JP3211454U - クラフト用具 - Google Patents

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純子 五十嵐
純子 五十嵐
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五十嵐 辰夫
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Abstract

【課題】構造が簡単で、コストも安く、綺麗なペーパークラフトを作成できるクラフト用具であって、特に、和紙によって花を創る用具として好適なものを提供する。【解決手段】持ち手となる柄11と、柄に取り付けられた針とを有し、針は、柄に取り付けられた基部121と、基部の先端となる先端部122を有しており、先端部122は、尖って所定の方向に反り返って形成されている。先端部が花弁の根本に係合して立体的に加工しやすくなり、全体として丸みを帯びたフワッとした生の花のような感じを出すことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、紙を使ったクラフト製作を行うための用具であって、特に和紙を使った花などの製作に好適なものに関する。
和紙などの紙を使って様々な物をつくるペーパークラフトが行われている。このペーパークラフトでは、紙を重ね合わせたり、折ったりなどして花や動物などを創ることが行われている。その際、紙を折り重ねた状態で、その形を整えたりするための用具として様々なものが提案されえている。
特許文献1には、奥まった位置にあって摺動部に直交する精密機械の部品を挟持したり、外科手術の際奥深く曲がった位置にある組織を挟持したり、工作等でボンドの接着の際、ピンセットと直交する箇所の作業が困難な場合にも、問題なく作業出来るスライド式ピンセットが開示されている。
実用新案登録3200884号公報
しかし、従来の用具では、構造が複雑となり、コストも高くなってしまうという問題があった。また、特許文献1記載のものは、奥深く曲がった位置にあるところを作業にはよいが、奥深くの曲がっていない箇所(まっすぐ奥の部分)などの作業などには適していなかった。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであって、構造が簡単で、コストも安く、綺麗なペーパークラフトを作成できるクラフト用具であって、特に、和紙によって花を創る用具として好適なものを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の一観点にかかるクラフト用具は、持ち手となる柄と、この柄に取り付けられた針とを有し、上記針は、上記柄に取る付けられた基部と、上記基部の先端となる先端部を有しており、上記先端部は、尖って所定の方向に反り返って形成されている、ことを特徴とする。
上記基部は、円柱状に形成されており、この基部にクラフトが巻き付けることで、成形できるように構成されていてもよい。
本考案よれば、構造が簡単で、コストも安く、綺麗なペーパークラフトを作成できるクラフト用具を提供できる。特に、和紙を使って花などを創るために好適な用具を提供することができる。
本実施形態にかかるクラフト用具を使用している状態を示した斜視図。 本実施形態にかかるクラフト用具を示した要部側面図。 本実施形態にかかるクラフト用具を使用している別の状態を示した斜視図。
本考案かかる実施形態について図面を参照して説明する、
図1〜図3に本実施形態にかかるクラフト用具の例を示す。
クラフト用具1は、図2に示すように、柄11とこの柄11から延びだすように取り付けられた針12を有している。
柄11は、木又はプラスチックなどにより構成され、円柱形状をした持ち手となっている。
針12は、絵11から延びだした基部となる円柱部121と、円柱部といい体に形成された、その先端の先端部122を有している。
円柱部121は円柱状に形成されている。なお、基部となる円柱部121は、円柱状だけでなく断面多角形、楕円形などに形成してもよい。また中空状でもよい。
また、先端部122は、円柱部121より径が細い尖った形状をしている。そして、この先端部122の尖った先の部分は一方向に反った形状となっている。
なお、この針12は鉄、アルミ、ステンレスなど適宜の金属で構成することができる。
次にこのクラフト用具1の使い方について、和紙により花を創る場合を例に図面を参照して説明する。
図1において、和紙を折り曲げて花弁の形にする。なお、この和紙はあらかじめ花弁のような形に成形しておく。
そして和紙を立てることにより花弁を作り、複数枚重ねることで、図1に示すような花冠のような形を形成する。
この状態では、単に和紙で作った花弁を立てただけで、全体としてはぶれた花冠のような見栄えになってしまう。
そのため、図1に示すように、針12をその花弁の根本部分に差し込んで、尖った先端部122によって花弁の根元から起こすようにする。この際、先端部122は単に遅くとがっているだけでなく、反り返った形状をしていることから、その先端部122が花弁の根元に係合しやすくなる。これにより、花弁が根元から立体的になり、全体として丸みを帯びたフワッとした生の花のような感じを出すことができる。
さらに、図3に示すように花弁1枚1枚の上端部を針2の円柱部121に巻きつける。
これにより、花弁が外に向かって大きく大輪を描いて咲くような感じを出すことができる。
このように、本実施形態にかかるクラフト用具1によれば、簡単な構造で、制作物に立体感を与えてることができる。特に、和紙で花作る場合には、花全体を立体的に見せることができる。
なお、本実施例では、和紙による花を例にして説明したが、本考案はこれに限るものではなく、クラフト用具として花以外の製作にも使うことができる。
また、材料は和紙だけでなく、洋紙などでもよい。
1 クラフト用具
11 柄
12 針
121 円柱部
122 先端部

Claims (2)

  1. 持ち手となる柄と、この柄に取り付けられた針とを有し、
    上記針は、上記柄に取る付けられた基部と、
    上記基部の先端となる先端部を有しており、
    上記先端部は、尖って所定の方向に反り返って形成されている、
    ことを特徴とするクラフト用具。
  2. 上記基部は、円柱状に形成されており、
    この基部にクラフトが巻き付けることで、成形できるように構成されている、
    請求項1記載のクラフト用具。


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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181826U (ja) * 1983-05-23 1984-12-04 松村工芸株式会社 造花作成用コテ先
JP2012062592A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Kaori Higashi プリザーブドフラワー、プリザーブドフラワーの開花調整方法、及び開花調整されたプリザーブドフラワーの製造方法、並びにそれらの方法に用いられるへら、接着剤及び接着剤用容器

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