JP3211767U - 割り出し盤用伝動構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1のねじ部と第2ねじ部とが、軸受の互いに反対する面と同時に噛合うことにより、ねじ軸と主シャフトとの間にバックラッシュがなくなり、加工精度を増加可能な割り出し盤用伝動構造を提供する。【解決手段】動力源201と連結し、その軸方向に、第1のねじ部12と、第2のねじ部13とが設けられており、第1のねじ部の螺線が第2のねじ部の螺線からずれるねじ軸10と、割り出し回転盤202と連結し、複数の軸受41が間隔を置いて設けられており、各軸受は、第1のねじ部及び第2のねじ部とそれぞれ噛合い、第1のねじ部と軸受との噛合い方向は、第2のねじ部と軸受との噛合い方向の逆方向である主シャフト40と、を含む。【選択図】図2

Description

本考案は、割り出し盤に関し、特に、バックラッシュを有しない割り出し盤用伝動構造に関するものである。
割り出し盤は、自動機械に不可欠な部材である。例えば、精密加工、組付け及び生産などでは、割り出し盤により、割り出し及び位置決めを行って、工作テーブルの回転を精確に制御する。これにより、加工の必要の切削角度によって、工作テーブルを当該切削角度に回転して位置決めて、ワークを精密に加工可能である。
図1を参照する。図1は従来のウォームが主シャフトと噛合う状態を示す模式図である。従来の割り出し盤の伝動構造は、ねじ山2が設けられているウォーム1と、その周面に歯4が環設されているウォームホイール3と、を含む。動力源によりウォーム1が駆動されると、ウォーム1のねじ山2がウォームホイール3の歯4と噛合うため、ウォームホイール3の駆動により割り出し回転盤が回転されて、割り出し及び位置決めが行われる。
しかしながら、ウォーム1がウォームホイール3と噛合うときに隙間があるため、前進または後退するときに、ねじ山2は歯4の片面と噛合い、長期になると磨耗によるバックラッシュが形成される。これにより、割り出しに誤差が発生して、精度が降下し、全体の構造の剛性が低くなり、トルクが減少し、伝動が不精確になり、震えが発生しやすい。
バックラッシュによる誤差を減少するために、機械を頻繁に停止して校正をすることが必要であり、加工作業が面倒となる。
本考案の目的は、第1のねじ部の螺線と第2のねじ部の螺線とを互いにずれることにより、各軸受が第1のねじ部及び第2のねじ部とそれぞれ噛合うときに、第1のねじ部と各軸受との噛合い方向が、第2のねじ部と各軸受との噛合い方向の逆方向であるため、第1のねじ部と第2ねじ部とは、軸受の互いに反対する面と同時に噛合って、ねじ軸と主シャフトとの間の隙間が補償されて、ねじ軸と主シャフトとの間にバックラッシュがなくなり、加工精度を増加可能な割り出し盤用伝動構造を提供することにある。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、動力源と連結し、その軸方向に、第1のねじ部と、第2のねじ部とが設けられており、第1のねじ部の螺線は、第2のねじ部の螺線からずれるねじ軸と、割り出し回転盤と連結し、複数の軸受が間隔を置いて設けられており、各軸受は、第1のねじ部及び第2のねじ部とそれぞれ噛合い、第1のねじ部と軸受との噛合い方向は、第2のねじ部と軸受との噛合い方向の逆方向である主シャフトと、を含むことを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、ねじ軸はシャフトを有し、第1のねじ部はシャフトに固定されていることを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、第2のねじ部はシャフトから分離可能であることを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、第1のねじ部と第2のねじ部との間に弾性部材が設けられており、弾性部材は、シャフトの軸方向に沿うようにシャフトに嵌め設けられていることを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、弾性部材は、ディスク状を呈するバネであることを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、第1のねじ部と第2のねじ部とは、位置決め部材により、互いに連結することを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、位置決め部材は、ねじ軸の軸方向に沿うように設けられていることを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、位置決め部材は、一端が第2のねじ部にスライド可能に設けられており、他端と第1のねじ部との間に位置決めピンが設けられていることを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、各軸受の軸方向とねじ軸の軸方向とは、互いに垂直であることを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造は、第1のねじ部と第2のねじ部とは、外ネジであることを特徴とする。
