JP3211871U - 素肌着用も重ね着着用もできるボレロタオルまたはボレロストール - Google Patents

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Abstract

【課題】着崩れを防止し、着衣に重ね着する場合の着易さ、着用対象者の広範囲化に対応できる、袖回りサイズを広範囲でサイズ微調整できるボレロタオルを提供する。【解決手段】方形タオル上辺に、最も小柄な想定使用者の肩幅の√2倍寸法を離して左右それぞれに第一ボタンを取付け、第一ボタンから外側横方向へ適宜間隔を空けて第二ボタンを取付け、横座標がタオル中心線から小柄想定使用者の胴回り/4であり、縦座標がタオル上辺から下へ小柄想定使用者の袖回り分である位置に、第一ボタン穴を設け、第二以降のボタン穴の設置位置は第一ボタン穴から外側斜め下方向へ適宜間隔を空けた位置であり、ボタン同士の間隔とボタン穴同士の間隔を異ならせ、係合するボタンとボタン穴を自由に組合わせられるようにする。【選択図】図2

Description

本考案は、ボレロとして肩に羽織って着用できるタオルの考案である。以後、ボレロタオルと記載する。ボレロタオルという物品は、プール遊びや海水浴という屋外滞在用に着用して、日焼け予防,防寒,ファッション的着飾りを目的とする物品である。屋外滞在用に着用ならしめる為には、素肌着用も重ね着着用もできる事が求められる。また室内用や屋外移動用よりも、着崩れない事が求められる衣料アイテムである。
ボレロタオルに類似する衣料アイテムはさまざま有り、名付け方も混乱状況である事をお断りしておく。タオル生地ではない物も含めて類似品を列記すると、ストール、アームストール、3ウェイストール、3WAYストール、ケープ、ショール、羽織り物、肩掛け、マフラーが挙げられる。市販品では、3WAYストールが多い。本考案の名称もストールに含まれ得るが、ボレロ名称を採用した。
ボレロ(Bolero)とは前身頃の無い、両袖を繋いだだけのような、短寸ジャケットである。ただし本考案品の袖は、広義なら袖であるが、狭義では袖に該当しないと受け取られ兼ねない。本考案では名称に拘っている訳ではなく、容易に脱げ落ちないように袖状部分が有る、という意味合いでボレロと記述することとする。
タオルとは、方形のパイル生地である。緩く撚り合わせて、毛羽立った撚糸を、ループ状に表出させた布地である。土台生地から撚糸パイルが連続して突出していて、それら撚糸からは繊維が毛羽立ち、とても表面積が大きくなるので、吸水性が良い。また通気性も良いので、乾かす場合には早く乾く特性がある。そして何より、パイル生地の構造は、肌触りが柔らかい。それゆえ風呂上がりや水泳後に水気を拭うのに用いる。スポーツ後の汗拭きにも用いる。
水泳プールでのタオル使用方法は、濡れた体の水気を拭くという本来の使い方以外に、タオルを肩にかけて羽織ることが多い。このタオル羽織り状態は、いとも簡単にタオルが肩からズレ落ちるので、タオルをボレロにする考案が出願されていた。特許文献2、特許文献3、特許文献6などである。ボレロとは書かれていないが、特許文献1もボレロになり得る構成である。
これら特許文献の構成は、タオル上辺に複数のボタンを縫付け、それらボタン列と並列させてボタン穴を設けた構成のタオルである。このタオルのそれぞれのボタンをボタン穴に留める事で、ボレロの袖筒部分が形成される。ボレロ袖に腕を通して、着用するものである。
また類似市販品はさまざまな会社から製造販売されている。商品名「3ウェイアームストール」、(株)イチーナ、かがわ市三本松。商品名「3WAYストール」、藤久株式会社、名古屋市名東区高社。商品名「3WAYストール」、ヨコヤマコーポレーションなどである。これら市販品の生地は、目の荒い綿生地というか、細かな網生地であり、生地とボタン配置の構成としては特許文献2と同一である。
