JP3213950B2 - 映像信号切換装置 - Google Patents

映像信号切換装置

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JP3213950B2
JP3213950B2 JP41744490A JP41744490A JP3213950B2 JP 3213950 B2 JP3213950 B2 JP 3213950B2 JP 41744490 A JP41744490 A JP 41744490A JP 41744490 A JP41744490 A JP 41744490A JP 3213950 B2 JP3213950 B2 JP 3213950B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号切換装置に関
し、特に監視用ビデオカメラの切換装置に適用して好適
な映像信号切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、監視用のビデオカメラを複数箇所
に設置した場合、このビデオカメラの台数だけモニタ受
像機を設け、それぞれのモニタ受像機でそれぞれの監視
場所を受像させることが考えられるが、監視する場所が
多くなるに従って、ビデオカメラと共にモニタ受像機の
数が増え、監視システムとして構成が複雑化する不都合
があった。また、モニタ受像機の代わりに、監視用のビ
デオカメラが撮影して得た映像信号を、ビデオテープレ
コーダ(VTR)に記録させる場合にも、同様に監視す
る場所が多くなるに従って、VTRの数が増え、監視シ
ステムの構成が複雑化する不都合があった。
【0003】このため、複数箇所に設置した監視用ビデ
オカメラから供給される映像信号を、切換えて選択的に
1台のモニタ受像機に供給する監視カメラ用映像信号切
換装置が実用化されている。
【0004】この監視カメラ用映像信号切換装置は、例
えば接続した複数台の監視用ビデオカメラから供給され
る映像信号を、所定間隔で順次切換えて1台のモニタ受
像機に供給するようにしたものである。この映像信号切
換装置を使用することで、監視者は1台のモニタ受像機
に表示される映像を見ているだけで、全ての場所の監視
を行うことができ、監視システムの構成が簡単になると
共に監視者が容易に監視を行うことができる。また、監
視用のビデオカメラが撮影して得た映像信号をVTRに
記録する場合にも、この映像信号切換装置を使用するこ
とで、1台のVTRに効率良く記録できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
映像信号切換装置を使用して複数の監視場所を順次表示
させると、例えば8台の監視カメラからの映像を1秒ず
つ繰り返し順次表示させると、全ての監視カメラからの
映像をモニタするのに8秒かかり、8秒毎に1秒ずつし
かそれぞれの場所の監視ができない不都合があった。こ
の不都合を解決するためには、例えば映像信号切換装置
とモニタ受像機をそれぞれ2台用意して、複数台の監視
カメラを2系統に分け、一方の系統の監視カメラを、一
方の映像信号切換装置に接続し、他方の系統の監視カメ
ラを、他方の映像信号切換装置に接続し、それぞれの映
像信号切換装置毎に別のモニタ受像機を接続することが
考えられる。このようにすることで、例えば8台の監視
カメラを4台毎に2系統に分け、それぞれの映像信号切
換装置で各監視カメラからの映像を1秒ずつ切換えさせ
ることで、2台のモニタ受像機で4秒毎に1秒ずつ各監
視カメラからの映像が表示されるようになる。従って、
1台の映像信号切換装置を使用した場合に比べ、1/2
の周期(頻度)で監視できるようになる。
【0006】ところが、このように2系統で監視する場
合には、2台の映像信号切換装置が必要となり、監視シ
ステムの構成が複雑になる不都合があった。
【0007】本発明の目的は、簡単な構成の監視システ
ムで、複数系統の同時監視ができるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の映像信