本考案の割り出し盤用伝動構造によれば、第1のねじ部の螺線と第2のねじ部の螺線とを互いにずらすことにより、各軸受が第1のねじ部及び第2のねじ部とそれぞれ噛合うときに、第1のねじ部と各軸受との噛合い方向が、第2のねじ部と各軸受との噛合い方向の逆方向であるため、第1のねじ部と第2ねじ部とは、軸受の互いに反対する面と同時に噛合って、ねじ軸と主シャフトとの間の隙間が補償されて、ねじ軸と主シャフトとの間にバックラッシュがなくなり、加工精度を増加可能であるという効果を有する。
従来のウォームが主シャフトと噛合う状態を示す模式図である。 本考案の一実施の形態に係る割り出し盤用伝動構造を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る割り出し盤用伝動構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る割り出し盤用伝動構造の一部を示す断面図であって、ねじ軸が主シャフトと噛合うことを示す。 図4の一部を示す拡大断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。本考案の実施形態の図面における各部材の比例は、説明を容易に理解するために示され、実際の比例ではない。
図2から図5を参照する。本考案の一実施の形態に係る割り出し盤用伝動構造は、取付け台200に取り付けられている。取付け台200の一側に動力源201が組み付けられている。動力源201は、割り出し回転盤202を駆動するためのものである。本実施の形態では、動力源201がモータである。
本実施の形態に係る割り出し盤用伝動構造は、ねじ軸10と、主シャフト40と、を含む。
ねじ軸10は、取付け台200に設けられており、動力源と連結する。ねじ軸10は、シャフト11と、ねじ軸10の軸方向に沿うように設けられている、第1のねじ部12と、第2のねじ部13と、を有する。第1のねじ部12はシャフト11の一側に固定されている。第2のねじ部13は、シャフト11の他側から分離可能である。第1のねじ部12と第2のねじ部13とは、外ネジである。
第1のねじ部12と第2のねじ部13との間に弾性部材20が設けられている。弾性部材20は、シャフト11の軸方向に沿うようにシャフト11に嵌め設けられている。弾性部材20の弾力により、第1のねじ部12の螺線と第2のねじ部13の螺線とは、互いにずれる。本実施の形態では、弾性部材20が三つある。弾性部材20は、シャフト11に挿通され、ディスク状を呈するバネである。
第1のねじ部12と第2のねじ部13とは、位置決め部材30により、互いに連結する。位置決め部材30は、ねじ軸10の軸方向に沿うように設けられている。位置決め部材30は、一端が第2のねじ部13にスライド可能に設けられており、他端と第1のねじ部12との間に位置決めピン31が設けられている。第1のねじ部12をシャフト11と一緒に回転すると、第2のねじ部13が、回転され、ねじ軸10の軸方向に沿って変位可能である。
第1のねじ部12の周面には、ねじ軸10の軸方向に沿う第1の収容溝121が設けられている。第2のねじ部13の周面には、ねじ軸10の軸方向に沿う第2の収容溝131が設けられている。位置決め部材30は、第2の収容溝131をスライド可能である。位置決め部材30に穿孔32が設けられている。第1の収容溝121に位置決め穴122が設けられている。
位置決めピン31は、ねじ軸10の半径方向に沿って、穿孔32と位置決め穴122とを挿通する。これにより、第1のねじ部12をシャフト11と一緒に回転すると、第2のねじ部13が、回転され、ねじ軸10の軸方向に沿って変位可能である。動力源201の駆動によりねじ軸10が回転されると、第1のねじ部12と第2のねじ部13とが同時に回転され、位置決め部材30が第2の収容溝131をスライド可能である。
主シャフト40は割り出し回転盤202と連結する。主シャフト40に複数の軸受41が間隔を置いて設けられている。各軸受41の軸方向とねじ軸10の軸方向とは、互いに垂直である。なお、各軸受41の軸方向と割り出し回転盤202の軸方向とは、同じである。このため、加工の過程中に、同じ軸方向で加工可能であり、方向を変換する必要がない。これにより、加工のプロセス及び工数を減少可能であり、ひいては生産コストを減少可能である。
