む請求項
    3記載の水性フィルム形成発泡性溶液。
  5. 【請求項5】弗素化アミノカルボキシレートは次の式 を有する化合物を含む請求項3又は4記載のいづれかの
    水性フィルム形成発泡性溶液。
  6. 【請求項6】フルオロ脂肪族アニオン界面活性剤(b)
    は式RfSO3Mによって表わされ、ここでRfは式CnF2n+1
    有するペルフルオロ脂肪族基であり、nは4から10、そ
    してMは金属又はアンモニウムイオンである請求項1か
    ら5記載のいづれかの水性フィルム形成発泡性溶液。
  7. 【請求項7】フルオロ脂肪族アニオン界面活性剤は4か
    ら10個の炭素原子であるペルフルオロアルカン基を含む
    請求項1から5記載のいづれかの水性フィルム形成発泡
    性溶液。
  8. 【請求項8】ペルフルオロアルカンスルフォネートは式
    C8F17SO3M、ここでMは金属又はアンモニウムイオンで
    ある、によって表わされるペルフルオロオクタンスルホ
    ネート化合物を含む請求項7記載の水性フィルム形成発
    泡性溶液。
  9. 【請求項9】アルキルエーテルスルフェートを含む炭化
    水素界面活性剤(c)は式CnH2n+1O(C2H4O)mSO3Mによ
    って表わされ、ここでnは6と10の間の整数、mは1か
    ら10の間の値、そしてMは金属又はアンモニウムイオン
    である 請求項1から8記載のいづれかの水性フィルム形成発泡
    性溶液。
  10. 【請求項10】フルオロ脂肪族両性界面活性剤(a)は
    によって表わされ、ここでRfは3から20個の炭素原子の
    フルオロ脂肪族基であり、XはCO及びSO2から成る群か
    ら選ばれ、R1とR2はアルキレン、アリーレン、アルアル
    キレン及びアルクアリーレンから成る群から選ばれた1
    から12個の炭素原子の2価の結合基であり、2個のR基
    は窒素原子と共に結合して複合環を形成でき、そして第
    3のRは水素、1から18個の炭素原子のアリール及びア
    ルキル基から成る群から選ばれ、そしてA-は−CO2 -,−S
    O2 -,−SO3 -、−OSO3 -及び−OP(OH)O-から成る群から
    選ばれたアニオンであり、ここでのフルオロ脂肪族アニ
    オン界面活性剤(b)は少なくとも1個の該フルオロ脂
    肪族基Rf及び1個のアニオン基を有するフルオロ脂肪族
    化合物を含む請求項1記載の水性フィルム形成発泡性溶
    液。
  11. 【請求項11】引火性液体火災を消火するために請求項
    1から10記載のいづれかの水性フィルム形成発泡性コン
    セントレートを使用する方法であって、 (i)事前混合物を形成するために該コンセントレート
    を消火用ホースを通過する水と混合し、 (ii)該ホースを通過するか又はこれに付属するノズル
    を通過してこの事前混合物に空気を飽和させて空気フォ
    ームを形成し、そして (iii)該空気フォームを引火性液体に適用することを
    包含する方法。
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