号源から複数の入力端子(11〜18)に供給される映
像信号を切換スイッチ(2)により切換えて出力する映
像信号切換装置において、第1のモードを設定したと
き、切換スイッチによる切換えで、複数の入力端子に得
られる映像信号の中の選択された1つの映像信号を、第
1及び第2の出力端子(4a及び4b)に出力させ、第
2のモードを設定したとき、複数の入力端子を少なくと
も第1の系統と第2の系統とに2分割し、第1の系統の
映像信号入力端子に得られる映像信号を切換スイッチ
(2)による切換えで第1の出力端子(4a)に出力さ
ると同時に、第2の系統の映像信号入力端子に得られ
る映像信号を切換スイッチ(2)による切換えで第2の
出力端子(4b)に出力させ、それぞれの系統で個別に
切換え制御できるようにしたものである。
【0009】また本発明は、複数の映像信号源から複数
の入力端子(11〜18)に供給される映像信号を切換
スイッチ(2)により切換えて出力する映像信号切換装
置において、複数の映像信号入力端子(11〜18)に
対応した複数のアラーム信号入力端子(41〜48)を
設け、第1のモードを設定したとき、複数の映像信号入
力端子(11〜18)に得られる映像信号を切換スイッ
チ(2)による切換えで第1及び第2の出力端子(4a
及び4b)に所定の順序で同時に出力させると共に、何
れかのアラーム信号入力端子にアラーム信号が供給され
るとき、このアラーム信号が供給されたアラーム信号入
力端子に対応する映像信号入力端子に得られる映像信号
を、第1及び第2の出力端子(4a及び4b)から同時
に出力させ、第2のモードを設定したとき、複数の映像
信号入力端子を少なくとも第1の系統と第2の系統とに
2分割し、第1の系統の映像信号入力端子に得られる映
像信号を切換スイッチ(2)による切換えで第1の出力
端子(4a)に所定の順序で順次出力させると同時に、
第2の系統の映像信号入力端子に得られる映像信号を切
換スイッチ(2)による切換えで第2の出力端子(4
b)に所定の順序で順次出力させると共に、何れかのア
ラーム信号入力端子にアラーム信号が供給されるとき、
このアラーム信号が供給されたアラーム信号入力端子に
対応する映像信号入力端子に得られる映像信号を、該当
する系統の第1又は第2の出力端子(4a又は4b)か
ら出力させ、アラーム信号が供給されたアラーム信号入
力端子に対応する映像信号が属さない系統で、所定の順
序で順次出力させる動作を継続させるようにしたもので
ある。
【0010】
【作用】このようにしたことで、1台の映像信号切換装
置を使用して、同時に2系統の切換えを行って出力させ
ることができ、1台の映像信号切換装置による簡単な構
成で2系統の監視カメラ等の切換えができる。
【0011】また、この2系統のそれぞれで所定の順序
による順次切換えを行っているときに、アラーム信号が
供給されると、このアラーム信号が供給された端子に対
応した映像信号入力端子が属する系統では、この映像信
号入力端子に得られる映像信号に切換えられ、他の系統
では所定の順序による順次切換えが継続して行われ、ア
ラーム信号に基づいた適切な切換えが行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図を参照して
説明する。
【0013】図1は本例の映像信号切換装置の全体構成
を示す図で、この映像信号切換装置は監視用ビデオカメ
ラの出力映像の切換用としたもので、図中1は映像信号
切換装置の各回路を制御するマイクロコンピュータ構成
の中央制御装置(CPU)を示し、この中央制御装置1
の制御で、映像信号切換用の切換スイッチ2での切換が
行われる。即ち、中央制御装置1に接続された後述する
メモリ装置7には予め切換え等を実行させるプログラム
が記憶させてあり、キー操作等による各種指令が供給さ
れるとこのプログラムに基づいて切換スイッチ2での切
換等を実行させる。この場合、切換スイッチ2は同時に
2系統の切換え処理ができるようにしてある。また、図
中11,12,13‥‥19は第1〜第9の映像入力端
子を示し、それぞれの入力端子11,12,13‥‥1
