JP3215912U - 花器セット - Google Patents

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【課題】専門家でなくても花型を簡易に形成できる花器セットを提供する。【解決手段】花器セット10は、弓状に形成された本体部20、及び本体部20の横方向に対して垂直な中心線を基準とした片側に、本体部20の横方向に沿って形成される複数の孔22A〜Cを有する花器12A〜Cを複数備える。そして、複数の花器12A〜Cは本体部20の大きさが各々異なる。これにより、花器セット10の使用者は、組み合わせて配置した複数の花器12A〜Cの孔22A〜Cの各々に生花を挿すのみで、花型を簡易に形成することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、花器セットに関するものである。
生花(せいか)や造花等の草花を花器に挿して作品(以下「花型」又は「花形」という。)とし、それを鑑賞することが長年広く行われている。この花型は、例えば、華道の流派毎に特徴があり、花型の習得には経験を要する。
ここで、特許文献1には、専門家でなくても花型(花形)を簡易に形成する造花セットが開示されている。この造花セットは、造花側に表示された花形分類記号と造花挿し分け台側に表示された花形分類記号とを一致させるだけで完成された花形が専門家でなくても構成できると同時に、造花の上に切断点又は継手を配置して一つ以上の花形が構成できる所定の花形により組み立てられるものである。
実開平3−30221号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている造花セットの造花挿し分け台は、中空な半球体状の球面部と底面部とで形成された閉構造となっており、花留めを配置することがでず、花形分類記号が表示された造花を造花挿し分け台に挿すものである。すなわち、造花セットの造花挿し分け台は、造花を挿すことのみを前提としており、生花を挿すことは想定されていない。このため、生花であっても、簡易に花型を形成できる花器が求められている。
本考案は、専門家でなくても花型を簡易に形成できる、花器セットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の花器セットは以下の手段を採用する。
本考案の態様に係る花器セットは、弓状に形成された本体部と、前記本体部の横方向に対して垂直な中心線を基準とした片側に、前記本体部の横方向に沿って形成される複数の孔と、を有する花器を複数備え、複数の前記花器は前記本体部の大きさが各々異なる。
上記花器セットは、3つの前記花器を備え、3つの前記花器の前記本体部の大きさが10:7:5であってもよい。
上記花器セットは、複数の前記孔が水平面に対して75度の位置で前記本体部に形成される第1孔、水平面に対して45度の位置で本体部に形成される第2孔、及び水平面に対して15度の位置で本体部に形成される第3孔であってもよい。
上記花器セットは、前記本体部の側面及び底面の少なくとも一方に切り欠きが形成されてもよい。
上記花器セットは、前記弓状の前記本体部が半円形状又は多角形状であってもよい。
本考案によれば、専門家でなくても花型を簡易に形成できる、という効果を有する。
本考案の実施形態に係る花器セットの外観を示した斜視図である。 本考案の実施形態に係る花器セットを用いて生花を活けた例を示す図である。 本考案の実施形態に係る花器の側面図である。 本考案の実施形態に係る花器セットの他の使用例を示す図である。 本考案の他の実施形態に係る花器セットの外観を示した斜視図である。
以下に、本考案に係る花器の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔1.花器セットの構成〕
図1は、本実施形態に係る花器セット10の外観を示した斜視図である。本実施形態に係る花器セット10は、本体部20の大きさが各々異なる複数の花器12を備える。
本実施形態に係る花器セット10は、一例として、大、中、小の3つの花器12A,12B,12Cを備え、花器12A,12B,12Cの本体部20の大きさ(半径)は、10:7:5の相似形である。この花器12の比率は、華道の各流派において活ける複数本(例えば3本)の生花の茎の長さ(生花の大きさ)の比率に準じている。
使用者は、花器セット10を用いて生花を活ける場合に図2に示されるように、大きな花器12の下側に小さい花器12を配置し、さらにその下に花留め14を配置する。花留め14は、例えば水及び剣山を入れることができる器である。そして、使用者は、花器12の孔22に生花の茎を挿入し、茎の先端を花留め14に固定する。これにより、花器セット10の使用者は、組み合わせて配置した複数の花器12の孔22の各々に生花を挿すのみで、花型を簡易に形成することができる。