しかしながら各特許文献の構成物も、類似市販品の構成物も、使用者の体格に合わせてのサイズ調節機能が乏しいので、生地が肩からズレ落ち易く、着崩れるという不具合があった。乾いた素肌に羽織る場合は、どんな素材生地であっても摩擦抵抗が少なく、とても滑り易いからである。腕の上下動でも着崩れるし、屋外で風を受けても着崩れる。ただし各企業の名誉の為に申し添えると、類似市販品の構成物は素肌上に直接羽織ることは想定されていないものである。
この素肌ボレロの着崩れ防止の為には、着用者の体形に余裕幅がほとんど無い寸法(tight fit )に微調節できる事が必要となる。図1に示すように、素肌余裕無し寸法であれば、滑り易い素肌上で、腕上下動させても、ボレロタオル2が肩からズレる事は防げる。
だが着用者の体格は、小柄なSサイズの人から大柄なLサイズの人までいる。それぞれの体格にも、素肌余裕無し寸法に調節できるようにボタンを付けるとしたら、対応するサイズ種の数と同じだけボタン穴列を形成する必要があり、ボレロタオルはボタン穴だらけになってしまう。
別の対応策としては、それぞれの体格に合うように形成する策も考えられる。細かなサイズ毎のボレロタオルを形成するのである。一般的な定番衣料サイズは、S,M,Lサイズであるが、それではサイズ調節単位が大き過ぎて、SとMの中間サイズの人がMサイズのボレロタオルを着れば、着崩れてしまう。それゆえSS,SM,MS,MM,ML,LM,LLといった具合に、細分化したサイズのボレロタオルを作成する事となってしまう。ここでのサイズ符号の表現は、説明便宜上のものである。SMは大き目のSサイズであり、MSは小さ目のMサイズであり、SMよりもMSのほうが大きいとする。数字表現と同じく、左側が上位桁であり、右が下位桁として表現記載する。
前記問題回避の為に、オーダーメイド的に特定サイズ専用のボレロタオルを形成したとしても、まだ問題点は残る。プールサイドでは、Tシャツなど衣服の上にボレロタオルを重ね着する場合もある。ボレロタオルを重ね着する場合は、袖部分の寸法に大幅の余裕が必要になる。タオル生地は、素肌とは摩擦無く、滑り易いのだが、衣服に重ね着する場合には摩擦がとても大きくなる。一般衣服の重ね着での摩擦よりも、ずっと摩擦力が大きいのである。それゆえサイズに余裕幅がないと着込めないのである。それゆえ特定サイズ専用のボレロタオルを形成するにしても、素肌着用の為のボタン穴列と、重ね着着用の為のボタン穴列を形成する必要がでてくる。
つまり特定サイズ専用に形成するとしてもボタン穴は2列を要するうえ、細分化したサイズ(SS〜LL)を取り揃える必要があり、製造販売上の負担が大きいものであった。それゆえ「素肌着用できるボレロタオル」は実現できていなかったのである。
実開昭63−181386号、全辺にボタン孔付きタオルを、両面ボタンで留める構成。 実用新案登録第3181049号、釦、穴の列は長辺平行、ボレロタオル。 実用新案登録第3183966号、周囲釦のみ、ケープ、枕カバー、ボレロ。 実用新案登録第3188597号、四隅ボタン、釦カバー構成、ケープ、マフラー。 実開平5−60389号、 上辺隅にホック、ケープ。 実開平1−95187号、 長辺全域に係止具,ケープ。 実用新案登録第3056468号、四隅ボタン。 実用新案登録第3133259号、短辺沿いホック。 特開2006−43154号、 四隅ホック。
本考案の課題は、ボレロタオルにおいて、着用者の体形に余裕幅が無い寸法(tight fit )に微調節できる事および、広範囲にサイズ調節できる事である。
余裕幅が無い寸法に微調節する理由は、素肌に着る場合はとても滑るので、それでも着崩れないようにする為である。
広範囲にサイズ調節させる理由は、重ね着着用も可能とする為と、ボレロタオル着用対象者の体格範囲を広げる為である。重ね着着用をするとなると、服とタオルの摩擦が大きい為、大幅余裕寸法に調節できる必要がある。
懸かる課題解決の為、係合組合せが自由自在となるような位置に、係止具と被係止具を複数設ける事を解決手段とする。