9は監視用のビデオカメラが撮影して出力する映像信号
等が供給される端子である。この場合、第1〜第8の入
力端子11〜18に最大8台のビデオカメラが接続され
る。なお、第9の入力端子19は、複数の映像信号切換
装置を連結させる場合等に使用するもので、通常は使用
しない。
【0014】そして、各ビデオカメラ等から映像入力端
子11,12,13‥‥19に得られる映像信号を切換
スイッチ2に供給し、この切換スイッチ2で中央制御装
置1の制御に基づいて選択されたカメラ等からの映像信
号を出力する。この中央制御装置1の制御による切換ス
イッチ2の切換えは、予めセットされた順序で自動的に
所定周期に切換えさせる自動切換モードと、操作キーの
操作に基づいて切換えさせる手動切換モードと、後述す
るアラーム信号等の入力により切換えさせる強制切換モ
ードとが用意されている。
【0015】この場合、本例においては中央制御装置1
による制御で切換を行うとき、各入力端子11〜19に
得られる映像信号の垂直ブランキング期間内に切換が行
われるようにしてある。即ち、中央制御装置1は、入力
映像の切換を行う必要が生じたとき、供給される映像信
号が垂直ブランキング期間になるのを待って、切換信号
を出力する。なお、各入力端子11〜19に得られる映
像信号の垂直ブランキング期間は、後述する同期信号発
生器61を用いて同一タイミングに設定する。また、切
換スイッチ2で同時に2系統の切換え処理ときには、自
動切換モードであるとき、中央制御装置1の制御で、こ
の2系統の切換えられた出力映像信号の切換タイミング
を同時にさせる。
【0016】そして、この切換スイッチ2で選択された
映像信号を、スーパーインポーズ回路3を介して出力端
子4a又は4bに供給する。この2組の出力端子4a,
4bへの出力の選択は、中央制御装置1により行われ、
通常時には両出力端子4a,4bに切換えられた同一の
映像信号を供給させ、後述する2系統の切換えを行うモ
ードとしたときだけ両出力端子4a,4bに異なる映像
入力端子からの映像信号を供給させる。そして、この出
力端子4a,4bにモニタ受像機やVTRを接続するこ
とで、モニタ受像機で監視場所の映像を表示させたり、
VTRで監視場所の映像を表示させることができる。
【0017】ここで、この映像信号切換装置を使用した
監視システムの構成例を図2に示すと、図2において1
00は本例の映像信号切換装置を示し、8台の監視用ビ
デオカメラ101〜108をこの映像信号切換装置10
0の映像入力端子11〜18に接続し、出力端子4aに
得られる出力映像信号をモニタ受像機51に供給するこ
とで、各ビデオカメラ101〜108により撮影した映
像が、所定の順序でモニタ受像機51に表示される。な
お、各ビデオカメラ101〜108には、同期信号発生
器61から同一の同期信号を供給して、出力映像信号の
垂直ブランキング期間が同一となるように設定させる。
【0018】また、2系統の切換えを行うモードとした
ときには、この映像信号切換装置100の映像入力端子
11〜18の内、第1〜第4の映像入力端子11〜14
に関して行われる系統の切換えと、第5〜第8の映像入
力端子15〜18に関して行われる系統の切換えとで、
2系統に分けて切換えが行われる。従って、図3に示す
ように、この映像信号切換装置100の映像入力端子1
1〜18に接続された8台の監視用ビデオカメラ101
〜108の内、第1〜第4の映像入力端子11〜14に
接続されたビデオカメラ101〜104に関して行われ
る第1の系統の切換えと、第5〜第8の映像入力端子1
5〜18に接続されたビデオカメラ105〜108に関
して行われる第2の系統の切換えとに分けられる。そし
て、第1の系統で切換えられた映像信号を、出力端子4
aに接続されたモニタ受像機51に供給し、第2の系統
で切換えられた映像信号を、出力端子4bに接続された
モニタ受像機52に供給する。この2系統に分けられた
切換えを行うときには、自動切換モードである場合、両
系統で連動して同じタイミングで切換えが行われる。即
ち、第1の系統で第1の映像入力端子11に得られる映
