JP3215327U - 透視窓張出し架設用架台 - Google Patents
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Abstract
【課題】防潮壁開口部の奥まった位置にも透視窓を簡便に取り付けることができる透視窓張出し架設用架台を提供する。【解決手段】一対の上弦材2と、一対の鉛直の支柱3が立設されると共に、支柱3よりも前方に張出した透視窓仮固定枠5が立設された床枠4と、一対の上弦材2の前方で左右の任意点を吊りワイヤー13Aにより、また、支柱3の間に接合された後方の横梁81の中点を吊りワイヤー13Bで懸吊して3点で支持して荷役クレーン14で懸吊するとともに、後方中央点に位置する吊りワイヤー13Bを荷締器具16により伸縮可能に連結する。【選択図】図1
Description
本考案は、土木分野において河川・海岸等に構築された堤防あるいは防潮壁に設けた開口に透視窓を取り付けるための透視窓張出し架設用架台に関するものであり、透視窓を懸吊して防潮壁開口部の高さまで移動させ、とくに開口部の奥まった位置に透視窓を取り付けるための作業足場を持つ架台に関するものである。
近年、地震による津波、高潮又は降雨による河川氾濫等の大災害に対応可能な大型の堤防や防潮壁等のインフラ整備が実施される中で、大規模な構造物は地域住民に疎外感や閉塞感を与えるという理由から堤防や防潮堤に、例えば海側の景観を眺望できる透視窓が数多く取り付けられるようになった。
透視窓の取り付けに際しては、予め透明なガラス板やアクリル板を嵌め込んだ窓枠を荷役クレーン等で吊り上げて、堤防や防潮壁の開口の高さに配置された作業者が手作業で移動させながら装着施工する。防潮堤用の透視窓は透明板を窓枠本体に組み込んだものを防潮壁の開口部に取付けるので、施工現場での作業が軽減され、工期が短縮されるというメリットがある。しかしながら、これらの窓構造は壁面の表面部分に取付けている事例が多く、その取付方法は、吸盤によるバキューム方式が一般的である。また、取付位置が壁開口の奥方にある場合は、窓構造体を窓開口部分に取付けた後、コンクリートを打設する一体施工を行っている。
例えば、特許文献1には、床部の上面に、床部の短手方向に沿って設けられる横材と、上端部が手摺壁に固定されると共に、下端部が床部に固定される縦材と、縦材の上端部との間に架設される斜材とを備え、縦材を上端部に、吊りワイヤー係止用の吊り金具を取り付けるための吊り金具取付部が設けられた吊り治具と、吊り治具をバルコニーユニットの入隅部に取り付けてなる構造と、吊り金具を用いてバルコニーユニットを吊り下げる方法が開示されている。
また、建物の窓拭き等の外壁作業に用いるリフトとして、動力源をゴンドラ自体に設け、屋上手摺部を利用して着脱式のアンカーアームを用いてゴンドラを吊り下げる手段とし、建物壁面にレールを容易に着脱する構造をもって装着し、このレールに沿ってゴンドラが上下する講じたものが提案されている(特許文献2参照。)。
また、建物等のガラス板へ吸着する複数の吸着パッド、ガラス板とほぼ平行に回転するアームが設置され、その先端部に支持されたガイドレールに沿って移動自在な走行ブロックにガラス切断用のディスクカッターが設置され、吸着パッドの支持体をガラス切断作業の位置移動及び切断したガラスの運搬が可能な支持手段を備えたもの(特許文献3参照。)。荷役クレーンに垂下支持される剛性枠体9に吸盤を有する自動吸盤機を設け、この吸盤21とガラス吊下げ用ワイヤー等とにより連窓ガラスを保持し、この状態で取付階まで荷役クレーンで運び、室内側に連窓ガラスを呼び込んで所定の取付位置に装着するサッシュ取付装置(特許文献4参照。)等、種々提案されている。
しかしながら、上記従来技術のような吸盤によるバキューム方式では、透明な窓材であるアクリル板表面には離型紙等による表面保護養生材が貼り付けられているため、吸盤を吸着させて窓枠の荷役作業を行うと、窓枠の重量で脱落する危険がある。また、離型紙を剥ぎ取り吸盤を吸着させた場合、アクリル板の表面に除去できない程の吸盤の痕跡が残るおそれがある。さらに、防潮壁との一体施工(取付)では、窓構造周辺の資材組立、コンクリート打設時等において窓構造に擦傷、欠損等の悪影響を及ぼすおそれがある。とくに、透視窓を懸吊して防潮壁開口部の高さまで移動させて開口部の奥まった位置に透視窓を取り付ける場合、オーバーハングした壁の開口部上壁で懸吊ワイヤーの壁側方向への移動が規制されて取り付けが困難になる。
