JPH023533A

JPH023533A - 燃料タンク

Info

Publication number: JPH023533A
Application number: JP31022588A
Authority: JP
Inventors: Heiner Oeffling; ハイナー　エフリング; Harald Boehringer; ハラルド　ベーリンガー; Dieter Scheurenbrand; デイーター、シヨイレンブラント; Helmut Wawra; ヘルムート　ワウラ
Original assignee: Daimler Benz AG
Current assignee: Daimler Benz AG
Priority date: 1987-12-12
Filing date: 1988-12-09
Publication date: 1990-01-09
Also published as: DE3742259C1; EP0320644A3; EP0320644A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、最大燃料水準面より上に位置するりンタ空間
には、逆止弁を装備した、活性炭フィルターにいたる燃
料蒸気用管が接続してあり、また、最大充填水準面より
下で燃料タンク内に開口した、管の自由末端部とともに
最大充填水準面より上に位置した供給管の中には、給油
ガンの注入管が挿入された時にこの注入管を密閉するよ
うに包囲するリング状パツキンが配置してあるような、
燃料蒸気を収集するための装置を持つ燃料タンクに関す
る。

〔従来の技術〕

この種の燃料タンク（ドイツ公開公報第３６０５７０８
号）では、供給管が閉鎖されている時に、燃料蒸気用管
と活性炭フィルターとの接続が逆止弁によって中断され
る。これにより、たとえば燃料タンクが事故によって傾
斜状態または転倒状態となった時、燃料が活性炭フィル
ターをったって流れ出ることはなくなる。

逆止弁は供給管の内部に配置されており、その弁要素が
、燃料補給のために供給管に挿入された給油ガンの注入
管によって間接的に通過状態となり、その結果、燃料補
給時に発生した燃料蒸気が活性炭フィルターの方に流れ
ていって活性炭フィルターに吸収されるようになる。

供給管の内部において注入管を収容する案内路内に配置
されたリング状パツキンが注入管を密閉するように包囲
し、そのため、燃料補給時に供給管から燃料蒸気が外部
に漏れ出ることはなくなる。

弁要素の操作は、案内路の内側末端部を覆う閉鎖フラッ
プによって自動的に行われ、閉鎖フラップは給油ガンの
注入管が案内路に挿入された時に開口状態となる。

本発明は、請求項１の大概念に記載の特徴を持つ燃料タ
ンクを改善して、燃料補給のための逆止弁の自動的調節
、および費用のかかる操作装置をなくし、しかしそれで
も事故時の燃料漏出が確実に防止できることを目的とす
る。

前述の目的は、本発明によれば、燃料蒸気用管が重力の
影響下において燃料タンクの特定の傾斜位から逆止弁に
よって自動的に閉鎖されること、最大充填水準面に達す
ると閉じ、それによって供給管内の燃料液面だけを上昇
させるフロート弁が備えであることによって達成される
。

本発明に従って形成された燃料タンクの場合、燃料タン
クが特定の傾斜状態または転倒状態となった時から、活
性炭フィルターにいたる燃料蒸気用管が逆止弁によって
自動的に閉鎖される。この場合、最大充填水準面に達す
ると閉鎖するフロート弁により、燃料蒸気用管が常に開
口しているにもかかわらず、充填水準面に達した後に供
給管内ではさらに燃料液面が高まって給油ガンの自動遮
断装置が作動するようになる。

本発明の有利な諸形態については、従属クレームに示し
である。

〔実施例〕

本発明による燃料タンクの実施例は、第１図および第２
図に示しである。

第１図におい”ζ、全体として（１０）で示した自動車
の燃料タンクは供給管（１２）を装備しており、供給管
（１２）は主にタンク底（１４）の近くまでのびている
。取り外し可能なキャップ（１６）によって密閉された
供給管末端部（１２′）は、最大充填水準面（１８）よ
り上に位置している。（２０）は、全体として、燃料で
満たされていない上部のタンク空Ｉｎ（２２）に取り付
けられた従来の換気・排気装置を示しており、この換気
・排気装置（２０）から換気・排気管（２４）が、たと
えばタンク底（１４）を出て、エンジン吸気管（２６）
と接続した活性炭フィルター（２８）にいたっている。

換気・排気管（２４）の途中には、従来のタンク換気弁
（３０）が接続してあり、事前に決められたタンク内圧
に達した時にはじめて燃料タンクの内部空間と活性炭フ
ィルター（２８）とをつなぐ。

燃料蒸気用管は（３２）で示してあり、上部のタンク壁
（３４）を出て、活性炭フィルター（２８）にいたって
いる。燃料蒸気用管（３２）は、燃料タンク（１０）が
最大充填状態となった時にも燃料で満たされることのな
い上部のタンク空間（２２）内に突出しており、このタ
ンク空間（２２）内では最大充填水準面（１８）までご
（わずかの距離のところで終わっている。燃料タンク（
１０）内に備えられたフロート弁（４０）はタンク内部
の燃料蒸気用管（３２）の末端部（３８）に対して配置
してあり、最大充填水準面（１８）に達した時にフロー
ト弁（４０）の浮動的な弁要素（４２）が燃料蒸気用管
（３２）の末端部（３８）を閉鎖する。そうすることに
よって、燃料供給が続けられるとタンク内圧が生成され
て、その内圧は、タンク換気弁（３０）を開けることは
まだないが、供給管末端部（１２’）内の燃料液面は上
がり、給油ガン（４４）の自動遮断装置が作動し、供給
管末端部（１２’）に挿入された注入管（４６）は供給
管内部のリング状パツキン（４８）によって包囲され、
燃料補給時に開口状態の供給管（１２）から燃料蒸気が
漏れ出るのを防止する。