像信号をモニタ受像機51に供給しているとき、第2の
系統で第5の映像入力端子15に得られる映像信号をモ
ニタ受像機52に供給する。以下同様に、第1の系統で
第2,第3,第4の映像入力端子12,13,14と切
換えられるとき、同時に第2の系統で第6,第7,第8
の映像入力端子16,17,18と切換えられる。
【0019】また、図中5はキャラクタ発生回路を示
し、このキャラクタ発生回路5は文字,記号等のキャラ
クタデータを記憶するメモリ(図示せず)を備え、この
記憶されたキャラクタデータを中央制御装置1の制御で
読出して、スーパーインポーズ回路3に供給する。そし
て、スーパーインポーズ回路3に供給されるキャラクタ
データを、切換スイッチ2から供給される映像信号に重
畳し、このキャラクタが重畳された映像信号を出力端子
4a及び4bに供給する。この重畳されるキャラクタデ
ータとしては、選択されたカメラ番号や日時を示す数
字,各種動作モードの設定状況を示す文字等がある。な
お、出力端子4aと出力端子4bに同一の映像信号を出
力させているときには、スーパーインポーズ回路3で同
一のキャラクタを重畳させ、出力端子4aと出力端子4
bに異なる入力映像信号を出力させているときには、そ
れぞれの出力端子4a,4bに供給する映像信号に対応
したカメラ番号等のキャラクタを重畳させる。
【0020】また、図中20は入力選択スイッチを示
し、30はアクティブスイッチを示す。このそれぞれの
スイッチ20,30は、映像入力端子11〜18に接続
される8台のビデオカメラに対応した第1から第8まで
の8個のスイッチで構成され、この映像信号切換装置の
前面パネルに配置され、それぞれのスイッチの操作指令
が中央制御装置1に供給されるようにしてある。この場
合、それぞれのスイッチ20,30は、中央制御装置1
の制御で個別に点灯させることができるようにしてあ
る。
【0021】そして、入力選択スイッチ20は、切換ス
イッチ2により選択されるビデオカメラ(入力端子)の
指示を行うことができると共に、中央制御装置1の制御
による上述した点灯機能により現在選択中のビデオカメ
ラに対応した番号のスイッチを点灯させる。また、アク
ティブスイッチ30は、自動切換モード時に選択される
ビデオカメラの指示を行うことができると共に、この選
択したビデオカメラに対応した番号のスイッチを中央制
御装置1の制御で点灯させる。
【0022】そして、アクティブスイッチ30により設
定した、自動切換モード時に選択されるビデオカメラに
関するデータは、中央制御装置1の制御で後述するメモ
リ装置7のRAM7bに記憶される。そして、中央制御
装置1により自動切換モードの動作制御が行われるとき
には、RAM7bに記憶されたデータを読出して、アク
ティブ状態とされたスイッチを判断し、このアクティブ
状態とされたスイッチに対応した入力端子(映像入力端
子11〜18の何れか)に得られる映像信号だけを順次
切換スイッチ2で選択させる。
【0023】また、図中6は設定スイッチを示し、この
設定スイッチ6は複数のキー等で構成され、それぞれの
キーの操作指令が中央制御装置1に供給されるようにし
てあり、スイッチ20,30と共に前面パネルに配置さ
れるものと、ディップスイッチ等で構成されて裏面に配
置されるものとがある。この場合、各キーの操作で、中
央制御装置1の制御で行われる各種モードの設定等が行
える。この設定を行うときには、この映像信号切換装置
に接続したモニタ受像機の画面での表示により設定内容
の確認ができるようにしてある。即ち、各種モードの設
定等が行われるときには、スーパーインポーズ回路3で
のキャラクタ発生回路5からのキャラクタデータの重畳
により、出力端子4a,4bから出力される映像信号
に、設定状態等を示す文字,数字等の情報が含まれる。
この設定スイッチ6で行われる設定作業としては、例え
ば2系統で作動させるための設定作業がある。
【0024】また、中央制御装置1には、メモリ装置7
が接続してある。このメモリ装置7は、予め記憶された
メインのプログラム等のデータだけが読出されるROM