本考案は、このような従来技術の課題に鑑み、透視窓の荷役作業時に発生する脱落や吸盤の吸着痕跡を防止でき、かつ防潮壁開口部の奥まった位置にも透視窓を簡便に取り付けることができる透視窓張出し架設用架台を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案の透視窓張出し架設用架台は、一対の上弦材と、一対の鉛直の支柱が立設されると共に、支柱よりも前方に張出した透視窓仮固定枠が立設された床枠とからなることを第1の特徴とする。また、前記一対の上弦材の前方左右点及び支柱間に接合された横梁の中点を吊りワイヤーで懸吊して3点で支持されて荷役クレーンで懸吊されると共に、前記少なくとも1本の吊りワイヤーがレバーブロックにより伸縮可能に連結されていることを第2の特徴とする。
本考案によれば、以下の利点がある。
(1)透視窓張出し架設用架台下方の張出した下弦材前方に透視窓を仮固定し、吊り上下げして、透視窓の外枠の上縁渕と、上弦材前方下との間にオーバーハングした壁の開口部上壁を越境して通過させて、壁の開口部の奥まった位置に移動して透視窓を取付けることができる。
(2)上弦材、下弦材の張出し長さ、及び上弦材下と透明窓上辺の間隔を適宜変更することにより、指定された事前埋設枠に取付けることができる。
(3)架台前方に2本、中央に1本の計3本の吊りワイヤーで吊り上下げ、中央1本のワイヤーに組み込んだレバーブロックを操作することにより、透視窓張出し架設用架台の上下方向の傾きを微調整しながら開口部の奥まった位置まで進入が可能になる。
(4)透視窓張出し架設用架台の上弦材と下弦材との間に傾斜材を配置して平行を保持し、下弦材前方に掛かる荷重に対する補強材となる。
(1)透視窓張出し架設用架台下方の張出した下弦材前方に透視窓を仮固定し、吊り上下げして、透視窓の外枠の上縁渕と、上弦材前方下との間にオーバーハングした壁の開口部上壁を越境して通過させて、壁の開口部の奥まった位置に移動して透視窓を取付けることができる。
(2)上弦材、下弦材の張出し長さ、及び上弦材下と透明窓上辺の間隔を適宜変更することにより、指定された事前埋設枠に取付けることができる。
(3)架台前方に2本、中央に1本の計3本の吊りワイヤーで吊り上下げ、中央1本のワイヤーに組み込んだレバーブロックを操作することにより、透視窓張出し架設用架台の上下方向の傾きを微調整しながら開口部の奥まった位置まで進入が可能になる。
(4)透視窓張出し架設用架台の上弦材と下弦材との間に傾斜材を配置して平行を保持し、下弦材前方に掛かる荷重に対する補強材となる。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の実施の形態について説明する。
本考案に係る透視窓張出し架設用架台1を用いて防潮壁Wの開口Waに予め設置された事前埋設枠18に透視窓10架設する事例を説明するが、便宜上、同様の構成要素には同一の参照符号を付して説明する。
本考案に係る透視窓張出し架設用架台1を用いて防潮壁Wの開口Waに予め設置された事前埋設枠18に透視窓10架設する事例を説明するが、便宜上、同様の構成要素には同一の参照符号を付して説明する。
図1に示すように、本考案の透視窓張出し架設用架台1は、概略、上部一対の上弦材2と、一対の鉛直の支柱3及び床枠4から構成されている。そして、2本の上弦材2の上面で、架台1の前方で左右に位置する点に吊環15が夫々取付けられて吊りワイヤー13Aで懸吊され、及び支柱3間に接合された横梁81の上面の中点に吊環15が取付けられていて、この吊環15を吊りワイヤー13Bで懸吊して、荷役クレーン14で懸吊するようにされている。その際、後部中央の吊りワイヤー13Bはレバーブロック16により伸縮可能に連結して、作業状態に適宜対応して架台1全体の上下の傾きを調整できるようにされている。