なお、生花を活ける場合、必ずしも花器12A,12B,12Cの全てを組み合わせて使用する必要はなく、何れか2つ又は1つのみを組み合わせて使用してもよい。また、花器セット10及び花留め14をトレイ16上に配置することで、生花を活けた状態で花器セット10を移動させることができる。
〔2.花器の構成〕
次に、花器12の側面図である図3も参照して、花器12の構成について説明する。
花器12の本体部20は、弓状に形成されている。なお、ここでいう弓状とは、中央部が上方向に凸な形状、換言するとアーチ状である。
本体部20を弓状とすることにより、大きな花器12の下に小さな花器12及び花留め14を配置することができる。なお、本実施形態に係る本体部20は、半円状(円弧状)であるが、例えば円の形状は新円に限らず、楕円でもよいし、円弧状であれば半円でなくてもよい。
なお、本体部20の幅wは、孔22に生花を挿入した状態で安定して本体部20が底面21を下にして直立できる長さであれば限定されない。なお、本実施形態に係る花器12A,12B,12Cの本体部20の幅wは各々同じであるが、これに限らず、本体部20が直立できる大きさであれば、各々の幅wが異なってもよい。また、本体部20の材質は限定されず、例えば、金属、ガラス、アクリル樹脂、又は段ボール等である。また、本体部20の角部は、面取り又はR面取りが適宜行われるが、必ずしもこれらが行われる必要はない。また、本体部20の表面に模様が施されてもよいし、本体部20の色も限定されるものではない。
さらに、花器12は、本体部20の横方向xに対して垂直(縦方向y)な中心線CLを基準とした片側に、本体部20の横方向xに沿って複数の孔22が形成される。なお、本実施形態に係る本体部20における横方向xは、本体部20の長軸方向であり、より具体的には、円の周方向Sである。また、中心線CLは、換言すると、花器12を直立させた場合に、水平面HPに垂直であって、本体部20の頂部へ至る直線である。
本実施形態に係る花器12は、3つの孔22が形成されている。より具体的には、水平面HPに対して75度の位置で本体部に形成される孔22A、水平面HPに対して45度の位置で本体部20に形成される孔22B、及び水平面HPに対して15度の位置で本体部に形成される孔22Cである。なお、各角度は、水平面HPと孔22の下端とのなす角度である。
花器12A,12B,12Cにおける各孔22の大きさは同じであるものの、75度、45度、15度で孔22A,22B,22Cが形成されるため、花器12のサイズが小さくなるほど孔22A,22B,22Cの間隔が狭くなる。
これら各角度75度、45度、15度は、華道の各流派において生花を傾けるべき角度を平均化したものであり、数度のずれがあってもよい。また、各孔22A,22B,22Cは、四角形状であるが、これは一例であり、標準的な生花の茎を挿入できる大きさであれば、三角形状等の他の多角形状や円形状であってもよい。
また、本実施形態に係る本体部20は、側面23及び底面21に切り欠き24が形成される。本実施形態に係る本体部20は、一例として、孔22Aと孔22Bとの略中間における側面23、及び孔22が形成された周方向Sとは逆側の底面21に一つずつ切り欠き24が形成される。
切り欠き24は、本体部20を倒したり、上下逆向きにして使用する際に、生花の茎を保持するものである。なお、本実施形態に係る切り欠き24の形成個所は一例であり、側面23及び底面21に複数個所形成されてもよいし、側面23及び底面21の何れか一方にのみ形成されてもよい。また、本実施形態に係る切り欠き24の形状は半円形であるが、切り欠き24の形状はこれに限らず、切り欠き24が生花の茎を保持することができる大きさであれば、三角形状等の他の多角形状であってもよい。
〔3.花器セットの使用例〕
花器セット10は、図2を参照して上述したように、大きな花器12の下側に小さい花器12を配置し、孔22に生花の茎を挿入することで、生花が活けられるものである。ここで、上述したように、花器12A,12B,12Cの大きさは、10:7:5となっている。また、孔22A,22B,22Cは、その下端が各々75度、45度、15度となっている。
このため、花器セット10の使用者は、花器12A,12B,12Cの大きさの比率に沿って、3本の生花の茎の長さを揃え、孔22A,22B,22Cに生花の茎を挿入し、その茎の先端を花留め14に固定するだけで、経験の浅い者でも自ずと華道の作法に準じた活け方が可能となる。