7aと、記憶データの書換えが可能なRAM7bとで構
成され、ROM7aは交換が可能で、RAM7bは記憶
データの消失を防ぐためにバックアップ用電源(図示せ
ず)を備える。
【0025】さらに、中央制御装置1に時計装置8が接
続してあり、この時計装置8がカウントする現在時刻デ
ータを中央制御装置1とメモリ装置7とに供給する。こ
の場合、中央制御装置1に供給される現在時刻データに
基づいて、日付及び時刻を示す数字のキャラクタデータ
をスーパーインポーズ回路3で出力映像信号に重畳す
る。また、時間によって作動状態(切換状態)を変化さ
せるいわゆるタイマ動作を実行させる場合にも、中央制
御装置1に供給される現在時刻データに基づいて、この
中央制御装置1の制御で所定のタイマ動作が行われる。
さらに、メモリ装置7に供給される現在時刻データは、
中央制御装置1からの指示で、RAM7bが記憶できる
ようにしてある。即ち、RAM7bに何らかのデータ
(例えば後述するアラーム信号の供給に関するデータ)
を記憶させる際に、このデータの記憶された時刻のデー
タを併せて記憶させることができるようにしてある。
【0026】また、図中41,42,43‥‥48は第
1〜第8のアラーム入力端子を示し、このアラーム入力
端子41〜48は、第1〜第8の映像入力端子11〜1
8に接続される8台のビデオカメラに対応したもので、
それぞれのビデオカメラの監視場所に設置された侵入者
等を検出するセンサ(赤外線センサ等)からのアラーム
信号が供給され、この入力端子41〜48に得られるア
ラーム信号を中央制御装置1に供給する。このアラーム
信号が中央制御装置1に供給されたとき、この供給され
た端子の番号に対応したビデオカメラからの映像信号を
切換スイッチ2で選択させて出力させると共に、アラー
ム信号が供給された端子の番号と時間のデータとをRA
M7bに記憶させる。また、中央制御装置1にアラーム
回路9が接続してあり、このアラーム回路9はスピーカ
と警告ランプとで構成され、アラーム信号が供給される
とき、スピーカから警告音を出力させると共に警告ラン
プを点滅させる。この警告音の出力と警告ランプの点滅
は、予め設定された時間(10秒,30秒,1分等)だ
け行われるモードと、アラーム解除の操作が行われるま
で続くモードとが用意される。
【0027】なお、上述した2系統での自動切換モード
であるときには、中央制御装置1の制御で、アラーム信
号が供給されたアラーム入力端子に対応した映像入力端
子(ビデオカメラ)が属する系統だけ、切換スイッチ2
でこの映像入力端子を選択させる強制切換モードとし、
他の系統では自動切換モードによる切換えを継続させる
ように設定してある。
【0028】また、本例の映像信号切換装置は、設定ス
イッチ6の所定の操作で、切換時間の選択モードとして
所定の操作をすることで、自動的な切換えが行われる自
動切換モード時に、切換スイッチ2で切換えられる映像
入力端子毎に、選択される時間の設定ができるようにし
てある。
【0029】また、本例の映像信号切換装置は、タイマ
機能を有する。即ち、RAM7bには、このタイマ機能
のためのデータ記憶エリアが設定してあり、設定スイッ
チ6の操作で時間と各種設定状況をセットして、RAM
7bの所定のエリアにこのセットした内容を記憶させる
ことで、時計装置8がカウントする時刻がこのセットし
た時刻になると、中央制御装置1の制御でセットした設
定状態で作動させる。
【0030】さらに、本例の中央制御装置1には、他の
映像信号切換装置やコンピュータ装置と制御データの通
信を行うための制御データ用バスライン1a,1bを有
し、このバスライン1a,1bの接続端子に接続された
機器との間で制御データの通信が行われる。
【0031】次に、この映像信号切換装置の動作を説明
すると、例えば設定スイッチ6の操作により、自動的に
1秒毎に切換えが行われるモードを選択したとする。こ
のとき、中央制御装置1は、アクティブスイッチ30の
状態を判断し、アクティブ状態とされた映像入力端子
(映像入力端子11〜18の何れか)を判断する。な
お、以下の説明においては、図2に示すように、映像入