図4及び図5を参照する。動力源201の駆動によりねじ軸10が回転されると、弾性部材20の弾力により、第1のねじ部12の螺線と第2のねじ部13の螺線とは互いにずれ、第1のねじ部12が軸受41の右面と噛合い、第2のねじ部13が軸受41の左面と噛合い、ひいては割り出し回転盤202が駆動されて回転する。
なお、ねじ軸10が主シャフト40と噛合うときに、第2のねじ部13は、各軸受41に制限されてシャフト11に位置し、シャフト11から離脱することができない。これにより、第1のねじ部12と第2ねじ部13とは、軸受41の互いに反対する面と同時に噛合って、ねじ軸10と主シャフト40との間の隙間が補償されて、ねじ軸10と主シャフト40との間にバックラッシュがなくなり、磨耗による誤差を減少可能であり、加工精度を増加可能である。
一方、ねじ軸10が主シャフト40と噛合うときに、第1のねじ部12と第2ねじ部13との対向面が軸受41の周面に接触せず、第1のねじ部12及び第2ねじ部13と軸受41との間に隙間がある。位置決め部材30の一端は、第2の収容溝131をスライド可能なため、ねじ軸10が前進し、又は後退するとき、第2ねじ部13は軸受41同士の間の距離内に変位自在である。これにより、ねじ軸10と主シャフト40との磨耗による損傷を減少可能であり、寿命を延伸可能である。
このように、本考案の特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の要旨および実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
1 ウォーム
2 ねじ山
3 ウォームホイール
4 歯
10 ねじ軸
11 シャフト
12 第1のねじ部
13 第2のねじ部
20 弾性部材
30 位置決め部材
31 位置決めピン
32 穿孔
40 主シャフト
41 軸受
121 第1の収容溝
122 位置決め穴
131 第2の収容溝
200 取付け台
201 動力源
202 割り出し回転盤

Claims (10)

  1. 動力源と連結し、その軸方向に、第1のねじ部と、第2のねじ部とが設けられており、前記第1のねじ部の螺線は、前記第2のねじ部の螺線からずれるねじ軸と、
    割り出し回転盤と連結し、複数の軸受が間隔を置いて設けられており、前記各軸受は、前記第1のねじ部及び前記第2のねじ部とそれぞれ噛合い、前記第1のねじ部と前記軸受との噛合い方向は、前記第2のねじ部と前記軸受との噛合い方向の逆方向である主シャフトと、を含むことを特徴とする、
    割り出し盤用伝動構造。
  2. 前記ねじ軸はシャフトを有し、前記第1のねじ部は前記シャフトに固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の割り出し盤用伝動構造。
  3. 前記第2のねじ部は前記シャフトから分離可能であることを特徴とする、請求項2に記載の割り出し盤用伝動構造。
  4. 前記第1のねじ部と前記第2のねじ部との間に弾性部材が設けられており、前記弾性部材は、前記シャフトの軸方向に沿うように前記シャフトに嵌め設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の割り出し盤用伝動構造。
  5. 前記弾性部材は、ディスク状を呈するバネであることを特徴とする、請求項4に記載の割り出し盤用伝動構造。
  6. 前記第1のねじ部と前記第2のねじ部とは、位置決め部材により、互いに連結することを特徴とする、請求項1から3に記載の割り出し盤用伝動構造。
  7. 前記位置決め部材は、前記ねじ軸の軸方向に沿うように設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の割り出し盤用伝動構造。
  8. 前記位置決め部材は、一端が前記第2のねじ部にスライド可能に設けられており、他端と前記第1のねじ部との間に位置決めピンが設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の割り出し盤用伝動構造。
  9. 前記各軸受の軸方向と前記ねじ軸の軸方向とは、互いに垂直であることを特徴とする、請求項1に記載の割り出し盤用伝動構造。
  10. 前記第1のねじ部と前記第2のねじ部とは、外ネジであることを特徴とする、請求項1に記載の割り出し盤用伝動構造。
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