つまり、本考案の透視窓張出し架設用架台1は、一対の上弦材2と、一対の鉛直の支柱3が立設されると共に、支柱3よりも前方に張出した透視窓仮固定枠5が立設された床枠4とからなる。また、一対の上弦材2の前方で左右の任意点を吊りワイヤー13Aにより、また、支柱3の間に接合された横梁の中点を吊りワイヤー13Bで懸吊して3点で支持して荷役クレーン14で懸吊され、後方中央点に位置する吊りワイヤー13Bがレバーブロック16により伸縮可能に連結されている。尚、レバーブロック16の取り付け位置及び数量は、作業内容に応じて適宜変更及び増減できる。
更に、透視窓10の取り付け位置が高所な防潮壁Wにおいては、透視窓張出し架設用架台1の透視窓仮固定枠5が開口部Waに移動され取り付け位置に到達した後、透視窓10の取り付け作業時に、作業者が架台1に乗り込んで作業できるように昇降階段17(図中、2点鎖線で示す。)並びに作業用足場19が組み込むものでもよい。
架台1の一対の上弦材2は一対の支柱3の上端に接合されていて、支柱3の下端には矩形に構成された床枠4が接合されている。一対の支柱3間は傾斜繋材31、水平繋材32及び傾斜繋材33で接合されて補強されていて、支柱3の外側面には、夫々の上弦材2の後端から床枠4の短辺の略中央付近にわたって傾斜梁9が接合されている。この傾斜梁9は、床枠4に立設された透視窓仮固定枠5に透視窓10が仮固定され透視窓受片6に載積されたときの補強及び架台1を懸吊したとき上弦材2の後方に加わる荷重に抗うために補強材となる。尚、各鋼材の形状等については、便宜上、鉛直材、床枠につては角鋼管、繋材及び傾斜材等の補強材はL型鋼としているが、実施例に限定されず、それらのいずれかを使用するものでもよい。また、接合部あるいは角隅等には補強金具12が適宜取り付けられている。
図2及び図3に示すように、また、透視窓10を載置して仮固定が可能な窓固定枠5が前記支柱3と対向する面に立設されていて、透視窓10下端を複数の透視窓受片6(L字鋼)に載積すると共に、透視窓の外枠11の上部の仮固定ナット11aを窓仮止め金具7にボルト71で螺合して仮固定し、防潮壁Wの開口部Waの奥まった位置Lに移動させ、事前埋設枠18に固定することが可能となっている。
すなわち、透視窓仮固定枠5は、床枠4の前方上面に設けられていて、床枠4の前方側面部分には一定間隔で複数の透視窓受片6が接合されている。また、透視窓仮固定枠5の上面には透視窓仮固金具7が接合されていて、金具7に開口された長孔7aに仮固定用のボルト71を貫通させて透視窓10を仮固定する。透視窓仮固定枠5裏面には傾斜控材51及び52が左右対称に配置接合されていて、透視窓仮固定枠5を補強して剛性を向上するようにされている。尚、透視窓10の受片6はL型鋼を用いて床枠4の長辺の外面に複数個接合して設けられているが、床枠4の辺長さと同程度の長さのL型鋼を単一に接合するようなものでもよい。
防潮壁Wの高所にある開口部Waは、地上からの作業が不可能なため、前述したように、組立てられた透視窓張出し架設用架台1の内側に、予め昇降階段17を接続し、更に、床枠4の内側に作業用足場19を形成しておき、架台1の前方に載積された透視窓10が開口部Waに嵌め込まれた後に作業者が搭乗して透視窓10を事前埋設枠18のボルトに通してナットで固定する(図示せず。)。昇降階段17は丸鋼を接合して架台1に固定するものだが、汎用品の脚立又は梯子等を堅牢に固定して取付けるものでもよい。また、作業足場19については、足場横桟の溝型鋼、足場縦桟のL型鋼を組み合わせて床枠4の内側に接合し、その上面に足場用網20を張設、あるいは汎用品の足場板を床枠4に堅固に張設するものでもよい。
透視窓張出し架設用架台を組み立てから、防潮壁開口部Waに設置するまでの作業手順として、
(1)予めの製作工場内で組み立てられた透視窓張出し架設用架台1を現場に搬入する。
(2)透明窓10を架台1の受片6に搭載してボルト71を透視窓仮固金具7の長孔7aに貫通させ、透視窓10側の仮固定高ナット11aにねじ込み仮固定を行う。
(3)3か所の吊環15に吊りワイヤー13A及び13Bを取付ける。この時、後方吊りワイヤー13Bには上下傾き調整用レバーブロック16を組み込んでおく。
(4)荷役クレーン14で透視窓10が上載された架台1を懸吊し、壁の開口部Waまで移動する。
(5)防潮壁Wの開口部Wa上縁の迫り出した壁を潜り、開口部Waに架台1の前方に上載した透明窓10を嵌め込んでいく。開口Waと透視窓10の間隙は狭小なので、レバーブロック16で上下の傾きを微調整しながら前進させる。
