JP3212091B2 - ゴースト除去装置 - Google Patents

ゴースト除去装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン信号のゴースト除去に関し、
特に多数の映像機器を接続するゴースト除去装置に適す
るものである。
〔従来の技術〕
テレビ放送局の送信アンテナから放射された電波は、
受信アンテナで直接波として受信されるが、受信アンテ
ナでは、直接波が何らかの対象物に反射した電波も同時
に受信する。このため、受信された画像にゴーストと呼
ばれる障害が発生することがある。
従来、上述のようなゴーストを除去するために、各種
のゴースト除去装置が開発されている。第2図に示した
ゴースト除去装置702はその一例である。尚、従来より
公知のゴースト除去装置の一例は、特開平1−136474号
公報に開示されている。
第2図は受信アンテナ100により受信されたテレビジ
ョン信号aは、複数のチャネルの信号が周波数多重され
た信号である。ゴースト除去装置702では、使用者が指
定したチャネルの信号についてのみゴースト除去が施さ
れる。使用者がチャネル指定1で指定したチャネルのテ
レビジョン信号は、チューナ204によって選択・分離さ
れ復調回路301でベースバンド信号bに復調されたの
ち、ゴースト除去フィルタ401でゴーストの成分を除去
される。この出力cを任意の映像機器605のビデオ入力
端子900に接続する。
上述のゴースト除去フィルタ702を用いてゴースト除
去を行う場合、1台の映像機器に対して各々1台のゴー
スト除去装置が必要となる。そのため、ゴースト除去装
置の台数は映像機器数に比例して増加する。
第3図にゴースト除去装置の使用例として集合住宅に
おける例を示す。集合住宅では、共同受信アンテナ100
で受信されたテレビジョン信号aが分岐・分配されて各
室1001〜1002に伝送される。各室では、それぞれが使用
する映像機器と同数のゴースト除去装置702にテレビジ
ョン信号を分配して入力しゴーストを除去したのち、映
像機器群600の各ビデオ入力端子に接続する。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、ゴースト障害はテレビジョン信号の送信点と
受信点の位置で決まる。従って、上述の集合住宅の例の
ように同一受信アンテナで受信したテレビジョン信号を
複数の映像機器に分配する場合、各映像機器に現れるゴ
ーストの状態はチャネル毎に同一である。
集合住宅のように、同一受信アンテナで受信したテレ
ビジョン信号を分配すべき映像機器数がその地域で受信
できるチャネル数より遥かに多い場合は、多数の映像機
器で同一のチャネルが指定される。このとき、同じゴー
ストが重畳された同一チャネルの信号に対し複数のゴー
スト除去装置702を動作させる状態が生じる。
すなわち、集合住宅全体で使用する映像機器数が増加
すれば、ゴースト除去装置702の総数は膨大になり、一
方で同一ゴーストに対して重複して動作させるゴースト
除去装置702の台数も増加することになる。
本発明の目的は、複数の映像機器に接続でき、かつ回
路規模の小さいゴースト除去装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、第1図に示すよう
にゴースト除去装置を構成する。受信アンテナ100にチ
ャネル数と同数のゴースト除去ユニット801〜803を接続
する。ゴースト除去ユニットはチャネル固定のチュー
ナ、復調回路、ゴースト除去フィルタより構成される。
ゴースト除去ユニット801〜803の全出力は分配回路500
を経て複数の映像機器に接続される。分配回路500は、
ゴーストを除去された全チャネル分の信号を適当に分配
する働きをする。
〔作用〕
受信アンテナ100で受信されたテレビジョン信号a
は、チャネル数と同数のチューナ群200で各チャネルの
信号a1〜a3に分離・選択される。チューナ201〜203は、
たとえばチューナ201では1ch、チューナ202では2chとい
うように、選択するチャネルがそれぞれ固定されてい
る。
各チャネルの信号a1〜a3は、それぞれ復調回路301で
復調されゴースト除去フィルタ401でゴーストを除去さ
れたのち、分配回路500で統合され映像機器群600に分配
される。ゴースト除去フィルタ群400の出力c1〜c3は、
ゴーストが除去された各チャネルの信号であり、この段
階で、受信アンテナ100が受信したゴーストは全チャネ
ルについて除去されている。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第4図を用いて説明する。この方
式は、ベースバンドでゴースト除去を施した後、受信し
た電波と同様に周波数多重して各映像機器に分配する方
式である。
第1図の分配回路500に相当する部分が第4図の変調
回路群1100,合成回路1200,分配回路1301である。ゴース
ト除去ユニット801〜803の出力は1101〜1103の各変調回
路により復調前の周波数に変調され、合成回路1200で周
波数多重される。合成回路1200の出力eは周波数多重の
状態になっており、複数の映像機器に接続できるように
分配回路1301により分配される。このゴースト除去装置
703の出力信号は、現行の映像機器のアンテナ入力端子
に接続して使用することができる。
本発明の他の実施例を第5図を用いて説明する。この
方式は、ベースバンドでゴースト除去を施したのちベー
スバンド信号のままで各映像機器に分配する方式であ
る。
第1図の分配回路500に相当する部分が第5図の分配
ユニット1302である。ゴースト除去ユニット800の出力c
1〜c3はベースバンド信号のまま分配ユニット1302に入
力される。
ゴースト除去装置704では、上述のゴースト除去装置7
03における変調回路群1100が省略された構成となってい
る。また、ベースバンド伝送なので映像機器の内蔵チュ
ーナで復調する必要がなく、各映像機器のビデオ入力端
子に接続することができる。
一方、分配ユニット1302と各映像機器601〜604の間は