力端子11〜18に8台の監視用ビデオカメラを接続し
たものとして説明する。
【0032】そして、例えば全てのビデオカメラがアク
ティブ状態と設定してあるときには、全ての映像入力端
子11〜18に接続されたビデオカメラからの映像を順
番に出力端子4aからモニタ受像機に供給するように制
御する。即ち最初に、第1の映像入力端子11に接続さ
れたビデオカメラからの映像信号を、出力端子4aから
出力させるように切換スイッチ2を切換えさせる。この
ときには、入力端子11に対応した入力選択スイッチ2
0を点灯させる。そして、このビデオカメラからの映像
信号の出力が上述した切換時間の設定作業により予め設
定された所定時間(以下全て1秒が設定されたとする)
経過すると、第2の映像入力端子12に接続されたビデ
オカメラからの映像信号を、出力端子4aから出力させ
るように切換えさせる。このときには、入力端子12に
対応した入力選択スイッチ20を点灯させる。以下、同
様にして1秒毎に、映像入力端子13,14‥‥18に
得られる映像信号を、出力端子4aから出力させるよう
に切換えさせ、それぞれの切換え毎に対応した入力選択
スイッチ20を点灯させる。そして、映像入力端子18
からの映像信号を選択してから1秒経過すると、再度映
像入力端子11に得られる得られる映像信号を出力端子
4aから出力させるように切換えさせ、以下順次繰り返
し8台のビデオカメラからの映像信号を出力させる。こ
のようにして、出力端子4aから1秒毎に8台のビデオ
カメラからの映像信号が切換わって出力され、モニタ受
像機に各ビデオカメラからの映像が8秒周期で1秒毎に
順番に表示される。
【0033】従って、1台のモニタ受像機(或いはVT
R)で8箇所までの監視ができ、少ない機器による監視
システムで多くの箇所の監視が良好にできる。
【0034】そして本例においては、図3に示すよう
に、2台のモニタ受像機51,52を接続することで、
設定スイッチ6の所定の操作で、8台のビデオカメラを
2系統に分けて監視させることもできる。この場合に
は、例えば全てのビデオカメラがアクティブ状態と設定
された自動切換モードであるとき、第1〜第4の映像入
力端子11〜14に接続されたビデオカメラ101〜1
04の順次切換えと、第5〜第8の映像入力端子15〜
18に接続されたビデオカメラ105〜108の順次切
換えとが連動して行われ、切換え時間をそれぞれ1秒に
設定することで、2台のモニタ受像機に各ビデオカメラ
からの映像が4秒周期で1秒毎に順番に表示される。従
って、1系統で切換えを行う場合に比べ、半分の周期で
監視が行われ、各場所を監視する機会が2倍に増え効率
の良い監視ができる。なお、この2系統に分けて監視さ
せる場合でも、それぞれの系統でアクティブスイッチ3
0の操作により、自動切換モード時に切換えられるビデ
オカメラを選択することができ、監視する必要のないビ
デオカメラからの映像は表示させないように設定でき
る。また、2系統に分けて監視させる場合でも、手動切
換モードとすることで、各入力選択スイッチ20の操作
で、監視する箇所を個別に選択することもできる。
【0035】そして、1系統,2系統何れで作動させる
場合でも、この切換装置により監視が行われる場合に
は、各映像信号切換装置の入力選択スイッチ20の点灯
状態によりどのビデオカメラ(入力端子)からの映像を
表示中かが告知される。また、モニタ受像機で表示され
る映像の隅にも、スーパーインポーズ回路3での入力番
号(或いは設定されたカメラID)のキャラクタデータ
の重畳により、この入力番号が表示され、この番号表示
によってもどのビデオカメラからの映像を表示中かが告
知される。従って、例えばこの映像切換装置で切換えら
れた映像を、VTRに記録した場合に、各監視場所が同
じ様な部屋で殆ど変化がなく、映像だけではどの場所が
判断できないとき、この番号表示により記録された映像
が何処であるか判断できる。なお、この入力番号の表示
と共に時刻のキャラクタデータも重畳するようにしてあ
るので、VTRに記録した場合に何時に撮影した映像で
