JP3215365U - 棒状物の結束用固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この考案は、作業効率の向上と製品の品質の均一化と生産性の向上を図ることにより、構造が簡単で取り扱い容易な改良された鉄筋やアンカーボルト、その他の棒状物の結束用固定具の提供を目的とするものである。【解決手段】複数の波形状の凹部5,6部を有する本体部2と、前記本体部の両端部からそれぞれ同方向に屈折して突出する鈎腕3を有する弾性金属ワイヤからなる棒状物の結束用固定具1であって、前記波形状の凹部5、6は前記突出する鉤腕3と同じ突出方向に屈曲する凹部を有し、前記鉤腕3の先端部には下方向へ向かって連続する複数の波形状又は湾曲状の凹部を有する係止爪4が設けられており、1種類の固定具で複数の直径の異なる棒状物の結束用固定具として使用出来る。【選択図】図1

Description

この考案は、コンクリートブロックを積工する際や基礎工事をする際の鉄筋や配筋又はパイプやアンカーボルト、或いはその他ガーデニングや棚板の支柱等の棒状体(以下単に「棒状物」という)を結束するための固定具に関する。
通常、鉄筋等を結束するには針金やプラスティック結束線で結束する方法が用いられていた。しかしながら、このような結束線を使用する方法は、結束線の締め付け工具を使用するため、時間と労力がかかる上に鉄筋等の丸棒をセットする際に結束線が緩み易く指定する固定位置にズレが生ずることが多く、工具で結束線を締め付けるとき左右前後に力が加わって施工物全体に狂いが生じやすくなるという欠点があった。
そのため本案出願人は、結束線の締め付け工具なしで鉄筋や配筋又はパイプやアンカーボルト等の棒状物を結束する弾性金属ワイヤのみからなる固定長を出願した(特許文献1及び特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2において製造工程や使用形態の改善は飛躍的に改善されたが、実際の作業現場においては直径又は大さの異なる棒状物を結束する場合は、異なる大きさの異なる形状の固定具を複数種類準備して置かねばならず、作業効率を上げるためには実用的かつ経済的な改良の必要性が問題となってきた。
そこで、本案出願人はさらなる工夫を重ね、固定する棒状物である鉄筋の直径が大きい物と小さい物とが1種類の固定具のみで対応できるように改良した。
実用新案登録第3094609号公報 実用新案登録第3163074号公報
考案が解決しようとする課題
この考案は、前述した問題点を解決するために、作業効率の更なる向上と、製品の品質の均一化と生産性の向上を図ることにより、構造が簡単で取り扱い容易な改良された棒状物である例えば鉄筋等の結束用固定具の提供を目的とするものである。
課題を解決するための手段
この考案は、複数の波形状の位置決め用凹部を有する本体部と、前記本体部の両端部からそれぞれ同方向に屈折して突出する鉤腕を有することを特徴とする弾性金属ワイヤからなる棒状物の結束具であって、大きさの異なる複数の波形状の位置決め用凹部を有する本体部と、前記本体部の両端部からそれぞれ同方向に屈折して突出する鉤腕を有し、前記本体部に設けられた複数の波形状の位置決め用凹部は、前記突出する鉤腕と同じ突出方向に屈曲しており、前記本体部の両端部に設けられた鉤腕には、それぞれ大きさの異なる連続する複数の波形状又は湾曲状の位置決め用凹部を有する係止爪が各鉤腕の同一箇所に同一形状で設けられていることを特徴とする棒状物の結束用固定具である。
考案の効果
この考案によれば、1種類の弾性金属ワイヤからなる結束用固定具であって、本体部でも鉤腕部でも複数の種類の直径の大きさが異なる鉄筋等の棒状物の固定具として使用可能であるから、結束用固定具として作業効率の向上や製造コストの削減に優れた効果を奏する。
この考案の結束用固定具の斜視図である。 この考案の結束用固定具を用いた直径の大きな鉄筋の結束状態説明図である。 この考案の結束用固定員を用いた直径の小さな鉄筋の結束状態説明図である。
以下、この考案の実施例に基づき説明するが、以下の説明において同一の機能を有する部材や部位、構成については同一の符号を付け、或いは説明を省略する場合がある。
