JP3214090U - 土嚢 - Google Patents

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宣明 細江
宣明 細江
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Abstract

【課題】持ち運びしやすく、少ない杭で簡単に地盤に固定できて出水時の流出を防ぎ、製造が容易で、持ち運びや水圧によって破損しにくい土嚢を提供すること。【解決手段】透水性素材より成り、長さ及び幅が厚さよりも大きい直方体形状の外袋1と、外袋1の内部に収納された膨潤性吸水材3とを備え、外袋1の対向する2側面をそれぞれ取り囲む環状の帯状体2が、2側面の上下辺に沿って外袋1に固定され、帯状体2の両側部を外袋1の厚さ方向に沿う稜線よりも外方へ突出させて、外袋1の平面の四隅部に取っ手2’が形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、膨潤性吸水材を用いた土嚢に関する。
高吸水性樹脂を内蔵し、使用前はコンパクトで軽いが、吸水すると膨張して重くなり、止水機能を発揮する土嚢が知られている。
ところが、高吸水性樹脂を用いた土嚢は、高吸水性樹脂が吸水した水で水を食い止めるものであり、土を充填した土嚢に比べて比重が軽いので浮き上がりやすいことが問題視されていた。
また、土を充填した土嚢は、流失防止のために土嚢袋本体に杭打ちを行なうことが可能であるが、高吸水性樹脂を収納した土嚢の場合、袋本体に杭を打つと高吸水性樹脂がこぼれ出してしまい、止水効果が無くなってしまう。
そこで、従来、透水性素材より成る直方体形状の外袋と、外袋の外面に取り付けられた環状の取っ手と、外袋の内部に収納された膨潤性吸水材とを備え、取っ手が外袋の平面の四隅に固定されている土嚢が提案されている(特許文献1参照)。
上記従来の土嚢は、外袋の四隅部に取っ手が取り付けられているので、運搬しやすく、外袋を傷つけることなく取っ手を介して少ない杭で地盤に固定することができ、しかも、取っ手が補強片となって外袋が破れにくいという利点がある。
特開2015−83757号公報
本考案が解決しようとする課題は、持ち運びしやすく、少ない杭で簡単に地盤に固定できて出水時の流出を防ぎ、取っ手が脱落し難く、製造が容易で、持ち運びや水圧によって破損しにくい土嚢を提供することにある。
本考案の土嚢は、透水性素材より成り、長さ及び幅が厚さよりも大きい直方体形状の外袋と、前記外袋の内部に収納された膨潤性吸水材とを備え、前記外袋の対向する2側面を取り囲む長さよりも長い環状の帯状体が、それぞれ前記2側面の上下辺に沿って前記外袋に固定され、前記帯状体の両側部を前記外袋の厚さ方向に沿う稜線よりも外方へ突出させることにより、前記外袋の平面の四隅部に取っ手が形成されている。
本考案によれば、外袋に取っ手が設けられているので、吸水して重量や容積が増しても運搬しやすく、外袋を傷つけることなく取っ手を介して杭を地盤に打ち込み、土嚢が浮き上がって流失するのを防止できる。
また、取っ手は外袋の平面の四隅に設けられるので、地盤上に土嚢を並べた時に、隣接する複数の土嚢の隅部に取り付けられた取っ手が最大で4本1カ所に集まることになり、これらの取っ手に1本の杭を打ち込むことによって、多数の土嚢を少ない杭で地盤に固定することが可能である。
さらに、外袋は、長さ及び幅が厚さよりも大きい直方体に形成されているので、膨潤性吸水材が吸水した時、安定して積み重ねることができる。
一本の環状の帯状体を外袋に取り付けるだけで二つの取っ手を形成できるので、製造が容易であり、帯状体が側面の上下辺に沿って十分な長さに亘って取り付けられているため、取付強度及び補強効果が高く、環状の帯状体の両側に形成された取っ手を持って土嚢を運搬したり、取っ手を介して連結或いは地盤に固定しても、外袋の破損や取っ手が外れるのを防止できる。
本考案の実施例を示す土嚢の斜視図。 本考案の実施例を示す土嚢の断面図。 本考案の実施例に係る外袋の要部平面図。 本考案の実施例を示す土嚢の敷設途中における斜視図。 本考案の実施例を示す土嚢の敷設状態における側面図。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本考案の土嚢Aは、外袋1と、外袋1の内部に収納された膨潤性吸水材3とを備える。
外袋1は、吸水後の重量にも耐えられる強度を有する透水性の高い素材より成る。外袋1の素材としては、不織布、織布等があるが、織目を通して膨潤性吸水材3が脱出し難い不織布を用いるのが望ましい。