あるのか判断できる。
【0036】そして、自動切換モードとなっているとき
に、例えば何れかの入力選択スイッチ20が押されたと
きには、この押された入力選択スイッチ20に対応した
入力番号の映像入力端子に得られる映像に切換えさせ
る。そして、再度同じ入力選択スイッチ20が押される
と、再び所定時間毎に切換えが行われる自動的な切換モ
ードに戻させる。従って、自動的な切換による監視を行
っているときに、一時的に特定の監視場所を重点的に監
視することができる。
【0037】また、監視を行う必要がない場所があると
きには、この監視を行う必要がない場所に設置したビデ
オカメラに対応したアクティブスイッチ30を、非アク
ティブ状態とすることで、このビデオカメラからの映像
は表示されず、例えば時間により監視場所を変えたい場
合等に好適である。この場合、タイマ機能により所定時
間に非アクティブ状態となるビデオカメラを予めセット
することもでき、便利である。
【0038】また、自動的な切換モード中に、何れかの
映像信号切換装置のアラーム入力端子41〜48にアラ
ーム信号が供給されたときには、一時的に自動的な切換
を停止して、アラーム信号が供給された端子の番号に対
応したビデオカメラからの映像信号が切換スイッチ2で
選択されて出力されると共に、アラーム信号が供給され
た端子の番号と時間データとをRAM7bに記憶させ、
さらに、設定された動作モードによってはスピーカから
所定時間警告音が出力されると共に警告ランプを所定時
間点滅させる。従って、例えば各監視場所に赤外線セン
サを配置し、この赤外線センサからのアラーム信号を映
像信号切換装置のアラーム入力端子41〜48に供給す
るようにすることで、各監視場所に侵入者があったと
き、自動的にこの侵入者があった監視場所の映像がモニ
タ受像機に表示されると共に、このことがアラーム回路
9により警告され、例えば他の監視場所の映像が表示さ
れているときに侵入者があっても、この侵入者を見逃す
ことがなく、確実に監視ができる。また、モニタ受像機
でリアルタイムに監視するのではなく、VTRで夜間に
無人となる箇所等の監視を行う場合には、この侵入者が
あったことが後でメモリ装置7の記憶データ(侵入者が
あった場所と時間のデータ)より判る。この場合、VT
Rに記録された映像にも、撮影時間と撮影場所(入力番
号)がスーパーインポーズされているので、侵入者があ
ったときの記録映像を容易に捜すことができる。
【0039】そして、上述した2系統に分けて監視させ
ているときに、アラーム入力端子41〜48の何れかに
アラーム信号が供給されたときには、アラーム入力端子
に対応した映像入力端子(ビデオカメラ)が属する系統
だけ、切換スイッチ2でこの映像入力端子を選択させる
強制切換モードとし、他の系統では自動切換モードによ
る切換えを継続させる動作が行われる。従って、一方の
モニタ受像機では侵入者等を検出してアラーム信号が出
力された箇所の監視が重点的に行われると共に、他方の
モニタ受像機では自動切換モードによる各箇所の順次監
視が行われ、それぞれの系統毎に適切な動作が行われ
る。
【0040】なお、自動的な切換モードを解除すること
で、入力選択スイッチ20の操作に応じた手動操作によ
る切換操作が行われる。
【0041】なお、上述実施例においては、全ての映像
入力端子11〜18に監視用のビデオカメラを接続した
が、他の映像信号源をこの映像入力端子に接続しても良
い。また、上述実施例においては、1系統の切換えと2
系統の切換えとができる切換装置について説明したが、
より多くの系統で切換えができるようにしても良い。さ
らにまた、本発明は上述実施例に限らず、その他種々の
構成が取り得ることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】本発明によると、1台の映像信号切換装
置による簡単なシステム構成で、2系統以上の切換え動
作を実行させることができ、映像信号切換装置を複数台
用意する必要がない。
【0043】また本発明によると、この2系統以上の切
換え動作を実行させる場合に、アラーム信号が供給され