双方向伝送となっており、映像機器600側からはチャネ
ル指定信号fが、分配ユニット1302側からは各チャネル
のテレビジョン信号gが、それぞれ伝送される。分配ユ
ニット1302では、映像機器群600の各ビデオ入力端子
と、チャネル指定信号fで指定されたチャネル信号線と
の接続を行う。従って、映像機器群600には、ゴースト
を除去された指定チャネルの信号がベースバンドで伝送
される。
チャネル指定信号fはテレビジョン信号のベースバン
ドより高域周波帯で伝送する。または、テレビジョン信
号と同期をとることにより垂直帰線期間に時分割で伝送
することもできる。この方法によれば同一回線で双方向
に伝送できる。
また、各映像機器からのチャネル指定信号fを利用す
ることにより、第6図に示すゴースト除去装置705を実
現できる。以下、これについて説明する。
第5図のゴースト除去装置704では、常時全チャネル
についてゴースト除去を行う。しかし、どの映像機器に
も指定されていないチャネルについてはゴーストを除去
する必要はない。第6図のゴースト除去装置705では、
そのようなチャネルに対する処理を行うため、制御ユニ
ット1400をゴースト除去装置群800の前段に設けてい
る。
たとえば、3chを指定する映像機器が集合住宅内に1
台もない場合は次のように処理される。分配ユニット13
03で映像機器群のチャネル指定信号を集約した結果、ど
の映像機器からも指定されていないチャネル、すなわち
「3ch」が確定される。「3ch」という情報は、制御信号
hとして分配ユニット1303から制御ユニット1400に伝送
される。制御ユニット1400では信号hに基づき、3chの
ゴースト除去ユニットに対し、受信アンテナ100との接
続を切断すると同時に電源の供給を遮断する。このた
め、3chの信号に対しては復調及びゴースト除去が行な
われない。従って、ゴースト除去装置704に比べると、3
chのゴースト除去ユニットを動作させる分の消費電力が
節約できる。
ゴースト除去装置704,705では、各チャネルの信号と
各映像機器は1対1の関係になっているので、ビル内の
反射によるゴーストは生じない。さらに、受信アンテナ
を通して伝送されるテレビジョン信号と、映像機器が直
接受信するテレビジョン信号は帯域が異なるため前ゴー
ストも生じない。従ってゴースト除去装置704,705を使
用すれば、受信アンテナで受信したテレビジョン信号の
分配先、たとえば集合住宅における各室ではもはやゴー
スト対策の必要はない。
一方、第4図に示したゴースト除去装置703を使用す
る場合はビル内での反射や直接波によるゴーストが発生
する。しかし、長時間の遅延によるゴーストはゴースト
除去装置703で除去されるので、分配先では極めて小規
模のゴースト除去装置を備えるだけでよい。
〔発明の効果〕
従来例で示したように、ゴースト除去を施した任意の
チャネルの信号を複数の映像機器に接続しようとすれ
ば、第2図に示したゴースト除去装置では映像機器数に
比例してゴースト除去装置全体の回路規模が増加する。
これに体し、この例では、1本の受信アンテナが受信す
るゴーストに関しては、映像機器数に係らずほぼ一定の
回路規模でゴースト除去装置が実現できる。これは、全
チャネル数より映像機器数が多い場合、特に多数の世帯
が居住する集合住宅の共同受信アンテナに適用した場合
に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第4図乃至第6図はそれぞれ本発明のゴー
スト除去装置の構成例を示し、第2図は従来のゴースト
除去装置を示し、第3図は第2図に示した従来のゴース
ト除去装置の集合住宅に使用した例を示す図である。 100〜……受信アンテナ、200〜……チューナ若しくはチ
ューナ群、300〜……復調回路若しくは復調回路群、400
〜……ゴースト除去フィルタ若しくはゴースト除去フィ
ルタ群、600〜……映像機器若しくは映像機器群、700〜
……ゴースト除去装置、800〜……ゴースト除去ユニッ
ト若しくはゴースト除去ユニット群、1100〜……変調回
路若しくは変調回路群、1200……合成回路、1301〜……
分配回路若しくは分配ユニット、1400……制御ユニッ
ト、a……受信アンテナにより受信されたテレビジョン
信号、a1〜a3……チューナにより分離されたテレビジョ
ン信号、b〜……ベースバンドのテレビジョン信号、c
〜……ゴースト除去フィルタの出力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−48118(JP,A) 特開 平3−222581(JP,A) 特開 昭59−74778(JP,A) 特開 昭61−140288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217 H04N 7/10 H04N 7/16 - 7/173 H04N 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信アンテナで受信したテレビジョン信号
    からあるチャネルを選択するチューナと、該チューナの
    出力を復調する回路と、該復調回路の出力にゴースト処
    理を施すフィルタ回路を有するゴースト除去装置におい
    て、該テレビジョン信号から相異なるチャネルの信号を
    各々選択する複数のチューナと、該チューナの複数の出
    力を各々復調する複数の復調回路と、該復調回路の複数
    の出力に各々ゴースト処理を施す複数のフィルタ回路
    と、該フィルタ回路の複数の出力を少なくとも1台以上
    の映像機器に分配する手段とを備え、該分配手段が該映
    像機器の制御信号によって制御されることを特徴とする
    ゴースト除去装置。
  2. 【請求項2】上記特許請求の範囲第1項記載のゴースト
    除去装置において、該制御信号と該フィルタ回路の出力
    信号が同一の伝送線路で双方向に伝送されることを特徴
    とするゴースト除去装置。
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