JP3214193B2 - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JP3214193B2 JP27108593A JP27108593A JP3214193B2 JP 3214193 B2 JP3214193 B2 JP 3214193B2 JP 27108593 A JP27108593 A JP 27108593A JP 27108593 A JP27108593 A JP 27108593A JP 3214193 B2 JP3214193 B2 JP 3214193B2
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信彦 大村
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機などに搭
載される紙幣識別装置の構造に係わり、特に数片に裁断
してつなぎ合わした紙幣を受け入れないようにした紙幣
識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1を参考にして説明する。従来、紙幣
搬送路上の紙幣引き抜き防止レバー1の配置位置に関し
ては、紙幣引き抜き防止レバー1が1本の場合は紙幣の
長手方向中央線上付近、2本の場合は紙幣を3等分する
長手方向線上付近、あるいは構造的に取り付け可能な場
所に配置していた。さらにこの紙幣引き抜き防止レバー
の本数は多くても3本が限度であった。
【0003】この構造に対して近年図4に示すように紙
幣を紙幣引き抜き防止レバーの中心部に合わせ長手方向
に数片に裁断し、紙幣裁断線6a部の複数箇所を粘着力
の弱い粘着テープ7でつなぎ合わせ、紙幣引き抜き方向
先端に強度のあるセロハンテープ8などを接着した紙幣
を投入し、紙幣受入れ信号を出力させたのち導入搬送ベ
ルト10に当たる両端部を引き抜き、更に紙幣引き抜き
防止レバーの間隔が広いことを利用して残りの部分を引
き抜き、又つなぎなおし再利用する手口が発生している
のが現状である。この手口が容易に応用できるのは紙幣
引き抜き防止レバー1の間隔が広いことと、粘着力の弱
い粘着テープ7でつなぎ合わせたことにある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の方法によれば、
その問題点は紙幣引き抜き防止レバーの中心部に合わせ
長手方向に紙幣が数片に分割され粘着力の弱い粘着テー
プでつなぎ合わされたものが、真紙幣として受け入れら
れることにある。この発明は前記の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は長手方向に紙幣が数片に分
割され粘着力の弱い粘着テープでつなぎ合わされたもの
が真紙幣として受け入れないようにした紙幣識別装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば前述の
目的は、投入された紙幣を搬送する紙幣搬送路と、この
紙幣搬送路を搬送される紙幣の複数箇所をそれぞれトレ
ースする複数の紙幣識別センサーと、これらの紙幣識別
センサーの手前側で前記紙幣搬送路に出没する紙幣引き
抜き防止レバーとを備えた紙幣識別装置において、前記
紙幣引き抜き防止レバーは、前記紙幣の先端が通過する
と前記紙幣搬送路に突出され、前記紙幣の後端が通過す
ると前記紙幣の前記複数の紙幣識別センサーによりトレ
ースされる部分が通過する複数の紙幣トレースライン上
で前記紙幣搬送路をそれぞれ遮断するように1列のくし
の歯状に設けられ、前記紙幣の長さをチェックするため
の長さチェックセンサーに連結されることにより達成さ
れる。前記紙幣識別センサーは、磁気センサー及び光セ
ンサーからなり、それぞれの紙幣トレースラインを交互
に配置するのがよい。
【0006】さらに、前記紙幣引き抜き防止レバーは
記紙幣トレースライン上以外の部分でも前記紙幣搬送
路を遮断するものであることが有効である。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、この種の手口は紙幣
引き抜き防止レバーに合わせ紙幣を裁断しているため、
紙幣引き抜き防止レバーを紙幣トレースライン上に設け
ることにより、紙幣識別センサーが磁気センサーであれ
ば粘着テープにより磁気の発生が検知されず、また粘着
テープとの段差による磁気のバラツキが発生し、受入れ
不可の信号を出力する。また光センサーであれば粘着テ
ープによる厚さ不良あるいは粘着テープ部以外では微小
なすき間でも光を透過して受入れ不可の信号を出力す
る。このことによりつなぎ合わされた紙幣は偽紙幣と判
断され返却されることになる。
【0008】そして、紙幣の長さをチェックするための
長さチェックセンサーを紙幣引き抜き防止レバーに連結
することにより、仮につなぎ合わせた紙幣を真紙幣と判
定し受け入れたとしても、引き抜き用のセロハンテープ
等を検知して紙幣長さ不良として返却することができ
る。また、紙幣引き抜き防止レバーを紙幣トレースライ
ン上以外にも設けることにより、仮に受け入れられたと
しても紙幣引き抜き防止レバーとの摩擦力により更に引
き抜きが容易にできなくなる。
【0009】
【実施例】図1ないし3に基づいて説明する。図1はこ
の実施例による識別部の構成図、図2はこの実施例によ
る紙幣引き抜き防止レバー、磁気センサー又は光センサ
ーとの位置関係を示す説明図、図3は他の実施例を示す
紙幣引き抜き防止レバー、磁気センサー又は光センサー
との位置関係を示す説明図である。 〔実施例1〕図1に示すように一体化された5本の紙幣
引き抜き防止レバー1がソレノイド2に直結されてお
り、紙幣の挿入と同時にソレノイド2により上方に引き
上げられる。この時点で紙幣搬送路3が開放され紙幣
が、両端にあるベルト10により搬送され、その先端が