ボレロタオルという衣料の性質上、肩部分さえ着崩れなければ充分なのである。そしてボレロタオルの肩部分を維持するなら、ボタン留めは一ヶ所で充分である。そしてボタン留め一ヶ所で済むならば、ボタンと穴を複数設けて組合せ自在とすれば、広範囲において微調節が可能になる事を発見し、本考案に至ったものである。
さらに具体的に説明すると、方形タオル上辺中央に、最も小柄な想定使用者の肩幅の√2倍寸法を位置させた左右それぞれに第一係止具を取付け、この第一係止具から外側横方向へ適宜間隔を空けて第二係止具を取付け、第一被係止具を取付ける横座標はタオル中心線から小柄想定使用者の胴回り/4の座標であり、第一被係止具を取付ける縦座標はタオル上辺から下へ小柄想定使用者の袖回り分の座標であり、第二以降の被係止具の取付け方向は第一被係止具から外側斜め下方向へ適宜間隔を空けた位置であり、係止具同士の間隔と被係止具同士の間隔を異ならせることを、課題解決手段とする。
ここでいう方形とは、正方形、長方形であり、横長の長方形も縦長の長方形も含む。
ここでいう方形タオル上辺とは、数学幾何学で厳密な意味での辺ではなく、上辺から係止具3倍程度の幅範囲の意味とする。
ここでいう係止具とは、いわゆる衣料用のボタン、両面ボタン、スナップ、ホック、面ファスナーなどである。両面ボタンを採用する場合は、両面ボタンと一方のボタン穴が係止具に相当する。被係止具とは、係止具と係合する物であり、ボタン穴、スナップ・ホック・面ファスナーのオスメスのメス側である。ボタン穴は以後は略して穴と記載する。
また係止具と被係止具の数は複数であれば、いくつでも構わない。最低ボタン2個、穴2つである。また係止具の数と、被係止具の数が異なる数でも構わない。
ここでいう第一係止具から外側横方向とは、右の第一係止具からは右方向であり、左の第一係止具からは左方向という事である。本考案ボレロタオルは、左右対称の構成である。左右の構成をそれぞれ記載すると冗長で分り難くなりがちな為、左右構成をまとめて表現した。
ここでいう適宜間隔は、文字通り適宜な間隔である。ただし係止具同士の間隔は、そのままボレロタオルとしてのサイズ調節間隔の作用を果たす。それゆえ図2を参照として詳しく説明をする。係止具はボタンとし、被係止具は穴とする。係止具類の符合は、衣服のサイズ符号と共通させてSMLを用いた。ボタンも穴も3個ずつ設ける。ボタンの符号は中央から外側へ向けて大文字のS,M,Lの符号を付した。穴は小文字のs,m,lの符号を付した。図2の中心線から左はボタンと穴をそのまま図示し、右半分は座標点のみ図示した。中心線からs点までの間隔が小柄想定使用者の胴回り/4の寸法である。ボレロタオル上辺からs点までの間隔が小柄想定使用者の袖回り分の寸法である。
ボタン間隔と穴間隔は、どちらを大きくしてもよいが図2ではボタン間隔を大きくした。ここでボタンS,M,Lと穴s,m,lを組合せてボレロタオルの袖回りサイズがどのように変化するかを列記する。ボタンと穴の符号の後の数字は、袖回りサイズに寄与するセンチ単位の寸法である。ボタン間隔は7センチであり、穴間隔は3センチである。それゆえボタン設置座標はS,M,Lとサイズアップ毎に7センチずれる。穴はs,m,lとサイズアップ毎に3センチずれる。ボタンと穴の寄与数値を足せば、袖回り寸法になる。ボタンと穴の係合関係を、図2右側に示した。Sボタンとの係合は点線で示し、Mボタンとの係合は2点鎖線で示し、Lボタンとの係合は3点鎖線で示した。
Sボタン16+s穴17=係合Ssの袖回り33センチ
Sボタン16+m穴20=係合Smの袖回り36センチ
Sボタン16+l穴23=係合Sl…あまり好ましくない組合せ
Mボタン23+s穴17=係合Msの袖回り40センチ
Mボタン23+m穴20=係合Mmの袖回り43センチ
Mボタン23+l穴23=係合Mlの袖回り46センチ
Lボタン30+s穴17=係合Ls…あまり好ましくない組合せ
Lボタン30+m穴20=係合Lmの袖回り50センチ
Lボタン30+l穴23=係合Llの袖回り53センチ
