JP3212618U - 帽子用吸汗パッド - Google Patents

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禎夫 島津
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Abstract

【課題】帽子の内側面に着脱可能で、吸汗性及び汗の拡散性に優れた帽子用吸汗パッドを提供する。【解決手段】吸水性を備えたシート状のパッド本体2からなる帽子用吸汗パッド1であって、パッド本体の額部に接する一方の表面には、略水平方向に吸水性素材の糸、例えば、綿糸で縫われた平行の複数のステッチ3によって凹凸が形成され、凹部に流れた汗が凹部に沿って拡散して汗が顔面に垂れ流れるのを防止し、パッド本体2の他方の表面には、パッド本体を帽子の内側に着脱可能にする係止片4が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、帽子の内側面に着脱可能で、吸汗性及び汗の拡散性に優れた帽子用吸汗パッドに関する。
従来、帽子を着用するジョギングや野球等のスポーツの場面又はヘルメットを着用する現場での仕事の場面では、頭部又は額部で発した汗が額部から下方に垂れ流れることで運動又は作業が阻害されるという問題があり、このような問題に対して種々の帽子又はヘルメット用吸汗パッドが提供されている。
例えば、耐水性及び吸水性のあるシート状の帯体の一端部に粘着層を形成し、当該粘着層を前記帯体の他端部に貼着して輪状にし、頭部に鉢巻状に巻きつけたのち、ヘルメットや帽子を着用して汗が垂れ流れるのを防止する頭部用のシート材が提供されている(特許文献1)。
また、帽子の表面に貼着する粘着シートと着用者の肌に接するメッシュ生地とで吸水性の優れたポリマーを挟み込んで形成した帽子用使い捨て汗吸収シートであって、前記粘着シートを帽子の額部に接する部分に貼着することにより、汗が額部から下方に垂れ流れるのを防止する帽子用使い捨て汗吸収シートが提供されている(特許文献2)。
実開平5−54514号公報 実用新案登録第3087231号公報
しかしながら、特許文献1に記載の頭部用シート材及び特許文献2の帽子用使い捨て汗吸収シートは、頭部又は額部で発した汗を吸収できるものの、例えば、額部の中央に集中して発汗した場合には、その部分で汗の吸収が間に合わず、その他の部分に吸汗の余力があるにもかかわらず、額部の中央から目の方向に汗が垂れ流れるという問題があった。そのため、帽子又はヘルメットに取り付ける帽子用吸汗パッドは、当該集中して発する汗を拡散させ、汗が顔面へと垂れ流れるのを防止することが肝要である。
そこで、本考案は、帽子の内側面に着脱可能で、吸汗性及び汗の拡散性に優れた帽子用吸汗パッドを提供することを課題とした。
上記課題を解決するために、本考案は次のように構成した。すなわち、本考案に係る帽子用吸汗パッドは、吸水性を備えたシート状のパッド本体からなる帽子用吸汗パッドであって、当該パッド本体の額部に接する一方の表面には、略水平方向に縫われた一又は平行の複数のステッチによって凹凸が形成され、当該パッド本体の他方の表面には、当該パッド本体を帽子の内側に着脱可能にする係止片が設けられてなることを特徴としている。
また、帽子用吸汗パッドは、好ましくは、前記ステッチが吸水性素材の糸で縫われて形成されていることを特徴としている。
また、帽子用吸汗パッドは、好ましくは、前記係止片が可塑性素材で形成されていることを特徴としている。
本考案に係る請求項1に記載の帽子用吸汗パッドによれば、一又は平行の複数のステッチによって表面に略水平方向の凹凸を形成したことにより、着用者の頭部又は額部から発した汗が凹部に流れるとともに、略水平方向の凹部に沿って両側へと拡散させることができる。これにより、汗がパッド本体の一箇所に集中して留まり、顔面へと垂れ流れるのを防止することができる。
また、前記ステッチを吸水性素材の糸、例えば、綿糸で縫って形成したことにより、前記凹部に流れた汗を吸水性素材の糸で吸汗することができ、より吸水性を向上させることができる。
さらに、前記係止片を可塑性素材で形成したことにより、当該係止片をフック状に自由に折り曲げて種々の帽子の内側に対応して、着脱可能に取付けすることができる。
本考案に係る帽子用吸汗パッドの構造を示す斜視図である。 帽子用吸汗パッドの構造を示す断面図である。 帽子用吸汗パッドの取付け態様を示す断面図である。
以下、図面に基づいて本考案を具体的に説明する。まず、図1は、本考案に係る帽子用吸汗パッド1の構成を示す斜視図であり、図2は、当該帽子用吸汗パッド1のA−A’断面図である。帽子用吸汗パッド1は、パッド本体2の一方の表面にステッチ3で凹凸を形成し、他方の表面に係止片4を設けて構成されている。なお、本考案の帽子用吸汗パッド1の帽子Bとは、ハットやキャップ等の帽子Bのほか、ヘルメットやサンバイザーを含む頭部に着用するものを示し、本実施例では、野球帽のような帽子Bを用いて説明する。
