JP3212544U - 包装シート、及び吸収性物品の包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】取手シートの強度を維持しつつ、収容された吸収性物品が柔らかいという印象を与えることができる包装シートを提供する。【解決手段】複数の吸収性物品を包む包装シートは、袋状の本体シート10と、本体シート10に接合され、本体シート10とは別体の取手シート20と、を有する。取手シート20を構成する資材の5%ひずみ引張応力は、本体シート10を構成する資材の5%ひずみ引張応力よりも高い。取手シート20に凹凸部22が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、複数の吸収性物品を包む包装シート、及び当該包装シートを含む吸収性物品の包装体に関する。
特許文献1は、複数の紙おむつのような吸収性物品を収容した包装袋を開示している。包装袋は、複数の吸収性物品を包む袋状の本体シートと、持ち手となる取手シートと、を有する。取手シートは、本体シートとは別体のシートによって構成されている。
特開2001−247181号
取手シートが本体シートとは別体のシートから構成されている場合、取手シートの強度を本体シートの強度よりも強くすることで、本体シート内の複数の吸収性物品の荷重に耐えられる取手シートを構成し易い。しかしながら、取手シートは、ユーザが直接掴む部分であるため、取手シートが過度に硬いと、本体シート内に包まれている吸収性物品も硬いという印象をユーザに与えかねない。吸収性物品は人に着用されるものであるため、吸収性物品が硬いという印象を与えると、ユーザの購入意欲を損なう虞がある。
よって、取手シートの強度を維持しつつ、収容された吸収性物品が柔らかいという印象を与えることができる包装シートが望まれる。
一態様に係る複数の吸収性物品を包む包装シートは、袋状の本体シートと、前記本体シートに接合され、前記本体シートとは別体の取手シートと、を有する。前記取手シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力は、前記本体シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力よりも高い。前記取手シートに凹凸部が形成されている。
取手シートの強度を維持しつつ、収容された吸収性物品が柔らかいという印象を与えることができる包装シートを提供する。
一実施形態に係る吸収性物品の包装体の斜視図である。 一実施形態に係る包装体の断面図である。 一実施形態に係る取手シートの平面図である。 図3のA−A線に沿った取手シートの断面図である。 包装シートに収容された吸収性物品の平面図である。 図5のB−B線に沿った吸収性物品の断面図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様に係る包装シートは、袋状の本体シートと、前記本体シートに接合され、前記本体シートとは別体の取手シートと、を有し、複数の吸収性物品を包む包装シートであって、前記取手シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力は、前記本体シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力よりも高く、前記取手シートに凹凸部が形成されている。
取手シートは本体シートとは別体であり、取手シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力は、本体シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力よりも高い。これにより、取手シートが本体シートよりも伸び難くなるため、複数の吸収性物品を収容する本体シートを柔らかく維持しつつも、取手シートは、包装シート内の複数の吸収性物品の荷重に十分に耐えられるようになる。したがって、包装シートが掴んで持ち上げられたときに、取手シートの変形(伸び)が抑制される。
5%ひずみ引張応力が高く伸び難い取手シートにもかかわらず、取手シートに凹凸部を形成することで、取手シートは比較的柔らかくなるため、使用者に柔らかい触感を与えることができる。よって、取手シートの強度を維持しつつ、収容された吸収性物品が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
さらに、凹凸部により取手シートの表面の摩擦力が高まるため、取手シートを滑り難くすることもできる。
好ましい一態様によれば、前記凹凸部は、少なくとも、前記本体シートと前記取手シートとが接合された面と同じ面に形成されている。