図1は、この考案の実施例である結束用固定具の斜視図で、この固定具1は弾性力を有する単一の金属のワイヤ(以下「弾性金属ワイヤ」という)で構成されており、本体部2と、その両端部からそれぞれ同方向に屈折して突出する2本の鉤腕3とその鉤腕3の先端部には図のように下方向へ向かって突出する複数の凹部を有するそれぞれ大きさの異なる連続する複数の波形状又は湾曲状の位置決め用凹部4a、4bを有する鎌型状の係止爪4が設けられている。この連続する凹部は金属ワイヤに異なる大きさの棒状物を係止するために強い弾力性と強度を持たせるのに適している。
また、本体部2の中央部には、2箇所にアンカーボルト又は鉄筋、その他の棒状物を押圧係止する複数の位置決め用凹部5、6が設けられており、本体部2の弾性力により棒状物をその四部に位置決めして押圧固定するようになっている。そしてこの位置決め用凹部は、それぞれ凹部の深さを相違させることにより、結束する棒状物の位置や大きさに応じて凹部の位置を使い分けすることができる。
また、係止爪4の位置決め用凹部は、結束対象物である各種棒状物の位置や大きさ、結束状態によって必要に応じて鉤腕3からの傾きや方向を変更することもできる。
図2は、この考案の固定具を使用した鉄筋結束状態の説明図であり、この場合は比較的大きな直径のアンカーボルト7に同じように大きな直径の鉄筋8を直角に交差させて結束する時の状態を示しており、鉤腕3の先に設けられている係止爪4の連続する複数の湾曲状の位置決め用凹部のため係止爪の弾性力が大きくなって、大きな直径の鉄筋8に対して本体部2の位置決め凹部6と係止爪4の位置決め用凹部4aにより、しっかりと固定するようになっている。
図3は小さな直径のアンカーボルト7aに直径の小さい鉄筋8aを直角に交差させて結束した状態を示しており、この場合は、本体部2の位置決め用凹部5と係止爪4の位置決め用凹部4bにより、しっかりと固定されるようになっている。
なお、前記実施例では、直径の異なるアンカーボルトにそれぞれ同じ対応する直径の鉄筋を組み合わせて交差させた状態を示したが、組み合わせるアンカーボルトと直交する鉄筋の直径の大きさが異なる場合は、固定具本体部2の位置決め用凹部と係止爪4の位置決め用凹部とを自由に組み合わせることが出来ることは言うまでもない。
更に、固定具1を十文字に組み合わせて鉄筋をダブルにセットしたり、結束補強のために固定具を水平方向のみならず垂直方向にかけ渡して使用することもできる。その他、特に図示はしないが使用方法については現場の状況によってさまざまな対応が出来るのである。
以上のようにこの考案は1種類の弾性金属ワイヤだけからなる結束用固定具で様々な大きさの棒状物の結束用固定具として使用することが出来るので、前述したような作業効率の向上や製造コストの削減に優れた効果を奏するものである。
1・・・・・固定具
2・・・・・固定具の本体部
3・・・・・鉤腕
4・・・・・係止爪
5、6・・・位置決め用凹部

Claims (4)

  1. 複数の波形状の位置決め用凹部を有する本体部と、前記本体部の両端部からそれぞれ同方向に屈折して突出する鉤腕を有することを特徴とする弾性金属ワイヤからなる棒状物の結束用固定具。
  2. 大きさの異なる複数の波形状の位置決め用凹部を有する本体部と、前記本体部の両端部からそれぞれ同方向に屈折して突出する係止爪を有する鉤腕を有することを特徴とする請求項1記載の棒状物の結束用固定具。
  3. 前記本体部に設けられた複数の波形状の位置決め用凹部は、前記突出する鉤腕と同じ突出方向に屈曲していることを特徴とする請求項1又は2記載の棒状物の結束用固定具。
  4. 前記本体部の両端部に設けられた鉤腕には、それぞれ大きさの異なる連続する複数の波形状又は湾曲状の位置決め用凹部を有する係止爪が各鉤腕の同一箇所に同一形状で設けられていることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の棒状物の結束用固定具。
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