(6)作業者は、透視窓仮固定枠5に搭載された透明窓10を嵌入後、架台1に搭乗してボルトで本締めして固定する。透視窓10を固定後に仮固定している透視窓仮固定金具7に貫通されたボルト71を外して、荷役クレーン14で徐々に架台1を後退させ開口部Waから引き出して離反させる。
尚、本考案は、上記の実施例に限定されるものではなく、各構成内容については、使用状況や使用目的によって適宜変更することができる。
(1)予めの製作工場内で組み立てられた透視窓張出し架設用架台1を現場に搬入する。
(2)透明窓10を架台1の受片6に搭載してボルト71を透視窓仮固金具7の長孔7aに貫通させ、透視窓10側の仮固定高ナット11aにねじ込み仮固定を行う。
(3)3か所の吊環15に吊りワイヤー13A及び13Bを取付ける。この時、後方吊りワイヤー13Bには上下傾き調整用レバーブロック16を組み込んでおく。
(4)荷役クレーン14で透視窓10が上載された架台1を懸吊し、壁の開口部Waまで移動する。
(5)防潮壁Wの開口部Wa上縁の迫り出した壁を潜り、開口部Waに架台1の前方に上載した透明窓10を嵌め込んでいく。開口Waと透視窓10の間隙は狭小なので、レバーブロック16で上下の傾きを微調整しながら前進させる。
(6)作業者は、透視窓仮固定枠5に搭載された透明窓10を嵌入後、架台1に搭乗してボルトで本締めして固定する。透視窓10を固定後に仮固定している透視窓仮固定金具7に貫通されたボルト71を外して、荷役クレーン14で徐々に架台1を後退させ開口部Waから引き出して離反させる。
尚、本考案は、上記の実施例に限定されるものではなく、各構成内容については、使用状況や使用目的によって適宜変更することができる。
1 架台(ゴンドラ)
2 上弦材
3 鉛直の支柱
31 傾斜繋材
32 水平繋材
33 傾斜繋材
4 床枠
5 透視窓固定枠
51 傾斜控材
52 傾斜控材
6 透視窓受片(L型鋼)
7 透視窓仮固定金具
7a 長孔
71 ボルト
8 横梁(前方)
81 横梁(中央)
82 横梁(後方)
9 傾斜梁
91 傾斜控材
10 透視窓
11 透視窓の外枠
11a仮固定ナット
12 補強金具
13A吊りワイヤー
13B吊りワイヤー
14 荷役クレーン
15 吊環
16 レバーブロック
17 昇降階段(梯子)
18 事前埋設枠
19 作業用足場
20 足場用網
W 防潮壁
Wa 防潮壁の開口
L 開口の奥まった位置
2 上弦材
3 鉛直の支柱
31 傾斜繋材
32 水平繋材
33 傾斜繋材
4 床枠
5 透視窓固定枠
51 傾斜控材
52 傾斜控材
6 透視窓受片(L型鋼)
7 透視窓仮固定金具
7a 長孔
71 ボルト
8 横梁(前方)
81 横梁(中央)
82 横梁(後方)
9 傾斜梁
91 傾斜控材
10 透視窓
11 透視窓の外枠
11a仮固定ナット
12 補強金具
13A吊りワイヤー
13B吊りワイヤー
14 荷役クレーン
15 吊環
16 レバーブロック
17 昇降階段(梯子)
18 事前埋設枠
19 作業用足場
20 足場用網
W 防潮壁
Wa 防潮壁の開口
L 開口の奥まった位置
上記の目的を達成するために、本考案の透視窓張出し架設用架台は、一対の上弦材と、一対の鉛直の支柱が立設されると共に、支柱よりも前方に張出した透視窓仮固定枠が立設された床枠とからなることを第1の特徴とする。また、前記一対の上弦材の前方左右点及び支柱間に接合された横梁の中点を吊りワイヤーで懸吊して3点で支持されて荷役クレーンで懸吊されると共に、前記少なくとも1本の吊りワイヤーが荷締器具により伸縮可能に連結されていることを第2の特徴とする。
本考案によれば、以下の利点がある。
(1)透視窓張出し架設用架台下方の張出した下弦材前方に透視窓を仮固定し、吊り上下げして、透視窓の外枠の上縁渕と、上弦材前方下との間にオーバーハングした壁の開口部上壁を越境して通過させて、壁の開口部の奥まった位置に移動して透視窓を取付けることができる。
(2)上弦材、下弦材の張出し長さ、及び上弦材下と透明窓上辺の間隔を適宜変更することにより、指定された事前埋設枠に取付けることができる。
(3)架台前方に2本、中央に1本の計3本の吊りワイヤーで吊り上下げ、中央1本のワイヤーに組み込んだ荷締器具を操作することにより、透視窓張出し架設用架台の上下方向の傾きを微調整しながら開口部の奥まった位置まで進入が可能になる。