本体シートと取手シートとが接合された面と同じ面は、使用時に人の手が接触する面に相当する。使用時に人の手が接触する面に凹凸部が形成されているので、使用者に柔らかい触感を与えることができる。したがって、収容された吸収性物品が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
好ましい一態様によれば、前記凹凸部は、前記取手シートの両面に形成されている。これにより、使用者により柔らかい触感を与えることができ、収容された吸収性物品が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
好ましい一態様によれば、前記取手シートは、前記凹凸部が形成された凹凸領域と、前記凹凸部が形成されていない非凹凸領域と、を有し、前記本体シートと前記取手シートとを接合する接合部は、前記非凹凸領域に設けられている。
一般に凹凸部が形成された領域でシートを他のシートに接合しようとすると、接合強度が低下することがある。本態様では、接合部が非凹凸領域に設けられているため、本体シートと取手シートの接合強度の低下を防止することができる。
好ましい一態様によれば、前記凹凸部は、少なくとも前記取手シートの長手方向に延びている。使用者が取手シートを掴んだときに、取手シートが、凹凸部により長手方向に交差する方向に潰れ易くなるため、より柔らかい触感を与えることができる。したがって、収容された吸収性物品が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
好ましい一態様によれば、前記取手シートの、前記凹凸部が設けられた領域は、透明領域又は半透明領域を含む。前記凹凸部が設けられた領域は透明領域又は半透明領域を含むため、複数の吸収性物品を収容した包装シートを立てたときに、取手シートの透明領域又は半透明領域を介して本体シートを視認することができる。
特に、本体シートには商品に関する情報等が表示されているため、取手シートの透明領域又は半透明領域を介して本体シートを視認することができることにより、ユーザが商品に関する情報を見落とすことを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記取手シートの前記透明領域又は半透明領域の光沢度は、30%以上である。これにより、透明領域又は半透明領域の乱反射を抑制することができるため、透明領域又は半透明領域を介して本体シートを視認し難くすることを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記凹凸部の高さの差は、20μm以下である。これにより、凹凸部による乱反射を抑制することができるため、透明領域又は半透明領域を介して本体シートを視認し難くすることを抑制することができる。
好ましい一態様によれば、前記凹凸部はエンボス部である。凹凸部がエンボス部によって形成されることにより、エンボス部とその周りの領域の剛性差が高くなり、各エンボス部が取手シートの折れ曲がり基点となる。これにより、取手シートがより曲がり易くなり、ユーザにより柔らかい触感を与えることができる。したがって、収容された吸収性物品が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
好ましい一態様によれば、前記本体シートに凹凸部が形成されている。本体シートにも凹凸部が形成されているため、本体シートと取手シートに一体感を与えることができ、包装シートが全体的に柔らかい印象となる。さらに、本体シートに凹凸部による変形基点ができるため、本体シートを実際に柔らかくすることができ、収容された吸収性物品が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
好ましい一態様によれば、前記包装シート内に収容された吸収性物品に凹凸部が形成されている。吸収性物品にも凹凸部が形成されているため、包装シートの柔らかさと同様に吸収性物品も柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
一態様に係る吸収性物品の包装体は、前述のいずれかの包装シートと、前記包装シート内に収容された複数の吸収性物品と、を有する。これにより、前述したように、別体としての取手シートの強度を維持しつつ、収容された吸収性物品が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。さらに、凹凸部により取手シートの表面の摩擦力が高まるため、取手シートを滑り難くすることもできる。
(2)吸収性物品の包装体の構成
以下、図面を参照して、実施形態に係る吸収性物品の包装体について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、一実施形態に係る吸収性物品の包装体の斜視図である。図2は、一実施形態に係る包装体の断面図である。本実施形態において、吸収性物品の包装体1は、包装シート2と、包装シート2内に収容された複数の吸収性物品100と、を有する。包装シート2は、袋状の本体シート10と、本体シート10とは別体の取手シート20と、を有する。
