JP3214113B2 - 充填装置の無菌バルブ - Google Patents
充填装置の無菌バルブInfo
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Description
液バルブを構成する弁体にベローズあるいはダイアフラ
ム等の密封手段が取付けられて充填液通路内が外部から
遮断された無菌バルブに関するものである。
一例を示す図であり、バルブハウジング100内に充填
液通路100aが形成され、内部に、この充填液通路1
00aを開閉する液バルブ102が設けられている。充
填液通路100aの液バルブ102よりも上方には、図
示しない充填液タンクに接続された給液管104が開口
し、液バルブ102の下方には、図示しない充填ノズル
に連結された注液管106が開口している。液バルブ1
02を構成する弁体108は、バルブハウジング100
の上方に設けられたシリンダ(図示せず)のピストンロ
ッド110に連結されて昇降し、下降時には、バルブハ
ウジング100内の弁座100bに着座して給液管10
4と注液管106との間を遮断し、上昇時には、給液管
104と注液管106とを連通して容器内への充填を行
う。
0に形成された弁座100bに着座するシール部材11
2と、このシール部材112に一体的に設けられ、上部
114aが、充填液通路100aの注液管104の開口
部よりも上方に、液密を保持して嵌着されたベローズ1
14と、シール部材112を上記ピストンロッド110
に連結するステンレス製の締結ピン116とから構成さ
れている。上記シール部材112と締結ピン116との
間には環状のシール部材118が介装されて、液バルブ
102が配設された充填液通路100aの内部側と外部
側とをシールしている。
もので、図2と同一の部分には同一の符号を付してその
説明を省略する。この無菌バルブでは、弁体120の上
部に、外周側122aがバルブハウジング100に固定
されたダイアフラム122の内周側122bが嵌着され
て、充填液通路100aの内部側と外部側とが遮断され
ている。弁体120の弁座100bに着座する部分に
は、その下面側に形成された環状溝120a内にゴム製
の環状シール部材124が嵌着されている。
バルブでは、環状のシール部材118によって充填液通
路100aの内外の液密を保持することができるが、こ
のシール部材112よりも下方側のシール部材112と
締結ピン116との間の当接部119に隙間があいてい
た。このように隙間があくと、内部に充填液が侵入して
しまい、雑菌が発生するという問題があった。
溝120aとゴム製の環状シール部材124との間に隙
間があいてしまい同様の問題が発生していた。
ので、弁体の充填液通路内に位置している接液部に、隙
間ができないようにして、充填液が侵入して雑菌が発生
することを防止した充填装置の無菌バルブを提供するも
のである。
無菌バルブは、充填液通路の内部に設けられ、充填液通
路内に充填液を供給する給液管と充填液通路内の充填液
を容器内に充填する注液管との間を連通遮断する液バル
ブと、この液バルブを構成する弁体に取付けられて充填
液通路内を外部から遮断する密封手段とを備えており、
特に、上記弁体を、充填液通路内に設けられた弁座に着
座するシール部材と、このシール部材を、弁体を作動さ
せる駆動手段に連結する締結部材と、締結部材を上記シ
ール部材との間に収容するキャップとから構成し、シー
ル部材とキャップとの接合部の充填液に接する部分を溶
接することにより両者を固定し、充填液に接する外面に
隙間をなくしたものである。
ル部材とキャップとを溶接して充填液に接する外面に隙
間をなくしたので、弁体の内部に充填液が侵入すること
がなく、雑菌の繁殖を防止することができる。
する。図1は本発明の一実施例に係る充填装置の無菌バ
ルブの縦断面図であり、バルブハウジング1内に充填液
通路1aが形成され、その内部に、この充填液通路1a
を開閉する液バルブ2が設けられている。充填液通路1
aの液バルブ2よりも上方には、図示しない充填液タン
クに接続された給液管4が開口し、液バルブ2の下方に
は、図示しない充填ノズルに連結された注液管6が開口
している。液バルブ2を構成する弁体8は、バルブハウ
ジング1の上方に設けられたシリンダ(図示せず)のピ
ストンロッド10に連結されて昇降し、下降時には、バ
ルブハウジング1内の弁座1bに着座して給液管4と注
液管6との間を遮断し、上昇時には、給液管4と注液管
6とを連通させて容器内への充填を行う。
された弁座1bに着座するシール部材12を備えてい
る。このシール部材12は、テフロン(登録商標)等の
合成樹脂素材から成る環状をしており、その内部を貫通
するステンレス製の締結ピン16によって、バルブハウ
ジング1の上方に固定されたシリンダのピストンロッド
10に連結されて昇降される。環状のシール部材12の
上面には、ベローズ14が一体的に設けられている。こ
のベローズ14の上端14aは、バルブハウジング1と
その上方のシリンダボディ20との間の空間内に、環状
の止め輪22を介して嵌着されており、上記給液管4と
注液管6とが開口している充填液通路1a内と外部とを
液密を保持して遮断している。環状のシール部材12を
上方のピストンロッド10に連結している締結ピン16
の下方には、この締結ピン16全体を覆うキャップ24
が取付けられている。このキャップ24は、上記環状の
シール部材12と同様に、テフロン等の合成樹脂素材か
ら成っており、キャップ24の外周縁とシール部材12
との接合部26は溶接されており、これら両者の接合面
およびこれらと締結ピン16との接合面内には充填液が