(4)透視窓張出し架設用架台の上弦材と下弦材との間に傾斜材を配置して平行を保持し、下弦材前方に掛かる荷重に対する補強材となる。
(1)透視窓張出し架設用架台下方の張出した下弦材前方に透視窓を仮固定し、吊り上下げして、透視窓の外枠の上縁渕と、上弦材前方下との間にオーバーハングした壁の開口部上壁を越境して通過させて、壁の開口部の奥まった位置に移動して透視窓を取付けることができる。
(2)上弦材、下弦材の張出し長さ、及び上弦材下と透明窓上辺の間隔を適宜変更することにより、指定された事前埋設枠に取付けることができる。
(3)架台前方に2本、中央に1本の計3本の吊りワイヤーで吊り上下げ、中央1本のワイヤーに組み込んだ荷締器具を操作することにより、透視窓張出し架設用架台の上下方向の傾きを微調整しながら開口部の奥まった位置まで進入が可能になる。
(4)透視窓張出し架設用架台の上弦材と下弦材との間に傾斜材を配置して平行を保持し、下弦材前方に掛かる荷重に対する補強材となる。
図1に示すように、本考案の透視窓張出し架設用架台1は、概略、上部一対の上弦材2と、一対の鉛直の支柱3及び床枠4から構成されている。そして、2本の上弦材2の上面で、架台1の前方で左右に位置する点に吊環15が夫々取付けられて吊りワイヤー13Aで懸吊され、及び支柱3間に接合された横梁81の上面の中点に吊環15が取付けられていて、この吊環15を吊りワイヤー13Bで懸吊して、荷役クレーン14で懸吊するようにされている。その際、後部中央の吊りワイヤー13Bは荷締器具16(以下、レバーブロック(商品名)と称する)により伸縮可能に連結して、作業状態に適宜対応して架台1全体の上下の傾きを調整できるようにされている。
Claims (2)
- 一対の上弦材と、一対の鉛直支柱が立設されると共に、支柱よりも前方に張出した透視窓仮固定枠が立設された床枠とからなることを特徴とする透視窓張出し架設用架台。
- 前記一対の上弦材の前方左右点及び支柱間に接合された横梁の中点を吊りワイヤーで懸吊して3点で支持されて荷役クレーンで懸吊されると共に、前記少なくとも1本の吊りワイヤーがレバーブロックにより伸縮可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載の透視窓張出し架設用架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004481U JP3215327U (ja) | 2017-09-12 | 2017-09-12 | 透視窓張出し架設用架台 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110359693A (zh) * | 2019-06-24 | 2019-10-22 | 中国五冶集团有限公司 | 一种悬挂式脚手架结构 |
CN112938845A (zh) * | 2021-01-26 | 2021-06-11 | 彭述明 | 一种机械限位锁紧机构和高空作业平台 |
CN113323365A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-08-31 | 山东方正建筑新型材料有限公司 | 一种电梯井防护平台及施工方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110359693A (zh) * | 2019-06-24 | 2019-10-22 | 中国五冶集团有限公司 | 一种悬挂式脚手架结构 |
CN110359693B (zh) * | 2019-06-24 | 2024-04-09 | 中国五冶集团有限公司 | 一种悬挂式脚手架结构 |
CN112938845A (zh) * | 2021-01-26 | 2021-06-11 | 彭述明 | 一种机械限位锁紧机构和高空作业平台 |
CN113323365A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-08-31 | 山东方正建筑新型材料有限公司 | 一种电梯井防护平台及施工方法 |
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