る系統だけが、このアラーム信号に基づいた動作を行う
ので、それぞれの系統毎に適切な動作が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号切換装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明の映像信号切換装置の一実施例による使
用状態の一例を示す接続図である。
【図3】本発明の映像信号切換装置の一実施例による使
用状態の一例を示す接続図である。
【符号の説明】
1 中央制御装置 2 切換スイッチ 3 スーパーインポーズ回路 4a,4b 出力端子 5 キャラクタ発生回路 6 設定スイッチ 7 メモリ装置 7a ROM 7b RAM 8 時計装置 9 アラーム回路 11〜19 映像入力端子 20 入力選択スイッチ 30 アクティブスイッチ 41〜48 アラーム入力端子 51,52 モニタ受像機 61 同期信号発生器 100 映像信号切換装置 101〜108 ビデオカメラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像信号源から複数の映像信号入
    力端子に供給される映像信号を、切換スイッチにより切
    換えて出力する映像信号切換装置において、 第1のモードを設定したとき、上記切換スイッチによる
    切換えで、上記複数の映像信号入力端子に得られる映像
    信号の中の選択された1つの映像信号を、第1及び第2
    の出力端子に出力させ、 第2のモードを設定したとき、上記複数の映像信号入力
    端子を少なくとも第1の系統と第2の系統とに2分割
    し、上記第1の系統の映像信号入力端子に得られる映像
    信号を上記切換スイッチによる切換えで上記第1の出力
    端子に出力させると同時に、上記第2の系統の映像信号
    入力端子に得られる映像信号を上記切換スイッチによる
    切換えで上記第2の出力端子に出力させ、上記それぞれ
    の系統で個別に切換え制御できるようにしたことを特徴
    とする映像信号切換装置。
  2. 【請求項2】 複数の映像信号源から複数の映像信号入
    力端子に供給される映像信号を、切換スイッチにより切
    換えて出力する映像信号切換装置において、 上記複数の映像信号入力端子に対応した複数のアラーム
    信号入力端子を設け、 第1のモードを設定したとき、上記複数の映像信号入力
    端子に得られる映像信号を上記切換スイッチによる切換
    えで第1及び第2の出力端子に所定の順序で同時に出力
    させると共に、何れかの上記アラーム信号入力端子にア
    ラーム信号が供給されるとき、このアラーム信号が供給
    されたアラーム信号入力端子に対応する上記映像信号入
    力端子に得られる映像信号を、第1及び第2の出力端子
    から同時に出力させ、 第2のモードを設定したとき、上記複数の映像信号入力
    端子を少なくとも第1の系統と第2の系統とに2分割
    し、上記第1の系統の映像信号入力端子に得られる映像
    信号を上記切換スイッチによる切換えで上記第1の出力
    端子に所定の順序で順次出力させると同時に、上記第2
    の系統の映像信号入力端子に得られる映像信号を上記切
    換スイッチによる切換えで上記第2の出力端子に所定の
    順序で順次出力させると共に、何れかの上記アラーム信
    号入力端子にアラーム信号が供給されるとき、このアラ
    ーム信号が供給されたアラーム信号入力端子に対応する
    上記映像信号入力端子に得られる映像信号を、該当する
    系統の上記第1又は第2の出力端子から出力させ、上記
    アラーム信号が供給されたアラーム信号入力端子に対応
    する上記映像信号が属さない系統で、上記所定の順序で
    順次出力させる動作を継続させるようにしたことを特徴
    とする映像信号切換装置。
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