前記パッド本体2は、吸水性、速乾性及び拡散性のあるポリエステル生地を重ね合わせて縫製されている。なお、当該重ね合わせたポリエステル生地の間に、吸水性のあるクッション素材からなるシート材を挟み込んだ上でステッチ3を縫ってもよい。
また、前記パッド本体2の一方の表面(着用者の額部に接する面)には、吸水性素材の綿糸で縫われたステッチ3が略水平方向に複数平行で形成されており、これにより、当該表面には凹凸が形成されている。ステッチ3の数は、本実施例では、図示のように三本のステッチを約1.5cmの間隔幅で設けているが、その本数や間隔幅は限定されるものではなく、パッド本体2の縦幅等に応じて種々変更が可能である。
なお、本実施例では、前記ポリエステル生地を重ね合わせたパッド本体2を水平方向に縫ってステッチ3を形成しているため、前記係止片4が設けられた他方の表面にもステッチ3が形成されているが、本考案に係る帽子用吸汗パッド1の効果を得るためには、すくなくとも前記一方の表面にのみステッチ3による凹凸が形成されていればよい。
このように当該表面に凹凸を設けたことにより、着用者の頭部又は額部から発した汗が凹部に流れるとともに、略水平方向の凹部に沿って両側へと拡散させることができる。これにより、汗がパッド本体の一箇所に集中して留まり、顔面へと垂れ流れるのを防止することができる。
さらに、前記パッド本体2の他方の表面(着用時に帽子Bの内側に接する面)には、可塑性素材で形成された係止片4が突設されている。係止片4は、折り曲げた状態を保持できる金属製ワイヤを縫製ゴム紐で被覆して形成されている。当該可塑性素材の係止片4は、自由に折り曲げが可能であり、係止対象となる帽子Bの種類に応じて折り曲げ幅を変更することで、種々の帽子Bのサイズや形状に対して着脱可能に取付けることができる。
また、係止片4は、パッド本体2の他方の表面の水平方向の中央と左右の三箇所に突設されている。このように少なくとも三箇所に係止片4を設けることにより、帽子用吸汗パッド4の帽子Bへの固定が安定する。
図3は、前記のように構成した帽子用吸汗パッド1を帽子Bに取付けた様子を示す断面図である。
一般的に、帽子Bの逆椀状の周端部には、所謂スベリという内側への折り返しが形成されている。帽子用吸汗パッド1は、当該スベリの幅に応じて前記係止片4をフック状に自由に折り曲げた上で、当該係止片4を前記スベリに係止することにより帽子Bに固定されている。
このように帽子用吸汗パッド1を取付けた帽子Bを着用すると、頭部又は額部で発した汗が前記凹部に流れ、且つ、略水平方向の凹部に沿って拡散される。そのため、帽子用吸汗パッド1は、汗が顔面に垂れ流れることを防止することができる。また、汗によって帽子Bの内側面が汚れることを防止でき、帽子用吸汗パッド1を洗濯すれば何度でも使用可能である。
なお、本実施例では、帽子Bとして野球帽を用いて説明したが、帽子用吸汗パッド1をサンバイザーに取付ける際には、頭部に巻き付けるサンバイザーのベルト部の上方からパッド本体2の上端部が露出しないように、パッド本体2の縦幅を本実施例よりも狭く形成することも可能である。その際、前記ステッチ3の本数や間隔幅は、種々変更すればよい。このように、パッド本体の縦幅やステッチの本数又は幅間隔は種々変更可能である。
上記実施例の帽子用吸汗パッド1は、帽子Bに取付けたが、前記の通り、その他ヘルメットやサンバイザーへの取付けも可能である。なお、ヘルメットの場合は、ヘルメット内のヘッドバンドに係止片4を係止することにより、帽子用吸汗パッド1を固定する。
1 帽子用吸汗パッド
2 パッド本体
3 ステッチ
4 係止片
B 帽子

Claims (3)

  1. 吸水性を備えたシート状のパッド本体からなる帽子用吸汗パッドであって、
    当該パッド本体の額部に接する一方の表面には、略水平方向に縫われた一又は平行の複数のステッチによって凹凸が形成され、
    当該パッド本体の他方の表面には、当該パッド本体を帽子の内側に着脱可能にする係止片が設けられてなることを特徴とする帽子用吸汗パッド。
  2. 前記ステッチは、吸水性素材の糸で縫われて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の帽子用吸汗パッド。
  3. 前記係止片は、可塑性素材で形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の帽子用吸汗パッド。
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