本体シート10及び取手シート20は、例えば合成樹脂フィルムのような資材によって形成されていてよい。取手シート20は、本体シート10に接合されている。具体的には、取手シート20は、長手方向Lの一端部と他端部の両方で本体シート10に接合されており、ループ状の持ち手を形成していてよい。なお、取手シート20は、接着剤によって本体シート10に接合されていてもよく、熱溶着によって直接本体シート10に接合されていてもよい。
図3は、一実施形態に係る取手シート20の平面図である。ただし、図3では、便宜上、取手シート20は本体シート10から取り外した状態で示されている。図4は、図3のA−A線に沿った取手シートの断面図である。
取手シート20を構成する資材の5%ひずみ引張応力は、本体シート10を構成する資材の5%ひずみ引張応力よりも高い。これにより、取手シート20が本体シート10よりも伸び難くなるため、複数の吸収性物品100を収容する本体シート10を柔らかく維持しつつも、取手シート20は、包装シート2内の複数の吸収性物品100の荷重に十分に耐えられるようになる。したがって、包装シート2が掴んで持ち上げられたときに、取手シート20の変形(伸び)が抑制される。
より好ましくは、取手シート20の厚み(最大厚み)は、本体シート10の厚み(最大厚み)よりも大きい。これにより、取手シートの強度を本体シート10の強度よりも高くすることができる。
また、取手シート20に複数の凹凸部22が形成されている。5%ひずみ引張応力が高く伸び難い取手シート20にもかかわらず、取手シート20に凹凸部22を形成することで、取手シート20は比較的柔らかくなるため、使用者に柔らかい触感を与えることができる。よって、取手シート20の強度を維持しつつ、収容された吸収性物品100が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。さらに、凹凸部22により取手シート20の表面の摩擦力が高まるため、取手シートを滑り難くすることもできる。
取手シート20は、凹凸部22が形成された凹凸領域24と、凹凸部22が形成されていない非凹凸領域26と、を有していてよい。この場合、凹凸領域24は、取手シート20全体の好ましくは20%、より好ましくは40%、さらに好ましくは60%以上の領域に設けられていてよい。
凹凸部22は、少なくとも、本体シート10と取手シート20とが接合された面と同じ面に形成されていることが好ましい。本体シート10と取手シート20とが接合された面と同じ面は、使用時に人の手が接触する面に相当する。使用時に人の手が接触する面に凹凸部22が形成されているので、使用者に柔らかい触感を与えることができる。したがって、収容された吸収性物品100が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
さらに、凹凸部22は、取手シート20の両面に形成されていることがより好ましい。これにより、使用者により柔らかい触感を与えることができ、収容された吸収性物品が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
凹凸部22は、少なくとも取手シート20の長手方向Lに延びていてよい。すなわち、複数の凹凸部22のうちの少なくとも1つの凸部又は凹部は、長手方向Lに連続的又は断続的に延びている。使用者が取手シートを掴んだときに、取手シート20が、凹凸部22を基点に長手方向Lに交差する方向に潰れ易くなるため、より柔らかい触感を与えることができる。したがって、収容された吸収性物品100が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
もっとも、凹凸部22は、長手方向Lに交差する方向に延びる成分を有していてもよい。
取手シート20は、凹凸部22が形成された凹凸領域24と、凹凸部22が形成されていない非凹凸領域26と、を有していてよい。この場合、本体シート10と取手シート20とを接合する接合部は、非凹凸領域26に設けられていることが好ましい。一般に凹凸部が形成された領域でシートを他のシートに接合しようとすると、接合強度が低下することがある。本態様では、接合部が非凹凸領域26に設けられているため、本体シート10と取手シート20の接合強度の低下を防止することができる。
取手シート20の凹凸領域24は、透明領域又は半透明領域を含むことが好ましい。凹凸部22が設けられた領域が透明領域又は半透明領域を含むため、複数の吸収性物品100を収容した包装体2を立てたときに、取手シート20の透明領域又は半透明領域を介して本体シート10を視認することができる。