また、外袋1は、それぞれ長方形の上面片4、下面片5、及び4面の側面片6の周縁を縫製して、長さおよび幅が厚さよりも大きい直方体形状に形成されている。外袋1の寸法は、長さ400mmcm、幅360mm、厚さ150mm程度とするのが一般的であるが、設置場所等に応じて適宜変更することができる。
さらに、外袋1の外面には多数の凹凸より成る滑り止め7が形成されている(図3参照)。
外袋1の対向する2つの側面片6を囲む長さよりも長い環状の帯状体2がそれぞれ外袋1の外面に配置される。
環状の帯状体2は、外袋1と同じ素材の帯片を複数枚折り重ねて幅約3cmとしたものであり、帯状体2で取り囲まれる側面片6の周縁の長さよりも長い周長を有する。
そして、帯状体2は、側面片6の上下辺に沿って、上面片4及び下面片5の端部外面に縫着等により取り付けられる。
また、環状の帯状体2の両側部は、外袋1の厚さ方向に沿う稜線よりも外方へ突出し、この突出した部分が外袋1の平面の四隅に形成された取っ手2’となっている。
従って、帯状体2は外袋1の上下面の両側を十分な長さに亘って補強する補強片の役割を果たし、吸水後に取っ手2’を持って土嚢Aを運んだり、後述するように取っ手2’を介して地盤に固定しても、外袋1が破れにくく、しかも、帯状体2が外袋1からはがれにくい。
膨潤性吸水材3は、ポリアクリル酸ナトリウム等の吸水して膨張する高吸水性樹脂を粒状としたものである。
膨潤性吸水材3は、水分によって破損しやすい薄手の紙等を素材とする2個の小袋8に充填され、小袋8が外袋1の内面において、上面片4或いは下面片5の対角線の両端部分に固定されている。これにより、膨潤性吸水材3がこぼれだすのを防止でき、膨潤性吸水材3が1ヶ所に集まらないので、使用しない時はコンパクトに積み重ねることができると共に、吸水時に袋全体に早く広がって吸水時間を短縮できる。
この土嚢Aを敷設するには、吸水前に土嚢Aを敷設現場に運び、2分程度水に浸して吸水させ、膨潤性吸水材3を膨張させてから、図4に示すように、多数の土嚢Aを地盤上に互いに接近させて複数列並べる。この時、吸水して土嚢Aの重量及び容積が増しても、取っ手2’を持つことにより容易に敷設位置へ運ぶことができる。
そして、土嚢Aを並べてから、前後・左右に隣接する4個の土嚢Aの互いに突き合う隅部に取り付けられた4本の取っ手2’を1ヶ所に集め、これら4本の取っ手2’を通して共通の1本の杭9(図5)を地盤に打ち込み、4個の土嚢Aを1本の杭9で地盤に固定する。
同様にして地盤上に並べた全ての土嚢Aを固定する。
その後、図5に示すように、地盤に固定した土嚢Aの上に、多数の土嚢Aを互いに接近させて複数列並べると共に、複数段積み重ねる。
さらに、水流によって土嚢Aがばらばらにならないよう、杭9で固定されていない土嚢Aの内、前後・左右に隣接する4個の土嚢Aの互いに突き合う隅部に取り付けられた4本の取っ手2’を紐10で結束する。
外袋1の外面には滑り止め7が形成されているので、上段の土嚢Aは下段の土嚢A上に載せるだけでも、積み重ねた土嚢Aが崩れる恐れは少ない。しかし、隣接する4個の土嚢Aの付き合わせ部が上段と下段で一致するよう積み重ね、上段の土嚢Aの取っ手2’と下段の土嚢Aの取っ手2’を紐で連結して、上段の土嚢Aの浮き上がりを防ぐこともできる。
なお、玄関先等の地盤上に土嚢Aを1列に並べる場合は、隣接する2個の土嚢Aの隅部が突き合わせられるので、突き合う隅部に取り付けられた2本の取っ手2’を通して杭9を打ち込む。
また、土手等の側面に土嚢Aを敷設する場合は、地盤上に土嚢Aを1段だけ並べる。この場合、土嚢Aを吸水しない状態で並べて地盤に固定しても良い。
さらに、膨潤性吸水材3は、小袋8に充填せず、外袋1の内部に直接収納しても良い。
また、滑り止め7の形状は図示のものに限定されない。
A 土嚢
1 外袋
2 帯状体
2’ 取っ手
3 膨潤性吸水材
4 上面片
5 下面片
6 側面片
7 滑り止め
8 小袋
9 杭
10 紐

Claims (1)

  1. 透水性素材より成り、長さ及び幅が厚さよりも大きい直方体形状の外袋と、前記外袋の内部に収納された膨潤性吸水材とを備え、前記外袋の対向する2側面を取り囲む長さよりも長い環状の帯状体が、それぞれ前記2側面の上下辺に沿って前記外袋に固定され、前記帯状体の両側部を前記外袋の厚さ方向に沿う稜線よりも外方へ突出させることにより、前記外袋の平面の四隅部に取っ手が形成されていることを特徴とする土嚢。
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