侵入しないようになっている。
は、ステンレス製の締結ピン16をテフロン製のシール
部材12と、同じくテフロン製のキャップ24との間に
収容し、シール部材12とキャップ24との接合部の外
周側を溶接することにより、これらを一体にしたので、
シール部材12とキャップ24との接合面、締結ピン1
6とシール部材12およびキャップ24との接合面内に
充填液が侵入することがないので、無菌バルブの無菌性
能を向上させることができる。なお、弁体8の構成は、
上記のものに限定されるものではなく、弁体の接液部つ
まり充填液に接する外面側が同一素材の合成樹脂から成
り、充填液が内部に侵入する隙間がないような構成であ
ればよい。また、上記実施例では、充填重量を計測しな
がらバルブの開閉を制御して一定重量の充填を行うウエ
イトフィラ(重量充填装置)に通常用いられる無菌バル
ブについて説明したが、その他のタイプの充填装置にも
適用することができる。
体を、充填液通路内に設けられた弁座に着座するシール
部材と、このシール部材を、弁体を作動させる駆動手段
に連結する締結部材と、締結部材を上記シール部材との
間に収容するキャップとから構成し、シール部材とキャ
ップとの接合部の充填液に接する部分を溶接することに
より両者を固定し、充填液に接する外面に隙間をなくし
たので、液バルブを構成する弁体の内部に充填液が侵入
することがなく、雑菌の繁殖を防止することができる。
の縦断面図である。
る。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 充填液通路の内部に設けられ、充填液通
路内に充填液を供給する給液管と充填液通路内の充填液
を容器内に充填する注液管との間を連通遮断する液バル
ブと、この液バルブを構成する弁体に取付けられて充填
液通路内を外部から遮断する密封手段とを備えた充填装
置の無菌バルブにおいて、上記弁体を、充填液通路内に
設けられた弁座に着座するシール部材と、このシール部
材を、弁体を作動させる駆動手段に連結する締結部材
と、締結部材を上記シール部材との間に収容するキャッ
プとから構成し、シール部材とキャップとの接合部の充
填液に接する部分を溶接することにより両者を固定し、
充填液に接する外面に隙間をなくしたことを特徴とする
充填装置の無菌バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31416692A JP3214113B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 充填装置の無菌バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31416692A JP3214113B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 充填装置の無菌バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06135491A JPH06135491A (ja) | 1994-05-17 |
JP3214113B2 true JP3214113B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18050044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31416692A Expired - Fee Related JP3214113B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 充填装置の無菌バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3214113B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102026924B1 (ko) * | 2018-02-19 | 2019-10-01 | 유지열 | 공기주입펌프 일체형 헤드레스트 |
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EP1310454B1 (en) * | 2001-11-09 | 2005-12-28 | Sig Simonazzi S.P.A. | Valve unit for filling machines |
JP5359717B2 (ja) * | 2009-09-11 | 2013-12-04 | 澁谷工業株式会社 | 充填バルブ |
CN104192780B (zh) * | 2014-08-16 | 2016-08-24 | 祝建飞 | 一种饮料定量灌装阀 |
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-
1992
- 1992-10-29 JP JP31416692A patent/JP3214113B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102026924B1 (ko) * | 2018-02-19 | 2019-10-01 | 유지열 | 공기주입펌프 일체형 헤드레스트 |
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JPH06135491A (ja) | 1994-05-17 |
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