上記のようにボタンと穴を組み換えることで、ボレロタオル袖回り寸法を約3センチ毎に微調節できるのである。もちろん上式は単純モデル化したものである。厳密にはS,M,Lとs,m,lの座標を結んだ線分がより現実的な袖回り寸法となる。この実例のように、各ボタンと穴の座標や間隔は適宜決められるのであるが、広範囲かつ微調節可能とするにはボタン間隔は穴間隔の2倍程度が好ましい。あるいは穴間隔をボタン間隔の2倍程度にするのが好ましい。第一穴から後続の穴を設置する方向は任意に配置でき、横傾斜や縦傾斜にすることで想定使用者の体形に沿う調節が可能となる。
またボタン間隔と穴間隔は、必ずしも等間隔である必要はない。等間隔はデザインがスッキリし、製造も単純化できる利点はある。けれど後続のボタンや穴になるほど、間隔を広げるほうが合理的である。端的表現をすれば、子供服の調節単位は小さく、大柄成人向けの服は調節単位も大きくなるのと同じ理屈である。
ここでのサイズ測定用語について、念のため説明する。肩幅や胴回りは、衣服採寸の為に身体の各部を計測メジャーで計る寸法である。「胴回り/4」とは胴回り寸法の1/4である。袖回りは、腕回りではない。想定使用者向けの長袖を作る場合の袖元袖回り寸法の意味とする。
また寸法について「余裕幅が無い寸法」が要求されると記載してきたが、多少の寸法範囲は許容される。図1を見ての通り、脇の下にボタンが位置するが、このボタンがほぼ脇に位置していれば着崩れない。脇は手の平の半分くらいの面積があるが、その範囲でボタンが上下前後の位置になっても支障無いわけである。また係合する2点座標が斜めの場合はバイアス変形可能となり、布地は伸縮する。厳密にはスライド変形する。ゆえにある程度の寸法許容度を有している。
本考案のボレロタオルは、複数の係止具と、複数の被係止具の内の1組だけを自由自在に係合させられるように配置した構成なので、ボレロタオルの袖回り寸法を微調節できる作用があり、素肌着用であっても着崩れない効果がある。
また上記構成には、ボレロタオルの袖回り寸法の調節範囲を広くする作用があり、当該のボレロタオル着用対象者の体格範囲を広くする効果がある。
ボレロタオル着用状態の図である。実施例1でも実施例2のボレロタオルでも同様になる。 実施例1のボレロタオル正面図である。右半分のボタンと穴は座標点のみ図示した。 実施例2のボレロタオル正面図である。右半分のボタンと穴は座標点のみ図示した。
本考案のボレロタオルは、タオルとして体の水気を拭き取るのにも支障ないように配慮している。実施例1では、ボタンを上辺沿いのみに位置させて、タオル拭きで出来るだけボタンが体に当たらないようにしている。さらにボタンが触れない配慮をしたのが実施例2である。
図2を参照として実施例1を説明する。一般的なサイズのバスタオル4を横向きにして、バスタオル上辺中央点から左右それぞれに、小柄女性肩幅の√2倍の半分の長さ座標にSボタンを縫い付ける。そしてボタン間隔7センチを空けて、Mボタン,Lボタンを縫い付ける。
ボタンの穴の座標については、縦座標はバスタオル上辺から下へ小柄女性袖回り分の座標であり、横座標は中心線から左右に小柄女性胴回りの1/4の座標である。そして穴同士の間隔は3センチとし、m穴,l穴を形成する。以上で実施例1のボレロタオル2は完成である。
このボレロタオル2の、具体的なサイズ調節の仕方を説明する。(課題を解決するための手段)の項でも述べたが各ボタンと穴を組合せる事で、ボレロタオル袖回りサイズを微調節できるようになる。微調節できれば、着用者の体格に丁度の寸法となり、素肌に着用して、腕の上下動や風に吹かれても着崩れない。また着用する対象者の範囲も拡がる。このボレロタオル2の対象者は、小柄女性から大柄男性までである。小柄女性の着衣での重ね着をする場合のボタンと穴の組合せがSmでなくMsとなる理由は、着衣とタオルの摩擦が大きい事と、着衣の袖がかさばってくる為である。
小柄女性の素肌着用 =Ss係合(Sボタン、s穴の係合)