また、花器12に活けられた生花は、適宜切り戻しが行われて茎が短くなるため、それまでよりもサイズの小さな花器12を用いて活けなおすことで、従来に比べて生花をより長い期間活け続けることができる。
さらに、図4の例に示されるように、花器12を直立させて使用するのみならず、横倒し又は上下逆にして用いてもよい。
図4(A)は、花器12を横倒しにし、花器12Aの側面23に形成された切り欠き24、及び花器12Bに形成された孔22を用いて生花を保持させた例である。また、図4(B)は、花器12Aを上下逆向きにし、花器12Aの底面に形成された切り欠き24を用いて生花を保持させた例である。なお、図4(B)の例では、逆向きにした花器12Aを安定させ、かつ美観を高めるために、花器12Bを生花の配置位置とは逆の位置で花器12Aと重ね合わせている。
以上説明したように、本実施形態に係る花器セット10は、弓状に形成された本体部20、及び本体部20の横方向xに対して垂直な中心線CLを基準とした片側に、本体部20の横方向xに沿って形成された複数の孔22を有する花器12を複数備える。そして、複数の花器12は本体部20の大きさが各々異なる。これにより、花器セット10の使用者は、組み合わせて配置した複数の花器12の孔22の各々に生花を挿すのみで、花型を簡易に形成することができる。
〔4.他の実施形態〕
以上、本考案を、上記実施形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。考案の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、花器12の本体部20の片側に3つの孔22A,22B,22Cが形成される形態について説明したが、本考案はこの形態に限られず、例えば、本体部20の片側に2つ又は4つ以上の孔22が形成されてもよい。
また、上記実施形態では、各花器12A,12B,12Cの本体部20は、その幅wが一定であるが、本考案はこの形態に限られず、本体部20が直立できるのであれば、例えば、底面21の幅wが頂部(中央部分)の幅wよりも長い末広がりの形状でもよいし、底面21の幅wが頂部(中央部分)の幅wよりも短くてもよい。
また、上記実施形態では、花器12の本体部20を半円形状とする形態について説明したが、本考案はこの形態に限られず、例えば、図5に示されるように本体部20を、例えば角を一つ以上有する多角形状としてもよい。花器12の本体部20を多角形状とすることで、花器12の使用者は、活ける生花に応じて花器12を選択できる。
図5(A)は、花器12の本体部20を、一つの角を有する三角形状とした例である。図5(A)では、一例として、花器12Aの本体部20に3つの孔22が形成され、花器12Bの本体部20に2つの孔22が形成され、花器12Cの本体部20に1つの孔22が形成される。
また、図5(B)は、花器12の本体部20を、二つの角を有する四角形状とした例である。図5(B)では、一例として、花器12A,12B,12Cの本体部20に各々2つの孔22が形成される。なお、図5(B)の例では、本体部20の上面30の片側(左側)にのみ孔22が形成されるが、これに限らず、本体部20の側面32の片側(左側)にも孔22が形成されてもよい。
また、図5(A),(B)に示される花器12の本体部20に切り欠き24が形成されていないが、これに限らず、本体部20に切り欠き24が形成されてもよい。
10 花器セット
12A 花器
12B 花器
12C 花器
20 本体部
22A 孔(第1孔)
22B 孔(第2孔)
22C 孔(第3孔)
24 切り欠き

Claims (5)

  1. 弓状に形成された本体部と、
    前記本体部の横方向に対して垂直な中心線を基準とした片側に、前記本体部の横方向に沿って形成される複数の孔と、
    を有する花器を複数備え、
    複数の前記花器は前記本体部の大きさが各々異なる花器セット。
  2. 3つの前記花器を備え、
    3つの前記花器の前記本体部の大きさは、10:7:5である請求項1記載の花器セット。
  3. 複数の前記孔は、水平面に対して75度の位置で前記本体部に形成される第1孔、水平面に対して45度の位置で本体部に形成される第2孔、及び水平面に対して15度の位置で本体部に形成される第3孔である請求項1又は請求項2記載の花器セット。
  4. 前記本体部は、側面及び底面の少なくとも一方に切り欠きが形成される請求項1又は請求項3記載の花器セット。
  5. 前記弓状は、半円形状又は多角形状である請求項1から請求項4の何れか1項記載の花器。

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