紙幣引き抜き防止レバー1を通りすぎると紙幣引き抜き
防止レバー1は紙幣搬送路3に下げられ、紙幣の後端が
通過すると紙幣搬送路3をくしの歯状に遮断する。この
時点で前記図4に示すようなつなぎ合わされた紙幣が投
入された場合は、前述のように紙幣裁断線6aは紙幣引
き抜き防止レバー1の中央部に合わせる手口のため(図
4において紙幣引き抜き防止レバー1を延長した矢印と
紙幣裁断線6aとが一致している)、図2に示す紙幣ト
レースライン6と一致し、この紙幣トレースライン6上
に交互に配置された磁気センサー4と光センサー5の作
動により、磁気センサー4部においては粘着テープ7に
より磁気の発生が検知されずまた粘着テープ7との段差
による磁気のバラツキが発生し、受入れ不可の信号を出
力する。また光センサー5部では粘着テープ7による厚
さ不良あるいは粘着テープ7部以外では微小なすき間で
も光を透過して受入れ不可の信号を出力する。このこと
により図4のような紙幣は偽紙幣と判断され返却される
ことになる。
【0010】仮にこの紙幣裁断線の位置がずれ、つなぎ
合わされた紙幣が受け入れられたとしても、セロハン8
で引き抜きをする場合、紙幣引き抜き防止レバー1の間
隔が従来品より狭くなっているため、紙幣片が紙幣引き
抜き防止レバー1に当たり引き抜き難くなる。さらにこ
の間にセロハン8が紙幣トレースライン6上に移動する
と、紙幣引き抜き防止レバー1がセロハン8に当たり下
がりきれないため、紙幣引き抜き防止レバー1連結し
た長さチェックセンサー9により紙幣長さ不良として返
却される。 〔実施例2〕図3は他の実施例を示すものであり、紙幣
トレースライン6上での紙幣引き抜き防止レバー1の配
置を基本に、紙幣引き抜き防止レバー1を増加しその摩
擦力により、紙幣の引き抜き防止を強化したものであ
る。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、紙幣トレースライン
上に紙幣引き抜き防止レバーを設けたので、作用の項で
述べたようにつなぎ合わせた紙幣を偽紙幣と判定し返却
することができる。仮につなぎ合わせた紙幣を真紙幣と
判定し受け入れたとしても紙幣長さ不良として返却した
り、その紙幣を引き抜くことが不可能に近くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施例による識別部の構成図
【図2】この実施例による紙幣引き抜き防止レバー、磁
気センサー又は光センサーとの位置関係を示す説明図
【図3】他の実施例を示す紙幣引き抜き防止レバー、磁
気センサー又は光センサーとの位置関係を示す説明図
【図4】この手口を示す再生紙幣の説明図
【符号の説明】
1 紙幣引き抜き防止レバー 2 ソレノイド 3 紙幣搬送路 4 磁気センサー 5 光センサー 6 紙幣トレースライン 6a 紙幣裁断線 7 粘着テープ 8 セロハン 9 長さチェックセンサー 10 導入搬送ベルト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−100787(JP,A) 実開 昭57−73757(JP,U) 実開 平4−90272(JP,U) 特表 昭56−501341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 7/00 G07F 7/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入された紙幣を搬送する紙幣搬送路と、
    この紙幣搬送路を搬送される紙幣の複数箇所をそれぞれ
    トレースする複数の紙幣識別センサーと、これらの紙幣
    識別センサーの手前側で前記紙幣搬送路に出没する紙幣
    引き抜き防止レバーとを備えた紙幣識別装置において、
    前記紙幣引き抜き防止レバーは、前記紙幣の先端が通過
    すると前記紙幣搬送路に突出され、前記紙幣の後端が通
    過すると前記紙幣の前記複数の紙幣識別センサーにより
    トレースされる部分が通過する複数の紙幣トレースライ
    ン上で前記紙幣搬送路をそれぞれ遮断するように1列の
    くしの歯状に設けられ、前記紙幣の長さをチェックする
    ための長さチェックセンサーに連結されることを特徴と
    する紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記紙幣識
    別センサーは磁気センサー及び光センサーからなり、そ
    れぞれ紙幣トレースラインを交互に配置することを特徴
    とする紙幣識別装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の装置において、前記
    紙幣引き抜き防止レバーは、前記紙幣トレースライン上
    以外の部分でも前記紙幣搬送路を遮断するものである
    とを特徴とする紙幣識別装置。
JP27108593A 1993-10-29 1993-10-29 紙幣識別装置 Expired - Fee Related JP3214193B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299190A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 紙幣引抜き不正行為防止装置、及び紙幣取扱装置

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JP2007299190A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 紙幣引抜き不正行為防止装置、及び紙幣取扱装置

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