小柄女性の着衣での重ね着=Ms係合(Mボタン、s穴の係合)
: (この途中の係合は省略)
大柄男性の素肌着用 =Ls係合(Lボタン、s穴の係合)
大柄男性の着衣での重ね着=Ll係合(Lボタン、l穴の係合)
図3を参照として実施例2を説明する。実施例2は係止具として両面ボタン5と穴を採用し、被係止具も穴とする構成である。バスタオル4を横向きにして、バスタオル上辺中央点から左右それぞれに、小柄男性肩幅の√2倍の半分の長さH座標に穴Aを縫い付ける。そして係止具側としての穴間隔は3センチ,4センチ,5センチと広げながら、穴B,穴C,穴Dを設ける。
被係止具側の穴の座標については、縦座標はバスタオル上辺から下へ小柄男性袖回り寸法Jの座標であり、横座標は中心線から左右に小柄男性胴回りの1/4寸法Kの座標であり、その座標に穴Eを設ける。そして穴同士の間隔は7センチ,8センチと広げながら、穴F,穴Gを形成し、図3の左端に図示している2個の両面ボタンを待機させておく為の待機穴をバスタオル左上隅に設けて、実施例2のボレロタオル2’とする。
ボレロタオル2’として着用する場合は、係止具側の穴と被係止具側の穴を重ね合わせ、その穴に両面ボタンを通せば係合できるのである。実施例2のボレロタオル2’は、実施例1よりサイズ調節範囲が広がるので、より大柄な男性も適用範囲にできる。
水拭きタオルとして使う時には、両面ボタンは待機穴に係合させておく。そうすればタオルで体を拭いてもボタンが体に強く当たる事は無くなる。タオルの片手持ちでも両手持ちする場合でも、タオル隅を体に押し当てるように持つ事は、まずない。ボタンが体に触れる確率は低く、仮に接触しても押し当りはしないので安全である。
つまり実施例2のボレロタオルには、タオルとして使用する時にはボタンを待機穴に待機させられるので、タオルへのボタン縫い付けによる弊害を解消させる効果がある。
本考案のボレロタオルは、生地タオルの大きさやボタン・穴の配置でさまざまに製作し得る。小サイズの子供用とか、大判サイズで外人向けやスモウ関取用とか、派手な色柄な縦長方形のファッション目的の衣裳などである。大柄マント状のボレロタオルは、旗フラッグの掲示や、サンドイッチマン的にキャンペーン広告の掲示をする構成も可能である。
本考案は、ストール、ケープ、ショール、マフラーに転用可能である。
・ 着用者 2、ボレロタオル 3、ボタン 4、バスタオル 5、両面ボタン
・ 待機穴 A、第1係止具穴 B、第2穴 C、第3穴 D、第4穴
E、第1被係止具穴 F、第2被係止具穴 G、第3被係止具穴
H、肩幅×√2 J、袖回り寸法 K、胴回り/4寸法

Claims (4)

  1. 長方形も正方形も含む方形タオルに、ボタンやホックなどの係止具を取付けてなる多用途タオルにおいて、
    方形タオル上辺中央に、最も小柄な想定使用者の肩幅の√2倍寸法を位置させた左右それぞれに第一係止具を取付け、この第一係止具から外側横方向へ適宜間隔を空けて第二係止具を取付け、
    第一被係止具を取付ける横座標はタオル中心線から小柄想定使用者の胴回り/4の座標であり、
    第一被係止具を取付ける縦座標はタオル上辺から下へ小柄想定使用者の袖回り分の座標であり、
    第二以降の被係止具の取付け方向は第一被係止具から外側斜め下方向へ適宜間隔を空けた位置であり、
    係止具同士の間隔と被係止具同士の間隔を異ならせること、を特徴とするボレロタオル。
  2. 請求項1記載のボレロタオルにおいて、係止具として両面ボタンと穴を用い、被係止具にも穴を用いる、ボレロタオル。
  3. 請求項1記載のボレロタオルにおいて、係止具同士の間隔と被係止具同士の間隔の差は1.5倍から3倍の範囲内であるボレロタオル。
  4. 請求項1記載の考案において、使用する布生地をタオルでなく、一般的なストール用生地を用いてなる、ボレロストール。
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