（５０）は燃料蒸気用管（３２）の途中に位置する逆止
弁を示しており、逆止弁（５０）は燃料タンクが特定の
傾斜状態となると燃料蒸気用管（３２）を閉鎖し、燃料
タンク（ｌＯ）が相応の傾斜状態または転倒状態となっ
た時に燃料タンク（１０）から燃料が活性炭フィルター
（２８）にいたり、外部に流れ出ることを防止する。

前述の逆止弁（５０）は特に、弁箱（５２）内で移動で
きように配置された弁要素（５４）を持っており、弁要
素（５４）は、ソケソ）（５６）の上にのった主に球状
の固形体（５８）によって上方の閉鎖状態に移動でき、
その状態において弁座（６０）が閉鎖される。

第２図による実施例において、前述の実施例との構造的
な相違は以下の点にある。つまり、タンク換気弁（３０
）を持つ換気・排気管（２４）がたとえば燃料タンク　
（１０）の上部のタンク壁（３４）から出ている点、同
じく上部のタンク壁（３４）から出ていて、逆止弁（５
０）を備えた燃料蒸気用管（３２）がタンク換気弁（３
０）より前（燃料蒸気の流れる方向から見た場合）、つ
まり（６２）のところで換気・排気管（２４）と連結し
ていて、燃料タンク（ｌＯ）の内部で最大充填水準面（
１８）から比較的大きい距離を取って開口している点に
ある。

最大充填水準面（１８）より下で燃料タンク（１０）に
填まり込んでいる供給管（１２）の内部には、最大充填
水準面（１８）を決めているフロート弁（６３）が取り
付けてあ１す、最大充填水準面（１８）に達すると、た
とえば球状の浮動的な弁本体（６４）が閉まる。そうす
ることによって、燃料補給時に、給油ガン（４４）の自
動遮断装置を作動させるために供給管（１２）内の燃料
液面だけが上がることとなる。

供給管（１２）の内部では、給油ガン（４４）の注入管
（４６）に対して、供給管（１２）を狭めている案内路
（６６）が配置してあり、案内路（６６）の内側末端部
には、自動的に閉鎖状態に戻る閉鎖フラップ（６８）と
注入管（４６）を包囲しているリング状パツキン（７０
）とが備えである。

前述の構造は、供給管（１２）から給油ガン（４４）を
取り外すと案内路（６６）が閉鎖され、供給管（１２）
が開いた状態でも燃料蒸気が漏れ（１０）・・・燃料タ
ンク　　（１２）・・・供給管（１２’）・・・供給管
末端部　　（１４）・・・タンク底　　（１６）・・・
キャップ　　（１８）・・・最大充填水準面　　（２０
）・・・換気・排気装置　　（２２）・・・燃料で満た
されていない上部のタンク空間（２４）・・・換気・排
気管　　（２６）・・・エンジン吸気管　　（２８）・
・・活性炭フィルター　　（３０）・・・タンク換気弁
　　（３２）・・・燃料蒸気用管（３４）・・・上部の
タンク壁　　（３８）・・・燃料蒸気用管の末端部　　
（４０）・・・フロート弁　　（４２）・・・弁要素　
　（４４）・・・給油ガン　　（４６）・・・注入管　
　（４８）・・・リング状パツキン（５０）・・・逆止
弁　　（５２）・・・弁箱　　（５４）・・・弁要素　
　　（５６）・・・ソヶッ）　　　　（５Ｂ）・・・固
形体　　（６０）・・・弁座　　（６２）・・・燃料蒸
気用管が換気・排気管に接続する個所　　（６３）・・
・フロート弁　　（６４）・・・弁本体　　（６６）・
・・案内路　　（６８）・・・閉鎖フラップ７０）・・
・リング状パツキン云薄翫人代　理　人ｆＰｍ±（６５６５）手沢慶之輔

Claims

【特許請求の範囲】

（１）最大燃料水準面より上に位置するタンク空間には
、逆止弁を装備した、活性炭フィルターにいたる燃料蒸
気用管が接続してあり、また、最大充填水準面より下で
燃料タンク内に開口した、管の自由末端部とともに最大
充填水準面より上に位置する供給管の中には、給油ガン
の注入管が挿入された時にこの注入管を密閉するように
包囲するリング状パッキンが配置してあるような、燃料
蒸気を収集するための装置を持つ燃料タンクであって、
燃料蒸気用管（３２）が重力の影響下において燃料タン
クの特定の傾斜位から逆止弁（５０）によって自動的に
閉鎖されること、最大充填水準面に達すると閉じ、それ
によって供給管（１２）内の燃料液面だけを上昇させる
フロート弁（４０；６２）が備えてあることを特徴とす
る燃料タンク。
（２）フロート弁（４０）によって、タンク内部にある
燃料蒸気用管（３２）の末端部（３８）が閉鎖されるこ
とを特徴とする請求項１記載の燃料タンク。
（３）フロート弁（６３）が供給管（１２）の内部に配
置されていて、その弁座が最大充填水準面（１８）の水
平面に位置していることを特徴とする請求項１記載の燃
料タンク。（４）燃料蒸気用管（３２）が、タンク内部
の換気・排気装置（２０）から導かれていて活性炭フィ
ルター（２８）に連結している換気・排気管（２４）に
、換気・排気管（２４）の途中にあるタンク換気弁（３
０）より前（燃料蒸気の流れる方向から見た場合）で接
続していることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに
記載の燃料タンク。