特に、本体シートには商品に関する情報表示16が設けられていると、取手シート20の透明領域又は半透明領域を介して本体シート10を視認することができることにより、ユーザが情報表示16を見落とすことを抑制することができる。
このような情報表示16は、本体シート10の取手シート20と対向する面に設けられていてよい。情報表示16は、例えば、商品名、ブランド、ロゴ、商品情報のような文字、記号、図形又は写真などであってよい。
なお、透明領域又は半透明領域は、取手シート20全体に設けられていてもよく、取手シート20の一部に設けられていても良い。
取手シート20の透明領域又は半透明領域の光沢度は、好ましくは30%以上であり、より好ましくは35〜90%の範囲である。透明領域又は半透明領域の光沢度が当該範囲内であることにより、透明領域又は半透明領域の乱反射を抑制することができるため、透明領域又は半透明領域を介して本体シート10が視認し難くなることを抑制することができる。したがって、ユーザが情報表示16を見落とすことをより抑制することができる。
ここで、光沢度は、日本電色工業株式会社の光沢計VG7000を用い、鏡面光沢度−測定方法(JIS Z 8741)に準拠した測定方法によって測定することができ、60°の角度の光沢である。なお、可視波長範囲全域にわたって屈折率が1.567の一定値を有するガラス表面の光沢度を100%と規定する。
凹凸部22の高さの差は、20μm以下、例えば0.1μm〜20μmの範囲であることが好ましい。これにより、凹凸部22による乱反射を抑制することができるため、透明領域又は半透明領域を介して本体シート10を視認し難くすることを抑制することができる。したがって、ユーザが情報表示16を見落とすことをより抑制することができる。
凹凸部22はエンボス部であってよい。すなわち、凹凸部22はエンボス加工により形成されることが好ましい。凹凸部22がエンボス部によって形成されることにより、各々のエンボス部とその周りの領域の剛性差が高くなり、各エンボス部が取手シート20の折れ曲がり基点となる。これにより、取手シート20がより曲がり易くなり、ユーザに、より柔らかい触感を与えることができる。したがって、収容された吸収性物品100が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
本体シート10は、袋状に形成されており、複数の吸収性物品を収容する。本体シート10には複数の凹凸部12が形成されていることが好ましい。本体シート10にも凹凸部12が形成されているため、本体シート10と取手シート20に一体感を与えることができ、包装シート2が全体的に柔らかい印象となる。さらに、本体シート10に凹凸部12による変形基点ができるため、本体シート10を実際に柔らかくすることができ、収容された吸収性物品100が柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
本体シート10の凹凸部12の高さの差は、取手シート20と同様に、20μm以下、例えば0.1μm〜20μmの範囲であることが好ましい。この場合、本体シート10の凹凸部12と、取手シート20の凹凸部22が似た印象となるため、本体シート10と取手シート20により一体感を与えることができる。
本体シート10の凹凸部12は、取手シート20と同様にエンボス加工によって形成することができる。
本実施形態において、5%ひずみ引張応力は、シートを5%伸長させたときの引張応力によって定義され、JIS−K7127に規定する方法により測定することができる。
具体的には、測定対象のシートから、長方状のサンプルを切り出し、サンプルの両端をチャックにより固定する。ここで、チャック間の距離、すなわちサンプルのチャック間の長さは100mm、かつサンプルの幅は15mmとする。この状態で、サンプルの一方の端を固定して、サンプルのもう一方の端を長さ方向に100mm/minの速さで引張る。そして、サンプルが5%伸びたときの応力を、「引張応力」とする。
(3)吸収性物品の構成
包装シート2内に収容される吸収性物品の一例について、図5及び図6を参照して説明する。図5は、包装シート2に収容された吸収性物品100の平面図である。図6は、図5のB−B線に沿った吸収性物品100の断面図である。本実施形態では、吸収性物品100は、いわゆるテープタイプの使い捨ておむつである。この代わりに、吸収性物品100は、いわゆるパンツタイプの使い捨ておむつであってもよい。
吸収性物品100は、着用者の肌に面する表面シート110と、着用者の肌とは反対に向けられる裏面シート120と、表面シート110と裏面シート120との間の吸収体130と、を有する。
吸収性物品100に複数の凹凸部112,122が形成されていることが好ましい。具体的一例として、吸収性物品100の凹凸部122は、表面シート110と裏面シート120の両方に形成されている。この代わりに、吸収性物品100は、表面シート110と裏面シート120のいずれか一方に凹凸部122が形成されていてもよい。吸収性物品100にも凹凸部112,122が形成されているため、包装シート2の柔らかさと同様に吸収性物品100も柔らかいという印象をユーザに与えることができる。
特に、表面シート110に凹凸部112が形成されている場合、着用者は、吸収性物品100の直接肌に触れる面が柔らかいという印象を得るため、着用者によい印象を与えることができる。
吸収性物品100の凹凸部112,122の高さの差は、取手シート20と同様に、20μm以下、例えば0.1μm〜20μmの範囲であることが好ましい。この場合、吸収性物品100の凹凸部112,122と、取手シート20の凹凸部22が似た印象となるため、包装シート2の柔らかさと同様に吸収性物品100も柔らかいという印象をユーザに与え易くなる。
以上、上述の実施形態を用いて本考案について詳細に説明したが、当業者にとっては、本考案が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本考案は、実用新案登録請求の範囲の記載により定まる本考案の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本考案に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、上記実施形態では、包装シート2に収容される吸収性物品は使い捨ておむつであった。この代わりに、吸収性物品100は、生理用ナプキン、ライナー又は失禁用パッドのように着用者の肌に装着される吸収性物品であってもよい。
また、包装シートは、図1に示す形状に限られない。例えば、取手シートは、包装シートから連続的に延びたシート部分と、当該シート部分に全面で接合された別のシートと、を含む積層シートによって構成されていてもよい。この積層シートにユーザの手を入れる取手用の孔部が形成されていてよい。この場合、取手シート(積層シート)を構成する資材の5%ひずみ引張応力は、本体シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力よりも高く、取手シート(積層シート)に凹凸部が形成されていればよい。
1 吸収性物品の包装体
10 本体シート
12 本体シートの凹凸部
16 情報表示部
20 取手シート
22 取手シートの凹凸部
24 凹凸領域
26 非凹凸領域
100 吸収性物品
122 吸収性物品の凹凸部

Claims (12)

  1. 袋状の本体シートと、
    前記本体シートに接合され、前記本体シートとは別体の取手シートと、を有し、
    複数の吸収性物品を包む包装シートであって、
    前記取手シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力は、前記本体シートを構成する資材の5%ひずみ引張応力よりも高く、
    前記取手シートに凹凸部が形成されている、包装シート。
  2. 前記凹凸部は、少なくとも、前記本体シートと前記取手シートとが接合された面と同じ面に形成されている、請求項1に記載の包装シート。
  3. 前記凹凸部は、前記取手シートの両面に形成されている、請求項1又は2に記載の包装シート。
  4. 前記取手シートは、前記凹凸部が形成された凹凸領域と、前記凹凸部が形成されていない非凹凸領域と、を有し、
    前記本体シートと前記取手シートとを接合する接合部は、前記非凹凸領域に設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の包装シート。
  5. 前記凹凸部は、少なくとも前記取手シートの長手方向に延びている、請求項1から4のいずれか1項に記載の包装シート。
  6. 前記取手シートの、前記凹凸部が設けられた領域は、透明領域又は半透明領域を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の包装シート。
  7. 前記取手シートの前記透明領域又は半透明領域の光沢度は、30%以上である、請求項6に記載の包装シート。
  8. 前記凹凸部の高さの差は、20μm以下である、請求項6又は7に記載の包装シート。
  9. 前記凹凸部はエンボス部である、請求項1から8のいずれか1項に記載の包装シート。
  10. 前記本体シートに凹凸部が形成されている、請求項1から9のいずれか1項に記載の包装シート。
  11. 前記包装シート内に収容された吸収性物品に凹凸部が形成されている、請求項1から10のいずれか1項に記載の包装シート。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の包装シートと、前記包装シート内に収容された複数の吸収性物品と、を有する、吸収性物品の包装体。
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